JP2000355152A - インクリボン - Google Patents

インクリボン

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JP2000355152A
JP2000355152A JP11167031A JP16703199A JP2000355152A JP 2000355152 A JP2000355152 A JP 2000355152A JP 11167031 A JP11167031 A JP 11167031A JP 16703199 A JP16703199 A JP 16703199A JP 2000355152 A JP2000355152 A JP 2000355152A
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ink ribbon
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JP11167031A
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Hidehiko Funayama
英彦 船山
Teruyasu Hanaue
輝靖 花上
Koji Yoshino
浩司 吉野
Shunichi Kamimura
俊一 上村
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Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】インクリボン等の印刷媒体に対して、データ損
失及びデータ改ざんがないように、印画制御に必要なデ
ータをもたせることができなかった。 【解決手段】インクリボンを含む印刷媒体において、リ
ボン、着色材料又は自己発色する印画媒体と一体に、ア
ンテナ、当該アンテナを介して外部と通信する通信手段
及びデータを記憶する記憶手段をそれぞれ設け、通信手
段が外部との通信により得られたデータを記憶手段に記
憶させ、及び又は記憶手段に記憶されたデータを必要に
応じて読み出してアンテナを介して外部に出力するよう
にした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はインクリボン及び印
刷媒体に関し、例えば熱転写型のプリンタ装置に用いら
れるインクリボンに適用して好適なものである。
【0002】
【従来の技術】従来、熱転写型のプリンタ装置において
は、インクリボンの一面(以下、これをインクリボンの
インク面と呼ぶ)に塗布された染料等のインクを印画紙
に熱転写することにより、供給される印画データに基づ
く文字、数字及び図形等の形状や画像を可視表示し得る
ようになされている。
【0003】この場合このような熱転写型のプリンタ装
置に用いられるインクリボンとしては、図17に示すよ
うにインク色として黄色(Y)、マゼンタ(M)及びシ
アン(C)の3色のものと、白色(W)及び黒色(B
k)の2色のものとなどがあり、また例えば3色タイプ
のものにもラミネートタイプや、ステッカー4分割タイ
プなどがある。
【0004】このようにインクリボンとしては多くの種
類があり、しかも各種類ごとに印画条件が異なるため、
1台のプリンタ装置で複数種類のインクリボンを使い分
ける場合には、その都度プリンタ装置の動作モードを使
用するインクリボンの種類に対応したモードに切り換え
る必要がある。
【0005】このため従来では、例えば図18に示すよ
うに、インクリボン1のサプライスプール2の一端部に
回転自在にリング3を設けると共に、当該リング3の外
周面にそのインクリボン1の種別コードや印画可能枚数
を表すコードなどをホットスタンプによってバーコード
状に記録する一方、この種別コード等をプリンタ装置側
において安価な反射型センサによって読み取り、当該読
み取り結果に基づいて動作モードを対応するモードに自
動的に切り換えるようにプリンタ装置を構築する方法が
提案されている。
【0006】そしてこの方法によれば、使用するインク
リボン1の種別等に応じてプリンタ装置の動作モードが
自動的に対応するモードに切り換わるため、プリンタ装
置の動作モードと、インクリボン1の種別等のミスマッ
チによるトラブルを未然に防止し得る利点がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところがかかる方法に
よると、リング3の周側面に記録されたバーコードが擦
れて消えたり、バーコードの一部を削るなどしてデータ
が改ざんされることがあった。そしてこのようにバーコ
ードが擦れて消えたり、データが改ざんされると、プリ
ンタ装置がそのインクリボン1の種別を正しく認識でき
ず、この結果プリンタ装置が設定する動作モードとイン
クリボン1の種別とがミスマッチして印画画像の画質が
劣化することがあった。
【0008】一方、インクリボンにおいては、同じ種別
のものであっても製造ロットごとに各インク色が微妙に
変化し易く、同じ種別のインクリボンを用いた場合にお
いても印画された画像の色のバランスや濃度が微妙に異
なることがある。
【0009】このためこのような印画画像の色のバラン
スや濃度等の変化を防止する方法として、使用するイン
クリボンの各インク色の製造ばらつきを補正するための
データ(以下、これを製造ばらつき補正用データと呼
ぶ)を予めプリンタ装置や当該プリンタ装置を制御する
パーソナルコンピュータ等に与えておき、当該製造ばら
つき補正用データに基づいて画像データを補正した後こ
の画像データに基づいて印画を行う方法が考えられてい
る。
【0010】この場合プリンタ装置等にインクリボンの
各インク色の製造ばらつき補正用データを与える方法と
しては、各インク色の製造ばらつきをそれぞれ数値化し
てこれをそのインクリボンの梱包箱の表面に表記してお
き、そのインクリボンを使用する際にユーザにその数値
をプリンタ装置等に入力させるようにする方法がある。
【0011】しかしながらこの方法によると、インクリ
ボンを交換するごとにユーザがインクリボンの各インク
色の製造ばらつき補正用データをプリンタ装置等に入力
する必要があり、使い勝手が悪い問題があった。
【0012】またこの方法によると、製造ばらつき補正
用データの入力を忘れると、先行して入力された製造ば
らつき補正用データに基づいて補正処理が行われるため
に各インク色の実際の製造ばらつきとプリンタ装置等に
よる補正処理とがミスマッチし、当該ミスマッチした補
正処理によって印画画像の色のバランスや濃度等がより
悪化する問題があり、さらにインクリボンの梱包箱を紛
失した場合にも同様の不具合が生じる問題があった。
【0013】さらにプリンタ装置にインクリボンの各イ
ンク色の製造ばらつき補正用データを与えるもう1つの
方法として、例えば上述のサプライスプールに取り付け
られたリングの外周面に種別コード等と一緒に各インク
色の製造ばらつき補正用データをホットスタンプにより
記録する方法が考えられる。
【0014】しかしながらホットスタンプによるデータ
記録方法では、記録できるデータ量がせいぜい12〜13ビ
ット程度と、各インク色の製造ばらつき補正用データを
