JP2000354868A - 電解水の発生装置 - Google Patents

電解水の発生装置

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JP2000354868A
JP2000354868A JP11351584A JP35158499A JP2000354868A JP 2000354868 A JP2000354868 A JP 2000354868A JP 11351584 A JP11351584 A JP 11351584A JP 35158499 A JP35158499 A JP 35158499A JP 2000354868 A JP2000354868 A JP 2000354868A
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常一 以西
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寿樹 十亀
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 アルカリ水や酸性水のpHを、感覚的に判り
やすい状態で表示する。 【解決手段】 電解水の発生装置は、正極1と負極2と
を内蔵する電離槽3と、正極1と負極2とに直流を印加
する電源4と、電離槽3を通過して排出される水のpH
を検出して表示するpH表示器6とを備える。pH表示
器6は、pHを色表示するカラー表示パネル14を備え
る。pH表示器6は、カラー表示パネル14で排出され
る水のpHを表示している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、水を電解してアル
カリ水と酸性水とに電解する電解水の発生装置に関し、
とくに、アルカリ水や酸性水のpHを表示する装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】水道水を電気分解して、アルカリ水と酸
性水とに電解する装置はすでに使用されている。この装
置は、正極の近傍に酸性水を、負極の近傍にアルカリ水
を集めることができる。このため、電極の近傍から排水
して、アルカリ水と酸性水とに分離できる。この種の装
置は、アルカリ水を飲料水として使用し、酸性水を殺菌
効果のある水として使用している。アルカリ水と酸性水
のpHは、電極間に流れる電流と、電離槽を通過する水
の流量とで決定される。流量が一定で、電極間の電流が
増加すると、アルカリ水のpHが高くなる。電極間の電
流を一定にして、流量を少なくしてもアルカリ水のpH
は高くなる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】電解水の発生装置は、
電離槽に流す流量と電流を制御して、排出されるアルカ
リ水や酸性水のpHを調整している。たとえば、pHの
高いアルカリ水を排出させるには、電離槽を通過する水
の流量を少なくし、あるいは電極間の電流を大きくす
る。
【0004】アルカリ水のpHを変更できる装置は、排
出されるアルカリ水のpHを表示してより便利に使用で
きる。使用者がpHを確認して使用できるからである。
排出されるアルカリ水や酸性水のpHは、pHメーター
で検出し、あるいは、電解槽を流れる流量と、電極間の
電流値から演算して検出できる。検出されたpHは、実
際の数値でデジタル表示される。
【0005】この装置は、デジタル数値を確認して、ア
ルカリ水や酸性水のpHを確認できる。デジタル数値
は、pHを正確に表示できる。しかしながら、離れると
数値が見え難くなる欠点がある。また、pHの程度を感
覚的に判定し難い欠点もある。たとえば、排出されるア
ルカリ水がどの程度に強いアルカリ性を示すかを、感覚
的に判定し難い欠点がある。
【0006】本発明は、このような欠点を解決すること
を目的に開発されたものである。本発明の重要な目的
は、アルカリ水や酸性水のpHを、感覚的に判りやすい
状態で表示できる電解水の発生装置を提供することにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の電解水の発生装
置は、前述の目的を達成するために下記の構成を備え
る。電解水の発生装置は、正極1と負極2とを内蔵する
電離槽3と、正極1と負極2とに直流を印加する電源4
と、電離槽3を通過して排出される水のpHを検出して
表示するpH表示器6とを備える。pH表示器6は、p
Hを色表示するカラー表示パネル14を備える。pH表
示器6は、カラー表示パネル14で排出される水のpH
を表示している。
【0008】さらに、本発明の請求項2の電解水の発生
装置は、pH表示器6が、pHを数値で表示するデジタ
ル表示パネル13と、このデジタル表示パネル13で表
示するpHを色表示するカラー表示パネル14とを備え
る。pH表示器6は、デジタル表示パネル13とカラー
表示パネル14の両方で排出される水のpHを表示して
いる。
【0009】さらに、本発明の請求項3の電解水の発生
装置は、カラー表示パネル14が、発光色の異なる複数
の発光ダイオード16と、複数の発光ダイオード16の
