JP2000348214A - 製品開発支援方法及び製品開発支援装置並びに記録媒体 - Google Patents

製品開発支援方法及び製品開発支援装置並びに記録媒体

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JP2000348214A
JP2000348214A JP11157999A JP15799999A JP2000348214A JP 2000348214 A JP2000348214 A JP 2000348214A JP 11157999 A JP11157999 A JP 11157999A JP 15799999 A JP15799999 A JP 15799999A JP 2000348214 A JP2000348214 A JP 2000348214A
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Shigeru Akaike
茂 赤池
Kaname Hayakawa
要 早川
Hideo Asano
秀夫 浅野
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 少ない時間とコストで製品を開発することが
できる製品開発支援方法及び開発支援装置並びに記録媒
体を提供すること。 【解決手段】 ステップ100では、カーエアコンのケ
ース部のソリッドモデルS1を作成する。ステップ12
0では、ケース部のソリッドモデルS1を用いて、ケー
ス部内の空間部のソリッドモデルS2を作成する。ステ
ップ130では、解析障害要素を検索する。つまり、空
間部のソリッドモデルS2から、流れ解析を行う際に、
演算処理に多くの時間がかかるような箇所(解析障害要
素)を検索する。ステップ140では、検索した解析障
害要素を除去する。ステップ180では、メッシュ分割
された解析用のソリッドモデルS3に、境界条件を適用
して、流れ解析を実行する。ステップ200では、解析
結果を表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばカーエアコ
ン等の製品の開発に用いることができる製品開発支援方
法及び製品開発支援装置並びに記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、例えば自動車に搭載されるエ
アコン(カーエアコン)を開発する場合には、試作・試
験を繰り返し、実験と経験により製品化を進めていた。
つまり、試作により開発品を作製し、その開発品に対し
て実際に条件を変え、多くの実験を行ってカーエアコン
の性能を求めることにより開発を行っていた。
【0003】この種のカーエアコンの場合には、家庭用
のエアコンとは異なり、除湿・暖房の機能も必要とされ
るため、空気を一度熱交換器で冷却し、その冷却した空
気を再度一部又は全部暖めてエアミックスすることによ
り、好みの温度の空気して車室内に供給している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このエ
アミックス性は、カーエアコン内の構成、即ち、カーエ
アコン内部のユニットの体格・形状、熱交換器の位置・
形状などによって、大きく影響をうけるので、カーエア
コンの設計は容易ではないという問題があった。
【0005】つまり、エアミックス性には、非常に複雑
な要素がからみあっているので、その実験に膨大な手間
がかかり、結果として、カーエアコンの設計及び製造を
行う場合には、多大な時間及びコストを要していた。本
発明は、前記課題を解決するためになされたものであ
り、その目的は、少ない時間とコストで製品を開発する
ことができる製品開発支援方法及び開発支援装置並びに
記録媒体を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段及び発明の効果】(1)請
求項1の発明は、開発対象の製品のソリッドモデルを作
製する第1工程と、前記ソリッドモデルから、解析の障
害となる要素を除去して解析用モデルを作製する第2工
程と、前記解析用モデルを用いて、解析を実行する第3
工程と、を有することを特徴とする製品開発支援方法を
要旨とする。
【0007】本発明では、開発対象の製品のソリッドモ
デルから解析の障害となる要素を除去して解析を実行す
るので、例えば解析のためのメッシュの作成や実際の解
析のための処理時間が少なくて済み、開発コスト及び開
