JP2000353149A - 統計業務情報作成方法及び装置並びに統計業務情報作成プログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

統計業務情報作成方法及び装置並びに統計業務情報作成プログラムを記録した記録媒体

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JP2000353149A
JP2000353149A JP11163102A JP16310299A JP2000353149A JP 2000353149 A JP2000353149 A JP 2000353149A JP 11163102 A JP11163102 A JP 11163102A JP 16310299 A JP16310299 A JP 16310299A JP 2000353149 A JP2000353149 A JP 2000353149A
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JP11163102A
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Noboru Yokoi
昇 横井
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Original Assignee
NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 オンライン業務のデータベースへのアクセス
効率の向上を図る。 【解決手段】 オンライン処理部12によってオンライ
ン業務用RDB16の内容が更新され、正常確定となる
とき、更新データ及び時点変更情報並びに時点変更情報
が、フリーズ制御情報記憶部18に記憶される。記憶部
18の記憶内容は時点情報転送部30によりフリーズ制
御情報記憶部26に書き込まれる。記憶部26の更新デ
ータ及び時点変更情報並びに統計業務処理部22の反映
指定時点に基づいて更新情報のうちの反映指定時点まで
の更新情報のみを統計業務用RDB28に反映させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、統計業務情報作
成方法及び装置並びに統計業務情報作成プログラムを記
録した記録媒体に係り、詳しくは、オンライン業務中の
任意の時点における静止情報を統計業務で使用可能にす
る統計業務情報作成方法及び装置並びに統計業務情報作
成プログラムを記録した記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から統計業務を行うシステムにおい
て、リレーショナルデータベース(RDB(Relational
Data Base) を用いて統計業務を行うシステムがある。
このシステムにおける統計業務は、従来は、過去のある
時点に乃至はある時点までに収集された統計業務情報、
すなわち、静止情報を統計業務の中で用いてその統計業
務を行うというオフラインの統計業務であるのが一般的
であった。オフラインの統計業務では、時間的に遅れた
時点に至って初めて統計業務を為し得るに過ぎないの
で、その不都合を解消するために、オンライン業務で発
生する情報を統計業務システムにおける統計業務の中に
取り込んで統計業務システムで処理する統計情報を可能
な限りオンライン業務で発生する統計情報に近付け、統
計業務システムで処理した統計情報がより正確な統計情
報となるようにした統計業務システムも開発されてい
る。この従来のオンラインシステムは、日時、月次等の
統計業務を行おうとするに際して、オンライン業務の一
部、又は全部を一時停止して統計業務を行ったり、統計
情報の収集又は統計業務のリレーショナルデータベース
(RDB(Relational Data Base) の作成をオンライン
業務のRDBで行うこととしている。その際のオンライ
ン業務を一時的に停止するのは、データが更新されない
状態を作り出し、その状態において統計業務を行った
り、統計情報の収集又は統計業務のRDBの作成を行う
ためであった。すなわち、統計業務を行ったり、統計情
報の収集又は統計業務のRDBの作成を行なっている最
中に、オンライン業務で収集されているデータの更新が
行われてしまうと、その更新の前後において、統計情報
に差違が生じ、正しい統計業務を遂行し得ないからであ
る。このような不都合を回避する手段として、従来、例
えば特開平10−49419号公報に記載のオンライン
システムが知られている。この公報に記載のオンライン
システムは、オンライン業務用インデックスの更新処理
をしてオンラインの統計業務情報を同一のRDBに書き
込み、そのオフラインの統計業務用インデックスの更新
処理をしてから同一RDBからオフラインの統計情報デ
ータを読み出すようにして24時間無停止のオンライン
業務を遂行しつつ、そのオンライン業務で発生するオン
ライン業務データをオフラインの統計業務データに反映
させるようにしたものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来のオンラインシステムでは、任意の時点の静止情
報を得るために、オンライン業務の一部又は全部を停止
しなければならないから、24時間無停止のオンライン
業務を行うことが出来なくなるという不都合が第1の問
題点として生ずる。 また、オンライン業務と統計業務
とで同一のRDBを行っているため、排他制御により待
