JP2000346143A - ローラチェーン用連結治具 - Google Patents

ローラチェーン用連結治具

Info

Publication number
JP2000346143A
JP2000346143A JP11162941A JP16294199A JP2000346143A JP 2000346143 A JP2000346143 A JP 2000346143A JP 11162941 A JP11162941 A JP 11162941A JP 16294199 A JP16294199 A JP 16294199A JP 2000346143 A JP2000346143 A JP 2000346143A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
roller chain
finger
roller
fitted
space
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11162941A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Matsuura
博 松浦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Building Solutions Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Building Techno Service Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Building Techno Service Co Ltd filed Critical Mitsubishi Electric Building Techno Service Co Ltd
Priority to JP11162941A priority Critical patent/JP2000346143A/ja
Publication of JP2000346143A publication Critical patent/JP2000346143A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Escalators And Moving Walkways (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ローラチェーンを環状に配置し、互いに対向
した両端部を容易に連結できるローラチェーン用連結治
具を得る。 【解決手段】 ローラチェーン1の両端部を対向して環
状に配置し、また支持体11の長手の端部から固定指1
2を突出して設けローラチェーン1の一方の端部に嵌合
し、また可動指15を支持体11に摺動手段14を介し
て係合してローラチェーン1の他方の端部に嵌合する。
また、緊締ねじ18を固定指12に挿通して可動指15
にねじ込んで、固定指12及び可動指15を相対的に接
近する方向に変位する。これによって、ローラチェーン
1の長手両端を容易に所定間隔に配置することができ、
ローラチェーンの長手両端の連結作業能率を向上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、環状に配置され
たローラチェーンの互いに対向した両端を連結すのとき
に使用されるローラチェーン用連結治具に関する。
【0002】
【従来の技術】図7〜図9は、従来のローラチェーンの
連結作業を説明する図で、図7はローラチェーンの連結
部の正面図、図8は図7の平面図、図9は図7のローラ
チェーンの連結作業状況を示す図7相当図である。図に
おいて、1は環状に配置されたローラチェーン、2はロ
ーラチェーン1のリンクプレート、3はリンクプレート
2の長手端部に設けられたローラである。
【0003】4は継ぎ手リンクで、ローラチェーン1の
長手両端をそれぞれ形成して互いに対向して配置され先
端のリンクプレート2にそれぞれ挿通される継ぎ手ピン
5、先端のリンクプレート2に挿通された継ぎ手ピン5
の挿通端に嵌合される継ぎ手リンクプレート6及び継ぎ
手ピン5の挿通端に挿通されて継ぎ手リンクプレート6
の外側に配置される割りピン7によって構成されてい
る。
【0004】8は結束ワイヤで、ローラチェーン1の一
方の端部における両側のリンクプレート2及びローラ3
の間の第一空所9に挿通され、次いでローラチェーン2
の他方の端部における両側のリンクプレート2及びロー
ラ3の間の第二空所10に挿通されて、両端部が互いに
ねじり合わされる。これによって、ローラチェーン1の
長手両端をそれぞれ形成して互いに対向して配置された
