JP2000353045A - 携帯型情報処理装置およびフォーカス移動制御方法 - Google Patents

携帯型情報処理装置およびフォーカス移動制御方法

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JP2000353045A
JP2000353045A JP11163007A JP16300799A JP2000353045A JP 2000353045 A JP2000353045 A JP 2000353045A JP 11163007 A JP11163007 A JP 11163007A JP 16300799 A JP16300799 A JP 16300799A JP 2000353045 A JP2000353045 A JP 2000353045A
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Katsuhiko Nagasaki
克彦 長崎
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 所望のメニュー項目まで素早く移動させる。 【解決手段】 ジョグダイヤルスイッチ202の回転方
向および回転量を検出し、ジョグダイヤルスイッチ20
2の押下を検出する。回転方向および回転量検出結果と
LCD207上のフォーカス移動動作を対応付け、この
対応に従って機器の動作を行い、そして、対応付けを変
更する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、回転動作および押
下動作が可能な入力デバイスを有する携帯型情報処理装
置およびフォーカス移動制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】デスクトップ型の情報処理装置の操作は
キーボードやマウスによる操作が主流であるが、携帯型
の情報処理装置では、ペン入力やボタンによる入力操作
が行なわれている。携帯型の情報処理装置で用いられる
入力デバイスとしては、シャトルスイッチやジョグダイ
ヤルスイッチといった回転動作と押下動作を1つのデバ
イスで可能なものが知られており、例えば、メニューの
切り換えや表示画面のスクロールといった操作に使用さ
れている。
【0003】このような入力デバイスの回転量に対する
フォーカスの表示画面上の移動距離は、固定されていて
変更することはできなかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ジョグダイヤルスイッ
チによる所望のメニュー項目へのフォーカス移動は、メ
ニュー項目が多くなるほど、ジョグダイヤルスイッチを
大量に回転させる必要があり、この回転操作は使用者に
とって煩わしかった。
【0005】シャトルスイッチには、スイッチを一定時
間以上押し上げ続けていると、移動速度が大きくなるよ
うにしたものが知られている。しかし、シャトルスイッ
チでは、何回もスイッチを押し上げる動作が必要であっ
たり、スイッチを長時間押し上げ続ける動作が必要であ
った。
【0006】また、従来例におけるシャトルスイッチの
例でも、移動速度が変わるまで、一定時間、スイッチを
押し上げ続けなければならず、このような操作は使用者
にとって不便な操作となっていた。
【0007】本発明の目的は、上記のような問題点を解
決し、所望のメニュー項目まで素早く移動できる携帯型
情報処理装置およびフォーカス移動制御方法を提供する
ことにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、回転
動作および押下動作が可能な入力デバイスを有する携帯
型情報処理装置において、前記入力デバイスの回転方向
に応じた方向に、回転量と設定係数との積に応じた移動
量でフォーカスをメニュー上で移動させるフォーカス移
動手段と、前記入力デバイスの連続押下回数を計数する
計数手段と、該計数手段により計数された連続押下回数
が予め定めた第1の回数に一致する場合に、予め定めた
複数の係数から1つの係数を選択可能な選択手段と、前
記設定係数を前記選択手段により選択確定された1つの
係数に変更する変更手段とを備えたことを特徴とする。
【0009】請求項1において、計数手段により計数さ
れた連続押下回数が予め定めた第2の回数に一致する場
合に、フォーカスされているメニュー項目を実行する実
行手段を備えることができる。
【0010】請求項2において、実行手段は、フォーカ
スされているメニュー項目に下位のメニューがある場合
には、下位のメニューを表示することができる。
【0011】請求項2において、実行手段は、メニュー
項目の実行後にメニュー項目の階層から抜け出すことが
できる。
【0012】請求項1において、入力デバイスの1回の
押下における押下時間を計時する押下時間計時手段をさ
らに備えることができ、実行手段は、押下時間計時手段
