JP2000349621A - 発振回路、半導体装置および電子機器 - Google Patents

発振回路、半導体装置および電子機器

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JP2000349621A
JP2000349621A JP11155801A JP15580199A JP2000349621A JP 2000349621 A JP2000349621 A JP 2000349621A JP 11155801 A JP11155801 A JP 11155801A JP 15580199 A JP15580199 A JP 15580199A JP 2000349621 A JP2000349621 A JP 2000349621A
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mos transistor
oscillation circuit
circuit
oscillation
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JP11155801A
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Teruhiko Fujisawa
照彦 藤沢
Toru Sudo
徹 須藤
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Seiko Epson Corp
Seiko Instruments Inc
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Seiko Epson Corp
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  • Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)
  • Oscillators With Electromechanical Resonators (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 半導体製造プロセスのばらつきに起因する水
晶発振回路の消費電流等の発振特性に与える影響を抑制
する。 【解決手段】 定電圧回路部を構成する第1Pチャネル
MOSトランジスタおよび第1NチャネルMOSトラン
ジスタおよび発振回路部を構成する共振インバータを構
成する第2PチャネルMOSトランジスタおよび第2N
チャネルMOSトランジスタにおいて、第1Pチャネル
MOSトランジスタの駆動能力と第1NチャネルMOS
トランジスタの駆動能力との比である第1駆動能力比お
よび第2PチャネルMOSトランジスタの駆動能力と第
2NチャネルMOSトランジスタの駆動能力との比であ
る第2駆動能力比をほぼ等しく設定することにより、発
振回路および定電圧発生回路を半導体製造プロセスのば
らつきに起因する各トランジスタのしきい値電圧の変化
の影響を排除し、発振回路の消費電流等の発振特性に与
える影響を抑制できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、発振回路、半導体
装置及び電子機器に係り、特に半導体製造プロセスのば
らつきに起因して発生する水晶発振回路を構成するトラ
ンジスタのしきい値電圧のばらつきが水晶発振回路の消
費電流、発振開始電圧、発振維持電圧あるいは発振停止
電圧などの発振特性に与える影響を抑制することが可能
な発振回路、半導体装置及び電子機器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の発振回路においては、ローパワー
化と発振周波数の安定化のため、定電圧回路において発
生させた定電圧(<電源電圧)で駆動されていた。ここ
で用いられる定電圧発生回路としては、Pチャネルトラ
ンジスタのしきい値電圧VTPおよびNチャネルトラン
ジスタのしきい値電圧VTNとを加算することにより定
電圧を発生するものが用いられていた。一方、発振回路
としては、水晶発振子、PチャネルMOSトランジスタ
およびNチャネルMOSトランジスタを用いた発振イン
バータおよび帰還抵抗などを用いて発振動作を行わせて
いた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の発振回路に
用いられる定電圧発生回路は、設定電圧が電源電圧を超
える場合などのように所定の設定条件が設定許容範囲を
超えない限りは、電源電圧の変動に関わりなく、設定さ
れた一定の電圧を供給することとなる。一方、発振回路
の消費電流、発振開始電圧、発振維持電圧あるいは発振
停止電圧は、半導体プロセスのばらつきに起因して発生
する各トランジスタのしきい値電圧の変動によって変動
することとなっていた。そこで、本発明の目的は、半導
体製造プロセスのばらつきに起因するトランジスタのし
きい値電圧のばらつきの影響を抑制し、水晶発振回路の
消費電流、発振開始電圧、発振維持電圧あるいは発振停
止電圧等の発振特性に与える影響を抑制することが可能