記録できるほどの記録容量を確保することが難しく、ま
た無理に各インク色の製造ばらつき補正用データをホッ
トスタンプで記録するようにした場合においてもインク
リボンの生産ごとにホットスタンプの版を作成し、かつ
この版を製造ロットごとに変更しなければならないな
ど、コスト的に高価なものとなる問題があった。
【0015】他方、従来のプリンタ装置では、電源投入
後1枚目の印画を行う際にインクリボンの駆動機構部か
ら与えられる一定区間分のFG(Frequency Generator
)パルス(インクリボンの巻径に応じて変化する)を
カウントし、当該カウント結果に基づいてインクリボン
のおおよその残量を推測している。
【0016】そしてこのようなプリンタ装置では、この
推測結果に基づいてインクリボンのサプライスプール及
びテイクアップスプールを駆動する各モータに対する駆
動電圧を決定し、当該決定結果に応じた駆動電圧をこれ
らモータに印加することによりインクリボンに対して常
に一定のテンションを与えるようになされている。
【0017】しかしながらこの方法によると、正確さに
欠け、また1枚目の印画時には例えばおおよそ半分と仮
定してインクリボンのテンション制御を行うために正し
い制御を行うことができない問題があった。そしてこの
ようにインクリボンのテンション制御が正確に行われな
いと、印画しわや、送り方向の色ずれ、スキュー(回転
方向の色ずれ)等が発生するなど、印画画像の画質が不
安定となる問題があった。
【0018】本発明は以上の点を考慮してなされたもの
で、印画画像の画質劣化を確実かつ有効に防止し得るイ
ンクリボン及び印刷媒体を提案しようとするものであ
る。
【0019】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め本発明においては、インクリボンにおいて、リボンと
一体に設けられたアンテナと、アンテナを介して外部と
通信する通信手段と、データを記憶する記憶手段とを設
け、通信手段が、外部との通信により得られたデータを
必要に応じて記憶手段に記憶させ、及び又は記憶手段に
記憶されたデータを必要に応じて読み出して通信により
外部に出力するようにした。
【0020】この結果このインクリボンは、印画制御に
必要なデータを、データ損失及びデータ改ざんを有効に
防止しながら保持することができる。
【0021】また本発明においては、印刷媒体におい
て、着色材料又は発色する印画媒体と一体に設けられた
アンテナと、アンテナを介して外部と通信する通信手段
と、データを記憶する記憶手段とを設け、通信手段が、
外部との通信により得られたデータを必要に応じて記憶
手段に記憶させ、及び又は記憶手段に記憶されたデータ
を必要に応じて読み出して通信により外部に出力するよ
うにした。
【0022】この結果この印刷媒体は、印画制御に必要
なデータを、データ損失及びデータ改ざんを有効に防止
しながら保持することができる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下図面について、本発明の一実
施の形態を詳述する。
【0024】(1)本実施の形態によるプリンタシステ
ムの構成 図1において、10は全体として本実施の形態によるプ
リンタシステムを示し、リボンカートリッジ11及びプ
リンタ装置12から構成されている。
【0025】リボンカートリッジ11においては、図2
に示すように、帯状のリボンの一面に1色又は複数色の
インクが所定パターンで塗布されたインクリボン20
と、当該インクリボン20が巻回されたサプライスプー
ル21と、当該サプライスプール21から引き出したイ
ンクリボン20の一端部を保持するテイクアップスプー
ル22と、ホルダ23とから構成される。
【0026】そしてサプライスプール21及びテイクア
ップスプール22は、それぞれ後端部に形成されたつば
部21A、22Aよりも後側の筒部21B、22Bがホ
ルダ23の後端壁に穿設された対応する開口部23A
X、23AYに嵌め込まれ、かつ前端に形成された突起
部21C、22Cがそれぞれホルダ23の前端に形成さ
れた対応する凹部(図示せず)に嵌め込まれることによ
り、ホルダ23によって平行かつ回転自在に保持されて
いる。
【0027】一方プリンタ装置3には、図1からも明ら
かなように、筐体30の前面部に複数の操作ボタンを有
する第1の操作パネル31が配設されると共に、当該筐
体30の前面部に第1の操作パネル31を避けて開閉自
在にドア部32が設けられている。
【0028】この場合ドア部32には液晶表示パネル用
開口部33、パワースイッチ用開口部34及び排紙用開
口部35がそれぞれ所定位置に穿設されると共に、当該
ドア部32の内側にはこれら液晶表示パネル用開口部3
3、パワースイッチ用開口部34及び排紙用開口部35
を避けて複数の操作ボタンが設けられた第2の操作パネ
ル36が配設されている。
【0029】またドア部32に覆い隠される筐体30の
内部前面には、ドア部32の液晶表示パネル用開口部3
3及びパワースイッチ用開口部34にそれぞれ対応させ
て液晶表示パネル37及びパワースイッチ(図示せず)
が設けられており、かくしてドア部32を閉じた状態で
も液晶表示パネル37に表示される各種メッセージをド
ア部32の液晶表示パネル用開口部33を介して目視し
たり、パワースイッチを操作することができるようにな
されている。
【0030】また筐体30の内部前面には、リボンカー
トリッジ装填口38及びペーパートレイ装填口39が設
けられており、これらリボンカートリッジ装填口38及
びペーパートレイ装填口39をそれぞれ介してリボンカ
ートリッジ11及びペーパートレイ40を筐体30内に
装填することができるようになされている。
【0031】このため筐体30の内部には、図3に示す
ように、リボンカートリッジ11の装填位置に対応させ
てプラテン41及びサーマルヘッド42がそれぞれ所定
位置に配設されると共に、その近傍にプラテン41を回
転駆動したり、印画時にサーマルヘッド42をプラテン
41に所定圧力で押しつけたりするためのメカ機構が配
設されている。
【0032】また筐体30の内部には、図4に示すよう
に、リボンカートリッジ11の装填位置に対応させて、
リボンカートリッジ11が装填されたときに図5のよう
に当該リボンカートリッジ11のサプライスプール21
又はテイクアップスプール22の筒部21B、22Bと
嵌合し得るように第1及び第2のトルクリミッタ43、
44が配設されており、かくしてこれら第1及び又は第
2のトルクリミッタ43、44を回転駆動することによ
ってリボンカートリッジ11のインクリボン20(図
2)を送り又は巻戻したり、当該インクリボン20に所
望のテンションを与えたりすることができるようになさ
れている。
【0033】さらに筐体30の内部には、ペーパートレ
イ40の装填位置に対応させて印画紙搬送用のメカ機構
が設けられており、当該メカ機構によってペーパートレ
イ40内の印画紙を1枚ずつ取り出してプラテン41に
巻き付けるように搬送し、かつ印画後には当該印画紙を
ペーパートレイ40の上方にセットされるデリバリトレ
イ45(図1)上に送り出すことができるようになされ
