JP2000354629A - 医療用染料送りシステム - Google Patents

医療用染料送りシステム

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JP2000354629A JP2000149465A JP2000149465A JP2000354629A JP 2000354629 A JP2000354629 A JP 2000354629A JP 2000149465 A JP2000149465 A JP 2000149465A JP 2000149465 A JP2000149465 A JP 2000149465A JP 2000354629 A JP2000354629 A JP 2000354629A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 システム内に空気が侵入する危険を最小限度
とする、医療用染料を患者の体内に注入するための医療
用染料送りシステムの提供。 【解決手段】 本発明の医療用染料送りシステムは医療
用染料容器と、該容器から医療用染料を吸引し、システ
ム流路を通じて医療用染料を患者の体内に注入するため
のデバイスとを備える。システムは、医療用染料容器と
流体連通している入口と、吸引デバイスと流体連通して
いる出口とを有するバルブを備える。バルブは一定量の
医療用染料を収容できるチャンバを画定するハウジング
と、チャンバ内に出口と流体連通するよう配置された弁
座と、浮遊部材とを含む。浮遊部材はチャンバ内の医療
用染料中に浮遊し、チャンバ内の医療用染料が空になる
と弁座に嵌合して弁座の開口部を覆うようになってい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は医療用染料(medical
dye)送りシステムに関し、さらに詳しくは染料送りシ
ステム内に空気が侵入する危険を最小限度とする、医療
用染料を患者の体内に注入するためのシステムに関す
る。好適な実施形態において、本発明は染料容器と一体
形成され、或いは別体として取り付けることのできる医
療用染料送りシステムに関する。
【0002】
【従来技術】医療用染料送りシステムは、医療に携わる
人々により、患者に染料を注入する際に使用されてい
る。染料は、血管造影など種々の診断上の処置において
造影剤として使用されるものなどをいう。通常、医療用
染料送りシステムは、患者の体内に染料を注入する機構
に一連の導管を通して流体連通するよう接続された医療
用染料容器を備える。この機構は容器から染料を吸引
し、システムを通じて染料を患者の体内へ導く。
【0003】この医療用染料送りシステムを用いて患者
に診断上の試験を実施する際、オペレータはふつうモニ
タ上で患者の視覚的表示に注意を集中しており、染料送
りシステム内の染料の量には特に注意していない。この
ため、オペレータが染料容器が空になったことに気づか
ず、システムに空気が侵入することがある。侵入した空
気の排出には時間がかかる。また排出されなければ空気
は患者の体内に入り、塞栓症やその他の有害な影響をも
たらす。更に、システム内への空気の侵入は、僅かな遅
れでも不都合な結果が生じ得る、手順における重大な時
間帯に発生することが多い。
【0004】一般的な血管造影の手順では80cc乃至
300ccの医療用染料が必要とされる。医療用染料は
ふつう50cc、100cc、或いは150cc入りの
容器で販売されており、このうち100ccのものが最
も一般的である。血管造影の1手順において2つ乃至3
つの容器が必要となるため、オペレータは1つの容器が
空になったら新しい容器に迅速に交換できるよう注意し
ていなくてはならない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明は、従
来技術のもつ限界及び欠点により生じる1つ又は複数の
問題点を事実上克服する医療用染料送りシステムに関す
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】具体的に或いは概括的に
