JP2000351554A - 昇降機のガイドレール再芯出し方法 - Google Patents

昇降機のガイドレール再芯出し方法

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JP2000351554A JP11167178A JP16717899A JP2000351554A JP 2000351554 A JP2000351554 A JP 2000351554A JP 11167178 A JP11167178 A JP 11167178A JP 16717899 A JP16717899 A JP 16717899A JP 2000351554 A JP2000351554 A JP 2000351554A
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    • B66B19/00Mining-hoist operation
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 超高層ビル等に据え付けられている昇降機の
ガイドレールに発生した大きな歪みや曲がりの修正に好
適で、円滑かつ確実にガイドレールの再芯出しが行え
る、昇降機のガイドレール再芯出し方法を提供するこ
と。 【解決手段】 最下段中間ビーム5を油圧ジャッキ2で
ジャッキアップするとともに、最下部ガイドレール9A
に補強ブラケット3,3Aを取り付ける。そしてこの最
下部ガイドレール9Aの下端部を切断除去して、そこに
ジャッキボルト8を設置した後、ガイドレール群9の各
ガイドレールを下から1本ずつ、所定位置まで下降させ
てから芯出し固定していく。このようにしてガイドレー
ル群9の再芯出しを行えば、築20年以上の超高層ビル
に据え付けられている昇降機などでガイドレールに大き
な歪みや曲がりが生じている場合にも、最下部ガイドレ
ール9Aの下端部を適宜寸法分だけ切断除去することに
より対処できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、比較的古い超高層
ビルなどに据え付けられていてガイドレールの歪みや曲
がりが増大した昇降機に採用して好適な、昇降機のガイ
ドレール再芯出し方法に関する。
【0002】
【従来の技術】超高層ビルに据え付けられている超高速
昇降機は、一般に、経年変化による超高層ビル自体の縮
みや、複数本のガイドレールを継ぎ足して昇降路高さに
見合った所定長としたガイドレール群の自重により、各
ガイドレールに歪みや曲がりが生じやすい。特に、築2
0年以上の超高層ビルに据え付けられている昇降機にお
いては、ガイドレールの歪みや曲がりが増大しているた
め、乗りかごの走行時にかなり大きな騒音や振動が発生
してしまうという難点があった。
【0003】このようなガイドレールの歪みや曲がりを
防止する従来技術としては、例えば実開平4−8847
5号公報に開示されているように、ガイドレール群の最
下端と、ガイドレール群を支えるレール受け台との間
に、弾性体を介設するという手法が提案されている。ま
た、特開昭57−48582号公報に開示されているよ
うに、各ガイドレール間に適当な隙間を設けて、この隙
間に逃がすことでガイドレールの曲がりを修正するとい
う手法も提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した実開平4−8
8475号や特開昭57−48582号等に提案されて
いる従来技術は、ガイドレールの歪みや曲がりが小さい
場合には有効であるが、築20年以上の超高層ビルなど
において昇降機のガイドレールに顕在化する大きな歪み
や曲がりを十分に修正することはできない。そのため、
超高層ビルが普及して久しい昨今、昇降機のガイドレー
ルに発生した大きな歪みや曲がりを円滑かつ確実に修正
しうる新たな手法が望まれている。
【0005】本発明はこのような従来技術の課題に鑑み
てなされたもので、その目的は、超高層ビル等に据え付
けられている昇降機のガイドレールに発生した大きな歪
みや曲がりの修正に好適で、円滑かつ確実にガイドレー
ルの再芯出しが行える、昇降機のガイドレール再芯出し