な発振回路、半導体装置及び電子機器を提供することに
ある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1記載の構成は、所定の定電圧を出力する定
電圧回路部と、前記定電圧に基づいて駆動される発振回
路部と、を有する発振回路において、前記定電圧回路部
は、予め定めた基準電流を流すことにより協働して前記
定電圧を生成するための第1PチャネルMOSトランジ
スタおよび第1NチャネルMOSトランジスタを備え、
前記発振回路部は、共振インバータを構成する第2Pチ
ャネルMOSトランジスタおよび第2NチャネルMOS
トランジスタを備え、前記第1PチャネルMOSトラン
ジスタの駆動能力と第1NチャネルMOSトランジスタ
の駆動能力との比である第1駆動能力比および前記第2
PチャネルMOSトランジスタの駆動能力と第2Nチャ
ネルMOSトランジスタの駆動能力との比である第2駆
動能力比をほぼ等しく設定したことを特徴としている。
【0005】請求項2記載の構成は、請求項1記載の構
成において、前記定電圧は、前記第1PチャネルMOS
トランジスタのドレイン−ソース間に前記基準電流を流
すことにより得られる第1ドレイン−ソース電圧と、前
記第1NチャネルMOSトランジスタのドレイン−ソー
ス間に前記基準電流を流すことにより得られる第2ドレ
イン−ソース電圧と、を加算することにより得ることを
特徴としている。
【0006】請求項3記載の構成は、請求項1記載の構
成において、前記第1PチャネルMOSトランジスタお
よび前記第2PチャネルMOSトランジスタの駆動能力
をほぼ同一に設定することを特徴としている。
【0007】請求項4記載の構成は、請求項3記載の構
成において、前記第1PチャネルMOSトランジスタお
よび前記第2PチャネルMOSトランジスタのチャネル
長およびチャネル幅をほぼ同一に設定することを特徴と
している。
【0008】請求項5記載の構成は、請求項1記載の構
成において、前記第1NチャネルMOSトランジスタお
よび前記第2NチャネルMOSトランジスタの駆動能力
をほぼ同一に設定することを特徴としている。
【0009】請求項6記載の構成は、請求項5記載の発
振回路において、前記第1NチャネルMOSトランジス
タおよび前記第2NチャネルMOSトランジスタのチャ
ネル長およびチャネル幅をほぼ同一に設定することを特
徴としている。
【0010】請求項7記載の構成は、請求項1ないし請
求項6のいずれかに記載の発振回路を備えるとともに、
前記定電圧回路部および前記発振回路部は、半導体基板
上で近接して配置されていることを特徴としている。
【0011】請求項8記載の構成は、請求項1ないし請
求項6のいずれかに記載の発振回路を備えるとともに、
前記第1PチャネルMOSトランジスタ、前記第1Nチ
ャネルMOSトランジスタ、前記第2PチャネルMOS
トランジスタおよび前記第2NチャネルMOSトランジ
スタは、半導体基板上で近接して配置されていることを
特徴としている。
【0012】請求項9記載の構成は、請求項1ないし請
求項6記載の発振回路と、前記発振回路から出力される
発振出力信号に基づいて信号処理を行う信号処理回路
と、を備えたことを特徴としている。
【0013】請求項10記載の構成は、請求項9記載の
電子機器において、前記信号処理回路は、計時動作を行
う計時回路を備えたことを特徴としている。
【0014】
【発明の実施の形態】次に本発明の好適な実施形態につ
いて図面を参照して説明する。 [1] 概要構成 図1に、本発明の一実施形態に係る電子時計1の概略構
成を示す。電子時計1は腕時計であって、ユーザは装置
本体に連結されたベルトを手首に巻き付けて使用するよ
うになっている。本実施形態による電子時計1は、大別
すると、交流電力を発電する発電部Aと、発電部Aから
出力される交流電圧を整流すると共に昇圧した電圧を蓄
電し、各構成部分へ電気エネルギを供給する電源部B
と、発電部Aの発電状態を検出する発電状態検出部91
(図2参照)と、該発電状態検出部91から出力される
検出結果に基づいて装置全体を制御する制御回路23
と、秒針55をステッピングモータ10を用いて駆動す
る秒針運針機構CSと、分針および時針をステッピング
モータを用いて駆動する時分針運針機構CHMと、前記制
御回路23から出力される制御信号を受けて秒針運針機
構CSを駆動する秒針駆動部30Sと、制御回路23から
出力される制御信号を受けて時分針運針機構CHMを駆動
する時分針駆動部30HMと、電子時計1の動作モードを
時刻表示モードからカレンダ修正モード、時刻修正モー
ド或いは強制的に後述する節電モードに移行させるため
の指示操作を行う外部入力装置100(図2参照)とを
備えて構成されている。
【0015】ここで、制御回路23は、発電部Aの発電
状態に応じて、制御回路23と運指機構CS,CHMの駆
動部30S ,30HM(駆動回路)に給電することによ
り、時刻表示を行う表示モード(動作モード)と、秒針
運針機構CSおよび時分針運針機構CHMへの給電を停止
して前記制御回路23に対してのみ給電を行う節電モー
ドとに切換えるようになっている。また、制御回路23
では、ユーザが電子時計1を手に持ってこれを振って発
電を行い、所定の発電電圧を越えたことが検出されるこ