により計時された連続押下時間が予め定めた第1の時間
に一致する場合に、フォーカスされているメニュー項目
を実行することができる。
【0013】請求項5において、実行手段は、実行した
メニュー項目に下位のメニューがある場合には、当該メ
ニュー項目に対する下位のメニューを表示することがで
きる。
【0014】請求項5において、実行手段は、メニュー
項目の実行後にメニュー項目の階層から抜け出すことが
でき、変更手段は、実行手段よりメニュー項目が実行さ
れた場合に、係数を元の設定係数に戻すことができる。
【0015】請求項8の発明は、回転動作および押下動
作が可能な入力デバイスを有する携帯型情報処理装置に
おいて、前記入力デバイスの回転方向に応じた方向に、
回転量と設定係数との積に応じた移動量でメニュー上を
フォーカス移動させるフォーカス移動手段と、現在選択
可能なメニュー項目数を取得する項目数取得手段と、該
項目数取得手段により取得されたメニュー項目数が予め
定めた項目数より大きい場合に、所定時間ごとの前記入
力デバイスの回転量を取得する回転量取得手段と、該回
転量取得手段により取得された回転量が所定の回転量よ
り大きい場合は、デフォルトの設定係数より大きい所定
の設定係数を設定し、他方、前記回転量取得手段により
取得された回転量が所定の回転量より小さいか、あるい
は、前記項目数取得手段により取得されたメニュー項目
数が予め定めた項目数より小さい場合は、前記デフォル
トの設定係数を設定する設定手段とを備えたことを特徴
とする。
【0016】請求項9の発明は、回転動作および押下動
作が可能な入力デバイスを有する携帯型情報処理装置の
フォーカス移動制御方法において、前記入力デバイスの
連続押下回数を計数する計数ステップと、計数された連
続押下回数が予め定めた第1の回数に一致する場合に、
予め定めた複数の係数から1つの係数を選択可能にする
選択ステップと、設定係数を、前記選択ステップにて選
択確定された1つの係数に変更する変更ステップと、前
記入力デバイスの回転方向に応じた方向に、回転量と変
更ステップにて変更された設定係数との積に応じた移動
量でフォーカスをメニュー上で移動させるフォーカス移
動ステップとを備えたことを特徴とする。
【0017】請求項9において、計数ステップにて計数
された連続押下回数が予め定めた第2の回数に一致する
場合に、フォーカスされているメニュー項目を実行する
実行ステップを備えることができる。
【0018】請求項10において、実行ステップは、フ
ォーカスされているメニュー項目に下位のメニューがあ
る場合には、下位のメニューを表示することができる。
【0019】請求項10において、実行ステップは、メ
ニュー項目の実行後にメニュー項目の階層から抜け出す
ことができる。
【0020】請求項9において、入力デバイスの1回の
押下における押下時間を計時する押下時間計時ステップ
をさらに備えることができ、実行ステップは、押下時間
計時ステップにて計時された連続押下時間が予め定めた
第1の時間に一致する場合に、フォーカスされているメ
ニュー項目を実行することができる。
【0021】請求項13において、実行ステップは、実
行したメニュー項目に下位のメニューがある場合には、
当該メニュー項目に対する下位のメニューを表示するこ
とができる。
【0022】請求項13において、実行ステップは、メ
ニュー項目の実行後にメニュー項目の階層から抜け出す
ことができ、変更ステップは、実行ステップにてメニュ
ー項目が実行された場合に、係数を元の設定係数に戻す
ことができる。
【0023】請求項16の発明は、回転動作および押下
動作が可能な入力デバイスを有する携帯型情報処理装置
のフォーカス移動制御方法において、現在選択可能なメ
ニュー項目数を取得する項目数取得ステップと、該項目
数取得ステップにて取得されたメニュー項目数が予め定
めた項目数より大きい場合に、所定時間ごとの前記入力
デバイスの回転量を取得する回転量取得ステップと、該
回転量取得ステップにて取得された回転量が所定の回転
量より大きい場合は、デフォルトの設定係数より大きい
所定の設定係数を設定し、他方、前記回転量取得ステッ
プにて取得された回転量が所定の回転量より小さいか、
あるいは、前記項目数取得ステップにて取得されたメニ
ュー項目数が予め定めた項目数より小さい場合は、前記
デフォルトの設定係数を設定する設定ステップと、前記
入力デバイスの回転方向に応じた方向に、回転量と前記
設定ステップにて設定した設定係数との積に応じた移動
量でフォーカスをメニュー上で移動させるフォーカス移
動ステップとを備えたことを特徴とする。
【0024】請求項17のコンピュータ読み取り可能な
記録媒体に記録した制御プログラムは、コンピュータ
に、回転動作および押下動作が可能な入力デバイスの連
続押下回数を計数する計数手順と、計数された連続押下
回数が予め定めた第1の回数に一致する場合に、予め定
めた複数の係数から1つの係数を選択可能にする選択手
順と、設定係数を、前記選択手順にて選択確定された1
