JP2000350155A - 静止画記録装置、静止画再生装置、静止画記録方法及び静止画再生方法 - Google Patents

静止画記録装置、静止画再生装置、静止画記録方法及び静止画再生方法

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JP2000350155A
JP2000350155A JP15905999A JP15905999A JP2000350155A JP 2000350155 A JP2000350155 A JP 2000350155A JP 15905999 A JP15905999 A JP 15905999A JP 15905999 A JP15905999 A JP 15905999A JP 2000350155 A JP2000350155 A JP 2000350155A
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signal
block
compressed
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compressor
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JP15905999A
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Inventor
Eiji Yamauchi
栄二 山内
Masato Mitsuta
真人 光田
Yasuyuki Kurosawa
康行 黒澤
Yukihiro Tanizoe
幸広 谷添
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、DV規格に於いて静止画を記録す
る場合、定められた画素(720×480)以外の高画
素静止画を従来機種との互換性を有して記録可能とする
静止画記録再生装置及びその方法を提供することを目的
とする。 【解決手段】 データ量見積器6は、1ビデオセグメン
トの圧縮後の目標データ量を5%程度少なくした値に設
定する事で、伝送用のシンクブロックに第1の圧縮器9
が出力した可変長符号語を格納した後に隙間領域が発生
するようにする。そしてこの隙間領域に複数フレームに
跨って第2の圧縮器10の出力信号を格納する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、DV規格の動画と
ともに高画質・高画素の静止画を従来機器と互換性を有
して同時に記録再生可能とするための静止画記録装置、
静止画再生装置、静止画記録方法及び静止画再生方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】近年、映像信号をディジタル化して記録
ならび再生する民生用機器として、HDディジタルVC
Rコンファレンス(HD DIGITAL VCR CONFERENCE ; SPEC
IFICATION of DIGITAL VCR for CONSUMER-USE Aug.199
3)で規格化されたDV規格のビデオムービーが発売さ
れている。このDV規格のムービーは、現行TV方式に
対しては1フレームの映像信号を水平画素720、垂直
有効ライン240の2フィールド信号で構成し記録す
る。その為、静止画を記録する場合、撮像部から供給さ
れた信号をメモりで取り込み5秒程度同一のフレーム信
号を圧縮部に供給する事で静止画記録を可能にしてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来の構成では、水平画素が720でかつ垂直有効ライ
ン数240以外の信号を解像度を損なわず記録再生する
事が不可能である。今日、静止画記録は、SXGA以上
の画素がディジタルカメラで記録再生可能となってい
る。本発明は、上記従来の問題点を解決するもので、従
来との互換性を確保しつつSXGAを越えるあらゆる画
素数の静止画の記録及び再生を可能とする静止画記録再
生のための装置及びその方法を供給することを目的にす
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