とにより、節電モードから表示モードに切換えるように
なっている。
【0016】[2] 詳細構成 以下、電子時計1の各構成部分について説明する。な
お、制御回路23については機能ブロックを用いて後述
する。 [2.1] 発電部 まず、発電部Aについて説明する。発電部Aは、発電装
置40、回転錘45および増速用ギア46を備えて構成
されている。発電装置40としては、発電用ロータ43
が発電用ステータ42の内部で回転し発電用ステータ4
2に接続された発電コイル44に誘起された電力を外部
に供給できる電磁誘導型の交流発電装置が採用されてい
る。また、回転錘45は、発電用ロータ43に運動エネ
ルギを伝達する手段として機能する。そして、この回転
錘45の動きが増速用ギア46を介して発電用ロータ4
3に伝達される。この回転錘45は、腕時計型の電子時
計1では、ユーザの腕の動きなどを捉えて装置内で旋回
できるようになっており、ユーザの生活に関連した外部
のエネルギを利用して発電を行い、その電力を用いて電
子時計1を駆動している。
【0017】[2.2] 電源部 次に、電源部Bについて説明する。電源部Bは、過大電
圧が後段の回路に印加されるのを防止するためのリミッ
タ回路LMと、整流回路として作用するダイオード47
(例えば、ショットキーダイオード、シリコンダイオー
ド、IC内蔵のMOSFETの寄生ダイオード等)と、
大容量コンデンサ48と、昇降圧回路49とを備えてい
る。また、前記整流回路はトランジスタ等のスイッチン
グ素子を用いた能動素子であってもよい。昇降圧回路4
9は、複数のコンデンサ49a、49bおよび49cを
用いて構成され、入力される大容量コンデンサ48の充
電電圧Vcを受けて、多段階の昇圧および降圧を行い低
電位側電圧となる電源電圧VSSを出力するようになっ
ている。そして、昇降圧回路49は、制御回路23から
出力される制御信号φ11によって、充電電圧Vcを電
源電圧VSSに昇降圧し、この電源電圧VSSを、制御
回路23の集積回路部23A、パルス合成回路22およ
び秒針駆動部30S,時分針駆動部30HMに供給するも
のである。ここで、電源部Bは、VDD(高電位側電
圧)を基準電位(GND)に取り、VSS(低電位側電
圧)を電源電圧として生成している。
【0018】[2.3] 運針機構 次に運針機構CS、CHMについて説明する。 [2.3.1] 秒針運針機構 まず、秒針運針機構CSについて説明する。ここで、秒
針運針機構CSに用いられているステッピングモータ1
0は、パルスモータ、階動モータ或いはデジタルモータ
などとも称され、デジタル制御装置のアクチュエータと
して多用され、該ステッピングモータ10は、パルス信
号によって駆動されるものである。また近年、携帯に適
した小型の電子機器或いは情報機器用のアクチュエータ
として小型、軽量化されたこの種のステッピングモータ
が多く採用されている。また、このような電子機器とし
ては、電子時計、時間スイッチ、クロノグラフといった
ものが代表として上げられる。
【0019】本実施形態のステッピングモータ10は、
秒針駆動部30Sから供給される駆動パルスによって磁
力を発生する駆動コイル11と、この駆動コイル11に
よって励磁されるステータ12と、ステータ12の内部
において励磁される磁界により回転するロータ13とを
備えている。また、ロータ13は、ディスク状の2極の
永久磁石を有するPM型(永久磁石回転型)で構成さ
れ、ステータ12には、駆動コイル11で発生した磁力
による異なった磁極が、ロータ13回りのそれぞれの相
(極)15および16に発生する磁気飽和部17が設け
られている。さらに、ロータ13の回転方向を規定する
ために、ステータ12内周の適当な位置には内ノッチ1
8が設けられており、コギングトルクを発生させてロー
タ13を適当な位置に停止させるようにしている。そし
て、ステッピングモータ10によるロータ13の回転
は、ロータ13に噛合された秒中間車51および秒車
(秒指示車)52からなる輪列50によって秒針55に
伝達され、該秒針55によって秒表示がなされている。
【0020】[2.3.2] 時分運針機構 次に、時分針運針機構CHMについて説明する。時分運針
機構CHMに用いられているステッピングモータ60は、
ステッピングモータ10とほぼ同様の構成となってい
る。本実施形態のステッピングモータ60は、時分駆動
部30HMから供給される駆動パルスによって磁力を発生
する駆動コイル61と、この駆動コイル61によって励
磁されるステータ62と、さらにステータ62の内部に
おいて励磁される磁界により回転するロータ63とを備
えている。また、ロータ63は、ディスク状の2極の永
久磁石を有するPM型(永久磁石回転型)で構成されて
いる。さらに、ステータ62には、駆動コイル61で発
生した磁力による異なった磁極が、ロータ63回りのそ
れぞれの相(極)65および66に発生する磁気飽和部
67が設けられている。
【0021】さらに、ロータ63の回転方向を規定する
ために、ステータ62内周の適当な位置には内ノッチ6
8が設けられており、コギングトルクを発生させてロー
タ63を適当な位置で停止させるようにしている。そし
て、ステッピングモータ60のロータ63の回転は、ロ
