JP2000346340A - 石油燃焼機器 - Google Patents

石油燃焼機器

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JP2000346340A
JP2000346340A JP11154987A JP15498799A JP2000346340A JP 2000346340 A JP2000346340 A JP 2000346340A JP 11154987 A JP11154987 A JP 11154987A JP 15498799 A JP15498799 A JP 15498799A JP 2000346340 A JP2000346340 A JP 2000346340A
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JP
Japan
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tank
cartridge tank
cartridge
guide
liquid fuel
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Pending
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JP11154987A
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English (en)
Inventor
Satoshi Furuta
聡 古田
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 石油燃焼機器において、カートリッジタンク
を本体キャビネットに対し360°全水平方向から、体
や腕をひねらずに収納できるようにする。 【解決手段】 鉄板などで構成した略円筒形の円筒ガイ
ド17に、円柱であるカートリッジタンク9を収納する
構成としたものである。そして、本体キャビネト7に対
し、作業者の体がいかなる方向を向いていても、腕は握
手をする方向のまま、カートリッジタンク9をタンク収
納部11の円筒ガイド17に収納することができ、腕や
体をひねってカートリッジタンク9を収納することをな
くし、身体に負担のない収納を可能とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、本体キャビネット
に設けたタンク収納部内にカートリッジタンクを収納す
る際、本体キャビネットに対し360°全水平方向か
ら、体や腕をひねらずにカートリッジタンクを収納でき
る機能を有した石油燃焼機器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の従来の石油燃焼機器としては、
図3に示す様に、カートリッジタンク2を、ストーブ本
体1背面に接続されたタンクカバー4内に、タンクカバ
ー4の案内片5に沿うようにして収納するものが知られ
ている(例えば特開平8−68529号公報)。この装
置は、ストーブ本体1と、カートリッジタンク2と、カ
ートリッジタンク2に設けられた係合部3と、ストーブ
本体1背面でストーブ本体1天板より低い位置に設けら
れカートリッジタンク2を収納するタンクカバー4と、
タンクカバー4上方に設けられカートリッジタンク2の
係合部3に係合しタンクカバー4内へとカートリッジタ
ンク2を導き入れる案内片5とから構成されている。そ
して、タンクカバー4がストーブ本体1天面より低い位
置にあるので、灯油で満タンになったカートリッジタン
ク2をストーブ本体1天板から入れる場合より、タンク
カバー4上方へカートリッジタンク2を引き上げる距
離、カートリッジタンク2をタンクカバー4底部へ降ろ
す距離が短くなり、より身体に負担の無いタンク収納が
可能となる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の石油燃焼機器では、次のような課題を有していた。
【0004】タンクカバー4がストーブ本体1天板より
低い位置になったことで、カートリッジタンク2を引き
上げる、引き上げたカートリッジタンク2を降ろすこと
による身体的負担は軽減される。ただし、ストーブ本体
1背面とカートリッジタンク2との係合部3とタンクカ
バー4の案内片5との方向が同一方向であるため、作業
者がストーブ本体1の背面と対向し、カートリッジタン
ク2の係合部3とタンクカバー4の案内片5とが係合す
るように収納した場合は、腕が握手をする向きになり、
腕をひねる等せずに身体的負担の少ない収納が行える
が、ストーブ本体1の背面に対し、作業者が水平斜め方
向からストーブ本体1の背面に接近し、その向きでカー
トリッジタンク2を収納した場合には、カートリッジタ
ンク2の係合部3とタンクカバー4の案内片5とを系合
させるために、腕をひねる、あるいは体をひねる等とい
うことを行なう必要が生じ、身体に負担が掛かることが
あった。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために、略円形断面を有する円柱で液体燃料を貯留
するカートリッジタンクと、カートリッジタンクに設け
られ、液体燃料を注入する注入部と、カートリッジタン
クを収納しカートリッジタンク側面に近接するタンク収
納部と、タンク収納部に設けられ、注入部と接合して液
体燃料を受け入れる受容部と、タンク収納部を有する本
体キャビネットとで石油燃焼機器を構成したものであ
る。
【0006】上記発明によれば、略円形断面を有する円
柱で構成されたカートリッジタンクを用いたことで、本
体キャビネトに対し、作業者の体がいかなる方向を向い
ていても、腕は握手をする方向のまま、カートリッジタ
ンクを収納部に収納することができ、腕や体をひねって
カートリッジタンクを収納することがなくなるので、身
体に負担のない収納が可能となる。
【0007】
【発明の実施の形態】上記の課題を解決するために請求
項1の発明は、略円形断面を有する円柱で液体燃料を貯
留するカートリッジタンクと、カートリッジタンクに設
けられ、液体燃料を注入する注入部と、カートリッジタ
ンクを収納しカートリッジタンク側面に近接するタンク
収納部と、タンク収納部に設けられ、注入部と接合して
液体燃料を受け入れる受容部と、タンク収納部を有する
本体キャビネットとで石油燃焼機器を構成したものであ
る。
【0008】そして、略円形断面を有する円柱で構成さ
れたカートリッジタンクを用いたことで、本体キャビネ
トに対し、作業者の体がいかなる方向を向いていても、
腕は握手をする方向のまま、カートリッジタンクを収納
部に収納することができ、腕や体をひねってカートリッ
ジタンクを収納することがなくなるので、身体に負担の
ない収納が可能となる。
【0009】また請求項2の発明は、タンク収納部に、
略円筒形をした円筒ガイドを備えたものである。
【0010】そして、略円筒形をした円筒ガイドを用い
たことで、立方体等よりも本体キャビネットにしめる収
納部の割合を少なくし、本体キャビネットのコンパクト
化を可能とする。
【0011】また請求項3の発明は、タンク収納部がカ