ている。
【0034】かかる構成に加えこのプリンタシステム1
0の場合、図2及び図6に示すように、リボンカートリ
ッジ11のサプライスプール21のつば部21Aの後面
には、それぞれ環状のフレキシブル配線板51、保護フ
ィルム52及び保護シート53を順次一体に積層してな
るタグ50が貼り付けられている。
【0035】この場合フレキシブル配線板51の一面に
は、パターンでなるループ状のアンテナ(以下、これを
タブ側アンテナと呼ぶ)54が形成されると共に、当該
タブ側アンテナ54と電気的に接続されるようにして半
導体集積回路チップでなるメモリICチップ55が実装
されている。
【0036】また保護フィルム52は、メモリICチッ
プ55と同じ厚みで形成されており、所定位置に設けら
れた開口部52A内にメモリICチップ55が嵌まり込
むようにフレキシブル配線板51の一面側に貼着されて
いる。
【0037】さらに保護シート53は、保護フィルム5
2よりも硬度の高い材料を用いて形成されており、保護
フィルム52を介してフレキシブル配線板51の一面と
対向するように当該保護フィルム52上に貼着されてい
る。
【0038】そしてメモリICチップ55には、図7に
示すように、そのリボンカートリッジ11のインクリボ
ン20(図2)の種別や可能印画枚数及び実印画枚数な
どのデータが予め格納されたEEPROM(Electrical
ly Erasable ProgrammableROM)60と、タブ側アン
テナ54を介して外部と通信できるようになされた通信
部(以下、これをタブ側通信部と呼ぶ)61とが形成さ
れている。
【0039】この場合タブ側通信部61は、外部から与
えられる伝送信号S1をタブ側アンテナ54において受
信し、これを同調回路62に入力する。同調回路62
は、供給される伝送信号S1の中から所定の搬送波周波
数の信号成分を分離抽出し、得られた情報成分信号S2
を増幅回路63を介して復調回路64に送出する。
【0040】また復調回路64は、供給される情報成分
信号S2を復調し、得られた情報信号S3を通信制御回
路65に送出する。さらに通信制御回路65は、情報信
号S3をディジタル変換し、得られたディタルデータを
マイクロコンピュータ66に送出する。
【0041】マイクロコンピュータ66は、ROM(Re
ad Only Memory)67に格納されたプログラムに基づい
て、例えばディジタルデータとして書込み要求コマンド
が与えられた場合には、この書込み要求コマンドと共に
与えられるデータをEEPROM60内の対応するアド
レス位置に格納する。
【0042】またマイクロコンピュータ66は、ディジ
タルデータとして読出し要求コマンドが与えられた場合
には、EEPROM60に格納されている対応するデー
タを読み出し、これを通信制御回路65に送出する。
【0043】通信制御回路65は、供給されるデータを
アナログ変換し、得られた読出し情報信号S5を変調回
路68に送出する。また変調回路68は、供給される読
出し情報信号S5を所定の搬送周波数に変調し、得られ
た伝送信号S6を増幅回路69及びタブ側アンテナ54
を介して外部に発信する。
【0044】またタブ側アンテナ54から出力される伝
送信号S1は、電源回路70にも与えられる。そして電
源回路70は、この伝送信号S1からエネルギを取り出
し、必要な駆動電圧を各回路62〜69に送出する。
【0045】このようにしてリボンカートリッジ11の
タグ50においては、外部からの書込み要求や読出し要
求に応じて必要なデータをメモリICチップ55内のE
EPROM60に書き込んだり、当該EEPROM60
に格納されたデータを読み出して外部に発信したりする
ことができるようになされている。
【0046】なおタグ50のEEPROM60内に格納
される具体的なデータ内容及びEEPROM60におけ
るこれらデータの具体的なデータフォーマットを図8に
示す。
【0047】この図8からも明らかなように、タグ50
のEEPROM60はその記憶領域が複数のブロックに
分割されており、始めのブロック(00h)BL1内に
そのタグ50の管理データが格納される。
【0048】また続くブロック(01h〜0Fh)BL
2には、このタグ50が取り付けられたリボンカートリ
ッジ11について、その機種名、インクリボン20(図
2)の種別、可能印画枚数、使用枚数、インクリボンの
アドレス、顧客(OEM)先会社名、その会社に対する
仕様がそれぞれ図9に示す文字コードを用いて16文字以
内の文字列として格納される。
【0049】またこのブロックBL2内には、インクリ
ボン20及びこのインクリボン20とセットで販売され
る印画紙についての製造年月日及びロット番号などのリ
ボンロットデータ及び印画紙ロットデータがそれぞれ図
10(A)及び(B)に示すようなデータフォーマット
で格納される。
【0050】さらに続くブロック(10h〜1Fh)B
L3には、例えば図11に示すような順番でインクリボ
ン20の種別、印画可能枚数、実印画枚数、顧客先会社
名、その会社対する仕様の各コードが格納されると共
に、インクリボン20の製造会社の会社名が図9に示す
文字コードを用いて16文字以内の文字列として格納され
る。
【0051】そしてこの後のブロック(20h〜7E
h)BL4には、インクリボン20における各色のイン
クの製造ばらつきを補正するための製造ばらつき補正用
データなどが格納される。この場合この製造ばらつき補
正用データは、各色ごとに基準となるインク色との濃度
差をそれぞれYellow+2、Mgenta+3及びCyan−1のよ
うに数値化したときの数値(「+2」、「+3」、「−
1」)であり、これら数値が対応する領域内に順番に格
納される。
【0052】一方プリンタ装置12には、図4において
明らかなように、リボンカートリッジ11のサプライス
プール21の筒部21Aと嵌合する上述の第1のトルク
リミッタ43を取り囲むようにプリント配線板80が配
設されている。
【0053】またこのプリント配線板80のリボンカー
トリッジ11との対向面には配線パターンでなるループ
状のアンテナ(以下、これをプリンタ側アンテナと呼
ぶ)81が形成されると共に、当該プリンタ側アンテナ
81にはプリンタ装置内部に設けられた図12に示すよ
うな通信部(以下、これをプリンタ側通信部と呼ぶ)8
3が接続されている。
【0054】これによりプリンタ装置12においては、
リボンカートリッジ11が装填されたとき(図5)に、
プリンタ側アンテナ81がこのリボンカートリッジ11
に取り付けられたタグ50のタブ側アンテナ54と所定
距離を介して同心円状に対向し、プリンタ側通信部83
がこれらプリンタ側アンテナ81及びタブ側アンテナ5
4を介してタブ側通信部61と通信を行い得るようにな
されている。
【0055】この場合プリンタ側通信部83は、このプ
リンタ装置12全体の動作制御を司るCPU84の制御
のもとにタブ側通信部61と通信するようになされてお
り、実際上例えばタグ50のEEPROM60からデー
タを読み出すべき旨の命令がCPU84から与えられる
と、マイクロコンピュータ85がROM86に格納され
たプログラムに基づいて、読出し要求コマンド通信制御