発時間を大きく低減することができる。
【0008】(2)請求項2の発明は、前記第1工程に
て、前記製品のケース部のソリッドモデルを作成した後
に、前記ケース部の内部の空気部のソリッドモデルを作
成することを特徴とする前記請求項1に記載の製品開発
支援方法を要旨とする。
【0009】例えば温度等の流れ解析を行う場合には、
空気部のソリッドモデルが必要であるので、ここでは、
ケース部のソリッドモデルから空気部のソリッドモデル
を作成するのである。 (3)請求項3の発明は、前記第2工程にて、解析の障
害となる要素を検索した後に、該解析の障害となる要素
を除去することを特徴とする前記請求項1又は2に記載
の製品開発支援方法を要旨とする。
【0010】解析の障害となる要素には、各種のものが
あるので、ここでは、解析の障害となる要素を、自動的
に又はマニュアルにて入力し、それに該当するものの検
索をソリッドモデルに対して実施し、それを捜し出して
除去する。 (4)請求項4の発明は、前記第3工程にて、前記解析
用モデルを用いて流れ解析を行うことを特徴とする前記
請求項1〜3のいずれかに記載の製品開発支援方法を要
旨とする。
【0011】ここでは、解析手法を例示しており、この
流れ解析とは、例えば計算機(コンピュータ)を用い
て、場の流れの様子を表現するもので、その場の中の流
れの様子、温度分布の様子等を求めることができる。手
法としては、有限要素法、有限体積法とかが一般的に使
用されており、これらの手法を用いて、流れの支配方程
式である、連続の方程式、運動量方程式、エネルギ保存
式を解く。これらの方程式を数値的に解くことにより、
求めたい場での速度(流速)、温度等が求められる。こ
の速度、温度の分布が分かれば、良い製品(例えばカー
エアコン)かどうかを評価することが可能になる。
【0012】(5)請求項5の発明は、前記第3工程の
解析の結果を評価する第4工程を有することを特徴とす
る前記請求項1〜4のいずれかに記載の製品開発支援方
法を要旨とする。解析することにより、製品における例
えば温度分布や流速などの結果が得られるので、この結
果が目標値に達しているかどうかを評価する。
【0013】(6)請求項6の発明は、前記第4工程に
おける評価に基づいて、前記ソリッドモデルの修正を行
うことを特徴とする前記請求項5に記載の製品開発支援
方法を要旨とする。上述した評価により、例えば解析を
行ったソリッドモデルでは目標値が達成できないと判断
された場合には、(例えばケース部又は空間部の)ソリ
ッドモデルの修正を行う。その後、修正したソリッドモ
デルに対して、同様な解析及び修正を繰り返すことによ
り、目標値の実現が可能な好適なソリッドモデルを得る
ことができる。
【0014】(7)請求項7の発明は、前記第4工程に
おける評価に基づいて、前記除去する解析の障害となる
要素の修正を行うことを特徴とする前記請求項5又は6
に記載の製品開発支援方法を要旨とする。
【0015】解析の障害となる要素の除去が適切でない
場合も考えられるので、ここでは、除去する要素の修正
を行う。その後、修正したソリッドモデルに対して、同
様な解析及び修正を繰り返すことにより、目標値の実現
が可能な好適なソリッドモデルを得ることができる。
【0016】(8)請求項8の発明は、前記除去する解
析の障害となる要素は、微小要素、微小エッジ要素、及
び鋭角エッジ要素のいずれかであることを特徴とする前
記請求項1〜7のいずれかに記載の製品開発支援方法を
要旨とする。
【0017】ここでは、除去する解析の障害となる要素
を例示している。このうち、微小要素としては、微小R
部、多角形の一辺が2mm以下の辺等が挙げられる。ま
た、微小エッジ要素としては、製品壁面の小さな段差に
よって生じるエッジ等が挙げられる。更に、鋭角エッジ
要素としては、角度20゜以下の鋭角エッジが挙げられ
る。
【0018】(9)請求項9の発明は、入力されたデー
タに基づいて、開発対象の製品のソリッドモデルを作製
する第1手段と、前記ソリッドモデルから、解析の障害
となる要素を除去して解析用モデルを作製する第2手段
と、境界条件に基づき、前記解析用モデルを用いて、解
析を実行する第3手段と、を備えたことを特徴とする製
品開発支援装置を要旨とする。
【0019】本発明は、製品開発の支援を行う装置を示
している。この装置では、入力されたデータに基づい
て、開発対象の製品のソリッドモデルを作製し、このソ
リッドモデルから、解析の障害となる要素を除去して解
