JP2000347738A - マスクステージ駆動機構及びその制御方法 - Google Patents

マスクステージ駆動機構及びその制御方法

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JP2000347738A
JP2000347738A JP11158177A JP15817799A JP2000347738A JP 2000347738 A JP2000347738 A JP 2000347738A JP 11158177 A JP11158177 A JP 11158177A JP 15817799 A JP15817799 A JP 15817799A JP 2000347738 A JP2000347738 A JP 2000347738A
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  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)
  • Control Of Position Or Direction (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 X軸、Y軸、θ軸の3自由度構成で、偏平な
構造を持つと共に中央に大口径の光路を有し、かつ高い
軌跡追従性能と位置決め精度を実現することのできるマ
スクステージ駆動機構を提供すること。 【解決手段】 光路用開口に対応した開口を持つ固定の
ベースプレート1と、光路用開口に対応した開口を有
し、ベースプレートの開口部に設けられたクロスローラ
ベアリング3を介してX軸、Y軸に対して直角なZ軸回
りに回転可能に構成されたθ軸可動部4と、光路用開口
に対応した開口を有し、θ軸可動部に、Y軸方向に移動
可能に取り付けられたY軸可動部7と、光路用開口に対
応した開口を有し、Y軸可動部に、X軸方向に移動可能
に取り付けられたX軸可動部10とを有する。それぞれ
の可動部の位置が位置検出器で検出され、各可動部毎に
備えられたフィードバック制御系により、位置制御が行
われる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、中心に光路用開口
を持つマスクステージを少なくともX軸及びY軸方向に
可動としたマスクステージ駆動機構及びその制御方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】レーザアニーリング等に用いられるマス
クを駆動するマスクステージには、ステージ中心に大き
な光路を確保する必要がある。また、マスクステージの
上方には、レーザ光路調整用ミラー、下方には縮小投影
レンズ等多くの機構や光学系があるため、その大きさ、
特に高さ方向に制限がある。更に、加工時のステージ動
作には、高い軌跡追従性能と位置決め精度が要求され
る。
【0003】従来、高い軌跡追従性能を要求されるステ
ージには、案内系に空気静圧軸受けであるエアスライド
を用いたX−Yテーブルが採用されている。しかし、エ
アスライドを用いて、中心に光路用開口を持つ透過型の
マスクステージを構成する場合、エアスライドの構造・
大きさにより設計の自由度が制限され、ステージ面積及
び高さが大きくなる。また、機械加工による形状誤差、
レーザ光に起因する発熱や環境温度変化等による構成部
材の熱膨張が、エアスライドの隙間を詰めてしまい、案
内機能不良を引き起こす原因となる。
【0004】一方、X軸、Y軸、θ軸(X軸、Y軸に直
角なZ軸回り)の3自由度を有するマスクステージ駆動
機構として、図9に示すものが提供されている。図9に
おいて、ベースプレート90上に、中央に大きな開口9
1aを持つマスクステージ91が取り付けられている。
ベースプレート90もマスクステージ91の開口91a
に対応する領域に大きな開口を持つ。マスクステージ9
1は、ベースプレート90との間に配設されたX軸案内
機構、Y軸案内機構、θ軸案内機構(いずれも図示省
略)によりX軸、Y軸、θ軸に関して移動可能である。
駆動源としては、流体圧シリンダを利用した一対のY軸
駆動機構92、93及びX軸駆動機構94が用いられて
いる。
【0005】Y軸駆動機構92、93及びX軸駆動機構
94に対応させて、マスクステージ91には3つの突片
95、96、97が固定されている。これらの突片95
