JP2000356670A - 電動車両のバッテリ残容量表示装置 - Google Patents

電動車両のバッテリ残容量表示装置

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JP2000356670A
JP2000356670A JP11168627A JP16862799A JP2000356670A JP 2000356670 A JP2000356670 A JP 2000356670A JP 11168627 A JP11168627 A JP 11168627A JP 16862799 A JP16862799 A JP 16862799A JP 2000356670 A JP2000356670 A JP 2000356670A
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battery
capacity
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Mikio Saito
幹夫 斉藤
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Yamaha Motor Co Ltd
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    • G01MEASURING; TESTING
    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
    • G01R31/00Arrangements for testing electric properties; Arrangements for locating electric faults; Arrangements for electrical testing characterised by what is being tested not provided for elsewhere
    • G01R31/36Arrangements for testing, measuring or monitoring the electrical condition of accumulators or electric batteries, e.g. capacity or state of charge [SoC]
    • G01R31/378Arrangements for testing, measuring or monitoring the electrical condition of accumulators or electric batteries, e.g. capacity or state of charge [SoC] specially adapted for the type of battery or accumulator
    • G01R31/379Arrangements for testing, measuring or monitoring the electrical condition of accumulators or electric batteries, e.g. capacity or state of charge [SoC] specially adapted for the type of battery or accumulator for lead-acid batteries
    • GPHYSICS
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    • G01R31/382Arrangements for monitoring battery or accumulator variables, e.g. SoC
    • G01R31/3842Arrangements for monitoring battery or accumulator variables, e.g. SoC combining voltage and current measurements
    • GPHYSICS
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    • G01R31/005Testing of electric installations on transport means