つの係数に変更する変更手順と、前記入力デバイスの回
転方向に応じた方向に、回転量と変更手順にて変更され
た設定係数との積に応じた移動量でフォーカスをメニュ
ー上で移動させるフォーカス移動手順とを実行させる。
【0025】請求項17において、コンピュータに、計
数手順で計数された連続押下回数が予め定めた第2の回
数に一致する場合に、フォーカスされているメニュー項
目を実行する実行手順をさらに実行させることができ
る。
【0026】請求項18において、実行手順で、フォー
カスされているメニュー項目に下位のメニューがある場
合には、下位のメニューを表示することができる。
【0027】請求項17において、実行手順で、メニュ
ー項目の実行後にメニュー項目の階層から抜け出すこと
ができる。
【0028】請求項20において、コンピュータに、入
力デバイスの1回の押下における押下時間を計時する押
下時間計時手順をさらに実行させ、実行手順で、押下時
間計時手順で計時された連続押下時間が予め定めた第1
の時間に一致する場合に、フォーカスされているメニュ
ー項目を実行することができる。
【0029】請求項21において、実行手順で、実行し
たメニュー項目に下位のメニューがある場合には、当該
メニュー項目に対する下位のメニューを表示することが
できる。
【0030】請求項21において、実行手順で、メニュ
ー項目の実行後にメニュー項目の階層から抜け出し、変
更手順で、前記実行手順よりメニュー項目が実行された
場合に、係数を元の設定係数に戻すことができる。
【0031】請求項24のコンピュータ読み取り可能な
記録媒体に記録した制御プログラムは、コンピュータ
に、現在選択可能なメニュー項目数を取得する項目数取
得手順と、該項目数取得手順で取得されたメニュー項目
数が予め定めた項目数より大きい場合に、所定時間ごと
の、回転動作および押下動作が可能な入力デバイスの回
転量を取得する回転量取得手順と、該回転量取得手順で
取得された回転量が所定の回転量より大きい場合は、デ
フォルトの設定係数より大きい所定の設定係数を設定
し、他方、前記回転量取得手順で取得された回転量が所
定の回転量より小さいか、あるいは、前記項目数取得手
順で取得されたメニュー項目数が予め定めた項目数より
小さい場合は、前記デフォルトの設定係数を設定する設
定手順と、前記入力デバイスの回転方向に応じた方向
に、回転量と前記設定手順で設定した設定係数との積に
応じた移動量でフォーカスをメニュー上で移動させるフ
ォーカス移動手順とを実行させる。
【0032】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して詳細に説明する。
【0033】<第1の実施の形態>図1は本発明の第1
の実施の形態を示す。これは携帯型情報処理装置の例で
ある。この携帯型情報処理装置は、デジタイザ制御部2
09と、LCD(liquid crystal display)制御部20
6と、CPU(central processing unit)201と、
ジョグダイヤルスイッチ制御部203と、RAM(rand
om access memory)204と、フラッシュROM(read
only memory)210とがバスを介して相互に接続して
ある。
【0034】デジタイザ制御部209はデジタイザ20
8を制御するものである。デジタイザ208には入力用
ペン211が用いられる。LCD制御部206はVRA
M(video RAM)205のビデオ信号に基づきLCD2
07を駆動制御するものである。ジョグダイヤルスイッ
チ制御部203はジョグダイヤルスイッチ202を制御
するものである。
【0035】フラッシュROM210は制御プログラム
等がストアしてある。フラッシュROM210のメモリ
マップの一例を図2に示す。CPU201はフラッシュ
ROM210の制御プログラムに従って各部を制御する
ものである。RAM204はCPU201の作業用領域
として用いられている。RAM204のメモリマップの
一例を図3に示す。
【0036】図4は図1のフラッシュROM210にス
トアされる制御プログラムの一例を示すフローチャート
である。いま、LCD207の表示画面401に、図5
に示すようなメニューが表示されているものとする。図
5の例では、「終了」のメニュー項目がフォーカスされ
ている。
【0037】使用者によりジョグダイヤルスイッチ20
2が操作され(S101)、当該操作がジョグダイヤル
スイッチ制御部203により検出されると、当該操作が
回転操作の場合は、その回転方向および一定時間毎の回
転量がCPU201へ送ら、押下操作の場合は、所定時
間T内の押下回数がCPU201へ送られる(S10
2)。ジョグダイヤルスイッチ202の押下検出、回転
方向、および回転量の検出は公知の方法により行われ
る。
【0038】ついで、当該操作が押下操作であるか回転
操作であるかを判定する(S103)。押下操作と判定
した場合は、所定時間T内の押下回数を判定する(S1