析用モデルを作製し、この解析モデルに境界条件を入力
して解析を実行する。
【0020】これにより、例えば微小要素等の解析の障
害となる要素がなくなるので、例えば解析のためのメッ
シュの作成や実際の解析のための処理時間が少なくて済
み、開発コスト及び開発時間を大きく低減することがで
きる。 (10)請求項10の発明は、前記第3手段の解析の結
果を報知する第4手段を有することを特徴とする前記請
求項9に記載の製品開発支援装置を要旨とする。
【0021】例えば製品の温度分布や流速などの解析の
結果は、例えばディスプレイに表示される。 (11)請求項11の発明は、前記各手段の実行の程度
に応じて、該手段の実行の程度を報知する第5手段を有
することを特徴とする前記請求項9又は10に記載の製
品開発支援装置を要旨とする。
【0022】処理の進行状態は、例えばメールソフトに
より、例えばディスプレイに表示されるので、処理作業
が明確化され、作業能率が向上する。 (12)請求項12の発明は、前記各手段は、該各手段
に対応したコンピュータのソフトウエアを用いて各処理
を実行することを特徴とする前記請求項9〜11のいず
れかに記載の製品開発支援装置を要旨とする。
【0023】例えば製品のケース部やその内部の空間部
のソリッドモデルの作成や、解析の障害になる要素の除
去は、例えば3D・CADソフトを用いて行うことがで
きる。また、解析のためのメッシュの作成や境界条件の
入力は、メッシュ作成ソフトや境界条件入力ソフトを用
いて行うことができる。更に、解析は各種の解析ソフト
を用いて行うことができる。
【0024】(13)請求項13の発明は、前記請求項
9〜12のいずれかに記載の製品開発支援装置の機能を
実現するための手段を記録したことを特徴とする記録媒
体を要旨とする。本発明は、製品開発支援装置の機能を
実現するための手段(例えばプログラム)を記録した記
録媒体を示している。
【0025】つまり、上述した様な製品開発支援装置を
コンピュータシステムにて実現する機能は、例えば、コ
ンピュータシステム側で起動するプログラムとして備え
ることができる。このようなプログラムの場合、例え
ば、フロッピー(登録商標)ディスク、光磁気ディス
ク、CD−ROM、ハードディスク等のコンピュータ読
み取り可能な記録媒体に記録し、必要に応じてコンピュ
ータシステムにロードして起動することにより用いるこ
とができる。
【0026】
【発明の実施の形態】次に、本発明の製品開発支援方法
及び製品開発支援装置並びに記録媒体の実施の形態の例
(実施例)について、図面に基づいて説明する。 (実施例)ここでは、カーエアコンを開発する場合の製
品開発支援方法と、この製品開発支援方法に用いる製品
開発支援装置について説明する。
【0027】a)まず、本実施例の製品開発支援装置の
基本構成について説明する。図1に示す様に、本実施例
の製品開発支援装置は、データ等の入出力を行う入出力
部1と、コンピュータを中心に構成されデータの処理を
行う処理部3と、データを記憶する記憶部(データベー
ス)5とを備えている。
【0028】このうち、入出力部1は、各種の表示を行
うディスプレイ7と、作業者によりデータの入力を行う
キーボード9及びマウス11と、フロッピーディスクの
様な記録媒体からデータの入力を行う読込装置13とを
備えている。尚、データの送受信を行うために、他のコ
ンピュータと接続されていてもよい。
【0029】前記処理部3は、機能的に5つのブロック
に区分される。具体的には、処理部3は、全体の処理の
流れを制御するソフト(ワークフローマネージャ)の機
能を示す統合制御部15を備えるとともに、3次元(3
D)のソリッドモデルを作成するCADソフトの機能を
示すソリッドモデル作成部17と、後述する流れ解析の
ためにテトラメッシュを作成し且つ境界条件を入力する
メッシュ作成ソフトの機能を示すメッシュ作成部19
と、流れ解析を行う解析ソフトの機能を示す解析部21
と、解析結果を表示する結果表示ソフトの機能を示す表
示制御部23と、処理の経過に応じてその状況を報知す
るメールソフトの機能を示すメール部25とを備えてい
る。
【0030】前記記憶部5は、ソリッドモデルのデータ
を記憶する領域と、解析障害要素に関するデータを記憶
する領域とを備えている。このうち、カーエアコンのケ
ース部(枠体やドアのハード部分)のソリッドモデルS
1のデータは、領域Aに記憶され、ケース部内の空間の
