JP2000357403A - Ｌｅｄ照明装置 - Google Patents
Ｌｅｄ照明装置Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 必要な光量で必要な照明領域を照明可能なＬ
ＥＤを光源とする照明装置を簡単に構成できるようにす
ること。 【解決手段】 ＬＥＤ照明装置４の照明ユニット１０
は、６個のＬＥＤブロック２０を六角形状に連結するこ
とにより構成される。各ＬＥＤブロック２０はその光放
射面２１の向きを変更可能な状態で取り付け金具４０に
よって支持され、この取り付け金具４０は連結金具５０
によって、連結方向を変更可能な状態で連結されてい
る。連結された各ＬＥＤブロック２０への給電配線は、
それぞれの配線２２、２３を隣接しているブロック毎に
接続することにより形成される。簡単な連結作業によ
り、任意の光量で任意の照明領域を照明するのに適した
照明装置を構成できる。
ＥＤを光源とする照明装置を簡単に構成できるようにす
ること。 【解決手段】 ＬＥＤ照明装置４の照明ユニット１０
は、６個のＬＥＤブロック２０を六角形状に連結するこ
とにより構成される。各ＬＥＤブロック２０はその光放
射面２１の向きを変更可能な状態で取り付け金具４０に
よって支持され、この取り付け金具４０は連結金具５０
によって、連結方向を変更可能な状態で連結されてい
る。連結された各ＬＥＤブロック２０への給電配線は、
それぞれの配線２２、２３を隣接しているブロック毎に
接続することにより形成される。簡単な連結作業によ
り、任意の光量で任意の照明領域を照明するのに適した
照明装置を構成できる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、ＩＣパッケージ検
査装置等の照明として使用されるＬＥＤを光源とする照
明装置に関するものである。
査装置等の照明として使用されるＬＥＤを光源とする照
明装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】各種の検査装置の照明装置としては、複
数個の発光ダイオード（ＬＥＤ）を備えた照明装置が利
用されている。かかる照明装置は、必要な光量を確保す
るために必要な個数のＬＥＤを、照明領域に対応した形
状に配列した構成とされる。
数個の発光ダイオード（ＬＥＤ）を備えた照明装置が利
用されている。かかる照明装置は、必要な光量を確保す
るために必要な個数のＬＥＤを、照明領域に対応した形
状に配列した構成とされる。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この構
成の照明装置では、照明対象に応じて、配列するＬＥＤ
の個数、配列形状を変更する必要があるという不便さが
ある。
成の照明装置では、照明対象に応じて、配列するＬＥＤ
の個数、配列形状を変更する必要があるという不便さが
ある。
【０００４】本発明の課題は、この点に鑑みて、必要な
光量で必要とされる照明領域を照明するのに適した照明
装置をＬＥＤを用いて簡単に構成できるようにすること
にある。
光量で必要とされる照明領域を照明するのに適した照明
装置をＬＥＤを用いて簡単に構成できるようにすること
にある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明では、ＬＥＤを搭載したＬＥＤブロックを
必要個数分だけ連結することにより、必要な光量で、必
要とされる照明領域を照明可能な照明装置を構成できる
ようにしている。
めに、本発明では、ＬＥＤを搭載したＬＥＤブロックを
必要個数分だけ連結することにより、必要な光量で、必
要とされる照明領域を照明可能な照明装置を構成できる
ようにしている。
【０００６】すなわち、本発明のＬＥＤ照明装置は、少
なくとも一個の発光ダイオードが搭載されたＬＥＤブロ
ックと、このＬＥＤブロックを取り付けるための取り付
け具と、この取り付け具を連結するための連結具とを有
している。
なくとも一個の発光ダイオードが搭載されたＬＥＤブロ
ックと、このＬＥＤブロックを取り付けるための取り付
け具と、この取り付け具を連結するための連結具とを有
している。
【０００７】また、前記取り付け具は、前記ＬＥＤブロ
ックの光放射面の向きを変更可能な状態で前記ＬＥＤブ
ロックを支持している。
