JP2000349754A - 自動終端機能付きisdnディジタル回線終端装置 - Google Patents

自動終端機能付きisdnディジタル回線終端装置

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JP2000349754A
JP2000349754A JP11158270A JP15827099A JP2000349754A JP 2000349754 A JP2000349754 A JP 2000349754A JP 11158270 A JP11158270 A JP 11158270A JP 15827099 A JP15827099 A JP 15827099A JP 2000349754 A JP2000349754 A JP 2000349754A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ディジタル回線終端装置と加入者側の端末装置
とで構成されるISDN基本サービスの宅内系におい
て、適切な線路終端が行われていない場合、あるいはバ
ス配線の線路インピーダンスが高くなった場合において
も、正常な通信を確保することを可能とする自動終端機
能付きISDNディジタル回線終端装置を提供する。 【解決手段】加入者線終端回路、回線終端回路、インタ
フェース部、駆動トランス、及び受信トランスから構成
されたディジタル回線終端装置において、駆動トランス
を駆動する駆動電流あるいは受信トランスから受信する
受信信号電流が、予め設定しておいた閾値よりも増加し
たことを検出した場合に、内部インピーダンスを変化さ
せることにより、増加した駆動電流あるいは受信信号電
流を制限する機能を有する自動終端手段を備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ISDN(Int
egrated Services Digital
Network:サービス統合ディジタル通信網)の自
動終端機能付きディジタル回線終端装置に関し、特にI
SDN基本サービス網で使用される自動終端機能付きI
SDNディジタル回線終端装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ISDNを利用するためには、加入者側
の端末装置(TE:TerminalEquipmen
t)をディジタル形式で網側のディジタル回線終端装置
(DSU:Digital Service Uni
t)と接続することが必要である。
【0003】このDSUは、NT(Network T
ermination:網終端装置)と呼ばれ、ISD
Nへの入り口である。
【0004】一般に、ISDN基本サービスの宅内系は
NTとTEによって構成され、NTとTEのインタフェ
ース(S/T点インターフェース)は、ITU(Int
ernational Telecommunicat
ion Union:国際電気通信連合)のITU−T
(旧CCITT)勧告I.430で規定されている。
【0005】NTとTEの接続形式には、1対1接続、
短距離受動バス接続、延長受動バス接続、スター接続等
があり、この一例として短距離受動バス接続の宅内配線
接続を図4に示す。
【0006】図4は、短距離受動バス接続の宅内配線接
続例である。
【0007】図4において、加入者線5を収容するNT
1は、バス4を介して最大8台までのTE2を接続でき
る。また、バス4の両端にはTR(終端抵抗)3が挿入
される。バス4の長さは、バス4の線路インピーダンス
に応じて200m(150Ω)〜100m(75Ω)が
目標とされている。
【0008】これらの規定は、実際の配線形態を規定す
るものではないので、動作の確認を行えば他の配線形態
も可能である。
【0009】次に、図5を用いて従来のNTの構成につ
いて説明する。
【0010】図5は、従来のNTの構成の一例を示すブ
ロック図である。
【0011】なお、図5において図4に示す構成要素に
対応するものは同一の参照数字または符号を付し、その
説明を省略する。
【0012】図5において、NT1は様々な端末装置を
ISDNに接続できるようにするために、汎用的なイン
タフェースとなるS/T点インタフェース8を有してい
る。加入者線終端回路(LT:Line Termin
ation)11は、加入者線5を終端して波形等化や
タイミング抽出などを行うものである。回線終端回路
(CT:Circuit Termination)1
2は、速度変換やバースト制御などを行うものである。
インタフェース部(INF)13は、バス4を介して端
末装置とのインタフェースを構成するための符号変換や
同期制御などの機能を有し、CT12から出力された信