〜97にそれぞれ、Y軸駆動機構92、93及びX軸駆
動機構94の駆動軸の先端に取り付けられた連結片92
−1、92−2、92−3が連結されている。連結片9
2−1及び92−2は、突片95及び96に対して、Y
軸方向については一体的に移動可能である。連結片92
−1及び92−2は、突片95及び96に対して、X軸
方向については自由にスライド可能である。一方、連結
片94−1は、突片97に対して、X軸方向については
一体的に移動可能であり、Y軸方向については自由にス
ライド可能である。
【0006】このような構造により、マスクステージ9
1は、Y軸駆動機構92、93によりY軸方向に駆動さ
れ、X軸駆動機構94によりX軸方向に駆動される。ま
た、Y軸駆動機構92、93による連結片92−1、9
2−2の移動量に差を持たせることにより、マスクステ
ージ91は、θ軸、すなわちZ軸回りに回動駆動され
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このようなマスクステ
ージ駆動機構は、大きな光路を確保可能で高い精度を実
現できる反面、特に2つのY軸駆動機構92、93によ
る並進ストロークに制限がある。
【0008】そこで、本発明の課題は、X軸、Y軸、θ
軸の3自由度構成で、偏平な構造を持つと共に中央に大
口径の光路を有し、かつ高い軌跡追従性能と位置決め精
度を実現することのできるマスクステージ駆動機構を提
供することにある。
【0009】本発明の他の課題は、上記のマスクステー
ジ駆動機構に適した制御方法を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、中心に光路用
開口を持つマスクステージを少なくともX軸及びY軸方
向に可動としたマスクステージ駆動機構において、前記
光路用開口に対応した開口を持つ固定のベースプレート
と、前記光路用開口に対応した開口を有し、前記ベース
プレートの開口部に設けられたベアリングを介して前記
X軸及びY軸に対して直角なZ軸回りに回転可能に構成
されたθ軸可動部と、前記θ軸可動部を駆動するθ軸駆
動機構と、前記光路用開口に対応した開口を有し、前記
θ軸可動部に、前記X軸の方向、前記Y軸の方向の一方
に移動可能に取り付けられた第1の可動部と、前記第1
の可動部を駆動する第1の駆動機構と、前記光路用開口
に対応した開口を有し、前記第1の可動部に、前記X軸
の方向、前記Y軸の方向の他方に移動可能に取り付けら
れた第2の可動部と、前記第2の可動部を駆動する第2
の駆動機構と、前記θ軸可動部の回転位置を検出するた
めの回転位置検出手段と、前記第1の可動部、前記第2
の可動部の位置をそれぞれ検出するための第1、第2の
位置検出手段と、前記回転位置検出手段からの回転位置
検出値とθ軸制御量目標値との偏差に基づいて前記θ軸
駆動機構をフィードバック制御系にて制御するためのθ
軸フィードバック制御部と、前記第1の位置検出手段か
らの位置検出値と第1の位置の制御量目標値とから前記
第1の駆動機構への指令値を算出する位置制御器を含ん
で、前記第1の駆動機構をフィードバック制御系にて制
御するための第1のフィードバック制御部と、前記第2
の位置検出手段からの位置検出値と第2の位置の制御量
目標値とから前記第2の駆動機構への指令値を算出する
位置制御器を含んで、前記第2の駆動機構をフィードバ
ック制御系にて制御するための第2のフィードバック制
御部とを備えたことを特徴とする。
【0011】前記θ軸駆動機構は、前記ベースプレート
の一面側に平行に組み合わされた前記θ軸可動部を前記
Z軸回りに回転させるためのθ軸駆動モータを含む。
【0012】前記第1の可動部は、前記θ軸可動部にお
ける前記ベースプレートとの対向面とは反対側の面に互
いに平行にかつ前記Y軸の方向に延びるように取り付け
られた一対のY軸リニアベアリングを介して前記Y軸の
方向に可動に構成されており、記第2の可動部は、前記
θ軸可動部と前記第1の可動部との間であって、前記第
1の可動部における前記第2の可動部との対向面に設け
られた複数のリフト用エアベアリングを介して前記X軸
の方向に可動に構成されている。
【0013】前記第1の駆動機構は、Y軸リニアモータ
により構成され、前記第2の駆動機構は、X軸リニアモ
ータにより構成される。
【0014】前記回転位置検出手段はロータリエンコー
ダにより構成され、前記第1、第2の位置検出手段はそ
れぞれ、Y軸リニアエンコーダ、X軸リニアエンコーダ
