JP2000350762A - 足浴器 - Google Patents

足浴器

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JP2000350762A
JP2000350762A JP11166017A JP16601799A JP2000350762A JP 2000350762 A JP2000350762 A JP 2000350762A JP 11166017 A JP11166017 A JP 11166017A JP 16601799 A JP16601799 A JP 16601799A JP 2000350762 A JP2000350762 A JP 2000350762A
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Yoshiyuki Nanba
嘉行 南波
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Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 気泡孔から排出された気泡を足載せ台の気泡
通し孔を通過させて噴出させることができる。 【解決手段】 水を溜める浴槽1と、送風装置2と、浴
槽1内に空気を送るための送風装置2を有し、浴槽1底
面に足を載せるための着脱式の足載せ台32を備えた足
浴器12である。送風された空気を浴槽1底部において
気泡として排出する気泡孔35を設ける。気泡孔35か
ら排出される気泡を通す気泡通し孔34を足載せ台32
に設ける。該足載せ台32に設けた気泡通し孔34を上
部よりも下部が径の大きい形状とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、足浴器に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来から水を溜める浴槽と、送風装置
と、浴槽内に空気を送るための送風装置を有し、浴槽底
面に足を載せるための着脱式の足載せ台を備えた足浴器
が知られている。この足浴器には送風された空気を浴槽
底部において気泡として排出する気泡孔が設けてあり、
また、足載せ台に気泡孔から排出される気泡を通す気泡
通し孔が設けてあり、気泡孔から排出された気泡を足載
せ台の気泡通し孔を通過ささせて足載せ台に載せた足に
気泡が当たり、足を気泡でマッサージするようになって
いる。
【0003】ところが、上記の従来例にあって、気泡孔
から排出された気泡を当該気泡孔と対応する気泡通し孔
から一対一の関係で通過させるのが困難であり、足載せ
台に設けた多数の気泡通し孔のうち一部の気泡通し孔か
ら気泡が出なかったり、あるいは、浴槽底面の多数の気
泡孔から出た気泡がそれぞれくっつきあって気泡が大き
くなったりして、気泡による効果的なマッサージができ
ないという問題がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記の点に鑑
みてなされたものであり、本発明の目的とするところ
は、気泡孔から排出された気泡を足載せ台の気泡通し孔
を通過させて噴出させることができ、また、足載せ台と
浴槽底部との間の熱い湯が直接足に触れるのを防止する
ことができ、また、足載せ台と浴槽底部との間の熱い湯
を足載せ台の周囲に設けた通水孔から確実に出すことが
でき、また、足載せ台の着脱操作を簡単な構成ででき、
また、足裏への気泡による刺激感が向上し且つ気泡通し
孔から熱い湯が排出されても直接足に当たるのを防止で
き、また、通水孔から流れでる熱い湯が足に直接当たる
のを防止でき、また、足載せ台を浴槽底部に対して確実
に係合できるとともに係合後におけるがたつきを防止で
き、また、係合部に空気が溜まり係合の妨げとなるとい
うことがなくて簡単に係合ができ、更に、係合部に水が
溜まって係合の障害となることがなくて簡単に係合でき
る足浴器を提供することを課題とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明に係る足溶器は、水を溜める浴槽1と、送風装