ソリッドモデルS2のデータは、領域Bに記憶され、空
間のソリッドモデルS2のデータから解析障害要素を除
去した解析用のソリッドモデルS3のデータは、領域C
に記憶されている。また、解析障害要素を自動的に検索
するための検索用のデータは、領域Dに記憶され、実際
に空間のソリッドモデルS2から除去された解析障害要
素のデータは、領域Eに記憶されている。
【0031】これらのソリッドモデルS1,S2,S3
は、各1種のみではなく、例えばエアミックスドア35
の開度や、他のドア37,39,41(図2参照)の開
閉状態等の各種条件に応じて、それぞれ複数分記憶され
ている。また、これらのデータ間には対応がとられてい
るので、例えば除去された解析障害要素を、解析用のソ
リッドモデルS3に付加する等の各種の作業を行うこと
が可能である。
【0032】b)次に、開発される製品であるカーエア
コンの構成について説明する。図2に示す様に、カーエ
アコンでは、吸気孔27から吸入された外気(又は内
気)は、送風機(ブロア)29により、カーエアコン内
部に送られる。この内部に送られた空気は、エバポレー
タ31により冷やされて冷風となり、更にエアミックス
ドア35により、ヒータコア33に導かれる空気と導か
れない空気とに分けられる。
【0033】ヒータコア33に導かれた空気は、ヒータ
コア33により加熱されて温風となり、また、ヒータコ
ア33に導かれない空気は、冷風のまま送られて、それ
らの下流側にてミックスされ、温度等が調整される。そ
の後、第1ドア37の開閉状態に応じて、例えば第1ド
ア37が開かれている場合には、第1ドア37を介して
前記ミックスされた空気が、(車両の例えばフロントガ
ラスの)デフロスタ側に供給される。また、第2ドア3
9の開閉状態応じて、例えば第2ドア39が開かれてい
る場合には、第2ドア39を介して前記ミックスされた
空気が、(車両の例えばダッシュボードの中央の開口部
から)乗員の顔側に供給される。更に、第3ドア41の
開閉状態応じて、例えば第3ドア41が開かれている場
合には、第3ドア41を介して前記ミックスされた空気
が、(車両の例えばダッシュボードの下方の開口部か
ら)乗員の足元側に供給される。
【0034】c)次に、前記製品開発支援装置を用いて
実施される製品開発支援方法について、図3のフローチ
ャート等を参照して説明する。図3に示す様に、ステッ
プ100では、カーエアコンのケース部のソリッドモデ
ルS1を作成する。
【0035】具体的には、ソリッドモデルS1を作成す
るためのデータを、入出力部1から処理部3に入力す
る。例えば記録媒体に記録された(カーエアコンのケー
ス部の)データを読み込んだり、他のコンピュータから
データを読み込む。又は、キーボード9やマウス11を
利用してマニュアルにてデータを入力する。或は、それ
らを組み合わせて入力する。
【0036】そして、ソリッドモデル作成部17では、
例えばUnigraphicsのような3D・CADソフトに前記
入力したデータを適用して、カーエアコンのケース部の
3次元(3D)のソリッドモデルを作成する。このと
き、各種のドア(35〜41)の角度を違えたソリッド
モデルS1を作成するために、ディスプレイ7に表示さ
れた入力画面を用いて、ドア角度を複数設定する。
【0037】続くステップ110では、前記ステップ1
00にて作成したカーエアコンのケース部のソリッドモ
デルS1を用いて、デジタルモックアップ(コンピュー
タ内での組み付け検討)を実施し、そのカーエアコン
が、実際に搭載される車両の所定の位置に搭載可能であ
るかを確認する。
【0038】ここで、搭載が可能であれば、ステップ1
20に進み、一方、搭載が不可能であれば、前記ステッ
プ100に戻って、ケース部のソリッドモデルS1の作
成をやり直す。ステップ120では、前記ケース部のソ
リッドモデルS1を用いて、ケース部内の空間部のソリ
ッドモデルS2を作成する。
【0039】つまり、ソリッドモデル作成部17にて、
ケース部の内側の空間である3D・ソリッドモデルS2
を作成する。このとき、前記各ドア(35〜41)の角
度をかえたモデルに対しても、同様に空間部のソリッド
モデルS2を作成する。続くステップ130では、解析
障害要素を検索する。
【0040】つまり、前記空間部のソリッドモデルS2
に対して、後述する流れ解析を行う際に、演算処理に多
くの時間がかかるような箇所(解析障害要素)を検索す
る処理を行う。この検索は、予め記憶部5の領域Dに記