により構成される。
【0015】前記第2の可動部は磁性材料で構成され、
前記第1の可動部における前記第2の可動部との対向面
には更に、複数箇所に吸引用のマグネットが配置されて
いる。
【0016】前記第2の可動部は、前記X軸の方向に平
行な2つの端縁部を有し、これら2つの端縁部をそれぞ
れ、少なくとも2箇所において前記第1の可動部に設け
たヨーガイド用エアベアリングにより前記X軸方向の移
動を案内するように構成されている。
【0017】前記第2の可動部における前記2つの端縁
部における一方の端縁部側に設けられた前記ヨーガイド
用エアベアリングには、プリロード用ピストンが組み合
わされて前記一方の端縁部に対してプリロードがかけら
れている。
【0018】前記θ軸フィードバック制御部は、前記回
転位置検出値と前記θ軸制御量目標値との偏差に応じて
比例ゲインを連続的に切り替えるゲイン切替え部を含む
ことを特徴とする。
【0019】前記第1のフィードバック制御部は、前記
第1の位置制御器からの制御量指令値を2次低域通過型
フィルタにてフィルタリングした制御量推定値と、前記
Y軸用リニアモータ及び負荷を擬似した制御対象の逆モ
デル及び2次低域通過型フィルタにて前記Y軸リニアエ
ンコーダからの位置検出値より推定した実推力推定値と
の差分を推定外乱力として推定する外乱オブザーバと、
前記推定外乱力を前記制御量指令値から減算することで
外乱を補償する減算器とから成る外乱補償器を含み、前
記第2のフィードバック制御部は、前記第2の位置制御
器からの制御量指令値を2次低域通過型フィルタにてフ
ィルタリングした制御量推定値と、前記X軸用リニアモ
ータ及び負荷を擬似した制御対象の逆モデル及び2次低
域通過型フィルタにて前記X軸リニアエンコーダからの
位置検出値より推定した実推力推定値との差分を推定外
乱力として推定する外乱オブザーバと、前記推定外乱力
を前記制御量指令値から減算することで外乱を補償する
減算器とから成る外乱補償器を含むことを特徴とする。
【0020】本発明によればまた、中心に光路用開口を
持つマスクステージと、前記光路用開口に対応した開口
を持つ固定のベースプレートと、前記光路用開口に対応
した開口を有し、前記ベースプレートの開口部に設けら
れたクロスローラベアリングを介してX軸、Y軸に対し
て直角なZ軸回りに回転可能に構成されたθ軸可動部
と、前記光路用開口に対応した開口を有し、前記θ軸可
動部に、Y軸方向に移動可能に取り付けられたY軸可動
部と、前記光路用開口に対応した開口を有し、前記Y軸
可動部に、X軸方向に移動可能に取り付けられたX軸可
動部とを有するマスクステージ駆動機構の制御方法であ
って、それぞれの可動部の位置を位置検出器で検出し、
各可動部毎に備えられたフィードバック制御系により、
位置制御を行うようにしたことを特徴とするマスクステ
ージ駆動機構の制御方法が提供される。
【0021】
【発明の実施の形態】図1〜図5を参照して、本発明に
よるマスクステージ駆動機構の実施の形態について説明
する。上部から順にステージ構成を説明すると、中央部
に大きな円形の開口を持つベースプレート1が図示しな
い固定部に固定される。ベースプレート1の開口の縁部
にクロスローラベアリング3が取り付けられている。ベ
ースプレート1の下面側には、クロスローラベアリング
3を介してθ軸、すなわちZ軸回りに回動可能にθ軸可
動部4が設けられている。θ軸可動部4の中央部にもベ
ースプレート1の開口に対応する開口が設けられてい
る。θ軸可動部4の下面側には、Y軸方向に平行に延び
る一対のY軸リニアベアリング6を介してY軸方向に移
動可能なようにY軸可動部7が取り付けられている。Y
軸可動部7の中央部にもベースプレート1の開口に対応
する開口が設けられている。
【0022】Y軸可動部7には、Y軸リニアベアリング
6の設置スペースを確保するために形成された空間を利
用して、X軸可動部10が設けられている。X軸可動部
10は、リフト用エアベアリング11及びヨーガイド用
エアベアリング15、16によりX軸方向に関して案内
される。X軸可動部10の中央部にもベースプレート1
の開口に対応する開口が設けられている。
【0023】詳しく説明すると、X軸可動部10は、θ
軸可動部4とY軸可動部7との間であって、Y軸可動部
7におけるX軸可動部10との対向面に設けられた複数
のリフト用エアベアリング11を介してX軸の方向に可
動に構成されている。リフト用エアベアリング11は、