置2と、浴槽1内に空気を送るための送風装置2を有
し、浴槽1底面に足を載せるための着脱式の足載せ台3
2を備えた足浴器12において、送風された空気を浴槽
1底部において気泡として排出する気泡孔35を設け、
気泡孔35から排出される気泡を通す気泡通し孔34を
足載せ台32に設け、該足載せ台32に設けた気泡通し
孔34を上部よりも下部が径の大きい形状として成るこ
とを特徴とするものである。このような構成とすること
で、気泡孔35から排出された気泡が気泡通し孔34の
下部の径が大きくなった部分に誘い込まれて確実に気泡
通し孔34から噴出できるものである。
【0006】また、足載せ台32の下面において気泡通
し孔34の周囲に凸リブ40を設けることが好ましい。
このような構成とすることで、気泡孔35から排出され
た気泡をより確実に気泡通し孔34に通すことができる
ものである。また、凸リブ40の存在により浴槽1の底
部と足載せ台32との間の加熱された水が気泡通し孔3
4から足側に噴出するのを防止することができるもので
ある。
【0007】また、足載せ台32の周辺部に通水孔41
を設けることが好ましい。このような構成とすること
で、浴槽1の底部と足載せ台32との間の加熱された水
が足載せ台32の周辺部の通水孔41から出ることにな
り、熱い水が足に直接噴出することがない。
【0008】また、足載せ台32を水平面に対して傾斜
させて通水孔41を足載せ台32のレベルの高い側に偏
らせて配置することが好ましい。このような構成とする
ことで、浴槽1の底部と足載せ台32との間の加熱され
た水が足載せ台32の周辺部のレベルの高い部位にある
通水孔41側に誘導されて確実に通水孔41から出すこ
とができるものである。
【0009】また、足載せ台32に、足載せ台32を着
脱する際に掴むための指孔41aを設け、通水孔41が
指孔41aを兼用していることが好ましい。このような
構成とすることで、指孔41aに指を入れて掴むことで
足載せ台32を容易に着脱できるものである。そして、
通水孔41が指孔41aを兼用していることで、別途指
を掛ける特別な部分を形成する必要がないものである。
【0010】また、足載せ台32の上面の気泡通し孔3
4の周囲に上方に向けて突出する突起33を設けること
が好ましい。このような構成とすることで、足裏への気
泡による刺激感が向上し且つ気泡通し孔34から熱い湯
が排出されても直接足に当たるのを防止できるものであ
る。
【0011】また、足載せ台32のレベルの高い側に偏
らせて配置した通水孔41の上面側の周囲に上方に向け
て突起部33aを突設することが好ましい。このような
構成とすることで、周辺部に設けた通水孔41側に足が
移動したとしても突起部33aに足が当たって、通水孔
41に直接当たることがなく、通水孔41から流れ出る
熱い湯が足に直接当たるのを防止できるものである。
【0012】また、足載せ台32と浴槽1底面部とを弾
性的に係合自在となった着脱係合手段により係合するこ
とが好ましい。このような構成とすることで、足載せ台
32を浴槽1底面部に載置して係合した際、係合が不十
分な場合でも、弾性的に係合しているので、足載せ台3
2に足を載せて荷重をかけることで、自然に係合される
ことになり、また、係合後にはがたつくことがないもの
である。
【0013】また、足載せ台32と浴槽1底面部との着
脱係合手段による係合部42に空気抜き孔43を設ける
ことが好ましい。このような構成とすることで、係合部
42に空気が溜まって係合の妨げとなることがないもの
である。
【0014】また、足載せ台32と浴槽1底面部との着
脱係合手段を構成する浴槽側係合部42aに排水部46
を設けることが好ましい。このような構成とすること
で、浴槽側係合部42aの水を排水部46から排水でき
て、浴槽側係合部42aに水が溜まることによる係合の
障害となるようなことがないものである。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明を添付図面に示す実
施形態に基づいて説明する。