ち合わせをしなければならない状態が発生する可能性が
あり、RDBへのアクセス性能が落ちるほか、オンライ
ン業務からのアクセスによって統計業務の未処理データ
に対し変更、削除、追加が行われる可能性があり、統計
業務に必要な情報が欠落されたり、変更されたりすると
いう不都合が第2の問題点として生ずる。また、統計業
務用のRDBを用意してオンライン業務用のRDBの内
容を統計業務用のRDBに単純に反映させるオンライン
システムでは、オンライン業務用のRDB内の任意の時
点の又は任意の時点までの更新情報のみを統計業務用の
RDBに反映させることはできないという不都合が第3
の問題点として生ずる。このような不都合の回避を意図
した公報記載のオンラインシステムでも、オンライン業
務用インデックスの更新処理をしてオンライン業務デー
タを同一のRDBに書き込むようにしているから、オン
ライン業務データの処理に影響を及ぼし、その遅延を生
じさせるという問題や、オンライン業務データと統計業
務データとを同一のRDB内で表形式で共用しているか
ら、各表毎の連携関係やインデックス管理が複雑にな
る、という問題がある。
【0004】この発明は、上述したような事情に鑑みて
なされたもので、オンライン業務を停止させることなく
統計業務を遂行する際のオンライン業務のデータベース
アクセス効率の向上を達成し得る統計業務情報作成方法
及び装置並びに統計業務情報作成プログラムを記録した
記録媒体を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1記載の発明は、オンライン業務で処理され
て発生した更新情報から統計業務で使用する統計業務情
報を作成する統計業務情報作成方法に係り、オンライン
業務の処理で設定される第1の更新処理間隔及び該第1
の更新処理間隔内に処理されて発生された更新情報を一
時保持し、一時保持されている前記更新情報及び前記第
1の更新処理間隔をオンライン業務とは非同期で読み出
し、読み出された前記更新情報及び前記第1の更新処理
間隔並びに統計業務の処理で設定され前記第1の更新処
理間隔より大きい第2の更新処理間隔に基づいて前記更
新情報を前記統計業務で使用する統計業務情報にするこ
とを特徴としている。
【0006】請求項2記載の発明は、請求項1記載の統
計業務情報作成方法に係り、前記第1の更新処理間隔
は、前記オンライン業務で更新される更新データが1又
は複数発生し得る時間間隔で、かつ、前記統計業務で前
記統計業務情報として使用する時間間隔より長い時点間
隔であることを特徴としている。
【0007】請求項3記載の発明は、請求項1又は2記
載の統計業務情報作成方法に係り、前記第1の更新処理
間隔及び前記更新情報の一時保持を前記オンライン業務
と前記統計業務とで共有することを特徴としている。
【0008】請求項4記載の発明は、請求項1又は2記
載の統計業務情報作成方法に係り、前記第1の更新処理
間隔及び前記更新情報の一時保持を前記オンライン業務
で一時保持した後、前記オンライン業務から前記統計業
務に転送して前記統計業務で一時保持することを特徴と
している。
【0009】請求項5記載の発明は、請求項3記載の統
計業務情報作成方法に係り、前記オンライン業務で処理
されて発生された前記更新情報の実データと前記統計業
務で使用する前記統計業務情報の実データとを同一のR
DB内の異なるデータ領域に記憶することを特徴として
いる。
【0010】請求項6記載の発明は、請求項1乃至5の
いずれか1に記載の統計業務情報作成方法に係り、前記
オンライン業務において、更新の都度前記更新情報及び
時点情報を蓄積し、蓄積して来た一連の更新処理が正常
確定したときに、蓄積されている更新情報及び時点情報
並びに前記第1の更新処理間隔を一時保持することを特
徴としている。
【0011】請求項7記載の発明は、オンライン業務用
マシンで処理されて発生した更新情報から統計業務で使
用する静止情報を作成する静止情報作成装置に係り、オ
ンライン業務の処理で設定される第1の更新処理間隔及
び該第1の更新処理間隔内に処理されて発生された更新
情報を一時保持する保持手段と、一時保持されている前
記更新情報及び前記第1の更新処理間隔をオンライン業
務とは非同期で読み出す読み出し手段と、読み出された
前記更新情報及び前記第1の更新処理間隔並びに統計業
務用マシンの処理で設定され前記第1の更新処理間隔よ
り大きい第2の更新処理間隔に基づいて前記更新情報を
前記統計業務で使用する統計業務情報にする統計業務情
報作成手段とを備えたことを特徴としている。
【0012】また、請求項8記載の発明は、請求項7記
載の統計業務情報作成装置に係り、前記保持手段は、前
記オンライン業務と前記統計業務とで共有することを特
徴としている。
【0013】請求項9記載の発明は、請求項7又は8記
載の統計業務情報作成装置に係り、前記保持手段は、前
記オンライン業務で一時保持した後、オンライン業務か
ら前記統計業務に転送して前記統計業務で一時保持する
ことを特徴としている。
【0014】請求項10記載の発明は、請求項8記載の
統計業務情報作成装置に係り、前記保持手段で保持され
る前記更新情報の実データと前記統計業務情報作成手段
によって作成される前記統計業務情報の実データとは同
一のRDB内の異なるデータ領域に記憶されることを特
徴としている。
【0015】請求項11記載の発明は、請求項7、8、
9、又は10記載の統計業務情報作成装置に係り、前記
保持手段は、前記オンライン業務において、更新の都度