Abstract

(57)【要約】 【課題】 バッテリ交換を含むバッテリ端子開放後の再
接続後にも正確な容量表示が可能となる電動車両のバッ
テリ残容量表示装置を提供する。 【解決手段】 放電電流量を積算することによりバッテ
リ残容量を計測する積算式計測手段105と、バッテリ
電圧値と放電電流値とからバッテリ残容量を計測する非
積算式計測手段107と、通常運転時には上記積算式計
測手段105による計測値を採用し、バッテリ端子から
リード線が一端開放された後再接続された場合には所定
の切替え条件が満たされるまでの期間は上記非積算式計
測手段107による計測値を採用する計測値選択手段1
16と、採用された計測値をバッテリ残容量として表示
する表示手段119とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、充電式バッテリを
電源とする電動車両のバッテリ残容量表示装置に関す
る。なお、本発明における電動車両は、モータ駆動内の
みで走行するもの及びモータ駆動力と人力との合成力で
走行するいわゆる電動補助車両の両方を含む。
【0002】
【従来の技術】近年、充電式バッテリを電源とする電動
スクータ等の電動車両か注目されている。この種の電動
車両では、ガソリン車の燃料計に相当するものとしてバ
ッテリの残容量をメータ表示するようにしたものが多
い。このバッテリ残容量の計測方法として、バッテリ
電圧−放電電流−バッテリ残容量マップから計測するよ
うにした非積算方式、放電電流を常時検出し、これを
積算するようにした積算方式等が知られている。上記
の積算方式による場合は、の非積算方式による場合に
比べてバッテリ残容量の表示精度が高いという利点があ
る。
【0003】ところで電動車両では故障時の修理等でバ
ッテリ端子からリード線を外して開放せざるを得ない場
合がある。ところが上記の積算方式の場合、上記端子
開放時に電力が絶たれることにより不揮発性メモリを備
えていない限り積算値も記憶から消去され、バッテリ端
子にリード線を再接続した後の容量表示が狂ってしま
う。しかしこの場合でもEEPROM等の不揮発性メモ
リを利用すれば上記不具合はなく残容量を正しく表示で
きる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記
の電流積算方式の場合、バッテリが別のものに交換され
た場合には、バッテリの実際の残容量と上記不揮発メモ
リに記憶された認識容量とに誤差が生じ、表示されたバ
ッテリ残量が不正確となるという問題がある。
【0005】本発明は上記従来の問題点に鑑みてなされ
たもので、バッテリ交換を含むバッテリ端子開放後の再
接続後にも正確な容量表示が可能となる電動車両のバッ
テリ残容量表示装置を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、放電
電流量を積算することによりバッテリ残容量を計測する
積算式計測手段と、バッテリ電圧値と放電電流値とから
バッテリ残容量を計測する非積算式計測手段と、通常運
転時には上記積算式計測手段による計測値を採用し、バ
ッテリ端子からリード線が一端開放された後再接続され
た場合には所定の切替え条件が満たされるまでの期間は
上記非積算式計測手段による計測値を採用する計測値選
択手段と、採用された計測値をバッテリ残容量として表
示する表示手段とを備えたことを特徴とする電動車両の
バッテリ残容量表示装置である。
【0007】請求項2の発明は、請求項1において、上
記積算式計測手段は、バッテリが満充電された時点以降
は満充電時の容量を基準にした積算方式でバッテリ残容
量を求めるように構成されており、上記計測値選択手段
は、バッテリが満充電された時点以降は積算式計測手段
による計測値を採用することを特徴としている。
【0008】請求項3の発明は、請求項1において、上
記積算式計測手段は、バッテリ電圧値と放電電流値とバ
ッテリ残容量とを三次元マップ化した電圧−電流−残容
量マップからバッテリ残容量を求めるように構成されて
おり、上記積算式計測手段は、上記バッテリ端子が一端
開放された後再接続された場合には上記非積算式計測手
段により求められたバッテリ残容量を基準にした積算方
式でバッテリ残容量を求めるように構成されており、上
記計測値選択手段は、上記積算式計測手段による計測が
開始された以降は該積算式計測手段による計測値を採用