ックの光放射面の向きを変更可能な状態で前記ＬＥＤブ
ロックを支持している。
【０００８】さらに、前記連結具は、少なくとも２個の
前記取り付け具を連結可能であり、各取り付け具の連結
位置および連結方向の少なくとも一方を変更可能となっ
ている。
前記取り付け具を連結可能であり、各取り付け具の連結
位置および連結方向の少なくとも一方を変更可能となっ
ている。
【０００９】ここで、前記ＬＥＤブロックは、搭載され
ている発光ダイオードに給電するための一対の引き出し
配線を備え、一方の引き出し配線の先端には雄側コネク
タが取り付けられ、他方の引き出し配線の先端には雌側
コネクタが取り付けれており、これらの雄側および雌側
コネクタは相互に連結可能となっていることが望まし
い。
ている発光ダイオードに給電するための一対の引き出し
配線を備え、一方の引き出し配線の先端には雄側コネク
タが取り付けられ、他方の引き出し配線の先端には雌側
コネクタが取り付けれており、これらの雄側および雌側
コネクタは相互に連結可能となっていることが望まし
い。
【００１０】また、前記ＬＥＤブロックを、上面が前記
光照射面とされた箱型形状のものとすることができ、こ
の場合には、前記取り付け具は、裏面に固定ねじを取り
付け可能なベースと、このベースの表面から起立してい
る一対の支持腕とを備え、前記ＬＥＤブロックの両端面
を各支持腕によって予め定めた回転中心軸線を中心とし
て回転可能な状態で支持した構成とし、前記連結具は、
前記固定ねじがスライド可能な少なくとも一対のスライ
ド溝を備えた構成とすることができる。
光照射面とされた箱型形状のものとすることができ、こ
の場合には、前記取り付け具は、裏面に固定ねじを取り
付け可能なベースと、このベースの表面から起立してい
る一対の支持腕とを備え、前記ＬＥＤブロックの両端面
を各支持腕によって予め定めた回転中心軸線を中心とし
て回転可能な状態で支持した構成とし、前記連結具は、
前記固定ねじがスライド可能な少なくとも一対のスライ
ド溝を備えた構成とすることができる。
【００１１】このように構成した本発明のＬＥＤ照明装
置では、連結具を用いて必要個数のＬＥＤブロックを連
結することにより、必要とされる発光強度を備えた照明
装置を構成できる。また、各ＬＥＤブロックはその光放
射面の向きを変更可能な状態で取り付け具に取り付けら
れており、各取り付け具は連結位置を変更可能な状態で
連結具に取り付けられているので、連結された複数個の
ＬＥＤブロックを用いて所望の照明領域を照明可能な照
明装置を構成できる。
置では、連結具を用いて必要個数のＬＥＤブロックを連
結することにより、必要とされる発光強度を備えた照明
装置を構成できる。また、各ＬＥＤブロックはその光放
射面の向きを変更可能な状態で取り付け具に取り付けら
れており、各取り付け具は連結位置を変更可能な状態で
連結具に取り付けられているので、連結された複数個の
ＬＥＤブロックを用いて所望の照明領域を照明可能な照
明装置を構成できる。
【００１２】さらには、各ＬＥＤブロックには、給電用
の一対の引き出し配線が取り付けられ、それらの先端に
はコネクタが取り付けられているので、連結されている
隣接ＬＥＤブロック間において引き出し配線を相互に接
続すれば、各ＬＥＤへの給電用配線が形成される。
の一対の引き出し配線が取り付けられ、それらの先端に
はコネクタが取り付けられているので、連結されている
隣接ＬＥＤブロック間において引き出し配線を相互に接
続すれば、各ＬＥＤへの給電用配線が形成される。
【００１３】ここで、同一形状の照明装置の再現性を高
めるためには、上記の構成に加えて、前記取り付け具
に、前記ＬＥＤブロックの前記光照射面の複数の傾き位
置を表す目盛りを形成しておくことが望ましい。同様
に、前記連結具にも、前記取り付け具の複数の取り付け
位置を表す目盛りを形成しておくことが望ましい。
めるためには、上記の構成に加えて、前記取り付け具
に、前記ＬＥＤブロックの前記光照射面の複数の傾き位
置を表す目盛りを形成しておくことが望ましい。同様
に、前記連結具にも、前記取り付け具の複数の取り付け
位置を表す目盛りを形成しておくことが望ましい。
【００１４】さらには、所定の形状となるように連結し
たＬＥＤブロックを所定の高さ位置に保持するために
は、前記連結具に、当該連結具を支持するための支持脚
を取り付けるための取り付け部分を形成しておき、所定