圧縮空気をX軸可動部10の下面に吹き付けることでX
軸可動部10を浮上させるためのものであり、ここで
は、X軸可動部10の中心に関して120度の角度間隔
をおいて3個設けられている。
【0024】また、X軸可動部10は磁性材料で構成さ
れ、Y軸可動部7におけるX軸可動部10との対向面に
は更に、複数箇所に吸引用のマグネット18が配置され
ている。特に、マグネット18は、リフト用エアベアリ
ング11の周囲に3個ずつ、合計9個配置されている。
更に、X軸可動部10は、X軸の方向に平行な2つの端
縁部を有し、これら2つの端縁部をそれぞれ、Y軸可動
部7に設けたヨーガイド用エアベアリング15、16に
よりX軸方向の移動を案内するように構成されている。
ヨーガイド用エアベアリング15、16はそれぞれ、X
軸可動部10の1つの端縁部に対して2つずつ設けられ
ている。加えて、X軸可動部10における一方の端縁部
側に設けられた2つのヨーガイド用エアベアリング16
にはそえぞれ、プリロード用のピストン20が組み合わ
され、前記一方の端縁部に対してプリロードがかけられ
ている。X軸可動部10には、ボス10−1を介してマ
スクステージ30が組み合わされている。マスクステー
ジ30は、その中央にベースプレート1の開口よりやや
小さな開口を有すると共に、Y軸可動部7の下面側から
突出しており、その下端部には、マスク14の保持部を
有する。
【0025】以上の構成により、X軸、Y軸、θ軸の3
自由度マスクステージを構成している。θ軸駆動モータ
5の出力軸がθ軸駆動モータ5の回転に応じて軸方向に
移動し、θ軸駆動プレート19を押す。このことによ
り、θ軸可動部4は、その中心に関してZ軸回りの反時
計方向に回動する。なお、θ軸駆動モータ5の出力軸は
駆動プレート19に固定されていない。このため、ベー
スプレート1とθ軸可動部4との間に引っ張りバネ17
を設けて時計回り方向のプリロードをかける構成とし、
クロスローラベアリング3の摩擦等によりバックラッシ
及び回転不良等が発生することを防いでいる。θ軸可動
部4の回転角は、θ軸可動部4に取り付けられて一体的
に回動する回転軸4−1に組み合わせた中空のロータリ
エンコーダ2により計測し、精度を確保している。
【0026】Y軸可動部7は、θ軸可動部4の端部とY
軸可動部7の端部との間に配設されたY軸リニアモータ
8によりY軸方向に駆動される。Y軸可動部7の位置
は、Y軸リニアモータ8の近傍に配置されたY軸リニア
エンコーダ9により計測される。X軸可動部10は、X
軸リニアモータ13により駆動される。X軸リニアモー
タ13は、Y軸可動部7の下面側に配置されており、そ
の可動部分がボス10−1と連結されていることによ
り、X軸可動部10とボス10−1とがX軸方向に駆動
される。X軸可動部10の位置は、Y軸可動部7の下面
側とボス10−1殿間に配置されたX軸リニアエンコー
ダ12により計測される。
【0027】X軸可動部10の案内機構の詳細について
述べる。中央部の開口を光路として、マスク14の下方
に配置されたワーク(図示せず)にレーザ光を照射しな
がら一定速度で移動するスキャニングを行うため、X軸
可動部10は高い軌跡追従性能と位置決め精度が要求さ
れる。そのため、X軸可動部10の案内機構には、静圧
軸受けが採用されている。X軸可動部10の案内機構の
構成は、上下方向(ラジアル)と横方向の2つの案内機
構により構成される。上下方向案内の静圧軸受けは、Y
軸可動部7に取り付けられたリフト用エアベアリング1
1とX軸可動部10の案内面とで構成される。特に、高
い案内剛性が得られる隙間(5〜10μm程度)を維持
するために、Y軸可動部7に取り付けた複数のマグネッ
ト18の吸引力によりプリロードをかける構成としてい
る。
【0028】通常、エアベアリングは可動部側に固定す
るが、X軸可動部10の必要ストロークが短い点を生か
し、リフト用エアベアリング11をX軸可動部10では
なく、X軸可動部10のベースとなるY軸可動部7側に
固定する構成としている。これにより、X軸可動部10
の重量低減をはかり、移動時の外乱となるエアベアリン
グへのエア供給チューブの接続数を減らしている。
【0029】X軸可動部10の横方向案内の静圧軸受け
は、X軸可動部10に取り付けた2組のヨーガイド用エ
アベアリング15、16で、X軸可動部10を挟み込む
形で構成される。2個のヨーガイド用エアベアリング1
5は、各々アジャストボルト21により支持される。ア
