JP2000349733A - 受信装置 - Google Patents

受信装置

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JP2000349733A
JP2000349733A JP11156225A JP15622599A JP2000349733A JP 2000349733 A JP2000349733 A JP 2000349733A JP 11156225 A JP11156225 A JP 11156225A JP 15622599 A JP15622599 A JP 15622599A JP 2000349733 A JP2000349733 A JP 2000349733A
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浩章 須藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 相関値算出のためのハード規模を削減
し、周波数オフセットが存在する場合の位相回転を低減
すること。 【解決手段】 相関部103が、同期用シンボルを構成
する複数の既知信号のうちの一既知信号分を用いて同期
用シンボル区間の相関値を算出し、絶対値検出部104
が絶対値を取り、加算部109が、0T遅延、16T遅
延、32T遅延、48T遅延、及び、64T遅延された
相関結果を加算して相関出力とし、最大値検出部110
が、相関出力の最大値を検出し、タイミング生成部11
1が、相関出力の最大値を取るタイミングをシンボル同
期タイミングとしてFFT処理部112に設定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、受信装置に関し、
特にOFDM方式の移動体通信に用いられる受信装置及
びそのシンボル同期タイミング獲得方法に関する。
【0002】
【従来の技術】OFDM方式の移動体通信においては、
通常、送信データに、AGC用シンボル、同期用シンボ
ル、位相基準シンボル(パイロットシンボル)等の既知
信号が付加され、受信局側においてそれぞれAGC、シ
ンボル同期タイミング獲得、位相回転量検出に用いられ
る。
【0003】ここで、同期用シンボルのピークタイミン
グ検出範囲は、同期用シンボル周期の逆数に比例するた
め、通常の同期用シンボルの1/2n(n=1、2・・
・)周期(例えば1/4周期)の同期用シンボルを複数
個(例えば5個)配置することによって、伝送効率を劣
化させずに、検出範囲を広げ、複数の検出結果を平均化
することによってシンボル同期タイミング検出精度を向
上させる方法が提案されている(1999年 信学総大
B−5−10)。
【0004】以下、図5から図7を用いて、上記提案さ
れている従来の受信装置について説明する。図5は、従
来の受信装置の概略構成を示す要部ブロック図であり、
図6は、従来の受信装置の相関部の概略構成を示す要部
ブロック図であり、図7は、従来提案されているOFD
M送信信号のフレームフォーマット及び相関結果を示す
模式図である。
【0005】図5において、アンテナ501は無線信号
を受信し、A/D変換部502は、受信信号をA/D変
換し、相関部503は、A/D変換処理された受信信号
の既知信号区間の信号と予め保持する既知信号との相関
を取る。
【0006】絶対値検出部504は、相関部503によ
って算出された相関結果の絶対値を検出し、最大値検出
部505は、相関結果の絶対値から最大値を検出し、タ
イミング生成部506は、検出された相関結果が最大値
を採るタイミングをシンボル同期タイミングとして後述
するFFT処理部507に出力する。
【0007】FFT処理部507は、タイミング生成部
506によって設定されたシンボル同期タイミングに基
づいて、受信信号をFFT処理する。復調部508は、
FFT処理された受信信号を復調処理し、判定部509
は、復調処理された受信信号を判定し、復調信号を得
る。
【0008】次いで、図6を用いて、従来の受信装置の
相関部503の構成を説明する。ここで、同期用シンボ
ル区間は、同一の既知信号系列Sが5回繰り返されて成
り、既知信号S1〜S5はそれぞれ、16サンプリング
されるものとする。
【0009】図6において、遅延器601は、入力され
た信号を1サンプリングタイミングずつ遅延させ、同期
シンボル区間で計80のサンプリングタイミング毎に信
号を出力する。乗算器602は、遅延された各信号に、