の寸法の支持脚を取り付け可能としておけばよい。
たＬＥＤブロックを所定の高さ位置に保持するために
は、前記連結具に、当該連結具を支持するための支持脚
を取り付けるための取り付け部分を形成しておき、所定
の寸法の支持脚を取り付け可能としておけばよい。
【００１５】
【発明の実施の形態】以下に、図面を参照して本発明を
適用したＬＥＤ照明装置の一実施例を説明する。
適用したＬＥＤ照明装置の一実施例を説明する。
【００１６】図１は、本例のＬＥＤ照明装置が照明光源
として使用されているＩＣパッケージ検査装置の例を示
す説明図である。このＩＣパッケージ検査装置１は、検
査対象のＩＣパッケージ２を載せるためのワークテーブ
ル３と、ワークテーブル３に載せたＩＣパッケージ２を
照明するためのＬＥＤ照明装置４と、ワークテーブル３
の上方において支柱５によって支持されている検査用Ｃ
ＣＤカメラ６と、このＣＣＤカメラ６により得られた画
像情報を受け取り、画面表示あるいは画像解析等を行う
ための制御ユニット（図示せず）とを有している。
として使用されているＩＣパッケージ検査装置の例を示
す説明図である。このＩＣパッケージ検査装置１は、検
査対象のＩＣパッケージ２を載せるためのワークテーブ
ル３と、ワークテーブル３に載せたＩＣパッケージ２を
照明するためのＬＥＤ照明装置４と、ワークテーブル３
の上方において支柱５によって支持されている検査用Ｃ
ＣＤカメラ６と、このＣＣＤカメラ６により得られた画
像情報を受け取り、画面表示あるいは画像解析等を行う
ための制御ユニット（図示せず）とを有している。
【００１７】ＬＥＤ照明装置４は、六角形の環状に形成
されている照明ユニット１０と、この照明ユニット１０
をワークテーブル３から所定の高さ位置の所に保持して
いる３本の支持脚１２、１３、１４と、照明ユニット１
０に給電するための電源装置（図示せず）とから構成さ
れている。ＬＥＤ照明装置４以外の構成は一般的に使用
されている検査装置と同一構成であるので、本明細書に
おいてはこれらの部分の説明は省略する。
されている照明ユニット１０と、この照明ユニット１０
をワークテーブル３から所定の高さ位置の所に保持して
いる３本の支持脚１２、１３、１４と、照明ユニット１
０に給電するための電源装置（図示せず）とから構成さ
れている。ＬＥＤ照明装置４以外の構成は一般的に使用
されている検査装置と同一構成であるので、本明細書に
おいてはこれらの部分の説明は省略する。
【００１８】図２は、上記のＬＥＤ照明装置４の照明ユ
ニット１０を光放射面側から見た斜視図である。この図
に示すように、照明ユニット１０は、同一構造の６個の
ＬＥＤブロック２０を六角形となるように環状に連結し
た構成となっている。各ＬＥＤブロック２０は複数個、
本例では、２列配置の合計１２個のＬＥＤ３１が搭載さ
れている。また、各ＬＥＤブロック２０は取り付け金具
４０によってその光放射面２１の向きを変更可能な状態
で支持されている。さらに、各ＬＥＤブロック２０の取
り付け金具４０は、６枚の連結金具５０によって相互に
連結されている。本例では、連結金具５０に対する各取
り付け金具４０の連結位置および連結方向も変更可能と
なっている。
ニット１０を光放射面側から見た斜視図である。この図
に示すように、照明ユニット１０は、同一構造の６個の
ＬＥＤブロック２０を六角形となるように環状に連結し
た構成となっている。各ＬＥＤブロック２０は複数個、
本例では、２列配置の合計１２個のＬＥＤ３１が搭載さ
れている。また、各ＬＥＤブロック２０は取り付け金具
４０によってその光放射面２１の向きを変更可能な状態
で支持されている。さらに、各ＬＥＤブロック２０の取
り付け金具４０は、６枚の連結金具５０によって相互に
連結されている。本例では、連結金具５０に対する各取
り付け金具４０の連結位置および連結方向も変更可能と
なっている。
【００１９】これに加えて、各ＬＥＤブロック２０に
は、それぞれ一対の給電用の引き出し配線２２、２３が
配置されており、一方の配線２２の先端には雄側コネク
タ２２ａが取り付けられ、他方の配線２３には雌側コネ
クタ２３ａが取り付けられ、これらは相互に連結可能と
なっている。本例では、図に示すように、隣接している
ＬＥＤブロック２０の間で配線２２、２３が相互に連結
されており、図において２２Ａおよび２３Ａとして示し