回路87に送出する。
【0056】通信制御回路87は、供給される読出し要
求コマンドをアナログ変換し、得られたアナログ信号S
10を変調回路88に送出する。また変調回路88は、
供給されるアナログ信号S10を所定の搬送波周波数に
変調し、得られた伝送信号S11を増幅回路89及びプ
リンタ側アンテナ81を順次介してリボンカートリッジ
11のタグ側アンテナ54に向けて発信する。
【0057】またプリンタ側通信部83は、この結果と
して上述のようにしてタブ側通信部61から出力される
伝送信号S6をプリンタ側アンテナ81を介して受信
し、これを同調回路90に入力する。
【0058】同調回路90は、供給される伝送信号S6
から所定の搬送周波数の信号成分を分離抽出し、得られ
た情報成分信号S11を増幅回路91を介して復調回路
92に送出する。また復調回路92は、供給される情報
成分信号S11を復調し、得られた情報信号S12を通
信制御回路87に送出する。
【0059】通信制御回路87は、供給される情報信号
S12をディジタル変換し、得られたタグ50のEEP
ROM60から読み出したデータでなるディジタルデー
タをマイクロコンピュータ85に送出する。
【0060】そしてマイクロコンピュータ85は、供給
されるディジタルデータを一旦RAM93に格納すると
共に、これを所定のタイミングで読み出し、このディジ
タルデータをCPU84に送出する。
【0061】またマイクロコンピュータ85は、タグ5
0のEEPROM60にデータを書き込むべき旨の命令
及びその書き込むべきデータがCPU84から与えられ
ると、書込み要求コマンド及び当該データを通信制御回
路87に送出する。通信制御回路87は、供給される書
込み要求コマンド及びデータをアナログ変換し、得られ
たアナログ信号S10を変調回路88に送出する。
【0062】変調回路88は、供給されるアナログ信号
S10を所定の搬送波周波数に変調し、得られた伝送信
号S1を増幅回路89及びプリンタ側アンテナ81を順
次介してタブ側アンテナ54に向けて発信する。この結
果このデータが上述のようにタグ50のタブ側通信部6
1の制御のもとに、当該タグ50のEEPROM60内
に格納される。
【0063】このようにしてこのプリンタ装置12にお
いては、リボンカートリッジ11のタブ50のEEPR
OM60から必要なデータを読み出し若しくは更新した
り、又は当該EEPROM60に新たなデータを書き込
んだりすることができるようになされている。
【0064】(2)プリンタ装置12における信号処理
部100の構成 ここでプリンタ装置12には、図13に示すように、上
述のCPU84を含んでなるマイクロコンピュータ構成
の信号処理部100が筐体30内部に配設されている。
【0065】この場合CPU84は、筐体30の内部に
リボンカートリッジ12が装填されたことを図示しない
センサからの出力に基づいて認識すると、まずプリンタ
側通信部83を制御して当該リボンカートリッジ12の
タグ55内のEEPROM60に格納されている図9に
ついて上述した各種データを読み出させ、これら読み出
した各種データをRAM101に格納する。
【0066】次いでCPU84は、このRAM101に
格納した各種データのうちの種別コードのデータに基づ
いて、動作モードを対応する動作モードに切り換える。
またこれと共にCPU84は、RAM101に格納した
各種データのうちの必要なデータをパーソナルコンピュ
ータ等の外部機器に送出することにより、このリボンカ
ートリッジ11におけるインクリボン20の種別や可能
印画枚数、使用枚数などの情報を外部機器のモニタに表
示させる。
【0067】一方CPU84は、外部機器からインター
フェース回路102を介して印画命令が与えられると、
メカ制御部103を介して対応するメカ機構を駆動させ
ることにより、筐体30の内部に装填されたペーパート
レイ40内から1枚の印画紙を取り出させて搬送させ、
これをリボンカートリッジ11のインクリボン20を介
してサーマルヘッド42及びプラテン41で挟んだ状態
に保持させる。
【0068】またCPU84は、この印画命令と共に与
えられる各色ごとの画像データD1A〜D1Cをそれぞ
れ対応するインターフェース回路104A〜104Cを
介して取り込ませ、これらをそれぞれメモリコントロー
ラ105を介してメモリ106の対応する記憶領域内に
格納させる。なおこの実施の形態の場合においては、各
色ごとの画像データD1A〜D1Cとして、画像の赤色
成分、緑色成分及び青色成分のデータがそれぞれ与えら
れる。
【0069】次いでCPU84は、外部機器から各色ご
との全ての画像データD1A〜D1Cがメモリ106に
格納されると、サーマルヘッド42に設けられたサーミ
スタから供給される温度情報と、RAM101に取り込
んだ各種データのうちのメディア種別コードとに基づい
て、ROM107に予め格納されている各動作モード及
び各温度ごとの各インク色に対するγデータのなかから
対応する動作モード及び温度のγデータD2をインク色
分読み出す。
【0070】そしてCPU84は、これらROM107
から読み出した各インク色のγデータD2を、このとき
RAM101に格納されている対応するインク色の製造
ばらつき補正用データに基づいて補正する。
【0071】具体的にCPU84は、例えばある色の製
造ばらつき補正用データの値が+αであった場合には、
ROM107から読み出したその色のγデータD2に対
して次式
【0072】
【数1】
【0073】を乗算するようにして補正する。
【0074】またCPU84は、製造ばらつき補正用デ
ータの値が−αであった場合には、ROM107から読
み出したその色のγデータD2に対して次式
【0075】
【数2】
【0076】を乗算するようにして補正する。
【0077】この結果例えばROM107から読み出し
たγデータD2が図14の実線のグラフK1であったと
すると、このγデータD2が図14の破線のグラフK
2、K3に補正され、この補正されたγデータD3がγ
補正回路108に与えられる。そしてγ補正回路108
は、このγデータD3をその内部に設けられた図示しな
いEEPROMに格納する。
【0078】続いてCPU84は、メモリコントローラ
105を制御してメモリ106に格納されている赤色成
分、緑色成分及び青色成分の各画像データD1A〜D1
Cを1ライン分ずつ読み出させ、これらを色座標変換及
びマスキング処理回路109に送出させる。
【0079】色座標変換及びマスキング処理回路109
は、供給される各画像データD1A〜D1Cに基づき得
られるカラー画像の色座標をRGB系からYMC系に変
換すると共に、得られた黄色成分、マゼンタ成分、シア
ン成分の各画像データD4のなかからCPU84により
指定された1色分の画像データD4を、閾値以下のレベ
ルのデータを削除するいわゆるマスキング処理を施しな
がら1ライン分ずつγ補正回路108に送出する。
【0080】γ補正回路108は、CPU84の制御の
もとにEEPROMに格納された各色についてのγデー
タD3のなかから指定された色のγデータD3を選択
し、このγデータD3に基づいて色座標変換及びマスキ
ング処理回路109から与えられる画像データD4に対