することを特徴としている。
【0009】請求項4の発明は、請求項1ないし3の何
れかにおいて、計測値選択手段は、上記再接続から満充
電までの期間はバッテリ残容量を0とすることを特徴と
している。
【0010】
【発明の作用効果】請求項1の発明によれば、放電電流
を積算してバッテリ残容量を求める積算方式の計測手段
と、バッテリ電圧値と放電電流値からバッテリ残容量を
計測する非積算方式の計測手段とを備え、通常走行時に
は上記積算式計測手段による計測値を表示するようにし
たので、通常走行時におけるバッテリ残容量の表示精度
を向上でき、またバッテリ端子再接続時には所定の切替
え条件が満たされるまでの期間は上記非積算式計測手段
による計測値をバッテリ残容量として表示するようにし
たので、バッテリ交換後においてもある程度の精度で残
容量を表示できる。
【0011】請求項2の発明によれば、上記積算式計測
手段を、バッテリ満充電以降は満充電時の容量を基準に
して積算するように構成し、上記計測値選択手段を、バ
ッテリ満充電以降は積算式計測手段による計測値を採用
するようにしたので、例えばバッテリ交換等により再接
続された場合でも、一旦バッテリが満充電された後は積
算方式によりバッテリ残容量を正確に表示できる。
【0012】請求項3の発明によれば、バッテリ交換が
行われた場合には、まず上記非積算式計測手段により電
圧−電流−残容量マップからバッテリ残容量が求めら
れ、続いて上記積算式計測手段により、上記電圧式計測
手段で求められたバッテリ残容量を基準にして積算方式
でバッテリ残容量が求められるので、バッテリ交換が行
われてから満充電されるまでの期間においてもバッテリ
残容量を比較的正確に表示できる。
【0013】請求項4の発明によれば、上記再接続から
満充電までの期間はバッテリ残容量が0と表示されるの
で、使用者に早期の満充電を促すことができ、満充電が
なされた後には、請求項2に示すように、積算方式によ
りバッテリ残容量が正確に表示される。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面に基づいて説明する。図1ないし図9は請求項1,
2の発明の一実施形態による電動二輪車のバッテリ残容
量表示装置を説明するための図であり、図1,図2はス
クータ型電動二輪車の左,右側面図、図3はバッテリ残
容量表示装置のブロック構成図、図4〜図8は動作を説
明するためのフローチャート図、図9はバッテリ電圧−
電流−残容量マップである。
【0015】図において、1はスクータ型電動二輪車で
あり、これの車体フレーム2は、ヘッドパイプ3に車体
後方に斜め下方に延びる1本のメインフレーム4を接続
し、該メインフレーム4の下端に左, 右一対のサイドフ
レーム5,5の前端を接続し、該各サイドフレーム5を
後方に延長した概略構造のものである。
【0016】上記左, 右のサイドフレーム5,5は、メ
インフレーム4から車幅方向外方に拡開しつつ下方に延
びた後、車体後方に屈曲して略水平に直線状に延びる水
平部5aと、該水平部5aの後端から上方に屈曲した
後、後方斜め上方に延びる傾斜部5bとから構成されて
いる。そして上記左右のサイドフレーム5,5の前端付
近と上記傾斜部5bの前端付近とはブラケット6a,6
bを介して補強パイプ6により連結されており、側面か
ら見たとき該補強パイプ6と上記水平部5bとで囲まれ
た空間内に後述するバッテリユニット15が搭載されて
おり、また上記後側のブラケット6bの上端部によりシ
ート16が前ヒンジを介して上下方向に回動可能に支持
されている。
【0017】上記ヘッドパイプ3には操向軸7が回転自
在に枢支されている。該操向軸7の下端にはフロントフ
ォーク8が、上端には操向ハンドル9がそれぞれ固定さ
れており、該フロントフォーク8の下端には前輪10が
軸支されている。
【0018】上記操向ハンドル9はハンドルカバー20
で囲まれている。また上記ヘッドパイプ3の前方にはフ
ロントカバー21が、後方にはレッグシールド22がそ
れぞれ装着され、両者でヘッドパイプ3を囲んでいる。
上記レッグシールド22の下端部に続いて後方に延びる
フートボード23が上記サイドフレーム5,5の水平部
5aに搭載された電池ユニット15の上方を覆うように
配設されている。また該フートボード23の左, 右側縁
に続いて上記バッテリユニット15及び水平部5a,補
強パイプ6の側方及び下方を覆うようにアンダカバー2