てある配線が不図示の電源装置の側に接続されている。
このように、各ＬＥＤブロック２０は電気的には直列に
接続され、一つのＬＥＤブロック２０に搭載されている
１２個のＬＥＤ３１は電源装置に対して並列接続されて
いる。
は、それぞれ一対の給電用の引き出し配線２２、２３が
配置されており、一方の配線２２の先端には雄側コネク
タ２２ａが取り付けられ、他方の配線２３には雌側コネ
クタ２３ａが取り付けられ、これらは相互に連結可能と
なっている。本例では、図に示すように、隣接している
ＬＥＤブロック２０の間で配線２２、２３が相互に連結
されており、図において２２Ａおよび２３Ａとして示し
てある配線が不図示の電源装置の側に接続されている。
このように、各ＬＥＤブロック２０は電気的には直列に
接続され、一つのＬＥＤブロック２０に搭載されている
１２個のＬＥＤ３１は電源装置に対して並列接続されて
いる。
【００２０】次に、図３は一つのＬＥＤブロック２０お
よび取り付け金具４０を取り出して示す図であり、
（ａ）はその平面図、（ｂ）は側面図、（ｃ）は端面
図、（ｄ）は裏面図、（ｅ）は他方の側の端面図であ
る。これらの図を参照して説明すると、ＬＥＤブロック
２０は、光照射面２１の側が開口している直方体形状を
したプラスチック等からなる箱２４を有し、この中に
は、１２個のＬＥＤ３１が搭載されたＬＥＤ基板３２が
配置されている。このＬＥＤ基板３２は、３個のスペー
サブロック２５、２６、２７によって、箱内の所定の位
置に保持されている。ＬＥＤ基板３２の裏面側には、引
き出し用配線２２、２３の一端が接続されており、箱２
４の側面から外部に引き出されている。
よび取り付け金具４０を取り出して示す図であり、
（ａ）はその平面図、（ｂ）は側面図、（ｃ）は端面
図、（ｄ）は裏面図、（ｅ）は他方の側の端面図であ
る。これらの図を参照して説明すると、ＬＥＤブロック
２０は、光照射面２１の側が開口している直方体形状を
したプラスチック等からなる箱２４を有し、この中に
は、１２個のＬＥＤ３１が搭載されたＬＥＤ基板３２が
配置されている。このＬＥＤ基板３２は、３個のスペー
サブロック２５、２６、２７によって、箱内の所定の位
置に保持されている。ＬＥＤ基板３２の裏面側には、引
き出し用配線２２、２３の一端が接続されており、箱２
４の側面から外部に引き出されている。
【００２１】取り付け金具４０は、金属板を折り曲げ加
工することにより形成されたものであり、平坦なベース
板部分４１の両端から台形状の端板部分（支持腕）４
２、４３が垂直に起立しており、これらの端板部分４
２、４３の先端側中央には、それぞれ、ねじ貫通孔４
４、４５が形成されている。各ねじ貫通孔４４、４５が
対峙しているＬＥＤブロック２０の箱端面２４ａ、２４
ｂには、それぞれねじ孔２４ｃ、２４ｄが形成されてい
る。各ねじ貫通孔４４、４５の外側から固定ねじ４６、
４７がそれぞれ差し込まれて、各ねじ孔２４ｃ、２４ｄ
にねじ込まれ、これにより、ＬＥＤブロック２０が取り
付け金具４０に取り付けられている。
工することにより形成されたものであり、平坦なベース
板部分４１の両端から台形状の端板部分（支持腕）４
２、４３が垂直に起立しており、これらの端板部分４
２、４３の先端側中央には、それぞれ、ねじ貫通孔４
４、４５が形成されている。各ねじ貫通孔４４、４５が
対峙しているＬＥＤブロック２０の箱端面２４ａ、２４
ｂには、それぞれねじ孔２４ｃ、２４ｄが形成されてい
る。各ねじ貫通孔４４、４５の外側から固定ねじ４６、
４７がそれぞれ差し込まれて、各ねじ孔２４ｃ、２４ｄ
にねじ込まれ、これにより、ＬＥＤブロック２０が取り
付け金具４０に取り付けられている。
【００２２】これらのねじ貫通孔４４、４５およびねじ
孔２４ｃ、２４ｄは同一の回転中心軸線Ｌ１上に位置し
ている。よって、取り付け金具４０に対するＬＥＤブロ
ック２０の取り付け角度を回転中心軸線Ｌ１を中心とし
て変更でき、変更した状態で固定ねじ４６、４７を締結
できる。換言すると、ＬＥＤブロック２０の光放射面２
１の向きを任意の方向に設定することができる。
孔２４ｃ、２４ｄは同一の回転中心軸線Ｌ１上に位置し
ている。よって、取り付け金具４０に対するＬＥＤブロ
ック２０の取り付け角度を回転中心軸線Ｌ１を中心とし
て変更でき、変更した状態で固定ねじ４６、４７を締結
できる。換言すると、ＬＥＤブロック２０の光放射面２