04)。
【0039】押下回数が1回と判定した場合は(S10
4)、現在フォーカスされているメニュー項目に下位メ
ニュー項目が存在するかどうかを判定する(S10
5)。下位メニュー項目が存在すると判定した場合は、
下位メニュー項目を表示する(S106)。下位メニュ
ー項目の一例を図6に示す。その後、この処理を終了す
る。他方、下位メニュー項目が存在しないと判定した場
合は、該メニュー項目の選択とみなして、該メニュー項
目に応じた動作を行う(S107)。その後、この処理
を終了する。
【0040】押下回数が2回と判定した場合は(S10
4)、フラッシュROM210内に記憶されているフォ
ーカス移動係数Xを変更する(S108)。例えば、X
=X1であった場合は、X=X2に書き換え、X=X2
であった場合は、X=X1に書き換える。ここで、X
1,X2は定数であり、X1<X2である。また、最初
の電源投入時は、X=X1である。その後、この処理を
終了する。
【0041】他方、ジョグダイヤルスイッチ202の回
転操作と判定した場合は(S103)、回転量とフォー
カス移動係数(X)を用いて、
【0042】
【数1】移動量 = X × 回転量 からフォーカスの移動量を計算する(S109)。つい
で、計算して得られた移動量に応じて、メニュー上のフ
ォーカスを移動する(S110)。その後、この処理を
終了する。
【0043】このように、メニュー項目の選択操作と、
回転量当たりのフォーカス移動量の変更操作とをジョグ
ダイヤルの所定定時間T内における押下回数により区別
するようにしたので、使用者はジョグダイヤルスイッチ
202の簡単な操作である回転量当たりのフォーカス移
動量を変更でき、メニュー項目が多数あった場合でも、
素早く所望のメニュー項目を選択することができる。
【0044】本実施の形態では、フォーカス移動量の変
更は使用者が次に変更の操作をするまで有効である例を
説明したが、これを特定の条件で、無効とすることがで
きる。
【0045】また、フォーカス移動量の変更は2値とし
たが、これらの値に限定されるものではないことは当然
である。
【0046】<第2の実施の形態>本実施の形態は、フ
ォーカス移動量の変更操作をジョグダイヤルスイッチ2
02の1回の押下における押下時間で区別するととも
に、メニューの階層を移るか項目を選択した場合に、元
の値に戻る例である。
【0047】図7は第2の実施の形態において図1のフ
ラッシュROM210にストアされる制御プログラムの
一例を示すフローチャートである。図7において、図4
と同一ステップは同一符号を付してある。
【0048】図7のフローチャートは図4のフローチャ
ートとの比較で言えば、使用者によりジョグダイヤルス
イッチ202が操作され(S101)、当該操作がジョ
グダイヤルスイッチ制御部203により検出された後の
ステップが異なる。すなわち、使用者によりジョグダイ
ヤルスイッチ202が操作され(S101)、当該操作
がジョグダイヤルスイッチ制御部203により検出され
ると、回転操作の場合は、その回転方向および一定時間
毎の回転量がCPU201へ送られ(S601)、押下
操作の場合は、押下時間がCPU201へ送られる(S
601)。
【0049】また、図7のフローチャートは図4のフロ
ーチャートとの比較で言えば、回転操作か押下操作かの
判定を行った(S103)後のステップが異なる。すな
わち、押下操作であった場合は、押下時間が予め定めた
時間hより長いか否かを判定し(S602)、肯定判定
した場合は、フラッシュROM210内に記憶されてい
るフォーカス移動係数Xを変更する(S108)。例え
ば、X=X1であった場合は、X=X2に書き換え、X
=X2であった場合は、X=X1に書き換える。ここ
で、X1,X2は定数であり、X1<X2である。ま
た、最初の電源投入時は、X=X1である。その後、こ
の処理を終了する。他方、否定判定した場合は、現在フ
ォーカスされているメニュー項目に下位メニュー項目が
存在するかどうかを判定する(S105)。
【0050】さらに、図7のフローチャートは図4のフ
ローチャートとの比較で言えば、下位メニュー項目が存
在すると判定した場合に(S105)、下位メニュー項
目を表示するか(S106)、あるいは、下位メニュー
項目が存在しないと判定した場合に(S105)、該メ
ニュー項目の選択とみなして、該メニュー項目に応じた
動作を行った(S107)後のステップが異なる。
【0051】すなわち、下位メニュー項目が存在すると
判定した場合に(S105)、下位メニュー項目を表示
し(S106)、現在のフォーカス移動係数の値に関ら
ず、Xを初期値であるX1とする(S603)。その
後、この処理を終了する。
【0052】あるいは、下位メニュー項目が存在しない
と判定した場合に(S105)、該メニュー項目の選択
とみなして、該メニュー項目に応じた動作を行い(S1
07)、現在のフォーカス移動係数の値に関らず、Xを