してγ補正処理を施し、得られたγ補正画像データD5
を画質補正回路110に送出する。
【0081】画質補正回路110は、γ補正画像データ
D5に対して画像内のエッジを際立たせるエッジ補正処
理などの画質を向上させるための所定の画質補正処理を
施し、得られた画質補正画像データD6をPWM回路1
11に送出する。
【0082】PWM回路111は、順次供給される1ラ
イン分の画質補正画像データD6を例えば256 段階でパ
ルス幅変調し、得られた印画データD7をサーマルヘッ
ド42に送出する。この結果この印画データD7に基づ
いてサーマルヘッド42を介して印画紙に1ライン分の
印画が順次行われる。
【0083】またCPU84は、この後メカ制御部10
3を介してメカ機構を駆動させることによりリボンカー
トリッジ11のインクリボン20及び印画紙を一体に1
ライン分送らせると共に、この後メモリコントローラ1
05、色座標変換及びマスキング処理回路109、γ補
正回路108、画質補正回路110及びPWM回路11
1を制御して上述と同様にして所定ライン分の印画を行
わせることにより1色分の印画を実行する。
【0084】さらにCPU84は、この後メカ制御部1
03を介してメカ機構を駆動させることにより印画紙を
リボンカートリッジ11のインクリボン20に塗布され
た次の色のインク層と当接させると共にサーマルヘッド
42を当該インクリボン20を介して印画紙に押しつけ
させた後、上述と同様にしてその色の画像データD4に
基づいて印画を実行させ、この後さらに同様の動作を順
次繰り返すことにより残りの色の画像データD4に基づ
く画像を対応する色で印画させる。
【0085】このようにしてプリンタ装置12において
は、供給される画像データD1A〜D1Cに基づいて画
像の黄色成分、マゼンタ成分及びシアン成分を対応する
色で順次印画させるようになされ、かくしてこれら各色
の重ね合わせによって画像データD1A〜D1Cに基づ
くフルカラーの画像を印画し得るようになされている。
【0086】一方CPU84は、印画動作時、このよう
な印画制御に加えてリボンカートリッジ11に取り付け
られたタグ55のEEPROM60に格納されている可
能印画枚数及び使用枚数のデータに基づき、図15に示
すテンション制御処理手順RT1に従って、リボンカー
トリッジ11のインクリボン20のテンションを制御す
る。
【0087】すなわちCPU84は、外部機器から印画
命令が与えられるとこのテンション制御処理手順RT1
をステップSP1において開始し、続くステップSP2
においてプリンタ側通信部83を制御してリボンカート
リッジ11のタグ55のEEPROM60から可能印画
枚数及び使用枚数を表すデータを読み出す。
【0088】次いでCPU84は、ステップSP3に進
んでこれら読み出した可能印画枚数及び使用枚数を表す
データと、ROM107に予め格納されている各機種及
び各種別ごとのインクリボン20の1画面(Y、M及び
Cの3色分)当たりの長さ、スプール(サプライスプー
ル21及びテイクアップスプール22)の半径及びイン
クリボン20の厚みとに基づいて、上述の第1及び第2
のトルクリミッタ43、44(図4)に回転力を与える
各モータ(以下、これらをそれぞれサプライスプール駆
動用モータ、テイクアップスプール駆動用モータと呼
ぶ)に印加すべき駆動電圧値を算出する。
【0089】具体的にCPU84は、まず可能印画枚数
をN、使用枚数をn、インクリボン20の1画面当たり
の長さをL、スプールの半径をr、インクリボン20の
厚みをhとして次式
【0090】
【数3】
【0091】を演算することにより、このときのインク
リボン20の厚みを含むサプライスプール21の半径r
s を算出する。
【0092】そしてCPU84は、この算出結果を利用
して、所望するテンションの大きさをFとして次式
【0093】
【数4】
【0094】を演算することにより、このときサプライ
スプール21に与えるべきトルクTSの大きさを算出す
る。
【0095】さらにCPU84は、この算出結果に基づ
いて上述のサプライスプール駆動用モータに印加すべき
駆動電圧値を算出し、この算出した電圧値の駆動電圧を
メカ制御部103を介して当該サプライスプール駆動用
モータに印加する。
【0096】またこれと同様にしてCPU84は、イン
クリボン20の使用枚数に基づいて次式
【0097】
【数5】
【0098】を演算することにより、このときのインク
リボン20の厚みを含むテイクアップスプール22の半
径rT を算出すると共に、当該算出結果を利用して次式
【0099】
【数6】
【0100】を演算することにより、このときテイクア
ップスプール22に与えるべきトルクTT の大きさを算
出する。
【0101】さらにCPU84は、この算出結果に基づ
いて上述のテイクアップスプール駆動用モータに印加す
べき駆動電圧値を算出し、この算出した電圧値の駆動電
圧をメカ制御部103を介して当該テイクアップスプー
ル駆動用モータに印加することにより、リボンカートリ
ッジ11のインクリボン20に所定のテンションFを与
える。
【0102】続いてCPU84は、ステップSP4に進
んで上述のようにメモリコントローラ105、色座標変
換及びマスキング回路109、γ補正回路108、画質
補正回路110及びPWM回路111を制御することに
より1画面分の印画を行わせる。
【0103】次いでCPU84は、ステップSP5に進
んでプリンタ側通信部103を介してリボンカートリッ
ジ11のタグ55のタグ側通信部61と通信し、当該タ
グ55のEEPROM60に格納されている使用枚数を
1減算した値に書き換えさせる。
【0104】次いでCPU84は、ステップSP6に進
んでこの後続けて印画を行うべきか否かを判断し、肯定
結果を得るとステップSP2に戻り、これに対して否定
結果を得るとステップSP7に進んでこのテンション制
御処理手順RT1を終了する。
【0105】このようにしてCPU84は、印画動作時
におけるリボンカートリッジ11のインクリボン20の
テンションを制御する。
【0106】(3)本実施の形態の動作及び効果 以上の構成において、このプリンタシステム10では、
プリンタ装置12にインクカートリッジ11が装填され
ると、当該インクリボンカートリッジ11に取り付けら
れたタグ50内のEEPROM60から当該EEPRO
M60に予め格納されている各種データが非接触通信方
式によりプリンタ装置12のCPU84により読み出さ
れる。
【0107】そしてプリンタ装置12のCPU84は、
このタグ50から読み出した各種データのうちの種別情
報に基づいて動作モードをそのインクリボンカートリッ
ジ11のインクリボン20に応じたモードに切り換え、
製造ばらつき補正要データに基づいて印画時に使用する
γデータD2を補正する。またCPU84は、タグ50
から読み出した各種データのうちのインクリボン20の
印画可能枚数及び使用枚数のデータに基づいて、印画動
作時における当該インクリボン20のテンションを制御
する。
【0108】従ってこのプリンタシステム10では、デ
ータ損失やデータ改ざんを有効に防止しながら、インク
リボン20の種別情報などの印画制御に必要なデータを
