JP2000350143A - 画像記録再生装置 - Google Patents

画像記録再生装置

Info

Publication number
JP2000350143A
JP2000350143A JP11155264A JP15526499A JP2000350143A JP 2000350143 A JP2000350143 A JP 2000350143A JP 11155264 A JP11155264 A JP 11155264A JP 15526499 A JP15526499 A JP 15526499A JP 2000350143 A JP2000350143 A JP 2000350143A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
recording medium
image
data
access signal
primary
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11155264A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeki Mochizuki
重樹 望月
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsui Chemicals Inc
Original Assignee
Mitsui Chemicals Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsui Chemicals Inc filed Critical Mitsui Chemicals Inc
Priority to JP11155264A priority Critical patent/JP2000350143A/ja
Publication of JP2000350143A publication Critical patent/JP2000350143A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Studio Devices (AREA)
  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】デジタルカメラ等の画像撮影装置で撮影データ
を大量かつ簡易に記録できる二次記録装置を提供すると
ともに、その記録されたデータを簡易かつ安価に表示で
きるシステムを提供する。 【解決手段】画像撮影装置から直接アクセスできる大容
量記憶媒体のインターフェースを提供することにより、
画像撮影手段の撮影画像データの大容量記録媒体への保
存とその画像撮影装置のもつ画像出力手段を通じた家庭
用テレビジョンへの画像出力とを可能とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、デジタルカメラ等
の画像撮影装置で撮影された画像データの外部記録再生
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、デジタルカメラ等の画像撮影装置
では、その撮影画像はデジタルデータとして記録されて
おり、その一次記録媒体としてスマートメディア(株式
会社東芝の商品名)、コンパクトフラッシュ(米国SanD
isk社の商品名)、メモリスティック(ソニー株式会社
の商品名)等を使用していた。
【0003】これらの一次記録媒体に保持された撮影デ
ジタルデータはカメラに備えられているビデオ信号生成
回路を通じてアナログの画像信号に変換され、カメラの
液晶ディスプレイに表示することが可能であった。ま
た、これらの画像信号は画像出力端子から外部に出力可
能であるので、家庭用テレビジョンに映し出して鑑賞す
ることも可能であった。
【0004】ただ前述の一次記録媒体は高価でしかも記
録容量が数MB(メガバイト)〜数十MBと大きくない
ため、一枚の媒体当たり可能な撮影コマ数は数コマから
数十コマに限定されていた。そのため撮影データをパー
ソナルコンピュータのハードディスクやCD-R、光磁気デ
ィスク等の数百MB以上の大容量の二次記録媒体を用い
た専用の記録装置に転送して保存する方法が採られてい
た。すなわち、これらの一次記録媒体は、カードアダプ
タによってパーソナルコンピュータに接続されるので、
そのハードディスクに転送して保存することが可能であ
った。さらには、パーソナルコンピュータを介在させな
いでそのデータを二次的に保存するためのCD-R等を利用
した専用の記録装置も提供されていた。
【0005】しかしながら、上述のようにパーソナルコ
ンピュータのハードディスクに保存する方法では、デジ
タルカメラそのものの他、パーソナルコンピュータを必
要とし、そのコストと操作の複雑さが一般ユーザには大
きな負担であった。
【0006】一方、CD-R等の着脱可能な二次記録媒体を
用いた専用の記録装置を用いる場合はコスト等の負担は
軽減するものの、一旦撮影データをそれらの二次記録媒
体に保存してしまうと、次にこれを表示する際にはパー
ソナルコンピュータまたは専用の表示装置、プリンタ等
を必要とし、やはりそのコストがユーザには大きな負担
であった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこのような従
来技術の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的
とするところは、画像撮影装置から直接アクセスできる
二次記録媒体のインターフェースを提供することによ
り、画像撮影装置に備えたビデオ信号生成回路を利用し
て撮影データの再生を可能とすることにあり、さらには
再生された撮影データを画像撮影装置の画像出力端子か
ら取り出して家庭用テレビジョンに出力することで、二
次記録媒体に記録された撮影データを簡易かつ安価に表
示できる画像データの再生技術を提供することにある。
【0008】また本発明の目的は、画像撮影装置からア
クセスできる二次記録媒体のインターフェースを提供す
ることにより、画像撮影装置そのものを変更することな
く、画像撮影装置から直接、大量に撮影データを保存可
能な記録装置を提供することにある。
【0009】また、パーソナルコンピュータのように複
雑な操作を要する高価な機器を用いなくても、画像撮影
装置の一次記録媒体の撮影データを二次記録媒体に簡易
に保存し、かつその際、ユーザがその画像を確認しつつ
保存作業のできる画像データの記録再生装置を提供する
ことにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は前記課題を解決
するために、以下の手段を採用した。要するに本発明
は、画像撮影装置から直接アクセスできる二次記録媒体
へのインターフェースを提供することにより、画像撮影
装置の撮影データの二次記録媒体への保存とその画像撮
影装置のもつ画像出力手段を通じた撮影画像の再生とを
可能とするものである。
【0011】すなわち本発明は、画像出力手段と一次記
録媒体の着脱手段とを備えた画像撮影装置に接続される
画像再生装置であって、二次記録媒体へのアクセス手段
と、前記着脱手段に装着され前記画像撮影装置内の一次
記録媒体へのアクセス信号を読み出すコネクタ手段と、
前記一次記録媒体へのアクセス信号を前記二次記録媒体
へのアクセス信号に変換するアクセス信号変換手段とを
設け、前記二次記録媒体に記録された画像データを画像
撮影装置の画像出力手段を通じて外部に出力可能とした
ものである。
【0012】本発明の画像再生装置は、コネクタ手段を
画像撮影装置に備えた一次記録媒体の着脱手段に装着す
ることによって画像撮影装置に接続される。この画像撮
影装置は通常はその一次記録媒体に保存された画像を読
み出し家庭用テレビジョンに出力可能であるが、本発明
においてはその一次記録媒体へのアクセス信号がコネク
タ手段を通じて画像再生装置に読み取られる。その読み
取られたアクセス信号には一次記録媒体へアクセスする
アドレスを指定するアドレス信号と、そのタイミング等
を指定する制御信号が含まれている。これらはアクセス
信号変換手段によって二次記録媒体へのアクセス信号に
変換され、二次記録媒体の画像データがアクセスされ、
読み出される。この画像データは前記アクセス信号変換
手段からコネクタ手段を通じて画像撮影装置に送られ
る。すなわち本発明の画像再生装置に接続された画像撮
影装置は、本来の一次記録媒体に保存された画像を読み
出すのと同様の動作で二次記録媒体の画像データを読み
出すことになり、その画像データが画像出力端子を通じ
てテレビジョン等に送られる。
【0013】本発明においては、前記画像再生装置は、
前記二次記録媒体から読み出されるデータを一時的に記
憶するメモリ手段を備え、前記アクセス信号変換手段は
前記一次記録媒体へのアクセス信号を前記メモリ手段へ
のアクセス信号に変換するようにしてもよい。通常は二
次記録媒体へのアクセス時間、データ転送時間は画像撮
影装置からの読取り時間に比べて長時間となるものであ
るため、二次記録媒体から読み出された画像データをメ
モリ手段に一時的に保持することにより、二次記録媒体
からのデータの取り出しと画像撮影装置からテレビジョ
ン等への画像出力の時間のバランスを取ることが容易に
なるまた本発明においては、前記アクセス信号変換手段
は、前記画像撮影装置内の一次記録媒体へのアドレスを
前記メモリ手段アクセスのためのアドレスに直結する接
続手段であってもよい。メモリ手段のアドレス構成が一
次記録媒体のアドレス構成と同一の場合、そのまま直接
アクセスすればよいからである。
【0014】本発明は、一次記録媒体の着脱手段を備え
た画像撮影装置に接続される画像記録装置であって、二
次記録媒体へのアクセス手段と、前記着脱手段に装着さ
れ前記画像撮影装置内の一次記録媒体へのアクセス信号
を読み出すコネクタ手段と、前記一次記録媒体へのアク
セス信号を前記二次記録媒体へのアクセス信号に変換す
るアクセス信号変換手段とを設け、前記画像撮影装置の
撮影画像を前記二次記録媒体に記録可能とするものであ
る。
【0015】本発明の画像記録装置は、そのコネクタ手
段を画像撮影装置に備えた一次記録媒体の着脱手段に装
着することにより、画像撮影装置と接続される。この画
像撮影装置は通常は撮影した画像データをその一次記録
媒体に保存するのであるが、本発明においてはその一次
記録媒体へのアクセス信号がコネクタ手段を通じて画像
撮影装置に読み取られる。その読み取られたアクセス信
号には一次記録媒体へアクセスするアドレスを指定する
アドレス信号と、そのタイミング等を指定する制御信号
が含まれている。これらはアクセス信号変換手段によっ
て二次記録媒体へのアクセス信号に変換され、二次記録
媒体にアクセスされる。すなわち撮影された画像データ
は前記コネクタ手段からアクセス信号変換手段を通じて
二次記録媒体に送られる。したがって本発明の画像記録
装置に接続された画像撮影装置は、撮影した画像データ
を本来の一次記録媒体に保存するのと同様の動作で、二
次記録媒体に保存することになる。
【0016】また、本発明の画像記録装置においては、
前記大容量記憶媒に記録されるデータを一時的に記憶す
るメモリ手段を備え、前記アクセス信号変換手段は前記
一次記録媒体へのアクセス信号を前記メモリ手段へのア
クセス信号に変換してもよい。
【0017】さらにまた本発明の画像記録装置におい
て、前記アクセス信号変換手段は、前記画像撮影装置内
の一次記録媒体アクセスのためのアドレスを前記メモリ
手段アクセスのためのアドレスに直結する接続手段であ
ってもよい。
【0018】本発明は、画像出力手段と一次記録媒体の
着脱手段とを備えた画像撮影装置に接続される画像記録
再生装置であって、二次記録媒体へのアクセス手段と、
前記二次記録媒体に入出力されるデータを一時的に記憶
するメモリ手段と、前記画像撮影装置とは独立に一次記
録媒体のデータを読取り可能な一次記録媒体のアダプタ
手段と、前記着脱手段に装着され前記画像撮影装置内の
一次記録媒体へのアクセス信号を読み出すコネクタ手段
と、前記一次記録媒体へのアクセス信号を前記メモリ手
段へのアクセス信号に変換するアクセス信号変換手段と
を備え、前記一次記録媒体からの読み取ったデータの前
記二次記録媒体への保存と前記画像撮影装置による画像
出力手段を通じた画像の出力とを並行して実行可能とし
たものである。
【0019】アダプタ手段から読み取られた一次記録媒
体のデータは、メモリ手段に保持される。このメモリ手
段のデータは大容量記録装置へのアクセス手段によって
二次記録媒体に保存される。一方、このメモリ手段のデ
ータはアクセス信号変換手段によってコネクタ手段を通
じて画像撮影装置に送られる。すなわ画像再生装置に接
続された画像撮影装置は、本来の一次記録媒体に保存さ
れた画像を読み出すのと同様の動作でメモリ手段上の画
像データを読み出し、その画像データが画像出力端子を
通じてテレビジョン等に送られる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図1