１の向きを任意の方向に設定することができる。
【００２３】本例では、ＬＥＤブロック２０の光放射面
２１の傾き位置を表示するための目盛り２８が、ＬＥＤ
ブロック２０の箱２４の一方の端面２４ａに描かれてい
る。この目盛り２８を参照することにより、所定の角度
でＬＥＤブロック２０を取り付け金具４０に取り付ける
ことができる。
２１の傾き位置を表示するための目盛り２８が、ＬＥＤ
ブロック２０の箱２４の一方の端面２４ａに描かれてい
る。この目盛り２８を参照することにより、所定の角度
でＬＥＤブロック２０を取り付け金具４０に取り付ける
ことができる。
【００２４】一方、取り付け金具４０のベース板部分４
１には、左右一対のねじ孔４１ａ、４１ｂが形成されて
いる。これらのねじ孔４１ａ、４１ｂは、次に説明する
ように、連結金具５０との連結のために利用するもので
ある。
１には、左右一対のねじ孔４１ａ、４１ｂが形成されて
いる。これらのねじ孔４１ａ、４１ｂは、次に説明する
ように、連結金具５０との連結のために利用するもので
ある。
【００２５】次に、図４（ａ）、（ｂ）は、連結金具５
０の平面図および裏面図である。これらの図に示すよう
に、連結金具５０は、一定の厚さ長方形の金属板から形
成されており、ここには、一方の長辺よりも僅かに外側
であって当該長辺の中央に位置する中心Ｏを中心する一
対の円弧状のスライド溝５１、５２が形成されている。
これらのスライド溝５１、５２は、連結用の固定ねじ５
３、５４をスライド可能な状態で差し通すことが可能と
なっている。
０の平面図および裏面図である。これらの図に示すよう
に、連結金具５０は、一定の厚さ長方形の金属板から形
成されており、ここには、一方の長辺よりも僅かに外側
であって当該長辺の中央に位置する中心Ｏを中心する一
対の円弧状のスライド溝５１、５２が形成されている。
これらのスライド溝５１、５２は、連結用の固定ねじ５
３、５４をスライド可能な状態で差し通すことが可能と
なっている。
【００２６】各固定ねじ５３、５４を、図４（ｂ）に示
すように、裏面側から各スライド溝５１、５２に通し
て、その表面側に配置した取り付け金具４０のベース板
部分４１に開けたねじ孔４１ａ、４１ｂにねじ込むと、
連結金具５０によって、２個の取り付け金具４０、４０
が連結された状態になる。連結金具５０と取り付け金具
４０の連結位置は、円弧状のスライド溝５１、５２に沿
って移動させ、所望の位置で固定ねじ５３、５４を締結
することができる。
すように、裏面側から各スライド溝５１、５２に通し
て、その表面側に配置した取り付け金具４０のベース板
部分４１に開けたねじ孔４１ａ、４１ｂにねじ込むと、
連結金具５０によって、２個の取り付け金具４０、４０
が連結された状態になる。連結金具５０と取り付け金具
４０の連結位置は、円弧状のスライド溝５１、５２に沿
って移動させ、所望の位置で固定ねじ５３、５４を締結
することができる。
【００２７】例えば、図４（ａ）において想像線４０Ａ
で示すように、２個の取り付け金具４０、４０を直線状
に連結することができ、また、想像線４０Ｂで示すよう
に、異なる位置において２個の取り付け金具４０、４０
を直線状に連結することができ、さらには、想像線４０
Ｃで示すように、２個の取り付け金具４０、４０を９０
度の角度で連結することができる。図１、２に示す例で
は、６０度の角度で連結することにより、６角形状の連
結状態を形成している。従って、本例では、取り付け金
具４０に取り付けられているＬＥＤブロック２０を所定
の角度で連結することができる。
で示すように、２個の取り付け金具４０、４０を直線状
に連結することができ、また、想像線４０Ｂで示すよう
に、異なる位置において２個の取り付け金具４０、４０
を直線状に連結することができ、さらには、想像線４０
Ｃで示すように、２個の取り付け金具４０、４０を９０
度の角度で連結することができる。図１、２に示す例で
は、６０度の角度で連結することにより、６角形状の連
結状態を形成している。従って、本例では、取り付け金
具４０に取り付けられているＬＥＤブロック２０を所定
の角度で連結することができる。
【００２８】ここで、図４（ｂ）に示すように、連結金
具５０の裏面５０ａには、このような連結位置を表す目
盛り５５が各スライド溝５１、５２に沿って描かれてい
る。この目盛り５５を見ることにより、所定の角度で２