号を駆動トランス9を介してバス4のR線6へ送り出す
ドライバと、逆にバス4のT線7から取り込んだ信号を
受信トランス10を介してCT12へ渡すレシーバを有
している。なお、R線6とT線7にはそれぞれTR(終
端抵抗)3が挿入されている。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、S/
T点インタフェースを有する従来のNT(網終端装置)
は、端末装置との間で正常な通信を行うために、網終端
装置側及び最遠端の端末装置側で終端抵抗を使用して線
路終端することが必要である。この線路終端は、宅内配
線の構築時には必ず必要なものであり、また、端末装置
の増設など、宅内配線の変更時にも必ず必要になる。
【0014】しかし一方では、通信動作の確認さえ行え
ば様々な配線形態をとることが可能であるために、線路
終端しなくとも通信が可能な場合がある。
【0015】線路終端せずに通信を行っている場合に
は、端末装置の追加や削除、あるいはバス配線長の変更
などの工事を行った後には、正常な通信が出来なくなる
ということが発生する。また、スター接続した場合など
においては、終端抵抗を挿入する位置によっては正常な
通信動作を行えない場合もある。
【0016】適切な線路終端が行われていない場合、あ
るいは何らかの原因によってバス配線の線路インピーダ
ンスが高くなった場合においては、網終端装置から端末
装置への送信信号パルスは、送信信号パルス自体の反射
波によって大きくなる。この結果、送信信号パルスを送
出するための網終端装置内の駆動電流も増加する。ま
た、端末装置から網終端装置が受信する受信信号パルス
も大きくなり、網終端装置内の受信信号電流も増加す
る。これらの現象が発生すると、送信信号パルスも受信
信号パルスもその波形が崩れ、正常な通信を行うことが
不可能となる。
【0017】本発明の目的は、適切な線路終端が行われ
ていない場合、あるいはバス配線の線路インピーダンス
が高くなった場合においても、正常な通信を確保するこ
とを可能とする自動終端機能付きISDNディジタル回
線終端装置を提供することにある。
【0018】
【課題を解決するための手段】本発明の自動終端機能付
きISDNディジタル回線終端装置は、加入者線を終端
し波形等化やタイミング抽出などを行う加入者線終端回
路と、前記加入者線終端回路と接続し速度変換やバース
ト制御などを行う回線終端回路と、前記回線終端回路と
接続し符号変換や同期制御などを行うインタフェース部
と、前記インタフェース部が有するドライバによって駆
動される駆動トランスと、前記インタフェース部が有す
るレシーバに受信信号を出力する受信トランスとを備
え、前記インタフェース部と前記駆動トランス及び前記
受信トランスとの間に自動終端手段を備え、前記自動終
端手段は、前記ドライバが前記駆動トランスを駆動する
駆動電流と前記受信トランスが受信して前記レシーバに
送出する受信信号電流を常時計測しており、予め設定し
ておいた閾値よりも大きな前記駆動電流あるいは前記受
信信号電流を検出した場合に、内部インピーダンスを変
化させて、前記駆動電流及び前記受信信号電流を制限す
ることを特徴とする。
【0019】また、前記自動終端手段は、前記ドライバ
の前記駆動電流を受信する第1の端子と第2の端子を備
え、前記駆動トランスへ前記駆動電流を出力する第3の
端子と第4の端子を備え、前記受信トランスからの前記
受信信号電流を受信する第5の端子と第6の端子を備
え、前記受信信号電流を前記レシーバへ出力する第7の
端子と第8の端子を備え、前記第4の端子と前記第2の
端子との間に直列に接続され増加駆動電流検出信号を出
力する駆動電流検出部と第1の電流制限部を備え、前記
第3の端子と前記第1の端子との間に第2の電流制限部
を備え、前記第6の端子と前記第8の端子との間に直列
に接続され増加受信電流検出信号を出力する受信電流検
出部と第3の電流制限部を備え、前記第5の端子と前記
第7の端子との間に第4の電流制限部を備え、前記増加
駆動電流検出信号と前記増加受信電流検出信号とを受信
して制限信号を前記第1の電流制限部と前記第2の電流
制限部と前記第3の電流制限部と前記第4の電流制限部
とに同時に出力する電流制限制御部を備えることを特徴
とする。
【0020】さらに、前記駆動電流検出部は、前記第1
の電流制限部と接続するための第9の端子と第10の端
子とを備え、前記第4の端子と前記第9の端子との間に
前記駆動電流を計測する第1の抵抗を備え、前記第1の
抵抗の両端の電位差を計測する第1のコンパレータを前
記第1の抵抗を挟む形で備え、前記第1の抵抗で計測し
た前記駆動電流が予め設定しておいた閾値よりも大きく
なった場合に前記第1のコンパレータの出力端に出力電