本発明は、DV規格での圧縮の単位である1ビデオセグ
メントに於ける圧縮器の目標圧縮率を数%高めた設定に
する。その結果、伝送用のシンクブロックにはデータが
未格納となる領域が発生する。この領域に複数フレーム
に渡りJPEP(Joint Photographic Experts Group)
規格で圧縮した高画素静止画信号を格納する。
【0005】以上の結果、従来の本機能を有しない記録
再生機で再生した場合にも弊害を与えること無く、高画
素静止画像を記録再生する事が可能となる。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明の第1の発明は、1フレー
ムの映像信号をm×m画素で構成されるブロックに分割
し、前記ブロックを直交変換、量子化及び可変長符号化
を用いて複数ブロック単位でデータ量を予め定められた
目標値M以下に圧縮する第1の圧縮器と、1フレームの
映像信号を圧縮し、データ量を予め定められた目標値N
以下に圧縮する第2の圧縮器と、第1の圧縮器から出力
された各ブロックの圧縮信号を周波数成分の低い方から
予め定められたデータ量以下分だけ分割した低周波数成
分とそれを越える高周波成分に分け、両成分を伝送ブロ
ックの異なる領域に格納するとともに、この格納処理で
余った領域に第2の圧縮器の出力信号を順次格納し出力
する合成器とを備えた構成としたものであり、第1の圧
縮器は、例えば、水平有効画素720、垂直有効ライン
240の標準テレビジョン信号をDV規格に準じて圧縮
する。但し圧縮率は数%高めることで格納領域に隙間を
発生させる。第2の圧縮器は、例えば任意の画素サイズ
に対応したJPEG方式の圧縮器である。第2の圧縮信
号は、第1の圧縮で発生した隙間領域に数フレームに渡
り格納される。この結果、従来と互換性を確保して高画
素静止画信号の記録を実現できる。
【0007】本発明の第2の発明は、受信された伝送ブ
ロックから、第1の圧縮手法で圧縮されたm×m画素の
ブロック信号を格納領域の予め定められた領域に格納さ
れた低周波成分と他の複数格納領域に跨って格納された
高周波成分を検出して剥離し、各ブロック単位で低周波
成分と高周波成分を繋ぎ合わせて第1の圧縮信号として
出力すると共に、各伝送ブロックの第1の圧縮信号の剥
離後の隙間領域のデータを連結し第2の圧縮信号として
出力する分離器と、分離器から供給された第1の圧縮信
号をブロック単位で可変長復号、逆量子化及び逆直交変
換を行いフレーム単位の映像信号に復号する第1の伸張
器と、分離器から供給された第2の圧縮信号を復号しフ
レーム単位の映像信号に戻す第2の伸張器とを備えた構
成としたものであり、分離器は第1の圧縮方式で圧縮さ
れた信号(低周波成分と高周波成分)を検出し、各ブロ
ック毎に接続し出力する。同時に複数フレームの隙間領
域に格納された第2の圧縮方式で圧縮された信号をつな
ぎ合わせ出力する。その結果、従来の映像信号と同時に
高画素静止画記録の再生を可能とする。
【0008】以下、本発明の実施の形態について、図面
を用いて説明する。
【0009】(実施形態1)図1は、本発明の実施の形
態による静止画記録再生装置の構成を示すブロック図で
ある。
【0010】図1において、1は内蔵のレンズ及び撮像
素子を有し、映像信号を生成する撮像器、2は撮像器1
から出力されたSXGA静止画(水平有効画素128
0、垂直有効ライン1024)の標本値データを一時格
納するメモリ、3はSXGA静止画をDV規格のフレー
ム画(各フィールドが水平有効画素720、フィールド
垂直有効ライン240で構成)に変換する画素数変換
器、4はブロック化器、5は離散コサイン変換器(以
下、DCT器と称す)、6はデータ量見積器、7は量子
化器でデータ量見積器6からの制御に基づき入力された
信号に逆数を乗算する量子化値を決定する。8は可変長
符号化器である。9は、ブロック化器4、DCT器5、
データ量見積器6、量子化器7及び可変長符号化器8か
ら構成される第1の圧縮器である。10はJPEG方式
の圧縮手法を用いSXGA形式の映像信号を予め定めら
れたデータ量に圧縮する第2の圧縮器、11は第1の圧