光で照射される表示プレート15とを有し、各々の発光
ダイオード16に流す平均電流を制御して、表示プレー
ト15の色を変更している。
【0010】さらに、本発明の請求項4の電解水の発生
装置は、複数の発光ダイオード16にパルス電流を流す
と共に、発光ダイオード16に流すパルス電流のデュー
ティーを調整して、発光ダイオード16に流す平均電流
を制御している。
【0011】さらに、本発明の請求項5の電解水の発生
装置は、発光ダイオード16が、表示プレート15の端
面を照射している。
【0012】さらに、本発明の請求項6の電解水の発生
装置は、カラー表示パネル14が、pHによって発光色
が異なる文字や数字でpHを表示している。 〔発明の詳細な説明〕
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面に基
づいて説明する。ただし、以下に示す実施例は、本発明
の技術思想を具体化するための電解水の発生装置を例示
するものであって、本発明は電解水の発生装置を下記の
ものに特定しない。
【0014】さらに、この明細書は、特許請求の範囲を
理解し易いように、実施例に示される部材に対応する番
号を、「特許請求の範囲の欄」、および「課題を解決す
るための手段の欄」に示される部材に付記している。た
だ、特許請求の範囲に示される部材を、実施例の部材に
特定するものでは決してない。
【0015】図1の正面図と、図2のブロック図に示す
電解水の発生装置は、フィルター9と、電離槽3と、電
源4と、pH表示器6とを備えている。
【0016】フィルター9は、供給された水道水を濾過
材で濾過して、水に含まれている塩素等の悪臭成分や、
異物を除去する。フィルター9は、カートリッジケース
に濾過材を充填している。濾過材には、水を清澄に濾過
すると共に、臭い成分を除去できる全てのもの、例え
ば、活性炭、多孔性の天然石、多孔性天然石を粉砕して
粒状に焼結したもの等、吸着能力に優れた粒体を使用す
ることができる。濾過材である粒体には、例えば平均粒
子径が1〜10mmφのものが使用される。
【0017】電離槽3は、フィルター9を通過した水を
電解して、プラスのイオンを含むアルカリ水と、マイナ
スのイオンを含む酸性水とに分離する。電離槽3で電離
された電解水は、アルカリ水排水路12と酸性水排水路
11から排水される。電離槽3は、流入する水から酸性
水を得る正極1と、アルカリ水を得る負極2とを備えて
いる。
【0018】正極1と負極2は、互いに対向して配設さ
れる。電極のプラス側に設定される正極1は、水を電解
するときに、塩素イオン等のマイナスイオンが集まり、
負極2はカルシウム等のプラスイオンが集まる。正極1
は、塩素イオンに対して充分な耐腐食性の材質が使用さ
れる。
【0019】電離槽3で電解されるアルカリ水と酸性水
のイオン濃度、すなわち、pHは、電極間の電解電流と
流量をパラメターとして決定される。電解電流を一定と
して、電離槽3の流量を少なくすると、アルカリ水のp
Hは高くなり、反対に流量を多くすると、アルカリ水の
pHは低下する。アルカリ水と酸性水のpHは、電離槽
3の電解電流によっても変化し、電解電流は、電極間の
電圧にほぼ比例して大きくなる。
【0020】正極1と負極2の間には、絶縁材である多
孔板7を配設している。多孔板7は、正極1と負極2の
近傍で分離されたアルカリ水と酸性水とが混合するのを
防止し、また、正極1と負極2とが接触してショートす
るのを防止する。
【0021】電離槽3から流出されるアルカリ水と酸性
水とは、両方を別々に排出する。一方の電解水のみを排
水すると、他方の電解水濃度が次第に高くなる。従っ
て、アルカリ水と酸性水の何れか片方のみを排出するの
は好ましくない。
【0022】電源4は、電離槽3に水を流入させる状態
で、正極1と負極2との間に定電流の電解電流を流す定
電流回路4Aを内蔵している。定電流回路4Aは、正極
1と負極2との間に設定された電解電流を流す。たとえ
ば、定電流回路4Aは、強電解モードにおいて、正極1
と負極2とに4〜8Aの決められた電解電流を流す。定
電流回路4Aが正極1と負極2に流す電解電流は、大き
くするとアルカリ水のpHは高くなり、反対に小さくす
るとアルカリ水のpHは低くなる。たとえば、定電流回
路4Aは4.5Aの電解電流を正極1と負極2との間に
流すように設定する。定電流回路4Aは、電離槽3に流
入する水の流量や水のpHによっても、電解電流が変動
しないように、正極1と負極2とに印加する電圧を制御
する。
【0023】pH表示器6は、排出されるアルカリ水や
酸性水のpHを検出して表示する。pH表示器6は、ア
ルカリ水と酸性水の両方のpHを表示し、あるいはアル
カリ水と酸性水のいずれか一方のpHを表示する。さら
に、pH表示器6は、アルカリ水と酸性水のpHを切り
換えて表示することもできる。
【0024】pH表示器6は、たとえば、排出されるア
ルカリ水のpHを、pHメーターで検出して表示し、あ
るいは、流量と電極間の電解電流からpHを検出して表
示する。pHメーターでアルカリ水や酸性水のpHを検
出する装置は、市販しているpHメーターを使用してp