ータ63に噛合された四番車71、三番車72、二番車
(分指示車)73、日の裏車74および筒車(時指示
車)75からなる輪列70によって各針に伝達される。
二番車73には分針76が接続され、さらに筒車75に
は時針77が接続されている。ロータ63の回転に連動
してこれらの各針によって時分が表示される。なお、輪
列70には、図示しない年月日(カレンダ)などの表示
を行うための伝達系(例えば、日付表示を行う場合に
は、筒中間車、日回し中間車、日回し車、日車等)を接
続することも勿論可能である。この場合、カレンダ修正
系輪列(例えば、第1カレンダ修正伝え車、第2カレン
ダ修正伝え車、カレンダ修正車、日車等)を追加して設
ければよい。
【0022】[2.4] 秒針駆動部及び時分針駆動部 次に、秒針駆動部30Sおよび時分針駆動部30HMにつ
いて説明する。ここでは、秒針駆動部30Sおよび時分
針駆動部30HMは同様の構成であるので、秒針駆動部3
0Sについてのみ、図1を参照しつつ説明する。ここ
で、秒針駆動部30Sは、制御回路23の制御下でステ
ッピングモータ10に様々な駆動パルスを供給するもの
である。また、秒針駆動部30Sは、直列に接続された
Pチャンネル型のトランジスタ33aとNチャンネル型
のトランジスタ32a、およびPチャンネル型のトラン
ジスタ33bとNチャンネル型のトランジスタ32bに
よって構成されたブリッジ回路を備えており、秒針駆動
部30Sは、トランジスタ33aおよび33bとそれぞ
れ並列に接続された回転検出用抵抗35aおよび35b
と、これらの抵抗35aおよび35bにチョッパパルス
を供給するためのサンプリング用のPチャンネル型のト
ランジスタ34a,34bとを備えている。これによ
り、秒針駆動部30Sは、これらのトランジスタ32
a,32b,33a,33b,34aおよび34bの各
ゲート電極に制御回路23からそれぞれのタイミングで
極性およびパルス幅の異なる制御パルスを印加すること
により、駆動コイル11に極性の異なる駆動パルスを供
給したり、或いはロータ13の回転検出用および磁界検
出用の誘起電圧を励起する検出用のパルスを供給してい
る。
【0023】[2.5] 制御回路 次に、制御回路23の構成について図2を参照しつつ説
明するに、この図2の機能ブロック図は、制御回路23
とその周辺構成を示している。ここで、制御回路23
は、パルス合成回路22、モード設定部90、時刻情報
記憶部96、駆動制御回路24等を具備している。ま
た、モード設定部90、時刻情報記憶部96、駆動制御
回路24等は電源電圧VSSで駆動されるVSS駆動部
23Aによってチップ化され、このVSS駆動部23A
には昇降圧回路49の電源電圧VSSが供給される。さ
らに、パルス合成回路22には、定電圧発生回路105
(図3参照)から出力される定電圧VREGが供給され
る。なお、定電圧発生回路105は電源電圧VSSを受
けて安定した定電圧VREGを発生するものである。ま
た、パルス合成回路22は、図3に示すように、水晶振
動子などの基準発振源21を用いて安定した周波数の基
準パルスを発振する発振回路101と、基準パルスを分
周する分周回路102と、分周パルスのレベルシフトを
行い中央制御回路93に出力するレベルシフタ103
と、を備えて構成されている。
【0024】ここで、パルス合成回路22には、電源部
Bから出力される電源電圧VSS(充電電圧Vc)に基
づいて定電圧発生回路105により生成された定電圧V
REGが供給される。次に、モード設定部90は、発電
状態検出部91と、発電状態の検出のために用いる設定
値を切換える設定値切換部95と、大容量コンデンサ4
8の充電電圧Vcを検出する電圧検出回路92と、発電
状態に応じて時刻表示のモードを制御すると共に充電電
圧Vcに基づいて昇圧倍率を制御する中央制御回路93
と、モードを記憶するモード記憶部94とを備えて構成
されている。この発電状態検出部91は、発電装置40
の起電圧Vgenと設定電圧値V0とを比較することによ
り、発電状態にあるか否かを判断する第1の検出回路9
7と、該第1の検出回路97によって発電装置40が発
電状態にある時間を発電継続時間Tgenとして、この時
間Tgenと設定時間値T0とを比較することにより、安定
した発電状態を判断する第2の検出回路98とを備えて
いる。
【0025】[3] 発振回路の構成 図4に発振回路101の構成を示す。発振回路101
は、PチャネルMOSトランジスタMP4およびNチャ
ネルMOSトランジスタMN4を備えた発振インバータ
110と、発振インバータ110の入出力端子間に接続
された帰還抵抗111と、基準発振源21の一方の端子
XOUTと発振インバータ110の出力端子との間に接
続されたドレイン抵抗112と、を備えて構成されてい
る。さらに基準発信源21の一方の端子XINと高電位
側電源VDDとの間にはゲート容量CGが存在し、基準
発信源21の他方の端子XOUTと高電位側電源VDD
との間にはドレイン容量CDが存在している。発振イン
バータ110は、ドレインDおよびゲートGがそれぞれ
共通接続されたPチャネルMOSトランジスタMP4お
よびNチャネルMOSトランジスタMN4を備えて構成
され、PチャネルMOSトランジスタMP4のソースS
は高電位側電源VDDに接続され、NチャネルMOSト
