JP4075217B2 - 足浴器 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、足浴器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から水を溜める浴槽と浴槽内に空気を送るための送風装置を有し、浴槽底面に足を載せるための着脱式の足載せ台を備えた足浴器が知られている。この足浴器には送風された空気を浴槽底部において気泡として排出する気泡孔が設けてあり、また、足載せ台に気泡孔から排出される気泡を通す気泡通し孔が設けてあり、気泡孔から排出された気泡を足載せ台の気泡通し孔を通過させて足載せ台に載せた足に気泡が当たり、足を気泡でマッサージするようになっている。
【0003】
ところが、上記の従来例にあって、気泡孔から排出された気泡を当該気泡孔と対応する気泡通し孔から一対一の関係で通過させるのが困難であり、足載せ台に設けた多数の気泡通し孔のうち一部の気泡通し孔から気泡が出なかったり、あるいは、浴槽底面の多数の気泡孔から出た気泡がそれぞれくっつきあって気泡が大きくなったりして、気泡による効果的なマッサージができないという問題がある。また、浴槽の底部と足載せ台との間の水を加熱する加熱装置を備えたとき、足載せ台と浴槽底部との間の熱い湯が直接足に触れるという問題がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、本発明の目的とするところは、気泡孔から排出された気泡を足載せ台の気泡通し孔を通過させて噴出させることができ、また、足載せ台と浴槽底部との間の熱い湯が直接足に触れるのを防止することができ、また、足載せ台と浴槽底部との間の熱い湯を足載せ台の周囲に設けた通水孔から確実に出すことができ、また、足載せ台の着脱操作を簡単な構成ででき、また、足裏への気泡による刺激感が向上し且つ気泡通し孔から熱い湯が排出されても直接足に当たるのを防止でき、また、通水孔から流れでる熱い湯が足に直接当たるのを防止でき、また、足載せ台を浴槽底部に対して確実に係合できるとともに係合後におけるがたつきを防止でき、また、係合部に空気が溜まり係合の妨げとなるということがなくて簡単に係合ができ、更に、係合部に水が溜まって係合の障害となることがなくて簡単に係合できる足浴器を提供することを課題とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために本発明に係る足溶器は、水を溜める浴槽1と浴槽1内に空気を送るための送風装置2と浴槽1内に設置される着脱式の足載せ台32と、浴槽1の底部と足載せ台32との間の水を加熱する加熱装置21とを備えた足浴器において、送風された空気を浴槽1底部において気泡として排出する気泡孔35を設け、気泡孔35から排出される気泡を通す気泡通し孔34を足載せ台32に設け、該足載せ台32に設けた気泡通し孔34を上部よりも下部が径の大きい形状とし、足載せ台32の下面において気泡通し孔34の周囲に凸リブ40を設けるとともに、足載せ台32の周辺部に通水孔41を設けて成ることを特徴とするものである。このような構成とすることで、気泡孔35から排出された気泡が気泡通し孔34の下部の径が大きくなった部分に誘い込まれて確実に気泡通し孔34から噴出できるものである。
【0006】
また、足載せ台32の下面において気泡通し孔34の周囲に凸リブ40を設け、載せ台32の周辺部に通水孔41を設けたことで、気泡孔35から排出された気泡をより確実に気泡通し孔34に通すことができ、更に、凸リブ40の存在により浴槽1の底部と足載せ台32との間で加熱装置21に加熱された水が気泡通し孔34から足側に噴出することが防止されるとともに、この加熱装置21で加熱された水は足載せ台32の周辺部の通水孔41から出ることとなるので、熱い水が足に直接噴出することがない。
【0007】
また、足載せ台32を水平面に対して傾斜させて通水孔41を足載せ台32の位置の高い側に偏らせて配置することが好ましい。このような構成とすることで、浴槽1の底部と足載せ台32との間の加熱された水が足載せ台32の周辺部の位置の高い部位にある通水孔41側に誘導されて確実に通水孔41から出すことができるものである。
【0008】