から図13の図面に基いて説明する。 (実施の形態1)本実施の形態は、デジタルカメラの一
次記録媒体に蓄積された撮影データを大容量の二次記録
媒体に保存し、かつ、これをデジタルカメラの画像出力
機能を利用して家庭用テレビジョンに再生するための装
置に関するものである。したがって、デジタルカメラの
撮影は完了し、一次記録媒体はデジタルカメラから取り
出されている。
【0021】図1および図2は本発明の第1の実施の形
態における各装置間の接続を示すものである。画像記録
再生装置1には、大容量二次記録媒体28が装着され、
それに対するデータの書き込みと読み出しが可能であ
る。この大容量二次記録媒体としては、CD-R、MO(光磁
気ディスク)、DVD(デジタル・ビデオ・ディスク)等
各種媒体の使用が可能である。
【0022】図1のように画像記録再生装置1につなが
るコネクタ15にはアダプタ16を介して撮影済みの一
次記録媒体17が装着され、その撮影データの読み出し
が可能となっている。一方、画像記録再生装置1にはコ
ネクタ18を介してデジタルカメラ2が接続されてい
る。さらにデジタルカメラ2はその画像出力端子38か
ら家庭用テレビジョン10に接続されている。
【0023】大容量二次記録媒体28が二次記録媒体装
着部32に装着されると、LED付きスイッチパネル23
または赤外線リモコン26の操作ボタンによる指示にし
たがって大容量二次記録媒体28へのデータの書き込
み、または大容量二次記録媒体28からのデータの読み
出しが実行される。
【0024】図3に示すように画像記録再生装置1は高
速CPU13に制御されている。この高速CPU13につながる
アドレス/データ/制御信号バス30上には、二次記録
媒体駆動装置19、メモリ14および21、一時記録媒
体17へのコネクタ15、デジタルカメラ2へのコネク
タ18、赤外線通信コントローラ25等が接続され高速
CPU13からアクセス可能となっている。
【0025】また、本実施の形態では図3に示すように
スイッチ20を介して二次記録媒体駆動装置19がアド
レス/データ/制御信号バス30に接続されている。し
たがってスイッチ20を切り換えることで二次記録媒体
駆動装置19をSCSIアダプタ24を介して外部装置に接
続可能となっている。
【0026】さらに、高速CPUのアドレス/データ/制
御信号バス30上には、2面のメモリ14と21が配置
されている。これらのメモリは大容量二次記録媒体28
へ書き込まれるデータや大容量二次記録媒体28から読
み出されたデータを一時的に記憶するために使用され
る。
【0027】さらに、アドレス/データ/制御信号バス
30上にはコネクタ15を介して一次記録媒体17のア
ダプタ16が接続されおり、高速CPUから一次記録媒体
17へのアクセスが可能となっている。さらにまた、コ
ネクタ18がデジタルカメラの一次記録媒体装着部に挿
入され、デジタルカメラを画像記録再生装置に接続して
いる。以下これらの動作を詳述する。 (大容量二次記録媒体への書き込み)まず、撮影済みの
一次記録媒体17のデータを大容量二次記録媒体28に
保存する動作を説明する。
【0028】撮影済みの一次記録媒体17はデジタルカ
メラ2から取り出され、これがカード状のアダプタ16
にセットされ、画像記録再生装置1のカード用のコネク
タ15に装着されている。コネクタ15の信号はバッフ
ァ12を介して高速CPU13のアドレス/データ/制御
信号バス30に接続されている。
【0029】この状態で画像記録再生装置1のLED付き
スイッチパネル23の書き込みボタン(図示せず)を押
すと、記録開始信号が発生し、これがバッファ22を通
ってアドレス/データ/制御信号バス30から高速CPU
13に送られる。高速CPU13は前記信号を検知して以
下に述べる動作を開始する。なお、この指示は赤外線リ
モコン26のボタンによって遠隔的に行うことも可能で
ある。
【0030】高速CPU13はアドレス/データ/制御信
号バス30から1画面分の撮影デジタルデータを一次記
録媒体17からメモリ21に取り込む。その後、メモリ
21の撮影デジタルデータを二次記録媒体駆動装置19
へ転送し、大容量二次記録媒体28に記録する。二次記
録媒体駆動装置19から記録失敗の信号が送出されなけ
れば、高速CPU13は一次記録媒体17の次の撮影デジ
タルデータをアドレス/データ/制御信号バス30を通
じてメモリ21に取り込み、同様に二次記録媒体28に
記録する。以後、一次記録媒体17の撮影デジタルデー
タがなくなるまで前述の動作の制御を高速CPU13が繰
返し、二次記録媒体28への記録を続ける。
【0031】本実施の形態では、二次記録媒体への記録
は一次記録媒体17ごとに個別のディレクトリを二次記
録媒体28上に作成して行うものとする。ディレクトリ
は通し番号を付与して識別される。さらに1枚の一次記
録媒体17内の各撮影データも通し番号を付与して上記
ディレクトリ内のファイルとして記録される。
【0032】なお、これらのディレクトリやファイルの
名称としてはユーザが認識しやすい日付等の文字列を使
用し、一方高速CPU13がアクセスするための識別子と
して通し番号を付すようにしても構わない。
【0033】さらに、画像記録再生装置1のLED付きス
イッチパネル23には大容量二次記録媒体の使用率を3
桁の10進数で表示するための数字表示用LED(図示せ
ず)が備えられており、大容量二次記録媒体28に空き
領域が無くなった場合には使用率が100%であることを示
す表示を行うと共に、ブザー29が鳴らされる。 (大容量二次記録媒体からの読み出し)大容量二次記録
媒体28に記録された撮影デジタルデータを画像記録再
生装置1で再生する際の動作を説明する。再生は大容量
二次記録媒体28から撮影デジタルデータを読み出し、
これを一旦デジタルカメラ2に引き渡して、その画像出
力信号を家庭用テレビジョン10に映し出すことで行
う。大容量二次記録媒体28には、上述のように一次記
録媒体17ごとにディレクトリに分けて撮影データが保
存されている。以下、制御手順を図8に従って説明す
る。
【0034】表示に際し、まず、一次記録媒体17に対
応したどのディレクトリの撮影データの表示を行うかを
選択する(S100)。現在表示対象のディレクトリは
LED付きスイッチパネル23の数字表示用LEDに通し番号
を表示することで示されている。これをLED付きスイッ
チパネル23のうちの戻しボタン”<<”ボタンを押す
ことにより1つ前のディレクトリに戻し、送りボタン”