前記更新情報及び時点情報を蓄積し、蓄積して来た一連
の更新処理が正常確定したときに、蓄積されている更新
情報及び時点情報並びに前記第1の更新処理間隔を一時
保持することを特徴としている。
【0016】さらにまた、請求項12記載の発明は、コ
ンピュータに請求項1乃至請求項10のいずれか1に記
載の機能を実現するための統計業務情報作成プログラム
を記録したコンピュータ読取可能な記録媒体であること
を特徴としている。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、この発明
の実施の形態について説明する。説明は、実施例を用い
て具体的に行う。 ◇第1実施例 図1は、この発明の第1実施例である統計業務情報作成
装置の電気的構成を示すブロック図、図2は、同統計業
務情報作成装置のオンライン業務用マシンの電気的構成
を示すブロック図、図3は、同統計業務情報作成装置の
時点情報転送部の電気的構成を示す図、図4は、同統計
業務情報作成装置の統計業務用マシンの電気的構成を示
すブロック図、また、図5は、同統計業務情報作成装置
の統計業務情報作成処理手順を示すフローチャートであ
る。
【0018】この実施例の統計業務情報作成装置は、オ
ンライン業務を停止させることなく統計業務を遂行する
際のオンライン業務のデータベースアクセス効率の向上
を達成し得る装置に係り、その統計業務情報作成装置1
は、図1に示すように、オンライン業務用マシン10
と、統計業務用マシン20と、時点情報転送部30とを
有して概略構成され、そのオンライン業務用マシン10
は、オンライン業務処理部12と、時点情報取得部14
と、オンライン業務用RDB16と、フリーズ制御情報
記憶部18とから成り、統計業務用マシン20は、統計
業務処理部22と、時点情報反映部24と、フリーズ制
御情報記憶部26と、統計業務用RDB28とから成
る。そして、時点情報転送部30は、フリーズ制御情報
記憶部18の記憶内容をフリーズ制御情報記憶部に転送
記憶させるものである。
【0019】オンライン業務用マシン10のオンライン
業務処理部12は、図2に示すように、業務プログラム
122と、時点情報制御要求プログラム124とから成
り、業務プログラム122は、データ検索処理1212
と、データ更新処理1214と、確定要求1216とを
含んで構成される。業務プログラム122でデータ検索
処理1212が開始されると、データ検索要求が時点情
報取得部14の検索処理プログラム142に通知され、
検索処理プログラム142は、オンライン業務用RDB
16に対してデータ検索を行う。業務プログラム122
でデータ更新処理(挿入、変更、削除等)1214が開
始されると、データ更新要求が、時点情報取得部14の
更新処理プログラム144に通知され、更新処理プログ
ラム144は、オンライン業務用RDB16に対してデ
ータ更新を行い、その際のデータ更新情報及び時点情報
(後述)を時点情報スタックメモリ146に記憶させ
る。業務プログラム122から確定要求1216(取消
要求(ロールバック(Rollback)要求)又は正常確定要
求(コミット(Commmit)要求))が発せられるとき、
その確定要求1216についての処理を時点情報取得部
14に生じさせる。時点情報制御要求プログラム124
は、オンライン業務開始要求を時点情報取得部14の時
点制御処理プログラム150に通知してオンライン業務
を遂行させる時点情報の管理を時点制御処理プログラム
150に開始させる。
【0020】また、時点情報取得部14は、検索処理プ
ログラム142と、更新処理プログラム144と、確定
処理プログラム148と、時点制御処理プログラム15
0とを含む。検索処理プログラム142は、業務プログ
ラム122でデータ検索処理1212が行われるとき、
データ検索処理1212からのデータ検索要求に応答し
てオンライン業務用RDB16のデータ検索をしてその
結果をデータ検索処理1212に返す。また、更新処理
プログラム144は、業務プログラム122のデータ更
新処理1214が行われるときに、オンライン業務用R
DBを更新するが、その更新データを時点制御処理プロ
グラム150が管理しているデータ更新時の時点情報と
共に時点情報スタックメモリ146に記憶する。
【0021】確定処理プログラム148は、業務プログ
ラム122から確定要求1216が出されるとき、その
確定要求1216が取消要求(ロールバック(Rollback)
要求)であるときは、それまでの更新処理を異常として
更新処理を取り消し(更新前データを正常データと
し)、確定要求が正常確定要求(コミット(Commmit)要
求)であるときは、それまでの更新処理を正常として更
新データを時点情報スタックメモリ146に書き出す。
時点制御処理プログラム150は、上記したように、自
己が管理しているデータ更新時の時点情報を更新処理1
42で更新したオンライン業務用RDB16の更新デー
タと共に1つのフリーズ制御情報(レコード)としてフ
リーズ制御情報記憶部18に記憶させる。1つのフリー
ズ制御情報には、1つ又は複数の更新データ及び時点情
報を含む。また、時点制御処理プログラム150は、オ
ンライン業務用マシン10で更新される更新データが1
つ又は複数発生される時間間隔で、かつ、発生される更
新データを統計業務用マシン20に統計業務情報(静止
情報)として反映させたい時間間隔より小さい時間間隔
毎の各時点情報を時点変更情報としてフリーズ制御情報
記憶部18に記憶させる。時点変更情報をこのような時