また、足載せ台32に、足載せ台32を着脱する際に掴むための指孔41aを設け、通水孔41が指孔41aを兼用していることが好ましい。このような構成とすることで、指孔41aに指を入れて掴むことで足載せ台32を容易に着脱できるものである。そして、通水孔41が指孔41aを兼用していることで、別途指を掛ける特別な部分を形成する必要がないものである。
【0009】
また、足載せ台32の上面の気泡通し孔34の周囲に上方に向けて突出する突起33を設けることが好ましい。このような構成とすることで、足裏への気泡による刺激感が向上し且つ気泡通し孔34から熱い湯が排出されても直接足に当たるのを防止できるものである。
【0010】
また、足載せ台32の位置の高い側に偏らせて配置した通水孔41の上面側の周囲に上方に向けて突起部33aを突設することが好ましい。このような構成とすることで、周辺部に設けた通水孔41側に足が移動したとしても突起部33aに足が当たって、通水孔41に直接当たることがなく、通水孔41から流れ出る熱い湯が足に直接当たるのを防止できるものである。
【0011】
また、足載せ台32と浴槽1底面部とを弾性的に係合自在となった着脱係合手段により係合することが好ましい。このような構成とすることで、足載せ台32を浴槽1底面部に載置して係合した際、係合が不十分な場合でも、弾性的に係合しているので、足載せ台32に足を載せて荷重をかけることで、自然に係合されることになり、また、係合後にはがたつくことがないものである。
【0012】
また、足載せ台32と浴槽1底面部との着脱係合手段による係合部42に空気抜き孔43を設けることが好ましい。このような構成とすることで、係合部42に空気が溜まって係合の妨げとなることがないものである。
【0013】
また、足載せ台32と浴槽1底面部との着脱係合手段を構成する浴槽側係合部42aに排水部46を設けることが好ましい。このような構成とすることで、浴槽側係合部42aの水を排水部46から排水できて、浴槽側係合部42aに水が溜まることによる係合の障害となるようなことがないものである。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を添付図面に示す実施形態に基づいて説明する。
【0015】
足浴器12は、図1乃至図7に示すように、水を溜めて足を入れる浴槽1と、浴槽1の底部から気泡を発生させるための送風装置2と、浴槽1を振動させて足に刺激を与えるための振動装置16とを有している。
【0016】
浴槽1はケース13内に内装されている。この浴槽1は図1に示すように、平面視略U字状をしていて、両側がそれぞれ左右の足を入れる足入れ部17となっており、両足入れ部17は連通部18により連通している。浴槽1の底部には排水孔36が設けてあり、ケース13の外面下部に排水孔36からの排水操作をするための排水操作部37が設けてあって、浴槽1内に手を入れて排水孔36の栓を抜いて排水操作をするのではなく、浴槽1の外から手を濡らすことなく排水操作ができるようにしてある。
【0017】
ケース13内において浴槽1の両側の足入れ部17間に形成される空所19には図5に示すように送風装置2、振動装置16、制御回路20等が配設してあり、また、浴槽1の外面部には加熱装置21が設けてある。制御回路20は上記送風装置2、振動装置16、加熱装置21等の制御をするためのものであり、電源コード28から電力が供給されるようになっている。空所19の上面部は浴槽1と一体又は別体の上面板22により覆われており、この上面板22部分に図1や図5に示すように示す操作釦等の操作部23が設けてある。操作部23の下方にはスイッチ29が設けてあり、操作部23を押すことでスイッチ29を押して上記制御回路20に制御信号を送るものである。ここで、操作部23の下面部にはストッパ23aが設けてあり、操作部23を強く押しすぎるとスイッチ29に過度な加重がかかるが、上記ストッパ23aを設けることで、操作部23を強く押した場合にはストッパ23aが当たり部30に当たってスイッチ29に過度な加重がかからないようにしてある。また、上面板22には通電表示や操作モード表示のための発光表示部31が設けてある。
【0018】
振動装置16は振動モータ16a、分銅16b、及びモータ支持台6cから構成されており、分銅16bは振動モータ16aの出力軸に偏芯して取付けてあり、この偏芯した分銅16bが回転することで、浴槽1が振動するようになっている。