4が配設されている。さらにまた上記傾斜部5bの側方
は上記シート16の下方を覆うサイドカバー25によっ
て覆われている。なおシート16下方のサイドカバー2
5内には該シート16により開閉される収納ボックスが
配設されている。
【0019】上記車体フレーム2の左,右の傾斜部5
b,5bにより電動式駆動装置14が懸架支持されてい
る。この電動式駆動装置14は、上記バッテリユニット
15と、該ユニット15を電源として後輪17を回転駆
動する動力ユニット13と、上記操向ハンドル9の右端
部に配設されたスロットルグリップの回動操作(スロッ
トル開度)及び車速に基づいて上記動力ユニット13へ
の給電量を制御するコントロールユニット18と、該コ
ントロールユニット18からの制御信号に応じて駆動モ
ータ50の回転を制御するパワーモジュール27、及び
上記バッテリユニット15を充電する充電器26とを備
えている。
【0020】上記コントロールユニット18はサイドカ
バー25内の後端部に起立させて搭載されている。該コ
ントロールユニット18の後側にはキャリア28を支持
する左,右一対の脚部28aが立設されており、該キャ
リア28の前端部はシート16の後端部を支持する門形
のステー16aに固定されている。このようにして上記
コントロールユニット18はキャリア28,脚部28
a,ステー16a及びサイドフレーム5の後端部で囲ま
れた空間内に位置しており、外力が直接作用することが
ないようになっている。
【0021】また上記充電器26はシート16の後端部
を支持する門形のステー16aの内側に位置するように
搭載されている。さらにまた上記パワーモジュール27
は後輪17の右側上部を覆うように配置され、その前側
上部はサイドカバー25内に位置しており、ガソリンエ
ンジン搭載車の場合の消音器に似た外観を呈している。
【0022】上記バッテリユニット15は、充電可能な
多数のNi−Cd電池セル15eを直列接続してなる第
1〜第4バッテリブロック15a〜15dを直列接続し
てなり、電池ケース32内に配置されている。この電池
ケース32は、左, 右のサイドフレーム5,5の水平部
5a,5a間に架け渡して固定された4本のステー33
上に搭載されている。
【0023】上記動力ユニット13は、左, 右の傾斜部
5bの下面に固定された左,右の懸架ブラケット11,
11間に挿通固定されたピボット軸12により上下揺動
自在に枢支されている。またこの動力ユニット13の後
端と左側のサイドフレーム5の傾斜部5bの後端との間
には1本の緩衝器19が介設されている。
【0024】上記コントロールユニット18は、図3に
示すようのに、電流センサ101により検出されたモー
タ50への供給電流値がインターフェイス102aを介
して入力される電流検出部103と、バッテリ電圧がイ
ンターフェイス102bを介して入力される電圧検出部
104とを有し、上記電流検出部103で検出された電
流値は電流積算部105で積算され、該積算値により、
つまり電流積算方式により容量計算部106でバッテリ
残容量(0〜100%)が計算される。なお、バッテリ
残容量とは許容放電容量を意味する。
【0025】また推定容量計算部107において、上記
電流検出部103からの検出電流値及び電圧検出部10
4からの検出電圧値によりメモリ108に格納されてい
る残容量推定マップ(図9参照)からバッテリの残容量
が非積算方式によって計測される。例えば、図9におい
て、電圧v,電流iの場合には残容量60%とされる。
【0026】さらにまた電池切れ判定部109におい
て、上記電流検出部103からの検出電流値,電圧検出
部104からの検出電圧値,及び放電/充電判定部11
0からの放電判定によりメモリ108に格納されている
残容量推定マップ(図9参照)から電池切れ、つまり残
容量0%か否かが判定される。
【0027】上記放電/充電判定部110は、走行スイ
ッチ111からインターフェイス102cを介してオン
/オフ信号が、充電器接続判定部112から接続/非接
続信号がそれぞれ入力され、放電中信号を上記電池切れ
判定部109に、又は充電中信号を充電完了判定部11
3にそれぞれ出力する。該充電完了判定部113から充
電完了信号(満充電信号)が後述する電流積算切換判定
部117及び充電指令部115に出力される。
【0028】充電器26のプラグ26aが電源コンセン
トに接続されると、充電器接続信号がインターフェイス
102dを介して充電器接続判定部112に入力され、