>>”ボタンを押すことにより1つ先のディレクトリに
進めることができる。これはボタン押下による導通状態
の変化の回数をカウンタに蓄積し、高速CPU13がその
回数分だけ増加または減少させた番号のディレクトリを
読み出し対象とすることにより行う。
【0035】次に画像記録再生装置1のLED付きスイッ
チパネル23のなかの表示指示ボタン(図示せず)を操
作者が押し込むと(S101)、これがトリガとなって
表示開始信号が発生し、その信号がバッファ22を通っ
てアドレス/データ/制御信号バス30から高速CPU1
3に送られる。高速CPU13は前記信号を検知して、制
御状態を表示モードに移行させる。さらに高速CPU13
は上記読み出し対象のディレクトリから最新の撮影デー
タを二次記録媒体駆動装置19を通じて読み出し、メモ
リ21に保持する(S102)。撮影データは通し番号
を付与して記録されているため、現在選択されているデ
ィレクトリから最も番号の大きいものが読み出されるこ
とになる。
【0036】デジタルカメラ2において次の撮影データ
の再生を指示するボタンを押す(S103)。これによ
って、デジタルカメラが一次記録媒体の撮影データを読
み出すためのアクセス信号を出すので(S104)、そ
のアクセス信号をトリガにしてメモリ21に読み出され
た撮影データをメモリ14の所定のアドレスに転送する
(S105)。転送後、さらに次の撮影データ(次に通
し番号の大きいデータ)を二次記録媒体駆動装置19を
通じてメモリ21に読み出しておく。このようにするこ
とでメモリ14のデータの表示と二次記録媒体駆動装置
19からのデータの読み出しを並行して行うことができ
る。
【0037】このメモリ14の撮影デジタルデータは以
下のようにデジタルカメラ2に引き渡される。上述の構
成のようにデジタルカメラ2はその一次記録媒体装着部
にセットしたコネクタ18によりアドレス/データ/制
御信号バス30を通じて高速CPU13に接続されてい
る。したがってデジタルカメラ2の再生ボタンを押すと
デジタルカメラ2はその画像データ読み取りのため一次
記録媒体のためのアクセス信号(アドレスと制御信号)
を発生するが、これはコネクタ18およびアドレス/デ
ータ/制御信号バス30を通じて高速CPU13で読み取
られる。その際の動作を図4を用いて説明する。
【0038】図4はコネクタ18を経由するデジタルカ
メラ2の信号の高速CPU13による変換を示したもので
ある。以下、本実施の形態では一次記録媒体としてスマ
ートメディアを使用するが、本発明はこれに限定される
ものではない。スマートメディアの端子の構造を図12
に、また各信号の名称を図13に示す。これらの信号の
仕様は各製造メーカから公表されているが、本実施の形
態に関係する主要なものを以下に概説する。
【0039】I/O1〜8は読み出し・書き込み等を指示
するコマンド、そのアドレス(一連のデータの先頭アド
レス、入出力開始アドレス)、およびその対象データ等
を入出力するためのポートである。
【0040】CLE(コマンド・ラッチ・イネーブル)はI
/O1〜8に設定されたデータをコマンドとして取り込む
ことを指示する。ALE(アドレス・ラッチ・イネーブ
ル)はI/O1〜8に設定されたデータをアドレスとして
取り込むかデータとして取り込むかを選択指定するもの
である。
【0041】WE(ライト・イネーブル)はI/O1〜8に
設定されたコマンドやデータの媒体への書き込みタイミ
ングを指定するものである。RE(リード・イネーブル)
はI/O1〜8に出力させるデータを確定させるタイミン
グを指定するものである。さらにこの端子へ1クロック
ごとに内部のアドレスを1だけ進め、前記アドレス(入
出力開始アドレス)からデータを連続して読み出すこと
を可能にしている。
【0042】これらの信号は、図4に示すように高速CP
U13に取り込まれているため、その信号の読み出し要
求に応じてデータをメモリ14から取出し、I/O1〜8
から読み取れるように送り出すことができる。図4では
2つのスリーステートバッファ61および63によっ
て、高速CPU13が信号を読みとる動作とメモリ14か
らI/O1〜8へデータを送り出す動作の衝突を防止して
いる。すなわち、デジタルカメラ2からのコマンドやア
ドレスを高速CPU13が読みとる際は、バッファ・イネ
ーブル信号60によりスリーステートバッファ61をON
とし、一方、バッファ・イネーブル信号62によりスリ
ーステートバッファ63をOFFにしておく。
【0043】次に、撮影デジタルデータをI/O1〜8に
送り出す際には、バッファ・イネーブル信号60により
スリーステートバッファ61をOFFとし、一方、バッフ
ァ・イネーブル信号62によりスリーステートバッファ
63をONにするのである。この場合に使用するスリース
テートバッファの回路構成の一例を図5に示す。
【0044】このようにデジタルカメラ2の一次記録媒
体へのアクセス信号(アドレスと制御信号)が高速CPU
13によって読み取られるが、本実施の形態では、アド
レスは使用されず、制御信号のみが高速CPU13に読み
取られる。なぜなら、本実施の形態では、画像1枚分の
データのみメモリ14の前記所定のアドレスに保持され
ているので、そのデータの先頭から制御信号で要求する
タイミング(RE、リードイネーブル)に応じてデジタル
カメラに引き渡せばよいからである。
【0045】このようにしてデジタルカメラ2の再生ボ
タンによって、その一次記録媒体から読み出す動作を行
わせることによって(S103)、デジタルカメラ2か
ら一次記録媒体17へのアクセス信号をコネクタ18を
通じて読み出し(S104)、実際にはメモリ14に保
持されたデータを読み取らせるのである(S106)。
読み取られた撮影デジタルデータはデジタルカメラ2の
画像出力端子38から家庭用テレビジョン10に送られ
その画面に映し出される(S107)。
【0046】これらの操作と制御は、ディレクトリのす
べてのデータを表示して残りデータがなくなるか(S1
08)または、LED付きスイッチパネル23または赤外
線リモコン26の終了ボタンが押され、表示モードが解
除されるまで(S109)まで繰り返される。
【0047】以上のように本実施の形態では、撮影デー
タを最新のものから表示する。このように表示順を固定
することで、表示する撮影データの切換がデジタルデジ
タルカメラのボタン操作のみで実現できる。ただし、表
示順を逆に、撮影データに付与された通し番号の若い順
にするように表示順選択ボタンをLED付きスイッチパネ
ル23または赤外線リモコン26に設けて、その切り換