Hを検出できる。pHメーター10は、図2の鎖線で示
すように、アルカリ水排水路12と酸性水排水路11に
連結されて、アルカリ水と酸性水のpHを検出する。検
出されたpHがpH表示器6に表示される。
【0025】pH表示器6が流量と電解電流からpHを
演算する装置は、電離槽3に流入する水の流量を検出す
る流量センサー5を備える。このpH表示器6は、流量
センサー5から入力される信号と、電源4から入力され
る電解電流とを演算してpHを演算する。このpH表示
器6は、pHメーターに比較すると、低コストに製作し
て、メンテナンスを簡単にできる特長がある。
【0026】図1のpH表示器6は、電解水のアルカリ
水と酸性水のpHを数値で表示するデジタル表示パネル
13と、デジタル表示パネル13で表示するpHを色で
表示するカラー表示パネル14とを備える。この図のp
H表示器6は、カラー表示パネル14の外形をデジタル
表示パネル13よりも大きくして、カラー表示パネル1
4の内部にデジタル表示パネル13を配設している。こ
のpH表示器6は、デジタル表示パネル13の周囲を、
カラー表示パネル14で表示して、pHを色で表示でき
る。ただ、カラー表示パネルは、上下や左右をデジタル
表示パネルよりも大きくして表示することもできる。さ
らに、カラー表示パネルは、デジタル表示パネルの近傍
に配設して表示することもできる。
【0027】デジタル表示パネル13は、図3と図4の
断面図に示すように、カラー表示パネル14の上面に積
層して配設される。カラー表示パネル14は、pHを色
で表示する表示プレート15と、この表示プレート15
の表面を特定の色に発光させる複数の発光ダイオード1
6と、発光ダイオード16を特定の色で点灯させる点灯
回路17とを備える。
【0028】表示プレート15は、光を透過できるガラ
スやプラスチック板等の透明板である。表示プレート1
5は、複数の発光ダイオード16に照射されて、表面全
体を特定の色に均一に発光させる。いいかえると、表示
プレート15は、複数の発光ダイオード16の発光色を
混合して、表面全体を均一の色とする。このため、表示
プレート15は、表面と裏面の片方または両方を、微細
な凹凸部15Aを設けて光を散乱させる形状としてい
る。表示プレート15の表面は、全面を均一な明るさで
発光できるように凹凸を設けている。表示プレートは、
表面に凹凸を設けることなく、内部に光を散乱させる白
色粉末を混合して、表面を均一な色で発光させることも
できる。また、白色粉末を混合して、表面に凹凸を設け
る構造とすることもできる。
【0029】表示プレート15を照射する複数の発光ダ
イオード16は、表示プレート15に接近して配設して
いる。図3に示すカラー表示パネル14は、表示プレー
ト15の裏面に複数の発光ダイオード16を配設してい
る。この構造のカラー表示パネル14は、パネルの表面
に向かって光を照射できる特長がある。図4と図5に示
すカラー表示パネル14は、表示プレート15の端面に
複数の発光ダイオード16を配設している。このカラー
表示パネル14は、表示プレート15の底面と側面を反
射面として、照射される光を反射面で反射または全反射
して表示プレート15の全面を発光できる。この構造の
カラー表示パネル14は、全体を薄くして省スペースに
配設できる特長がある。
【0030】さらに、表示プレート15を照射する発光
ダイオード16は、発光色が異なる複数の発光ダイオー
ドを接近して配設している。発光色が異なる発光ダイオ
ード16は、赤色発光ダイオードと、緑色発光ダイオー
ドと、青色発光ダイオードの組合せが最適である。この
発光ダイオード16は、3つの発光ダイオード16でフ
ルカラー表示できる。ただし、発光ダイオードは、赤色
発光ダイオードと青色発光ダイオードの組合せとするこ
ともできる。pHを色で表示するカラー表示パネル14
は、赤と青とその中間色でpHを表示できるからであ
る。発光ダイオード16は、ひとつのユニットに、赤色
発光ダイオードと緑色発光ダイオードと青色発光ダイオ
ードを接近して配設しているものを使用し、あるいは、
赤色発光ダイオードと緑色発光ダイオードと青色発光ダ
イオードとからなる3個の発光ダイオードを接近して配
設することもできる。
【0031】表示プレート15は、赤色発光ダイオード
と青色発光ダイオードからなる少なくとも二つの発光ダ
イオード16で照射される。発光ダイオード16の数を
多くすると、表示プレート15を明るく発光できる。発
光ダイオード16の数は、透明板15の大きさと、要求
される明るさと、発光ダイオード16の発光強度とを考
慮して最適値とされる。たとえば、面積を10〜100
cmとする表示プレート15は、10〜100個の発
光ダイオード16で照射される。同じ発光強度である赤
色発光ダイオードと緑色発光ダイオードと青色発光ダイ
オードを使用する表示プレートは、各色の発光ダイオー
ド16を同じ数使用する。ただ、各々の発光ダイオード
に、発光強度が異なるものを使用するカラー表示パネル
は、暗い発光ダイオードを明るい発光ダイオードよりも
多数個使用する。
【0032】各々の発光色の発光ダイオード16は、電
流を制御して発光強度を調整し、各々の発光ダイオード