圧が生じ、前記第1のコンパレータの出力電圧を平滑す
る第1の平滑回路を前記第1のコンパレータと直列に備
え、前記第1の平滑回路は前記増加駆動電流検出信号を
前記電流制限制御部に出力し、前記第4の端子と前記第
10の端子とが直接接続されていることを特徴とする。
【0021】また、前記第1の電流制限部は、前記駆動
電流検出部と接続するための前記第9の端子と前記第1
0の端子を共有し、前記第2の端子と前記第9の端子と
の間に第1の電流制限素子を備え、前記第2の端子にカ
ソードを接続し前記第10の端子にアノードを接続した
第1のダイオードを備え、前記第2の電流制限部は、前
記第1の端子と前記第3の端子との間に第2の電流制限
素子を備え、前記第1の端子にカソードを接続し前記第
3の端子にアノードを接続した第2のダイオードを備え
る、ことを特徴とする。
【0022】さらに、前記受信電流検出部は、前記第3
の電流制限部と接続するための第11の端子と第12の
端子とを備え、前記第6の端子と前記第11の端子との
間に前記受信信号電流を計測する第2の抵抗を備え、前
記第2の抵抗の両端の電位差を計測する第2のコンパレ
ータを前記第2の抵抗を挟む形で備え、前記第2の抵抗
で計測した前記受信信号電流が予め設定しておいた閾値
よりも大きくなった場合に前記第2のコンパレータの出
力端に出力電圧が生じ、前記第2のコンパレータの出力
電圧を平滑する第2の平滑回路を前記第2のコンパレー
タと直列に備え、前記第2の平滑回路は前記増加受信電
流検出信号を前記電流制限制御部に出力し、前記第6の
端子と前記第12の端子とが直接接続されていることを
特徴とする。
【0023】また、前記第3の電流制限部は、前記受信
電流検出部と接続するための前記第11の端子と前記第
12の端子を共有し、前記第8の端子と前記第11の端
子との間に第3の電流制限素子を備え、前記第8の端子
にカソードを接続し前記第12の端子にアノードを接続
した第3のダイオードを備え、前記第4の電流制限部
は、前記第7の端子と前記第5の端子との間に第4の電
流制限素子を備え、前記第7の端子にカソードを接続し
前記第5の端子にアノードを接続した第4のダイオード
を備える、ことを特徴とする。
【0024】さらに、前記電流制限制御部は、前記増加
駆動電流検出信号を受信する第1のインバータと、前記
増加受信電流検出信号を受信する第2のインバータを備
え、前記第1のインバータと前記第2のインバータとの
出力信号のORを取るOR回路を備え、前記OR回路の
出力信号を前記制限信号として、前記第1の電流制限部
と前記第2の電流制限部と前記第3の電流制限部と前記
第4の電流制限部とに同時に出力する、ことを特徴とす
る。
【0025】また、前記第1の電流制限部と前記第2の
電流制限部と前記第3の電流制限部と前記第4の電流制
限部の有する前記電流制限素子は、FETと第3の抵抗
と第4の抵抗とスイッチとから構成され、前記FETの
ソースと前記第3の抵抗を接続し、前記第3の抵抗の他
の一端と前記FETのゲートとの間に前記第4の抵抗と
前記スイッチを並列に接続し、前記スイッチは前記電流
制限制御部が出力する前記制限信号を受信する機能を有
し、前記FETのドレイン・ソース間には前記駆動電流
あるいは前記受信信号電流が流れており、前記スイッチ
が前記制限信号を受信した場合には前記スイッチが閉じ
られ、前記スイッチが閉じられることによって前記第4
の抵抗が導通状態になったと同じ作用を生じ、前記FE
Tのゲート・ソース間の電圧が変わり、この作用の結果
として前記FETのドレイン・ソース間のインピーダン
スが変わることにより、前記FETのドレイン・ソース
間を流れていた前記駆動電流あるいは前記受信信号電流
が制限される、ことを特徴とする。
【0026】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0027】図1は、本発明の自動終端機能付きISD
Nディジタル回線終端装置の一つの実施の形態を示すブ
ロック図である。
【0028】図1に示す本発明の自動終端機能付きIS
DNディジタル回線終端装置20は、加入者線5を終端
する加入者線終端回路(LT)11と、LT11と接続
され速度変換などを行う回線終端回路(CT)12と、
CT12と接続され、CT12から出力された信号をR
線6へ送り出すドライバとT線7から取り込んだ信号を
CT12へ渡すレシーバを有しているインタフェース部
(INF)13と、INF13の入出力信号を判定して
自動終端を行う自動終端部21と、R線6へ信号を送出
する駆動トランス9と、T線7からの信号を受信する受
信トランス10とから構成されている。
【0029】図1において、自動終端部21以外の構成