えを高速CPU13に指示できるようにしてもよい。
【0048】また、最初に表示する撮影データの通し番
号(初期値)をLED付きスイッチパネル23の戻しボタ
ンである”−”ボタンを押すことにより1つ前の撮影デ
ータに戻し、送りボタンである”+”ボタンを押すこと
により1つ先の撮影データに進めることができる。これ
は例えばボタンによる押下時間を高速CPU13で計測
し、その時間を一定値(例えば1秒)で割った値をレジ
スタに保持し、高速CPU13がその値だけ増加または減
少させた番号を読み出し対象データの通し番号の初期値
とすることで実現できる。
【0049】さらにメモリ14にダミーパターン(例え
ば青色一色)を書き込み、これをデジタルカメラ2を通
じて表示させておき、その間に大容量二次記録媒体28
からメモリ21に撮影デジタルデータを読み出すように
してもよい。これによって大容量二次記録媒体28から
の読み出しの際、家庭用テレビジョン10の表示画面が
乱れるような場合には、これを回避できる。
【0050】本実施の形態のように撮影画像ごとにメモ
リ14に読み出す場合には、必ずしも一次記録媒体ごと
に複数のディレクトリに分けて撮影デジタルデータを格
納する必要はなく、大容量二次記録媒体28の記憶領域
全体で1個のディレクトリとしてもよい。
【0051】上記説明ではデジタルカメラ2がその一次
記録媒体にアクセスする信号を読取り、そのアドレスを
メモリ14の所定のアドレスに切り換えて読み出す動作
を説明したが、高速CPU13が二次記録媒体駆動装置1
9から受け取ったデータを直接デジタルカメラ2に読み
取らせてもよい。
【0052】すなわち、高速CPU13内部にキャッシュ
・メモリが十分備えられている場合には、メモリ14の
ような高速CPU13の外部のメモリを使用せず、二次記
録媒体駆動装置19からの読み出し中のデータを高速CP
U13内部のキャッシュ・メモリに保持し、これをI/O1
〜8に出力してデジタルカメラ2に引き渡すようにして
もよい。この場合は、デジタルカメラ2の一次記録媒体
へのアクセス信号が高速CPU13によって二次記録媒体
駆動装置19へのアクセス信号に変換され、その結果読
み出された撮影デジタルデータがそのまま高速CPUを介
してデジタルカメラ2に読み取られることになる。 (実施の形態2)実施の形態1では撮影データの画面1
枚ごとにメモリ21とメモリ14を利用して読み出す動
作を説明したが、メモリ14の容量が許す場合、1枚の
一次記録媒体の全撮影データ、すなわち1ディレクトリ
に保持されている全データをメモリ14に読み出しても
よい。その制御手順を図9に示す。
【0053】まず、表示するデータのディレクトリの選
択は上記実施の形態1と同様である(S111)。次に
上述の表示指示ボタンを操作者が押し込み(S11
2)、高速CPU13に表示開始信号が送られると制御状
態が表示モードに移行する。高速CPU13は上記のステ
ップS111で選択した表示対象のディレクトリから一
次記録媒体1枚分の全撮影データを二次記録媒体駆動装
置19を通じて読み出し、メモリ14に保持する(S1
13)。データはメモリ14の所定のアドレス(先頭ア
ドレス)に撮影した順、すなわち上述の通し番号順に配
置しておく。
【0054】さらにデジタルカメラ2の次データ再生ボ
タンを押すと(S114)、上述と同様デジタルカメラ
2はその画像データ読み出しのため一次記録媒体のため
のアクセス信号(アドレスと制御信号)を発生する(S
115)。高速CPU13はそのアドレスに上記メモリ1
4の所定のアドレス分(先頭アドレス)だけオフセット
を加えた位置から撮影データを読み出し、上記制御信号
(RE、リードイネーブル)のタイミングに合わせてI/O
1〜8に出力し(S116)、デジタルカメラに読み取
らせる。
【0055】読み取られた撮影デジタルデータはデジタ
ルカメラ2の画像出力端子38から家庭用テレビジョン
10に送られその画面に映し出される(S117)。こ
れらの制御は、メモリ14のすべてのデータを表示して
残りデータがなくなるか(S118)または、LED付き
スイッチパネル23または赤外線リモコン26の終了ボ
タンが押され、表示モードが解除されるまで(S11
9)まで繰り返される。
【0056】上記説明では撮影デジタルデータを保持す
るメモリとしてメモリ14のみ使用したが、図3に示す
メモリ21を併用してもよい。これにより二次記録媒体
駆動装置19からの読み出し中のデータをメモリ21に
保持し、その間メモリ14のデータをデジタルカメラ2
に読み取らせるという並行動作が可能となる。 (実施の形態3)上述はいずれも高速CPU13を用いて
デジタルカメラ2のアクセス信号を解釈し、その読み出
し要求に対応してメモリ14に保持したデータ(または
直接二次記録媒体駆動装置19から受け取ったデータ)
を引き渡すのものであるが、高速CPU13によらず、図
6および図7に示すような専用の回路を用いてデジタル
カメラ2のアクセス信号を変換してメモリ14のデータ
を引き渡すようにしてもよい。
【0057】図6に示すように、本実施の形態ではスリ
ーステートバッファ52と58により、アドレス/デー
タ/制御信号バス30を切り離しておき、スリーステー
トバッファ54と56によりタイミング調整回路50を
通じてメモリ14をコネクタ18からデジタルカメラ2
に接続するものである。
【0058】図7はタイミング調整回路の内部の構成と
デジタルカメラ2のアクセス信号およびメモリ14との
関係を示すブロック図である。以下、この動作を説明す
る。まず、I/O1〜8に読み出しコマンドが設定され、
これがCLE(コマンド・ラッチ・イネーブル)の指定とWE
(ライト・イネーブル)のタイミングに従ってコマンド
レジスタ67に取り込まれる。次にI/O1〜8に読み出
し先頭アドレスが設定され、ALE(アドレス・ラッチ・イ
ネーブル)の指定とWE(ライト・イネーブル)のタイミ
ングに従ってアドレス・レジスタ69に取り込まれる。
以上によって読み出しの設定が完了するので、さらに次
のRE(リード・イネーブル)のタイミングに従って前記
読み出し先頭アドレスに対応したメモリ14のアドレス
から連続的にデータレジスタ70を介してI/O1〜8にデ
ータが読み出されるのである。
【0059】この場合、実施の形態1と同様に1撮影分
の画像データ(1枚の写真に対応)をメモリ14の所定
アドレスに保持してデジタルカメラ2に読み出させても
よい。その場合は、デジタルカメラ2から与えられる読
み出し先頭アドレスは特に意味を持たず、前述のように