示したように、本発明の目的に従ってこれら及び他の利
点を達成するため、本発明は医療用染料容器と、該容器
から医療用染料を吸引し、システム流路を通じて医療用
染料を患者の体内に注入するためのデバイスとを備え
る。システムは、医療用染料容器と流体連通している入
口と、吸引デバイスと流体連通している出口とを有する
バルブを備える。バルブは一定量の医療用染料を収容で
きるチャンバを画定するハウジングと、チャンバ内に出
口と流体連通するよう配置された弁座と、浮遊部材とを
含む。浮遊部材はチャンバ内の医療用染料中に浮遊し、
チャンバ内の医療用染料が空になると弁座に嵌合して弁
座の開口部を覆うようになっている。
【0007】バルブは吸引デバイスと流体連通するバイ
パスチャンネルを備えていてもよい。バイパスチャンネ
ルは、医療用染料が空になったとき、弁座の開口部を通
じた流量に比べて流量を制限するよう形成されている。
オペレータは制限された流量により医療用染料の枯渇を
触覚的に警告され、これにより残りの医療用染料をシス
テム流路から排出することができる。
【0008】バルブは医療用染料容器と一体形成されて
いてもよく、或いは医療用染料容器と流体連通する別体
の要素であってもよい。
【0009】本発明の更なる特徴及び利点は以下の記述
に示され、ある部分はその記述より明らかとなり、或い
は本発明の実施により理解されるであろう。本発明の目
的及び他の利点は、添付の図面において図示されると同
時に以下の説明及び請求の範囲に特に示された装置によ
り実現され達成される。なお、上述の概括的な説明及び
以下の詳細な説明はあくまで例示的なものであり、請求
の範囲に記された本発明の更なる説明を包含することを
意図していることに留意されたい。
【0010】添付の図面は明細書に組み入れられ、その
一部をなすが、本発明の実施形態を図示している。図面
は明細書中の説明と共に本発明の目的、利点及び原理を
説明する。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施形態を
詳細に考察する。本発明の実施例は添付の図面に図示さ
れている。
【0012】本発明の医療用染料送りシステムが図1に
示されている。本システムは概して医療用染料容器2
0、注射器10、又は医療用染料を容器20から吸引し
患者の体内へ導くための他の手段、システム内の医療用
染料のレベルを監視するバルブ30、システムを通じて
医療用染料の流れを制御する三方流制御バルブ40、及
び医療用染料を患者の体内へ導くための流体送りデバイ
ス80を含む。必要に応じて、システムは医療用染料を
注入する手順の前、間、及び後にこれに代わる液体を患
者の体内へ導くためのバルブマニホールド50を備えて
いてもよい。図1に示すように、これらの構成要素は一
連の導管を介して流体連通され、医療用染料を患者の体
内へ送り込むためのシステム流路を画定している。
【0013】医療用染料容器20は袋、瓶、或いは従来
技術で知られているあらゆる医療用染料の収容に使用さ
れる任意の型の容器であり得る。医療用染料容器20の
出口は導管22及び38を介して三方流制御バルブ40
の入口と接続されている。容器20からのシステムを通
じた染料の流動を促進するため、容器20の出口付近に
染料容器の空気口24(図8参照)を配設してもよい。
【0014】三方流制御バルブ40の第2の入口は導管
18を介して注射器10と接続されており、また三方流
制御バルブ40の第3の入口は導管48及び58を介し
て流体送りデバイス80と流体連通されている。三方流
制御バルブ40は容器20と注射器10との間、及び注
射器10と送りデバイス80との間の染料の流れを選択
的に制御する。送りデバイス80は針、カニューレ、カ
テーテルなど医療用染料を患者の体内へ導くための任意
のデバイスであり得る。
【0015】三方流制御バルブ40は、流れを方向付け
るために少なくとも2つの位置間を移動可能な弁体を設
けた三方バルブであってもよい。第1の位置において、