ランジスタMN4は定電圧発生回路105(定電圧VR
EG)に接続されている。なお、図4においては、中央
制御回路93からの制御信号dにより、発振回路101
への定電圧VREGの供給を遮断して発振回路101の
動作を停止させるNチャネルMOSトランジスタMN5
が発振回路101と定電圧発生回路105との間に設け
られている。
【0026】この場合において、発振インバータ110
は、PチャネルMOSトランジスタMP4およびNチャ
ネルMOSトランジスタMN4の駆動能力に応じてゲー
トGに入力される入力波形の振幅を増幅することとな
る。発振インバータ110のドレイン出力はゲート入力
と反転している。また、ゲートGの電圧VGとドレイン
Dの電圧VDとは、図5に示すように、位相が180
[゜]ずれており、発振インバータ110は帰還抵抗1
11によってPチャネルMOSトランジスタMP4およ
びNチャネルMOSトランジスタMN4のゲートGとド
レインDとを直流的に同電位になるようにしている。帰
還抵抗111は、直流的にドレインDの電位をゲートG
に伝達し、ドレイン出力波形の振幅中心を発振インバー
タ110のロジックレベルに合わせることにより発振イ
ンバータ110が正常に動作するようにしている。ま
た、ドレイン抵抗112とドレイン容量CDは、高調波
成分をカットし、発振周波数成分だけを有効にして発振
回路101の高調波発振を防ぐフィルタとして機能する
とともに、ドレイン出力波形の位相を遅延させる機能を
有している。水晶振動子などの基準発振源21は、ゲー
ト容量CGと組み合わせることにより、ドレイン抵抗1
12およびドレイン容量CDにより180[゜]遅れた
位相をさらに180[゜]遅らせることにより、ループ
全体で360[゜]位相を遅らせることにより元の位相
に戻して発振を持続させている。この場合において、P
チャネルMOSトランジスタMP4およびNチャネルM
OSトランジスタMN4のゲートGに交流信号の入力が
ない場合は、帰還抵抗111を介して発振インバータ1
10のPチャネルMOSトランジスタMP4およびNチ
ャネルMOSトランジスタMN4のゲートGとドレイン
Dは同電位になっている。
【0027】そしてPチャネルMOSトランジスタMP
4に流れる電流IPおよびNチャネルMOSトランジス
タMN4に流れる電流INが同じとなるように帰還がか
かり、ゲートの直流レベルが調整される。従って、例え
ば、PチャネルMOSトランジスタMP4とNチャネル
MOSトランジスタMN4の駆動能力が同一であるなら
ば、発振波形の振幅中心の電位Vcentは、 Vcent=VREG/2 となる。発振回路101の電源電圧(本実施形態におけ
る電圧VREG)が、発振インバータ110を構成する
PチャネルMOSトランジスタMP4およびNチャネル
MOSトランジスタMN4のそれぞれのしきい値電圧V
TP、VTNの和ΣVth、すなわち、 ΣVth=VTP+VTN より大きくなれば、PチャネルMOSトランジスタMP
4およびNチャネルMOSトランジスタMN4は双方と
もオン状態となって短絡電流が流れるショート電流領域
ASH(図5参照)が発生し、発振は正常に動作を継続す
る。このとき、電流IP(=電流IN)が発振インバー
タ110のショート電流となる。ところで、発振回路の
電源電圧が大きくなると発振回路の消費電流は増加す
る。これはショート電流領域ASHが多くなるため、発
振インバータ部のショート電流が増加するためである。
より具体的には、図8に発振回路の電源電圧として外部
から固定電圧(EXTVREG)を印加した場合の発振
回路の消費電流の変化を示すように、発振回路の消費電
流は、電源電圧の増加に伴って消費電流が増加している
ことがわかる。
【0028】[4] 定電圧発生回路 [4.1} 定電圧発生回路の構成 図6に定電圧発生回路105の構成図を示す。定電流発
生回路105は、大別すると、定電流IREFを生成す
るデプレショントランジスタなどの定電流源120と、
定電流IREFと同一の電流を生成する第1カレントミ
ラー回路121と、定電流IREFが流れることによっ
て生成される基準電圧V1と生成電圧V2の差動増幅を
行う差動増幅回路122と、差動増幅回路122の各部
を流れる電流を定電流とするための第2カレントミラー
回路123と、差動増幅回路122の出力に基づいて定
電圧VREGを生成し出力する定電圧発生部124と、
を備えて構成されている。第1カレントミラー回路12
1は、ソースSが高電位側電源VDDに共通接続され、
ゲート端子Gが共通接続されたPチャネルMOSトラン
ジスタMP1、MP2、MP3を有し、PチャネルMO
SトランジスタMP1はゲートGとドレインDが接続さ
れる飽和結線がされている。
【0029】差動増幅回路122は、ソースSがPチャ
ネルMOSトランジスタMP2のドレインDに接続さ
れ、ゲートGがPチャネルMOSトランジスタMP1の
ドレインDに接続されたPチャネルMOSトランジスタ
MP4と、ソースSがPチャネルMOSトランジスタM
P2のドレインDに接続され、ゲートGがPチャネルM
OSトランジスタMP3のドレインDに接続されたPチ
ャネルMOSトランジスタMP5と、一端がPチャネル
MOSトランジスタのドレインに接続されたゲート電位
