JP2000348833A - 同軸ケーブル用の中心コンタクトピン - Google Patents
同軸ケーブル用の中心コンタクトピンInfo
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- JP2000348833A JP2000348833A JP11160053A JP16005399A JP2000348833A JP 2000348833 A JP2000348833 A JP 2000348833A JP 11160053 A JP11160053 A JP 11160053A JP 16005399 A JP16005399 A JP 16005399A JP 2000348833 A JP2000348833 A JP 2000348833A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 同軸ケーブルの内部導体からの抜け落ちを防
止し、抜け落ちにより煩雑となっていた同軸ケーブルの
接続作業を容易に行なうことのできる同軸ケーブル用の
中心コンタクトピンを提供する。 【解決手段】 中心コンタクトピン1は、ピン本体2に
同軸ケーブル10の内部導体11を接続可能な接続筒部
3が設けられる。接続筒部3を内部導体11を圧入可能
に形成する。ピン本体2の接続筒部3に同軸ケーブル1
0の内部導体11を圧入によって接続することにより、
同軸ケーブル10の内部導体11からの抜け落ちが防止
される。
止し、抜け落ちにより煩雑となっていた同軸ケーブルの
接続作業を容易に行なうことのできる同軸ケーブル用の
中心コンタクトピンを提供する。 【解決手段】 中心コンタクトピン1は、ピン本体2に
同軸ケーブル10の内部導体11を接続可能な接続筒部
3が設けられる。接続筒部3を内部導体11を圧入可能
に形成する。ピン本体2の接続筒部3に同軸ケーブル1
0の内部導体11を圧入によって接続することにより、
同軸ケーブル10の内部導体11からの抜け落ちが防止
される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、同軸ケーブルの内
部導体に接続される同軸ケーブル用の中心コンタクトピ
ンに関する。
部導体に接続される同軸ケーブル用の中心コンタクトピ
ンに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の同軸ケーブル用の中心コンタクト
ピンは、ピン本体に設けた接続筒部を同軸ケーブルの内
部導体に隙間嵌めした状態で、前記接続筒部を前記内部
導体に圧着ペンチ等により圧着することによって、前記
内部導体に接続されているのが一般的である。なお、前
記内部導体に対する接続筒部の隙間嵌めとは、内部導体
と接続筒部との間に隙間が存在する嵌合のことである。
ピンは、ピン本体に設けた接続筒部を同軸ケーブルの内
部導体に隙間嵌めした状態で、前記接続筒部を前記内部
導体に圧着ペンチ等により圧着することによって、前記
内部導体に接続されているのが一般的である。なお、前
記内部導体に対する接続筒部の隙間嵌めとは、内部導体
と接続筒部との間に隙間が存在する嵌合のことである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の同軸ケーブル用
の中心コンタクトピンにおいて、同軸ケーブルの内部導
体に接続する際には、一方の手で同軸ケーブルを持ち、
その同軸ケーブルの内部導体に対し他方の手によりピン
本体の接続筒部を隙間嵌めしたうえで、その他方の手で
圧着ペンチ等を握ることになるため、中心コンタクトピ
ンが手放されることになる。すると、前記内部導体に接
続筒部を隙間嵌めしているので、圧着ペンチ等により圧
着する前に中心コンタクトピンが手放されると、前記内
部導体から中心コンタクトピンが抜け落ちやすく、その
ため接続作業が煩雑化しているのが現状である。
の中心コンタクトピンにおいて、同軸ケーブルの内部導
体に接続する際には、一方の手で同軸ケーブルを持ち、
その同軸ケーブルの内部導体に対し他方の手によりピン
本体の接続筒部を隙間嵌めしたうえで、その他方の手で
圧着ペンチ等を握ることになるため、中心コンタクトピ
ンが手放されることになる。すると、前記内部導体に接
続筒部を隙間嵌めしているので、圧着ペンチ等により圧
着する前に中心コンタクトピンが手放されると、前記内
部導体から中心コンタクトピンが抜け落ちやすく、その
ため接続作業が煩雑化しているのが現状である。
【0004】本発明は上記した問題点を解決するために
なされたものであって、本発明が解決しようとする課題
は、従来の中心コンタクトピンの手放しによる同軸ケー
ブルの内部導体からの抜け落ちを防止し、抜け落ちによ
り煩雑となっていた同軸ケーブルの接続作業を容易に行
なうことのできる同軸ケーブル用の中心コンタクトピン
を提供することにある。
なされたものであって、本発明が解決しようとする課題
は、従来の中心コンタクトピンの手放しによる同軸ケー
ブルの内部導体からの抜け落ちを防止し、抜け落ちによ
り煩雑となっていた同軸ケーブルの接続作業を容易に行
なうことのできる同軸ケーブル用の中心コンタクトピン
を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決する請求