間間隔とするのは、当該時間間隔内に統計業務用マシン
20に反映したい更新データが必ず1つはあるようにす
るためである。
【0022】時点情報転送部30は、図3に示すよう
に、情報取り出しプログラム302、情報圧縮プログラ
ム304、情報転送プログラム306、情報解凍プログ
ラム308、情報書き出しプログラム310で構成され
る。情報取り出しプログラム302は、オンライン業務
用マシン10上で一定時間毎に自動起動され、フリーズ
制御情報記憶部18からフリーズ制御情報及び時点変更
情報を読み出し、読み出された複数のフリーズ制御情報
及び時点変更情報を纏めて1つの転送情報を作成する。
情報圧縮プログラム304は、情報取り出しプログラム
302によってフリーズ制御情報記憶部18から読み出
されたフリーズ制御情報を圧縮する。情報転送プログラ
ム306は、圧縮されたフリーズ制御情報を統計業務用
マシン20に転送するもので、オンライン業務用マシン
10において、データ送信処理を実行し、統計業務用マ
シン20でデータ受信処理を実行する。情報解凍プログ
ラム308は、情報転送プログラム306によって転送
されて来た圧縮済みのフリーズ制御情報及び時点変更情
報の復元化処理を行う。情報書き出しプログラム310
は、情報解凍プログラム308によって元のフリーズ制
御情報に復元されたフリーズ制御情報及び時点変更情報
を統計業務用マシン20のフリーズ制御情報記憶部26
に書き込み、その書き込み終了時に時点情報反映部24
の起動を行う。
【0023】統計業務用マシン20の統計業務処理部2
2は、図4に示すように、時点情報制御要求プログラム
222と、業務プログラム224とから構成される。時
点時制御要求プログラム222は、統計業務を開始する
統計業務開始要求を時点情報反映部24に通知する。業
務プログラム224は、データ検索処理2221からの
検索要求を時点情報反映部24に対して送出する。統計
業務用マシン20の時点情報反映部24は、時点制御処
理プログラム241、検索処理プログラム242から構
成される。時点制御処理プログラム241は、統計業務
処理部22の時点情報制御要求プログラム222から通
知された統計業務開始要求を時点情報反映部24の時点
制御処理プログラム241に通知して統計業務を遂行さ
せる時点情報の管理を時点制御処理プログラム241に
開始させ、静止情報の反映指定時点を出力するほか、反
映済みか否かを示すフラグをフリーズ制御情報対応に統
計業務用マシン20のメモリに記憶させる。反映指定時
点間の間隔は、時点変更情報で示される時間間隔よりも
長い。検索処理プログラム242は、統計業務用RDB
28に対する検索処理において、フリーズ制御情報対応
のフラグを参照したとき、反映指定時点までのフリーズ
制御情報がすべて反映済みであった場合のみ統計業務用
RDB28の検索処理を行い、すべて反映済みでなかっ
た場合には、データ検索処理を拒否する。反映指定時点
までのフリーズ制御情報がすべて反映済みであるか否か
の判定は、時点変更情報を用いて行う。
【0024】次に、図1乃至図5を参照して、この実施
例の動作について説明する。オンライン業務処理部12
において、その時点情報要求プログラム124(図2)
から時点情報取得部14の時点制御処理プログラム15
0へオンライン業務開始要求を通知する(図5のステッ
プSA1)。この通知に基づいて、時点制御処理プログ
ラム150は、時点情報の管理、すなわち、統計業務用
マシン20の時刻の管理を行い、オンライン業務用RD
B18のデータ更新が行われる際の時刻を時点情報とし
て管理するほか、時点変更情報をフリーズ制御情報と共
に、又は単独で時点情報スタックメモリ146に書き出
す。
【0025】オンライン業務開始要求の通知が為された
状態において、業務プログラム122によりデータ検索
処理1212が開始されると、データ検索要求が、時点
情報取得部14の検索処理プログラム142に伝達さ
れ、その検索処理プログラム142は、特別な制御を行
わずに、オンライン業務用RDB16からデータを検索
する。また、業務プログラム122によりデータ更新処
理1214が開始されると、データ検索要求が、時点情
報取得部14の更新処理プログラム144に与えられ、
オンライン業務用RDB16に対してデータ更新を行い
(ステップSA2)、その際の更新情報を、時点情報ス
タックメモリ146に記憶させると共に、記憶された更
新情報と一緒に読み出し可能に時点制御処理プログラム
150が管理している時点情報を、時点情報スタックメ
モリ146に記憶させる(ステップSA3)。この更新
情報と時点情報とがフリーズ制御情報であり、そのフリ
ーズ制御情報中の更新情報が、当該フリーズ制御情報中
の時点情報が示す時点の静止情報である。
【0026】業務プログラム122から出される確定要
求1216が取消要求(ロールバック(Rollback)要
求)であるなら(ステップSA4の異常)、時点情報ス
タックメモリ146の内容を削除して取消要求時までの
更新処理を異常として更新処理を取り消す。また、確定
要求が、正常確定要求(コミット(Commmit)要求)で
あるなら(ステップSA4の正常)、正常確定要求時ま
での更新処理を正常確定して、更新時の更新データ及び
時点情報をフリーズ制御情報として時点情報スタックメ
モリ146から読み出してフリーズ制御情報記憶部18
に書き出し、かつ、時点変更情報があれば、これも時点
情報スタックメモリ146に記憶される。上述の処理確
定があってフリーズ制御情報記憶部18にスタック(一