該判定部112からの接続/非接続信号,上記充電完了
判定部113からの充電完了信号が充電指令部115に
入力され、該充電指令部115から充電指令がインター
フェイス102eを介して上記充電器26に出力され、
充電開始又は停止される。
【0029】上記電流積算切替判定部117は、上記電
池切れ判定部109からの電池切れ信号(残容量0%)
又は充電完了判定部113からの充電完了信号(残容量
100%)が入力されると、あるいは上記推定容量計算
部107からの残容量値の時間的変化のバラハツキに基
づいて容量リセット部114に切替信号を出力し、該容
量リセット部114は切替え信号に基づいて上記電流積
算部105の積算値(残容量)を0%,又は100%に
リセットし、あるいは上記推定容量計算部107からの
残容量値にリセットする。
【0030】そして上記容量計算部106からの電流積
算方式によるバッテリ残容量値,上記推定容量計算部1
07からの非積算方式によるバッテリ残容量値がセレク
ター116に入力され、該セレクター116は電流積算
切替判定部117からの切替信号により上記何れかのバ
ッテリ残容量値を選択してPWM計算部118に出力
し、該計算部118で計算されたPWMデューティ比が
インターフェイス102fを介して外部の表示器119
に出力され、このようにして該表示器119にバッテリ
残容量が表示される。
【0031】次にフローチャートに沿って動作を詳細に
説明する。まず全体フローを示す図4において、バッテ
リ残容量表示プログラムがスタートすると、動作モード
の判定が行われる(ステップS1)。この場合、走行ス
イッチ111からの信号がオフ(非走行中)で、充電器
接続判定部112からの信号が接続信号である場合には
充電モードと判断され、走行スイッチ111からの信号
がオン(走行中)で、充電器接続判定部112からの信
号が非接続信号である場合には放電モードと判断され
る。
【0032】充電モードと判断されると、充電電流値
(計測値)が入力され、該充電電流値の積算計算及びバ
ッテリ容量計算が図5に沿って後述の手順で行われ、さ
らにバッテリ電圧が入力され、再度動作モードの判定が
行われる(ステップS2〜S5)。
【0033】上記再度の動作モード判定が充電モードで
ある場合には、満充電状態となっているか否かの判定が
行われ、満充電でない場合はその時のバッテリ容量が外
部表示器119に表示され(ステップS5〜S7)、終
了判断を経て(ステップS8)、ステップS1〜S8の
動作が繰り返される。上記ステップS6で満充電になる
と、上記電流積算部105は残容量(許容放電容量)1
00%にリセットされ、満充電履歴が保存されるととも
に(ステップS9,S10)、残容量100%の容量表
示がなされ、処理は終了する(ステップS7,S8)。
【0034】そして上記ステップS1の動作モード判定
において、放電モードと判断されると、電流積算モード
・非積算モード移行判定が図6に沿って後述する手順で
行われる(ステップS11)。この場合に電流積算モー
ドと判定された場合には、ステップS2に進んで放電電
流値入力,電流積算計算及びバッテリ残容量計算,バッ
テリ電圧入力がなされ、放電モードが継続している場合
には(ステップS2〜S5)、電池切れ判定が図7に沿
って後述する手順で行われる(ステップS12)。この
場合に電池切れではないと判定されると、バッテリ残容
量が表示され(ステップS7)、さらにステップS1,
S11,S2〜5,S12,S7,S8の動作が繰り返
される。
【0035】上記ステップS12において、電池切れと
判定された場合には、バッテリ残容量(許容放電容量)
が0%にリセットされ、電池切れ履歴が保存され、容量
表示の処理がなされる(ステップS13,S14,S
7)。
【0036】上記ステップS11において、非電流積算
モードと判定された場合には、放電電流値入力,電圧値
入力の後、バッテリの推定残容量の計算が図8に沿って
後述する手順で行われる(ステップS15〜S17)。
そして上記求められた推定残容量に基づいての電池切れ
判定が上記電流積算モードの場合と同様にして行われ
(ステップS12)、電池切れでない場合にはそのまま
残容量表示が行われ(ステップS7)、電池切れの場合
には残容量の0%リセット,電池切れ履歴の保存,残容
量表示が行われる(ステップS13,S14,S7)。
【0037】上記電流積算計算及び容量計算のフローを
示す図5において、動作モードが充電モードである場合