リボンカートリッジ11(インクリボン20)にもたせ
ることができ、その分例えばプリンタ装置12が設定す
る動作モードと、リボンカートリッジ11のインクリボ
ン20の種別とのミスマッチによる印画画像の劣化を未
然にかつ有効に防止することができる。
【0109】またこのプリンタシステム10では、リボ
ンカートリッジ11のインクリボン20の各色の製造ば
らつき補正用データに基づいてプリンタ装置12が自動
的に各色のγデータD2を補正するため、当該各色のイ
ンクの製造ばらつきに起因する印画画像の色バランスの
不安定化を未然に防止することができる。
【0110】さらにこのプリンタシステム10では、リ
ボンカートリッジ11のインクリボン20の印画可能枚
数及び使用枚数に基づいてプリンタ装置12が印画動作
時におけるインクリボン20のテンションを制御すると
共に、当該使用枚数を順次正しい値に更新するため、プ
リンタ装置12におけるインクリボン20のテンション
制御を高精度に行うことができ、その分テンション制御
の精度誤差に起因する印画しわや、送り方向の色ずれ及
びスキューなどの発生を未然に防止することができる。
【0111】以上の構成によれば、印画制御に必要なデ
ータが予め格納されたタグ50をリボンカートリッジ1
1に設け、プリンタ装置12側においてこのタグ50に
格納されたデータを非接触通信により自在に読み出し又
は更新できるようにしたことにより、プリンタ装置10
が自動的に設定する動作モードとリボンカートリッジ1
1のインクリボン20の種別等とのミスマッチによる印
画画像の劣化や、インクリボン20の各色のインクの製
造ばらつきに起因する印画画像の色バランスの不安定
化、並びにインクリボン20に対するテンション制御の
不正確さに起因する印画しわや、送り方向の色ずれ及び
スキューなどの発生を未然に防止することができ、かく
して印画画像の画質劣化を確実かつ有効に防止し得るプ
リンタシステムを実現できる。
【0112】(4)他の実施の形態 なお上述の実施の形態においては、タグ50のEEPR
OM60に格納するデータとして、図9について上述し
たように管理データや、機種名、インクリボン20の種
別、可能印画枚数、使用枚数、インクリボン20のアド
レス、顧客(OEM)先会社名、その会社に対する仕
様、リボンロットデータ及び印画紙ロットデータ、イン
クリボン20における各色のインクの製造ばらつきを補
正するための製造ばらつき補正用データなどを格納する
ようにした場合について述べたが、本発明はこれに限ら
ず、この他種々のデータを格納するようにしても良い。
【0113】この場合において、例えばインクリボン2
0がセルフラミネートタイプである場合にはラミネート
をプリントする際のサーマルヘッド42に印加すべき電
圧値をタグ50のEEPROM60に格納しておいた
り、インクリボン20が高速プリント可能なタイプのも
のである場合には印画周期などのデータをタグ50のE
EPROM60に格納しておき、プリンタ装置12がこ
のデータを利用して印画時における制御を行うようにし
ても良い。
【0114】また例えば製品のコマーシャルや、『当た
り』又は『はずれ』などの懸賞用の文字のデータなどを
タグ50のEEPROM60に格納しておき、プリンタ
装置12側においてこれを読み出し、液晶表示パネル3
7や外部機器のモニタに表示させるようにしても良い。
【0115】さらに本発明による方式ではインクリボン
20が包装又は梱包された状態でもタグ50のインクリ
ボン側通信部61と通信できるため、インクリボン20
の流通ルートを順次記録しておくようにしても良く、こ
のようにすることによってトラブルが発生した場合にお
ける当該トラブルの再発防止のための1つの情報として
このデータを活用することができる。
【0116】また上述の実施の形態においては、リボン
カートリッジ11のタグ50にインクリボン20におけ
る各色のインクごとの製造ばらつき補正用データを格納
し、プリンタ装置12側においてこれら製造ばらつき補
正用データに基づいてγデータD2を補正するようにし
た場合について述べたが、本発明はこれに限らず、例え
ばリボンカートリッジ11のタグ50に予め補正された
γデータD3を格納しておき、プリンタ装置12側でこ
のγデータD3を利用してγ補正処理を行うようにして
も良い。
【0117】この場合において例えばこのγデータD3
を使用するか否かの判別フラグをリボンカートリッジ1
1のタグ50のEEPROM60内に格納しておき、こ
の判別フラグがたっているときにのみこのγデータD3
を使用してγ補正処理を行うようにしても良い。
【0118】さらに上述の実施の形態においては、タグ
50をサプライスプール21のつば部21Aの後面に貼
着するようにした場合について述べたが、本発明はこれ
に限らず、例えばテイクアップスプール22のつば部2
2Aの後面若しくは前面に取り付けたり、サプライスプ
ール21若しくはテイクアップスプール22におけるイ
ンクリボン20を巻き付ける部分の表面、サプライスプ
ール21若しくはテイクアップスプール22の内部、リ
ボンカートリッジ11のホルダ23の表面のいずれかの
部位、又はホルダ23の内部などにタグ50を配設する
ようにしても良く、タグ50の配設の場所としてはこの
他種々の場所を広く適用することができる。
【0119】さらに上述の実施の形態においては、タグ
50を環状形状とするようにした場合について述べた
が、本発明はこれに限らず、この他種々の形状を広く適
用することができる。この場合において上述の実施の形
態においては、タグ50のアンテナ形状をループ状とす
るようにした場合について述べたが、本発明はこれに限
らず、例えばタグの形状に応じてこの他種々の形状を広
く適用することができる。
【0120】さらに上述の実施の形態においては、タグ
側アンテナ54及びプリンタ側アンテナ81の形状をル
ープ状に形成するようにした場合について述べたが、本
発明はこれに限らず、例えば図16(A)のような四角
形状や、図16(B)のようなL字形状、又は図16
(C)のような三日月形状にタグ側アンテナ54やプリ
ンタ側アンテナ81を形成するようにしても良い。また
プリンタ側アンテナ81を図16(D)のように棒状に
形成するようにしても良く、タグ側アンテナ54及びプ
リンタ側アンテナ81の形状としては、この他種々の形
状を広く適用することができる。
【0121】さらに上述の実施の形態においては、タグ
側アンテナ54及びプリンタ側アンテナ81をプリント
配線板51、80のパターンとして形成するようにした
場合について述べたが、本発明はこれに限らず、この他
種々の形成方法を広く適用することができる。
【0122】さらに上述の実施の形態においては、タグ
50をプリント配線板51、保護フィルム52及び保護
シート53の3層構造とするようにした場合について述
べたが、本発明はこれに限らず、この他種々の構造を広
く適用することができる。
【0123】さらに上述の実施の形態においては、本発
明を印刷媒体としてインクリボン20を用いるプリンタ
システム10に適用するようにした場合について述べた
が、本発明はこれに限らず、例えば自己発色する印画媒
体(印画紙、印画フィルム)がロール芯等に巻回されて