時記憶)されたフリーズ制御情報及び時点変更情報は、
次のようにして統計業務用マシンのフリーズ制御情報記
憶部26に書き出される。
【0027】時点情報転送部30の情報取り出しプログ
ラム302は、オンライン業務用マシン10上で一定時
間毎に自動的に、すなわち、非同期で起動されてフリー
ズ制御情報記憶部18からフリーズ制御情報及び時点変
更情報を読み出す。その読み出された1つ又は複数のフ
リーズ制御情報及び時点変更情報は纏められて1つの転
送情報が作成される。フリーズ制御情報記憶部18から
読み出されて1つの転送情報として作成されたフリーズ
制御情報は、情報圧縮プログラム304によって圧縮さ
れる。圧縮されたフリーズ制御情報は、情報転送プログ
ラム306によりオンライン業務用マシン10側でデー
タ送信処理が実行され、統計業務用マシン20側でデー
タ受信処理が実行される。これによって、フリーズ制御
情報は、統計業務用マシン20へ転送される(ステップ
SA6)。
【0028】情報転送プログラム306によって統計業
務用マシン20に転送されて来た圧縮済みのフリーズ制
御情報は、情報解凍プログラム308によって、元のフ
リーズ制御情報に復元される。情報解凍プログラム30
8によって元のフリーズ制御情報に復元されたフリーズ
制御情報は、情報書き出しプログラム310によって、
統計業務用マシン20のフリーズ制御情報記憶部26に
書き込まれる(ステップSA7)。この書き込み終了時
に時点情報反映部24が起動される。
【0029】統計業務用マシン20の統計業務処理部2
2内の時点情報制御要求プログラム222は、統計業務
用マシン20の統計業務開始要求を時点情報反映部24
に送出し、かつ、その際に、反映指定時点情報を時点情
報反映部24に送出する。そして、前記書き込み終了に
よって起動された時点情報反映部24の時点制御処理プ
ログラム241は、統計業務用マシン20のフリーズ制
御時記憶部26を読み込み、時点情報制御要求プログラ
ム222から受け取った反映指定時点情報が示している
反映指定時点に対応するフリーズ制御情報についてのみ
(ステップSA8のYES)、そのフリーズ制御情報を
統計業務用RDB28に反映させる(ステップSA
9)。統計業務用RDB28反映されたフリーズ制御情
報に対しては、時点制御処理プログラム241は、反映
されたフリーズ制御情報対応のフラグを統計業務用マシ
ン20のメモリに記憶させる。反映が否定となるとき
(ステップSA8のNO)、その反映対象外のデータ
は、該当する反映指定時点によって反映が許容されるま
で(ステップSA8のYES)フリーズ制御時記憶部2
6に残して置く。
【0030】その後に、業務用プログラム224からデ
ータ検索処理2241が開始されたとき、データ検索要
求が検索処理プログラム242に渡され、検索処理プロ
グラム242において反映指定時点までのフリーズ制御
情報が、そのフラグに基づいて、すべて反映済みであっ
た場合のみ統計業務用RDB28から該当する更新デー
タを検索してデータ検索処理2221に検索データを転
送する(ステップSA10)。すべて反映済みでなかっ
たなら、開始されたデータ検索処理を拒否する。このよ
うにして、オンライン業務用マシン10で発生される更
新データは、オンライン業務用マシン10でのアクセス
に支障を生じさせることなく、統計業務用マシン20の
統計業務の静止情報として用いることが可能になる。こ
のように、この実施例の構成によれば、オンライン業務
用マシン10での更新処理におけるデータの更新時に、
その更新データ及び時点情報がスタックされた後に、更
新データ及び時点情報並びに時点変更情報が記憶部18
に記憶され、そして、オンライン業務とは非同期で記憶
部18から読み出され転送されて更新データ及び時点変
更情報並びに統計業務用マシン20の反映指定時点に基
づいて、その更新情報のうちの反映指定時点までの更新
情報のみを統計業務用マシン20に反映させるようにし
ているから、オンライン業務を停止させることなく、し
かもオンライン業務のRDBに影響を与えることなく、
前記反映指定時点までの統計業務情報を使用した統計業
務が可能になる。また、このような統計業務情報の統計
業務への反映において、その統計業務情報が作成される
まで当該統計業務情報へのアクセスを拒否するように構
成しているから、不正なデータを使用した統計業務処理
は回避される。
【0031】◇第2実施例 図6は、この発明の第2実施例である統計業務情報作成
装置の電気的構成を示すブロック図である。この実施例
の構成が、第1実施例のそれと大きく異なるところは、
第1の実施例の時点情報転送部30をオンライン業務用
マシン10と統計業務用マシン20とで共有する単一の
共有ディスク装置30Aとした点にある。共有ディスク
装置30Aは、複数のファイルを設ける。それらのファ
イルは、処理(プログラム)上において書き込み及び/
又は読み出しがあれば一定時間毎に書き込みポインタ及
び又は読み出しポインタによる書き込み及び又は読み出
しを行う。書き込みポインタ及び又は読み出しポインタ
は、書き込み及び又は読み出し毎に1つ進められる。こ
れにより、アクセス競合を回避するようにする。それで
も、アクセス競合が避けられないときには、オンライン
業務用マシン10及び統計業務用マシン20で共有して
いる共有ディスク装置30Aに対するアクセスを統御す
るオペレーティングシステムによる排他制御によって発
生することがあるアクセス競合を回避する。なお、これ
以外の点では、この例の構成は、第1実施例と同一構成