方法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明では、複数本のガ
イドレールを継ぎ足して昇降路高さに見合った所定長に
延設されているガイドレール群の前記ガイドレールがそ
れぞれ、レールクリップを用いて、昇降路内の中間ビー
ムに保持されたレールブラケットに固定されている昇降
機のガイドレール再芯出し方法において、前記レールク
リップを増締してから前記レールブラケット上にずれ止
めレールブラケットを取り付ける第1の工程と、最下段
に位置する前記中間ビームを油圧ジャッキでジャッキア
ップする第2の工程と、前記ガイドレール群のうちの最
下部ガイドレールに補強ブラケットを取り付ける第3の
工程と、前記最下部ガイドレールの下端部の一部を所定
の切断位置で切断除去し、その切断除去した部分にジャ
ッキボルトを設置して前記ガイドレール群を支える第4
の工程と、前記最下部ガイドレールの下端部の残余の部
分を切断除去する第5の工程と、前記ずれ止めレールブ
ラケットを取り除く第6の工程と、前記最下部ガイドレ
ールが下降しなくなるまで前記ジャッキボルトをゆるめ
る第7の工程と、前記ジャッキアップ量を徐々に低減さ
せていって前記油圧ジャッキを取り除く第8の工程と、
前記最下部ガイドレールを固定している前記レールクリ
ップをゆるめて、所定寸法下降させた前記最下部ガイド
レールの芯出しを行ってから再び前記レールクリップに
て固定する第9の工程と、前記最下部ガイドレールの上
方に位置する各ガイドレールを下から1本ずつ最上部ガ
イドレールまで順次芯出し固定する第10の工程とを備
え、この第10の工程では、対象となるガイドレールを
固定している前記レールクリップをゆるめて下方のガイ
ドレールとの間に所定間隙が形成される位置まで下降さ
せてから芯出しして、芯出し後に再び前記レールクリッ
プにて固定するようにした。
【0007】このように最下部ガイドレールの下端部を
切断除去してそこにジャッキボルトを設置した後、各ガ
イドレールを下から1本ずつ、所定位置まで下降させて
から芯出し固定していくという再芯出し方法によれば、
築20年以上の超高層ビルに据え付けられている昇降機
などでガイドレールに大きな歪みや曲がりが生じている
場合にも、最下部ガイドレールの下端部を適宜寸法分だ
け切断除去することにより対処できて、そのガイドレー
ル群の歪みや曲がりを確実に修正することができる。例
えば、前記ガイドレール群を構成するガイドレールの使
用本数をM、前記所定間隙をG、前記所定寸法をLとし
たとき、前記最下部ガイドレールの下端部の切断除去す
る長さ寸法を(M×G+L)に設定しておけばよい。ま
た、上述した各工程(第1〜第10工程)には特に煩雑
な作業や危険な作業はないので、安全かつ円滑にガイド
レールの再芯出しが行える。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明によるガイドレール
再芯出し方法の一実施形態例を図1〜図6を参照しつつ
説明する。ただし、図1は本実施形態例の作業途中の様
子を示す昇降路下部の説明図、図2は本実施形態例でず
れ止めレールブラケットを取り除く工程までの作業手順
を示すフローチャート、図3は本実施形態例で最下部ガ
イドレールを下降させる工程以後の作業手順を示すフロ
ーチャート、図4は本実施形態例で最下部ガイドレール
下端部の一部を切断除去する手順を示す説明図、図5は
該最下部ガイドレールの切断除去部分にジャッキボルト
を設置した状態を示す説明図、図6は該最下部ガイドレ
ール下端部をすべて切断除去した状態を示す説明図であ
る。
【0009】本実施形態例は、超高速昇降機のリニュー
アルに際して、ガイドレール群の歪みや曲がりを修正し
て再芯出しするというものである。このような超高速昇
降機は、超高層ビルに据え付けられていて、毎分540
mという高速で乗りかごが昇降する。
【0010】図1において、符号1で総括的に示す再芯
出し構造体は、昇降路ピットの内底に設置される油圧ジ
ャッキ2と、複数の補強ブラケット3,3Aと、これら
の補強ブラケット3,3Aを固定するための複数のレー
ルクリップ4,4A,4B,4Cと、昇降路内に固設さ
れてガイドレール群9を支えている中間ビーム群のうち