なる印刷媒体を用いるプリンタシステムや、バブルジェ
ットプリンタシステムのように印刷媒体として液体状の
着色材料(インク)が充填されたインクカートリッジを
用いるプリンタシステムや、カラー複写システムのよう
に印刷媒体として粉体状の着色材料(トナー)が充填さ
れたトナーカートリッジを用いるプリンタシステムなど
にも広く適用することができる。
【0124】そしてこの場合には、自己発色する印画媒
体が巻回されたロール芯や、インク又はトナーなどの着
色材料が収納されたカートリッジにタグ50を取り付け
る一方、プリンタ装置側の対応する位置にアンテナを設
けるなどしてタグ50と通信できるようにすれば良い。
【0125】さらに上述の実施の形態においては、図9
について上述したような各種データを記憶するための記
憶手段として不揮発性メモリ(EEPROM60)を適
用するようにした場合について述べたが、本発明はこれ
に限らず、要は、図9について上述したような各種デー
タを記憶保持できるこの他種々の記憶手段を広く適用す
ることができる。
【0126】さらに上述の実施の形態においては、通信
手段としてのタグ側通信部61及びプリンタ側通信部8
3を図7又は図12のように構成するようにした場合に
ついて述べたが、本発明はこれに限らず、要は、相互に
非接触通信を行い得るのであれば、タグ側通信部61及
びプリンタ側通信部83の構成としては、この他種々の
構成を広く適用することができる。
【0127】さらに上述の実施の形態においては、プリ
ンタ装置12のCPU84が1画面分の印画を行うごと
にタグ50のEEPROM60に格納されている使用枚
数を1減算した値に更新するようにした場合について述
べたが、本発明はこれに限らず、連続印画を行う場合に
は全ての印画を終了した段階でタグ50のEEPROM
60に格納されている使用枚数を更新するようにしても
良い。
【0128】ただし本実施の形態のように1画面分の印
画を行うごとにタグ50のEEPROM60に格納され
ている使用枚数を更新したほうが、例えば連続印画動作
の途中でプリンタ装置12の電源が切られた場合などに
おいてもタグ50のEEPROM60が正しい使用枚数
を保持できる利点がある。
【0129】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、インクリ
ボンにおいて、一面にインクが塗布されたリボンと一体
に、アンテナ、当該アンテナを介して外部と通信する通
信手段及びデータを記憶する記憶手段をそれぞれ設け、
通信手段が外部との通信により得られたデータを記憶手
段に記憶させ、及び又は記憶手段に記憶されたデータを
必要に応じて読み出してアンテナを介して外部に出力す
るようにしたことにより、印画制御に必要なデータを損
失及び改ざんを有効に防止しながらインクリボンにもた
せることができ、かくして印画画像の画質劣化を確実か
つ有効に防止し得るインクリボンを実現できる。
【0130】また印刷媒体において、着色材料又は発色
する印画媒体と一体に、アンテナ、当該アンテナを介し
て外部と通信する通信手段及びデータを記憶する記憶手
段をそれぞれ設け、通信手段が外部との通信により得ら
れたデータを記憶手段に記憶させ、及び又は記憶手段に
記憶されたデータを必要に応じて読み出してアンテナを
介して外部に出力するようにしたことにより、印画制御
に必要なデータを損失及び改ざんを有効に防止しながら
印刷媒体にもたせることができ、かくして印画画像の画
質劣化を確実かつ有効に防止し得る印刷媒体を実現でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態によるプリンタシステムの構成を
示す斜視図である。
【図2】リボンカートリッジの構成を示す分解斜視図で
ある。
【図3】プリンタ装置の内部構成の説明に供する略線的
な分解斜視図である。
【図4】プリンタ装置の内部構成の説明に供する略線的
な斜視図である。
【図5】プリンタ装置に装填されたリボンカートリッジ
の様子を部分的に断面をとって示す断面図である。
【図6】タグの構成を示す略線的な分解斜視図である。
【図7】メモリICチップの構成を示すブロック図であ
る。
【図8】タグのEEPROMにおける具体的なデータ内
容及びデータフォーマットの説明に供する図表である。
【図9】本実施の形態において使用する文字コードの説
明に供する図表である。
【図10】図8のリボンロット欄及び印画紙ロット欄に
おける具体的なデータ内容及びデータフォーマットの説
明に供する図表である。
【図11】図8のコード欄における具体的なデータ内容
及びデータフォーマットの説明に供する図表である。
【図12】プリンタ側通信部の構成を示すブロック図で
ある。
【図13】プリンタ装置の信号処理部の構成を示すブロ
ック図である。
【図14】γデータの補正処理の説明に供するグラフで
ある。
【図15】テンション制御処理手順を示すフローチャー
トである。
【図16】他の実施の形態の説明に供する略線的な斜視
図である。
【図17】インクリボンの種類の説明に供する図表であ
る。
【図18】従来のインクリボンの構成例を示す上面図及
び側面図である。
【符号の説明】
10……プリンタシステム、11……リボンカートリッ
ジ、12……プリンタ装置、20……インクリボン、2
1……サプライスプール、22……テイクアップスプー
ル、23……ホルダ、41……プラテン、42……サー
マルヘッド、43、44……トルクリミッタ、50……
タグ、51、80……プリント配線板、54……タグ側
アンテナ、55……メモリICチップ、60……EEP
ROM、61……タグ側通信部、81……プリンタ側ア
ンテナ、83……プリンタ側通信部、84……CPU、
D1A〜D1C、D4……画像データ。
【手続補正書】
【提出日】平成12年8月22日(2000.8.2
2)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】発明の名称
【補正方法】変更
【補正内容】
【発明の名称】 インクリボン
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0001
【補正方法】変更
【補正内容】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はインリボンに関し、
例えば熱転写型のプリンタ装置に用いられるインクリボ
ンに適用して好適なものである。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0018
【補正方法】変更
【補正内容】
【0018】本発明は以上の点を考慮してなされたもの
で、印画画像の画質劣化を確実かつ有効に防止し得るイ
ンクリボンを提案しようとするものである。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0019
【補正方法】変更
【補正内容】
【0019】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め本発明においては、インクリボンにおいて、第1のス