【0019】
また、加熱装置21は浴槽1の水を加熱もしくは保温するためのものであり、図6に示す実施形態では加熱装置21は底面ヒータ21aと側面ヒータ21bとで構成してある。
【0020】
送風装置2は図5に示すようなもので、ファン7と、ファン7を回転させるモータ8と、ファン7を覆うファンケース9とにより構成してある。すなわちファンケース9の上部には複数のリブ24を介してモータ支持部25が設けてあり、このモータ支持部25にモータ8が嵌め込み支持してある。ファンケース9内に配置したファン7はモータ8の出力軸に固着してある。ファンケース9の上部には空気吸い込み孔26が設けてあり、また、ファンケース9にはファン7から送られる空気を浴槽1に供給するための管3の一端部が接続してあり、この管3の他端部は浴槽1内に導入されて浴槽1の底部上面に配置してあって、浴槽1の底部に配置された管3には気泡孔35が設けてある。したがって、モータ8を駆動してファン7を回転するとリブ24間の隙間を通して外部の空気が空気吸い込み孔26からファンケース9内に吸い込まれ、管3を経て浴槽1の底部に供給され、浴槽1の底部から気泡となって供給されるようになっている。ここで、管3は実施形態では2本設けてあり、浴槽1の両側の足入れ部17の底部に各1本ずつが接続してあって、それぞれ両側の足入れ部17の底部に空気を供給するようにしている。図7に示すように、浴槽1の底部上面に配置された管3の端部は図7に示すように、端管部3aと、端管部3aを覆う管カバー部3bとで構成してあり、端管部3aの上面部に設けた多数の孔35aに管カバー部3bに設けた嵌め込み筒部3cが嵌め込んで接続してあり、この嵌め込み筒部3c内の孔が気泡孔35となっている。
【0021】
図1、図6、図7、図8に示すように、浴槽1の底部には足載せ台32が設置される。この足載せ台32の上面部には足裏を載置するための多数の突起33が突設してあり、足載せ台32には多数の気泡通し孔34を設けてあり、この多数の気泡通し孔34が上記気泡孔35とそれぞれ上下に対応した位置関係となっていて近接配置して連通させてある。気泡通し孔34は図7に示すように上部よりも下部の径が大きくなった形状をしており、下方の対応する気泡孔35から排出される気泡を気泡通し孔34の下部の径が大きくなった部分で誘い込むようにしている。つまり、多数の気泡孔35と多数の気泡通し孔34とがそれぞれ上下に対応する対となったもの同士が一対一の関係で、下方の気泡孔35から排出された気泡を上方の対応する気泡通し孔34に一対一の関係で誘い込んで気泡通し孔34から上方に噴出するようになっている。添付図面に示す実施形態では気泡通し孔34の下部の上部よりも径の大きくなった誘い込み部は下方に行くほど径が次第に大きくなるラッパ状をしており、これによりいっそう気泡の誘い込みが有効に行えるようになっている。
【0022】
また、図7、図8に示すように、足載せ台32の下面において各気泡通し孔34の周囲に各気泡通し孔34を囲むように凸リブ40が設けてある。このように凸リブ40で気泡通し孔34の下部の周囲を囲むことで、気泡孔35から排出された気泡をより確実に上方の対応する気泡通し孔34に一対一の関係で誘い込むことができるものであり、また、凸リブ40の存在により浴槽1の底部と足載せ台32との間の加熱された水が気泡通し孔34から足側に噴出するのを防止することができる。更にまた、図7、図8に示す実施形態では、更に、管カバー部3bの上面部の気泡孔35の周囲に周突リブ部44を設け、凸リブ40を周突リブ部44に被嵌してあり、これによりいっそう確実に気泡孔35から排出された気泡を上方の対応する気泡通し孔34に一対一の関係で誘い込むことができると共に、浴槽1の底部と足載せ台32との間の加熱された水が気泡通し孔34から足側に噴出しないようにできるものである。
【0023】
足載せ台32の上面には前述のように多数の突起33が上方に向けて突設してあるが、前述の多数の気泡通し孔34は突起33に囲まれるように配置してあり、足を突起33に載置した場合、足裏で気泡通し孔34を塞がないようにするとともに、浴槽1底部と足載せ台32との間の加熱された水が気泡通し孔34から噴出するのを防止し、熱い湯が足裏に直接触れるのを防止している。