保持用コンデンサCGKと、を備えて構成されている。第
2カレントミラー回路123は、ドレインDがPチャネ
ルMOSトランジスタMP4のドレインDに接続され、
ソースSが低電位側電源VSS側に接続されたNチャネ
ルMOSトランジスタMN3と、ゲートGがNチャネル
MOSトランジスタMN3のゲートGに接続され、ドレ
インDがPチャネルMOSトランジスタMP5のドレイ
ンDおよびNチャネルMOSトランジスタMN3のゲー
トGに接続され、ソースSが低電位側電源VSS側に接
続されたNチャネルMOSトランジスタMN4と、を備
えて構成されている。
【0030】定電圧発生部124は、ゲートGにドレイ
ンDが飽和結線され、ドレインDがPチャネルMOSト
ランジスタMP3のドレインDに接続され、ソースSが
ゲート電位保持用コンデンサCGKの他端に接続されたN
チャネルMOSトランジスタMN1と、NチャネルMO
SトランジスタMN1のソースSにドレインDが接続さ
れ、ソースSが低電位側電源VSSに接続され、ゲート
Gがゲート電位保持用コンデンサCGKの一端に接続され
たNチャネルMOSトランジスタMN2と、を備えて構
成されており、NチャネルMOSトランジスタMN1の
ソースSとNチャネルMOSトランジスタMN2のドレ
インの接続点が定電圧VREGの出力端子となってい
る。 [4.2] 定電圧発生回路の概要動作 次に定電圧発生回路105の概要動作を説明する。第1
カレントミラー回路121は、定電流源120が生成す
る定電流IREFと同一の電流(図中、同一符号IRE
Fで示す。)をPチャネルMOSトランジスタMP3の
ソース−ドレイン電流として生成し、定電圧発生部12
4に供給する。このときのPチャネルMOSトランジス
タMP1のドレイン電流Idsと、ゲート電圧との関係
は次式で表される。 Ids=β・W/(2・L)・(Vgs−Vth)2 ここで、βは、ゲイン定数である。これと並行して、差
動増幅回路122は、基準電圧V1と電圧V2との差動
増幅を行い、定電圧発生部124に出力する。このと
き、PチャネルMOSトランジスタMP4およびPチャ
ネルMOSトランジスタMP5のソース−ドレイン電流
は、第2カレントミラー回路により同一の電流値となっ
ている。
【0031】定電圧発生部124は、差動増幅回路12
2の出力に基づいて、基準電圧V1と電圧V2が、 V1=V2 となるようにフィードバック制御をすることとなる。こ
の結果、第1カレントミラー回路121を構成するPチ
ャネルMOSトランジスタMP1のしきい値電圧VT
P、定電圧発生部124のNチャネルMOSトランジス
タMN1のしきい値電圧VTNおよび定電流IREFで
定まる定電圧VREGが発生することとなる。より詳細
には、定電圧発生回路では、
【数1】 と表される。定電流IREFは数[nA]と非常に少な
いので、定電圧VREGはPチャネルMOSトランジス
タのしきい値電圧VTPおよびNチャネルMOSトラン
ジスタのしきい値電圧VTNにより決定される。発振イ
ンバータでは、発信インバータのトランジスタが飽和動
作する条件下では、
【数2】 となる。ここで、 Is:発振インバータ動作点におけるショート電流
【数3】 である。これらの場合において、(1)式と(2)式と
は等しいので、
【数4】 となる。従って、 Is=IREF とするには、 kP1=kP4 かつ、 kN1=kP4 となるように設定すれば良いことが分かる。これ以外の
組み合わせでは、半導体プロセスばらつき上、特性を合
わせることは困難となる。この場合において、発振回路
101のPチャネルMOSトランジスタMP4と定電圧
発生回路105のPチャネルMOSトランジスタMP1
および発振回路101のNチャネルMOSトランジスタ
MN4と定電圧発生回路105のNチャネルMOSトラ
ンジスタMN1の駆動能力を同一にするように設定すれ
ば、PチャネルMOSトランジスタのソース−ドレイン
電流IPおよびNチャネルMOSトランジスタのソース
−ドレイン電流INは、次式を満たすこととなる。 IREF=IP=IN
【0032】この結果、発振回路および定電圧発生回路
を半導体製造プロセスにより製造する場合に、製造ばら
つきに起因する各トランジスタのしきい値電圧の変化の
影響を排除することが可能となる。より具体的には、同
じチャネル長Lおよび同じチャネル幅Wとしてトランジ
スタサイズを同一になるように設計するのが望ましい。
なお、発振回路と定電圧発生回路のトランジスタの能力
は前述の通り同一とするのが望ましいが、製造上のばら
つきを含めて両者の駆動能力の差は数10[%]程度は
実用上許容できる範囲であり、この範囲内であれば、ト
ランジスタの駆動能力はほぼ等しいとみなすことができ
る。また、発振回路および定電圧発生回路を同一の半導
体基板上に作製する場合には、発振回路を構成するトラ
ンジスタと定電圧発生回路を構成するトランジスタの特
性が等しくなるように少なくともトランジスタを近接し
て配置するようにすることが望ましい。つまり、両者の
トランジスタの間に他の素子が配置されずに両者は隣り
合って配置され、また素子の方向も同じように配置され
るのが望ましい。
【0033】[5] 実施形態の効果 本実施形態によれば、発振回路および定電圧発生回路を