個の取り付け金具４０、４０を連結できる。
具５０の裏面５０ａには、このような連結位置を表す目
盛り５５が各スライド溝５１、５２に沿って描かれてい
る。この目盛り５５を見ることにより、所定の角度で２
個の取り付け金具４０、４０を連結できる。
【００２９】次に、この連結金具５０には、スライド溝
形成側の長辺とは反対側の長辺に沿って、３個の支持脚
取り付け用の孔５６、５７、５８が形成されている。図
１に示す支持脚１２、１３、１４は、これらの孔５６〜
５８を利用して当該連結金具５０に取り付け可能となっ
ている。
形成側の長辺とは反対側の長辺に沿って、３個の支持脚
取り付け用の孔５６、５７、５８が形成されている。図
１に示す支持脚１２、１３、１４は、これらの孔５６〜
５８を利用して当該連結金具５０に取り付け可能となっ
ている。
【００３０】以上説明したように、本例の照明装置４で
は、その照明ユニット１０が複数個のＬＥＤブロック２
０を連結することにより構成されている。また、各ＬＥ
Ｄブロック２０の連結方向を変更可能となっている。さ
らには、各ＬＥＤブロック２０の光放射面の方向を変更
可能となっている。従って、本例の照明ユニット１０に
よれば、必要な光量で必要とされる照明領域を照明可能
な照明光源を同一構成の部品を連結するという簡単な作
業により構成できる。
は、その照明ユニット１０が複数個のＬＥＤブロック２
０を連結することにより構成されている。また、各ＬＥ
Ｄブロック２０の連結方向を変更可能となっている。さ
らには、各ＬＥＤブロック２０の光放射面の方向を変更
可能となっている。従って、本例の照明ユニット１０に
よれば、必要な光量で必要とされる照明領域を照明可能
な照明光源を同一構成の部品を連結するという簡単な作
業により構成できる。
【００３１】また、本例の照明ユニット１０では、ＬＥ
Ｄブロック２０の連結方向および光放射面の方向を示す
目盛り５５、２８が形成されているので、これらの目盛
りを参照することにより、同一形状の照明ユニットを再
現できるという利点もある。
Ｄブロック２０の連結方向および光放射面の方向を示す
目盛り５５、２８が形成されているので、これらの目盛
りを参照することにより、同一形状の照明ユニットを再
現できるという利点もある。
【００３２】さらには、各ＬＥＤブロック２０に対する
給電配線は、一対の引き出し用配線２２、２３の先端に
付けたコネクタを接続するのみで形成できるので、極め
て便利である。
給電配線は、一対の引き出し用配線２２、２３の先端に
付けたコネクタを接続するのみで形成できるので、極め
て便利である。
【００３３】（その他の実施の形態）なお、上記の例
は、ＩＣパッケージ検査装置の照明光源に対して本発明
を適用した例であるが、これ以外の照明光源としても本
発明を同様に適用できることは勿論である。
は、ＩＣパッケージ検査装置の照明光源に対して本発明
を適用した例であるが、これ以外の照明光源としても本
発明を同様に適用できることは勿論である。
【００３４】また、ＬＥＤブロック、取り付け金具、連
結金具の形状、構造、材質等は、上記の例に限定される
ものではない。例えば、取り付け金具、連結金具をプラ
スチック製からなる取り付け具、連結具としてもよい。
また、上記の例では、一対のスライド溝を連結金具に形
成して２個のＬＥＤブロックを連結できるようにしてい
るが、例えば、３個以上のＬＥＤブロックを連結できる
ように３本以上のスライド溝を形成してもよい。さらに
は、スライド溝の形状は円弧形状以外の形状としてもよ
いことは勿論である。
結金具の形状、構造、材質等は、上記の例に限定される
ものではない。例えば、取り付け金具、連結金具をプラ
スチック製からなる取り付け具、連結具としてもよい。
また、上記の例では、一対のスライド溝を連結金具に形
成して２個のＬＥＤブロックを連結できるようにしてい
るが、例えば、３個以上のＬＥＤブロックを連結できる
ように３本以上のスライド溝を形成してもよい。さらに
は、スライド溝の形状は円弧形状以外の形状としてもよ
いことは勿論である。
【００３５】一方、上記の例では、同一形状のＬＥＤブ
ロックを連結する構成であるが、例えば、ＬＥＤ搭載個
数の異なる２種類以上のＬＥＤブロックを用意し、これ
らを連結して自由な形状の照明光源を形成できるように
してもよい。
ロックを連結する構成であるが、例えば、ＬＥＤ搭載個