憶されている代表的な解析障害要素のデータに基づい
て、自動的に行うことができるが、マニュアルにて所定
の形状の解析障害要素を指示して検索させることも可能
である。
【0041】続くステップ140では、前記ステップ1
30の検索により見い出された解析障害要素を除去す
る。具体的には、前記検索にて見い出した解析障害要素
などを、自動的に、又はマニュアルにて確認して除去し
て、図4(a)に示す様な解析用のソリッドモデルS3
を作成する。このとき、前記各ドア(35〜41)の角
度をかえたモデルに対しても、同様に解析用のソリッド
モデルS3を作成する。尚、除去した解析障害要素のデ
ータは、記憶部5の領域Eに記憶しておく。
【0042】例えば、図5(a)に示す様に、空間部の
空気の流路43内に板45が突出したようなソリッドモ
デルがある場合には、板43の根元の上流側のR部43
aや板43の上端の鋭角のエッジ43bは、それを除去
して流れ解析を行っても、その解析結果にそれほど大き
な影響を与えない。しかし、流れ解析のために、前記R
部43aやエッジ43bにメッシュを作成すると、非常
に細かいメッシュが必要になり、解析にも非常に時間が
かかる。
【0043】そこで、本実施例では、この様な解析に時
間がかかる要素を解析障害要素として予め除去してお
く。つまり、図5(b)に示す様に、ソリッドモデル
(実際には空間部のソリッドモデルS2)から、解析障
害要素(ここではR部43aとエッジ43b)を除去し
て解析用ソリッドモデルS3を作成するのである。
【0044】図3に戻り、ステップ150では、メッシ
ュ作成部19にて、前記解析用のソリッドモデルS3の
データを取り込み、例えばPATRANの様なメッシュ作成ソ
フトを用いて、図4(b)に示す様に、解析用のソリッ
ドモデルS3に対してテトラメッシュを作成する(メッ
シュ分割)。
【0045】続くステップ160では、メール部25に
て、メールソフトを用いて、メッシュの作成が完了した
ことを、ディスプレイ7に表示し、作業者に報知する。
続くステップ170では、メッシュ作成部19のメッシ
ュ作成ソフトにより、ディスプレイ7に境界条件の入力
を促す入力画面を表示する。
【0046】従って、作業者が、境界条件の入力画面に
応じて、キーボードやマウスを用いて、例えばブロア流
量、熱交換量、熱交換器の圧力損失等の境界条件を入力
することにより、流れ解析に必要な境界条件が設定され
る。続くステップ180では、前記メッシュ分割された
解析用のソリッドモデルS3に、入力された境界条件を
適用して、流れ解析を実行する。このとき、前記各ドア
(35〜41)の角度をかえたモデルに対しても、同様
に流れ解析を実行する。具体的には、例えばSTAR-SDの
様な流れ解析のソフトを使用して、流れ解析を実行す
る。
【0047】続くステップ190では、メール部25に
て、メールソフトを用いて、流れ解析が終了したこと
を、ディスプレイ7に表示し、作業者に報知する。続く
ステップ200では、表示制御部23にて、結果表示ソ
フトを使用して、各種の解析結果を表示する。例えばデ
ィスプレイ7にて、圧力分布、圧力損失、流量配分、速
度分布、温度分布を選択できるようにし、その選択され
たものの解析結果を、ディスプレイ7に表示する。例え
ば図4(c)には、速度分布を示すが、同図では、色の
濃いものほど速度が速いことを示している。
【0048】また、前記解析結果とは別に、結果表示ソ
フトにより、例えば図4(d)に示す様に、エアコンの
基本性能を表示することもできる。この図4(d)は、
エアミックスドア35の開度(A/M開度)と温度との
関係を示すもので、◆はサイドフェイス吹出口(運転席
側)の温度、■はセンターフェイス吹出口(運転席側)
の温度、△はセンターフェイス吹出口(助手席側)の温
度、×はサイドフェイス吹出口(助手席側)の温度、*
はリアフェイス吹出口の温度を示すものである。
【0049】尚、前記結果表示ソフトは、前記STAR-SD
の機能の一部として、実現されていてもよい。続くステ
ップ210では、カーエアコンの性能を評価する。例え
ば上述した表示内容等に基づいて、カーエアコンの圧
損、吹出口風量割合、温度コントロール性能等を評価す
る。
【0050】続くステップ220では、評価した内容を
目標値と比較する、ここで、目標値に達していない場合
にはステップ230に進み、一方、目標値に達している
場合には、ステップ240に進む。ステップ230で
