JP2000349259A - 半導体装置及びその製造方法 - Google Patents

半導体装置及びその製造方法

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JP2000349259A
JP2000349259A JP11162502A JP16250299A JP2000349259A JP 2000349259 A JP2000349259 A JP 2000349259A JP 11162502 A JP11162502 A JP 11162502A JP 16250299 A JP16250299 A JP 16250299A JP 2000349259 A JP2000349259 A JP 2000349259A
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capacitor
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forming
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Takashi Arai
隆 新井
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】2層ポリシリコンを用いたキャパシタをもつ半
導体装置において、層間絶縁膜の平坦性を改善し、上層
配線の微細加工を容易にして製造工程を合理化した製造
方法を提供する。 【解決手段】キャパシタ・セルは、すべてN型ウエル領
域6上のLOCOS酸化膜9の溝部12上に配置されて
いるので、上部電極18の位置が低くでき、その結果、
層間絶縁膜19を平坦に形成できる。基板1の段差h1
は約3000Åである。下部電極16の膜厚は約250
0Å、容量絶縁膜17の膜厚は約300Å、上部電極1
8の膜厚は約1500Åである。したがって、キャパシ
タの高さは約4300Åである。そこで、溝部12の深
さを1300Åとすることにより、上部電極18の上面
とPウエル領域8上のLOCOS酸化膜9の上面とを実
質的に同じ高さにすることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体装置及びそ
の製造方法に関し、さらに詳しく言えば、2層ポリシリ
コンを用いたキャパシタを有する半導体装置及びその製
造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、スイッチト・キャパシタ・フィル
タを内蔵した半導体装置が知られている。図10は、従
来例に係る半導体装置の断面構造を示している。図にお
いて、P型シリコン基板31上にN型ウエル領域32、
P型ウエル領域33が隣接して形成されており、これら
の接する領域では、両ウエルをセルフアラインに形成す
るために、段差h1が生じている。
【0003】そして、Pチャネル型MOSトランジスタ
MP1、Nチャネル型MOSトランジスタMN1を分離
するためのLOCOS酸化膜34が形成されており、こ
のLOCOS酸化膜34は、上記の段差h1を反映して
N型ウエル領域32上のLOCOS酸化膜34の方が低
くなっている。LOCOS酸化膜34には、第1ポリシ
リコン層35、容量絶縁膜36、第2ポリシリコン層3
7から成るキャパシタCAPが形成される。
【0004】このキャパシタCAPは、段差h2を有す
るため、図示のように、このキャパシタCAPをP型ウ
エル領域33上のLOCOS酸化膜34上に形成する
と、段差が相乗されてしまう。そして、BPSGなどの
層間絶縁膜38を全面に形成し、層間絶縁膜38上にA
l配線39を形成している。
【0005】そうすると、キャパシタCAP上のAl配
線39とPチャネル型MOSトランジスタMP1上のA
l配線39との間で、大きな段差h3が生じる。このた
め、Al配線39形成時のホトレジスト露光工程におい
て、焦点深度のばらつきが大きくなり、微細加工が困難
となる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記のよう
に、N型ウエル領域32、P型ウエル領域33の間に生
じる段差h1、キャパシタの段差h2に起因して、層間
絶縁膜の平坦性が悪化し、上層配線の微細加工が困難と
なるという課題に鑑みて為されたものである。
【0007】したがって、本発明は、2層ポリシリコン
を用いたキャパシタを有する半導体装置において、層間
絶縁膜の平坦性を改善し、上層配線の微細加工を容易に
することを目的としている。
【0008】また、本発明は、2層ポリシリコンを用い
たキャパシタを有する半導体装置において、層間絶縁膜