最も下方に位置する最下段中間ビーム5と前記油圧ジャ
ッキ2との間に立設される鋼管6と、ずれ止めレールブ
ラケット7,7A,7B,7Cと、ガイドレール群9の
最下端に設置されるジャッキボルト8とを具備してい
る。前記補強ブラケット3,3Aの一端側は、レールク
リップ4,4Aを用いて、ガイドレール群9のうち最も
下方に位置する最下部ガイドレール9Aに固定し、他端
側は、レールクリップ4B,4Cを用いて、最下部ガイ
ドレール9Aに隣接する他のガイドレール群10もしく
は昇降路壁に固定する。本実施形態例では、レールクリ
ップ4,4Aとして鋳鉄レールクリップを使用し、レー
ルクリップ4B,4Cとしてばねレールクリップを使用
している。また、前記鋼管6と最下段中間ビーム5との
間には木板11を介在させる。なお、ガイドレール群9
やガイドレール群10はいずれも、複数本のガイドレー
ルを継ぎ足して昇降路高さに見合った所定長に延設され
たものである。
【0011】図1中の符号5Aは最下段中間ビーム5の
上方に固設されている中間ビームを示しており、符号1
2,12Aはレールクリップ15,15Aを用いて最下
部ガイドレール9Aを固定している既設のレールブラケ
ットを示している。これらのレールブラケット12,1
2Aは、それぞれ、中間ビーム5,5Aに保持されてい
る。また、符号14,14A,14B,14Cは、ずれ
止めレールブラケット7,7A,7B,7Cを最下部ガ
イドレール9Aに固定しているレールクリップを示して
いる。
【0012】次に、図2および図3のフローチャートを
参照しつつ、前記再芯出し構造体1を用いて行うガイド
レール群9の再芯出し作業について説明する。
【0013】まず、ガイドレール群9をレールブラケッ
ト12,12A等に固定しているすべてのレールクリッ
プ15,15A等を増締した後、図2のステップS1に
示すように、最下部ガイドレール9Aを固定している既
設ブラケット12,12Aの上方に、レールクリップ1
4,14A,14B,14Cを用いてずれ止めレールブ
ラケット7,7A,7B,7Cを固定する。
【0014】次いでステップS2に示すように、昇降路
ピットの内底に油圧ジャッキ2を設置し、鋼管6および
木板11を介して、この油圧ジャッキ2で最下段中間ビ
ーム5をジャッキアップする。
【0015】そしてステップS3に示すように、最下部
ガイドレール9Aの下端からの切断位置を示す目印X
を、その最下部ガイドレール9Aのガイド部位に描画す
る。この切断位置は、ガイドレール群9を構成するガイ
ドレールの使用本数をM、そのレールギャップをG、芯
出し時に最下部ガイドレール9Aを下降させる量をLと
したとき、最下部ガイドレール9Aの下端部を切断除去
する長さ寸法が(M×G+L)となるように設定してお
く。
【0016】しかる後、図1およびステップS4に示す
ように、レールクリップ4,4A,4B,4Cを用い
て、最下部ガイドレール9Aと隣接する他のガイドレー
ル群10(もしくは昇降路壁)に補強ブラケット3,3
Aを取り付ける。
【0017】次にステップS5に示すように、切断位置
を示す目印Xに、図示せぬ電気ドリルを用いて、まず6
φの試し穴H1を穿設して圧縮応力を確認してから、そ
の試し穴H1を20φの大きな穴H2とする。その後、
穴H2を利用して、図示せぬガス溶断機により最下部ガ
イドレール9Aの下端部を目印Xに沿って切断する。試
し穴H1を穿設してから切断するまでの最下部ガイドレ
ール9Aの下端部の状態変化は、図4の(a),
(b),(c)のようになる。
【0018】こうして最下部ガイドレール9Aの下端部
の一部を切断したなら、ステップS6に示すように、そ
の切断除去した部分にジャッキボルト8を設置してガイ
ドレール群9を支える。このときのジャッキボルト8の
設置状態は、図5に示すとおりである。
【0019】次いでステップS7および図5,6に示す
ように、ガイドレール群9をジャッキボルト8で支えた
まま、最下部ガイドレール9Aの下端部で切断していな
い残余の部分Yを切断除去する。
【0020】そして、ステップS8に示すように、ずれ
止めレールブラケット7,7A,7B,7Cを下から順
次取り除く。
【0021】しかる後、ステップS9に示すように、ジ