ジャストボルト21はX軸可動部10に取り付けられ
て、その先端がヨーガイド用エアベアリング15に当接
しており、その出し入れ量を調整することにより、X軸
可動部10の横方向の姿勢を調整することができる。
【0030】ヨーガイド用エアベアリング15とは反対
側に取り付けられたヨーガイド用エアベアリング16
は、プリロード用ピストン20により支持され、一定の
力により支持されている。このため、X軸可動部10や
Y軸可動部7などの熱変形、機械加工精度、組立誤差等
の影響を受けることなく、一定の静圧軸受け隙間を維持
することが可能な構成となっている。
【0031】全てのエアベアリングの支持点は、セラミ
ック球により球面支持されており、相手面のうねり、熱
変形等、エアベアリング面と相手面の平行度が失われて
も、ある程度吸収できるような構成としている。
【0032】本マスクステージ駆動機構では、実際の加
工に使用するX軸可動部10のストロークは0.5mm
程度であり、この範囲内であれば、レーザ光の光路とな
る直径80mm以上(最大90mm)の開口が確保され
る。
【0033】なお、Y軸リニアベアリング6、リフト用
エアベアリング11、ヨーガイド用エアベアリング1
5、16やY軸リニアモータ8、X軸リニアモータ13
は、周知のものを用いることができるが、例えばリニア
モータについては、特願平10−358216号に開示
されているものを用いても良い。
【0034】図6を参照して、X軸リニアモータ13に
対する制御は、X軸フィードバック制御系により行われ
る。X軸リニアエンコーダ12の位置検出値をフィード
バックしてX軸制御量目標値との偏差を減算器41で検
出し、この偏差をX軸位置制御器42に与える。X軸位
置制御器42では、この偏差に基づいてX軸に関する制
御量指令値を作成する。X軸フィードバック制御系の制
御ループには、外乱オブザーバ43−1を用いた外乱補
償器43を付加し、ベアリングの摩擦抵抗変動、エア供
給配管、電流供給ケーブル抵抗などの外乱要因をキャン
セルする構成としている。外乱補償器43から出力され
る制御量指令値は、X軸リニアモータ13用のモータア
ンプ44に電流指令値として与えられ、モータアンプ4
4は与えられた電流指令値に基づいてX軸リニアモータ
13の制御を行う。
【0035】図7をも参照して、外乱補償器43は、X
軸において高精度な位置決めを行い、かつ軌跡追従性を
向上するために採用されている。外乱補償器43におい
ては、まず2次低域通過型フィルタG(s)からなるフ
ィルタ43−11を用いて、X軸位置制御器42から出
力された制御量指令値をフィルタリングする。G(s)
は伝達関数である。また、X軸リニアモータ13及び負
荷を擬似した制御対象の逆モデル(Ms2 /Kf、ここ
で、Mはリニアモータ及び負荷の質量、Kfはモータ推
力定数)及び2次低域通過型フィルタG(s)から成る
フィルタ43−12を用いて、X軸リニアエンコーダ1
2にて検出された位置検出値より制御対象に印加されて
いる実推力推定値を推定する。そして、減算器43−1
3により両者の差分をとることにより、制御対象に印加
されている外乱力を推定する。更に、推定された外乱力
を、減算器45により制御量指令値から減算することに
より外乱力を補償する。
【0036】このように、実推力推定時の制御対象モデ
ルとして、X軸リニアモータ13及び負荷の質量からな
るモデルを用いることで、ベアリングの摩擦抵抗変動、
エア供給配管、電流供給ケーブル抵抗の変動等を外乱力
として推定し補償することができる。
【0037】Y軸リニアモータ8に対する制御は、Y軸
フィードバック制御系により行われるが、このY軸フィ
ードバック制御系は、図6、図7のX軸フィードバック
制御系と同様に構成されるので、説明は省略する。
【0038】図8を参照して、θ軸モータ5のフィード
バック制御系について説明する。θ軸可動部4の回転角
は、ロータリエンコーダ2により検出される。θ軸駆動
部4は、θ軸駆動モータ5の推力、引っ張りバネ17に
よるプリロード力、クロスローラベアリング3等の摩擦
力の合力により駆動される構成となっている。このた
め、特にクロスローラベアリング3等の摩擦力が、静摩
擦力である場合と動摩擦力である場合によって制御特性
が異なる。そのため、任意の制御量目標値に対して、安
定に動作するように、フィードバック系内の比例ゲイン
を連続的に切り替える制御方式を採用している。