要素は、図5に示した従来のNTの構成要素と全く同一
である。
【0030】従って、図1において図5に示した構成要
素に対応するものは同一の参照数字または符号を付し、
その説明を省略する。
【0031】自動終端部21は、INF13のドライバ
が駆動トランス9を駆動する駆動電流を常時計測してお
り、予め設定しておいた閾値より大きな駆動電流を検出
した場合には、自動終端部21の内部インピーダンスを
変化させて駆動電流を制限する機能を有する。また、受
信トランス10が受信してINF13のレシーバに送出
する受信信号電流を常時計測しており、予め設定してお
いた閾値より大きな受信信号電流を検出した場合には、
自動終端部21の内部インピーダンスを変化させて受信
信号電流を制限する機能を有する。
【0032】次に、図2を参照して自動終端部21の構
成について説明する。
【0033】図2は自動終端部の一例を示すブロック図
である。
【0034】図2において図1に示した構成要素に対応
するものは同一の参照数字または符号を付し、その説明
を省略する。
【0035】図2の自動終端部21は、インタフェース
部(INF)13のドライバの出力信号を端子61aと
端子62aで受信し、この信号を駆動トランス9を介し
てR線6へ出力するための端子61bと端子62bを有
する。また、逆に、受信トランス10を介してT線7か
らの受信信号を端子71bと端子72bで受信し、この
信号をINF13のレシーバへ出力するための端子71
aと端子72aを有する。
【0036】そして、端子62bと端子62aの間に設
置されINF13のドライバが駆動トランス9を駆動す
る駆動電流を検出する駆動電流検出部22と、駆動電流
検出部22に直列に設置され駆動トランス9の駆動電流
を制限する電流制限部A23と、端子61bと端子61
aの間に設置され駆動トランス9の駆動電流を制限する
電流制限部B24とを備える。
【0037】また、端子72bと端子72aの間に設置
され受信トランス10から受信した受信信号電流を検出
する受信電流検出部25と、受信電流検出部25に直列
に設置され受信トランス10の受信信号電流を制限する
電流制限部A26と、端子71bと端子71aの間に設
置され受信トランス10の受信信号電流を制限する電流
制限部B27とを備える。
【0038】さらに、駆動電流検出部22が増加駆動電
流検出信号31を出力した場合、あるいは受信電流検出
部25が増加受信電流検出信号32を出力した場合に、
これを入力として制限信号33を出力する電流制限制御
部28を備える。電流制限制御部28の出力する制限信
号33は、電流制限部A23、電流制限部B24、電流
制限部A26及び電流制限部B27に同時に与えられ
る。
【0039】電流制限制御部28の出力する制限信号3
3を与えられた電流制限部A23、電流制限部B24、
電流制限部A26及び電流制限部B27は、それぞれが
通常有している内部インピーダンスを変化させ、さきに
検出した駆動電流及び受信信号電流を制限する機能を有
している。
【0040】次に、図3を参照して自動終端部21の回
路構成について説明する。
【0041】図3は自動終端部の回路構成の一例を示す
回路図である。
【0042】図3において図2に示した構成要素に対応
するものは同一の参照数字または符号を付し、その説明
を省略する。
【0043】図3に示した自動終端部の内、まず、駆動
トランス9を駆動する回路について説明する。
【0044】駆動電流検出部22は、駆動トランス9を
駆動する駆動電流を計測する抵抗101が端子62bに
接続され、抵抗101の他端は電流制限部A23と接続
するための端子62cに接続される。また、端子62b
は、電流制限部A23と接続するための端子62dに接
続される。
【0045】抵抗101の両端には、抵抗101の両端
の電位差を計測するコンパレータ901への入力となる
抵抗102と抵抗103がそれぞれ接続される。コンパ
レータ901はオペアンプ201で構成され、オペアン
プ201への入力端には抵抗102と抵抗103がそれ
ぞれ接続され、オペアンプ201の出力端とオペアンプ
201の入力端の間に帰還用の抵抗104が接続され
る。
【0046】オペアンプ201の出力端は、オペアンプ
201の出力を平滑する平滑回路902へ接続される。
平滑回路902は、ダイオード301とコンデンサ40
1と抵抗105から構成され、ダイオード301のアノ
ードにオペアンプ201の出力端が接続され、ダイオー
ド301のカソードにコンデンサ401が接地点との間
に接続され、またダイオード301のカソードに抵抗1
05が接続される。
【0047】抵抗105の他端は、電流制限制御部28
の入力端に接続される。