【0016】足浴器12は、図1乃至図7に示すよう
に、水を溜めて足を入れる浴槽1と、浴槽1の底部から
気泡を発生させるための送風装置2と、浴槽1を振動さ
せて足に刺激を与えるための振動装置16とを有してい
る。
【0017】浴槽1はケース13内に内装されている。
この浴槽1は図1に示すように、平面視略U字状をして
いて、両側がそれぞれ左右の足を入れる足入れ部17と
なっており、両足入れ部17は連通部18により連通し
ている。浴槽1の底部には排水孔36が設けてあり、ケ
ース13の外面下部に排水孔36からの排水操作をする
ための排水操作部37が設けてあって、浴槽1内に手を
入れて排水孔36の栓を抜いて排水操作をするのではな
く、浴槽1の外から手を濡らすことなく排水操作ができ
るようにしてある。
【0018】ケース13内において浴槽1の両側の足入
れ部17間に形成される空所19には図5に示すように
送風装置2、振動装置16、制御回路20等が配設して
あり、また、浴槽1の外面部には加熱装置21が設けて
ある。制御回路20は上記送風装置2、振動装置16、
加熱装置21等の制御をするためのものであり、電源コ
ード28から電力が供給されるようになっている。空所
19の上面部は浴槽1と一体又は別体の上面板22によ
り覆われており、この上面板22部分に図1や図5に示
すように示す操作釦等の操作部23が設けてある。操作
部23の下方にはスイッチ29が設けてあり、操作部2
3を押すことでスイッチ29を押して上記制御回路20
に制御信号を送るものである。ここで、操作部23の下
面部にはストッパ23aが設けてあり、操作部23を強
く押しすぎるとスイッチ29に過度な加重がかかるが、
上記ストッパ23aを設けることで、操作部23を強く
押した場合にはストッパ23aが当たり部30に当たっ
てスイッチ29に過度な加重がかからないようにしてあ
る。また、上面板22には通電表示や操作モード表示の
ための発光表示部31が設けてある。
【0019】振動装置16は振動モータ16a、分銅1
6b、及びモータ支持台6cから構成されており、分銅
16bは振動モータ16aの出力軸に偏芯して取付けて
あり、この偏芯した分銅16bが回転することで、浴槽
1が振動するようになっている。
【0020】また、加熱装置21は浴槽1の水を加熱も
しくは保温するためのものであり、図6に示す実施形態
では加熱装置21は底面ヒータ21aと側面ヒータ21
bとで構成してある。
【0021】送風装置2は図5に示すようなもので、フ
ァン7と、ファン7を回転させるモータ8と、ファン7
を覆うファンケース9とにより構成してある。すなわち
ファンケース9の上部には複数のリブ24を介してモー
タ支持部25が設けてあり、このモータ支持部25にモ
ータ8が嵌め込み支持してある。ファンケース9内に配
置したファン7はモータ8の出力軸8に固着してある。
ファンケース9の上部には空気吸い込み孔26が設けて
あり、また、ファンケース9にはファン7から送られる
空気を浴槽1に供給するための管3の一端部が接続して
あり、この管3の他端部は浴槽1内に導入されて浴槽1
の底部上面に配置してあって、浴槽1の底部に配置され
た管3には気泡孔35が設けてある。したがって、モー
タ8を駆動してファン7を回転するとリブ24間の隙間
を通して外部の空気が空気吸い込み孔26からファンケ
ース9内に吸い込まれ、管3を経て浴槽1の底部に供給
され、浴槽1の底部から気泡となって供給されるように
なっている。ここで、管3は実施形態では2本設けてあ
り、浴槽1の両側の足入れ部17の底部に各1本ずつが
接続してあって、それぞれ両側の足入れ部17の底部に
空気を供給するようにしている。図7に示すように、浴
槽1の底部上面に配置された管3の端部は図7に示すよ
うに、端管部3aと、端管部3aを覆う管カバー部3b
とで構成してあり、端管部3aの上面部に設けた多数の
孔35aに管カバー部3bに設けた嵌め込み筒部3cが
嵌め込んで接続してあり、この嵌め込み筒部3c内の孔
が気泡孔35となっている。
【0022】図1、図6、図7、図8に示すように、浴