16の発光強度で表示プレート15の発光色を調整す
る。赤色発光ダイオードを強く発光させると、表示プレ
ート15の表面は赤色に近付き、青色発光ダイオードを
強く発光させると、表示プレート15の表面は青色に近
付く。
【0033】各々の発光ダイオード16の電流は、平均
的な電流値を制御して発光強度を制御できる。また、発
光ダイオード16にパルス電流を流して、パルス電流を
流す時間と、電流を遮断する時間との比率であるパルス
電流のデューティーを調整して、発光ダイオード16に
流す平均電流を制御することもできる。デューティーで
発光ダイオード16の平均電流を調整する点灯回路17
は、トランジスターやFET等のスイッチング素子を、
オンオフさせて各々の発光ダイオード16の発光強度を
制御できる。このため、点灯回路17を簡単にして、点
灯回路17の電力ロスを少なくできる。オンオフするス
イッチング素子の電圧降下に起因する電力ロスを少なく
できるからである。
【0034】パルス電流のデューティーで発光ダイオー
ド16の平均電流を調整する点灯回路17は、発光ダイ
オード16のパルス電流を一定に制御する。たとえば、
発光ダイオード16のパルス電流を10〜50mAの定
電流駆動とする。パルス電流の周期、言いかえると、パ
ルス電流の周波数は、点滅のちらつきがわからないよう
に、50Hz〜1MHzとする。パルス電流の周期を遅
くすると、ちらつきが目立ちやすい。反対にパルス電流
の周期を短くすると、ちらつきは目立たなくなるが、ス
イッチング素子を高速でオンオフさせる必要があって、
スイッチング素子とスイッチング素子の駆動回路に高速
用の素子を使用する必要がある。
【0035】パルス電流のデューティーを制御して発光
ダイオード16の平均電流を調整する点灯回路17は、
パルス電流を流す時間を長く、あるいは、電流を遮断す
る時間を短くして、発光ダイオード16の平均電流を増
加して明るく発光させる。点灯回路17は、表示プレー
ト15の表面を、pHに対応した色となるように、各々
の発光ダイオード16のデューティーを制御し、発光ダ
イオード16の発光強度を制御する。点灯回路17が赤
色発光ダイオードの平均電流を大きくすると、表示プレ
ート15の表面は赤色が強くなり、青色発光ダイオード
の平均電流を大きくすると、表示プレート15の表面は
青色が強くなる。
【0036】以上のカラー表示パネル14は、発光色が
異なる複数の発光ダイオード16を使用して、表示プレ
ート15を発光させている。ただ、表示プレートを照射
する発光ダイオードには、図6と図7に示すように、単
一の発光ダイオードで、フルカラー表示できるものを使
用することもできる。この発光ダイオード16は、赤色
発光チップと緑色発光チップと青色発光チップを内蔵し
ており、各々の発光チップに接続された端子に流す電流
を制御して各々の発光チップの発光強度を調整し、発光
ダイオード16の発光色を調整する。
【0037】この発光ダイオード16は、各々の端子に
流す平均的な電流値を制御して発光強度を制御できる。
この発光ダイオード16は、前述のように、パルス電流
を流す時間と、電流を遮断する時間との比率であるパル
ス電流のデューティーを点灯回路17で調整して、各々
の端子に流す平均電流を制御できる。点灯回路17は、
表示プレート15の表面がpHに対応した色となるよう
に、各々の端子のデューティーを制御し、発光ダイオー
ド16の発光強度を制御する。このように、フルカラー
表示できる単一の発光ダイオードを使用するカラー表示
パネルは、コンパクトに設計して、省スペースに配設で
き、しかも、効率よく発光できる特長がある。
【0038】点灯回路17は、演算回路18に制御され
る。演算回路18は、アルカリ水や酸性水のpHに対応
する色に表示プレート15を発光させるように、点灯回
路17を制御する。図2の鎖線で示すように、pHメー
ター10を使用してpHを検出するpH表示器6は、p
Hメーター10から入力されるpH値の信号に基づい
て、演算回路18が点灯回路17を制御して表示プレー
ト15を発光させる。図2に示すように、演算回路18
がpHを演算するpH表示器6は、演算された結果に対
応する色に表示プレート15を発光させるように、演算
回路18が点灯回路17を制御する。さらに、演算回路
18は、デジタル表示パネル13が、演算されたpHを
数値でデジタル表示するように制御する。
【0039】以上のpH表示器6は、アルカリ水や酸性
水のpH値をデジタル表示パネル13でデジタル表示
し、このpH値に対応する色をカラー表示パネル14で
表示している。ただ、本発明の電解水の発生装置は、p
H表示器にデジタル表示パネルを使用することなく、カ
ラー表示パネルのみでアルカリ水と酸性水のpHを表示
することもできる。このpH表示器は、カラー表示パネ
ルが、アルカリ水と酸性水のpH値を発光色の異なる文
字や数字で表示する。この構造のカラー表示パネルを図
14と図15に示す。
【0040】図14に示すカラー表示パネル14は、文
字や数字をカラー表示する液晶文字表示板21と、この
液晶文字表示板21を制御する制御回路22とを備え
る。液晶文字表示板22は、光源を内蔵しており、光源