項1の発明は、ピン本体に同軸ケーブルの内部導体を接
続可能な接続筒部が設けられた同軸ケーブル用の中心コ
ンタクトピンであって、前記接続筒部を前記内部導体を
圧入可能に形成したことを特徴とする同軸ケーブル用の
中心コンタクトピンである。このように構成すると、ピ
ン本体の接続筒部に同軸ケーブルの内部導体を圧入によ
り接続することにより、従来の中心コンタクトピンの手
放しによる同軸ケーブルの内部導体からの抜け落ちを防
止し、抜け落ちにより煩雑となっていた同軸ケーブルの
接続作業を容易に行なうことができる。
項1の発明は、ピン本体に同軸ケーブルの内部導体を接
続可能な接続筒部が設けられた同軸ケーブル用の中心コ
ンタクトピンであって、前記接続筒部を前記内部導体を
圧入可能に形成したことを特徴とする同軸ケーブル用の
中心コンタクトピンである。このように構成すると、ピ
ン本体の接続筒部に同軸ケーブルの内部導体を圧入によ
り接続することにより、従来の中心コンタクトピンの手
放しによる同軸ケーブルの内部導体からの抜け落ちを防
止し、抜け落ちにより煩雑となっていた同軸ケーブルの
接続作業を容易に行なうことができる。
【0006】請求項2の発明は、接続筒部には、内径を
拡径変形可能とするスリット溝を形成したことを特徴と
する請求項1記載の同軸ケーブル用の中心コンタクトピ
ンである。このように構成すると、ピン本体の接続筒部
に同軸ケーブルの内部導体を圧入するときには、接続筒
部がスリット溝の溝幅の拡開によってほぼ拡径方向に弾
性変形するため、前記圧入に要する力を低減することが
できる。また、前記接続筒部に内部導体を圧入した後
は、前記接続筒部が弾性復元力をもって内部導体を締め
付けることにより、中心コンタクトピンを同軸ケーブル
の内部導体に強固に接続することができる。これによ
り、圧着ペンチ等により接続筒部を同軸ケーブルの内部
導体に圧着する必要がない場合には、その圧着にかかる
作業を省略することができる。
拡径変形可能とするスリット溝を形成したことを特徴と
する請求項1記載の同軸ケーブル用の中心コンタクトピ
ンである。このように構成すると、ピン本体の接続筒部
に同軸ケーブルの内部導体を圧入するときには、接続筒
部がスリット溝の溝幅の拡開によってほぼ拡径方向に弾
性変形するため、前記圧入に要する力を低減することが
できる。また、前記接続筒部に内部導体を圧入した後
は、前記接続筒部が弾性復元力をもって内部導体を締め
付けることにより、中心コンタクトピンを同軸ケーブル
の内部導体に強固に接続することができる。これによ
り、圧着ペンチ等により接続筒部を同軸ケーブルの内部
導体に圧着する必要がない場合には、その圧着にかかる
作業を省略することができる。
【0007】
【発明の実施の形態】[実施の形態1]実施の形態1に
ついて図面を参照して説明する。図1に中心コンタクト
ピンの斜視図、図2に同側断面図、図3に同背面図が示
されている。図1において、同軸ケーブル用の中心コン
タクトピン1は、例えばTV受信用同軸ケーブル10の
内部導体11の端末部に接続されるものであり、中実軸
形状のピン本体2の後端部にほぼ円筒形状の接続筒部3
が同軸上に連設されている。なお、中心コンタクトピン
1は、例えば真鍮材料またはベリリウム材料からなり、
表面には金メッキが施されている。
ついて図面を参照して説明する。図1に中心コンタクト
ピンの斜視図、図2に同側断面図、図3に同背面図が示
されている。図1において、同軸ケーブル用の中心コン
タクトピン1は、例えばTV受信用同軸ケーブル10の
内部導体11の端末部に接続されるものであり、中実軸
形状のピン本体2の後端部にほぼ円筒形状の接続筒部3
が同軸上に連設されている。なお、中心コンタクトピン
1は、例えば真鍮材料またはベリリウム材料からなり、
表面には金メッキが施されている。
【0008】前記接続筒部3は、同軸ケーブル10の内
部導体11を次の構成をもって接続可能である。すなわ
ち、接続筒部3の内径D1(図3参照)は、同軸ケーブ
ル10の内部導体11の外径D2(図1参照)よりもそ
の内部導体11を圧入可能な程度に小さく設定されてい
る。なお、前記ピン本体2の外径D3(図2参照)は、
内部導体11の外径D2より小さい。
部導体11を次の構成をもって接続可能である。すなわ
ち、接続筒部3の内径D1(図3参照)は、同軸ケーブ
ル10の内部導体11の外径D2(図1参照)よりもそ
の内部導体11を圧入可能な程度に小さく設定されてい
る。なお、前記ピン本体2の外径D3(図2参照)は、
内部導体11の外径D2より小さい。
【0009】また、接続筒部3の開口側端部(図2にお
いて右端部)の内周面はテーパー状に形成されており、
接続筒部3に対し同軸ケーブル10の内部導体11の先
端部を挿入しやすくしている。また、接続筒部3の開口
側端部(図2において右端部)の外周面は段付き状に大
径化されており、同端部の強度が増大されている。な
お、接続筒部3の開口側端部(図2において右端部)の
外周面を大径化せず、後述する実施の形態2(図20参
照)あるいは実施の形態3(図25参照)と同様に、同
一外径のストレート状の外周面としてもよい。
いて右端部)の内周面はテーパー状に形成されており、
接続筒部3に対し同軸ケーブル10の内部導体11の先
端部を挿入しやすくしている。また、接続筒部3の開口
側端部(図2において右端部)の外周面は段付き状に大