槽1の底部には足載せ台32が設置される。この足載せ
台32の上面部には足裏を載置するための多数の突起3
3が突設してあり、足載せ台32には多数の気泡通し孔
34を設けてあり、この多数の気泡通し孔34が上記気
泡孔35とそれぞれ上下に対応した位置関係となってい
て近接配置して連通させてある。気泡通し孔34は図7
に示すように上部よりも下部の径が大きくなった形状を
しており、下方の対応する気泡孔35から排出される気
泡を気泡通し孔34の下部の径が大きくなった部分で誘
い込むようにしている。つまり、多数の気泡孔35と多
数の気泡通し孔34とがそれぞれ上下に対応する対とな
ったもの同士が一対一の関係で、下方の気泡孔35から
排出された気泡を上方の対応する気泡通し孔34に一対
一の関係で誘い込んで気泡通し孔34から上方に噴出す
るようになっている。添付図面に示す実施形態では気泡
通し孔34の下部の上部よりも径の大きくなった誘い込
み部は下方に行くほど径が次第に大きくなるラッパ状を
しており、これによりいっそう気泡の誘い込みが有効に
行えるようになっている。
【0023】また、図7、図8に示すように、足載せ台
32の下面において各気泡通し孔34の周囲に各気泡通
し孔34を囲むように凸リブ40が設けてある。このよ
うに凸リブ40で気泡通し孔34の下部の周囲を囲むこ
とで、気泡孔35から排出された気泡をより確実に上方
の対応する気泡通し孔34に一対一の関係で誘い込むこ
とができるものであり、また、凸リブ40の存在により
浴槽1の底部と足載せ台32との間の加熱された水が気
泡通し孔34から足側に噴出するのを防止することがで
きる。更にまた、図7、図8に示す実施形態では、更
に、管カバー部3bの上面部の気泡孔35の周囲に周突
リブ部44を設け、凸リブ40を周突リブ部44に被嵌
してあり、これによりいっそう確実に気泡孔35から排
出された気泡を上方の対応する気泡通し孔34に一対一
の関係で誘い込むことができると共に、浴槽1の底部と
足載せ台32との間の加熱された水が気泡通し孔34か
ら足側に噴出しないようにできるものである。
【0024】足載せ台32の上面には前述のように多数
の突起33が上方に向けて突設してあるが、前述の多数
の気泡通し孔34は突起33に囲まれるように配置して
あり、足を突起33に載置した場合、足裏で気泡通し孔
34を塞がないようにするとともに、浴槽1底部と足載
せ台32との間の加熱された水が気泡通し孔34から噴
出するのを防止し、熱い湯が足裏に直接触れるのを防止
している。
【0025】また、足載せ台32の周辺部に通水孔41
が設けてあり、浴槽1の底部と足載せ台32との間の加
熱された水が足載せ台32の周辺部(つまり足を載せる
部分から離れた端部分)の通水孔41から出ることにな
り、熱い水が足載せ台32の突起33に載せた足に直接
噴出することがないようにしてある。
【0026】足載せ台32に、足載せ台32を着脱する
際に掴むための指孔41aが設けてあり、この指孔41
aは足載せ台32の周辺部(つまり足を直接載せる部分
の外側)に設けてあって、通水孔41が指孔41aを兼
用している。そして、指孔41aに指を入れて掴むこと
で足載せ台32を容易に着脱できるものである。そし
て、通水孔41が指孔41aを兼用していることで、別
途指を掛ける特別な部分を形成する必要がないものであ
る。
【0027】足載せ台32は図6に示すように水平面C
に対して角度α傾斜しており、通水孔41を足載せ台3
2のレベルの高い側の周辺部に偏らせて設けることも好
ましい。添付図面に示す実施形態では足載せ台32は足
のつま先が載置される部分側が高くなるように傾斜して
おり、したがって、通水孔41は足載せ台32における
足のつま先が載置される部分よりも更に前方側に偏った
位置に設けてある。このように、通水孔41を足載せ台
32のレベルの高い側の周辺部に偏らせて設けること
で、浴槽1の底部と足載せ台32との間の加熱された水
が足載せ台32の周辺部のレベルの高い部位にある通水
孔41側に誘導されて確実に通水孔41から出すことが
でき、加熱された水が気泡通し孔34から出ないように
している。