から照射される光から特定の波長の光を透過させて、表
面に文字や数字をカラー表示している。制御回路22
は、演算回路(図示せず)からの入力信号に基づいて、
液晶文字表示板21に表示する文字や数字と、これ等を
表示する色とを制御している。このカラー表示パネル1
4は、制御回路22で液晶文字表示板21を制御して、
アルカリ水や酸性水のpH値をデジタル表示すると共
に、表示される文字や数字の色を所定の色に調整してカ
ラー表示している。
【0041】図15に示すカラー表示パネル14は、発
光色が異なる複数の発光ダイオード16とこれ等の発光
ダイオード16の発光を制御する点灯回路17を備え
る。発光色が異なる発光ダイオード16は、赤色発光ダ
イオードと緑色発光ダイオードと青色発光ダイオードを
組み合わせている。3つの発光ダイオード16は、ひと
つのユニットに接近して配設して、フルカラー表示でき
るようにしている。図に示すカラー表示パネル14は、
発光ダイオードユニット23を所定の位置に配列して、
アルカリ水や酸性水のpH値をデジタル表示できるよう
にしている。ただ、カラー表示パネルは、発光ダイオー
ドユニットを表面全体に配設した市販の表示パネルを使
用して、文字や数字でpH値を表示することもできる。
点灯回路17は、演算回路(図示せず)からの入力信号
に基づいて、特定の位置にある特定の色の発光ダイオー
ド16を点灯させる。このカラー表示パネルも、アルカ
リ水や酸性水のpH値をデジタル表示すると共に、発光
ダイオードユニット23をpH値に対応する色に調整し
てカラー表示している。ただ、発光ダイオードは、異な
る2色の発光色の発光ダイオードを組み合わせて表示す
ることもできる。
【0042】カラー表示パネル14が表示する色は、ア
ルカリ水や酸性水のpH値に対応して変更される。この
pH表示器6は、アルカリ水や酸性水のpHの程度を、
カラー表示パネル14が表示する色の違いで判断でき
る。カラー表示パネルが表示する色は、図8に示すよう
に、pH値の変化にともなって連続的に変化させること
ができる。このpH表示器は、pH値に応じて複数の発
光ダイオードの平均電流を徐々に変更して、カラー表示
パネルが表示する色を次第に変化させる。このpH表示
器は、表示する色を連続的に変化できるので、たとえ
ば、強アルカリ水と弱アルカリ水の中間のpHのアルカ
リ水を、強アルカリ水の色と弱アルカリ水の色の中間色
で表示して、pHの度合を中間色の色合いの変化で判断
できる特長がある。
【0043】さらに、カラー表示パネルが表示する色
は、図9に示すように、段階的に変化させることもでき
る。このpH表示器は、あらかじめ設定した範囲のpH
値に対応した色をカラー表示パネルで表示する。このp
H表示器は、アルカリ水や酸性水のpHを複数の領域に
分割して、アルカリ水と酸性水の強弱を、段階的に明確
に表示できる特長がある。
【0044】図2に示す演算回路18は、電解電流を一
定に保持して、電離槽3に流入する水の流量からアルカ
リ水のpHを演算する。したがって、この図のpH表示
器6は、流量−pH関数であるy=f(x)を記憶して
いる記憶手段19と、記憶手段19の流量−pH関数y
=f(x)から演算されるpH値を、電離槽3に流入さ
れる水の補正pHを加算して補正する演算回路18とを
備えている。
【0045】記憶手段19は、流量−pH関数であるy
=f(x)を、y=ax+bで表される一次関数と
して記憶している。ただし、この式において、aとb
は定数、xは流量、yはpH値である。記憶手段19
は、複数の流量−pH関数y=f(x)を記憶する必要
はない。記憶される流量−pH関数y=f(x)は、ひ
とつの関数である。定電流回路4Aの設定電流を4.5
Aに設定する装置は、図10に示すように、流量−pH
関数におけるaとbの値を、a=−1/11、b
=111.5/11に設定する。流量−pH関数にお
けるaとbの値は、定電流回路4Aの流量値で最適
な値に設定される。
【0046】演算回路18は、記憶手段19に記憶され
る流量−pH関数であるy=f(x)から演算される演
算pH値に、補正pHを加算して補正し、補正されたp
H値を表示する。補正pHは、電離槽3に流入する水の
水質で決定する。補正pHは、−0.5〜+0.5の範
囲で特定された値とする。簡単な装置は、補正pHを、
電離槽3の流量に関係なく一定の数値とする。ただ、補
正pHを流量によって変化させることもできる。
【0047】補正pHは、電解水の発生装置を最初に設
置したときに、特定の流量でアルカリ水を排出して決定
する。補正pHは、流量−pH関数y=f(x)から計
算されるpHと、実際に排出されるアルカリ水のpHと
の差とする。たとえば、前述の流量−pH関数y=f
(x)において、毎分1.5リットルのアルカリ水が排
出されると、演算pH値は10となる。この状態で、電
解水の発生装置から排水されるアルカリ水のpHを実際
に測定して、測定したpH値が10.2であると、補正
pHは0.2とする。補正pHは、変更しない定数であ
るので、演算回路18は、流量−pH関数y=f(x)
から演算された演算pH値に、常に補正pHである0.