半導体製造プロセスにより製造する場合に、製造ばらつ
きに起因する各トランジスタのしきい値電圧の変化の影
響を排除することができ、発振回路の消費電流、発振開
始電圧、発振維持電圧あるいは発振停止電圧等の発振特
性に与える影響を抑制することができる。例えば、図7
にPチャネルMOSトランジスタのしきい値電圧VTP
とNチャネルMOSトランジスタのしきい値電圧VTN
の和であるΣVthの変化に対する発振回路の消費電力
の変化を示す。また、図8に従来のΣVthの変化に対
する発振回路の消費電力の変化を示す。図7に示すよう
に、製造プロセスのばらつきにより、しきい値電圧が変
化し、定電圧VREGが変化したとした場合には、従来
の回路構成では、図8および図9に示すように、電源電
圧の変動の影響を受けて発振回路の消費電力が変化して
いたが、本実施形態の回路構成によれば、発振回路10
1のショート電流は定電圧発生回路105の基準電流I
REFにより一定であるので、発振回路101の消費電
力は変化しないことが分かる。
【0034】[6] 実施形態の変形例 [6.1] 第1変形例 以上の実施形態の説明においては、発振回路のPチャネ
ルMOSトランジスタMP4と定電圧発生回路のPチャ
ネルMOSトランジスタMP1および発振回路のNチャ
ネルMOSトランジスタMN4と定電圧発生回路のNチ
ャネルMOSトランジスタMN1の駆動能力を同一にす
るように設定していたが、発振回路101のPチャネル
MOSトランジスタMP4の駆動能力と発振回路101
のNチャネルMOSトランジスタMN4の駆動能力との
比である第1駆動能力比および定電圧発生回路105の
PチャネルMOSトランジスタMP1の駆動能力と定電
圧発生回路105のNチャネルMOSトランジスタMN
1の駆動能力との比である第2駆動能力比を等しくすれ
ば、同様の効果が得られる。
【0035】[6.2] 第2変形例 上記各実施形態においては、発振検出回路およびこれを
実現する半導体装置は、電子機器の一例である腕時計を
例として説明したが、本発明の発振検出回路はこれに限
定されるものではなく、例えば、懐中時計、置き時計、
電卓、携帯用パーソナルコンピュータ、電子手帳、携帯
ラジオ、携帯型の血圧計、携帯電話機、ページャ、万歩
計、PDA等に適用することができる。要は発振回路を
有する電子機器であればどのようなものに適用してもよ
い。
【0036】[6.3] 第3変形例 以上の実施形態においては、電荷を蓄えるための外部電
源は、発電装置による発電電力を蓄える蓄電装置(二次
電源)であっても、乾電池などの一次電源でも良い。発
電装置は、図1に示したような、回転錘の旋回運動に伴
う運動エネルギーやゼンマイなどに機械的に蓄えた運動
エネルギーで発電ロータを回転させ、発電コイルに誘起
電圧を発生させる構成や、太陽電池、熱発電、を行う構
成であってもよい。
【0037】
【発明の効果】本発明によれば、発振回路および定電圧
発生回路を半導体製造プロセスにより製造する場合に、
製造ばらつきに起因する各トランジスタのしきい値電圧
の変化の影響を排除することができ、発振回路の消費電
流、発振開始電圧、発振維持電圧あるいは発振停止電圧
等の発振特性に与える影響を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施形態の発振検出回路の概要
構成図である。
【図2】 第1実施形態の発振検出回路の動作タイミン
グチャートである。
【図3】 本発明の第2実施形態の発振検出回路の概要
構成図である。
【図4】 本発明の第3実施形態の発振検出回路の概要
構成図である。
【図5】 本発明の第4実施形態の腕時計の概要構成図
である。
【図6】 従来の発電検出回路の概要構成図である。
【図7】 本実施形態のΣVthの変化に対する発振回
路の消費電力の変化を示す説明図である。
【図8】 電源電圧の変動と発振回路の消費電力の変動
の関係を説明するための図である。
【図9】 従来のΣVthの変化に対する発振回路の消
費電力の変化説明図である。
【符号の説明】
101 発振回路(発振回路部) 105 定電流発生回路(定電圧回路部) 111 発振インバータ IREF 定電流 120 定電流源 121 第1カレントミラー回路 V1 基準電圧 V2 生成電圧 122 差動増幅回路 123 第2カレントミラー回路 124 定電圧発生部 MP1 PチャネルMOSトランジスタ(第1Pチャネ
ルMOSトランジスタ) MN3 NチャネルMOSトランジスタ(第1Nチャネ
ルMOSトランジスタ) MP4 PチャネルMOSトランジスタ(第2Pチャネ
ルMOSトランジスタ) MN4 NチャネルMOSトランジスタ(第2Nチャネ
ルMOSトランジスタ)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 須藤 徹 千葉県千葉市美浜区中瀬1丁目8番地 セ イコーインスツルメンツ株式会社内 Fターム(参考) 5J034 AB02 CB01 DB08 5J079 AA04 BA00 BA41 FA14 FA21 FB03 FB08 FB11 GA04 GA09 KA02 5J106 AA01 CC15 CC52 EE18 KK36 KK40