【0048】電流制限部A23は、FET501のドレ
インが端子62aに接続され、FET501のソースに
抵抗111が接続され、抵抗111の他端は駆動電流検
出部22と接続するための端子62cに接続される。
【0049】FET501のゲートには抵抗112が接
続され、抵抗112の他端は端子62cと接続される。
また、抵抗112の両端には、スイッチ601が抵抗1
12と並列に接続される。
【0050】FET501のドレインには、ダイオード
302のカソードが更に接続され、ダイオード302の
アノードは駆動電流検出部22と接続するための端子6
2dに接続される。
【0051】FET501と抵抗111と抵抗112と
スイッチ601とが電流制限素子を構成している。
【0052】電流制限部B24は、FET502のドレ
インが端子61aに接続され、FET501のソースに
抵抗121が接続され、抵抗121の他端は端子61b
に接続される。
【0053】FET502のゲートには抵抗122が接
続され、抵抗122の他端は端子61bと接続される。
また、抵抗122の両端には、スイッチ602が抵抗1
22と並列に接続される。
【0054】FET502のドレインには、ダイオード
303のカソードが更に接続され、ダイオード303の
アノードは端子61bに接続される。
【0055】FET502と抵抗121と抵抗122と
スイッチ602とが電流制限素子を構成している。
【0056】次に、図3に示した自動終端部の内、受信
トランス10から受信信号電流を受ける回路について説
明する。
【0057】受信電流検出部25は駆動電流検出部22
と同一であり、また、電流制限部A26は電流制限部A
23と同一、電流制限部B27は電流制限部B24と同
一であるため、図3においては回路の図示を省略し、ま
た構成の説明も省略する。但し、端子については、端子
61aを端子71aと、端子62aを端子72aと、端
子61bを端子71bと、端子62bを端子72bと、
端子62cを端子72cと、端子62dを端子72dと
それぞれ置き換えることが必要である。
【0058】次に、図3に示した自動終端部の内、電流
制限制御部28について説明する。
【0059】電流制限制御部28は、駆動電流検出部2
2の出力、つまり抵抗105の出力を受けるインバータ
701と、受信電流検出部25の出力を受けるインバー
タ702と、インバータ701とインバータ702の出
力のORをとるOR回路801から構成され、OR回路
801の出力は制限信号33として、電流制限部A2
3、電流制限部B24、電流制限部A26、電流制限部
B27のスイッチへ接続される。
【0060】次に、図1および図2を参照して本実施の
形態の動作を説明する。
【0061】本発明の自動終端部21は、端末装置へ送
信信号パルスを送信するための駆動電流が、正常時より
も増加したか否かを駆動電流検出部22で検出する。駆
動電流が予め設定しておいた閾値よりも大きくなった場
合には、その旨を示す増加駆動電流検出信号31を電流
制限制御部28へ送出する。また、端末装置からの受信
信号パルスを受信した際の受信信号電流が正常時よりも
増加したか否かを受信電流検出部25で検出する。受信
信号電流が予め設定しておいた閾値よりも大きくなった
場合には、その旨を示す増加受信電流検出信号32を電
流制限制御部28へ送出する。
【0062】電流制限制御部28は、増加駆動電流検出
信号31あるいは増加受信電流検出信号32を受信した
場合には、電流制限部A23と電流制限部B24および
電流制限部A26と電流制限部B27に対し同時に制限
信号33を送出し、駆動電流および受信信号電流を制限
するよう通知する。
【0063】制限信号33を受信した電流制限部A23
と電流制限部B24および電流制限部A26と電流制限
部B27は、各々が電流制限素子を有しており、電流制
限素子の内部電圧値を変更することによって内部インピ
ーダンスを変更し、内部インピーダンスの変更に伴って
電流制限素子を流れていた駆動電流および受信信号電流
を制限し減少させる。
【0064】駆動電流および受信信号電流が減少される
ことによって、送信信号パルスおよび受信信号パルスが
小さくなり、そのパルス波形の崩れが無くなり、端末装
置との正常な通信が回復する。
【0065】次に、図3参照して本実施の形態の動作を
より詳細に説明する。
【0066】駆動電流検出部22において、駆動トラン
ス9を駆動する駆動電流を抵抗101で検出する。オペ
アンプ201で構成されているコンパレータ901が、
抵抗101の両端の電位差を計測し、抵抗102と抵抗
103の抵抗値によって予め設定しておいた閾値より電
位差が大きくなった場合には、駆動電流が通常時よりも
増加したためと判定され、オペアンプ201の出力端に