各サンプリングタイミング(ref1〜ref80)に
おける既知信号S1〜S5を乗じる。積算器603は、
各乗算器602の出力を積算し、相関結果として出力す
る。
【0010】次いで、図7を用いて、従来提案されてい
るフレームフォーマット及び相関結果について説明す
る。図7において、AGC用シンボル701は、受信局
側においてAGCに用いられ、同一の既知信号列Sを5
つ連続で並べて成る同期用シンボル702は、受信局側
においてシンボル同期タイミング獲得に用いられ、パイ
ロットシンボル703は、位相基準シンボルであり、受
信局側において位相回転検出に用いられる。なお、位相
基準シンボルは、パイロットシンボルに限られない。
【0011】図7に示す相関出力は、積算器603によ
る積算結果であり、同期用シンボル702中のS5区間
終点のタイミングで最大値を採る。この相関出力が最大
値を採るタイミングは、最大値検出部505によって検
出され、タイミング生成部506によってシンボル同期
タイミングとしてFFT処理部507に出力される。
【0012】このように、従来提案されている受信装置
は、送信データに付加されている同期用シンボルが複数
の既知信号列から成るため、伝送効率を劣化させずに、
同期用シンボルのピークタイミング検出範囲を広げ、複
数の検出結果を平均化することによってシンボル同期タ
イミング検出精度を向上させることができる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
受信装置においては、ハード規模が大きくなるという問
題がある。すなわち、前述の例のように同期用シンボル
がS1〜S5から成り、それぞれを16サンプリングす
る場合、80個の乗算器が必要となる。
【0014】又、従来の受信装置においては、位相回転
が大きくなりシンボル同期引き込み特性が劣化するとい
う問題も生じる。すなわち、周波数オフセットが存在す
ると、時間の経過と共に受信信号に位相回転が生じるた
め、位相回転量は、経過時間に比例するため、S1区間
の始点とS5区間の終点では、80サンプリングタイミ
ング分の位相回転が生じることになる。
【0015】本発明はかかる点に鑑みてなされたもので
あり、相関値算出のためのハード規模を削減し、周波数
オフセットが存在する場合の位相回転を低減する受信装
置及びそのシンボル同期タイミング獲得方法を提供する
ことを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明の骨子は、複数の
既知信号列から成る同期用シンボル区間に対して、既知
信号列毎に相関値を検出し、これらを一既知信号列分ず
つタイミングがずれるように加算して相関結果を算出す
ることである。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明の第1の態様に係る受信装
置は、同一の既知信号の連続から成る同期用シンボルを
含む無線信号を受信する受信手段と、受信信号中の同期
用シンボル区間を前記既知信号毎に分割する分割手段
と、分割された各既知信号と予め保持する既知信号との
相関値を算出する相関値算出手段と、算出された相関値
を前記同期用シンボル分集束させ、最大値を採るタイミ
ングを検出し、このタイミングをシンボル同期タイミン
グとして設定する同期獲得手段と、を具備する構成を採
る。
【0018】この構成によれば、複数の既知信号列から
成る同期用シンボル区間に対して、既知信号列毎に相関
値を検出し、これらを加算して相関結果を算出し、シン
ボル同期タイミングを獲得するため、相関値算出のため
のハード規模を削減することができ、又、周波数オフセ
ットが存在する場合の位相回転を低減することができ
る。
【0019】本発明の第2の態様に係る受信装置は、第
1の態様において、前記集束手段は、前記既知信号毎に
算出された各相関値を、受信信号中における前記既知信
号の先頭タイミングと受信信号中の同期用シンボル区間
の先頭タイミングとの時間的距離分それぞれ遅延させて
加算する構成を採る。
【0020】この構成によれば、複数の既知信号列から
成る同期用シンボル区間において、既知信号毎に算出さ
れた各相関値を、受信信号中における前記既知信号の先
頭タイミングと受信信号中の同期用シンボル区間の先頭
タイミングとの時間的距離分それぞれ遅延させて加算す
るため、既知信号列毎に相関値を検出しても同期用シン
ボル長と同じ長さの既知信号を予め保持し相関を取る場