には、入力された電流値を前回の積算値に加算し、該加
算された積算値に所定の係数を掛けてバッテリ残容量値
が計算される(ステップS21〜S23)。一方、放電
モードの場合には、入力された電流値を前回の積算値か
ら減算し、該減算された積算値に所定の係数を掛けてバ
ッテリ残容量値が計算される(ステップS21,S2
4,S23)。
【0038】上記電流積算モード又は非積算モードへの
移行判定のフローを示す図6において、満充電履歴,及
び電池切れ履歴が何れも無い場合には、推定容量計算値
の時間的バラツキが計算され、該バラツキ値が所定値よ
り大の場合には非電流積算モードと判定される(ステッ
プS31〜S35)。一方、満充電履歴がある場合(ス
テップS31)、電池切れ履歴がある場合(ステップS
32)、及び推定容量計算値の時間的バラツキが所定値
より小なる場合(ステップS34)の何れかの場合に
は、電流積算モードと判定される(ステップS36)。
【0039】なお、上記満充電時,電池切れ時,あるい
はバラツキが所定値より小なる時に積算モードに移行す
るとしたのは、これらの場合には、上記非積算方式で計
算されたバッテリ残容量に対する信頼性が高く、従って
この残容量に基づいて以後の残容量を積算方式で計算す
れば精度が高くなるからである。
【0040】上記電池切れの判定フローを示す図7にお
いて、図9の残容量0%ライン上において入力された現
在電流値(例えばi′) に対応する残容量0%判定電圧
(例えばv′)を求め、入力された現在電圧が残容量0
%判定電圧v′以上の場合には電池切れではないと判定
され(ステップS41)、残容量0%判定電圧v′未満
の場合には電池切れと判定される(ステップS44)。
【0041】上記非積算方式による推定残容量計算のフ
ローを示す図8において、図9の残容量推定マップ上で
入力された現在の電流値,及び現在の電圧値に対応する
残容量が求められる(ステップS51)。例えば現在電
流値がi,現在電圧値がvの場合にはバッテリ残容量は
60%と推定される。
【0042】ここでバッテリが取り外され、新しいもの
と交換され、走行を開始した場合には、図4の全体フロ
ーにおいて、まず動作モード判定(ステップS1)で放
電モードと判定され、続く積算・非積算モード判定(ス
テップS11)では、満充電履歴,電池切れ履歴の何れ
もなく、また推定容量計算値のバラツキが大なることか
ら非積算モードと判定され、上記非積算方式で計測され
たバッテリ残容量が表示される(ステップS15〜S1
7,S12,S7)。
【0043】そしてその後のバッテリ充電により満充電
されると(ステップS1〜S6)、電流積算部の積算値
が満充電時の残容量(100%)にリセットされるとと
もに満充電履歴が保存され(ステップS9,S10)、
次の走行開始において放電モードと判定され(ステップ
S1)、積算モードに移行し(ステップS11)、積算
方式で計測されたバッテリ残容量が表示される(ステッ
プS2〜S5,S12,S7)。
【0044】本実施形態では、放電電流を積算してバッ
テリ残容量を求める積算方式の電流積算部105及び容
量計算部106を設けるとともに、バッテリ電圧値と放
電電流値からバッテリ残容量を推定する非積算方式の推
定容量計算部107を設け、セレクター116により通
常走行時には上記電流積算部105及び容量計算部10
6によるバッテリ残容量を選択して外部表示器119に
より表示するようにしたので、常態である通常走行時に
おけるバッテリ残容量の表示精度を向上できる。
【0045】またバッテリが満充電された以降は、該満
充電時の残容量から電流値を減算する積算方式によりバ
ッテリ残容量を求め、これを表示するようにしたので、
例えばバッテリ交換等により再接続された場合でも、一
旦バッテリが満充電された後は積算方式によりバッテリ
残容量が正確に表示される。
【0046】さらにまた、バッテリ交換が行われた場合
等に満充電されるまでの期間においては、まず上記推定
容量計算部107により図9に示す電圧−電流−残容量
マップからバッテリ残容量を求めてそれを表示するよう
にしたので、バッテリ交換が行われてから満充電がなさ
れるまでの期間においてもある程度の精度でバッテリ残
容量を表示できる。
【0047】なお、上記実施形態では、バッテリ交換時
のように、バッテリ端子を開放した後再接続した時点か
ら満充電までの期間においては、非積算方式で求めたバ
ッテリ残容量を表示するようにしたが、このような場合