径化されており、同端部の強度が増大されている。な
お、接続筒部3の開口側端部(図2において右端部)の
外周面を大径化せず、後述する実施の形態2(図20参
照)あるいは実施の形態3(図25参照)と同様に、同
一外径のストレート状の外周面としてもよい。
【0010】図1〜図3に示すように、前記接続筒部3
には、その開口端からほぼ軸方向に沿って延びる例えば
4本の直線状のスリット溝3aがほぼ等間隔で形成され
ている。スリット溝3aは、接続筒部3の内径を拡径変
形可能とするとともに、後述する同軸ケーブル10の内
部導体11の挿入具合を目視可能としている。
には、その開口端からほぼ軸方向に沿って延びる例えば
4本の直線状のスリット溝3aがほぼ等間隔で形成され
ている。スリット溝3aは、接続筒部3の内径を拡径変
形可能とするとともに、後述する同軸ケーブル10の内
部導体11の挿入具合を目視可能としている。
【0011】続いて、中心コンタクトピン1を用いて同
軸ケーブル10を接続する同軸ケーブル用のプラグを述
べておくことにする。図4に斜視図、図5に側断面図、
図6に分解斜視図で示すように、プラグ20は、スリー
ブ21、絶縁部材22、連結ナット23、固定リング2
4および締め付けリング25の計5個の構成部品により
構成されている。なお、同軸ケーブル10は周知のもの
であるが、簡単に述べておく。
軸ケーブル10を接続する同軸ケーブル用のプラグを述
べておくことにする。図4に斜視図、図5に側断面図、
図6に分解斜視図で示すように、プラグ20は、スリー
ブ21、絶縁部材22、連結ナット23、固定リング2
4および締め付けリング25の計5個の構成部品により
構成されている。なお、同軸ケーブル10は周知のもの
であるが、簡単に述べておく。
【0012】同軸ケーブル10は、図6に示すように、
ワイヤー状の内部導体11と、その内部導体11の回り
を囲む樹脂製の絶縁体12と、その絶縁体12の回りを
囲むメッシュ状の外部導体13と、その外部導体13の
回りを囲む弾性ゴム製の外被体14とが同軸上に配置さ
れている。前記外部導体13の先端部は、外被体14の
先端部に折り返し状に被せられている(図5参照)。ま
た、図4に示すように、同軸ケーブル用のプラグ20を
接続可能なレセプタクル31は周知のものであり、例え
ばTV受信用分配器30に配設されている。なお、レセ
プタクル31の接続金具31aにはおねじ31bが形成
されている。
ワイヤー状の内部導体11と、その内部導体11の回り
を囲む樹脂製の絶縁体12と、その絶縁体12の回りを
囲むメッシュ状の外部導体13と、その外部導体13の
回りを囲む弾性ゴム製の外被体14とが同軸上に配置さ
れている。前記外部導体13の先端部は、外被体14の
先端部に折り返し状に被せられている(図5参照)。ま
た、図4に示すように、同軸ケーブル用のプラグ20を
接続可能なレセプタクル31は周知のものであり、例え
ばTV受信用分配器30に配設されている。なお、レセ
プタクル31の接続金具31aにはおねじ31bが形成
されている。
【0013】次に、スリーブ21、絶縁部材22、連結
ナット23、固定リング24、締め付けリング25の順
で述べる。なお、スリーブ21、連結ナット23、固定
リング24および締め付けリング25は、真鍮材料、例
えばC3604材からなり、各表面にはニッケルメッキ
が施されている。また、絶縁部材22は絶縁材料、例え
ば高密度ポリエチレン樹脂からなる。
ナット23、固定リング24、締め付けリング25の順
で述べる。なお、スリーブ21、連結ナット23、固定
リング24および締め付けリング25は、真鍮材料、例
えばC3604材からなり、各表面にはニッケルメッキ
が施されている。また、絶縁部材22は絶縁材料、例え
ば高密度ポリエチレン樹脂からなる。
【0014】スリーブ21を図7〜図9を参照して説明
する。図7は正面図、図8は側断面図、図9は背面図で
ある。スリーブ21は、ほぼ円筒形状に形成されてい
る。スリーブ21の前端部における内周面には、その内
径を小さくする凸部21aが形成されている。また、ス
リーブ21の前端部における外周面には、その外径を大
きくする鍔部21bが形成されている。また、スリーブ
21の外周面には、鍔部21bの後側(図8において右
側)から後端に向かって階段状に外径を小さくする、第
1段付き面21c、第2段付き面21d、円筒面21e
が形成されている。スリーブ21の後端部には、先細り
状をなすテーパ面21fが形成されている。
する。図7は正面図、図8は側断面図、図9は背面図で
ある。スリーブ21は、ほぼ円筒形状に形成されてい
る。スリーブ21の前端部における内周面には、その内
径を小さくする凸部21aが形成されている。また、ス
リーブ21の前端部における外周面には、その外径を大
きくする鍔部21bが形成されている。また、スリーブ
21の外周面には、鍔部21bの後側(図8において右
側)から後端に向かって階段状に外径を小さくする、第
1段付き面21c、第2段付き面21d、円筒面21e
が形成されている。スリーブ21の後端部には、先細り
状をなすテーパ面21fが形成されている。
【0015】絶縁部材22を図10および図11を参照
して説明する。図10は側断面図、図11は背面図であ
る。絶縁部材22は、ほぼ円筒形状に形成されている。