であるので、図6においては、図1乃至図4の構成部分
と同一の各部には同一の符号を付してその説明を省略す
る。また、図5に示すフローチャートは、ステップSA
5からステップSA7までの処理が共有ディスク装置3
0Aで行われ、フリーズ制御情報及び時点変更情報の転
送が無くなることを除いて同じであるので、図6の実施
例に示すフローチャートは示さない。
【0032】次に、図6を参照して、この実施例の動作
について説明する。この実施例の動作において、オンラ
イン業務用マシン10におけるデータ更新が為されて行
き、その更新処理が正常確定要求である旨の確定要求と
なるとき、共有ディスク装置30Aにフリーズ制御情報
が書き出されるまでの処理は、第1の実施例と同じであ
る。但し、その共有ディスク装置30Aへの書き出し
は、書き込みポインタが指定している共有ディスク装置
30Aの書き込み領域に行われ、そして、書き込みポイ
ンタは1つ進められる。共有ディスク装置30Aに書き
込まれたフリーズ制御情報は、読み出しポインタが指定
している統計業務用マシン20の記憶領域から読み出さ
れ、読み出しポインタは1つ進められる。読み出された
フリーズ制御情報は、統計業務用マシン20のフリーズ
制御情報記憶部26に書き込まれた後に、フリーズ制御
情報記憶部26から読み出されるフリーズ制御情報のう
ちの、時点制御処理プログラム241が管理しており時
点制御処理プログラム241によって指定された時点に
対応する更新データのみが統計業務用RDB28に反映
され、かつ、その更新データに対するフラグが統計業務
用マシン20のメモリに立てられる(フラグがオンにさ
れる)。指定された時点以外の反映対象外データは、当
該時点が指定されるまでその反映対象外のフリーズ制御
情報をフリーズ制御情報記憶部26に残して置く。かく
して、前記指定した時点の更新データ(静止情報)が統
計業務用RDB28に作成される。なお、共有ディスク
装置30Aに対するオンライン業務用マシン10及び統
計業務用マシン20からのアクセスに競合が発生する場
合には、上述のように、処理(プログラム)上において
その競合を回避し、それでも競合が発生した場合には、
オペレーティングシステムにより、オンライン業務用マ
シン10及び統計業務用マシン20から共有ディスク装
置30Aに対するアクセスが同時に発生した場合には、
オンライン業務用マシン10による共有ディスク装置3
0Aに対するアクセスを優先させる。そして、上述のよ
うにして、統計業務用RDB28に作成された静止情報
は、統計業務用マシン20での統計業務に供される。
【0033】このように、この実施例の構成によれば、
オンライン業務用マシン10での更新処理におけるデー
タの更新時に、その更新データ及び時点情報がスタック
された後に、更新データ及び時点情報並びに時点変更情
報が共有ディスク装置30Aに記憶され、そして、オン
ライン業務とは非同期で共有ディスク装置30Aから読
み出されて更新データ及び時点変更情報並びに統計業務
用マシン20の反映指定時点に基づいて、その更新情報
のうちの反映指定時点までの情報のみを統計業務用マシ
ン20に反映させるようにしているから、オンライン業
務を停止させることなく、しかもオンライン業務のRD
Bに影響を与えることなく、前記反映指定時点までの統
計業務情報を使った統計業務が可能になる。また、この
ような統計業務情報の統計業務への反映において、その
統計業務情報が作成されるまで当該統計業務情報へのア
クセスを拒否するように構成しているから、不正なデー
タを使用した統計業務処理は回避される。
【0034】◇第3実施例 図7は、この発明の第3実施例である統計業務情報作成
装置の電気的構成を示す図である。この実施例の構成
が、第1実施例のそれと大きく異なるところは、第1の
実施例のオンライン業務用マシン10と統計業務用マシ
ン20とを単一のオンライン業務/統計業務兼用マシン
15で構成すると共に、時点情報転送部30をオンライ
ン業務処理部12と統計業務処理部22とで共有する単
一の共有ディスク装置30Aにしてフリーズ制御情報の
転送を行わない構成の下で、オンライン業務用マシン1
0のRDB16と統計業務用マシン20のRDB28と
を同一のRDB、すなわち、オンライン業務/統計業務
兼用RDB21にしてオンライン業務処理部12と統計
業務処理部22とで共用化した点にある。この構成にす
るため、前記同一のRDBに記憶されるオンライン業務
処理部12で処理された実データと統計業務処理部22
で処理された実データとは、同一のRDB21のそれぞ
れ異なる記憶領域に記憶され、かつ、このように記憶さ
れた同一のRDB21に対する時点情報取得部14及び
時点情報反映部24のアクセス制御手段は、RDB(正
確にはRDBMS(Relational DataBas Access Metho
d))における実データ及び該実データへのアクセス制御
のうちの実データのみを分離してアクセスされ得るよう
に構成されている。なお、これ以外の点では、この例の
構成は、第1実施例と同一構成であるので、図7におい
ては、図1乃至図4の構成部分と同一の各部には同一の
符号を付してその説明を省略する。また、図5に示すフ
ローチャートは、ステップSA5からステップSA7ま
での処理が共有ディスク装置30Aで行われ、フリーズ
制御情報及び時点変更情報の転送が無くなることを除い
て同じであるので、図7の実施例に示すフローチャート
は示さない。
【0035】次に、図7を参照して、この実施例の動作