【0028】ここで、足載せ台32のレベルの高い側に
偏らせて配置した通水孔41の上面側の周囲に図6に示
すように上方に向けて突起部33aを突設してもよいも
のである。これにより、周辺部に設けた通水孔41側に
足が移動したとしても突起部33aに足が当たって、通
水孔41に直接当たることがなく、通水孔41から流れ
出る熱い湯が足に直接当たるのを防止することができる
ものである。
【0029】足載せ台32は浴槽1底面部に対して弾性
的に係合自在となった着脱係合手段により係合してあ
る。足載せ台32の着脱に当たっては指孔41aに指を
入れて掴むことで着脱操作を行うものである。弾性的に
係合自在となった着脱係合手段は係合部自体を弾性体で
形成することで構成するか、あるいは係合部に別体の弾
性体を取付けて構成してある。図7,図9には着脱係合
手段を構成する係合部42の例が示してある。係合部4
2は、浴槽1の底面部の上面部に設けられる浴槽側係合
部42aと、足載せ台32の下面側に設けられる足載せ
台側係合部42bとで構成してある。図7、図9では足
載せ台側係合部42bに弾性体45を取付け、足載せ台
側係合部42bを浴槽側係合部42aに嵌め込んで係合
することで浴槽1底部に載置した足載せ台32を浴槽1
に取付けるようになっている。ここで、足載せ台32を
浴槽1底面部に載置して係合した際、係合が不十分な場
合でも、弾性体45を介して弾性的に係合しているの
で、足載せ台32に足を載せて荷重をかけることで、自
然に係合されることになり、また、係合後にはがたつく
ことがないものである。
【0030】ところで、浴槽側係合部42aと足載せ台
側係合部42bとはいずれか一方が突状でいずれか他方
が凹状をしていて嵌め込んで係合するものであり、この
ため、浴槽側係合部42aと足載せ台側係合部42bと
の嵌め込み部分の内に空気が残っていて排出できない
と、確実な係合ができないので、これを防止するために
係合部42に空気抜き孔43を設けるものである。これ
により係合部42に空気が溜まって係合の妨げとなるこ
とを防止できる。
【0031】添付図面においては浴槽側係合部42aが
凹状となるように筒状に形成してあり、筒状の底が浴槽
側係合部42aの底面部と面一又は底面部よりも上位置
となっており、また、筒状の浴槽側係合部42aの側部
を筒状の底まで切り欠いて排水部46が形成してある。
したがって、凹状となった浴槽側係合部42a内の水は
排水部46から排水できて浴槽側係合部42aと足載せ
台側係合部42bとの嵌め込みによる係合の際に浴槽側
係合部42a内に水が溜まって係合の妨げとなることを
防止している。この場合、排水部46からも空気が抜け
るが、図9のように突となった足載せ台側係合部42b
に空気抜き孔43を設けることで、空気も確実に抜くこ
とができるものである。
【0032】しかして、上記のような構成の本発明の足
浴器12は、浴槽1に水を入れ、加熱装置21により加
熱して温水とした状態又は、加熱することなく冷水とし
た状態で、浴槽1内に足を入れて図10に示すように足
浴を行うものである(この際、浴槽1の両側の足入れ部
17にそれぞれ左右の足を入れて足浴を行うものであ
る)。足浴を行う場合、送風装置2で送風した空気を管
3を通して浴槽1の底部に供給することで、浴槽1の底
部から気泡を発生させ、気泡により足のマッサージを行
うものである。この場合、温水を気泡により循環させて
足に当てることで心地良いマッサージができるものであ
る。また、振動装置16を駆動することで、浴槽1を振
動させて足浴中に足の振動マッサージを行うようになっ
ている。
【0033】そして、本発明によれば、気泡孔35から
排出される気泡を通す気泡通し孔34を足載せ台32に
設け、該足載せ台32に設けた気泡通し孔34を上部よ
りも下部が径の大きい形状としてあるので、気泡孔35
から排出された気泡が気泡通し孔34の下部の径が大き
くなった部分に誘い込まれて確実に気泡通し孔34から
噴出して突起33に載置した足裏を効果的に気泡により
刺激してマッサージができるものである。
【0034】