縮器9及び第2の圧縮器10の出力信号を伝送用のシン
クブロックに決められた規則に基づき格納する合成器で
ある。12は受信したシンクブロックから第1の圧縮信
号9と第2の圧縮信号10を分離する分離器、13は分
離器12から出力された第1の圧縮信号を元のDV規格
の映像信号に伸張する第1の伸張器、14は分離器12
から出力された第2の圧縮信号を元のSXGA静止画に
復号する第2の伸張器である。第1及び第2の伸張器1
3,14の出力信号は、各々第1及び第2の出力端子1
5、16に供給される。
【0011】なお、以上の構成において、合成器11と
分離器12の間には、記録媒体を介する記録再生手段ま
たは伝送路が存在する。そして、本実施の形態では、少
なくとも合成器11以前が記録装置であり、少なくとも
分離器12以降が再生装置である。
【0012】図2は、図1に示した可変長符号化器8の
出力信号の説明図である。また、図3及び図4は、図1
の合成器11から出力されるシンクブロックの構成図で
ある。
【0013】以上のように構成された本実施の形態によ
る静止画記録再生装置について、以下その動作を説明す
る。
【0014】撮像器1の内蔵レンズ及び撮像素子により
光−電気変換された映像信号は、一旦メモリ2に格納さ
れる。メモリ2には、SXGA画素(水平有効画素12
80、垂直有効ライン1024)の高画素静止画が供給
され格納される。DV規格に基づき圧縮処理を行う第1
の圧縮器9は、対応画素数が規格で決まっているため
に、このままでは圧縮処理が行えない。そこで、画素変
換器3はメモリ2に格納された映像信号を水平及び垂直
方向に間引きDV規格の水平有効画素720、垂直有効
ライン240のフィールド画に変換する。同時にメモリ
2の出力信号は、第2の圧縮器10に供給される。第2
の圧縮器10は、ディジタルカメラに用いられるJPE
G規格の圧縮を行う圧縮器である。供給されたSXGA
画素の映像信号は、予め定められたデータ量(例えば、
500kByte)に圧縮される。
【0015】ブロック化器4は、画素変換器3から供給
された1フレーム単位の映像信号を画面の異なった5カ
所から各々6DCTブロック(8×8画素で構成された
輝度信号4ブロックと色差信号Cb,Cb各1ブロッ
ク)を抽出する。この計30DCTブロックを、1ビデ
オセグメントと定義する。よってNTSC方式の映像信
号1フレームは、270ビデオセグメントで構成され
る。
【0016】DCT器5は、ブロック化器4から供給さ
れた8×8画素単位のブロック信号に対し、適応型2次
元離散コサイン変換を施し、DC値、AC値と動き情報
mo(1ビット)をデータ量見積器6及び量子化器7に出
力する。データ量見積器6は、1ビデオセグメント単位
で量子化処理及び可変長符号化処理を行った後のデータ
量が一定以下になる各DCTブロックの量子化ステップ
を算出する。本発明の適用例であるDV規格では、1ビ
デオセグメントの映像信号を伝送する為に用意された5
シンクブロックの容量は、385バイト(77バイト×
5)である。本実施の形態では、このより385バイト
より例えば5%低い366バイトを目標にデータ量見積
を行い、各DCTブロック毎の量子化ステップ値を算出
する。量子化器7は、データ量見積器6から供給された
量子化スペックに基づき量子化処理を行う。量子化器7
はDCT器5から供給された信号に量子化ステップ値の
逆数を乗算し、量子化情報(4ビットのQNOと2ビット
のClass)と共に可変長符号化器8に出力する。可変長
符号化器8は、2次元ハフマン符号に基づき(ゼロラン
数、値)の組み合わせを発生確率の高い物ほどビット長
の短い符号に割り当てる。DV規格では、符号長3ビッ
トから16ビットの可変長符号が存在する。各DCTブ
ロックはDC値以外のAC値は全て可変長符号化され
る。そして、可変長符号の最後には、各部ブロックの終
わりを示す4ビットのEOB(End Of Block)コードが
付加される。可変長符号化器8で可変長符号化された信
号は合成器11に出力される。
【0017】合成器11は、可変長符号化器8から供給
された信号を77バイトで構成される伝送用のシンクブ
ロックに定められた規則に従って格納する。合成器11