プールと一体に設けられたアンテナと、アンテナを介し
て外部と通信する通信手段と、リボンに適した印画を行
うための所定の第1の制御データを記憶する記憶する記
憶手段とを設け、通信手段が、外部との通信により得ら
れた第1の制御データを必要に応じて記憶手段に記憶さ
せ、及び又は当該記憶手段に記憶された第1の制御デー
タを必要に応じて読み出して通信により外部に出力する
ようにした。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0020
【補正方法】変更
【補正内容】
【0020】この結果このインクリボンは、リボンに適
した印画を行うための印画制御に必要な第1の制御デー
タを、データ損失及びデータ改ざんを有効に防止しなが
ら保持することができる。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0021
【補正方法】削除
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0022
【補正方法】削除
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0129
【補正方法】変更
【補正内容】
【0129】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、インクリ
ボンにおいて、第1のスプールと一体に設けられたアン
テナと、アンテナを介して外部と通信する通信手段と、
リボンに適した印画を行うための所定の第1の制御デー
タを記憶する記憶する記憶手段とを設け、通信手段が、
外部との通信により得られた第1の制御データを必要に
応じて記憶手段に記憶させ、及び又は当該記憶手段に記
憶された第1の制御データを必要に応じて読み出して通
信により外部に出力するようにしたことにより、リボン
に適した印画を行うための印画制御に必要な第1の制御
データを、データ損失及びデータ改ざんを有効に防止し
ながら保持することができ、かくして印画画像の画質劣
化を確実かつ有効に防止し得るインクリボンを実現でき
る。
【手続補正10】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0130
【補正方法】削除
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 吉野 浩司 東京都品川区北品川6丁目7番35号ソニー 株式会社内 (72)発明者 上村 俊一 東京都品川区北品川6丁目7番35号ソニー 株式会社内 Fターム(参考) 2C061 AQ04 HH01 HJ10 HK07 HK11 HK15 HN02 HN15 2C068 AA02 AA06 EE01 EE58 EE60 NN01 NN19

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一面にインクが塗布されたリボンと、 上記リボンと一体に設けられたアンテナと、 上記アンテナを介して外部と通信する通信手段と、 データを記憶する記憶手段とを具え、 上記通信手段は、 上記外部との上記通信により得られた上記データを必要
    に応じて上記記憶手段に記憶させ、及び又は上記記憶手
    段に記憶された上記データを必要に応じて読み出して上
    記通信により上記外部に出力することを特徴とするイン
    クリボン。
  2. 【請求項2】上記データとして、上記インクリボンの種
    別を表す種別データが上記記憶手段に予め格納されたこ
    とを特徴とする請求項1に記載のインクリボン。
  3. 【請求項3】上記データとして、上記インクの製造ばら
    つきを補正するための製造ばらつき補正用データが上記
    記憶手段に予め格納されたことを特徴とする請求項1に
    記載のインクリボン。
  4. 【請求項4】上記データとして、印画可能枚数を表すデ
    ータが上記記憶手段に予め格納されると共に、使用枚数
    を表すデータが書き換え自在に上記記憶手段に格納され
    たことを特徴とする請求項1に記載のインクリボン。
  5. 【請求項5】上記記憶手段は、不揮発性メモリでなるこ
    とを特徴とする請求項1に記載のインクリボン。
  6. 【請求項6】上記通信手段及び記憶手段が1つの半導体
    集積回路チップ内に形成されたことを特徴とする請求項
    1に記載のインクリボン。
  7. 【請求項7】上記アンテナが配線板上にパターンとして
    形成されると共に、上記半導体集積回路チップが上記ア
    ンテナと電気的に接続されるようにして上記配線板上に
    実装されたことを特徴とする請求項6に記載のインクリ
    ボン。
  8. 【請求項8】上記リボンが巻回された第1のスプール
    と、 上記第1のスプールから引き出された上記リボンの一端
    側を保持する第2のスプールと、 上記第1及び第2のスプールを平行かつ回転自在に保持
    するホルダとを具えることを特徴とする請求項1に記載
    のインクリボン。
  9. 【請求項9】印画情報に基づく形状又は画像を可視表示
    するために印画対象に付着される着色材料又は印画処理
    により発色する印画媒体と、 上記着色材料又は上記発色する上記印画媒体と一体に設
    けられたアンテナと、上記アンテナを介して外部と通信
    する通信手段と、 データを記憶する記憶手段とを具え、 上記通信手段は、 上記外部との上記通信により得られた上記データを必要
    に応じて上記記憶手段に記憶させ、及び又は上記記憶手
    段に記憶された上記データを必要に応じて読み出して上
    記通信により上記外部に出力することを特徴とする印刷
    媒体。
  10. 【請求項10】上記データとして、上記着色材料又は上
    記発色する上記印画媒体の種別を表す種別データが予め
    上記記憶手段に格納されたことを特徴とする請求項9に
    記載の印刷媒体。
  11. 【請求項11】上記データとして、上記着色材料又は上
    記発色する上記印画媒体の製造ばらつきを補正するため
    の製造ばらつき補正用データが予め上記記憶手段に格納
    されたことを特徴とする請求項9に記載の印刷媒体。
  12. 【請求項12】上記データは、上記着色材料又は上記発
    色する上記印画媒体の使用量に関するデータでなること
    を特徴とする請求項9に記載の印刷媒体。
  13. 【請求項13】上記記憶手段は、不揮発性メモリでなる
    ことを特徴とする請求項9に記載の印刷媒体。
  14. 【請求項14】上記通信手段及び記憶手段が1つの半導
    体集積回路チップ内に形成されたことを特徴とする請求
    項9に記載の印刷媒体。
  15. 【請求項15】上記アンテナが配線板上にパターンとし
    て形成されると共に、半導体集積回路チップが上記アン
    テナと電気的に接続されるようにして上記配線板上に実
    装されたことを特徴とする請求項14に記載の印刷媒
    体。
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