2を加算してpH値を検出する。
【0048】ただ、補正pHは、電解水の発生装置を最
初に設置したときに、電離槽3に流入される水のpHを
測定して決定することもできる。この装置は、補正pH
を、流入する水のpHと、中性水のpH値である”7”
との差とする。たとえば、流入する水のpH値が”7.
5”の場合には、補正pHを、+0.5とする。補正p
Hは、変更しない定数であるので、演算回路18は、流
量−pH関数y=f(x)から演算された演算pH値
に、常に補正pHである0.5を加算してpH値を検出
する。
【0049】補正pHは、流量で変化させる定数とする
こともできる。この装置は、流量を変化させて排出され
るアルカリ水のpHを実測し、実測されたpH値と、演
算pH値とを比較して、各流量における補正pHを決定
する。この場合、必ずしも、全ての流量でアルカリ水の
pHを実測する必要はない。最大流量と最低流量におい
て、アルカリ水のpHを実測し、また、流量−pH関数
y=f(x)から演算pH値を演算し、その差から最大
流量における補正pHと、最小流量における補正pHを
決定し、その中間の流量における補正pHは、一次関数
で演算する。
【0050】流量センサー5は、電離槽3を通過する水
の流量を測定する。流量センサー5は、水の流量を測定
して電気信号を出力する全てのセンサーが使用できる。
たとえば、流量センサー5は、水が流れると通過する水
の流量に比例してローターを回転させ、ローターの回転
を電気信号に変換して出力するセンサーが使用できる。
この流量センサー5は、1分間に回転するローターの回
転数で、電離槽3を通過する水の流量を検出できる。
【0051】図2に示す発生装置は、流入側に開閉弁8
を設けている。開閉弁8の開度を調整すると、電離槽3
に流入する水の流量が変化する。開閉弁8を完全に開く
と、電離槽3を通過する水の流量は多くなってアルカリ
水のpHは低下し、絞ると水の流量が少なくなってアル
カリ水のpHは高くなる。
【0052】流量センサー5は、電離槽3に水が流れな
いときに、電極に電圧を印加しない安全回路にも併用さ
れる。この装置は、流量センサー5で、電源4のオンオ
フを制御する。流量センサー5は、電離槽3に水が流入
されることを検出するときにかぎって、正極1と負極2
に電圧を印加する。電離槽3に水が流入されないことを
検出すると、電源4の出力をオフ状態として、出力電圧
を0Vとする。
【0053】この図の装置は、開閉弁8が開かれて、電
離槽3に水が流入される状態になると、このことが流量
センサー5に検出されて、電源4が電離槽3の正極1と
負極2に、定電流で電解電流を流す。この状態で、電離
槽3を通過する水の流量が流量センサー5で検出され
る。流量センサー5で検出された流量から、演算回路1
8は、記憶手段19に記憶している流量−pH関数であ
るy=f(x)にもとづいて、アルカリ水のpHを演算
する。さらに、演算回路18は、演算された演算pH値
に、補正pHを加算して、アルカリ水の正確なpHを検
出する。
【0054】使用者は、排出されるアルカリ水のpHを
変化させるときに、開閉弁8の開度を調整する。開閉弁
8を絞って流量を少なくすると、電離槽3から排出され
るアルカリ水のpHは高くなる。演算回路18は、少な
くなった流量から演算pH値を演算し、演算pH値を補
正してアルカリ水のpHとして検出する。以上の電解水
の発生装置は、開閉弁8の開度を調整して、排出される
アルカリ水のpHを変化させる。
【0055】図11は、設定したpHのアルカリ水を排
出できる電解水の発生装置を示す。この装置は、電離槽
3を通過する水の流量が変化しても、排出されるアルカ
リ水のpHを一定に制御する。
【0056】この図に示す電解水の発生装置は、図2の
装置と同じように、フィルター9と、電離槽3と、電源
4と、pH表示器6とを備えている。フィルター9と電
離槽3と、開閉弁8は、図2の装置と同じである。
【0057】電源4は、電離槽3に水を流入させる状態
で、正極1と負極2との間に、流量によって電流を変化
させる電流制御回路4Bを内蔵している。電流制御回路
4Bは、演算回路18に制御されて、排出されるアルカ
リ水のpHが一定になるように、電解電流を変化させ
る。たとえば、電流制御回路4Bは、アルカリ水のpH
を9.5に設定する強飲用モードにおいて、2〜3Aに
制御された電解電流を流す。アルカリ水のpHを9.0
に設定する弱飲用モードにおいては、1〜1.2Aに制
御された電解電流を流す。
【0058】電流制御回路4Bは、正極1と負極2に流
す電解電流を、電離槽3の水の流量によって変化させ
る。排出されるアルカリ水のpHを同じに調整するため
である。電流制御回路4Bは、電離槽3の水の流量が多
いときに電解電流を大きく、反対に流量が少ないときに
電解電流を小さく制御する。好ましくは、電流制御回路
4Bは、電離槽3の水の流量を6リットル/分とすると
きには、電解電流を3Aとし、流量を1.5リットル/
分とするときに、電解電流を2Aとする。
【0059】pH表示器6は、電離槽3から排出される