先端のリンクプレート2を相互に引き寄せる。
【0005】上記のような構成により、従来次に述べる
ようにして環状に配置されたローラチェーン1の互いに
対向した両端部が連結される。すなわち、鎖歯車伝動機
構(図示しない)にローラチェーン1が巻掛けられて、
ローラチェーン1の長手両端をそれぞれ形成した先端の
リンクプレート2が互いに対向して配置される。
【0006】そして、結束ワイヤ8がローラチェーン1
の一方の端部に形成された第一空所9に挿通され、次い
でローラチェーン2の他方の端部に形成された第二空所
10に挿通される。そして、図8に示すように結束ワイ
ヤ8の両端部が互いにねじり合わされる。これによっ
て、ローラチェーン1の長手両端をそれぞれ形成して互
いに対向して配置された先端のリンクプレート2が相互
に引き寄せられる。
【0007】この状態において、継ぎ手リンク4の継ぎ
手ピン5が引き寄せられた先端のリンクプレート2に挿
通される。そして、その挿通端に継ぎ手リンクプレート
6が嵌合され、継ぎ手ピン5の先端に割りピン7が挿通
されて継ぎ手リンク4の逸脱が阻止されて、ローラチェ
ーン1の両端部が連結され、鎖歯車伝動機構(図示しな
い)にローラチェーン1が無端状に巻掛けられる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来のロ
ーラチェーン1の連結作業では、結束ワイヤ8の両端部
を互いにねじり合わせることによって、ローラチェーン
1の長手両端が相互に引き寄せられる。このため、引き
寄せ距離に過不足が生じたり、塗油されたローラチェー
ン1に触れた結束ワイヤ8を扱うために滑り易かったり
して、連結作業に煩雑な手数が掛かるという問題点があ
った。
【0009】この発明は、かかる問題点を解消するため
になされたものであり、環状に配置されたローラチェー
ンの互いに対向した両端部を容易に連結できるローラチ
ェーン用連結治具を得ることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明に係るローラチ
ェーン用連結治具においては、両端部を互いに対向させ
て環状に配置されたローラチェーン、支持体の長手の端
部から突出して設けられて突出端がローラチェーンの一
方の端部における両側のリンクプレート及びローラの間
の空所に嵌合される固定指と、支持体に摺動手段を介し
て係合されて固定指と平行に配置され、突出端がローラ
チェーンの他方の端部における両側のリンクプレート及
びローラの間の空所に嵌合される可動指と、固定指及び
可動指の両者の一方に挿通されて他方にねじ込まれ、回
動されて上記両者を相対的に接近する方向に変位する緊
締ねじとが設けられる。
【0011】また、この発明に係るローラチェーン用連
結治具においては、固定指及び可動指の両者それぞれの
先端部を形成し、上記両者それぞれの基部に着脱自在に
締結された補助指が設けられる。
【0012】また、この発明に係るローラチェーン用連
結治具においては、先端部にローラチェーンのローラが
嵌合する引退部を有する固定指及び可動指が設けられ
る。
【0013】また、この発明に係るローラチェーン用連
結治具においては、支持体に設けられた目盛り板と、可
動指に設けられて目盛り板に対向して配置された指標と
が設けられる。
【0014】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1〜図3は、こ
の発明の実施の形態の一例を示す図で、図1は正面図、
図2は図1の左側面図、図3は図1の右側面図である。
図において、1は環状に配置されたローラチェーン、2
はローラチェーン1のリンクプレート、3はリンクプレ
ート2の長手端部に設けられたローラ、9は第一空所で
あり、ローラチェーン1の一方の端部における両側のリ
ンクプレート2及びローラ3の間に形成されている。
【0015】10は第二空所で、ローラチェーン2の他
方の端部における両側のリンクプレート2及びローラ3
の間に形成されている。11は平棒状の支持体、12は
固定指で、支持体11の長手の端部から突出して設けら
れて突出端が第一空所9に嵌合される。13は固定指1
2の突出端に設けられた鉤部、14は支持体11の反固
定指12側に長手に沿って設けられた溝穴からなる摺動
手段である。
【0016】15は可動指で、基部が支持体11に摺動
手段14に摺動自在に嵌合されて固定指12と平行に配
置され、突出端が第二空所10に嵌合される。16は可
動指15の突出端に設けられた鉤部、17は支持体11
に設けられて固定指12寄りに配置された把手、18は
緊締ねじで、固定指12に反可動指15側から隙間を形
成して挿通されて可動指15に固定されたナット19に
ねじ込まれたボルトによって構成されている。