弁体は三方流制御バルブ40の第1の入口と第2の入口
とを流通させ、第3の入口への流通を遮断する。この位
置にあるとき、医療用染料は医療用染料容器20から注
射器10内へ吸引されるが、送りデバイス80へ通じた
流動は遮断される。第2の位置において、弁体は三方流
制御バルブ40の第2の入口と第3の入口とを流通さ
せ、第1の入口を通じた流通を遮断する。この位置にあ
るとき、注射器10内に収容された医療用染料は送りデ
バイス80を介して患者の体内へ注入され、このとき注
射器10から容器20への逆流は防止される。
【0016】バルブ30はシステム流路上の容器20と
三方流制御バルブ40との間に配置されており、医療用
染料容器20が空になるとオペレータに警告するように
なっている。図2に示されるように、バルブ30は上端
部が入口34、下端部が出口35により囲まれたハウジ
ング31を含む。入口34は導管22を介して医療用染
料容器20と流体連通している。出口35は導管38を
介して三方流制御バルブ40と流体連通している(とも
に図1参照)。
【0017】更に、ハウジング31は一定量の医療用染
料を収容するためのリザーバとしての機能を有する浮遊
チャンバ32を画定する。ハウジング31内にはほぼ円
錐形の弁座37が配置されている。弁座37は開口部を
有し、この開口部を通じて出口35と流通する。出口3
5よりも大きい寸法を有する浮遊部材、ボール33が浮
遊チャンバ32内に位置決めしており、これは浮遊チャ
ンバ32内の一定量の医療用染料中に浮遊するようにな
っている。浮遊チャンバ32内の医療用染料が空になる
と、浮遊部材33が弁座37に着座して出口35を閉塞
し、空気や他の流体の侵入を阻止する。
【0018】医療用染料送りシステムの操作では、オペ
レータは容器20が注射器10と流体連通するよう三方
流制御バルブ40をセットする。図1に示すように、注
射器10はハウジング12、及びハウジング12内にぴ
ったりと嵌合し、ハウジングと協働して摺動により流体
を密封するプランジャ14を含む。プランジャ14がハ
ウジング12から引き出されると、真空状態が形成さ
れ、導管22、38及び18を介して医療用染料が注射
器のハウジング12内へ吸引され、医療用染料が浮遊チ
ャンバ32内に満たされる。注射器のハウジング12内
に医療用染料が収容されると、三方流制御バルブ40は
注射器10と送りデバイス80とを流通させ、且つ注射
器と容器20間での逆流を阻止するようセットされる。
次いで注射器のプランジャ14はハウジング内に押し込
まれ、導管18、48及び58を介して医療用染料を押
圧し、最終的には送りデバイス80を介して医療用染料
を患者の体内へ注入する。この一連のステップは、患者
の体内に十分な量の染料が注入されるか染料がなくなる
まで数回にわたり反復される。
【0019】染料を患者の体内へ注入する前に、システ
ムではシステム流路から空気を追い出すためにプライミ
ングを行わなくてはならない。しかしながら、この時点
ではバルブ30の浮遊チャンバ32には染料が収容され
ていないため、浮遊部材が弁座に着座してしまい、容器
20から注射器10への流動を遮断することがある。従
って、プランジャ14をハウジング12から引き出し、
医療用染料をバルブ30内に吸引する際に浮遊部材33
が弁座37に着座しない(例えば、バルブを水平方向の
向きに保持するなど)ようバルブ30を操作することが
必要である。十分な量の医療用染料が浮遊チャンバ32
内に入ると、バルブ30は通常の垂直の向きに戻ること
が可能となる。
【0020】システム中に十分な量の医療用染料がある
とき、浮遊チャンバ32は浮遊部材33が浮遊し得る量
の医療用染料を収容しており、このため医療用染料は障
害なくバルブ30を介して流動することができる。しか
しながら、医療用染料容器20内の医療用染料が空にな
った場合、浮遊チャンバ32内には浮遊部材33を浮遊
させるに足る量の医療用染料がなくなる。このとき浮遊
部材33は弁座37に着座し、出口35への開口部を密
閉して、注射器10の操作により染料容器の空気口から