アルカリ水のpHを設定する設定手段20と、設定手段
20で設定されたpH値にするために、流量に対する電
流値の関数として、流量−電流関数I=f(x)を記憶
している記憶手段19とを備えている。
【0060】設定手段20は、強飲用モードと、弱飲用
モードに制御するスイッチを備えている。強飲用モード
は、アルカリ水のpHを9.5とし、弱飲用モードはア
ルカリ水のpHを9.0に設定する。設定されたアルカ
リ水のpHは、デジタル表示パネル13でデジタル表示
される。さらに、設定されたpHに対応する色に、カラ
ー表示パネル14が色表示される。
【0061】記憶手段19は、流量−電流関数であるI
=f(x)を、I=ax+bとする一次関数として
記憶している。ただし、この式において、aとb
定数、xは流量、Iは電流値である。記憶手段19は、
強飲用モードと弱飲用モードに対応する流量−電流関数
I=f(x)を記憶している。強飲用モードに対応する
流量−電流関数を図12に、弱飲用モードに対応する流
量−電流関数I=f(x)を図13に示す。
【0062】図12に示す強飲用モードの流量−電流関
数I=ax+bは、aを1/4.5として、b
を7.5/4.5としている。図13に示す弱飲用モー
ドの流量−電流関数I=ax+bは、aを0.2
/4.5として、bを4.2/4.5としている。
【0063】演算回路18は、流量センサー5から入力
される流量xをパラメターとして、記憶手段19に記憶
される、流量−pH関数I=ax+bから電解電流
を演算し、この電解電流となるように、電流制御回路4
Bを制御する。演算回路18は、飲用モードによって、
流量−pH関数I=ax+bを選択し、選択された
流量−電流関数で電解電流を演算する。したがって、設
定手段20が強飲用モードに設定されると、図12に示
す流量−電流関数I=f(x)から電解電流を演算し、
弱飲用モードが設定されると、図13に示す流量−電流
関数I=f(x)から電解電流を演算する。
【0064】図11に示す発生装置は、流入側に設けた
開閉弁8で電離槽3に流入する水の流量を変化させて
も、排出されるアルカリ水のpHは変化しない。それ
は、電離槽3の水の流量が変化すると、流量が流量セン
サー5で検出され、検出された流量から電解電流を演算
し、演算された電解電流となるように、電流制御回路4
Bが正極1と負極2間の電解電流を制御するからであ
る。
【0065】たとえば、設定手段20を強飲用モードに
設定する状態で、電離槽3を通過する水の流量が変化す
ると、演算回路18は、記憶手段19に記憶される図1
2の流量−電流関数I=f(x)から電解電流を演算す
る。演算された電解電流となるように、電流制御回路4
Bが正極1と負極2間の電圧を制御する。このため、電
離槽3の流量が変化しても、排出されるアルカリ水のp
Hが一定に保持される。設定手段20が弱飲用モードに
設定されるときには、図13に示す流量−電流関数I=
f(x)にもとづいて、演算回路18が電解電流を演算
し、この電解電流となるように電流制御回路4Bで電離
槽3の電解電流を制御するので、排出されるアルカリ水
のpHは、弱飲用モードで設定されたpHとなる。
【0066】
【発明の効果】本発明の電解水の発生装置は、アルカリ
水や酸性水のpHを、感覚的に判りやすい状態で表示で
きる特長がある。それは、本発明の電解水の発生装置
が、電離槽を通過して排出される水のpHを検出して表
示するpH表示器に、pHを色表示するカラー表示パネ
ルを備え、カラー表示パネルで排出される水のpHを表
示しているからである。この構造の電解水の発生装置
は、アルカリ水や酸性水のpHを、カラー表示パネルで
色表示するので、感覚的に分かりやすい状態で表示でき
る。このため、本発明の電解水の発生装置は、従来の装
置のように、デジタル数字でpH値を読み取ることな
く、いいかえると、離れた位置からでも、色でpHの程
度を判定して、しかも、数字のように読み間違えること
なく、安心して安全にアルカリ水や酸性水のpHの程度
を認識できる。さらに、本発明の電解水の発生装置は、
アルカリ水と酸性水のpHを色で表示するので、化学的
な専門知識のない一般の使用者であっても、色の違いで
感覚的かつ経験的に判断して、排出されるアルカリ水や
酸性水がどの程度に強いのかを容易に判定できる。した
がって、使用者の年齢や知識を限定することなく、子供
から老人まで、幅広い年代の多くの人々が、正しい使用
方法で、安心して使用できる特長が実現できる。
【0067】さらに、本発明の請求項2の電解水の発生
装置は、アルカリ水や酸性水のpHを、感覚的に分かり
やすい状態で表示できることに加えて、pH値を正確に
表示できる特長がある。それは、本発明の電解水の発生
装置が、pH表示器に、pHを数値で表示するデジタル
表示パネルと、pHを色表示するカラー表示パネルとを
備え、デジタル表示パネルとカラー表示パネルの両方で
排出される水のpHを表示しているからである。この装
置は、カラー表示パネルに表示される色で、pHを感覚
的に認識し、さらに、デジタル表示パネルに表示される