ャッキボルト8を上下動を繰り返し行って徐々にゆるめ
ることにより、ガイドレール群9の応力を解放させ、最
下部ガイドレール9Aの下降がなくなるようにする。具
体的には、ガイドレール群9の応力を解放させた状態に
して、最下部ガイドレール9Aの下端とジャッキプレー
トとの間隙を5mmに設定し、最下部ガイドレール9A
の下降によりその間隙が0mmになったら再びジャッキ
ボルト8をゆるめて新たな間隙を確保するという作業
を、最下部ガイドレール9Aの下降がなくなるまで繰り
返す。
【0022】次に、ステップS10に示すように、油圧
ジャッキ2を下降させてジャッキアップ量を徐々に低減
させてから、この油圧ジャッキ2と鋼管6を取り除く。
【0023】そして、ステップS11に示すように、最
下部ガイドレール9Aをレールブラケット12,12A
に固定しているレールクリップ15,15Aをゆるめ
て、この最下部ガイドレール9Aを最下端ギャップ位置
まで所定寸法Lだけ吊り下げた後、最下部ガイドレール
9Aの芯出し作業を行い、芯出し後に再びレールクリッ
プ15,15Aを締め付けて固定する。
【0024】最後に、ステップS12およびS13に示
すように、最下部ガイドレール9Aの上方に位置する各
ガイドレールを下から1本ずつ芯出し固定していく。す
なわち、芯出し固定したガイドレールのすぐ上に位置す
るガイドレールに対して、まずレールクリップをゆる
め、下方のガイドレールとの間に所定間隙(レールギャ
ップ)Gが形成される位置まで吊り下げて芯出しし、芯
出し後に再び前記レールクリップにて固定するという芯
出し固定作業を行い、この芯出し固定作業を最上部ガイ
ドレールまで1本ずつ順次行うことにより、ガイドレー
ル群9の再芯出しが完了する。
【0025】このように本実施形態例では、予め補強ブ
ラケット3,3Aを取り付けておくことにより、最下部
ガイドレール9Aの下端部を切断除去する際に懸念され
る該ガイドレール9Aの左右への跳ね返りを阻止してい
るので、安全に切断除去作業が行える。また、最下部ガ
イドレール9Aの下端部を切断除去した後にジャッキボ
ルト8を徐々にゆるめてガイドレール群9の応力を解放
させ、その後に油圧ジャッキ2等を取り除くので、油圧
ジャッキ2等を取り除く際にも安全が確保されている。
また、ガイドレール群9の各ガイドレールを下から1本
ずつ芯出し固定していくので、作業が円滑に行え信頼性
も高い。
【0026】なお、所定間隙Gを約1mmに設定し、か
つ所定寸法Lを約100mmに設定しておけば、ガイド
レール群9に大きな歪みや曲がりが発生していても十分
に修正することができ、また、再芯出し後に超高層ビル
内に荷物や備品等が搬入されて荷重変動に起因するガイ
ドレールの歪みや曲がりが発生したときにも、その歪み
や曲がりが修正しやすくなる。
【0027】
【発明の効果】本発明は以上説明したような形態で実施
され、以下に記載されるような効果を奏する。
【0028】最下段中間ビームを油圧ジャッキでジャッ
キアップするとともに、最下部ガイドレールに補強ブラ
ケットを取り付けたうえで、最下部ガイドレールの下端
部を切断除去してそこにジャッキボルトを設置した後、
各ガイドレールを下から1本ずつ、所定位置まで下降さ
せてから芯出し固定していくという再芯出し方法なの
で、築20年以上の超高層ビルに据え付けられている昇
降機などでガイドレールに大きな歪みや曲がりが生じて
いる場合にも、最下部ガイドレールの下端部を適宜寸法
分だけ切断除去することにより対処できて、ガイドレー
ル群の歪みや曲がりを確実に修正することができる。例
えば、ガイドレール群を構成するガイドレールの使用本
数をM、下方のガイドレールとの間隙をG、芯出し時に
最下部ガイドレールを下降させる量をLとしたとき、最
下部ガイドレールの下端部の切断除去する長さ寸法を
(M×G+L)に設定しておけばよい。しかも、特に煩
雑な作業や危険な作業を行う必要がないので、安全かつ
円滑にガイドレールの再芯出しが行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態例の作業途中の様子を示す
昇降路下部の説明図である。
【図2】同実施形態例でずれ止めレールブラケットを取
り除く工程までの作業手順を示すフローチャートであ