合と同様の相関結果を得ることができる。
【0021】本発明の第3の態様に係る通信端末装置
は、第1の態様又は第2の態様における受信装置を具備
する構成を採る。
【0022】本発明の第4の態様に係る基地局装置は、
第3の態様における通信端末装置と無線通信を行う構成
を採る。
【0023】本発明の第5の態様に係る基地局装置は、
第1の態様又は第2の態様における受信装置を具備する
構成を採る。
【0024】本発明の第6の態様に係る通信端末装置
は、第5の態様における基地局装置と無線通信を行う構
成を採る。
【0025】これらの構成によれば、相関値算出のため
のハード規模を削減することができ、又、周波数オフセ
ットが存在する場合の位相回転を低減することができ
る。
【0026】本発明の第7の態様に係るシンボル同期タ
イミング獲得方法は、同一の既知信号の連続から成る同
期用シンボルを含む無線信号を受信し、受信信号中の同
期用シンボル区間を前記既知信号毎に分割し、分割され
た各既知信号と予め保持する既知信号との相関値を算出
し、算出された各相関値を、受信信号中における前記既
知信号の先頭タイミングと受信信号中の同期用シンボル
区間の先頭タイミングとの時間的距離分それぞれ遅延さ
せて加算し、最大値を採るタイミングを検出し、このタ
イミングをシンボル同期タイミングとして設定するよう
にした。
【0027】この方法によれば、複数の既知信号列から
成る同期用シンボル区間に対して、既知信号列毎に相関
値を検出し、これらを加算して相関結果を算出し、シン
ボル同期タイミングを獲得するため、相関値算出のため
のハード規模を削減することができ、又、周波数オフセ
ットが存在する場合の位相回転を低減することができ
る。
【0028】以下、本発明の一実施の形態について、図
面を参照して詳細に説明する。なお、本願においても、
同期用シンボル区間は、同一の既知信号系列Sが5回繰
り返されて成り、既知信号S1〜S5はそれぞれ、16
サンプリングされるものとする。
【0029】以下、図1から図4を用いて、本実施の形
態に係る受信装置について説明する。図1は、本発明の
一実施の形態に係る受信装置の概略構成を示す要部ブロ
ック図であり、図2は、本発明の一実施の形態に係る受
信装置の相関部の概略構成を示す要部ブロック図であ
り、図3は、本発明の一実施の形態に係る受信装置の加
算部の入力信号及び出力信号の波形を示す模式図であ
り、図4は、従来の受信装置における受信信号の位相回
転量と本発明の一実施の形態に係る受信装置における受
信信号の位相回転量とを示すグラフである。
【0030】図1において、アンテナ101は無線信号
を受信し、A/D変換部102は、受信信号をA/D変
換し、相関部103は、A/D変換処理された受信信号
の既知信号区間の信号と予め保持する既知信号との相関
を取る。特に、同期用シンボル区間においては、同期用
シンボルを構成する一既知信号分の既知信号を用いて相
関を取る。
【0031】絶対値検出部104は、相関部103によ
って算出された相関結果の絶対値を検出し、16T遅延
部105は、相関結果の絶対値を16サンプリングタイ
ミング分遅延させ、32T遅延部106は、相関結果の
絶対値を32サンプリングタイミング分遅延させ、48
T遅延部107は、相関結果の絶対値を48サンプリン
グタイミング分遅延させ、64T遅延部108は、相関
結果の絶対値を64サンプリングタイミング分遅延させ
る。
【0032】加算部109は、絶対値検出部104、1
6T遅延部105、32T遅延部106、48T遅延部
107、及び、64T遅延部108の出力を加算する。
【0033】最大値検出部110は、加算部109出力
信号中の最大値を検出し、タイミング生成部111は、
検出された最大値を採るタイミングをシンボル同期タイ
ミングとして後述するFFT処理部112に出力する。
【0034】FFT処理部112は、タイミング生成部
111によって設定されたシンボル同期タイミングに基
づいて、受信信号をFFT処理する。復調部113は、
FFT処理された受信信号を復調処理し、判定部114
は、復調処理された受信信号を判定し、復調信号を得
る。
【0035】次いで、図2を用いて、本実施の形態に係
る受信装置の相関部103の構成を説明する。
【0036】図2において、遅延器201は、同期用シ
ンボル区間中の既知信号列S1〜S5毎に相関値算出処
理を行い、入力されたS1〜S5区間の受信信号を1サ
ンプリングタイミングずつ遅延させ、S1〜S5の各区