絶縁部材22のほぼ前半部における中空孔22aは、前
記中心コンタクトピン1のピン本体2(図2参照)を僅
かな隙間をもって挿入可能な内径に設定されている。絶
縁部材22のほぼ後半部における中空孔22bは、前端
より後方に向かってその内径を次第に大きくするテーパ
孔状に形成されている。また、絶縁部材22の前端部に
おける外周面には段付き凹部22cが形成されている。
上記絶縁部材22は、図5に示すように、前記スリーブ
21にその後端開口より圧入され、段付き凹部22c
(図5参照)が凸部21a(図8参照)と係合した状態
で組付けられている。
して説明する。図10は側断面図、図11は背面図であ
る。絶縁部材22は、ほぼ円筒形状に形成されている。
絶縁部材22のほぼ前半部における中空孔22aは、前
記中心コンタクトピン1のピン本体2(図2参照)を僅
かな隙間をもって挿入可能な内径に設定されている。絶
縁部材22のほぼ後半部における中空孔22bは、前端
より後方に向かってその内径を次第に大きくするテーパ
孔状に形成されている。また、絶縁部材22の前端部に
おける外周面には段付き凹部22cが形成されている。
上記絶縁部材22は、図5に示すように、前記スリーブ
21にその後端開口より圧入され、段付き凹部22c
(図5参照)が凸部21a(図8参照)と係合した状態
で組付けられている。
【0016】次に、連結ナット23を図12および図1
3を参照して説明する。図12は正面図、図13は側断
面図である。連結ナット23は、ほぼ六角ナット形状に
形成されている。連結ナット23の内周面に形成された
めねじ23aは、前記レセプタクル31(図4参照)に
おける接続金具31aのおねじ31bと螺合可能に形成
されている。連結ナット23の後端部(図13において
右端部)の内周面には係合鍔部23bが形成されてい
る。上記連結ナット23は、図5に示すように、めねじ
23aを前方へ向けた状態で、係合鍔部23bが前記ス
リーブ21の第1段付き面21c(図8参照)に回動可
能に嵌合されている。また、係合鍔部23bは、スリー
ブ21に組付けられた固定リング24とスリーブ21の
鍔部21bとの間において所定量の軸移動が可能な状態
で組付けられる。
3を参照して説明する。図12は正面図、図13は側断
面図である。連結ナット23は、ほぼ六角ナット形状に
形成されている。連結ナット23の内周面に形成された
めねじ23aは、前記レセプタクル31(図4参照)に
おける接続金具31aのおねじ31bと螺合可能に形成
されている。連結ナット23の後端部(図13において
右端部)の内周面には係合鍔部23bが形成されてい
る。上記連結ナット23は、図5に示すように、めねじ
23aを前方へ向けた状態で、係合鍔部23bが前記ス
リーブ21の第1段付き面21c(図8参照)に回動可
能に嵌合されている。また、係合鍔部23bは、スリー
ブ21に組付けられた固定リング24とスリーブ21の
鍔部21bとの間において所定量の軸移動が可能な状態
で組付けられる。
【0017】次に、固定リング24を図14および図1
5を参照して説明する。図14は側断面図、図15は背
面図である。固定リング24のほぼ後半部の外周面には
おねじ24aが形成されている。また、固定リング24
の前端部の内周面には、取り付け鍔部24bが形成され
ている。上記固定リング24は、図5に示すように、前
記スリーブ21の第2段付き面21d(図8参照)に取
り付け鍔部24bを相対的に圧入することによって固定
されている。これにより、連結ナット23と反対側にお
いて、固定リング24とスリーブ21との間にほぼ円筒
形状の収容空間(符号省略)が形成されている。
5を参照して説明する。図14は側断面図、図15は背
面図である。固定リング24のほぼ後半部の外周面には
おねじ24aが形成されている。また、固定リング24
の前端部の内周面には、取り付け鍔部24bが形成され
ている。上記固定リング24は、図5に示すように、前
記スリーブ21の第2段付き面21d(図8参照)に取
り付け鍔部24bを相対的に圧入することによって固定
されている。これにより、連結ナット23と反対側にお
いて、固定リング24とスリーブ21との間にほぼ円筒
形状の収容空間(符号省略)が形成されている。
【0018】次に、締め付けリング25を図16および
図17を参照して説明する。図16は正面図、図17は
側断面図である。締め付けリング25の内周面には、前
記固定リング24のおねじ24a(図5参照)と螺合可
能なめねじ25aが形成されている。締め付けリング2
5の後端部(図17において右端部)の内周面には突縁
部25bが形成されている。突縁部25bの内径は、前
記スリーブ21の円筒面21eの外径よりも大きく、前
記固定リング24の後端部の内径よりも小さい大きさに
設定されている(図5参照)。上記締め付けリング25
は、図5に示すように、前記固定リング24のおねじ2
4aにめねじ25aを螺合することによって取り付けら
れる。
図17を参照して説明する。図16は正面図、図17は
側断面図である。締め付けリング25の内周面には、前
記固定リング24のおねじ24a(図5参照)と螺合可
能なめねじ25aが形成されている。締め付けリング2
5の後端部(図17において右端部)の内周面には突縁
部25bが形成されている。突縁部25bの内径は、前
記スリーブ21の円筒面21eの外径よりも大きく、前