【0017】上記のように構成されたローラチェーン用
連結治具により、次に述べるようにして環状に配置され
たローラチェーン1の互いに対向した両端部が連結され
る。すなわち、鎖歯車伝動機構(図示しない)にローラ
チェーン1が巻掛けられて、ローラチェーン1の長手両
端をそれぞれ形成した先端のリンクプレート2が、互い
に対向して配置される。そして、固定指12及び可動指
15が支持体11に対して互いに離れた位置に配置され
る。
【0018】この状態で、ローラチェーン1の第一空所
9に固定指12が嵌合されてそれの鉤部13の屈折凹所
にローラ3が配置される。次いで、作業員が把手17を
持って支持体11をローラチェーン1の第二空所10側
へ引っ張り、ローラチェーン1の第二空所10に可動指
15が嵌合されてそれの鉤部16の屈折凹所にローラ3
が配置される。
【0019】この状態において緊締ねじ18が可動指1
5のナット19にねじ込まれて、ローラチェーン1の長
手両端をそれぞれ形成して、互いに対向して配置された
先端のリンクプレート2が相互に引き寄せられて、図1
に示す状態となる。そして、前述の8における継ぎ手リ
ンク4の継ぎ手ピン5が引き寄せられた先端のリンクプ
レート2に挿通される。
【0020】そして、その挿通端に継ぎ手リンクプレー
ト6が嵌合され、継ぎ手ピン5の先端に割りピン7が挿
通されて継ぎ手リンク4の逸脱が阻止されて、ローラチ
ェーン1の両端部が連結される。これによって、、鎖歯
車伝動機構(図示しない)にローラチェーン1が無端状
に巻掛けられる。
【0021】このような作業では緊締ねじ18を介して
ローラチェーン1の長手両端が相互に引き寄せられる。
このため、継ぎ手リンク4の継ぎ手ピン5に対応した位
置にローラチェーン1の長手両端を過不足なく容易に配
置することができ、ローラチェーン1の長手両端の連結
作業能率を向上することができる。
【0022】また、ローラチェーン1の第一空所9に固
定指12が嵌合されてそれの鉤部13の屈折凹所にロー
ラ3が配置されるので、この作業段階でローラチェーン
1が塗油されていて滑り易くなっていても、長手端部が
固定指12から外れることがなく作業能率を向上するこ
とができる。また、ローラチェーン1の第二空所10に
ついても、可動指15が嵌合されてそれの鉤部16の屈
折凹所にローラ3が配置されるので、ローラチェーン1
の長手端部が可動指15から外れることがなく作業能率
を向上することができる。
【0023】実施の形態2.図4は、この発明の他の実
施の形態の一例を示す図で、前述の図1の要部相当図で
ある。なお、図4の他は前述図1〜図3の実施の形態と
同様にローラチェーン用連結治具が構成されている。図
において、図1〜図3と同符号は相当部分を示し、20
は引退部で、固定指12の鉤部13の屈折凹所及び可動
指15の鉤部16の屈折凹所に、それぞれローラ3の形
状に対応して形成されている。
【0024】上記のように構成されたローラチェーン用
連結治具においても、ローラチェーン1の第一空所9に
固定指12が嵌合され、ローラチェーン1の第二空所1
0に可動指15が嵌合される。そして、緊締ねじ18を
介してローラチェーン1の長手両端が継ぎ手リンク4の
継ぎ手ピン5に対応した位置に引き寄せられる。したが
って、詳細な説明を省略するが図4の実施の形態におい
ても図1〜図3の実施の形態と同様な作用が得られる。
【0025】また、図4の実施の形態において、鉤部1
3及び鉤部16の屈折凹所に引退部20が設けられる。
これにより、ローラチェーン1の長手端部に固定指12
及び可動指15が嵌合されて、緊締ねじ18が締め込ま
れたきにローラチェーン1のローラ3が引退部20に嵌
合して保持される。このため、緊締ねじ18の締め込み
よってローラチェーン1の長手端部が滑って、図4にお
いて上下方向へ移動することを防止でき、継ぎ手リンク
4の継ぎ手ピン5を容易に挿入することができる。
【0026】実施の形態3.図5も、この発明の他の実
施の形態の一例を示す図で、前述の図2相当図である。
なお、図5の他は前述図1〜図3の実施の形態と同様に
ローラチェーン用連結治具が構成されている。図におい
て、図1〜図3と同符号は相当部分を示し、21は補助
指で、固定指12及び可動指15のそれぞれの基部にボ
ルトとナットからなる締結具22によって着脱自在に締
結され、鉤部13及び鉤部16のいずれかが設けられて
いる。
【0027】上記のように構成されたローラチェーン用
連結治具においても、ローラチェーン1の第一空所9に
固定指12が嵌合され、ローラチェーン1の第二空所1
0に可動指15が嵌合される。そして、緊締ねじ18を
介してローラチェーン1の長手両端が継ぎ手リンク4の
継ぎ手ピン5に対応した位置に引き寄せられる。したが
