JP2000345608A - 排水溝用自洗装置 - Google Patents

排水溝用自洗装置

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JP2000345608A
JP2000345608A JP11162090A JP16209099A JP2000345608A JP 2000345608 A JP2000345608 A JP 2000345608A JP 11162090 A JP11162090 A JP 11162090A JP 16209099 A JP16209099 A JP 16209099A JP 2000345608 A JP2000345608 A JP 2000345608A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 側溝等の排水溝に設置して、該排水溝の溝内
を自動洗浄する排水溝用自洗装置を提供する。 【解決手段】 側溝10の側縁上部に取着する一対の溝
取付部5の間に横設固定したゲート板保持部3に、ゲー
ト板2をヒンジ部4によって吊設して溝内を横断状に区
画し、さらに、このゲート板2の上流側の水位を検出す
るフロート6を作動ピン7によってゲート板保持部3に
上下移動自在に保持すると共に、その作動ピン7下端の
ロックピン8をゲート板2に設けたロックピン受け11
に係合させてセットし、閉鎖姿勢のゲート板2のロック
ピン受け11のロック孔12にロックピン8を入れてゲ
ート板2をロックして上流側に貯水15を貯え、貯水1
5の水位が上死点になるとフロート6が上昇してロック
ピン8をアンロックにしてロックピン受け11上に保持
してゲート板2を開放し、貯水15による一気流20に
よって溝内を自動洗浄する構造の排水溝用自洗装置1が
特徴である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、雨水や生活排水・
工場排水等を流す排水溝に設置して、その排水溝を自動
的に洗浄するのに使用する排水溝用自洗装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】住宅地や工場近傍に多数存在して雨水や
生活排水・工場排水等を流し出す排水溝は、勾配による
自然流によって排水を流し出す構造になっており、通常
は、無蓋形態で道路側部等に設置されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】以上の従来の排水溝
は、降水時には流水量が多いので溝内に落ち込んだごみ
・異物・落ち葉等が美麗に流し出されるものの、晴天が
続いたときや流水が少いときは、それ等の溝内に落ち込
んだ「ごみ類」が溜って見苦しく汚損するので時々人為
的に掃除する必要があり管理が煩しく美観を損う不具合
がある。本発明は以上の不具合を解決する排水溝用自洗
装置を提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】以上の技術課題を解決す
る本発明の排水溝用自洗装置は「排水溝の上端部分に横
設するゲート板保持部にヒンジ連結して吊設した流水堰
止め用ゲート板と、該排水溝の上流側の水位検出用のフ
ロートを備え、該フロートは下端をロックピンとなす作
動ピンによって前記ゲート板保持部に上下移動自在に保
持され、さらに、前記作動ピンの前記ゲート板側のロッ
ク孔への係合によって前記ゲート板の閉鎖姿勢をロック
すると共に、前記フロートの浮上上昇によって前記ロッ
クをアンロック状態にして該ゲート板の開放作動を許容
する該ゲート板のロック・アンロック手段を備えた構
造」になっている。
【0005】即ち、本発明の排水溝用自洗装置は、溝を
横断する堰止め用ゲート板を開閉自在に設置して排水を
堰止めて上流側に貯水し、その貯水水面が予め設定した
上死点水位になると、その上流側にセットしたフロート
が浮上してゲート板のロックを外し、貯水水圧によって
ゲート板を押し開いて一気流を発生させ、その一気流に
よって下流側の溝内を自動洗浄させる構造が特徴にし
て、そのゲート板は上流側の水位が下ると自重によって
閉鎖状態に復帰してフロート側のロックピンによってロ
ックされ、再び上流側に貯水して次の一気流を生じさせ
て前記の自動洗浄作用を反復するようになっている。
【0006】
【作用】以上の本発明の排水溝用自洗装置は、上流側の
排水を貯水プールして自動的にゲート開放して一気流を
反復発生させるので、下流側の溝内の「ごみ・異物類」
はその一気流によって自動的に流出洗浄することができ
る。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図1・図
2を参照して説明する。即ち、この実施例の排水溝用自
洗装置1は、住宅地・工場地等に多く存在するコンクリ
ート製U字溝10からなる側溝に設置するものにして、
U字溝2の両側上縁に覆着セットする溝取付部5にゲー
ト板保持部3が渡設固定されると共に、このゲート板保
持部3に「U字溝10の溝内を横断状に閉鎖して開閉自
在となる堰止め用ゲート板2」がヒンジ部4を介して吊
設されており、外力を受けない自由状態では自重によっ
て垂れ下ってU字溝10を上流側と下流側に区画して閉
鎖する。
【0008】そして、このゲート板2にはゲート板2の
閉鎖姿勢をロックしたり、上流側水位によってそのロッ
クを外すゲート板2のロック・アンロック手段が設けら
れている。詳しくは、ゲート板保持部3に設けた保持部
9に上下スライド自在に挿通した作動バー7の上端を逆
U字状に曲成してフロート6が吊設され、このフロート
6はゲート板2の上流側に位置して上流側の水位に連動
して浮上したり下降する上流側水位の検出部になってい