の平坦性を改善するに際して、製造工程を合理化した製
造方法を提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の半導体装置は、
半導体基板上に形成された複数のMOSトランジスタ
と、前記複数のMOSトランジスタを電気的に分離する
素子分離膜と、前記素子分離膜上に形成され下部電極、
容量絶縁膜及び上部電極とを有するキャパシタと、前記
キャパシタ及び前記MOSトランジスタ上に形成された
層間絶縁膜と、前記層間絶縁膜上に形成された配線とを
有する半導体装置において、前記素子分離膜に溝部が形
成され、この溝部に前記キャパシタを形成することによ
り、前記層間絶縁膜を平坦化したことを特徴としてい
る。
【0010】これにより、溝部の深さ分だけキャパシタ
の高さは低くなるので、その分層間絶縁膜が平坦化する
ことができる。
【0011】また、本発明の半導体装置は、半導体基板
上に形成された第1導電型ウエル領域及び第2導電型ウ
エル領域と、前記第1導電型ウエル領域に形成された第
2導電型MOSトランジスタと、前記第2導電型ウエル
領域に形成された第1導電型MOSトランジスタと、前
記第1導電型ウエル領域及び第2導電型ウエル領域の境
界に形成され前記第1及び第2導電型MOSトランジス
タを電気的に分離する素子分離膜と、前記素子分離膜上
に形成され下部電極、容量絶縁膜及び上部電極とを有す
るキャパシタと、前記キャパシタ及び前記MOSトラン
ジスタ上に形成された層間絶縁膜と、前記層間絶縁膜上
に形成された配線とを有する半導体装置において、前記
素子分離膜は、前記第1導電型ウエル領域及び第2導電
型ウエル領域の境界領域に段差を有し、この段差によっ
て低くなった素子分離膜部分に溝部が形成され、この溝
部に前記キャパシタを形成することにより、前記層間絶
縁膜を平坦化したことを特徴としている。
【0012】これにより、上記段差分と、溝部の深さ分
キャパシタの高さは低くなるので、層間絶縁膜をさらに
平坦化することができる。
【0013】また、本発明の半導体装置の製造方法は、
ゲート酸化膜厚の異なる第1及び第2のMOSトランジ
スタと、素子分離膜と、この素子分離膜上に形成され下
部電極、容量絶縁膜及び上部電極とを有するキャパシタ
キャパシタと、このキャパシタ、前記第1及び第2MO
Sトランジスタ上に形成された層間絶縁膜と、前記層間
絶縁膜上に形成された配線とを有する半導体装置の製造
方法において、前記素子分離膜を形成する工程と、第1
熱酸化により前記第1及び第2のMOSトランジスタ形
成領域に第1ゲート酸化膜を形成する工程と、前記第1
MOSトランジスタ形成領域の第1ゲート酸化膜をエッ
チングにより除去し、これと同時に前記素子分離膜上に
溝部をエッチングにより形成する工程と、第2熱酸化に
より前記第1のMOSトランジスタ形成領域に第2ゲー
ト酸化膜を形成し、これと同時に前記第2のMOSトラ
ンジスタ形成領域に第2ゲート酸化膜よりも厚い膜厚を
有する第3ゲート酸化膜を形成する工程と、第1及び第
2のMOSトランジスタを形成する工程と、前記素子分
離膜の溝部にキャパシタを形成する工程と、を含むこと
を特徴としている。
【0014】印加されるゲート電圧の大小に応じて、ゲ
ート酸化膜厚の異なるMOSトランジスタを同一の半導
体基板上に形成することが必要な場合がある。
【0015】そこで、素子分離膜の溝部にキャパシタを
形成することにより層間絶縁膜の平坦化するにあたっ
て、ゲート酸化膜厚の異なる第1及び第2のMOSトラ
ンジスタのゲート酸化膜を形成する際のエッチング工程
と、素子分離膜上の溝部の形成工程とを兼用することが
できる。
【0016】したがって、この種の半導体装置の製造に
おいては、工程を追加することなく、層間絶縁膜の平坦
化を実現することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施形態について
図面を参照して説明する。
【0018】図1は、本発明の半導体装置の構造を示す
断面図である。
【0019】図において、P型シリコン基板1上にN型
ウエル領域6、P型ウエル領域8が隣接して形成されて
おり、これらの接する領域では、両ウエルをセルフアラ
インに形成するために、段差h1が生じている。そし
て、Pチャネル型MOSトランジスタMP1、Nチャネ
ル型MOSトランジスタMN1を分離するためのLOC
OS酸化膜9(素子分離膜)が形成されており、このL
OCOS酸化膜9は、上記の段差h1を反映してN型ウ
エル領域6上のLOCOS酸化膜9の方が低くなってい
る。
【0020】N型ウエル領域6上のLOCOS酸化膜9
上には、溝部12が形成されており、この溝部12上に