って、詳細な説明を省略するが図5の実施の形態におい
ても図1〜図3の実施の形態と同様な作用が得られる。
【0028】また、図5の実施の形態において、異種の
ローラチェーン1における第一空所9等の寸法にそれぞ
れ対応した補助指21を準備する。そして、ローラチェ
ーン1の両端部を連結する場合にそのローラチェーン1
に適合した補助指21を固定指12及び可動指15の基
部に装着する。これによって、多種のローラチェーン1
に容易に対応でき作業能率を向上することができる。
【0029】実施の形態4.図6も、この発明の他の実
施の形態の一例を示す図で、前述の図1の平面図に相当
する図である。なお、図6の他は前述図1〜図3の実施
の形態と同様にローラチェーン用連結治具が構成されて
いる。図において、図1〜図3と同符号は相当部分を示
し、23は可動指15の図1における上面に設けられた
指標、24は支持体11の図1における上面に設けられ
て指標23に対向して配置された目盛り板である。
【0030】上記のように構成されたローラチェーン用
連結治具においても、ローラチェーン1の第一空所9に
固定指12が嵌合され、ローラチェーン1の第二空所1
0に可動指15が嵌合される。そして、緊締ねじ18を
介してローラチェーン1の長手両端が継ぎ手リンク4の
継ぎ手ピン5に対応した位置に引き寄せられる。したが
って、詳細な説明を省略するが図6の実施の形態におい
ても図1〜図3の実施の形態と同様な作用が得られる。
【0031】また、図6の実施の形態において、ローラ
チェーン1の両端部を連結する場合、緊締ねじ18を介
してローラチェーン1の長手両端を引き寄せるときに、
指標23と目盛り板24によってそのローラチェーン1
の継ぎ手距離に適合した間隔に長手両端を引き寄せるこ
とができる。これにより、ローラチェーン1の長手両端
を過剰に引き寄せることによる金属疲労等の不具合の発
生を未然に防ぐことができる。
【0032】
【発明の効果】この発明は以上説明したように、両端部
を互いに対向させて環状に配置されたローラチェーン、
支持体の長手の端部から突出して設けられて突出端がロ
ーラチェーンの一方の端部における両側のリンクプレー
ト及びローラの間の空所に嵌合される固定指と、支持体
に摺動手段を介して係合されて固定指と平行に配置さ
れ、突出端がローラチェーンの他方の端部における両側
のリンクプレート及びローラの間の空所に嵌合される可
動指と、固定指及び可動指の両者の一方に挿通されて他
方にねじ込まれ、回動されて上記両者を相対的に接近す
る方向に変位する緊締ねじとを設けたものである。
【0033】これによって、ローラチェーンの長手両端
をそれぞれ形成した先端のリンクプレートが互いに対向
して配置される。そして、ローラチェーンの一方の端部
の空所に固定指が嵌合され、ローラチェーンの他方の端
部の空所に可動指が嵌合される。この状態において緊締
ねじがねじ込まれて、ローラチェーンの長手両端を形成
したリンクプレートが相互に引き寄せられる。このた
め、ローラチェーンの長手両端を容易に所定間隔に配置
することができ、ローラチェーンの長手両端の連結作業
能率を向上する効果がある。
【0034】また、この発明は以上説明したように、固
定指及び可動指の両者それぞれの先端部を形成し、上記
両者それぞれの基部に着脱自在に締結された補助指を設
けたものである。
【0035】これによって、ローラチェーンの長手両端
をそれぞれ形成した先端のリンクプレートが互いに対向
して配置される。そして、ローラチェーンの一方の端部
の空所に固定指が嵌合され、ローラチェーンの他方の端
部の空所に可動指が嵌合される。この状態において緊締
ねじがねじ込まれて、ローラチェーンの長手両端を形成
したリンクプレートが相互に引き寄せられる。このた
め、ローラチェーンの長手両端を容易に所定間隔に配置
することができ、ローラチェーンの長手両端の連結作業
能率を向上する効果がある。また、異種のローラチェー
ンにそれぞれ対応した補助指を準備して、ローラチェー
ンを連結する場合にそのローラチェーンに適合した補助
指を固定指及び可動指の基部に装着する。これにより、
多種のローラチェーンに容易に対応でき作業能率を向上
する効果がある。
【0036】また、この発明は以上説明したように、先
端部にローラチェーンのローラが嵌合する引退部を有す
る固定指及び可動指を設けたものである。
【0037】これによって、ローラチェーンの長手両端
をそれぞれ形成した先端のリンクプレートが互いに対向
して配置される。そして、ローラチェーンの一方の端部
の空所に固定指が嵌合され、ローラチェーンの他方の端
部の空所に可動指が嵌合される。この状態において緊締
ねじがねじ込まれて、ローラチェーンの長手両端を形成
したリンクプレートが相互に引き寄せられる。このた