メモリ14の所定アドレスのデータをそのまま引き渡せ
ばよい。
【0060】一方実施の形態2と同様メモリ14の所定
アドレスに一次記録媒体1枚分の全撮影デジタルデータ
をメモリ14に保持しておき、デジタルカメラ2の要求
する一次記録媒体のアドレス(読み出し開始アドレス)
に応じて、メモリ14のアドレスを切換え、そのアドレ
スからデータを連続して読み出すようにしてもよい。こ
の場合、次の画像データへの切換は、デジタルカメラ2
の要求する次の画像データへのアドレスをオフセットと
してメモリ14の前記所定アドレスから順次切り換える
ことで行うことになる。
【0061】さらに、上述ではデジタルカメラ2の一次
記録媒体とメモリ14のアドレス構成およびアクセス単
位が異なるためタイミング調整回路50を必要とした
が、デジタルカメラ2の一次記録媒体とメモリ14のア
ドレス構成およびアクセス単位が同一であれば、タイミ
ング調整回路50なしにコネクタ18の信号をメモリ1
4に直結した構成とすることも可能である。 (実施の形態4)本実施の形態はデジタルカメラの撮影
において、大容量二次記録媒体へ直接撮影データを記録
するものである。システムの構成は図3〜図7と同様で
ある(ただし一次記録媒体17は使用されない)。
【0062】デジタルカメラの一次記録媒体は大容量二
次記録媒体の数分の1から数十分の1のデータ容量しか
ない。本実施の形態では、一次記録媒体オーバーフロー
の際に新たなディレクトリを作成し、一次記録媒体1枚
に対応して、1個のディレクトリを対応させて撮影デジ
タルデータを保持するものとする。以下図10のフロー
チャートに従って説明する。
【0063】まず、LED付きスイッチパネル23または
赤外線リモコン26の撮影指示ボタンが押される(S1
21)。これによって撮影指示信号がアドレス/データ
/制御信号バス30を通じて高速CPU13に取り込ま
れ、高速CPU13は撮影モードの制御状態になる。
【0064】高速CPU13は大容量二次記録媒体28上
に一次記録媒体17に相当するディレクトリを作成する
(S122)。ディレクトリの作成は、二次記録媒体2
8上の通し番号を付与して行う。ただし、例えばプレフ
ィックスとして日付等を用いて作成してもよい。
【0065】デジタルカメラ2のシャッター・ボタンを
押す(S123)。撮影デジタルデータはデジタルカメ
ラ2からコネクタ18を介してメモリ14に書き込まれ
る(S124)。これは、図4または図7の構成を用い
て、上記実施の形態1または2と同様の手順で行う。た
だし撮影データはデジタルカメラから出力されるので、
上記とは入出力の方向が逆になる。
【0066】例えば図7の構成を用いた場合、まず、I/
O1〜8に書き込みコマンドが設定され、CLE(コマンド
・ラッチ・イネーブル)の指定とWE(ライト・イネーブ
ル)のタイミングに従ってコマンドレジスタ67に取り
込まれる。次にI/O1〜8に書き込み先頭アドレスが設
定され、ALE(アドレス・ラッチ・イネーブル)の指定とW
E(ライト・イネーブル)のタイミングに従ってアドレ
ス・レジスタ69に取り込まれる。以上によって書き込
みの設定が完了するので、さらに次のWE(ライト・イネ
ーブル)のタイミングに従ってI/O1〜8に設定された
データがデータレジスタ70を介して前記書き込み先頭
アドレスから連続的に書き込まれるのである。
【0067】高速CPU13はメモリ14のデータをメモ
リ21に転送する(S125)。さらにメモリ21のデ
ータは二次記録媒体駆動装置19に転送され(S12
6)、上記ステップS122で作成したディレクトリに
通し番号をつけて書き込まれる。この間メモリ14へは
アクセス可能であるので、並行して次の撮影が可能であ
る。
【0068】一次記録媒体1枚分の撮影が完了するとデ
ータオーバーフローが発生するが(S127)、新たな
ディレクトリが作成されて(S122)、記録媒体を交
換することなく次の撮影が可能である。LED付きスイッ
チパネル23または赤外線リモコン26の終了ボタンが
押されると撮影モードが終了する(S128)。
【0069】なお、上述ではデジタルカメラ2の撮影デ
ジタルデータをメモリ14およびメモリ21を介して二
次記録媒体駆動装置19に転送する動作の例を説明した
が、デジタルカメラ2の出力信号を直接高速CPU13に
与えて、その内蔵のキャッシュ・メモリを介して二次記
録媒体駆動装置19に転送し、大容量二次記録媒体28
への書き込みを指示することも可能である。
【0070】さらに、上述ではデジタルカメラ2の一次
記録媒体とメモリ14のアドレス構成およびアクセス単
位が異なるためタイミング調整回路50を必要とした
が、デジタルカメラ2の一次記録媒体とメモリ14のア
ドレス構成およびアクセス単位が同一であれば、タイミ
ング調整回路50なしにコネクタ18の信号をメモリ1
4に直結した構成とすることも可能である。 (実施の形態5)本実施の形態の発明は、一次記録媒体
17の撮影デジタルデータを確認しつつ大容量二次記録
媒体28へのデータ書き込みを行うものである。システ
ムの構成は図3〜図7と同様である。以下図11のフロ
ーチャートに従って、説明する。
【0071】まず、LED付きスイッチパネル23または
赤外線リモコン26の書き込みボタンが押される(S1
31)。これをトリガとして書き込み開始信号がアドレ
ス/データ/制御信号バス30を通じて高速CPU13に
取り込まれる。高速CPU13は書き込みモードの制御状
態に移行する。
【0072】次に高速CPU13は大容量二次記録媒体2
8上に一次記録媒体に相当するディレクトリを作成する
(S132)。ディレクトリの作成は、二次記録媒体2
8上に通し番号付与して行う。すなわち、高速CPU13
が二次記録媒体28上のディレクトリから最大の番号の
ものを検索し、その番号に1を加えた番号で作成する。
【0073】さらに高速CPU13は一次記録媒体から次
データ1画面分をメモリ14へ読み出す(S133)。
高速CPU13はメモリ14に読み出されたデータをメモ
リ21に転送する(S134)。さらにメモリ21のデ
ータは二次記録媒体駆動装置19に転送され(S13
5)、上記現在のディレクトリに通し番号を付与して書
き込まれる。
【0074】この間メモリ14へはアクセス可能である
ので、デジタルカメラ2はメモリ14の撮影デジタルデ
ータを家庭用テレビジョン10に映し出すことができる
(S135)。従って、撮影デジタルデータを確認しつ
つ、一次記録媒体17のデータを大容量二次記録媒体28