数字で、pH値をより正確に確認して、安心して使用で
きる特長がある。
【0068】さらに、本発明の請求項5の電解水の発生
装置は、発光ダイオードが表示プレートの端面を照射し
ているので、カラー表示パネル全体を薄くして省スペー
スに配設できる特長がある。
【0069】さらに、本発明の請求項6の電解水の発生
装置は、カラー表示パネルが、pHによって発光色が異
なる文字や数字でpHを表示するので、アルカリ水や酸
性水のpHを、正確に、しかも、感覚的に分かりやすい
状態で表示できる特長がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の電解水の発生装置の正面図
【図2】本発明の実施例の電解水の発生装置のブロック
【図3】pH表示器のカラー表示パネルの断面図
【図4】pH表示器のカラー表示パネルの他の一例を示
す断面図
【図5】図4に示すカラー表示パネルの平面図
【図6】カラー表示パネルの他の一例を示す断面図
【図7】カラー表示パネルの他の一例を示す断面図
【図8】カラー表示パネルが表示する色合いの変化を示
すグラフ
【図9】カラー表示パネルが表示する色合いの変化の他
の一例を示すグラフ
【図10】記憶手段に記憶される流量−pH関数y=f
(x)を示すグラフ
【図11】本発明の他の実施例の電解水の発生装置のブ
ロック図
【図12】図11に示す電解水の発生装置の記憶手段に
記憶される強飲用モードに対応する流量−電流関数I=
f(x)を示すグラフ
【図13】図11に示す電解水の発生装置の記憶手段に
記憶される弱飲用モードに対応する流量−電流関数I=
f(x)を示すグラフ
【図14】本発明の他の実施例の電解水の発生装置のカ
ラー表示パネルの平面図
【図15】本発明の他の実施例の電解水の発生装置のカ
ラー表示パネルの一部拡大平面図
【符号の説明】
1…正極 2…負極 3…電離槽 4…電源 4A…定電流回路 4
B…電流制御回路 5…流量センサー 6…pH表示器 7…多孔板 8…開閉弁 9…フィルター 10…pHメーター 11…酸性水排水路 12…アルカリ水排水路 13…デジタル表示パネル 14…カラー表示パネル 15…表示プレート 15A…凹凸部 16…発光ダイオード 17…点灯回路 18…演算回路 19…記憶手段 20…設定手段 21…液晶文字表示板 22…制御回路 23…発光ダイオードユニット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 筒井 英樹 徳島県徳島市国府町日開字中815番地の1 コロナ工業株式会社内 Fターム(参考) 4D061 DA03 DB07 EA03 EA04 EB37 EB38 GA02 GA12 GA22 GB05 GB22 GC02 GC12 GC18

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 正極(1)と負極(2)とを内蔵する電離槽
    (3)と、正極(1)と負極(2)とに直流を印加する電源(4)
    と、電離槽(3)を通過して排出される水のpHを検出し
    て表示するpH表示器(6)とを備える電解水の発生装置
    において、 pH表示器(6)が、pHを色表示するカラー表示パネル
    (14)を備え、カラー表示パネル(14)で排出される水のp
    Hを表示するように構成してなることを特徴とする電解
    水の発生装置。
  2. 【請求項2】 pH表示器(6)が、pHを数値で表示す
    るデジタル表示パネル(13)と、このデジタル表示パネル
    (13)で表示するpHを色表示するカラー表示パネル(14)
    とを備え、デジタル表示パネル(13)とカラー表示パネル
    (14)の両方で排出される水のpHを表示するように構成
    してなることを特徴とする請求項1に記載される電解水
    の発生装置。
  3. 【請求項3】 カラー表示パネル(14)が発光色が異なる
    複数の発光ダイオード(16)と、複数の発光ダイオード(1
    6)の光で照射される表示プレート(15)とを有し、各々の
    発光ダイオード(16)に流す平均電流を制御して、表示プ
    レート(15)の色を変更するようにしてなる請求項1に記
    載される電解水の発生装置。
  4. 【請求項4】 複数の発光ダイオード(16)にパルス電流
    を流すと共に、発光ダイオード(16)に流すパルス電流の
    デューティーを調整して、発光ダイオード(16)に流す平
    均電流を制御する請求項3に記載される電解水の発生装
    置。
  5. 【請求項5】 発光ダイオード(16)が、表示プレート(1
    5)の端面を照射する請求項3に記載される電解水の発生
    装置。
  6. 【請求項6】 カラー表示パネル(14)が、pHによって
    発光色が異なる文字や数字でpHを表示する請求項1に
    記載される電解水の発生装置。
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