初期値であるX1とする(S603)。その後、この処
理を終了する。
【0053】本実施の形態では、使用者はメニュー項目
が多数にわたると判断した場合に、フォーカス移動量を
変更するが、該メニュー項目の階層から抜ける場合には
自動的に元の移動量に戻るため、使用者にとってさらに
使い勝手が向上するという効果がある。
【0054】また、本実施の形態では、押下時間がある
時間より短ければ、メニュー項目を選択し、長ければフ
ォーカス移動量を変更する例を説明したが、勿論、この
例とは逆の動作を行なうことも可能である。
【0055】<第3の実施の形態>第1および第2の実
施の形態では、使用者の操作によりフォーカス移動量を
変更するようにした。これに対して、本実施の形態で
は、選択すべきメニュー項目数と、ジョグダイヤルスイ
ッチ202の回転量とにより、フォーカス移動量を自動
で変更するようにした。
【0056】図8は第3の実施の形態において図1のフ
ラッシュROM210にストアされる制御プログラムの
一例を示すフローチャートである。図8において、図4
と同一ステップは同一符号を付してある。
【0057】図8のフローチャートは図4のフローチャ
ートとの比較で言えば、回転操作か押下操作かの判定を
行った(S103)後のステップが異なる。すなわち、
ジョグダイヤルスイッチ202の回転操作と判定した場
合は(S103)、現在選択可能なメニュー項目数の判
定を行う(S701)。そして、メニュー項目数が予め
定めた定数i以上であった場合は、さらに、一定時間毎
の回転量を判定する(S702)。回転量が定数j以上
であった場合は、フォーカス移動係数XをX2とし(S
704)、回転量とフォーカス移動係数X2を用いて、
【0058】
【数2】移動量 = X2 × 回転量 からフォーカスの移動量を計算する(S109)。ここ
で、X1、X2は定数であって、X1<X2に関係があ
る。ついで、計算して得られた移動量に応じて、メニュ
ー上のフォーカスを移動させる(S110)。その後、
この処理を終了する。
【0059】他方、メニュー項目数が予め定めた定数i
未満である場合(S701)、あるいは、メニュー項目
数が予め定められた定数i以上であるが、一定時間毎の
回転量が予め定められた定数j未満である場合は(S7
02)、フォーカス移動係数XをX1とし(S70
3)、回転量とフォーカス移動係数X1を用いて、
【0060】
【数3】移動量 = X1 × 回転量 からフォーカスの移動量を計算する(S109)。ここ
で、X1,X2は定数であって、X1<X2の関係があ
る。ついで、計算して得られた移動量に応じて、メニュ
ー上のフォーカスを移動させる(S110)。その後、
この処理を終了する。
【0061】以上説明したように、メニュー項目数が一
定値より多くなった場合には、使用者が何らの操作をす
ることなく、ある回転量に対するフォーカス移動量が増
え、他方、メニュー項目数が一定数より少なくなった場
合には、自動的に元の移動量に戻るので、使用者はフォ
ーカス移動速度の変更を気にすることなく、メニュー選
択を容易に行うことができるという効果がある。
【0062】さらに、メニュー項目数が一定値より多く
なった場合でも回転量が所定の量より少ない場合には、
フォーカス移動量は増えないので、使用者は所望のメニ
ュー項目近辺にフォーカスが移動した場合に回転量を遅
くすることで所望の項目選択を容易に行うことができる
効果もある。
【0063】以上説明した第1ないし第3の実施の形態
では、ジョグダイヤルスイッチを用いた例を説明した
が、ジョグダイヤルスイッチに代えてシャトルスイッチ
を用いても、同様の効果を奏することができる。
【0064】以上のように、上述した実施形態の機能を
実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記
憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステ
ムあるいは装置のコンピュータ(または、CPUやMP
U(microprocessor unit))が記憶媒体に格納された
プログラムコードを読み出し実行することによっても、
本発明の目的が達成されることは言うまでもない。
【0065】この場合、記憶媒体から読み出されたプロ
グラムコード自体が本発明の新規な機能を実現すること
になり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本
発明を構成することになる。
【0066】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、フロッピーディスク、ハードディ
スク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM(com
pactdisk ROM)、CD−R(compact disk recordable)、
磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM(read o
nly memory)、等々を用いることができる。
【0067】また、コンピュータが読み出したプログラ
ムコードを実行することにより、上述した実施形態の機
能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指
示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(opera
ting system)などが実際の処理の一部または全部を行
い、その処理によって上述した実施形態の機能が実現さ
れる場合も含まれることは言うまでもない。
【0068】さらに、記憶媒体から読み出されたプログ
ラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボー
ドやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わ
るメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指
示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに
備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行
い、その処理によって上述した実施形態の機能が実現さ
れる場合も含まれることは言うまでもない。
【0069】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
上記のように構成したので、選択すべきメニュー項目な
どが多数にわたる場合でも所望の項目まで素早く移動で
きるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を示すブロック図で
ある。
【図2】図1のフラッシュROM210のメモリマップ
を示す図である。
【図3】図1のRAM204のメモリマップを示す図で
ある
【図4】第1の実施の形態において図1のフラッシュR
OM210にストアされる制御プログラムの一例を示す
フローチャートである。
【図5】LCD207の表示画面の一例を示す図であ
る。
【図6】下位メニュー項目の一例を示す図である。
【図7】第2の実施の形態において図1のフラッシュR
OM210にストアされる制御プログラムの一例を示す
フローチャートである。
【図8】第3の実施の形態において図1のフラッシュR
OM210にストアされる制御プログラムの一例を示す
フローチャートである。
【符号の説明】
201 CPU 202 ジョグダイヤルスイッチ 203 ジョグダイヤルスイッチ制御部 204 RAM 205 VRAM 206 LCD制御部 207 LCD 208 デジタイザ 209 デジタイザ制御部 210 フラッシュROM 211 入力用ペン

Claims (24)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転動作および押下動作が可能な入力デ
    バイスを有する携帯型情報処理装置において、 前記入力デバイスの回転方向に応じた方向に、回転量と
    設定係数との積に応じた移動量でフォーカスをメニュー
    上で移動させるフォーカス移動手段と、 前記入力デバイスの連続押下回数を計数する計数手段
    と、 該計数手段により計数された連続押下回数が予め定めた
    第1の回数に一致する場合に、予め定めた複数の係数か
    ら1つの係数を選択可能な選択手段と、 前記設定係数を前記選択手段により選択確定された1つ
    の係数に変更する変更手段とを備えたことを特徴とする
    携帯型情報処理装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記計数手段により
    計数された連続押下回数が予め定めた第2の回数に一致
    する場合に、フォーカスされているメニュー項目を実行
    する実行手段を備えたことを特徴とする携帯型情報処理
    装置。
  3. 【請求項3】 請求項2において、前記実行手段は、フ
    ォーカスされているメニュー項目に下位のメニューがあ
    る場合には、下位のメニューを表示することを特徴とす
    る携帯型情報処理装置。
  4. 【請求項4】 請求項2において、前記実行手段は、メ
    ニュー項目の実行後にメニュー項目の階層から抜け出す
    ことを特徴とする携帯型情報処理装置。
  5. 【請求項5】 請求項1において、 前記入力デバイスの1回の押下における押下時間を計時
    する押下時間計時手段をさらに備え、 前記実行手段は、前記押下時間計時手段により計時され
    た連続押下時間が予め定めた第1の時間に一致する場合
    に、フォーカスされているメニュー項目を実行すること
    を特徴とする携帯型情報処理装置。