【0039】図8において、ロータリエンコーダ2の位
置検出値をフィードバックしてθ軸制御量目標値との偏
差を減算器51で検出し、この偏差を積分補償器・微分
補償器の機能を持つ補償器52に与える。補償器52で
は、この偏差に基づいてθ軸に関する制御量指令値を作
成する。制御量指令値は、比例ゲイン切替え器53を通
して電流指令としてθ軸駆動モータ5用のモータアンプ
54に与えられ、モータアンプ54は与えられた電流指
令値に基づいてθ軸駆動モータ5の制御を行う。比例ゲ
イン切替え器53は、制御サンプル毎の制御量目標値と
位置フィードバック値の差(位置偏差)により連続的に
比例ゲインを切り替えている。
【0040】このように、θ軸においては、動作範囲全
域において安定に動作し、かつ停止時の安定性を確保す
る方式として、ゲイン切替え方式を採用している。すな
わち、θ軸制御量目標置とロータリエンコーダ2のフィ
ードバック位置との差を求め、その差に応じて図8内の
グラフのように、比例ゲインを連続的に変化させること
ができるようにしている。これにより、クロスローラベ
アリング3等の摩擦力が、静摩擦力、動摩擦力いずれの
場合でも、安定に動作することが可能となる。
【0041】上記のように、X軸に関しては、X軸リニ
アモータ13の推力をX軸リニアエンコーダ12の位置
フィードバック値に基づいて制御することで、X軸可動
部10及びX軸可動部10に取り付けられたマスク14
を位置決めすることができる。Y軸についてもX軸と同
様に、Y軸リニアモータ8の推力をY軸リニアエンコー
ダ9の位置フィードバック値に基づいて制御すること
で、Y軸可動部7を位置決めすることができる。θ軸
は、θ軸駆動モータ5の推力をロータリエンコーダ2の
位置フィードバック値に基づいて制御することで、θ軸
可動部4を位置決めすることができる。
【0042】以上、本発明を好ましい実施の形態をあげ
て説明したが、本発明は上記の形態に限らず、様々な変
更が可能である。例えば、位置検出手段は、上記のリニ
アエンコーダ、ロータリエンコーダに限定されず、X
軸、Y軸については、可動部に光学ミラー等を取り付け
ることにより、レーザ干渉計等を用いて位置を検出して
もよい。θ軸については、θ軸駆動モータ5の回転軸に
取り付けられたロータリエンコーダで位置を検出しても
良い。また、θ軸に関する回転ストロークが小さい場合
には、駆動点の直動位置をリニアエンコーダ、レーザ干
渉計等で検出することにより回転角を検出しても良い。
案内機構は、静圧・転がり案内を採用したが、例えば全
て静圧案内にしたり、あるいは、滑り案内を使用した
り、各案内方式の混合でも良い。駆動機構は今回採用し
たものに限定されず、ボールねじとサーボモータの組み
合わせ等でも良い。本発明は、ステージ中心に開口を必
要とする加工装置全般に適用可能である。
【0043】
【発明の効果】本発明によれば、以下のような効果が得
られる。
【0044】1)ステージ中心に大きな光路を確保でき
る。
【0045】2)X軸、Y軸、θ軸の3自由度構成であ
りながら、偏平な構造である。
【0046】3)X軸には、静圧案内方式を採用し、制
御系に外乱オブザーバを付加したことで、プロセス上重
要となる低速域での高い軌跡追従性能が得られる。
【0047】4)θ軸の制御系に、ゲイン切替え方式を
採用したことで、動作範囲内全域での安定動作と停止時
の安定性を確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるマスクステージ駆動機構の平面図
である。
【図2】図1の線B−Bによる縦断面図である。
【図3】図1の線C−Cによる矢視図である。
【図4】図1の線D−Dによる矢視図である。
【図5】図1の線E−Eによる矢視図である。
【図6】図1のマスクステージ駆動機構におけるX軸あ
るいはY軸に関するフィードバック制御系のブロック構
成図である。
【図7】図6における外乱補償器の具体的構成を説明す
るための図である。
【図8】図1のマスクステージ駆動機構におけるθ軸に
関するフィードバック制御系のブロック構成図である。
【図9】従来のマスクステージ駆動機構を説明するため
の平面図である。
【符号の説明】