空気がシステム中に侵入することを妨げる。従って、バ
ルブ30は、不注意により空気が患者の体内へ侵入する
ことに起因する有害な影響を防止する。
【0021】浮遊部材33が弁座37に着座すると、導
管38及び18内に残存する染料は注射器のハウジング
内へ吸引されない。しかし、オペレータが手順の完了の
ためにこの残存する医療用染料をも利用したいと考える
場合もある。この残存する染料の利用は、バルブ30に
バイパスチャンネルを設けることにより可能となる。出
口35が浮遊部材33により密閉されている場合、バイ
パスチャンネルを介して空気が吸引され、これにより残
存している液体を利用することができる。バイパスチャ
ンネルはシステムを通じた流量を制限し、これにより注
射器10を用いてシステムを通じて液体を吸引するのに
必要な力を増大させるよう構成されている。これにより
オペレータはシステム中に残存する染料の量が少ないこ
とに対する触覚的な警告を得る一方、必要に応じて残存
染料を利用することが可能となる。
【0022】バイパスチャンネルの種々の形状が図2乃
至図9に示されている。特にことわりのない限り、すで
に述べたバルブ30の構成要素は各態様において同一で
ある。バイパスチャンネルがシステムを通じて流量を制
限し、システム中に残存する染料の量が少ないことに対
する触覚的な警告を与えるものであれば、ここに開示す
る以外の態様のバイパスチャンネルの使用も同様に意図
されている。
【0023】図2に示された態様では、バイパスチャン
ネル36は弁座37の上流に入口を有し、導管22を介
して容器20と流通し、また弁座37の下流に出口を有
し、導管38と流通している。従って、バイパスチャン
ネル36は容器20と三方流制御バルブ40との間に、
弁座37を「バイパス(迂回)」する予備の流路を画定
する。図2に図示されたバイパスチャンネルの入口は導
管22と接続される一方、同時に弁座37の上部(上
流)の任意の位置でハウジング31にも接続され得る。
【0024】本実施形態では、バイパスチャンネル36
の断面は弁座37を通じた開口部よりも実質上小さいた
め、オペレータがバイパスチャンネル36を通じて医療
用染料を吸引する際にはより大きい力が必要となる。こ
こで「実質上小さい」とは、弁座の開口部及び出口35
と比較して、注射器のプランジャ14を引き出すのに必
要な力において顕著な差異を与え、これにより浮遊部材
33が弁座37に着座したことをオペレータに触覚的警
告で知らせることができる程度に小さいことを意味す
る。例えばバイパスチャンネルの直径は約0.025乃
至0.035インチであってもよく、一方弁座開口部は
約0.0625インチ以上である。
【0025】図3及び図4に示された他の実施形態で
は、バイパスチャンネル36aは弁座37aの一部とし
て形成されている。バイパスチャンネル36aが一体形
成されていることを除けば、弁座37aは図2に示した
弁座37と同一である。従って、医療用染料容器20が
空になった場合、浮遊部材33は弁座37aに着座する
が、スロット状のバイパスチャンネル36aは遮断され
ず、液体はここを通じて吸引される。スロット状のバイ
パスチャンネル36aの開口部は弁座の開口部よりも実
質上小さいため、バイパスチャンネル36aを通じた液
体の吸引にはより大きな力が必要となる。
【0026】図5に示された更に別の実施形態では、バ
イパスチャンネル36bは弁座61、及びスプリング6
3により所定のバイアス力で弁座61方向にバイアスさ
れたバルブ部材62を含むバイパスバルブ60を備え
る。弁座37を通じた開口部が浮遊部材33により閉塞
されると、注射器10(図1参照)を引き続き引き出す
ことにより、システム内の吸引圧が高くなる。この上昇
した吸引圧はスプリング63により与えられる所定のバ
イアス力を上回り、これによりバルブ部材62が弁座6
1から離れ、バイパスチャンネル36bを通じた流路が
開放される。所定のバイアス力は使用者により調節可能
であることが望ましく、オペレータに医療用染料が空に