【0024】
また、足載せ台32の周辺部に通水孔41が設けてあり、浴槽1の底部と足載せ台32との間の加熱された水が足載せ台32の周辺部(つまり足を載せる部分から離れた端部分)の通水孔41から出ることになり、熱い水が足載せ台32の突起33に載せた足に直接噴出することがないようにしてある。
【0025】
足載せ台32に、足載せ台32を着脱する際に掴むための指孔41aが設けてあり、この指孔41aは足載せ台32の周辺部(つまり足を直接載せる部分の外側)に設けてあって、通水孔41が指孔41aを兼用している。そして、指孔41aに指を入れて掴むことで足載せ台32を容易に着脱できるものである。そして、通水孔41が指孔41aを兼用していることで、別途指を掛ける特別な部分を形成する必要がないものである。
【0026】
足載せ台32は図6に示すように水平面Cに対して角度α傾斜しており、通水孔41を足載せ台32の位置の高い側の周辺部に偏らせて設けることも好ましい。添付図面に示す実施形態では足載せ台32は足のつま先が載置される部分側が高くなるように傾斜しており、したがって、通水孔41は足載せ台32における足のつま先が載置される部分よりも更に前方側に偏った位置に設けてある。このように、通水孔41を足載せ台32の位置の高い側の周辺部に偏らせて設けることで、浴槽1の底部と足載せ台32との間の加熱された水が足載せ台32の周辺部の位置の高い部位にある通水孔41側に誘導されて確実に通水孔41から出すことができ、加熱された水が気泡通し孔34から出ないようにしている。
【0027】
ここで、足載せ台32の位置の高い側に偏らせて配置した通水孔41の上面側の周囲に図6に示すように上方に向けて突起部33aを突設してもよいものである。これにより、周辺部に設けた通水孔41側に足が移動したとしても突起部33aに足が当たって、通水孔41に直接当たることがなく、通水孔41から流れ出る熱い湯が足に直接当たるのを防止することができるものである。
【0028】
足載せ台32は浴槽1底面部に対して弾性的に係合自在となった着脱係合手段により係合してある。足載せ台32の着脱に当たっては指孔41aに指を入れて掴むことで着脱操作を行うものである。弾性的に係合自在となった着脱係合手段は係合部自体を弾性体で形成することで構成するか、あるいは係合部に別体の弾性体を取付けて構成してある。図7,図9には着脱係合手段を構成する係合部42の例が示してある。係合部42は、浴槽1の底面部の上面部に設けられる浴槽側係合部42aと、足載せ台32の下面側に設けられる足載せ台側係合部42bとで構成してある。図7、図9では足載せ台側係合部42bに弾性体45を取付け、足載せ台側係合部42bを浴槽側係合部42aに嵌め込んで係合することで浴槽1底部に載置した足載せ台32を浴槽1に取付けるようになっている。ここで、足載せ台32を浴槽1底面部に載置して係合した際、係合が不十分な場合でも、弾性体45を介して弾性的に係合しているので、足載せ台32に足を載せて荷重をかけることで、自然に係合されることになり、また、係合後にはがたつくことがないものである。
【0029】
ところで、浴槽側係合部42aと足載せ台側係合部42bとはいずれか一方が突状でいずれか他方が凹状をしていて嵌め込んで係合するものであり、このため、浴槽側係合部42aと足載せ台側係合部42bとの嵌め込み部分の内に空気が残っていて排出できないと、確実な係合ができないので、これを防止するために係合部42に空気抜き孔43を設けるものである。これにより係合部42に空気が溜まって係合の妨げとなることを防止できる。
【0030】
添付図面においては浴槽側係合部42aが凹状となるように筒状に形成してあり、筒状の底が浴槽側係合部42aの底面部と面一又は底面部よりも上位置となっており、また、筒状の浴槽側係合部42aの側部を筒状の底まで切り欠いて排水部46が形成してある。したがって、凹状となった浴槽側係合部42a内の水は排水部46から排水できて浴槽側係合部42aと足載せ台側係合部42bとの嵌め込みによる係合の際に浴槽側係合部42a内に水が溜まって係合の妨げとなることを防止している。この場合、排水部46からも空気が抜けるが、図9のように突となった足載せ台側係合部42bに空気抜き孔43を設けることで、空気も確実に抜くことができるものである。