め、ローラチェーンの長手両端を容易に所定間隔に配置
することができ、ローラチェーンの長手両端の連結作業
能率を向上する効果がある。また、ローラチェーンの長
手両端の連結作業時に、固定指及び可動指の引退部にロ
ーラチェーンのローラが引退部に嵌合して保持される。
このため、緊締ねじの締め込みよってローラチェーンの
長手端部が固定指等の長手方向へ滑ることが防止でき、
ローラチェーンの連結作業能率を向上する効果がある。
【0038】また、この発明は以上説明したように、支
持体に設けられた目盛り板と、可動指に設けられて目盛
り板に対向して配置された指標とを設けたものである。
【0039】これによって、ローラチェーンの長手両端
をそれぞれ形成した先端のリンクプレートが互いに対向
して配置される。そして、ローラチェーンの一方の端部
の空所に固定指が嵌合され、ローラチェーンの他方の端
部の空所に可動指が嵌合される。この状態において緊締
ねじがねじ込まれて、ローラチェーンの長手両端を形成
したリンクプレートが相互に引き寄せられる。このた
め、ローラチェーンの長手両端を容易に所定間隔に配置
することができ、ローラチェーンの長手両端の連結作業
能率を向上する効果がある。また、ローラチェーンの両
端部を連結する場合、緊締ねじによってローラチェーン
の長手両端を引き寄せるときに、指標と目盛り板によっ
てそのローラチェーンの継ぎ手距離に適合した間隔に長
手両端を引き寄せることができる。これにより、ローラ
チェーンの長手両端を過剰に引き寄せることによる金属
疲労等の不具合の発生を未然に防止する効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1を示す正面図。
【図2】 図1の左側面図。
【図3】 図1の右側面図。
【図4】 この発明の実施の形態2を示す前述の図1の
要部相当図。
【図5】 この発明の実施の形態3を示す前述の図2相
当図。
【図6】 この発明の実施の形態4を示す前述の図1の
平面図相当図。
【図7】 従来のローラチェーンの連結作業を説明する
図で、ローラチェーンの連結部の正面図。
【図8】 図7の平面図。
【図9】 図7のローラチェーンの連結作業状況を示す
図7相当図。
【符号の説明】
1 ローラチェーン、2 リンクプレート、3 ロー
ラ、9 第一空所、10第二空所、11 支持体、12
固定指、14 摺動手段、15 可動指、18 緊締
ねじ、20 引退部、21 補助指、23 指標、24
目盛り板。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 両端部を互いに対向させて環状に配置さ
    れたローラチェーン、支持体の長手の端部から突出して
    設けられて突出端が上記ローラチェーンの一方の端部に
    おける両側のリンクプレート及びローラの間の空所に嵌
    合される固定指と、上記支持体に摺動手段を介して係合
    されて上記固定指と平行に配置され、突出端が上記ロー
    ラチェーンの他方の端部における両側のリンクプレート
    及びローラの間の空所に嵌合される可動指と、上記固定
    指及び可動指の両者の一方に挿通されて他方にねじ込ま
    れ、回動されて上記両者を相対的に接近する方向に変位
    する緊締ねじとを備えたローラチェーン用連結治具。
  2. 【請求項2】 固定指及び可動指の両者それぞれの先端
    部を形成し、上記両者それぞれの基部に着脱自在に締結
    された補助指を備えたことを特徴とする請求項1記載の
    ローラチェーン用連結治具。
  3. 【請求項3】 固定指及び可動指を、先端部にローラチ
    ェーンのローラが嵌合する引退部が形成されたものとし
    たことを特徴とする請求項1記載のローラチェーン用連
    結治具。
  4. 【請求項4】 支持体に設けられた目盛り板と、可動指
    に設けられて上記目盛り板に対向して配置された指標と
    を備えたことを特徴とする請求項1記載のローラチェー
    ン用連結治具。
JP11162941A 1999-06-09 1999-06-09 ローラチェーン用連結治具 Pending JP2000346143A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11162941A JP2000346143A (ja) 1999-06-09 1999-06-09 ローラチェーン用連結治具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11162941A JP2000346143A (ja) 1999-06-09 1999-06-09 ローラチェーン用連結治具