【発明の効果】上記のように本発明の請求項1記載の発
明にあっては、水を溜める浴槽と、送風装置と、浴槽内
に空気を送るための送風装置を有し、浴槽底面に足を載
せるための着脱式の足載せ台を備えた足浴器において、
送風された空気を浴槽底部において気泡として排出する
気泡孔を設け、気泡孔から排出される気泡を通す気泡通
し孔を足載せ台に設け、該足載せ台に設けた気泡通し孔
を上部よりも下部が径の大きい形状としてあるので、気
泡孔から排出された気泡が気泡通し孔の下部の径が大き
くなった部分に誘い込まれて確実に気泡通し孔から噴出
できるものであって、この結果、一部の気泡通し孔から
気泡が出なかったり、あるいは、浴槽底面の多数の気泡
孔から出た気泡がそれぞれくっつきあって気泡が大きく
なったりするというようなことがなくて、足浴おいて気
泡による効果的な足のマッサージができるものである。
【0035】また、請求項2記載の発明にあっては、上
記請求項1記載の発明の効果に加えて、足載せ台の下面
において気泡通し孔の周囲に凸リブを設けてあるので、
気泡孔から排出された気泡を凸リブにより集めてより確
実に気泡通し孔に通すことができるものであり、また、
凸リブの存在により浴槽の底部と足載せ台との間の加熱
された水が気泡通し孔から足側に噴出するのを防止する
ことができ、この結果、足浴においてより快適に足のマ
ッサージができるものである。
【0036】また、請求項3記載の発明にあっては、上
記請求項1又は請求項2記載の発明の効果に加えて、足
載せ台の周辺部に通水孔を設けてあるので、浴槽の底部
と足載せ台との間の加熱された水が足載せ台の周辺部の
通水孔から出ることになり、熱い水が足に直接噴出する
ことがなく、快適に足浴ができるものである。
【0037】また、請求項4記載の発明にあっては、上
記請求項3記載の発明の効果に加えて、足載せ台を水平
面に対して傾斜させて通水孔を足載せ台のレベルの高い
側に偏らせて配置してあるので、浴槽の底部と足載せ台
との間の加熱された水が足載せ台の周辺部のレベルの高
い部位にある通水孔側に誘導されて、確実に足載せ台周
辺のレベルの高い部位にある通水孔から出すことができ
るものであり、熱い水が足に直接噴出することがなく、
快適に足浴ができるものである。
【0038】また、請求項5記載の発明にあっては、上
記請求項3又は請求項4記載の発明の効果に加えて、足
載せ台に、足載せ台を着脱する際に掴むための指孔を設
け、通水孔が指孔を兼用しているので、指孔に指を入れ
て掴むことで足載せ台を容易に着脱でき、しかも、通水
孔が指孔を兼用しているので、別途指を掛ける特別な部
分を形成する必要がなくて足載せ台の構成を簡略化でき
るものである。
【0039】また、請求項6記載の発明にあっては、上
記請求項1記載の発明の効果に加えて、足載せ台の上面
の気泡通し孔の周囲に上方に向けて突出する突起を設け
てあるので、足裏への気泡による刺激感が向上し且つ気
泡通し孔から熱い湯が排出されても直接足に当たるのを
防止できて、足浴においてより快適に足のマッサージが
できるものである。
【0040】また、請求項7記載の発明にあっては、上
記請求項3乃至請求項5のいずれかに記載の発明の効果
に加えて、足載せ台のレベルの高い側に偏らせて配置し
た通水孔の上面側の周囲に上方に向けて突起部を突設し
てあるので、周辺部に設けた通水孔側に足が移動したと
しても突起部に足が当たって、通水孔に直接当たること
がなく、通水孔から流れ出る熱い湯が足に直接当たるの
を確実に防止できて、快適な足浴ができるものである。
【0041】また、請求項8記載の発明にあっては、上
記請求項1記載の発明の効果に加えて、足載せ台と浴槽
底面部とを弾性的に係合自在となった着脱係合手段によ
り係合してあるので、足載せ台を浴槽底面部に載置して
係合した際、係合が不十分な場合でも、足載せ台に足を
載せて荷重をかけることで、弾性体部分を食い込ませて
自然に係合されることになって、係合が簡単に行えるも
のであり、また、係合後にはがたつくことがなくて確実
に係合されるものである。
【0042】また、請求項9記載の発明にあっては、上