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の定電圧を出力する定電圧回路部
    と、前記定電圧に基づいて駆動される発振回路部と、を
    有する発振回路において、 前記定電圧回路部は、予め定めた基準電流を流すことに
    より協働して前記定電圧を生成するための第1Pチャネ
    ルMOSトランジスタおよび第1NチャネルMOSトラ
    ンジスタを備え、 前記発振回路部は、共振インバータを構成する第2Pチ
    ャネルMOSトランジスタおよび第2NチャネルMOS
    トランジスタを備え、 前記第1PチャネルMOSトランジスタの駆動能力と第
    1NチャネルMOSトランジスタの駆動能力との比であ
    る第1駆動能力比および前記第2PチャネルMOSトラ
    ンジスタの駆動能力と第2NチャネルMOSトランジス
    タの駆動能力との比である第2駆動能力比をほぼ等しく
    設定したことを特徴とする発振回路。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の発振回路において、 前記定電圧は、前記第1PチャネルMOSトランジスタ
    のドレイン−ソース間に前記基準電流を流すことにより
    得られる第1ドレイン−ソース電圧と、前記第1Nチャ
    ネルMOSトランジスタのドレイン−ソース間に前記基
    準電流を流すことにより得られる第2ドレイン−ソース
    電圧と、を加算することにより得ることを特徴とする発
    振回路。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の発振回路において、 前記第1PチャネルMOSトランジスタおよび前記第2
    PチャネルMOSトランジスタの駆動能力をほぼ同一に
    設定することを特徴とする発振回路。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の発振回路において、 前記第1PチャネルMOSトランジスタおよび前記第2
    PチャネルMOSトランジスタのチャネル長およびチャ
    ネル幅をほぼ同一に設定することを特徴とする発振回
    路。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の発振回路において、 前記第1NチャネルMOSトランジスタおよび前記第2
    NチャネルMOSトランジスタの駆動能力をほぼ同一に
    設定することを特徴とする発振回路。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の発振回路において、 前記第1NチャネルMOSトランジスタおよび前記第2
    NチャネルMOSトランジスタのチャネル長およびチャ
    ネル幅をほぼ同一に設定することを特徴とする発振回
    路。
  7. 【請求項7】 請求項1ないし請求項6のいずれかに記
    載の発振回路を備えるとともに、前記定電圧回路部およ
    び前記発振回路部は、半導体基板上で近接して配置され
    ていることを特徴とする半導体装置。
  8. 【請求項8】 請求項1ないし請求項6のいずれかに記
    載の発振回路を備えるとともに、 前記第1PチャネルMOSトランジスタ、前記第1Nチ
    ャネルMOSトランジスタ、前記第2PチャネルMOS
    トランジスタおよび前記第2NチャネルMOSトランジ
    スタは、半導体基板上で近接して配置されていることを
    特徴とする半導体装置。
  9. 【請求項9】 請求項1ないし請求項6記載の発振回路
    と、 前記発振回路から出力される発振出力信号に基づいて信
    号処理を行う信号処理回路と、 を備えたことを特徴とする電子機器。
  10. 【請求項10】 請求項9記載の電子機器において、 前記信号処理回路は、計時動作を行う計時回路を備えた
    ことを特徴とする電子機器。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008236629A (ja) * 2007-03-23 2008-10-02 Seiko Epson Corp 発振装置、半導体装置、電子機器および時計
JP2012085280A (ja) * 2010-09-14 2012-04-26 Univ Of Yamanashi 圧電振動回路
KR101173974B1 (ko) 2005-04-18 2012-08-16 가부시키가이샤 한도오따이 에네루기 켄큐쇼 반도체 장치, 상기 반도체 장치를 가진 표시 장치 및 전자 기기
JP2012231489A (ja) * 2012-06-14 2012-11-22 Seiko Epson Corp 発振装置、半導体装置、電子機器および時計

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JP2012085280A (ja) * 2010-09-14 2012-04-26 Univ Of Yamanashi 圧電振動回路
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