【0031】
しかして、上記のような構成の本発明の足浴器12は、浴槽1に水を入れ、加熱装置21により加熱して温水とした状態又は、加熱することなく冷水とした状態で、浴槽1内に足を入れて図10に示すように足浴を行うものである(この際、浴槽1の両側の足入れ部17にそれぞれ左右の足を入れて足浴を行うものである)。足浴を行う場合、送風装置2で送風した空気を管3を通して浴槽1の底部に供給することで、浴槽1の底部から気泡を発生させ、気泡により足のマッサージを行うものである。この場合、温水を気泡により循環させて足に当てることで心地良いマッサージができるものである。また、振動装置16を駆動することで、浴槽1を振動させて足浴中に足の振動マッサージを行うようになっている。
【0032】
そして、本発明によれば、気泡孔35から排出される気泡を通す気泡通し孔34を足載せ台32に設け、該足載せ台32に設けた気泡通し孔34を上部よりも下部が径の大きい形状としてあるので、気泡孔35から排出された気泡が気泡通し孔34の下部の径が大きくなった部分に誘い込まれて確実に気泡通し孔34から噴出して突起33に載置した足裏を効果的に気泡により刺激してマッサージができるものである。
【0033】
【発明の効果】
上記のように本発明の請求項1記載の発明にあっては、水を溜める浴槽と浴槽内に空気を送るための送風装置と浴槽内に設置される着脱式の足載せ台と、浴槽の底部と足載せ台との間の水を加熱する加熱装置とを備えた足浴器において、送風された空気を浴槽底部において気泡として排出する気泡孔を設け、気泡孔から排出される気泡を通す気泡通し孔を足載せ台に設け、該足載せ台に設けた気泡通し孔を上部よりも下部が径の大きい形状とし、足載せ台の下面において気泡通し孔の周囲に凸リブを設けるとともに、足載せ台の周辺部に通水孔を設けてあるので、気泡孔から排出された気泡が気泡通し孔の下部の径が大きくなった部分に誘い込まれて確実に気泡通し孔から噴出できるこの結果、一部の気泡通し孔から気泡が出なかったり、あるいは、浴槽底面の多数の気泡孔から出た気泡がそれぞれくっつきあって気泡が大きくなったりするというようなことがなくて、足浴おいて気泡による効果的な足のマッサージができる。加えて、気泡孔から排出された気泡を凸リブにより集めてより確実に気泡通し孔に通すことができるものであり、また、凸リブの存在により、浴槽の底部と足載せ台との間で加熱装置に加熱された水が気泡通し孔から足側に噴出することが防止されるとともに、この加熱装置で加熱された水は足載せ台の周辺部の通水孔から出ることとなるので、熱い水が足に直接噴出することがない。この結果、足浴においてより快適に足のマッサージができるものである。
【0034】
また、請求項記載の発明にあっては、上記請求項記載の発明の効果に加えて、足載せ台を水平面に対して傾斜させて通水孔を足載せ台の位置の高い側に偏らせて配置してあるので、浴槽の底部と足載せ台との間の加熱された水が足載せ台の周辺部の位置の高い部位にある通水孔側に誘導されて、確実に足載せ台周辺の位置の高い部位にある通水孔から出すことができるものであり、熱い水が足に直接噴出することがなく、快適に足浴ができるものである。
【0035】
また、請求項記載の発明にあっては、上記請求項又は請求項記載の発明の効果に加えて、足載せ台に、足載せ台を着脱する際に掴むための指孔を設け、通水孔が指孔を兼用しているので、指孔に指を入れて掴むことで足載せ台を容易に着脱でき、しかも、通水孔が指孔を兼用しているので、別途指を掛ける特別な部分を形成する必要がなくて足載せ台の構成を簡略化できるものである。
【0036】
また、請求項記載の発明にあっては、上記請求項1記載の発明の効果に加えて、足載せ台の上面の気泡通し孔の周囲に上方に向けて突出する突起を設けてあるので、足裏への気泡による刺激感が向上し且つ気泡通し孔から熱い湯が排出されても直接足に当たるのを防止できて、足浴においてより快適に足のマッサージができるものである。
【0037】
また、請求項5記載の発明にあっては、上記請求項に記載の発明の効果に加えて、足載せ台の位置の高い側に偏らせて配置した通水孔の上面側の周囲に上方に向けて突起部を突設してあるので、周辺部に設けた通水孔側に足が移動したとしても突起部に足が当たって、通水孔に直接当たることがなく、通水孔から流れ出る熱い湯が足に直接当たるのを確実に防止できて、快適な足浴ができるものである。