は、1ビデオセグメントを5シンクブロックに格納す
る。図2に1ビデオセグメントの各DCTブロックのデ
ータ量の一例を示す。1つのDCTブロックのデータ
は、9ビットのDC値、2ビットのClass情報、1ビッ
トのmo情報、ハフマン符号化された可変ビット長のAC
値、4ビットのEOBコードで構成される。輝度信号
(Y)のDCTブロック(DCT番号6m、6m+1、
6m+2、6m+3:mは0以上の整数)において、1
4バイト以下のAC値が低周波成分であり、それ以上の
AC値が高周波成分である。同様に色差信号(Cr、C
b)のDCTブロック(DCT番号6m+4、6m+
5:mは0以上の整数)において、10バイト以下のA
C値が低周波成分であり、それ以上のAC値が高周波成
分である。
【0018】図3を用いて、第1の圧縮器9から出力さ
れた信号のシンクブロックへのデータの格納法を説明す
る。シンクブロックは、修正情報(STA)と量子化情報
(QNO)用の1バイト、輝度信号のDCTブロック用の
各14バイト、色差信号のDCTブロック用の各10バ
イトで構成される。シンクブロックへの格納は、以下の
3ステップで行われる。
【0019】ステップ1:各DCTブロックに対応した
固定領域(14バイトまたは10バイト)にDCTブロ
ックの低周波成分を優先的に格納する。
【0020】ステップ2:5シンクブロック毎に同一シ
ンクブロックに属するDCTブロックの高域成分をDC
T番号の小さいものから順番に、低域成分を格納した後
に発生した隙間領域に格納可能なビットまで格納する。
【0021】ステップ3:それでも格納出来なかった高
域成分をDCT番号の小さいものから5シンクブロック
のDCT番号の番号の小さい隙間領域に格納する。
【0022】上記の格納法により、基本的に全ての可変
長符号語が格納完了となる。格納終了後には、1ビデオ
セグメントに割り当てられた5シンクブロックには伝送
データが未格納の隙間領域が約19バイト発生する。こ
こに第2の圧縮器11から供給された信号を格納する。
第2の圧縮器11からの信号を格納するための領域は、
図4に示すように、1ビデオセグメントで19バイト確
保される為、500kバイトのデータを伝送する為には
98フレーム(3.3秒)で伝送可能である。この時間
は、現在のDV規格を用い静止画を記録する時間に対し
十分短い時間であり、使用者に取って苦になる時間では
無い。
【0023】次に、上記方法に基づき格納された信号を
復号する方法に関して説明する。シンクブロック単位で
伝送された信号を復号する場合、格納時のステップ1〜
3の逆の手順で第1の圧縮器9で生成された可変長符号
語と、第2の圧縮器10で生成された信号を分別し、抽
出する。分離は以下の4ステップで行われる。
【0024】ステップ1:輝度ブロック及び色差ブロッ
クに割り当てられた14バイト及び10バイトの固定領
域の可変長符号語を順次復号し、EOBコードを検索す
る。固定領域内でEOBコードが検出できた場合、その
残りの領域には他のDCTブロックの高域成分が格納さ
れていると判断する。
【0025】ステップ2:同一シンクブロック内の高域
成分を全て繋ぎ合わせ、EOBコードが未検出のDCT
ブロックの低域成分に接続する。そして、順次EOBコ
ードを検索する。この処理を5シンクブロック毎に独立
して実施する。
【0026】ステップ3:ステップ2の処理後に5シン
クブロックに存在する高域成分をシンクブロック番号の
低い順番に全て接続し、5シンクブロック内でEOBコ
ードが未検出のDCTブロックの低域成分に接続し、順
次EOBコードを検索する。この処理の結果、30DC
Tブロックの全てで低域成分、高域成分、EOBコード
が検出完了する。以上の結果、分離器12は第1の伸張
器13に、図2に示すような各DCTブロック毎の信号
を供給する。
【0027】ステップ4:次にステップ3の処理後に残
った信号を複数ビデオセグメント単位に繋ぎ合わせる。
この信号が、第2の圧縮器10の出力信号である。
【0028】分離器12は、各々分離した圧縮信号を第
1及び第2の伸張器13、14に出力する。第1の伸張
器13は、入力信号を1フレームの映像信号に復号し第
1の出力端子15に出力する。また、同時に第2の伸張