ートリッジタンクを開口部に誘導する誘導手段を備えた
ものである。
【0012】そして、カートリッジタンクを開口部に誘
導する誘導手段を備えたことで、液体燃料で満たされた
重たいカートリッジタンクを収納部開口部に合わせる作
業をなくして、より身体に負担のない収納が行える。
【0013】また請求項4の発明は、誘導手段が、開口
部に固接されカートリッジタンクをタンク収納部内部へ
と滑り導くガイド部と、カートリッジタンクの滑り速度
を減速する減速部とを備えたものである。
【0014】そして、カートリッジタンクの誘導速度を
減速する減速部を備えたことで、ガイド部からカートリ
ッジタンクが滑り落ちることなく減速しながら徐々に開
口部を下降してゆくのでタンクを保持する力を補うこと
になりさらに身体に負担のない収納が可能となる。
【0015】また請求項5の発明は、カートリッジタン
クが、転倒後の転がりを防ぐ転がり防止手段を備えたも
のである。
【0016】そして、転倒後の転がりを防ぐ転がり防止
手段を設けたことにより、カートリッジタンクが転倒し
ても、転がり続けずに停止し、作業者に液体燃料で満た
された重たいカートリッジタンクが当たることを防止で
きるので、安全性をより向上できる。
【0017】また請求項6の発明は、カートリッジタン
クが、カートリッジタンク側面の滑りを防ぐ滑り防止手
段を備えたものである。
【0018】そして、カートリッジタンク側面の滑りを
防ぐ滑り防止手段を用いたことで、カートリッジタンク
の転倒後、カートリッジタンクの側面を持って持ち上げ
る、あるいはカートリッジタンク側面を持って持ち運ぶ
際、カートリッジタンク側面が曲面であっても、滑るこ
となく保持することが出来できるので、カートリッジタ
ンク取り扱いの安全性をより向上できる。
【0019】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
【0020】図1、図2に本発明の実施例における石油
燃焼機器の構成を示す。図1は石油燃焼機器の構成図で
ある。石油燃焼機器の本体である本体キャビネット7は
燃焼部6を備えている。また9はカートリッジタンク
で、灯油などの液体燃料を本体キャビネット7へ供給す
る口金等からなる注入部8を有した円柱体である。
【0021】11はタンク収納部で、円形をした開口部
10からカートリッジタンク9を収納する円筒空間を有
し、また開口部10に固設されカートリッジタンク9を
円筒空間内部へと滑り導くガイド部12と、ガイド部1
2の上面に接着されカートリッジタンク9の滑る速度を
減速させるゴム等で作られた減速部13とで構成された
誘導手段14も有している。
【0022】注入部8は開口部10の中心に位置し、ま
たカートリッジタンク9の天面である蓋部15と底面1
6のそれぞれの中心は1垂直線上に位置している。
【0023】またタンク収納部11は、鉄板などで構成
され略円筒形をした円筒ガイド17と、燃焼部6に送油
し注入部8から液体燃料を受ける受容部18とから構成
されている。
【0024】図2は、本体キャビネット7を上方から見
た平面図であり、円筒ガイド17にカートリッジタンク
9が挿入されている。そしてカートリッジタンク9の蓋
部15には、カートリッジタンク9を持ち運ぶための取
っ手19が設けられている。
【0025】またカートリッジタンク9が転倒した際
に、転がり続けないようにカートリッジタンク9の側面
一部に平面部からなる転がり防止手段20を設けてい
る。
【0026】さらにカートリッジタンク9の側面全体に
ゴムなどで作られた滑り防止手段21を張り付けてい
る。
【0027】以上の構成において、本実施例の作用動作
について説明する。
【0028】灯油が空になったカートリッジタンク9
を、取っ手19を持ってタンク収納部11から引出す。
引出されたカートリッジタンク9に注入部8から灯油を
注入し灯油で満タンにする。満タンにしたカートリッジ
タンク9を、注入部8を上にして滑り防止手段21で覆
われたカートリッジタンク9の側面をしっかりと保持し
ながら本体キャビネット7まで持ち運ぶ。そして、カー
トリッジタンク9を開口部10の上部にまで持ち上げ減
速部13上に置き、ガイド部12に沿うようにして開口
部10からタンク収納部11内へとカートリッジタンク
9を収納する。カートリッジタンク9が収納されると同
時に、注入部8は受容部18に接合される。そして、灯
油が燃焼部6へと送油される。
【0029】そして本体キャビネト7に対し、作業者の
体がいかなる方向を向いていても、腕は握手をする方向
のままでカートリッジタンク9を収納部に収納すること
ができる。
【0030】またタンク収納部11を略円筒形をした円
筒ガイド17で構成したことによって、立方体等のガイ
ドよりも本体キャビネット7にしめる収納部の割合を少
なくすることができる。
【0031】また誘導手段14を用いてカートリッジタ
ンク9を収納することで、液体燃料で満たされた重たい
カートリッジタンク9を収納部開口部に合わせる作業を
無くせる。
【0032】またカートリッジタンク9の滑り速度を減
速する減速部13を用いたことで、ガイド部12からカ
ートリッジタンク9が滑り落ちることなく減速しながら
徐々に開口部10を下降してゆくのでカートリッジタン
ク9の保持力を補うことができる。
【0033】また転がり防止手段20を設けたことによ
り、カートリッジタンク9が転倒しても、転がり続けず
に停止する。
【0034】また滑り防止手段21を設けたことで、カ
ートリッジタンク9の転倒後、カートリッジタンク9の
側面を持って持ち上げる、あるいはカートリッジタンク
9の側面を持って持ち運ぶ際、カートリッジタンク9の
側面が曲面であっても、滑ることなくカートリッジタン
ク9を取り扱うことができる。
【0035】
【発明の効果】上記実施例から明らかなように、本発明
の石油燃焼機器によれば、次の効果が得られる。
【0036】請求項1の発明によれば、腕や体をひねっ
てカートリッジタンクを収納することがなくなるので、
身体に負担のない収納を実現できる。
【0037】請求項2の発明によれば、本体キャビネッ
トのコンパクト化を実現できる。
【0038】請求項3の発明によれば、重たいカートリ
ッジタンクを収納部開口部に合わせるという作業をなく
せるので、より身体に負担のない収納を実現できる。
【0039】請求項4の発明によれば、タンクを保持す
る力を補うことになりさらに身体に負担のない収納を実
現できる。
【0040】請求項5の発明によれば、作業者に液体燃
料で満たされた重たいカートリッジタンクが当たること
が無くなり、安全性を向上できる。
【0041】請求項6の発明によれば、滑ることなくカ
ートリッジタンクを保持することが出来できるので、カ
ートリッジタンク取り扱いの安全性をより向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例における石油燃焼機器の構成図
【図2】同石油燃焼機器の平面図
【図3】従来の石油燃焼機器の構成図
【符号の説明】
7 本体キャビネット 8 注入部 9 カートリッジタンク 10 開口部 11 タンク収納部 12 ガイド部 13 減速部 14 誘導手段 17 円筒ガイド 18 受容部 20 転がり防止手段 21 滑り防止手段