  6. 【請求項6】 請求項5において、前記実行手段は、実
    行したメニュー項目に下位のメニューがある場合には、
    当該メニュー項目に対する下位のメニューを表示するこ
    とを特徴とする携帯型情報処理装置。
  7. 【請求項7】 請求項5において、 前記実行手段は、メニュー項目の実行後にメニュー項目
    の階層から抜け出し、前記変更手段は、前記実行手段よ
    りメニュー項目が実行された場合に、係数を元の設定係
    数に戻すことを特徴とする携帯型情報処理装置。
  8. 【請求項8】 回転動作および押下動作が可能な入力デ
    バイスを有する携帯型情報処理装置において、 前記入力デバイスの回転方向に応じた方向に、回転量と
    設定係数との積に応じた移動量でメニュー上をフォーカ
    ス移動させるフォーカス移動手段と、 現在選択可能なメニュー項目数を取得する項目数取得手
    段と、 該項目数取得手段により取得されたメニュー項目数が予
    め定めた項目数より大きい場合に、所定時間ごとの前記
    入力デバイスの回転量を取得する回転量取得手段と、 該回転量取得手段により取得された回転量が所定の回転
    量より大きい場合は、デフォルトの設定係数より大きい
    所定の設定係数を設定し、他方、前記回転量取得手段に
    より取得された回転量が所定の回転量より小さいか、あ
    るいは、前記項目数取得手段により取得されたメニュー
    項目数が予め定めた項目数より小さい場合は、前記デフ
    ォルトの設定係数を設定する設定手段とを備えたことを
    特徴とする携帯型情報処理装置。
  9. 【請求項9】 回転動作および押下動作が可能な入力デ
    バイスを有する携帯型情報処理装置のフォーカス移動制
    御方法において、 前記入力デバイスの連続押下回数を計数する計数ステッ
    プと、 計数された連続押下回数が予め定めた第1の回数に一致
    する場合に、予め定めた複数の係数から1つの係数を選
    択可能にする選択ステップと、 設定係数を、前記選択ステップにて選択確定された1つ
    の係数に変更する変更ステップと、 前記入力デバイスの回転方向に応じた方向に、回転量と
    変更ステップにて変更された設定係数との積に応じた移
    動量でフォーカスをメニュー上で移動させるフォーカス
    移動ステップとを備えたことを特徴するフォーカス移動
    制御方法。
  10. 【請求項10】 請求項9において、前記計数ステップ
    にて計数された連続押下回数が予め定めた第2の回数に
    一致する場合に、フォーカスされているメニュー項目を
    実行する実行ステップを備えたことを特徴とするフォー
    カス移動制御方法。
  11. 【請求項11】 請求項10において、前記実行ステッ
    プは、フォーカスされているメニュー項目に下位のメニ
    ューがある場合には、下位のメニューを表示することを
    特徴とするフォーカス移動制御方法。
  12. 【請求項12】 請求項10において、前記実行ステッ
    プは、メニュー項目の実行後にメニュー項目の階層から
    抜け出すことを特徴とするフォーカス移動制御方法。
  13. 【請求項13】 請求項9において、 前記入力デバイスの1回の押下における押下時間を計時
    する押下時間計時ステップをさらに備え、 前記実行ステップは、前記押下時間計時ステップにて計
    時された連続押下時間が予め定めた第1の時間に一致す
    る場合に、フォーカスされているメニュー項目を実行す
    ることを特徴とするフォーカス移動制御方法。
  14. 【請求項14】 請求項13において、前記実行ステッ
    プは、実行したメニュー項目に下位のメニューがある場
    合には、当該メニュー項目に対する下位のメニューを表
    示することを特徴とするフォーカス移動制御方法。
  15. 【請求項15】 請求項13において、 前記実行ステップは、メニュー項目の実行後にメニュー
    項目の階層から抜け出し、 前記変更ステップは、前記実行ステップにてメニュー項
    目が実行された場合に、係数を元の設定係数に戻すこと
    を特徴とするフォーカス移動制御方法。
  16. 【請求項16】 回転動作および押下動作が可能な入力
    デバイスを有する携帯型情報処理装置のフォーカス移動
    制御方法において、 現在選択可能なメニュー項目数を取得する項目数取得ス
    テップと、 該項目数取得ステップにて取得されたメニュー項目数が
    予め定めた項目数より大きい場合に、所定時間ごとの前
    記入力デバイスの回転量を取得する回転量取得ステップ
    と、 該回転量取得ステップにて取得された回転量が所定の回
    転量より大きい場合は、デフォルトの設定係数より大き
    い所定の設定係数を設定し、他方、前記回転量取得ステ