数の異なる２種類以上のＬＥＤブロックを用意し、これ
らを連結して自由な形状の照明光源を形成できるように
してもよい。
【００３６】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のＬＥＤ照
明装置は、ＬＥＤブロックを連結することにより照明光
源を構成すると共に、各ＬＥＤブロックの光放射面の向
きを変更可能とし、さらに、各ＬＥＤブロックの連結位
置あるいは方向を変更可能としてある。従って、本発明
によれば、必要な光量で任意の照明領域を照明可能な照
明光源を簡単に構成することができる。
明装置は、ＬＥＤブロックを連結することにより照明光
源を構成すると共に、各ＬＥＤブロックの光放射面の向
きを変更可能とし、さらに、各ＬＥＤブロックの連結位
置あるいは方向を変更可能としてある。従って、本発明
によれば、必要な光量で任意の照明領域を照明可能な照
明光源を簡単に構成することができる。
【００３７】また、各ＬＥＤブロックには、給電用の一
対の引き出し配線が取り付けられ、それらの先端にはコ
ネクタが取り付けられているので、連結されているＬＥ
Ｄブロックへの給電用の配線を簡単に構成できる。
対の引き出し配線が取り付けられ、それらの先端にはコ
ネクタが取り付けられているので、連結されているＬＥ
Ｄブロックへの給電用の配線を簡単に構成できる。
【００３８】さらには、各ＬＥＤブロックの傾きを示す
目盛り、ＬＥＤブロックの連結方向を示す目盛りが備わ
っているので、一旦構成した照明装置を分解した後に
も、これらの目盛りを記録しておくことにより、簡単に
再現することができる。
目盛り、ＬＥＤブロックの連結方向を示す目盛りが備わ
っているので、一旦構成した照明装置を分解した後に
も、これらの目盛りを記録しておくことにより、簡単に
再現することができる。
【００３９】これに加えて、連結具には支持脚取り付け
部分が形成されているので、自立型の任意の形状の照明
装置を簡単に構成できる。
部分が形成されているので、自立型の任意の形状の照明
装置を簡単に構成できる。
【図１】本発明を適用した照明装置を備えたＩＣパッケ
ージ検査装置の外観斜視図である。
ージ検査装置の外観斜視図である。
【図２】図１の照明装置を取り出して、その光放射面側
から見た場合の斜視図である。
から見た場合の斜視図である。
【図３】図２のＬＥＤブロックおよび取り付け金具を取
り出して示す図であり、（ａ）はその平面図、（ｂ）は
側面図、（ｃ）は端面図、（ｄ）は裏面図、（ｅ）は他
方の側の端面図である。
り出して示す図であり、（ａ）はその平面図、（ｂ）は
側面図、（ｃ）は端面図、（ｄ）は裏面図、（ｅ）は他
方の側の端面図である。
【図４】（ａ）、（ｂ）は、図２の連結金具を示す平面
図および裏面図である。
図および裏面図である。
【符号の説明】 １ ＩＣパッケージ検査装置 ４ ＬＥＤ照明装置 １０ 照明ユニット １２、１３、１４ 支持脚 ２０ ＬＥＤブロック ２１ 光放射面 ２２、２３ 配線 ２２ａ、２３ａ コネクタ ２４ｃ、２４ｄ ねじ孔 ２８ 目盛り ３１ 発光ダイオード（ＬＥＤ） ４０ 取り付け金具 ４１ ベース板部分 ４１ａ、４１ｂ ねじ孔 ４２、４３ 端板部分 ４４、４５ ねじ貫通孔 ４６、４７ 固定ねじ ５０ 連結金具 ５１、５２ スライド溝 ５３、５４ 固定ねじ ５５ 目盛り ５６〜５８ 支持脚取り付け用の孔
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成１１年７月９日（１９９９．７．９）
【手続補正１】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図１】
【図２】
【図３】
【図４】
Claims (6)
- 【請求項１】 少なくとも一個の発光ダイオードが搭載
されたＬＥＤブロックと、このＬＥＤブロックを取り付
けるための取り付け具と、この取り付け具を連結するた
めの連結具とを有し、 前記取り付け具は、前記ＬＥＤブロックの光放射面の向
きを変更可能な状態で前記ＬＥＤブロックを支持してお
り、 前記連結具は、少なくとも一対の前記取り付け具を連結
可能であり、各取り付け具の連結位置および方向のうち
の少なくとも一方を変更可能となっていることを特徴と
するＬＥＤ照明装置。 - 【請求項２】 請求項１において、 前記ＬＥＤブロックは、搭載されている発光ダイオード