なったことを警告する触覚的抵抗を与えるに十分であ
り、且つオペレータがシステムを通じて残りの染料を吸
引することができるように選択される。本実施形態で
は、バイパスバルブ80が触覚的抵抗を発生するようは
たらくため、バイパスチャンネルの断面積は重要ではな
い。しかしながら、(弁座の開口部寸法と比較して)よ
り断面積の小さいバイパスチャンネルとバルブ80とを
組み合わせて使用することができる。
【0027】図6に示された他の実施形態では、バイパ
スチャンネル36cは弁座37の下流に位置する第1の
開口部と、バルブ30の外壁に隣接する第2の開口部と
を有する。バイパスバルブ39は、外気が第2の開口部
を通じてバイパスチャンネル36cへ進入することを選
択的に可能とする。バイパスバルブ39は図5に示され
たものと同様の、ばねによりバイアスされたバルブであ
ってもよく、或いは浮遊部材が弁座の開口部を覆うこと
により発生される抵抗の増加をオペレータが感知した際
に、オペレータが非流動位置と流動位置とを簡単に切り
替えるコック式の構成であってもよい。
【0028】図7に示した別の実施形態では、バイパス
チャンネル36dは、バイパス弁座72に配置された、
可撓性のある、窓付きのゴム片71を含むバイパスバル
ブ70を備える。窓付きのゴム片71はバイパス弁座7
2と同一の寸法を有し、ゴム片71の、その領域を合わ
せても弁座37を通じた開口部よりも実質上小さい領域
を有する1つ以上の開口部73を通じて流体を押圧する
シールの役割を有する。
【0029】図8及び図9には更に別の実施形態が示さ
れている。図8に示すごとく、バルブ130は容器20
から送り込まれる医療用染料を収容するための浮遊チャ
ンバ134を画定するバルブハウジング132を含む。
バルブハウジング132の底部には通路136が形成さ
れており、通路136は導管38と流体連通している。
通路136は導管38の上流で染料送りチャンネル13
8とバイパスチャンネル140の2本のチャンネルに分
岐する。図2の実施形態と同様に、バイパスチャンネル
140の断面積は送りチャンネル138の断面積よりも
実質上小さくなっており、システムを通じて流量を制限
することで、システムを通じて注射器10を用いて液体
を吸引するのに必要な力を増大させる。これによりオペ
レータはシステム中に残存する染料の量が少ないことを
触覚的に警告され、且つ必要に応じてこの残存する染料
を利用することが可能となる。バイパスチャンネル14
0は図5乃至図7に示されたバイパスバルブ構成を更に
備えていてもよい。
【0030】送りチャンネル138は弁座142と流体
連通している。弁座142は円錐形或いは半球形の形状
をとり得る。上述の実施形態と同様に、浮遊部材、ボー
ル144が浮遊チャンバ134内に配置されている。浮
遊部材144は、浮遊チャンバ134内に染料がなくな
ったとき弁座142に着座し、送りチャンネル138を
通じた空気及び他の流体の侵入を防ぐようになってい
る。
【0031】バイパスチャンネル140と連通する拡大
開口部146が弁座142に隣接して設けられている。
送りチャンネル138が浮遊部材144により遮断され
たとき、残り少ない染料はこの拡大開口部146に溜ま
り、これにより空気が入らないようにしながらバイパス
チャンネル140へ染料を容易に流動させることができ
る。
【0032】浮遊部材144が誤って開口部146を塞
ぐことのないよう、浮遊部材144は弁座142を囲む
ケージ148内に配置されている。これにより、浮遊チ
ャンバ134内の染料が空になったとき浮遊部材144
が弁座142内にのみ静止することができるよう、浮遊
チャンバ134内における浮遊部材144の動きが制限
される。
【0033】システムのプライミングを容易にするた
め、バルブ130はハウジング132の外側に延出する
弾性のあるプライミング部材150を必要に応じて含む
ことができる。部材150はハウジング132の周壁の
一部であるが、この部分以外のハウジング132のより
硬質の周壁に対し、ほぼ半円筒形或いは半球形の突起を