記固定リング24の後端部の内径よりも小さい大きさに
設定されている(図5参照)。上記締め付けリング25
は、図5に示すように、前記固定リング24のおねじ2
4aにめねじ25aを螺合することによって取り付けら
れる。
【0019】次に、上記中心コンタクトピン1を用い
て、プラグ20に同軸ケーブル10を接続する場合を説
明する。まず、図18に斜視図で示すように、固定リン
グ24から締め付けリング25を螺退させることにより
取り外す。そして、締め付けリング25内に、同軸ケー
ブル10の接続側端部(先端部ともいう)を挿通する。
なお、プラグ20の接続のために、同軸ケーブル10の
外被体14の先端部は所定量切除され、その外被体14
の先端部に外部導体13の先端部が折り返し状に被せら
れる。また、図6に示すように、絶縁体12の先端部は
前記外被体14の先端部とほぼ同じ位置まで切除され、
絶縁体12の先端面から内部導体11が露出されてい
る。
て、プラグ20に同軸ケーブル10を接続する場合を説
明する。まず、図18に斜視図で示すように、固定リン
グ24から締め付けリング25を螺退させることにより
取り外す。そして、締め付けリング25内に、同軸ケー
ブル10の接続側端部(先端部ともいう)を挿通する。
なお、プラグ20の接続のために、同軸ケーブル10の
外被体14の先端部は所定量切除され、その外被体14
の先端部に外部導体13の先端部が折り返し状に被せら
れる。また、図6に示すように、絶縁体12の先端部は
前記外被体14の先端部とほぼ同じ位置まで切除され、
絶縁体12の先端面から内部導体11が露出されてい
る。
【0020】次に、前記内部導体11の先端部を中心コ
ンタクトピン1のピン本体2の接続筒部3に圧入によっ
て接続する(図18参照)。このとき、前記接続筒部3
のスリット溝3a(図1参照)を目視し、内部導体11
が接続筒部3内に適正に挿入されていることを確認し、
接続を完了する。
ンタクトピン1のピン本体2の接続筒部3に圧入によっ
て接続する(図18参照)。このとき、前記接続筒部3
のスリット溝3a(図1参照)を目視し、内部導体11
が接続筒部3内に適正に挿入されていることを確認し、
接続を完了する。
【0021】ところで、ピン本体2の接続筒部3に同軸
ケーブル10の内部導体11を圧入するときには、接続
筒部3がスリット溝3aの溝幅の拡開によってほぼ拡径
方向に弾性変形する。また、前記接続筒部3に内部導体
11を圧入した後は、前記接続筒部3が弾性復元力をも
って内部導体11を締め付ける。これにより、中心コン
タクトピン1が同軸ケーブル10の内部導体11に強固
に接続される。
ケーブル10の内部導体11を圧入するときには、接続
筒部3がスリット溝3aの溝幅の拡開によってほぼ拡径
方向に弾性変形する。また、前記接続筒部3に内部導体
11を圧入した後は、前記接続筒部3が弾性復元力をも
って内部導体11を締め付ける。これにより、中心コン
タクトピン1が同軸ケーブル10の内部導体11に強固
に接続される。
【0022】次に、図5に示すように、スリーブ21内
に同軸ケーブル10の絶縁体12を挿入するとともに、
絶縁部材22の中空孔22a(図10参照)内に同軸ケ
ーブル10の内部導体11を挿通する。これとともに、
スリーブ21の後端部を同軸ケーブル10の絶縁体12
と外部導体13との間に介入していき、スリーブ21と
固定リング24との間の収容空間に、外被体14ととも
に外部導体13の折り返し部分を収容する。
に同軸ケーブル10の絶縁体12を挿入するとともに、
絶縁部材22の中空孔22a(図10参照)内に同軸ケ
ーブル10の内部導体11を挿通する。これとともに、
スリーブ21の後端部を同軸ケーブル10の絶縁体12
と外部導体13との間に介入していき、スリーブ21と
固定リング24との間の収容空間に、外被体14ととも
に外部導体13の折り返し部分を収容する。
【0023】次に、固定リング24に締め付けリング2
5をおねじ24aとめねじ25aの螺合(図6参照)を
介して締め付ける。これにより、締め付けリング25の
突縁部25bにより、同軸ケーブル10の外被体14が
軸方向(図5において左方)へ締め付けられることによ
り、同軸ケーブル10にプラグ20が固定される。
5をおねじ24aとめねじ25aの螺合(図6参照)を
介して締め付ける。これにより、締め付けリング25の
突縁部25bにより、同軸ケーブル10の外被体14が
軸方向(図5において左方)へ締め付けられることによ
り、同軸ケーブル10にプラグ20が固定される。
【0024】上記したように、同軸ケーブル10を接続
した同軸ケーブル用のプラグ20(図5参照)は、図4
に示すように、接続金具31aに連結ナット23をおね
じ31bとめねじ23aの螺合を介して締め付けること
により、分配器30のレセプタクル31に接続される。
した同軸ケーブル用のプラグ20(図5参照)は、図4
に示すように、接続金具31aに連結ナット23をおね
じ31bとめねじ23aの螺合を介して締め付けること
により、分配器30のレセプタクル31に接続される。
【0025】上記した同軸ケーブル用の中心コンタクト
ピン1によると、ピン本体2の接続筒部3に同軸ケーブ
ル10の内部導体11を圧入により接続することによ
り、従来の中心コンタクトピン1の手放しによる同軸ケ
ーブル10の内部導体11からの抜け落ちを防止し、抜