る。
【図3】同実施形態例で最下部ガイドレールを下降させ
る工程以後の作業手順を示すフローチャートである。
【図4】同実施形態例で最下部ガイドレール下端部の一
部を切断除去する手順を示す説明図である。
【図5】該最下部ガイドレールの切断除去部分にジャッ
キボルトを設置した状態を示す説明図である。
【図6】該最下部ガイドレール下端部をすべて切断除去
した状態を示す説明図である。
【符号の説明】
1 再芯出し構造体 2 油圧ジャッキ 3,3A 補強ブラケット 4,4A,4B,4C レールクリップ 5 最下段中間ビーム 6 鋼管 7,7A,7B,7C ずれ止めブラケット 8 ジャッキボルト 9 ガイドレール群 9A 最下部ガイドレール 12,12A レールブラケット 14,14A,14B,14C,15,15A レール
クリップ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数本のガイドレールを継ぎ足して昇降
    路高さに見合った所定長に延設されているガイドレール
    群の前記ガイドレールがそれぞれ、レールクリップを用
    いて、昇降路内の中間ビームに保持されたレールブラケ
    ットに固定されている昇降機のガイドレール再芯出し方
    法において、 前記レールクリップを増締してから前記レールブラケッ
    ト上にずれ止めレールブラケットを取り付ける第1の工
    程と、 最下段に位置する前記中間ビームを油圧ジャッキでジャ
    ッキアップする第2の工程と、 前記ガイドレール群のうちの最下部ガイドレールに補強
    ブラケットを取り付ける第3の工程と、 前記最下部ガイドレールの下端部の一部を所定の切断位
    置で切断除去し、その切断除去した部分にジャッキボル
    トを設置して前記ガイドレール群を支える第4の工程
    と、 前記最下部ガイドレールの下端部の残余の部分を切断除
    去する第5の工程と、 前記ずれ止めレールブラケットを取り除く第6の工程
    と、 前記最下部ガイドレールが下降しなくなるまで前記ジャ
    ッキボルトをゆるめる第7の工程と、 前記ジャッキアップ量を徐々に低減させていって前記油
    圧ジャッキを取り除く第8の工程と、 前記最下部ガイドレールを固定している前記レールクリ
    ップをゆるめて、所定寸法下降させた前記最下部ガイド
    レールの芯出しを行ってから再び前記レールクリップに
    て固定する第9の工程と、 前記最下部ガイドレールの上方に位置する各ガイドレー
    ルを下から1本ずつ最上部ガイドレールまで順次芯出し
    固定する第10の工程とを備え、 この第10の工程では、対象となるガイドレールを固定
    している前記レールクリップをゆるめて下方のガイドレ
    ールとの間に所定間隙が形成される位置まで下降させて
    から芯出しして、芯出し後に再び前記レールクリップに
    て固定するようにしたことを特徴とする昇降機のガイド
    レール再芯出し方法。
  2. 【請求項2】 請求項1の記載において、前記ガイドレ
    ール群を構成するガイドレールの使用本数をM、前記所
    定間隙をG、前記所定寸法をLとしたとき、前記最下部
    ガイドレールの下端部の切断除去する長さ寸法を(M×
    G+L)に設定したことを特徴とする昇降機のガイドレ
    ール再芯出し方法。
  3. 【請求項3】 請求項1または2の記載において、前記
    所定間隙を約1mmに設定し、かつ前記所定寸法を約1
    00mmに設定したことを特徴とする昇降機のガイドレ
    ール再芯出し方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2014037279A (ja) * 2012-08-10 2014-02-27 Hitachi Building Systems Co Ltd エレベータ用ガイドレール立設方法
CN104310163A (zh) * 2014-08-21 2015-01-28 罗阿波 高层建筑的改建结构
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