キャパシタが形成される。キャパシタは、図において
は、単一であるが、第1ポリシリコン層から成る下部電
極16、容量絶縁膜17、第2ポリシリコン層から成る
上部電極18を有する1つのキャパシタ・セルCAPを
複数個、配列することが好ましい。
【0021】各セルの下部電極16、容量絶縁膜17、
上部電極18は、相互に接続され一体化されている。す
なわち、平面的に見ると、上部電極18は、下部電極1
6の内側に形成されている。
【0022】このように、キャパシタをセル化し、1セ
ルの容量値を予め求めておけば、スイッチト・キャパシ
タ・フィルタに必要な容量値を容易に実現することがで
きる。
【0023】これらのキャパシタ・セルCAPは、すべ
てN型ウエル領域6上のLOCOS酸化膜9の溝部12
上に配置されているので、上部電極18の位置が低くで
き、その結果、層間絶縁膜19を平坦に形成できる。
【0024】図において、段差h1は約3000Åであ
る。下部電極16の膜厚は約2500Å、容量絶縁膜1
7の膜厚は約300Å、上部電極18の膜厚は約150
0Åである。したがって、キャパシタの高さは約430
0Åである。そこで、溝部12の深さを1300Åとす
ることにより、上部電極18の上面とPウエル領域8上
のLOCOS酸化膜9の上面とを実質的に同じ高さにす
ることができる。
【0025】そして、この上層にBPSGなどの層間絶
縁膜18を全面に形成し、層間絶縁膜16上にAl配線
を形成すると、キャパシタ・セルCAP上のAl配線2
0と他の領域上のAl配線20をほぼ同じ高さに形成で
きる。このため、Al配線20を形成する際の露光深度
のばらつきが小さくなり、Al配線20の加工精度を向
上し、配線の微細化ができるようになる。
【0026】Al配線20は、キャパシタ・セルCAP
の上層電極にコンタクトする配線であり、または、キャ
パシタ・セルCAP上を通過する配線である。また、他
のAl配線20は、Pチャネル型MOSトランジスタM
P1、Nチャネル型MOSトランジスタMN1のソース
ドレイン層にコンタクトしてもよい。
【0027】上記の半導体装置においては、膜厚の異な
る2種類のMOSトランジスタMN1,MN2が形成さ
れている。第1のNチャネル型MOSトランジスタMN
1、Pチャネル型MOSトランジスタMP1のゲート酸
化膜厚は、140Å程度であり、第2のNチャネル型M
OSトランジスタMN2のゲート酸化膜厚は、400Å
程度である。
【0028】ここで、第1のNチャネル型MOSトラン
ジスタMN1及びPチャネル型MOSトランジスタMP
1は、LSIの論理回路を構成するトランジスタであ
り、3V〜5V系の電源電圧の下で動作する。第2のN
チャネル型MOSトランジスタMN2は、入出力回路な
どに用いられ、10V〜15V程度の比較的高い電圧で
動作させる必要がある。そこで、ゲート酸化膜厚を厚く
することによりゲート耐圧を確保している。
【0029】次に、上記の半導体装置の製造方法を図2
乃至図9を参照して説明する。まず、図2に示すよう
に、P型シリコン基板1上の全面に、500Åのシリコ
ン酸化膜2、1500Åのシリコン窒化膜3を形成す
る。
【0030】次に、図3に示すように、シリコン窒化膜
3上に所定の開口部を有するホトレジスト層4を形成
し、このホトレジスト層4をマスクとしてNウエル領域
形成用のイオン注入を行い、N型層を形成する。ここで
は、リンイオンを用いる。
【0031】次に、図4に示すように、ホトレジスト層
4をマスクとしてシリコン窒化膜をエッチング除去した
後、熱酸化を行い第1LOCOS酸化膜5を形成する。
このとき、同時に、Nウエル領域6を形成する。第1L
OCOS酸化膜5をマスクとしてPウエル領域形成用の
イオン注入を行い、P型層7を形成する。ここでは、ボ
ロンイオンを用いる。
【0032】次に、図5に示すように、第1LOCOS
酸化膜5を除去し、再度、選択酸化法によって、素子分
離用の第2LOCOS酸化膜9を形成する。このとき、
P型層7が拡散され、P型ウエル領域8が形成される。
また、第1LOCOS酸化膜5を形成したことによっ
て、基板表面には段差h1が生じている。
【0033】そして、1回目のゲート酸化によって、第
1及び第2のNチャネル型MOSトランジスタMN1,
MN2の形成領域、Pチャネル型MOSトランジスタM
P1の形成領域に第1ゲート酸化膜10を形成する。
【0034】次に、図6に示すように、第1のNチャネ
ル型MOSトランジスタMN1の形成領域、Pチャネル
型MOSトランジスタMP1の形成領域、Nウエル領域
6上の第2LOCOS酸化膜9上のキャパシタ形成領域
に、それぞれ開口を有するホトレジスト層11を形成す
る。そして、このホトレジスト層11をマスクとしたエ