について説明する。この実施例の動作において、オンラ
イン業務処理部12におけるデータ更新がオンライン業
務/統計業務兼用RDB21のオンライン業務用記憶領
域211にアクセス制御手段の制御の下に為されて行
き、その更新処理が正常確定要求である旨の確定要求と
なるとき、共有ディスク装置30Aにフリーズ制御情報
が書き出されるまでの処理は、第1の実施例と同じであ
る。但し、その共有ディスク装置30Aへの書き出し
は、書き込みポインタが指定している共有ディスク装置
30Aの書き込み領域に行われ、そして、書き込みポイ
ンタは1つ進められる。共有ディスク装置30Aのフリ
ーズ制御情報は、読み出しポインタが指している共有デ
ィスク装置30Aの記憶領域から読み出され、読み出し
ポインタは1つ進められる。読み出されたフリーズ制御
情報は、時点情報反映部24のフリーズ制御情報記憶部
26に書き込まれた後に、フリーズ制御情報記憶部26
から読み出されるフリーズ制御情報のうちの、時点制御
処理プログラム242が管理しており時点制御処理プロ
グラム242によって指定された時点に対応する更新デ
ータのみが、オンライン業務/統計業務兼用RDB21
の統計業務用領域212に反映され、かつ、その更新デ
ータに対するフラグが統計業務用マシン20のメモリに
立てられる(フラグがオンにされる)。指定された時点
以外の反映対象外データは、当該時点が指定されるまで
その反映対象外のフリーズ制御情報をフリーズ制御情報
記憶部26に残して置く。かくして、前記指定した時点
までの更新データ(静止情報)がオンライン業務/統計
業務兼用RDB21の統計業務用記憶領域212に作成
される。そして、上述のようにして、統計業務用RDB
28の統計業務用記憶領域212に書き込まれた更新デ
ータ(静止情報)は、統計業務用マシン20での統計業
務に供される。
【0036】このように、この実施例の構成によれば、
オンライン業務用マシン10での更新処理におけるデー
タの更新時に、その更新データ及び時点情報がスタック
された後に、更新データ及び時点情報並びに時点変更情
報が共有ディスク装置30Aに記憶され、そして、オン
ライン業務とは非同期で共用ディスク装置30Aから読
み出されて更新データ及び時点変更情報並びに統計業務
用マシン20の反映指定時点に基づいて、その更新情報
のうちの反映指定時点までの情報のみをオンライン業務
/統計業務兼用マシン21の統計業務用領域212に反
映させるようにしているから、オンライン業務を停止さ
せることなく、しかもオンライン業務のRDBに影響を
与えることなく、前記反映指定時点までの統計業務情報
を使った統計業務が可能になる。また、このような統計
業務情報の統計業務への反映において、その統計業務情
報が作成されるまで当該統計業務情報へのアクセスを拒
否するように構成しているから、不正なデータを使用し
た統計業務処理は回避される。
【0037】以上、この発明の実施例を図面を参照して
詳述してきたが、この発明の具体的な構成は、これらの
実施例に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱
しない範囲の設計の変更等があってもそれらはこの発明
に含まれる。例えば、上述のいずれの実施例において
も、静止情報は、ある時点での静止情報の作成を説明し
たが、ある期間の統計業務情報の作成をするようにして
もよい。また、或期間内のデータ範囲を統計業務情報と
してもよい。また、作成しようとする統計業務情報は、
時間的間隔でなく、情報内容に係る間隔であってもよ
い。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように、この発明の構成に
よれば、オンライン業務用マシンの処理で設定される第
1の更新処理間隔と該更新処理間隔内で更新されて発生
される更新情報とを一時保持し、保持された第1の更新
処理間隔及び更新情報をオンライン業務とは非同期で読
み出し、読み出された第1の更新処理間隔及び更新情報
並びに統計業務の処理で設定され第1の更新処理間隔よ
り大きい第2の更新処理間隔に基づいて更新情報を前記
統計業務で使用する統計業務情報にするようにしている
から、オンライン業務を停止させることなく、しかもオ
ンライン業務のRDBに影響を与えることなく、前記反
映指定時点までの統計業務情報を使った統計業務が可能
になる。また、このような統計業務情報の統計業務への
反映において、その統計業務情報が作成されるまで当該
統計業務情報へのアクセスを拒否するように構成してい
るから、不正なデータを使用した統計業務処理は回避さ
れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施例である統計業務情報作成
装置の電気的構成を示すブロック図である。
【図2】同統計業務情報作成装置のオンライン業務用マ
シンの電気的構成を示すブロック図同クロック同期化回
路の動作順序の説明図である。
【図3】同統計業務情報作成装置の時点情報転送部の電
気的構成を示す図である。
【図4】同統計業務情報作成装置の統計業務用マシンの
電気的構成を示すブロック図である。
【図5】同統計業務情報作成装置の統計業務情報作成処
理手順を示すフローチャートである。
【図6】この発明の第2実施例である統計業務情報作成
装置の電気的構成を示すブロック図である。
【図7】この発明の第3実施例である統計業務情報作成
装置の電気的構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