には先ず、非積算方式でバッテリ残容量を求め、続いて
上記電流積算部105及び容量計算部106により上記
求められたバッテリ残容量から電流値を減算する積算方
式によりバッテリ残容量を求め、これを表示するように
しても良い。このようにしたのが請求項3の発明であ
り、この場合には、バッテリ交換が行われてから満充電
されるまでの期間においてもバッテリ残容量を比較的正
確に表示できる。
【0048】また上記実施形態では、上記バッテリ交換
のような場合のバッテリ端子の再接続から満充電が行わ
れるまでの期間においては、非積算方式で求めたバッテ
リ残容量を表示するようにしたが、上記再接続から満充
電までの期間はバッテリ残容量を0と表示することもで
きる。このようにしたのが請求項4の発明であり、この
場合には、使用者に早期の満充電を促すことができ、満
充電がなされた後には、上記実施形態のように、積算方
式によりバッテリ残容量を正確に表示することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1,2の発明の一実施形態によるバッテ
リ残容量表示装置を備えたスクータ型電動二輪車の左側
面図である。
【図2】上記電動二輪車の右側面図である。
【図3】上記バッテリ残量表示装置の全体構成を示すブ
ロック図である。
【図4】上記表示装置の動作を説明するためのフローチ
ャート図である。
【図5】上記表示装置の動作を説明するためのフローチ
ャート図である。
【図6】上記表示装置の動作を説明するためのフローチ
ャート図である。
【図7】上記表示装置の動作を説明するためのフローチ
ャート図である。
【図8】上記表示装置の動作を説明するためのフローチ
ャート図である。
【図9】上記表示装置の動作を説明するための電圧−電
流−残容量マップを示す図である。
【符号の説明】
105 電流積算部(積算式計測手段) 107 推定容量計算部(非積算式計測手段) 116 セレクター(計測値選択手段) 119 外部表示器(表示手段)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 放電電流量を積算することによりバッテ
    リ残容量を計測する積算式計測手段と、バッテリ電圧値
    と放電電流値とからバッテリ残容量を計測する非積算式
    計測手段と、通常運転時には上記積算式計測手段による
    計測値を採用し、バッテリ端子からリード線が一端開放
    された後再接続された場合には所定の切替え条件が満た
    されるまでの期間は上記非積算式計測手段による計測値
    を採用する計測値選択手段と、採用された計測値をバッ
    テリ残容量として表示する表示手段とを備えたことを特
    徴とする電動車両のバッテリ残容量表示装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、上記積算式計測手段
    は、バッテリが満充電された時点以降は満充電時の残容
    量を基準にした積算方式でバッテリ残容量を求めるよう
    に構成されており、上記計測値選択手段は、バッテリが
    満充電された時点以降は積算式計測手段による計測値を
    採用することを特徴とする電動車両のバッテリ残容量表
    示装置。
  3. 【請求項3】 請求項1において、上記非積算式計測手
    段は、バッテリ電圧値と放電電流値とバッテリ残容量と
    を三次元マップ化した電圧−電流−残容量マップからバ
    ッテリ残容量を求めるように構成されており、上記積算
    式計測手段は、上記バッテリ端子が一端開放された後再
    接続された場合には上記非積算式計測手段により求めら
    れたバッテリ残容量を基準にした積算方式でバッテリ残
    容量を求めるように構成されており、上記計測値選択手
    段は、上記積算式計測手段による計測が開始された以降
    は該積算式計測手段による計測値を採用することを特徴
    とする電動車両のバッテリ残容量表示装置。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし3の何れかにおいて、上
    記計測値選択手段は、上記再接続から満充電までの期間
    はバッテリ残容量を0とすることを特徴とする電動車両
    のバッテリ残容量表示装置。
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