ッチングによって、ゲート酸化膜10を除去し、これと
同時に第2LOCOS酸化膜9上に溝部12を形成す
る。本工程は、膜厚の異なるトランジスタを形成するた
めに行うための工程であるが、本発明では、この工程を
利用して、同時に、キャパシタを設置する領域に溝部1
2を形成している。
【0035】そして、図7に示すように、ホトレジスト
層11を除去した後に、2回目のゲート酸化によって、
第1のNチャネル型MOSトランジスタMN1の形成領
域、Pチャネル型MOSトランジスタMN1の形成領域
には第2ゲート酸化膜(膜厚:約140Å)、第2のN
チャネル型MOSトランジスタMN2の形成領域には、
第3ゲート酸化膜14(膜厚:約400Å)を形成す
る。
【0036】第1のNチャネル型MOSトランジスタM
N1の形成領域、Pチャネル型MOSトランジスタMN
1の形成領域では、第1ゲート酸化膜10が除去されて
いるため、第2のNチャネル型MOSトランジスタMN
2の形成領域に比して薄いゲート酸化膜が形成される。
【0037】次に、図8に示すように、第1のポリシリ
コン層を形成する。第1のポリシリコン層は、Pチャネ
ルMOSトランジスタMP1、第1及び第2のNチャネ
ルMOSトランジスタMN1,MN2のゲート電極1
5、キャパシタの下部電極16となる。キャパシタの下
部電極16は、溝部12上に形成する。
【0038】次いで、PチャネルMOSトランジスタM
P1のP+型ソースドレイン層、第1及び第2のNチャ
ネルMOSトランジスタMN1,MN2のソースドレイ
ン層がイオン注入によって形成される。
【0039】次に、図9に示すように、シリコン酸化膜
とシリコン窒化膜から成る容量絶縁膜17、下部電極に
対向する第2のポリシリコン層から成る上層電極18を
形成する。
【0040】そして、図1に示すように、BPSG膜な
どから成る層間絶縁膜19を全面にCVD法によって堆
積し、この層間絶縁膜19上にAl配線20を形成す
る。
【0041】
【発明の効果】本発明によれば、素子分離膜に溝部が形
成され、この溝部に前記キャパシタを形成しているの
で、溝部の深さ分だけキャパシタは半導体基板表面から
見て低い位置に形成されるので、その分だけ上層の層間
絶縁膜が平坦化することができる。
【0042】また、本発明のよれば、素子分離膜は、前
記第1導電型ウエル領域及び第2導電型ウエル領域の境
界領域に段差を有し、この段差によって低くなった素子
分離膜部分に溝部が形成され、この溝部に前記キャパシ
タを形成しているので、上記段差分と、溝部の深さ分だ
け、キャパシタは半導体基板表面から見て低い位置に形
成されるので、層間絶縁膜をさらに平坦化することがで
きる。
【0043】そして、層間絶縁膜が平坦化されることに
より、その上に形成される配線の微細化が可能となる。
【0044】さらに、本発明によれば、印加されるゲー
ト電圧の大小に応じて、ゲート酸化膜厚の異なるMOS
トランジスタを同一の半導体基板上に形成することが必
要な場合において、上記のごとく、素子分離膜の溝部に
キャパシタを形成することにより層間絶縁膜の平坦化す
るにあたって、ゲート酸化膜厚の異なる第1及び第2の
MOSトランジスタのゲート酸化膜を形成する際のエッ
チング工程と、素子分離膜上の溝部の形成工程とを兼用
しているため、この種の半導体装置の製造においては、
工程を追加することなく、層間絶縁膜の平坦化を実現す
ることができるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る半導体装置を示す図で
ある。
【図2】本発明の実施形態に係る半導体装置の製造方法
を示す図である。
【図3】本発明の実施形態に係る半導体装置の製造方法
を示す図である。
【図4】本発明の実施形態に係る半導体装置の製造方法
を示す図である。
【図5】本発明の実施形態に係る半導体装置の製造方法
を示す図である。
【図6】本発明の実施形態に係る半導体装置の製造方法
を示す図である。
【図7】本発明の実施形態に係る半導体装置の製造方法
を示す図である。
【図8】本発明の実施形態に係る半導体装置の製造方法
を示す図である。
【図9】本発明の実施形態に係る半導体装置の製造方法
を示す図である。
【図10】従来例に係る半導体装置を示す図である。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】半導体基板上に形成された複数のMOSト
    ランジスタと、前記複数のMOSトランジスタを電気的
    に分離する素子分離膜と、前記素子分離膜上に形成され
    下部電極、容量絶縁膜及び上部電極とを有するキャパシ
    タと、前記キャパシタ及び前記MOSトランジスタ上に