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】略円形断面を有する円柱で液体燃料を貯留
    するカートリッジタンクと、前記カートリッジタンクに
    設けられ、液体燃料を注入する注入部と、前記カートリ
    ッジタンクを収納し前記カートリッジタンク側面に近接
    するタンク収納部と、前記タンク収納部に設けられ、前
    記注入部と接合して液体燃料を受け入れる受容部と、前
    記タンク収納部を有する本体キャビネットとで構成した
    石油燃焼機器。
  2. 【請求項2】タンク収納部は、略円筒形をした円筒ガイ
    ドで構成された請求項1記載の石油燃焼機器。
  3. 【請求項3】タンク収納部はカートリッジタンクを開口
    部に誘導する誘導手段を備えた請求項1記載の石油燃焼
    機器。
  4. 【請求項4】誘導手段を、開口部に固接されカートリッ
    ジタンクをタンク収納部内部へと滑り導くガイド部と、
    カートリッジタンクの滑り速度を減速する減速部とで構
    成した請求項3記載の石油燃焼機器。
  5. 【請求項5】カートリッジタンクは、転倒後の転がりを
    防ぐ転がり防止手段を備えた請求項1から4のいずれか
    1項記載の石油燃焼機器。
  6. 【請求項6】カートリッジタンクは、カートリッジタン
    ク側面の滑りを防ぐ滑り防止手段を備えた請求項1から
    5のいずれか1項記載の石油燃焼機器。
JP11154987A 1999-06-02 1999-06-02 石油燃焼機器 Pending JP2000346340A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021021558A (ja) * 2019-07-30 2021-02-18 株式会社トヨトミ 液体燃料燃焼器

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021021558A (ja) * 2019-07-30 2021-02-18 株式会社トヨトミ 液体燃料燃焼器
JP7357314B2 (ja) 2019-07-30 2023-10-06 株式会社トヨトミ 液体燃料燃焼器

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