含んでいる。システムのプライミングにおいては、プラ
イミング部材150を押し下げ、その後解放することに
より、医療用染料を容器20から浮遊チャンバ134へ
吸引するための吸引効果が発生される。
【0034】別の方法として、ハウジング132の選択
された部分に可撓性をもたせ、これを押し下げること
で、プライミング部材150と同様に、システムのプラ
イミングを行うものがある。ハウジング132の可撓性
を与える部分は、浮遊部材144及びバイパスチャンネ
ル140の機能及び性能を妨げることのないように選択
される。例えば、ハウジング132の上部に可撓性をも
たせ、下部を硬くする構成も可能である。
【0035】更に別の方法として、バルブ130が出入
口152を含む構成も可能である。この出入口152に
注射器の針が挿入される。注射器を作動することによ
り、チャンバ134内で吸引作用が起こり、医療用染料
が容器20から浮遊チャンバ134へ吸引される。プラ
イミングが行われれば、注射器は出入口152から引き
出されてもよい。出入口152は、注射器により穴を開
けられることができ、注射器が離れると出入口を閉じて
再密閉することのできるゴムシールを含むことが好まし
い。代替方法としては、従来技術で公知のバルブをハウ
ジング132内に形成し、プライミングを行うことが望
ましいときには空気をチャンバ134内に入れることが
できるようにする方法がある。
【0036】本明細書中に開示したバルブの各実施形態
では、プライミングを行うために上述したプライミング
方法のいずれを用いることも可能である。
【0037】図9に示された実施形態は、浮遊部材と弁
座の形状が異なることを除けば、図8のものと同一であ
る。図9に示すごとく、浮遊部材244はほぼ円筒形の
頂部245、及び頂部245から下方向に延出する長尺
の細い部分246を含む。また、弁座は、これにより送
りチャンネル138をきつく密閉するために、部材24
6の同形状の端部が嵌め合わされる大きさの、小さな凹
部250を含むよう変形される。
【0038】浮遊部材244の形状は二つの設計上の要
求に基づく。即ち、医療用染料中で十分な浮力を有する
点、及び送りチャンネルを効率よく密閉する点である。
一般的に医療用染料は比重は小さいが粘度は高い。よっ
て、浮遊部材は医療用染料中に浮遊し得る十分な浮力を
有する必要があると同時に弁座を密封するために十分な
重量を有していなければならない。図9に示された浮遊
部材244は、送りチャンネルを密閉するのに必要な、
浮遊部材の表面積と弁座の表面積とを最小化することに
より、上記設計上の要求を満たしている。また、浮遊部
材244は上部部材245の重量が重く、これにより弁
座250上にぴったりと嵌まるよう下部部材を押圧す
る。部材244の総重量は、例えば図8に示した弁座を
密閉するのに必要な部材の重量と比較して、軽くするこ
とができる。
【0039】ケージ148内で浮遊部材244の向きを
制御するため、浮遊部材244の側部248は平坦であ
り、またケージ148の側壁から精密公差で離間されて
いる。従って、部材246は弁座の凹部250に嵌合
し、送りチャンネル138をきつく密閉する。
【0040】上述の各実施形態では、バルブ部材30
を、一定の長さをもつ導管22により医療用染料容器2
0から分離された、医療用染料容器20とは別体の要素
として説明してきたが、医療用染料容器20はバルブ3
0を一体的に組み込んだものに変更することが可能であ
る。例えば、バルブ30は容器と一体形成され、又は容
器の内部に形成されることができ、或いは図1に示すシ
ステムにおける導管22の長さを最小化するため、容器
20の出口と一体的に形成されてもよい。
【0041】図10、図11(A)及び図11(B)は
医療用染料容器に容易に組み込むことのできる実施形態
を図示している。図10、図11(A)及び図11
(B)において、医療用染料容器20は想像線で示され
ているが、バルブ30が容器20と一体形成され得るこ
とを表すため、バルブ30と導管22は実線で示されて
いる。なお、図10及び図11(A)のバルブ30を容