に書き込むことができるのである。
【0075】次データがあるか否かが判断され(S13
7)、その一次記録媒体のデータをすべて二次記録媒体
に書き込むまで動作が繰り返される。一次記録媒体一枚
分の書き込みが完了すると、さらに次の一次記録媒体が
あるか否かを判定し(S138)、同様の動作が繰り返
される。
【0076】本実施の形態でも、一次記録媒体1枚に対
応して、1個のディレクトリを作成して撮影デジタルデ
ータを保持したが、必ずしもその必要はなく、大容量二
次記録媒体28全体でユニークな通し番号等の識別子を
各撮影デジタルデータに与えて記録してもよい。
【0077】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
高価なパーソナル・コンピュータや専用の表示装置によ
らず、簡便に二次記録媒体内の撮影デジタルデータの家
庭用テレビジョンへの表示が可能になる。
【0078】また、本発明によれば一次記録媒体を使用
せず、直接大容量の二次記録媒体へデジタルカメラの撮
影データを記録することが可能になる。さらに本発明に
よればユーザがその画像を確認しつつ画像撮影装置の一
次記録媒体の撮影データを二次記録媒体に保存すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態におけるシステムの
接続図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態におけるシステムの
ブロック図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態におけるシステムの
詳細ブロック図である。
【図4】本発明の第1の実施の形態におけるアクセス信
号変換手段のブロック図である。
【図5】スリーステートバッファの一例である。
【図6】本発明の第3の実施の形態におけるアクセス信
号変換手段のブロック図である。
【図7】本発明の第3の実施の形態におけるタイミング
調整回路のブロック図である。
【図8】本発明の第1の実施の形態における画像データ
表示時のフローチャートである。
【図9】本発明の第2の実施の形態における画像データ
表示時のフローチャートである。
【図10】本発明の第4の実施の形態における大容量二
次記録媒体を使用した撮影時のフローチャートである。
【図11】本発明の第5の実施の形態における一次記録
媒体から大容量二次記録媒体書き込み時のフローチャー
トである。
【図12】一次記録媒体の一例であるスマートメディア
の端子の構成図である。
【図13】一次記録媒体の一例であるスマートメディア
の端子の信号仕様である。
【符号の説明】
1 画像記録再生装置 2 デジタルカメラ 10 家庭用テレビジョン 12 バッファ 13 高速CPU 14 メモリ 15 コネクタ 16 カードアダプタ 17 一次記録媒体 18 コネクタ 19 二次記録媒体駆動装置 20 スイッチ 21 メモリ 22 バッファ 23 LED付きスイッチパネル 24 SCSIアダプタ 25 赤外線通信コントローラ 26 赤外線リモコン 27 電源回路 28 大容量二次記録媒体(CD-R) 29 ブザー 30 アドレス/データ/制御信号バス 31 赤外線信号 32 二次記録媒体装着部 33 赤外線センサー 34 ストラップ 35 信号ケーブル 36 信号ケーブル 37 デジタルカメラの一次記録媒体装着部 38 デジタルカメラの画像出力端子 39 信号ケーブル 40 外部映像信号入力端子 50 タイミング調整回路 51 バッファイネーブル信号 52 スリーステートバッファ 53 バッファイネーブル信号 54 スリーステートバッファ 55 バッファイネーブル信号 56 スリーステートバッファ 57 バッファイネーブル信号 58 スリーステートバッファ 60 バッファイネーブル信号 61 スリーステートバッファ 62 バッファイネーブル信号 63 スリーステートバッファ 64 データバス 65 アドレスバス/制御信号 66 入出力切換回路 67 コマンドレジスタ 68 制御回路 69 アドレスレジスタ 70 データレジスタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 5/907 H04N 5/781 510G Fターム(参考) 5C022 AA13 AC01 AC32 AC69 AC75 5C052 AA03 AA17 AB04 CC06 DD02 DD04 EE03 GA02 GA03 GA04 GA07 GB09 GC00 GD01 GE06 GE08 GF04 5D044 AB08 BC01 CC04 CC09 DE25 DE38 EF03 EF05 FG10 FG18 GK12 HL07 HL11

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】画像出力手段と一次記録媒体の着脱手段と
    を備えた画像撮影装置に接続される画像再生装置であっ
    て、 二次記録媒体へのアクセス手段と、 前記着脱手段に装着され前記画像撮影装置内の一次記録
    媒体へのアクセス信号を読み出すコネクタ手段と、 前記一次記録媒体へのアクセス信号を前記二次記録媒体
    へのアクセス信号に変換するアクセス信号変換手段とを
    設け、 前記二次記録媒体に記録された画像データを画像撮影装
    置の画像出力手段を通じて外部に出力可能とした画像再
    生装置。
  2. 【請求項2】前記画像再生装置は、前記二次記録媒体か
    ら読み出されるデータを一時的に記憶するメモリ手段を
    備え、 前記アクセス信号変換手段は前記一次記録媒体へのアク
    セス信号を前記メモリ手段へのアクセス信号に変換する
    請求項1記載の画像再生装置。
  3. 【請求項3】前記アクセス信号変換手段は、前記一次記
    録媒体アクセスのためのアドレスを前記メモリ手段アク
    セスのためのアドレスに直結する接続手段である請求項
    2記載の画像再生装置。
  4. 【請求項4】一次記録媒体の着脱手段を備えた画像撮影
    装置に接続される画像記録装置であって、 二次記録媒体へのアクセス手段と、 前記着脱手段に装着され前記画像撮影装置内の一次記録
    媒体へのアクセス信号を読み出すコネクタ手段と、 前記一次記録媒体へのアクセス信号を前記二次記録媒体
    へのアクセス信号に変換するアクセス信号変換手段とを
    設け、 前記画像撮影装置の撮影画像を前記二次記録媒体に記録
    可能とした画像記録装置。