け落ちにより煩雑となっていた同軸ケーブル10の接続
作業を容易に行なうことができる。
ピン1によると、ピン本体2の接続筒部3に同軸ケーブ
ル10の内部導体11を圧入により接続することによ
り、従来の中心コンタクトピン1の手放しによる同軸ケ
ーブル10の内部導体11からの抜け落ちを防止し、抜
け落ちにより煩雑となっていた同軸ケーブル10の接続
作業を容易に行なうことができる。
【0026】また、接続筒部3に内径を拡径変形可能と
するスリット溝3aを形成したことにより、ピン本体2
の接続筒部3に同軸ケーブル10の内部導体11を圧入
するときには、接続筒部3がスリット溝3aの溝幅の拡
開によってほぼ拡径方向に弾性変形するため、前記圧入
に要する力を低減することができる。また、前記接続筒
部3に内部導体11を圧入した後は、前記接続筒部3が
弾性復元力をもって内部導体11を締め付けることによ
り、中心コンタクトピン1を同軸ケーブル10の内部導
体11に強固に接続することができる。これにより、接
続筒部3を同軸ケーブル10の内部導体11に圧着ペン
チ等により圧着する必要がない場合には、その圧着にか
かる作業を省略することができる。なお、必要に応じ
て、接続筒部3を同軸ケーブル10の内部導体11に圧
着ペンチ等により圧着しても差し支えない。
するスリット溝3aを形成したことにより、ピン本体2
の接続筒部3に同軸ケーブル10の内部導体11を圧入
するときには、接続筒部3がスリット溝3aの溝幅の拡
開によってほぼ拡径方向に弾性変形するため、前記圧入
に要する力を低減することができる。また、前記接続筒
部3に内部導体11を圧入した後は、前記接続筒部3が
弾性復元力をもって内部導体11を締め付けることによ
り、中心コンタクトピン1を同軸ケーブル10の内部導
体11に強固に接続することができる。これにより、接
続筒部3を同軸ケーブル10の内部導体11に圧着ペン
チ等により圧着する必要がない場合には、その圧着にか
かる作業を省略することができる。なお、必要に応じ
て、接続筒部3を同軸ケーブル10の内部導体11に圧
着ペンチ等により圧着しても差し支えない。
【0027】[実施の形態2]実施の形態2を説明す
る。実施の形態2は、実施の形態1の一部を変更したも
のであるからその変更部分について詳述し、実施の形態
1と同一と考えられる部分には同一符号を付して重複す
る説明は省略する。
る。実施の形態2は、実施の形態1の一部を変更したも
のであるからその変更部分について詳述し、実施の形態
1と同一と考えられる部分には同一符号を付して重複す
る説明は省略する。
【0028】図19に中心コンタクトピン1の斜視図、
図20に同側断面図、図21に図20のXXI−XXI
線断面図が示されている。図19〜図21に示す中心コ
ンタクトピン1の接続筒部3は、単なる円筒形状に形成
され、実施の形態1におけるスリット溝3a(図1参
照)が廃除されている。前記接続筒部3の内径D1(図
21参照)は、同軸ケーブル10の内部導体11の外径
D2(図19参照)よりもその内部導体11を圧入可能
な程度に小さく設定されている。また、前記接続筒部3
の前端部には、半径方向に貫通する例えば1個の開口孔
3bが形成されている。開口孔3bは、同軸ケーブル1
0の内部導体11の挿入具合を目視可能とする。
図20に同側断面図、図21に図20のXXI−XXI
線断面図が示されている。図19〜図21に示す中心コ
ンタクトピン1の接続筒部3は、単なる円筒形状に形成
され、実施の形態1におけるスリット溝3a(図1参
照)が廃除されている。前記接続筒部3の内径D1(図
21参照)は、同軸ケーブル10の内部導体11の外径
D2(図19参照)よりもその内部導体11を圧入可能
な程度に小さく設定されている。また、前記接続筒部3
の前端部には、半径方向に貫通する例えば1個の開口孔
3bが形成されている。開口孔3bは、同軸ケーブル1
0の内部導体11の挿入具合を目視可能とする。
【0029】次に、上記中心コンタクトピン1を用い
て、プラグ20(図22参照)に対し同軸ケーブル10
を接続する場合を説明する。まず、図23に斜視図で示
すように、締め付けリング25内に同軸ケーブル10の
先端部を挿通し、その同軸ケーブル10の先端部にプラ
グ20の接続のための加工を施す。
て、プラグ20(図22参照)に対し同軸ケーブル10
を接続する場合を説明する。まず、図23に斜視図で示
すように、締め付けリング25内に同軸ケーブル10の
先端部を挿通し、その同軸ケーブル10の先端部にプラ
グ20の接続のための加工を施す。
【0030】次に、前記同軸ケーブル10の内部導体1
1(図19参照)の先端部を中心コンタクトピン1の接
続筒部3に圧入によって接続する。このとき、前記接続
筒部3の開口孔3bを目視し、内部導体11が接続筒部
3内に適正に挿入されていることを確認し、接続を完了
する。なお、必要に応じて、前記接続筒部3を前記内部
導体11に圧着ペンチ等により圧着する。
1(図19参照)の先端部を中心コンタクトピン1の接
続筒部3に圧入によって接続する。このとき、前記接続
筒部3の開口孔3bを目視し、内部導体11が接続筒部
3内に適正に挿入されていることを確認し、接続を完了
する。なお、必要に応じて、前記接続筒部3を前記内部
導体11に圧着ペンチ等により圧着する。
【0031】以降、実施の形態1で述べた手順により、