器20とは別体の要素とし、導管22により容器20と
流体連通するようにすることもできる。
【0042】図10において、浮遊デバイス244aか
らボール、おもり33aがテザー(つなぎ)33bによ
り吊されている。ボール33aの重量は、弁座37を密
封するために十分な重さがあり、且つ容器中の染料の量
が浮遊デバイス244Aを染料の表面に浮遊させるに足
る量であるときには、浮遊デバイス244Aにより吊る
されることができる程度に軽くなっている。
【0043】図11(A)及び図11(B)において、
浮遊部材244Bは頂部部材245Aと下部部材246
Aとを有する。図9及び図10と同様に、下部部材24
6Aは頂部部材245Aよりも重いが、頂部部材245
Aが染料表面に浮遊し得る程度に軽くなっている。上部
部材245Aは中空であってもまた可撓性を有していて
もよく、また下部部材246Aは中実であるか或いは上
部部材245Aよりも重いことが好ましい。
【0044】図11(A)の実施形態では、図10の実
施形態と同様に、バルブは染料表面に浮遊するための軽
量部材と、軽量部材から吊り下げられて弁座を密閉する
ための重量部材とを含む。この構造は図10では2つの
部品の使用により達成される。即ち、浮遊部材244A
と、テザー33bにより浮遊部材244Aから吊り下げ
られたボール即ちおもり33aである。図11では、上
記構造は1つの部品により達成される。即ち中空の頂部
部分245Aと重い或いは中実の下部部分246Aとを
有する浮遊部材244Bである。図11(A)の1部品
構造、及び図10の2部品からなる構造のいずれにおい
ても、バルブ部材は、染料表面に浮遊できるよう上部の
密度を比較的小さくし、また弁座に密着するよう下部の
密度を比較的大きくして密度を変化させている。上部及
び下部の密度は、下部が、弁座に密着するのに十分であ
る一方で上部が染料表面上に浮遊することにより、下部
が弁座の上方に吊るされ得るよう密度を選択することに
より決定される。
【0045】図11(A)及び図11(B)に示すごと
く、上部部材245Aの側面248には、染料を上部部
材245Aの周りを入口から出口まで流動させるための
幾つかのチャンネル248Aが形成されている。従っ
て、染料が空になりかけたとき浮遊部材244が染料表
面上に浮遊している場合、染料は下部部材246Aが弁
座37に着座するまでの間はチャンネル248Aを通じ
て出口35へ流れることができる。
【0046】図2乃至図9に示した上記バイパスチャン
ネル構造はいずれも図10、図11(A)及び図11
(B)に図示されたバルブ30に組み込むことができ
る。例えば、バイパスチャンネルは弁座37において、
図4に示したスロット36と同様のスロットであっても
よい。また、バイパスチャンネルは図2に示したチャン
ネル36のように、弁座の周囲にある別体のチャンネル
であってもよい。
【0047】上述したバルブの実施形態の各々はプラス
チックや、医療用に供されるあらゆる他の材料で構成す
ることができる。
【0048】本発明の精神及び範囲を逸脱することな
く、本発明の医療用染料送りシステムには種々の修正や
変更が加えられ得ることは当業者には明白であろう。例
えば、上述したバルブの実施形態の各々からバイパスチ
ャンネルを除去することもできる。この代わりに、浮遊
部材が弁座に着座したことによる抵抗の増大を感知した
場合、オペレータは染料の注入を終了し血管造影の手順
に入ってもよいし、或いはシステム中の残りの染料を使
用する場合は、オペレータはバルブを操作し(例えばバ
ルブを横方向に向けることにより弁座から浮遊部材を浮
かせ)、残りの染料を注射器内へ吸引し、患者の体内へ
注入することもできる。従って、本発明は本発明の修正
態様及び変更態様を包括することを意図する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の医療用染料送りシステムを図示したも
のである。
【図2】図1に示された医療用染料送りシステムで用い
るバルブの正面図である。