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000346143A true JP2000346143A (ja) 2000-12-12

Family

ID=15764172

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11162941A Pending JP2000346143A (ja) 1999-06-09 1999-06-09 ローラチェーン用連結治具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000346143A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100797996B1 (ko) 2006-12-26 2008-01-28 주식회사 포스코 허스롤 구동용 체인 연결장치
CN102352910A (zh) * 2011-09-13 2012-02-15 成都市新筑路桥机械股份有限公司 用于凿岩机链条连接的装置
CN105966856A (zh) * 2016-06-30 2016-09-28 江苏永钢集团有限公司 集卷小车压紧臂链条调节装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100797996B1 (ko) 2006-12-26 2008-01-28 주식회사 포스코 허스롤 구동용 체인 연결장치
CN102352910A (zh) * 2011-09-13 2012-02-15 成都市新筑路桥机械股份有限公司 用于凿岩机链条连接的装置
CN105966856A (zh) * 2016-06-30 2016-09-28 江苏永钢集团有限公司 集卷小车压紧臂链条调节装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP2269774A3 (en) Fastener tool
DE29512917U1 (de) Gelenkverbindung für die Bestandteile einer äußeren Fixatur
AU2009349093A1 (en) Wire gripper
BR9803732A (pt) Suporte perfilado, em particular, suporte longitudinal de chassi, de preferência, em forma de u, para um chassi de suporte de um veículo utilitário e processo para sua fabricação.
ATE217053T1 (de) Hochfester haken, insbesondere für ein elastisches kabel
AU2471997A (en) End hook for power return tape measure
JP2000346143A (ja) ローラチェーン用連結治具
EP1217223A3 (en) Rectangular panel fastener
JP2001165245A (ja) 楔式ロープ留め装置
CA2290323A1 (en) Multi-socket wrench
SE9303394L (sv) Spårringstång
DE69622191D1 (de) Kupplungsvorrichtung für ketten
US2638009A (en) Quickly-demountable chain
EP1128091A3 (en) A silent chain with a guide washer having a single central aperture for a center pin
US2691267A (en) Tool for separating chain links
JPS58187645U (ja) ケ−ブルドラツグチエ−ン
JPH01266341A (ja) ロープ留金具
ATE246057T1 (de) Hilfskette für die ziehanlage einer zieheinrichtung
CN214292874U (zh) 一种汽车发动机喷油嘴接插件装配辅具
CN219600411U (zh) 3d打印耗材固定器及3d打印耗材绕线盘
JP3006363U (ja) トロリ線接続金具
CA2159743A1 (en) Grapple for use on skidder
JPH0745519Y2 (ja) 鎖とフックの連結ボルト
JPH0749114Y2 (ja) ベルト駆動装置のベルトガイド
JPH0755013B2 (ja) クサビ押込器