【0038】
また、請求項記載の発明にあっては、上記請求項1記載の発明の効果に加えて、足載せ台と浴槽底面部とを弾性的に係合自在となった着脱係合手段により係合してあるので、足載せ台を浴槽底面部に載置して係合した際、係合が不十分な場合でも、足載せ台に足を載せて荷重をかけることで、弾性体部分を食い込ませて自然に係合されることになって、係合が簡単に行えるものであり、また、係合後にはがたつくことがなくて確実に係合されるものである。
【0039】
また、請求項記載の発明にあっては、上記請求項1又は請求項記載の発明の効果に加えて、足載せ台と浴槽底面部との着脱係合手段による係合部に空気抜き孔を設けてあるので、係合部に空気が溜まって係合の妨げとなることがないものであって、係合が簡単且つ確実に行えるものである。
【0040】
また、請求項記載の発明にあっては、上記請求項1又は請求項又は請求項記載の発明の効果に加えて、足載せ台と浴槽底面部との着脱係合手段を構成する浴槽側係合部に排水部を設けてあるので、浴槽側係合部の水を排水部から排水できて、浴槽側係合部に水が溜まることによる係合の障害となるようなことがないものであって、係合が簡単且つ確実に行えるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の足浴器の平面図である。
【図2】 同上の側面図である。
【図3】 同上の背面図である。
【図4】 同上の底面図である。
【図5】 同上の図1のA−A線断面図である。
【図6】 同上の図1のB−B線断面図である。
【図7】 同上の拡大断面図である。
【図8】 同上の気泡孔と気泡通し孔との位置関係を示す概略説明図である。
【図9】 同上の係合部を示す係合を解除した状態の斜視図である。
【図10】 同上の使用状態を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 浴槽
2 送風装置
3 管
12 足浴器
32 足載せ台
33 突起
33a 突起部
34 気泡通し孔
35 気泡孔
40 凸リブ
41 通水孔
41a 指孔
42 係合部
42a 浴槽側係合部

Claims (8)

  1. 水を溜める浴槽と浴槽内に空気を送るための送風装置と浴槽内に設置される着脱式の足載せ台と、浴槽の底部と足載せ台との間の水を加熱する加熱装置とを備えた足浴器において、送風された空気を浴槽底部において気泡として排出する気泡孔を設け、気泡孔から排出される気泡を通す気泡通し孔を足載せ台に設け、該足載せ台に設けた気泡通し孔を上部よりも下部が径の大きい形状とし、足載せ台の下面において気泡通し孔の周囲に凸リブを設けるとともに、足載せ台の周辺部に通水孔を設けて成ることを特徴とする足浴器。
  2. 足載せ台を水平面に対して傾斜させて通水孔を足載せ台の位置の高い側に偏らせて配置して成ることを特徴とする請求項1記載の足浴器。
  3. 足載せ台に、足載せ台を着脱する際に掴むための指孔を設け、通水孔が指孔を兼用していることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の足浴器。
  4. 足載せ台の上面の気泡通し孔の周囲に上方に向けて突出する突起を設けて成ることを特徴とする請求項1記載の足浴器。
  5. 足載せ台の位置の高い側に偏らせて配置した通水孔の上面側の周囲に上方に向けて突起部を突設して成ることを特徴とする請求項に記載の足浴器。
  6. 足載せ台と浴槽底面部とを弾性的に係合自在となった着脱係合手段により係合して成ることを特徴とする請求項1記載の足浴器。
  7. 足載せ台と浴槽底面部との着脱係合手段による係合部に空気抜き孔を設けて成ることを特徴とする請求項1又は請求項6記載の足浴器。
  8. 足載せ台と浴槽底面部との着脱係合手段を構成する浴槽側係合部に排水部を設けて成ることを特徴とする請求項1又は請求項6又は請求項7記載の足浴器。
JP16601799A 1999-06-11 1999-06-11 足浴器 Expired - Fee Related JP4075217B2 (ja)

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