    ップにて取得された回転量が所定の回転量より小さい
    か、あるいは、前記項目数取得ステップにて取得された
    メニュー項目数が予め定めた項目数より小さい場合は、
    前記デフォルトの設定係数を設定する設定ステップと、 前記入力デバイスの回転方向に応じた方向に、回転量と
    前記設定ステップにて設定した設定係数との積に応じた
    移動量でフォーカスをメニュー上で移動させるフォーカ
    ス移動ステップとを備えたことを特徴とするフォーカス
    移動制御方法。
  17. 【請求項17】 コンピュータに、 回転動作および押下動作が可能な入力デバイスの連続押
    下回数を計数する計数手順と、 計数された連続押下回数が予め定めた第1の回数に一致
    する場合に、予め定めた複数の係数から1つの係数を選
    択可能にする選択手順と、 設定係数を、前記選択手順にて選択確定された1つの係
    数に変更する変更手順と、 前記入力デバイスの回転方向に応じた方向に、回転量と
    変更手順にて変更された設定係数との積に応じた移動量
    でフォーカスをメニュー上で移動させるフォーカス移動
    手順とを実行させるための制御プログラムを記録したコ
    ンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  18. 【請求項18】 請求項17において、コンピュータ
    に、前記計数手順で計数された連続押下回数が予め定め
    た第2の回数に一致する場合に、フォーカスされている
    メニュー項目を実行する実行手順をさらに実行させるた
    めの制御プログラムを記録したコンピュータ読み取り可
    能な記録媒体。
  19. 【請求項19】 請求項18において、前記実行手順
    で、フォーカスされているメニュー項目に下位のメニュ
    ーがある場合には、下位のメニューを表示するための制
    御プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記
    録媒体。
  20. 【請求項20】 請求項17において、前記実行手順
    で、メニュー項目の実行後にメニュー項目の階層から抜
    け出すための制御プログラムを記録したコンピュータ読
    み取り可能な記録媒体。
  21. 【請求項21】 請求項20において、 コンピュータに、前記入力デバイスの1回の押下におけ
    る押下時間を計時する押下時間計時手順をさらに実行さ
    せ、 前記実行手順で、前記押下時間計時手順で計時された連
    続押下時間が予め定めた第1の時間に一致する場合に、
    フォーカスされているメニュー項目を実行するための制
    御プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記
    録媒体。
  22. 【請求項22】 請求項21において、前記実行手順
    で、実行したメニュー項目に下位のメニューがある場合
    には、当該メニュー項目に対する下位のメニューを表示
    するための制御プログラムを記録したコンピュータ読み
    取り可能な記録媒体
  23. 【請求項23】 請求項21において、 前記実行手順で、メニュー項目の実行後にメニュー項目
    の階層から抜け出し、 前記変更手順は、前記実行手順よりメニュー項目が実行
    された場合に、係数を元の設定係数に戻すための制御プ
    ログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒
    体。
  24. 【請求項24】 コンピュータに、 現在選択可能なメニュー項目数を取得する項目数取得手
    順と、 該項目数取得手順で取得されたメニュー項目数が予め定
    めた項目数より大きい場合に、所定時間ごとの、回転動
    作および押下動作が可能な入力デバイスの回転量を取得
    する回転量取得手順と、 該回転量取得手順で取得された回転量が所定の回転量よ
    り大きい場合は、デフォルトの設定係数より大きい所定
    の設定係数を設定し、他方、前記回転量取得手順で取得
    された回転量が所定の回転量より小さいか、あるいは、
    前記項目数取得手順で取得されたメニュー項目数が予め
    定めた項目数より小さい場合は、前記デフォルトの設定
    係数を設定する設定手順と、 前記入力デバイスの回転方向に応じた方向に、回転量と
    前記設定手順で設定した設定係数との積に応じた移動量
    でフォーカスをメニュー上で移動させるフォーカス移動
    手順とを実行させるための制御プログラムを記録したコ
    ンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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