1 ベースプレート1 2 ロータリエンコーダ 3 クロスローラベアリング 4 θ軸可動部 5 θ軸駆動モータ 6 Y軸リニアベアリング 7 Y軸可動部 8 Y軸リニアモータ 9 Y軸リニアエンコーダ 10 X軸可動部 10−1 ボス 11 リフト用エアベアリング 12 X軸リニアエンコーダ 13 X軸リニアモータ 14 マスク 15、16 ヨーガイド用エアベアリング 17 引っ張りバネ 18 マグネット 20 プリロード用のピストン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01L 21/30 H01L 21/30 21/027 21/68 F 21/68 K 21/30 516B (72)発明者 冨田 良幸 神奈川県平塚市夕陽ヶ丘63番30号 住友重 機械工業株式会社平塚事業所内 Fターム(参考) 5F031 CA07 HA59 JA22 LA08 MA27 MA30 5F046 CC02 CC03 CC06 CC18 CC20 DA06 5H303 AA06 BB02 BB08 CC01 CC02 CC07 DD04 DD10 DD11 FF08 GG13 HH01 HH07 KK02 KK03 KK04 KK11 KK24 MM05

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中心に光路用開口を持つマスクステージ
    を少なくともX軸及びY軸方向に可動としたマスクステ
    ージ駆動機構において、 前記光路用開口に対応した開口を持つ固定のベースプレ
    ートと、 前記光路用開口に対応した開口を有し、前記ベースプレ
    ートの開口部に設けられたベアリングを介して前記X軸
    及びY軸に対して直角なZ軸回りに回転可能に構成され
    たθ軸可動部と、 前記θ軸可動部を駆動するθ軸駆動機構と、 前記光路用開口に対応した開口を有し、前記θ軸可動部
    に、前記X軸の方向、前記Y軸の方向の一方に移動可能
    に取り付けられた第1の可動部と、 前記第1の可動部を駆動する第1の駆動機構と、 前記光路用開口に対応した開口を有し、前記第1の可動
    部に、前記X軸の方向、前記Y軸の方向の他方に移動可
    能に取り付けられた第2の可動部と、 前記第2の可動部を駆動する第2の駆動機構と、 前記θ軸可動部の回転位置を検出するための回転位置検
    出手段と、 前記第1の可動部、前記第2の可動部の位置をそれぞれ
    検出するための第1、第2の位置検出手段と、 前記回転位置検出手段からの回転位置検出値とθ軸制御
    量目標値との偏差に基づいて前記θ軸駆動機構をフィー
    ドバック制御系にて制御するためのθ軸フィードバック
    制御部と、 前記第1の位置検出手段からの位置検出値と第1の位置
    の制御量目標値とから前記第1の駆動機構への指令値を
    算出する位置制御器を含んで、前記第1の駆動機構をフ
    ィードバック制御系にて制御するための第1のフィード
    バック制御部と、 前記第2の位置検出手段からの位置検出値と第2の位置
    の制御量目標値とから前記第2の駆動機構への指令値を
    算出する位置制御器を含んで、前記第2の駆動機構をフ
    ィードバック制御系にて制御するための第2のフィード
    バック制御部とを備えたことを特徴とするマスクステー
    ジ駆動機構。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のマスクステージ駆動機構
    において、 前記θ軸駆動機構は、前記ベースプレートの一面側に平
    行に組み合わされた前記θ軸可動部を前記Z軸回りに回
    転させるためのθ軸駆動モータを含むことを特徴とする
    マスクステージ駆動機構。
  3. 【請求項3】 請求項2記載のマスクステージ駆動機構
    において、 前記第1の可動部は、前記θ軸可動部における前記ベー
    スプレートとの対向面とは反対側の面に互いに平行にか
    つ前記Y軸の方向に延びるように取り付けられた一対の
    Y軸リニアベアリングを介して前記Y軸の方向に可動に
    構成されており、 前記第2の可動部は、前記θ軸可動
    部と前記第1の可動部との間であって、前記第1の可動
    部における前記第2の可動部との対向面に設けられた複
    数のリフト用エアベアリングを介して前記X軸の方向に
    可動に構成されていることを特徴とするマスクステージ
    駆動機構。
  4. 【請求項4】 請求項3記載のマスクステージ駆動機構
    において、 前記第1の駆動機構は、Y軸リニアモータにより構成さ