出力電圧が生じ、この出力電圧がダイオード301とコ
ンデンサ401と抵抗105とから構成される平滑回路
902を介して増加駆動電流検出信号31となり、電流
制限制御部28のインバータ701に出力される。
【0067】また、受信電流検出部25においては、駆
動電流検出部22と同一の動作・作用により、受信信号
電流を計測し予め設定しておいた閾値よりも大きな電位
差を検出した場合に増加受信電流検出信号32を電流制
限制御部28のインバータ702に出力する。
【0068】電流制限制御部28は、インバータ701
あるいはインバータ702によって増加駆動電流検出信
号31あるいは増加受信電流検出信号32を受信した場
合には、OR回路801を介して、電流制限部A23と
電流制限部B24および電流制限部A26と電流制限部
B27に対し同時に制限信号33を送出する。
【0069】電流制限部A23は、FET501のゲー
ト・ソース間に、抵抗111と抵抗112による一定の
電圧を有している。ここで、電流制限制御部28から制
限信号33をスイッチ601に入力されると、スイッチ
601の接点が閉じ、抵抗112が導通状態になったと
同じ作用を生じる。この結果、FET501のゲート・
ソース間の電圧が変わり、この結果としてFET501
のドレイン・ソース間インピーダンスが変わることによ
ってFET501のドレイン・ソース間電流が制限さ
れ、従って駆動トランス9の駆動電流が制限される。
【0070】電流制限部B24においても、電流制限部
A23と同様の動作・作用により、駆動トランス9の駆
動電流を制限する。
【0071】また、電流制限部A26および電流制限部
B27においても、電流制限部A23および電流制限部
B24と同様の動作・作用により、受信トランス10の
受信信号電流を制限することが出来る。
【0072】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の自動終端
機能付きISDNディジタル回線終端装置は、駆動トラ
ンスを駆動する駆動電流あるいは受信トランスの受信す
る受信信号電流が、予め設定しておいた閾値よりも増加
した場合に、増加した電流を自動的に検出して検出信号
を出力し、この検出信号によってFETなどの素子で構
成された電流制限素子のゲート・ソース間電圧を変更す
ることにより、ドレイン・ソース間電流を制限すること
が出来る。ドレイン・ソース間電流はすなわち駆動電流
あるいは受信信号電流であるので、増加した駆動電流あ
るいは受信信号電流を制限し、正常な電流値に戻すこと
ができる。
【0073】従って、適切な線路終端が行われていない
場合、あるいはバス配線の線路インピーダンスが高くな
った場合においても、本装置と端末装置との間で送受信
される送信信号パルスあるいは受信信号パルスの波形を
整形することができるので、正常な通信を確保できると
いう効果を有している。
【0074】換言すると、駆動電流あるいは受信信号電
流の増加を自動的に検出できるため、バス配線における
終端抵抗の有無を自動的に検出でき、かつ、増加した電
流を自動的に制限できるため、終端抵抗が無い場合にお
いても終端抵抗が挿入されている場合と同等の正常な通
信が可能となるという効果を有している。
【0075】また、端末装置の新たな追加接続など、バ
ス配線を変更する工事を行った後にも、終端抵抗の再調
整が不要となる効果を有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の自動終端機能付きISDNディジタル
回線終端装置の一つの実施の形態を示すブロック図であ
る。
【図2】自動終端部の一例を示すブロック図である。
【図3】自動終端部の回路構成の一例を示す回路図であ
る。
【図4】短距離受動バス接続の宅内配線接続例である。
【図5】従来のNTの構成の一例を示すブロック図であ
る。
【符号の説明】
1 NT 2 TE 3 TR(終端抵抗) 4 バス 5 加入者線 6 R線 7 T線 8 S/T点インタフェース 9 駆動トランス 10 受信トランス 11 加入者線終端回路(LT) 12 回線終端回路(CT) 13 インタフェース部(INF) 20 自動終端機能付きISDNディジタル回線終端
装置 21 自動終端部 22 駆動電流検出部 23 電流制限部A 24 電流制限部B 25 受信電流検出部 26 電流制限部A 27 電流制限部B 28 電流制限制御部 31 増加駆動電流検出信号 32 増加受信電流検出信号 33 制限信号 61a、61b 端子 62a、62b、62c、62d 端子 71a、71b 端子 72a、72b、72c、72d 端子 101、102、103、104、105 抵抗 111、112、121、122 抵抗 201 オペアンプ 301、302、303 ダイオード 401 コンデンサ 501、502 FET 601、602 スイッチ 701、702 インバータ 801 OR回路 901 コンパレータ 902 平滑回路