  5. 【請求項5】前記画像記録装置は、前記二次記録媒体に
    記録されるデータを一時的に記憶するメモリ手段を備
    え、 前記アクセス信号変換手段は前記一次記録媒体へのアク
    セス信号を前記メモリ手段へのアクセス信号に変換する
    請求項4記載の画像記録装置。
  6. 【請求項6】前記アクセス信号変換手段は、前記一次記
    録媒体アクセスのためのアドレスを前記メモリ手段アク
    セスのためのアドレスに直結する接続手段である請求項
    5記載の画像記録装置。
  7. 【請求項7】画像出力手段と一次記録媒体の着脱手段と
    を備えた画像撮影装置に接続される画像記録再生装置で
    あって、 二次記録媒体へのアクセス手段と、 前記二次記録媒体に入出力されるデータを一時的に記憶
    するメモリ手段と、 前記画像撮影装置とは独立に一次記録媒体のデータを読
    取り可能な一次記録媒体のアダプタ手段と、 前記着脱手段に装着され前記画像撮影装置内の一次記録
    媒体へのアクセス信号を読み出すコネクタ手段と、 前記一次記録媒体へのアクセス信号を前記メモリ手段へ
    のアクセス信号に変換するアクセス信号変換手段とを備
    え、 前記一次記録媒体からの読み取ったデータの前記二次記
    録媒体への保存と前記画像撮影装置による画像出力手段
    を通じた画像の出力とを並行して実行可能な画像記録再
    生装置。
JP11155264A 1999-06-02 1999-06-02 画像記録再生装置 Pending JP2000350143A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11155264A JP2000350143A (ja) 1999-06-02 1999-06-02 画像記録再生装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11155264A JP2000350143A (ja) 1999-06-02 1999-06-02 画像記録再生装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000350143A true JP2000350143A (ja) 2000-12-15

Family

ID=15602120

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11155264A Pending JP2000350143A (ja) 1999-06-02 1999-06-02 画像記録再生装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000350143A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7280854B2 (en) 2004-06-15 2007-10-09 Olympus Corporation Portable information terminal cradle apparatus
JP2007317236A (ja) * 2007-08-27 2007-12-06 Renesas Technology Corp 不揮発性記憶装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7280854B2 (en) 2004-06-15 2007-10-09 Olympus Corporation Portable information terminal cradle apparatus
JP2007317236A (ja) * 2007-08-27 2007-12-06 Renesas Technology Corp 不揮発性記憶装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0884891B1 (en) Camera apparatus
US7656426B2 (en) Digital camera and data transfer method from a record medium
JPH07226911A (ja) 電子スチルカメラ
US7388602B2 (en) Digital camera, method of controlling digital camera, and file server
JP2002082777A (ja) 携帯式デジタルデータ転送および格納装置ならびに携帯式手持型データ転送および格納装置の動作方法
JP2001144921A (ja) 画像ファイルの管理方法、電子カメラ及び画像ファイル装置
US7616839B2 (en) Image data transfer system, method of generating image data file, and computer program
US7248290B2 (en) Image file management within a digital camera
JP2002369106A (ja) ディジタルカメラおよびデータ転送方法
JPH10341402A (ja) 画像記録装置及び方法並びに画像再生装置及び方法
WO1998046010A1 (fr) Procede permettant d'ajouter une fonction de camera numerique et camera numerique
JP3996962B2 (ja) デジタルカメラ
JP2000350143A (ja) 画像記録再生装置
JPH1169305A (ja) カメラシステム
JP2002507792A (ja) 大容量記憶装置ドライブとデジタル機器を直結するための装置および方法
JPH07225687A (ja) 電子スチルカメラ
JP4332516B2 (ja) ディジタルデータ記録再生装置
JP2000181786A (ja) デジタルデータ記録装置
JPH10136245A (ja) カメラ装置システム
JP2001036786A (ja) 電子カメラ
JP2859267B2 (ja) 静止画記録装置
JP2002199322A (ja) 撮像システム、撮像装置、画像処理装置および信号処理方法
JPH10224685A (ja) デジタルカメラおよびその外部装置
JP3915298B2 (ja) 電子機器
JP2004166057A (ja) 画像ファイリング装置及びシステム