は、目標値に達していないので、目標値が得られる様
に、ソリッドモデルを改良する。
【0051】具体的には、ケース部のソリッドモデルS
1を、3D・CADソフトを用いて修正し、再度、前記
ステップ110〜220の処理を行い、目標値が得られ
るまで繰り返す。一方、ステップ240では、目標値に
達しているので、その解析用のソリッドモデルS3が好
適なものであると見なして、当該解析用のソリッドモデ
ルS3に対応したケース部のソリッドモデルS3を、製
品に必要な条件を満たす製品モデルのソリッドモデル
(ソリッドパターン)とする。
【0052】続くステップ250では、製品モデルのソ
リッドパターンを用いてデジタルモックアップを実施す
る。その後、このデジタルモックアップを、周知のCA
M(コンピュータ支援による製造)工程に連結するよう
にして、一旦本処理を終了する。
【0053】ここで、上述した処理部3の各ソフトにて
実行される処理をまとめて、図6に示すが、ケース部の
ソリッドモデル作成、空気部のソリッドモデル作成、解
析障害要素検索、解析障害要素除去の各処理を、主とし
て、ソリッドモデル作成部の17のCADソフトで実施
する。
【0054】また、メッシュ分割、及び境界条件設定の
処理を、主として、メッシュ作成部のメッシュ作成ソフ
トで実施する。更に、流れ解析の実行を、解析部21の
解析ソフトで実施する。また、結果表示を、表示制御部
23の結果表示ソフトで実施する。
【0055】そして、メールによる各報知を、メール部
25のメールソフトで実施する。この様に、本実施例で
は、カーエアコンのケース部のソリッドモデルS1から
空間部のソリッドモデルを作成し、この空間部のソリッ
ドモデルS2から解析障害要素を除去して解析用のソリ
ッドモデルS3を作成し、この解析用のソリッドモデル
S3を用いて、流れ解析を行うので、解析障害要素を除
去しない場合と比べて、演算処理の時間を短くすること
ができる。そのため、製品の開発時間を短くできるだけ
でなく、コストも低減できるという効果を奏する。
【0056】また、流れ解析の結果、カーエアコンが目
標値を達成している場合には、その解析用のソリッドモ
デルS3に対応したケース部のソリッドモデルS3を、
望ましい性能を有する製品モデルのソリッドパターンと
することができる。つまり、除去される解析障害要素の
データと、解析障害要素が除去される元のソリッドモデ
ルS2,S3のデータの対応が明確であるので、それら
のデータから、容易に望ましい製品モデルが得られる。
【0057】尚、本発明は前記実施例になんら限定され
るものではなく、本発明を逸脱しない範囲において種々
の態様で実施しうることはいうまでもない。(1)ここ
で、除去する解析障害要素としては、前記微小要素(例
えばR部43a)や微小エッジ(例えばエッジ43b)
以外に、各種の要素が挙げられる。
【0058】例えば図7(a)に示す隙間51のような
微小要素の場合には、図7(b)の様に、間隙51を解
析障害要素として除去したソリッドモデルを用いて、流
れ解析を行うことができる。また、例えば図7(c)に
示す鋭角エッジ53のような微小エッジの場合には、図
7(d)の様に、鋭角エッジ53を解析障害要素として
除去したソリッドモデルを用いて、流れ解析を行うこと
ができる。
【0059】(2)また、前記実施例では、流れ解析に
より解析した例を挙げたが、上述した解析障害要素を予
め除去して解析を行う手法は、例えば構造解析などの他
の解析の手法にも応用することができる。(3)更に、
本発明は、前記製品開発支援装置に限らず、上述した処
理を実行させる手段を記憶している記録媒体にも適用で
きる。
【0060】この記録媒体としては、マイクロチップ、
フロッピィディスク、ハードディスク、光ディスク等の
各種の記録媒体が挙げられる。つまり、上述した電子制
御装置の処理を実行させることができる例えばプログラ
ム等の手段を記憶したものであれば、特に限定はない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例の製品開発支援装置を概略構成を示す
説明図である。
【図2】 実施例のカーエアコンの内部構成を示す説明
図である。
【図3】 実施例に製品開発支援方法おける処理の手順
を示すフローチャートである。
【図4】 各処理によって得られる結果を示し、(a)
は解析用のソリッドモデルを示す説明図、(b)はメッ
シュ分割した状態を示す説明図、(c)は速度分布を示