フロントページの続き Fターム(参考) 5K030 GA11 HC04 JA03 JA08 KA14 MA08 MB00 5K037 AA01 AB07 AC07 AD01 AD02 BA04 CB09 DA03 5K101 KK20 LL03 MM04 MM06 NN42 TT03 VV01 9A001 BB06 CC02 CC04 KK56

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加入者線を終端し波形等化やタイミング
    抽出などを行う加入者線終端回路と、前記加入者線終端
    回路と接続し速度変換やバースト制御などを行う回線終
    端回路と、前記回線終端回路と接続し符号変換や同期制
    御などを行うインタフェース部と、前記インタフェース
    部が有するドライバによって駆動される駆動トランス
    と、前記インタフェース部が有するレシーバに受信信号
    を出力する受信トランスとを備え、前記インタフェース
    部と前記駆動トランス及び前記受信トランスとの間に自
    動終端手段を備え、前記自動終端手段は、前記ドライバ
    が前記駆動トランスを駆動する駆動電流と前記受信トラ
    ンスが受信して前記レシーバに送出する受信信号電流を
    常時計測しており、予め設定しておいた閾値よりも大き
    な前記駆動電流あるいは前記受信信号電流を検出した場
    合に、内部インピーダンスを変化させて、前記駆動電流
    及び前記受信信号電流を制限することを特徴とする自動
    終端機能付きISDNディジタル回線終端装置。
  2. 【請求項2】 前記自動終端手段は、前記ドライバの前
    記駆動電流を受信する第1の端子と第2の端子を備え、
    前記駆動トランスへ前記駆動電流を出力する第3の端子
    と第4の端子を備え、前記受信トランスからの前記受信
    信号電流を受信する第5の端子と第6の端子を備え、前
    記受信信号電流を前記レシーバへ出力する第7の端子と
    第8の端子を備え、前記第4の端子と前記第2の端子と
    の間に直列に接続され増加駆動電流検出信号を出力する
    駆動電流検出部と第1の電流制限部を備え、前記第3の
    端子と前記第1の端子との間に第2の電流制限部を備
    え、前記第6の端子と前記第8の端子との間に直列に接
    続され増加受信電流検出信号を出力する受信電流検出部
    と第3の電流制限部を備え、前記第5の端子と前記第7
    の端子との間に第4の電流制限部を備え、前記増加駆動
    電流検出信号と前記増加受信電流検出信号とを受信して
    制限信号を前記第1の電流制限部と前記第2の電流制限
    部と前記第3の電流制限部と前記第4の電流制限部とに
    同時に出力する電流制限制御部を備えることを特徴とす
    る請求項1に記載の自動終端機能付きISDNディジタ
    ル回線終端装置。
  3. 【請求項3】 前記駆動電流検出部は、前記第1の電流
    制限部と接続するための第9の端子と第10の端子とを
    備え、前記第4の端子と前記第9の端子との間に前記駆
    動電流を計測する第1の抵抗を備え、前記第1の抵抗の
    両端の電位差を計測する第1のコンパレータを前記第1
    の抵抗を挟む形で備え、前記第1の抵抗で計測した前記
    駆動電流が予め設定しておいた閾値よりも大きくなった
    場合に前記第1のコンパレータの出力端に出力電圧が生
    じ、前記第1のコンパレータの出力電圧を平滑する第1
    の平滑回路を前記第1のコンパレータと直列に備え、前
    記第1の平滑回路は前記増加駆動電流検出信号を前記電
    流制限制御部に出力し、前記第4の端子と前記第10の
    端子とが直接接続されていることを特徴とする請求項1
    あるいは請求項2に記載の自動終端機能付きISDNデ
    ィジタル回線終端装置。
  4. 【請求項4】 前記第1の電流制限部は、前記駆動電流
    検出部と接続するための前記第9の端子と前記第10の
    端子を共有し、前記第2の端子と前記第9の端子との間
    に第1の電流制限素子を備え、前記第2の端子にカソー
    ドを接続し前記第10の端子にアノードを接続した第1
    のダイオードを備え、前記第2の電流制限部は、前記第
    1の端子と前記第3の端子との間に第2の電流制限素子