    れ、前記第2の駆動機構は、X軸リニアモータにより構
    成されることを特徴とするマスクステージ駆動機構。
  5. 【請求項5】 請求項4記載のマスクステージ駆動機構
    において、 前記回転位置検出手段はロータリエンコーダにより構成
    され、前記第1、第2の位置検出手段はそれぞれ、Y軸
    リニアエンコーダ、X軸リニアエンコーダにより構成さ
    れることを特徴とするマスクステージ駆動機構。
  6. 【請求項6】 請求項5記載のマスクステージ駆動機構
    において、前記第2の可動部は磁性材料で構成され、前
    記第1の可動部における前記第2の可動部との対向面に
    は更に、複数箇所に吸引用のマグネットが配置されてい
    ることを特徴とするマスクステージ駆動機構。
  7. 【請求項7】 請求項6記載のマスクステージ駆動機構
    において、前記第2の可動部は、前記X軸の方向に平行
    な2つの端縁部を有し、これら2つの端縁部をそれぞ
    れ、少なくとも2箇所において前記第1の可動部に設け
    たヨーガイド用エアベアリングにより前記X軸方向の移
    動を案内するように構成されていることを特徴とするマ
    スクステージ駆動機構。
  8. 【請求項8】 請求項7記載のマスクステージ駆動機構
    において、前記第2の可動部における前記2つの端縁部
    における一方の端縁部側に設けられた前記ヨーガイド用
    エアベアリングには、プリロード用ピストンが組み合わ
    されて前記一方の端縁部に対してプリロードがかけられ
    ていることを特徴とするマスクステージ駆動機構。
  9. 【請求項9】 請求項8記載のマスクステージ駆動機構
    において、 前記θ軸フィードバック制御部は、前記回転位置検出値
    と前記θ軸制御量目標値との偏差に応じて比例ゲインを
    連続的に切り替えるゲイン切替え部を含むことを特徴と
    するマスクステージ駆動機構。
  10. 【請求項10】 請求項8記載のマスクステージ駆動機
    構において、 前記第1のフィードバック制御部は、前記第1の位置制
    御器からの制御量指令値を2次低域通過型フィルタにて
    フィルタリングした制御量推定値と、前記Y軸用リニア
    モータ及び負荷を擬似した制御対象の逆モデル及び2次
    低域通過型フィルタにて前記Y軸リニアエンコーダから
    の位置検出値より推定した実推力推定値との差分を推定
    外乱力として推定する外乱オブザーバと、前記推定外乱
    力を前記制御量指令値から減算することで外乱を補償す
    る減算器とから成る外乱補償器を含み、 前記第2のフィードバック制御部は、前記第2の位置制
    御器からの制御量指令値を2次低域通過型フィルタにて
    フィルタリングした制御量推定値と、前記X軸用リニア
    モータ及び負荷を擬似した制御対象の逆モデル及び2次
    低域通過型フィルタにて前記X軸リニアエンコーダから
    の位置検出値より推定した実推力推定値との差分を推定
    外乱力として推定する外乱オブザーバと、前記推定外乱
    力を前記制御量指令値から減算することで外乱を補償す
    る減算器とから成る外乱補償器を含むことを特徴とする
    マスクステージ駆動機構。
  11. 【請求項11】 中心に光路用開口を持つマスクステー
    ジと、前記光路用開口に対応した開口を持つ固定のベー
    スプレートと、前記光路用開口に対応した開口を有し、
    前記ベースプレートの開口部に設けられたクロスローラ
    ベアリングを介してX軸、Y軸に対して直角なZ軸回り
    に回転可能に構成されたθ軸可動部と、前記光路用開口
    に対応した開口を有し、前記θ軸可動部に、Y軸方向に
    移動可能に取り付けられたY軸可動部と、前記光路用開
    口に対応した開口を有し、前記Y軸可動部に、X軸方向
    に移動可能に取り付けられたX軸可動部とを有するマス
    クステージ駆動機構の制御方法であって、それぞれの可
    動部の位置を位置検出器で検出し、各可動部毎に備えら
    れたフィードバック制御系により、位置制御を行うよう
    にしたことを特徴とするマスクステージ駆動機構の制御
    方法。
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