記請求項1又は請求項8記載の発明の効果に加えて、足
載せ台と浴槽底面部との着脱係合手段による係合部に空
気抜き孔を設けてあるので、係合部に空気が溜まって係
合の妨げとなることがないものであって、係合が簡単且
つ確実に行えるものである。
【0043】また、請求項10記載の発明にあっては、
上記請求項1又は請求項8又は請求項9記載の発明の効
果に加えて、足載せ台と浴槽底面部との着脱係合手段を
構成する浴槽側係合部に排水部を設けてあるので、浴槽
側係合部の水を排水部から排水できて、浴槽側係合部に
水が溜まることによる係合の障害となるようなことがな
いものであって、係合が簡単且つ確実に行えるものであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の足浴器の平面図である。
【図2】同上の側面図である。
【図3】同上の背面図である。
【図4】同上の底面図である。
【図5】同上の図1のA−A線断面図である。
【図6】同上の図1のB−B線断面図である。
【図7】同上の拡大断面図である。
【図8】同上の気泡孔と気泡通し孔との位置関係を示す
概略説明図である。
【図9】同上の係合部を示す係合を解除した状態の斜視
図である。
【図10】同上の使用状態を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 浴槽 2 送風装置 3 管 12 足浴器 32 足載せ台 33 突起 33a 突起部 34 気泡通し孔 35 気泡孔 40 凸リブ 41 通水孔 41a 指孔 42 係合部 42a 浴槽側係合部

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水を溜める浴槽と、送風装置と、浴槽内
    に空気を送るための送風装置を有し、浴槽底面に足を載
    せるための着脱式の足載せ台を備えた足浴器において、
    送風された空気を浴槽底部において気泡として排出する
    気泡孔を設け、気泡孔から排出される気泡を通す気泡通
    し孔を足載せ台に設け、該足載せ台に設けた気泡通し孔
    を上部よりも下部が径の大きい形状として成ることを特
    徴とする足浴器。
  2. 【請求項2】 足載せ台の下面において気泡通し孔の周
    囲に凸リブを設けて成ることを特徴とする請求項1記載
    の足浴器。
  3. 【請求項3】 足載せ台の周辺部に通水孔を設けて成る
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の足浴器。
  4. 【請求項4】 足載せ台を水平面に対して傾斜させて通
    水孔を足載せ台のレベルの高い側に偏らせて配置して成
    ることを特徴とする請求項3記載の足浴器。
  5. 【請求項5】 足載せ台に、足載せ台を着脱する際に掴
    むための指孔を設け、通水孔が指孔を兼用していること
    を特徴とする請求項3又は請求項4記載の足浴器。
  6. 【請求項6】 足載せ台の上面の気泡通し孔の周囲に上
    方に向けて突出する突起を設けて成ることを特徴とする
    請求項1記載の足浴器。
  7. 【請求項7】 足載せ台のレベルの高い側に偏らせて配
    置した通水孔の上面側の周囲に上方に向けて突起部を突
    設して成ることを特徴とする請求項3乃至請求項5のい
    ずれかに記載の足浴器。
  8. 【請求項8】 足載せ台と浴槽底面部とを弾性的に係合
    自在となった着脱係合手段により係合して成ることを特
    徴とする請求項1記載の足浴器。
  9. 【請求項9】 足載せ台と浴槽底面部との着脱係合手段
    による係合部に空気抜き孔を設けて成ることを特徴とす
    る請求項1又は請求項8記載の足浴器。
  10. 【請求項10】 足載せ台と浴槽底面部との着脱係合手
    段を構成する浴槽側係合部に排水部を設けて成ることを
    特徴とする請求項1又は請求項8又は請求項9記載の足
    浴器。
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