す説明図、(d)基本性能を示すグラフである。
【図5】 解析障害要素を除去する手法を示し、(a)
は解析障害要素があるモデルを示す説明図、(b)は
(a)から解析障害要素を除去したモデルを示す説明図
である。
【図6】 処理部にて処理される処理を区分して示す説
明図である。
【図7】 他の実施例を示し、(a)は間隙があるモデ
ルを示す説明図、(b)は(a)から間隙を除去したモ
デルを示す説明図、(c)は鋭角エッジがあるモデルを
示す説明図、(d)は(c)から鋭角エッジを除去した
モデルを示す説明図である。
【符号の説明】
1…入出力部 3…処理部 5…記憶部(データベース) 15…統合制御部(ワークフローマネージャ) 17…ソリッドモデル作成部 19…メッシュ作成部 21…解析部 25…メール部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 浅野 秀夫 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 株式会 社デンソー内 Fターム(参考) 5B046 AA00 BA02 JA02 JA09

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 開発対象の製品のソリッドモデルを作製
    する第1工程と、 前記ソリッドモデルから、解析の障害となる要素を除去
    して解析用モデルを作製する第2工程と、 前記解析用モデルを用いて、解析を実行する第3工程
    と、 を有することを特徴とする製品開発支援方法。
  2. 【請求項2】 前記第1工程にて、前記製品のケース部
    のソリッドモデルを作成した後に、前記ケース部の内部
    の空気部のソリッドモデルを作成することを特徴とする
    前記請求項1に記載の製品開発支援方法。
  3. 【請求項3】 前記第2工程にて、解析の障害となる要
    素を検索した後に、該解析の障害となる要素を除去する
    ことを特徴とする前記請求項1又は2に記載の製品開発
    支援方法。
  4. 【請求項4】 前記第3工程にて、前記解析用モデルを
    用いて流れ解析を行うことを特徴とする前記請求項1〜
    3のいずれかに記載の製品開発支援方法。
  5. 【請求項5】 前記第3工程の解析の結果を評価する第
    4工程を有することを特徴とする前記請求項1〜4のい
    ずれかに記載の製品開発支援方法。
  6. 【請求項6】 前記第4工程における評価に基づいて、
    前記ソリッドモデルの修正を行うことを特徴とする前記
    請求項5に記載の製品開発支援方法。
  7. 【請求項7】 前記第4工程における評価に基づいて、
    前記除去する解析の障害となる要素の修正を行うことを
    特徴とする前記請求項5又は6に記載の製品開発支援方
    法。
  8. 【請求項8】 前記除去する解析の障害となる要素は、
    微小要素、微小エッジ要素、及び鋭角エッジ要素のいず
    れかであることを特徴とする前記請求項1〜7のいずれ
    かに記載の製品開発支援方法。
  9. 【請求項9】 入力されたデータに基づいて、開発対象
    の製品のソリッドモデルを作製する第1手段と、 前記ソリッドモデルから、解析の障害となる要素を除去
    して解析用モデルを作製する第2手段と、 境界条件に基づき、前記解析用モデルを用いて、解析を
    実行する第3手段と、 を備えたことを特徴とする製品開発支援装置。
  10. 【請求項10】 前記第3手段の解析の結果を報知する
    第4手段を有することを特徴とする前記請求項9に記載
    の製品開発支援装置。
  11. 【請求項11】 前記各手段の実行の程度に応じて、該
    手段の実行の程度を報知する第5手段を有することを特
    徴とする前記請求項9又は10に記載の製品開発支援装
    置。
  12. 【請求項12】 前記各手段は、該各手段に対応したコ
    ンピュータのソフトウエアを用いて各処理を実行するこ
    とを特徴とする前記請求項9〜11のいずれかに記載の
    製品開発支援装置。
  13. 【請求項13】 前記請求項9〜12のいずれかに記載
    の製品開発支援装置の機能を実現するための手段を記録
    したことを特徴とする記録媒体。
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