間で16サンプリングタイミング毎に信号を出力する。
乗算器202は、遅延された各信号に、各サンプリング
タイミング(ref1〜ref16)における既知信号
S1を乗じる。なお、ここでは、乗算器202は16個
となる。又、積算器203は、各乗算器202の出力を
積算し、相関結果として出力する。
【0037】次いで、図3を用いて、フレームフォーマ
ット及び加算器109の入出力信号について説明する。
受信信号の既知信号区間は、従来と同様に、AGC用シ
ンボル301と、S1〜S5から成る同期用シンボル3
02と、位相基準シンボルであるパイロットシンボル3
03と、から成る。
【0038】本願においては、相関部103において、
同期用シンボル302を形成する複数の既知信号列すべ
てを用いて受信信号との相関を取らず、一既知信号列
(ここではS1)分のみと相関を取る。すなわち、同期
用シンボル302区間において、S1〜S5それぞれに
ついて相関値を算出することになる。
【0039】よって、このような相関結果の絶対値を採
る絶対値検出部104の出力は、図3に示すように、同
期用シンボル302を形成する複数の既知信号列の終点
タイミング毎に相等しいピークを生じる。
【0040】このような絶対値検出部104の出力を、
16T遅延部105、32T遅延部106、48T遅延
部107、及び、64T遅延部108で遅延させると図
3に示すようになる。加算部109がこれらを値を同期
用シンボル302区間において加算すると、図3最下部
に示すように、従来の受信装置の絶対値検出部と同様の
相関結果を得ることができる。
【0041】次いで、上記構成を有する装置の動作につ
いて説明する。
【0042】アンテナ101から受信された無線信号
は、A/D変換部102によってA/D変換処理され
る。受信信号中の同期用シンボル区間の信号は、相関部
103によって16サンプル毎に既知信号列S(ref
1〜ref16)との相関値が算出される。
【0043】算出された各相関結果は、絶対値検出部1
04によって絶対値が検出され、この相関結果の絶対値
は、パラレルに0T遅延、16T遅延、32T遅延、4
8T遅延、及び64T遅延され、すなわち、各相関結果
は、各既知信号列の受信信号中における先頭タイミング
と受信信号中の同期用シンボル区間の先頭タイミングと
の時間的距離の分、それぞれ遅延され、加算部109に
よってそれぞれ加算され、同期用シンボル区間の相関出
力が検出される。
【0044】検出された同期用シンボル区間の相関出力
は、最大値検出部110によって最大値が検出され、タ
イミング生成部111によって最大値を採る
【0045】次いで、図4を用いて、本発明に係る受信
装置において、周波数オフセットが存在する場合の位相
回転量について説明する。
【0046】周波数オフセットが存在すると、時間の経
過と共に受信信号に位相回転が生じるため、同期用シン
ボル区間S1〜S5に対して、既知信号S1〜S5を乗
じて相関値を算出する従来の受信装置においては、80
サンプリングタイミング分の位相回転が生じる。この様
子を図4(a)に示す。同期用シンボル302区間中の
S1始点タイミングにおける相関ベクトル401と、S
5終点タイミングにおける相関ベクトル402との間に
は、位相回転403が生じており、これらは、S1区間
における位相回転、S2区間における位相回転、S3区
間における位相回転、S4区間における位相回転、及
び、S5区間における位相回転の和である。
【0047】一方、本願における受信装置においては、
同期用シンボル区間S1〜S5に対して、既知信号列S
毎に相関値を検出するため、加算部109に入力される
信号には、それぞれ既知信号列S区間分の位相回転しか
生じていいない。この様子を図4(b)に示す。本願に
おいては、同期用シンボル302区間中のS1始点タイ
ミングにおける相関ベクトル401と、S5終点タイミ
ングにおける相関ベクトル402との間には、一既知信
号列分の(ここでは、位相回転403の1/5の回転量
に相当する)位相回転404が生じる。
【0048】このように、本実施の形態によれば、複数
の既知信号列から成る同期用シンボル区間に対して、既
知信号列毎に相関値を検出し、これらを加算して相関結
果を算出し、シンボル同期タイミングを獲得するため、
相関値算出のためのハード規模を削減することができ、
又、周波数オフセットが存在する場合の位相回転を低減
することができる。
【0049】なお、ここでは、同期用シンボルが、通常