    を備え、前記第1の端子にカソードを接続し前記第3の
    端子にアノードを接続した第2のダイオードを備える、
    ことを特徴とする請求項1あるいは請求項2あるいは請
    求項3に記載の自動終端機能付きISDNディジタル回
    線終端装置。
  5. 【請求項5】 前記受信電流検出部は、前記第3の電流
    制限部と接続するための第11の端子と第12の端子と
    を備え、前記第6の端子と前記第11の端子との間に前
    記受信信号電流を計測する第2の抵抗を備え、前記第2
    の抵抗の両端の電位差を計測する第2のコンパレータを
    前記第2の抵抗を挟む形で備え、前記第2の抵抗で計測
    した前記受信信号電流が予め設定しておいた閾値よりも
    大きくなった場合に前記第2のコンパレータの出力端に
    出力電圧が生じ、前記第2のコンパレータの出力電圧を
    平滑する第2の平滑回路を前記第2のコンパレータと直
    列に備え、前記第2の平滑回路は前記増加受信電流検出
    信号を前記電流制限制御部に出力し、前記第6の端子と
    前記第12の端子とが直接接続されていることを特徴と
    する請求項1あるいは請求項2に記載の自動終端機能付
    きISDNディジタル回線終端装置。
  6. 【請求項6】 前記第3の電流制限部は、前記受信電流
    検出部と接続するための前記第11の端子と前記第12
    の端子を共有し、前記第8の端子と前記第11の端子と
    の間に第3の電流制限素子を備え、前記第8の端子にカ
    ソードを接続し前記第12の端子にアノードを接続した
    第3のダイオードを備え、前記第4の電流制限部は、前
    記第7の端子と前記第5の端子との間に第4の電流制限
    素子を備え、前記第7の端子にカソードを接続し前記第
    5の端子にアノードを接続した第4のダイオードを備え
    る、ことを特徴とする請求項1あるいは請求項2あるい
    は請求項5に記載の自動終端機能付きISDNディジタ
    ル回線終端装置。
  7. 【請求項7】 前記電流制限制御部は、前記増加駆動電
    流検出信号を受信する第1のインバータと、前記増加受
    信電流検出信号を受信する第2のインバータを備え、前
    記第1のインバータと前記第2のインバータとの出力信
    号のORを取るOR回路を備え、前記OR回路の出力信
    号を前記制限信号として、前記第1の電流制限部と前記
    第2の電流制限部と前記第3の電流制限部と前記第4の
    電流制限部とに同時に出力する、ことを特徴とする請求
    項1から請求項6に記載の自動終端機能付きISDNデ
    ィジタル回線終端装置。
  8. 【請求項8】 前記第1の電流制限部と前記第2の電流
    制限部と前記第3の電流制限部と前記第4の電流制限部
    の有する前記電流制限素子は、FETと第3の抵抗と第
    4の抵抗とスイッチとから構成され、前記FETのソー
    スと前記第3の抵抗を接続し、前記第3の抵抗の他の一
    端と前記FETのゲートとの間に前記第4の抵抗と前記
    スイッチを並列に接続し、前記スイッチは前記電流制限
    制御部が出力する前記制限信号を受信する機能を有し、
    前記FETのドレイン・ソース間には前記駆動電流ある
    いは前記受信信号電流が流れており、前記スイッチが前
    記制限信号を受信した場合には前記スイッチが閉じら
    れ、前記スイッチが閉じられることによって前記第4の
    抵抗が導通状態になったと同じ作用を生じ、前記FET
    のゲート・ソース間の電圧が変わり、この作用の結果と
    して前記FETのドレイン・ソース間のインピーダンス
    が変わることにより、前記FETのドレイン・ソース間
    を流れていた前記駆動電流あるいは前記受信信号電流が
    制限される、ことを特徴とする請求項1から請求項7に
    記載の自動終端機能付きISDNディジタル回線終端装
    置。
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EP1221783A1 (fr) * 2001-01-08 2002-07-10 Alcatel Dispositif de téléalimentation d'un terminal dans un réseau de télécommunication, concentrateur, et répéteur comportant un tel dispositif
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