器14は、入力信号をSXGA画素の高画質静止画に復
号し、第2の出力端子14に出力する。
【0029】以上のような処理により、静止画の記録再
生に関する本機能を有しない従来のDV規格の復調器
に、本発明で記録した信号を供給した場合でも5シンク
ブロック中に全てのDCTブロックの可変長符号語及び
EOBコードが正常に格納されている為、誤動作無く正
常に動作する。つまり、従来との互換性を有して(本機
能を有さない機種でも通常に第1の圧縮信号を正常に復
号出来)かつ任意の高画質静止画を同時に伝送する事が
可能となる。
【0030】なお、本実施の形態では、圧縮率を5%高
めて記録するよう説明したが、画像信号のアクティビテ
ィ等を考慮して発生する隙間量をシンクブロック単位で
制御しても良い。また、本発明を用いDV規格での画像
を単一色の映像信号(AC値を無くし、DC値とClass
値とmo値とEOBコードとする)として、高画質静止画
の伝送レートを高める事も可能である。
【0031】また、本実施の形態では、高画質静止画を
SXGAとしたが、これ以上の画素数の高画質静止画で
もよい。
【0032】
【発明の効果】以上のように本発明は、1フレームの映
像信号をm×m画素で構成されるブロックに分割し、ブ
ロックを直交変換、量子化及び可変長符号化を用いて複
数ブロック単位でデータ量を予め定められた目標値M以
下に圧縮する第1の圧縮器と、1フレームの映像信号を
圧縮し、データ量を予め定められた目標値N以下に圧縮
する第2の圧縮器と、第1の圧縮器から出力された各ブ
ロックの圧縮信号を周波数成分の低い方から予め定めら
れたデータ量以下分だけ分割した低周波数成分とそれを
越える高周波成分に分け、両成分を伝送ブロックの異な
る領域に格納するとともに、この格納処理で余った領域
に第2の圧縮器の出力信号を順次格納し出力する合成器
とを備えた構成としたものである。
【0033】また、本発明は、受信された伝送ブロック
から、第1の圧縮手法で圧縮されたm×m画素のブロッ
ク信号を格納領域の予め定められた領域に格納された低
周波成分と他の複数格納領域に跨って格納された高周波
成分を検出して剥離し、各ブロック単位で低周波成分と
高周波成分を繋ぎ合わせて第1の圧縮信号として出力す
ると共に、各伝送ブロックの第1の圧縮信号の剥離後の
隙間領域のデータを連結し第2の圧縮信号として出力す
る分離器と、分離器から供給された第1の圧縮信号をブ
ロック単位で可変長復号と逆量子化と逆直交変換を行い
フレーム単位の映像信号に復号する第1の伸張器と、分
離器から供給された第2の圧縮信号を復号しフレーム単
位の映像信号に戻す第2の伸張器とを備えた構成とした
ものである。
【0034】この結果、従来機種との互換性を維持した
上で、従来不可能であった任意の画素の高画質静止画を
同時に記録及び再生する事を可能とする。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態における静止画記録再生装
置の構成を示すブロック図
【図2】同静止画記録再生装置内の第1の圧縮器の動作
説明図
【図3】同静止画記録再生装置内の合成器の動作説明図
【図4】同静止画記録再生装置内の合成器の動作説明図
【符号の説明】
1 撮像器 2 メモリ 3 画素変換器 4 ブロック化器 5 DCT器 6 データ量見積器 7 量子化器 8 可変長符号化器 9 第1の圧縮器 10 第2の圧縮器 11 合成器 12 分離器 13 第1の伸張器 14 第2の伸張器 15 第1の出力端子 16 第2の出力端子
フロントページの続き (72)発明者 黒澤 康行 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 谷添 幸広 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 5C053 FA07 GA11 GA20 GB01 GB22 GB26 GB33 GB36 HA40 KA01 LA01 5C059 MA23 ME02 RB11 SS15 TA53 TB06 TC19 TD14

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1フレームの映像信号をm×m画素で構