に給電するための一対の引き出し線を備え、一方の引き
出し線の先端には雄側コネクタが取り付けられ、他方の
引き出し線の先端には雌側コネクタが取り付けれてお
り、これらの雄側および雌側コネクタは相互に連結可能
となっていることを特徴とするＬＥＤ照明装置。 - 【請求項３】 請求項１または２において、 前記ＬＥＤブロックは上面が前記光放射面とされた箱型
形状をしており、 前記取り付け具は、裏面に固定ピンを取り付け可能なベ
ースと、このベースの表面から起立している一対の支持
腕とを備え、前記ＬＥＤブロックの両端面が各支持腕に
よって予め定めた回転中心軸線を中心として回転可能な
状態で支持されており、 前記連結具は、前記固定ねじがスライド可能な少なくと
も一対のスライド溝を備えていることを特徴とするＬＥ
Ｄ照明装置。 - 【請求項４】 請求項１ないし３のうちの何れかの項に
おいて、 前記取り付け具は、前記ＬＥＤブロックの前記光照射面
の複数の傾き位置を表す目盛りを備えていることを特徴
とするＬＥＤ照明装置。 - 【請求項５】 請求項１ないし４のうちの何れかの項に
おいて、 前記連結具は、前記取り付け具の複数の取り付け位置を
表す目盛りを備えていることを特徴とするＬＥＤ照明装
置。 - 【請求項６】 請求項１ないし５のうちの何れかの項に
おいて、 前記連結具は、当該連結具を支持するための支持脚を取
り付けるための取り付け部分を備えていることを特徴と
するＬＥＤ照明装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11166256A JP2000357403A (ja) | 1999-06-14 | 1999-06-14 | Ｌｅｄ照明装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11166256A JP2000357403A (ja) | 1999-06-14 | 1999-06-14 | Ｌｅｄ照明装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000357403A true JP2000357403A (ja) | 2000-12-26 |
Family
ID=15828016
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11166256A Pending JP2000357403A (ja) | 1999-06-14 | 1999-06-14 | Ｌｅｄ照明装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000357403A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010027228A (ja) * | 2008-07-15 | 2010-02-04 | Kyoto Denkiki Kk | 照明ユニット及びこれを用いた照明装置 |
| FR3082601A1 (fr) * | 2018-06-18 | 2019-12-20 | Valeo Materiaux De Friction | Dispositif d'eclairage annulaire pour le controle d'aspect d'une surface discoide |
-
1999
- 1999-06-14 JP JP11166256A patent/JP2000357403A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010027228A (ja) * | 2008-07-15 | 2010-02-04 | Kyoto Denkiki Kk | 照明ユニット及びこれを用いた照明装置 |
| FR3082601A1 (fr) * | 2018-06-18 | 2019-12-20 | Valeo Materiaux De Friction | Dispositif d'eclairage annulaire pour le controle d'aspect d'une surface discoide |
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