の同期用シンボルの1/4の長さを持つ既知信号列5つ
から成り、各既知信号列を16サンプリングする場合に
ついて説明したが、本発明は上記条件に限定されず、既
知信号列長、同期用シンボル区間中の既知信号列数、及
び、各既知信号列のサンプリング数は、任意である。
【0050】又、上記実施の形態においては、位相基準
シンボルがパイロットシンボルである場合について説明
したが、既知信号であればパイロットシンボルに限られ
ない。更に、位相基準シンボル(パイロットシンボル)
を2つ設けるフレームフォーマットとしてもよい。
【0051】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
複数の既知信号列から成る同期用シンボル区間に対し
て、既知信号列毎に相関値を検出し、これらを加算して
相関結果を算出し、シンボル同期タイミングを獲得する
ため、相関値算出のためのハード規模を削減することが
でき、又、周波数オフセットが存在する場合の位相回転
を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る受信装置の概略構
成を示す要部ブロック図
【図2】本発明の一実施の形態に係る受信装置の相関部
の概略構成を示す要部ブロック図
【図3】本発明の一実施の形態に係る受信装置の加算部
の入力信号及び出力信号の波形を示す模式図
【図4】(a)従来の受信装置における受信信号の位相
回転量を示すグラフ (b)本発明の一実施の形態に係る受信装置における受
信信号の位相回転量を示すグラフ
【図5】従来の受信装置の概略構成を示す要部ブロック
【図6】従来の受信装置の相関部の概略構成を示す要部
ブロック図
【図7】従来提案されているOFDM送信信号のフレー
ムフォーマット及び相関結果を示す模式図
【符号の説明】
103 相関部 105 16T遅延器 106 32T遅延器 107 48T遅延器 108 64T遅延器 109 加算部

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 同一の既知信号の連続から成る同期用シ
    ンボルを含む無線信号を受信する受信手段と、受信信号
    中の同期用シンボル区間を前記既知信号毎に分割する分
    割手段と、分割された各既知信号と予め保持する既知信
    号との相関値を算出する相関値算出手段と、算出された
    相関値を前記同期用シンボル分集束させ、最大値を採る
    タイミングを検出し、このタイミングをシンボル同期タ
    イミングとして設定する同期獲得手段と、を具備するこ
    とを特徴とする受信装置。
  2. 【請求項2】 前記集束手段は、前記既知信号毎に算出
    された各相関値を、受信信号中における前記既知信号の
    先頭タイミングと受信信号中の同期用シンボル区間の先
    頭タイミングとの時間的距離分それぞれ遅延させて加算
    することを特徴とする請求項1記載の受信装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2記載の受信装置を
    具備することを特徴とする通信端末装置。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の通信端末装置と無線通信
    を行うことを特徴とする基地局装置。
  5. 【請求項5】 請求項1又は請求項2記載の受信装置を
    具備することを特徴とする基地局装置。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の基地局装置と無線通信を
    行うことを特徴とする通信端末装置。
  7. 【請求項7】 同一の既知信号の連続から成る同期用シ
    ンボルを含む無線信号を受信し、受信信号中の同期用シ
    ンボル区間を前記既知信号毎に分割し、分割された各既
    知信号と予め保持する既知信号との相関値を算出し、算
    出された各相関値を、受信信号中における前記既知信号
    の先頭タイミングと受信信号中の同期用シンボル区間の
    先頭タイミングとの時間的距離分それぞれ遅延させて加
    算し、最大値を採るタイミングを検出し、このタイミン
    グをシンボル同期タイミングとして設定することを特徴
    とするシンボル同期タイミング獲得方法。
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