る。
【0009】そして、前記の保持部9を通した作動バー
7の下端はロックピン8となってゲート板2の上方部位
に設けた円弧形状のロックピン受け11に先端を接合し
てフロート6の上昇姿勢を保持すると共に、ゲート板2
が閉鎖姿勢のときはロックピン8がロックピン受け11
のロック孔12に入り込んでゲート板2の閉鎖姿勢をロ
ックするようになっている。
【0010】即ち、ロックピン受け11は、ロックピン
8がロック孔12から抜けてアンロック状態となったゲ
ート板2が閉鎖拘束から解放されてヒンジ部4を中心と
して回転開放作動するとき、その回転角に関係なくロッ
クピン8を受け止めて該アンロック状態を維持するため
の「ロックピン8の下降防止部」にして、ヒンジ部4を
中心とする半径の凹円弧形状になっている。
【0011】そして、ゲート板2の開放状態では解放角
度に関係なく、「重力によって下降しようとするロック
ピン8」を載せて保持すると共に、ゲート板2の回転角
の変動に応じてロックピン8を摺動させながら、そのま
ま保持するようになっている。
【0012】以上の図1実施例の排水溝用自洗装置1
は、以下のように作動する。即ち(図2参照)、U字溝
10に設置したゲート板2は垂れ下った閉鎖姿勢がロッ
クピン8によってロックされているので、少い流水が堰
止められて上流側に貯水される。そして、その貯水15
の水位が上限水位に達すると、水位の上昇に連動上昇し
たフロート6の上昇と共にロックピン8が上昇し、最後
にロック孔12から外れるとゲート板2がアンロック状
態となって上流側の貯水水圧によって一気に回転開放さ
れ、一気流20が下流側へ流れ出す。
【0013】そして、その貯水流出の間のロックピン8
は自重によって凹円弧状のロックピン受け11に接合し
て上昇位置が保持され、ゲート板2の開放角に関係なく
ロックピン8外れのアンロック状態が的確に維持され
る。
【0014】そして、貯水15が流水を終えるとゲート
板2は自重によって垂設姿勢に戻り、ロックピン8の下
方にロック孔12があらわれて重力落下して自動ロック
され、再び上流側に貯水15を貯めて同一の作動を繰り
返し作用する。かくして、ゲート板2の下流側はその一
気流20によって「ごみ・異物類」が押し流し除去され
自動的にクリーニングされる。なお、下流側へ押し流し
た「ごみ・異物類」はU字溝10の端末に設定されてい
る「ごみネット」等によって一括収集されて除去され
る。
【0015】なお、本発明は前記の実施例に限定され
ず、図示しないが閉鎖状態のゲート板2の周縁とU字溝
10の内週との空隙をなくして水洩れを止めるシール部
をU字溝10の内周に設けたり、フロート6の作動バー
7に対するセットポイントを上下調整自在にしたり、ロ
ックピン受け11・フロート6に貯水中の「ごみ・異物
類」の引っ掛かりを防止する防護ネットを設けたりする
等の変化がある。
【0016】さらに、前記のゲート板2のロック・アン
ロック手段において、ロック孔12をゲート板2の回転
方向の長孔になし、少い流水によってゲート板2が少し
開放する状態でもロックピン8によるロックを施して、
その状態のまま貯水する形態にすることがある。
【0017】
【発明の効果】以上の説明のとおり、本発明の排水溝の
自洗装置はプールした流水の一気流によって溝内の自動
洗浄ができるので、排水溝の煩雑な日常管理が不要にな
ると共に、排水溝の汚濁を防止して清潔美麗感を定常的
に維持し、排水溝存在周辺の美観の維持向上を図る諸効
果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明一実施例の排水溝用自洗装置を示し、
(A)はその構造を示す斜視図、(B)はその使用状態
の斜視図
【図2】図1実施例の排水溝用自洗装置の作用説明図
【符号の説明】
1 排水溝用自洗装置 2 ゲート板 3 ゲート板保持部 4 ヒンジ部 5 溝取付部 6 フロート 7 作動バー 8 ロックピン 9 保持部 10 側溝 11 ロックピン受け 12 ロック孔 15 貯水 20 一気流
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年12月20日(1999.12.
20)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0015
【補正方法】変更
【補正内容】
【0015】なお、本発明は前記の実施例に限定され
ず、図示しないが閉鎖状態のゲート板2の周縁とU字溝
10の内周との空隙をなくして水洩れを止めるシール部
をU字溝10の内周に設けたり、フロート6の作動バー
7に対するセットポイントを上下調整自在にしたり、ロ
ックピン受け11・フロート6に貯水中の「ごみ・異物
類」の引っ掛かりを防止する防護ネットを設けたりする
等の変化がある。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 排水溝の上端部分に横設するゲート板保
    持部にヒンジ連結して吊設した流水堰止め用ゲート板
    と、該排水溝の上流側の水位検出用のフロートを備え、
    該フロートは下端をロックピンとなす作動ピンによって
    前記ゲート板保持部に上下移動自在に保持され、さら
    に、前記作動ピンの前記ゲート板側のロック孔への係合
    によって前記ゲート板の閉鎖姿勢をロックすると共に、
    前記フロートの浮上上昇によって前記ロックをアンロッ
    ク状態にして該ゲート板の開放作動を許容する該ゲート
    板のロック・アンロック手段を備えた構造を特徴とする
    排水溝用自洗装置。
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