図22に断面図で示すように、同軸ケーブル10にプラ
グ20が取り付けられる。
図22に断面図で示すように、同軸ケーブル10にプラ
グ20が取り付けられる。
【0032】上記した同軸ケーブル用の中心コンタクト
ピン1によっても、実施の形態1と同様に、ピン本体2
の接続筒部3に同軸ケーブル10の内部導体11を圧入
によって接続することにより、従来の中心コンタクトピ
ン1の手放しによる同軸ケーブル10の内部導体11か
らの抜け落ちを防止し、抜け落ちにより煩雑となってい
た同軸ケーブル10の接続作業を容易に行なうことがで
きる。
ピン1によっても、実施の形態1と同様に、ピン本体2
の接続筒部3に同軸ケーブル10の内部導体11を圧入
によって接続することにより、従来の中心コンタクトピ
ン1の手放しによる同軸ケーブル10の内部導体11か
らの抜け落ちを防止し、抜け落ちにより煩雑となってい
た同軸ケーブル10の接続作業を容易に行なうことがで
きる。
【0033】[実施の形態3]実施の形態3を説明す
る。実施の形態3は、実施の形態2の一部を変更したも
のであるからその変更部分について詳述し、実施の形態
2と同一と考えられる部分には同一符号を付して重複す
る説明は省略する。
る。実施の形態3は、実施の形態2の一部を変更したも
のであるからその変更部分について詳述し、実施の形態
2と同一と考えられる部分には同一符号を付して重複す
る説明は省略する。
【0034】図24に中心コンタクトピン1の斜視図、
図25に同側断面図、図26に図25のXXVI−XX
VI線断面図が示されている。図24〜図26に示す中
心コンタクトピン1の接続筒部3には、実施の形態2に
おける開口孔3bに加え、実施の形態1と同様に開口端
からほぼ軸方向に沿って延びる例えば2本の直線状のス
リット溝3a(実施の形態1のものと同一符号を付す)
が前記開口孔3bの軸線と直交する直線上に形成されて
いる。
図25に同側断面図、図26に図25のXXVI−XX
VI線断面図が示されている。図24〜図26に示す中
心コンタクトピン1の接続筒部3には、実施の形態2に
おける開口孔3bに加え、実施の形態1と同様に開口端
からほぼ軸方向に沿って延びる例えば2本の直線状のス
リット溝3a(実施の形態1のものと同一符号を付す)
が前記開口孔3bの軸線と直交する直線上に形成されて
いる。
【0035】次に、上記中心コンタクトピン1を用い
て、プラグ20(図27参照)に対し同軸ケーブル10
を接続する場合を説明する。まず、図27に斜視図で示
すように、締め付けリング25内に同軸ケーブル10の
先端部を挿通し、その同軸ケーブル10の先端部にプラ
グ20の接続のための加工を施す。
て、プラグ20(図27参照)に対し同軸ケーブル10
を接続する場合を説明する。まず、図27に斜視図で示
すように、締め付けリング25内に同軸ケーブル10の
先端部を挿通し、その同軸ケーブル10の先端部にプラ
グ20の接続のための加工を施す。
【0036】次に、前記同軸ケーブル10の内部導体1
1(図24参照)の先端部を中心コンタクトピン1の接
続筒部3に圧入によって接続する。このとき、前記接続
筒部3のスリット溝3aあるいは開口孔3bを目視し、
内部導体11が接続筒部3内に適正に挿入されているこ
とを確認し、接続を完了する。
1(図24参照)の先端部を中心コンタクトピン1の接
続筒部3に圧入によって接続する。このとき、前記接続
筒部3のスリット溝3aあるいは開口孔3bを目視し、
内部導体11が接続筒部3内に適正に挿入されているこ
とを確認し、接続を完了する。
【0037】ところで、ピン本体2の接続筒部3に同軸
ケーブル10の内部導体11を圧入するときには、接続
筒部3がスリット溝3aの溝幅の拡開によってほぼ拡径
方向に弾性変形する。また、前記接続筒部3に内部導体
11を圧入した後は、前記接続筒部3が弾性復元力をも
って内部導体11を締め付ける。これにより、中心コン
タクトピン1が同軸ケーブル10の内部導体11に強固
に接続される。この場合も、必要に応じて、前記接続筒
部3を前記内部導体11に圧着ペンチ等により圧着す
る。
ケーブル10の内部導体11を圧入するときには、接続
筒部3がスリット溝3aの溝幅の拡開によってほぼ拡径
方向に弾性変形する。また、前記接続筒部3に内部導体
11を圧入した後は、前記接続筒部3が弾性復元力をも
って内部導体11を締め付ける。これにより、中心コン
タクトピン1が同軸ケーブル10の内部導体11に強固
に接続される。この場合も、必要に応じて、前記接続筒
部3を前記内部導体11に圧着ペンチ等により圧着す
る。
【0038】以降、実施の形態1で述べた手順により、
同軸ケーブル10にプラグ20が取り付けられる。
同軸ケーブル10にプラグ20が取り付けられる。
【0039】上記した同軸ケーブル用の中心コンタクト
ピン1によると、実施の形態2と同様の作用効果が得ら
れる。さらに、接続筒部3に形成したスリット溝3aに
より、実施の形態1と同様の作用効果が得られる。
ピン1によると、実施の形態2と同様の作用効果が得ら
れる。さらに、接続筒部3に形成したスリット溝3aに
より、実施の形態1と同様の作用効果が得られる。
【0040】本発明は前記実施の形態に限定されるもの
ではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更