10 オンライン業務用マシン 12 オンライン業務処理部 14 時点情報取得部 16 オンライン業務用RDB 18 フリーズ制御情報記憶部(保持手段の一部) 20 統計業務用マシン 22 統計業務処理部 24 時点情報反映部(読み出し手段の残部、統計
業務情報作成手段の一部) 26 フリーズ制御情報記憶部(保持手段の残部) 28 統計業務用RDB(統計業務情報作成手段の
残部) 30 時点情報転送部(読み出し手段の一部) 30A 共有ディスク装置(保持手段)

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 オンライン業務で処理されて発生した更
    新情報から統計業務で使用する統計業務情報を作成する
    統計業務情報作成方法であって、 オンライン業務の処理で設定される第1の更新処理間隔
    及び該第1の更新処理間隔内に処理されて発生された更
    新情報を一時保持し、 一時保持されている前記更新情報及び前記第1の更新処
    理間隔をオンライン業務とは非同期で読み出し、 読み出された前記更新情報及び前記第1の更新処理間隔
    並びに統計業務の処理で設定され前記第1の更新処理間
    隔より大きい第2の更新処理間隔に基づいて前記更新情
    報を前記統計業務で使用する統計業務情報にすることを
    特徴とする統計業務情報作成方法。
  2. 【請求項2】 前記第1の更新処理間隔は、前記オンラ
    イン業務で更新される更新データが1又は複数発生し得
    る時間間隔で、かつ、前記統計業務で前記統計業務情報
    として使用する時間間隔より長い時点間隔であることを
    特徴とする請求項1記載の統計業務情報作成方法。
  3. 【請求項3】 前記第1の更新処理間隔及び前記更新情
    報の一時保持を前記オンライン業務と前記統計業務とで
    共有することを特徴とする請求項1又は2記載の統計業
    務情報作成方法。
  4. 【請求項4】 前記第1の更新処理間隔及び前記更新情
    報の一時保持を前記オンライン業務で一時保持した後、
    前記オンライン業務から前記統計業務に転送して前記統
    計業務で一時保持することを特徴とする請求項1又は2
    記載の統計業務情報作成方法。
  5. 【請求項5】 前記オンライン業務で処理されて発生さ
    れた前記更新情報の実データと前記統計業務で使用する
    前記統計業務情報の実データとを同一のRDB内の異な
    るデータ領域に記憶することを特徴とする請求項3記載
    の統計業務情報作成方法。
  6. 【請求項6】 前記オンライン業務において、更新の都
    度前記更新情報及び時点情報を蓄積し、蓄積して来た一
    連の更新処理が正常確定したときに、蓄積されている更
    新情報及び時点情報並びに前記第1の更新処理間隔を一
    時保持することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか
    1に記載の統計業務情報作成方法。
  7. 【請求項7】 オンライン業務用マシンで処理されて発
    生した更新情報から統計業務で使用する静止情報を作成
    する静止情報作成装置であって、 オンライン業務の処理で設定される第1の更新処理間隔
    及び該第1の更新処理間隔内に処理されて発生された更
    新情報を一時保持する保持手段と、 一時保持されている前記更新情報及び前記第1の更新処
    理間隔をオンライン業務とは非同期で読み出す読み出し
    手段と、 読み出された前記更新情報及び前記第1の更新処理間隔
    並びに統計業務用マシンの処理で設定され前記第1の更
    新処理間隔より大きい第2の更新処理間隔に基づいて前
    記更新情報を前記統計業務で使用する統計業務情報にす
    る統計業務情報作成手段とを備えたことを特徴とする統
    計業務情報作成装置。
  8. 【請求項8】 前記保持手段は、前記オンライン業務と
    前記統計業務とで共有することを特徴とする請求項7記
    載の統計業務情報作成装置。
  9. 【請求項9】 前記保持手段は、前記オンライン業務で
    一時保持した後、前記オンライン業務から前記統計業務
    に転送して前記統計業務で一時保持することを特徴とす
    る請求項7又は8記載の統計業務情報作成装置。
  10. 【請求項10】 前記保持手段で保持される前記更新情
    報の実データと前記統計業務情報作成手段によって作成
    される前記統計業務情報の実データとは同一のRDB内
    の異なるデータ領域に記憶されることを特徴とする請求
    項8記載の統計業務情報作成装置。
  11. 【請求項11】 前記保持手段は、前記オンライン業務
    において、更新の都度前記更新情報及び時点情報を蓄積
    し、蓄積して来た一連の更新処理が正常確定したとき
    に、蓄積されている更新情報及び時点情報並びに前記第
    1の更新処理間隔を一時保持することを特徴とする請求
    項7、8、9、又は10記載の統計業務情報作成装置。
  12. 【請求項12】 コンピュータに請求項1乃至請求項1
    0のいずれか1に記載の機能を実現するための統計業務
    情報作成プログラムを記録したコンピュータ読取可能な
    記録媒体。
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