【図3】図1に示された医療用染料送りシステムで用い
るバルブの他の実施形態の正面図である。
【図4】図3に示されたバルブの斜視図である。
【図5】図1に示された医療用染料送りシステムで用い
るバルブの他の実施形態の正面図である。
【図6】図1に示された医療用染料送りシステムで用い
るバルブの他の実施形態の正面図である。
【図7】図1に示された医療用染料送りシステムで用い
るバルブの他の実施形態の正面図である。
【図8】図1に示された医療用染料送りシステムで用い
るバルブの他の実施形態の正面図である。
【図9】図1に示された医療用染料送りシステムで用い
るバルブの他の実施形態の正面図である。
【図10】バルブが医療用染料容器と一体形成された、
図1に示された医療用染料送りシステムで用いるバルブ
の他の実施形態の正面図である。
【図11】(A)は、バルブが医療用染料容器と一体形
成された、図1に示された医療用染料送りシステムで用
いるバルブの他の実施形態の正面図であり、(B)は、
図11(A)に示された浮遊部材の断面図である。
【符号の説明】
10 吸引デバイス 20 医療用染料容器 30 バルブ
【手続補正書】
【提出日】平成12年10月3日(2000.10.
3)
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 システム流路を通じて医療用染料を患者
    の体内へ送り込むための医療用染料送りシステムであっ
    て、 医療用染料容器と、 医療用染料を容器から吸引し、システム流路を通じて患
    者の体内へ導くための吸引デバイスと、及び前記医療用
    染料容器と流体連通する入口と、前記吸引デバイスと流
    体連通する出口とを備えたバルブと、を含み、 前記バルブが、一定量の医療用染料を収容するチャンバ
    を画定するハウジングと、チャンバ内に配置され、出口
    と流体連通する開口部を備える弁座と、チャンバ内の浮
    遊部材と、を含み、前記浮遊部材が一定量の医療用染料
    中に浮遊し、チャンバ内の医療用染料が実質上空になっ
    たとき弁座の開口部を密閉するよう弁座に着座するよう
    になっており、 前記浮遊部材が第1の部分と、前記第1の部分から延出
    する第2の部分とを有し、前記第2の部分が、第2の部
    分が弁座を密閉するのに十分で、且つ浮遊部材が一定量
    の医療用染料中に浮遊しているときには弁座から離間す
    ることができるよう、前記第1の部分の密度よりも大き
    い密度を有する、ことを特徴とする、 医療用染料送りシステム。
  2. 【請求項2】 前記バルブが前記医療用染料容器と一体
    形成されている、請求項1に記載の医療用染料送りシス
    テム。
  3. 【請求項3】 前記バルブが、医療用染料容器から延出
    する導管により医療用染料容器から分離されている、請
    求項1に記載の医療用染料送りシステム。
  4. 【請求項4】 前記第2の部分がつなぎ(tether)により
    前記第1の部分から吊り下げられている、請求項1に記
    載の医療用染料送りシステム。
  5. 【請求項5】 前記第2の部分が弁座に着座するために
    半球形を有する、請求項4に記載の医療用染料送りシス
    テム。
  6. 【請求項6】 前記第1及び第2の部分が、1部品から
    なる浮遊部材の一部である、請求項1に記載の医療用染
    料送りシステム。
  7. 【請求項7】 前記第1の部分が中空である、請求項1
    に記載の医療用染料送りシステム。
  8. 【請求項8】 前記第2の部分が中実である、請求項1
    に記載の医療用染料送りシステム。
  9. 【請求項9】 前記第1の部分が、医療用染料がバルブ
    入口からバルブ出口へ流れることを可能とする、少なく
    とも1つのチャンネルを有する側面を周囲に有する、請
    求項1に記載の医療用染料送りシステム。
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