    成されるブロックに分割し、前記ブロックを直交変換、
    量子化及び可変長符号化を用いて複数ブロック単位でデ
    ータ量を予め定められた目標値M以下に圧縮する第1の
    圧縮器と、 1フレームの映像信号を圧縮し、データ量を予め定めら
    れた目標値N以下に圧縮する第2の圧縮器と、 前記第1の圧縮器から出力された各ブロックの圧縮信号
    を周波数成分の低い方から予め定められたデータ量以下
    分だけ分割した低周波数成分とそれを越える高周波成分
    に分け、両成分を伝送ブロックの異なる領域に格納する
    とともに、この格納処理で余った領域に前記第2の圧縮
    器の出力信号を順次格納し出力する合成器とを備えたこ
    とを特徴とする静止画記録装置。
  2. 【請求項2】 受信された伝送ブロックから、第1の圧
    縮手法で圧縮されたm×m画素のブロック信号を格納領
    域の予め定められた領域に格納された低周波成分と他の
    複数格納領域に跨って格納された高周波成分を検出して
    剥離し、各ブロック単位で低周波成分と高周波成分を繋
    ぎ合わせて第1の圧縮信号として出力すると共に、各伝
    送ブロックの第1の圧縮信号の剥離後の隙間領域のデー
    タを連結し第2の圧縮信号として出力する分離器と、 前記分離器から供給された第1の圧縮信号をブロック単
    位で可変長復号、逆量子化及び逆直交変換を行いフレー
    ム単位の映像信号に復号する第1の伸張器と、 前記分離器から供給された第2の圧縮信号を復号しフレ
    ーム単位の映像信号に戻す第2の伸張器とを備えたこと
    を特徴とする静止画再生装置。
  3. 【請求項3】 1フレームの映像信号をm×m画素で構
    成されるブロックに分割し、前記ブロックを直交変換、
    量子化及び可変長符号化を用いて複数ブロック単位でデ
    ータ量を予め定められた目標値M以下に圧縮する第1の
    圧縮手段と、 1フレームの映像信号を圧縮し、データ量を予め定めら
    れた目標値N以下に圧縮する第2の圧縮手段と、 前記第1の圧縮手段から出力された各ブロックの圧縮信
    号を周波数成分の低い方から予め定められたデータ量以
    下分だけ分割した低周波数成分とそれを越える高周波成
    分に分け、両成分を伝送ブロックの異なる領域に格納す
    るとともに、この格納処理で余った領域に前記第2の圧
    縮手段の出力信号を順次格納し出力する合成手段とを備
    えたことを特徴とする静止画記録方法。
  4. 【請求項4】 受信された伝送ブロックから、第1の圧
    縮手法で圧縮されたm×m画素のブロック信号を格納領
    域の予め定められた領域に格納された低周波成分と他の
    複数格納領域に跨って格納された高周波成分を検出して
    剥離し、各ブロック単位で低周波成分と高周波成分を繋
    ぎ合わせて第1の圧縮信号として出力すると共に、各伝
    送ブロックの第1の圧縮信号の剥離後の隙間領域のデー
    タを連結し第2の圧縮信号として出力する分離手段と、 前記分離手段から供給された第1の圧縮信号をブロック
    単位で可変長復号、逆量子化及び逆直交変換を行いフレ
    ーム単位の映像信号に復号する第1の伸張手段と、 前記分離手段から供給された第2の圧縮信号を復号しフ
    レーム単位の映像信号に戻す第2の伸張手段とを備えた
    ことを特徴とする静止画再生方法。
JP15905999A 1999-06-07 1999-06-07 静止画記録装置、静止画再生装置、静止画記録方法及び静止画再生方法 Pending JP2000350155A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2005104546A1 (ja) * 2004-04-23 2005-11-03 Konica Minolta Photo Imaging, Inc. データ生成プログラム及び記録装置

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