が可能である。例えば、接続筒部3は、同軸ケーブル1
0の内部導体11を圧入可能であれば良いため、その形
状は限定されない。また、接続筒部3のスリット溝3a
は、直線状に代え、ほぼ軸方向に沿って傾斜する直線状
あるいは曲線状にしてもよい。
ではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更
が可能である。例えば、接続筒部3は、同軸ケーブル1
0の内部導体11を圧入可能であれば良いため、その形
状は限定されない。また、接続筒部3のスリット溝3a
は、直線状に代え、ほぼ軸方向に沿って傾斜する直線状
あるいは曲線状にしてもよい。
【0041】
【発明の効果】本発明の同軸ケーブル用の中心コンタク
トピンによれば、ピン本体の接続筒部に同軸ケーブルの
内部導体を圧入により接続することにより、従来の中心
コンタクトピンの手放しによる同軸ケーブルの内部導体
からの抜け落ちを防止し、抜け落ちにより煩雑となって
いた同軸ケーブルの接続作業を容易に行なうことができ
る。
トピンによれば、ピン本体の接続筒部に同軸ケーブルの
内部導体を圧入により接続することにより、従来の中心
コンタクトピンの手放しによる同軸ケーブルの内部導体
からの抜け落ちを防止し、抜け落ちにより煩雑となって
いた同軸ケーブルの接続作業を容易に行なうことができ
る。
【図1】実施の形態1を示す中心コンタクトピンの斜視
図である。
図である。
【図2】中心コンタクトピンの側断面図である。
【図3】中心コンタクトピンの背面図である。
【図4】同軸ケーブル用プラグの斜視図である。
【図5】同軸ケーブル用プラグの側断面図である。
【図6】同軸ケーブル用プラグの分解斜視図である。
【図7】スリーブの正面図である。
【図8】スリーブの側断面図である。
【図9】スリーブの背面図である。
【図10】絶縁部材の側断面図である。
【図11】絶縁部材の背面図である。
【図12】連結ナットの正面図である。
【図13】連結ナットの側断面図である。
【図14】固定リングの側断面図である。
【図15】固定リングの背面図である。
【図16】締め付けリングの正面図である。
【図17】締め付けリングの側断面図である。
【図18】同軸ケーブルの内部導体に対する中心コンタ
クトピンの接続状態を示す斜視図である。
クトピンの接続状態を示す斜視図である。
【図19】実施の形態2を示す中心コンタクトピンの斜
視図である。
視図である。
【図20】中心コンタクトピンの側断面図である。
【図21】図20のXXI−XXI線断面図である。
【図22】同軸ケーブル用プラグの側断面図である。
【図23】同軸ケーブルの内部導体に対する中心コンタ
クトピンの接続状態を示す斜視図である。
クトピンの接続状態を示す斜視図である。
【図24】実施の形態3を示す中心コンタクトピンの斜
視図である。
視図である。
【図25】中心コンタクトピンの側断面図である。
【図26】図25のXXVI−XXVI線断面図であ
る。
る。
【図27】同軸ケーブルの内部導体に対する中心コンタ
クトピンの接続状態を示す斜視図である。
クトピンの接続状態を示す斜視図である。
1 中心コンタクトピン 2 ピン本体 3 接続筒部 3a スリット溝 10 同軸ケーブル 11 内部導体
Claims (2)
- 【請求項1】 ピン本体に同軸ケーブルの内部導体を接
続可能な接続筒部が設けられた同軸ケーブル用の中心コ
ンタクトピンであって、前記接続筒部を前記内部導体を
圧入可能に形成したことを特徴とする同軸ケーブル用の
中心コンタクトピン。 - 【請求項2】 接続筒部には、内径を拡径変形可能とす
るスリット溝を形成したことを特徴とする請求項1記載
の同軸ケーブル用の中心コンタクトピン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11160053A JP2000348833A (ja) | 1999-06-07 | 1999-06-07 | 同軸ケーブル用の中心コンタクトピン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11160053A JP2000348833A (ja) | 1999-06-07 | 1999-06-07 | 同軸ケーブル用の中心コンタクトピン |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000348833A true JP2000348833A (ja) | 2000-12-15 |
Family
ID=15706901
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11160053A Pending JP2000348833A (ja) | 1999-06-07 | 1999-06-07 | 同軸ケーブル用の中心コンタクトピン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000348833A (ja) |
-
1999
- 1999-06-07 JP JP11160053A patent/JP2000348833A/ja active Pending
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