    形成された層間絶縁膜と、前記層間絶縁膜上に形成され
    た配線とを有する半導体装置において、 前記素子分離膜に溝部が形成され、この溝部に前記キャ
    パシタを形成することにより、前記層間絶縁膜を平坦化
    したことを特徴とする半導体装置。
  2. 【請求項2】半導体基板上に形成された第1導電型ウエ
    ル領域及び第2導電型ウエル領域と、 前記第1導電型ウエル領域に形成された第2導電型MO
    Sトランジスタと、 前記第2導電型ウエル領域に形成された第1導電型MO
    Sトランジスタと、 前記第1導電型ウエル領域及び第2導電型ウエル領域の
    境界に形成され前記第1及び第2導電型MOSトランジ
    スタを電気的に分離する素子分離膜と、前記素子分離膜
    上に形成され下部電極、容量絶縁膜及び上部電極とを有
    するキャパシタと、前記キャパシタ及び前記MOSトラ
    ンジスタ上に形成された層間絶縁膜と、前記層間絶縁膜
    上に形成された配線とを有する半導体装置において、 前記素子分離膜は、前記第1導電型ウエル領域及び第2
    導電型ウエル領域の境界領域に段差を有し、 この段差によって低くなった素子分離膜部分に溝部が形
    成され、この溝部に前記キャパシタを形成することによ
    り、前記層間絶縁膜を平坦化したことを特徴とする半導
    体装置。
  3. 【請求項3】半導体基板上に第1導電型MOSトランジ
    スタと、第2導電型第1導電型MOSトランジスタとキ
    ャパシタと、前記キャパシタ及び前記第1及び第2導電
    型MOSトランジスタ上に形成された層間絶縁膜と、前
    記層間絶縁膜上に形成された配線とを有する半導体装置
    の製造方法において、 前記半導体基板上に第1ウエル領域を画定するイオン注
    入を行う工程と、このイオン注入層上に第1LOCOS
    酸化膜を形成する工程と、 この第1LOCOS酸化膜をマスクとして第2ウエル領
    域を画定するイオン注入を行う工程と、第1LOCOS
    酸化膜を除去することにより半導体基板上に段差を形成
    する工程と、 熱拡散により第1ウエル領域及び第2ウエル領域を形成
    する工程と、 第1導電型MOSトランジスタ及び第2導電型MOSト
    ランジスタを電気的に分離する第2LOCOS酸化膜を
    前記段差を含む領域に形成する工程と、 前記段差によって低くなった第2LOCOS酸化膜部分
    に溝部を形成する工程と、 第1導電型MOSトランジスタ及び第2導電型MOSト
    ランジスタを形成する工程と、 前記溝部に前記キャパシタを形成する工程と、 を含むことを特徴とする半導体装置の製造方法。
  4. 【請求項4】ゲート酸化膜厚の異なる第1及び第2のM
    OSトランジスタと、素子分離膜と、この素子分離膜上
    に形成され下部電極、容量絶縁膜及び上部電極とを有す
    るキャパシタキャパシタと、このキャパシタ、前記第1
    及び第2MOSトランジスタ上に形成された層間絶縁膜
    と、前記層間絶縁膜上に形成された配線とを有する半導
    体装置の製造方法において、 前記素子分離膜を形成する工程と、 第1熱酸化により前記第1及び第2のMOSトランジス
    タ形成領域に第1ゲート酸化膜を形成する工程と、 前記第1MOSトランジスタ形成領域の第1ゲート酸化
    膜をエッチングにより除去し、これと同時に前記素子分
    離膜上に溝部をエッチングにより形成する工程と、 第2熱酸化により前記第1のMOSトランジスタ形成領
    域に第2ゲート酸化膜を形成し、これと同時に前記第2
    のMOSトランジスタ形成領域に第2ゲート酸化膜より
    も厚い膜厚を有する第3ゲート酸化膜を形成する工程
    と、 第1及び第2のMOSトランジスタを形成する工程と、 前記素子分離膜の溝部にキャパシタを形成する工程と、 を含むことを特徴とする半導体装置の製造方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US6919596B2 (en) 2001-10-11 2005-07-19 Nec Electronics Corporation Structure of a capacitive element of a booster circuit included in a semiconductor device and method of manufacturing such a structure
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