JP2000344875A - 光拡散板用フィルム、その製造方法および光拡散フィルム - Google Patents

光拡散板用フィルム、その製造方法および光拡散フィルム

Info

Publication number
JP2000344875A
JP2000344875A JP11155034A JP15503499A JP2000344875A JP 2000344875 A JP2000344875 A JP 2000344875A JP 11155034 A JP11155034 A JP 11155034A JP 15503499 A JP15503499 A JP 15503499A JP 2000344875 A JP2000344875 A JP 2000344875A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
film
less
light diffusion
diffusion plate
light
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11155034A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaya Watanabe
真哉 渡邊
Koji Furuya
幸治 古谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Teijin Ltd
Original Assignee
Teijin Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Teijin Ltd filed Critical Teijin Ltd
Priority to JP11155034A priority Critical patent/JP2000344875A/ja
Publication of JP2000344875A publication Critical patent/JP2000344875A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Optical Elements Other Than Lenses (AREA)
  • Liquid Crystal (AREA)
  • Manufacture Of Macromolecular Shaped Articles (AREA)
  • Polyesters Or Polycarbonates (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 耐熱性、平面性および透明性に優れる光拡散
板用フィルムを提供する。 【解決手段】 ジエチレングリコール成分を0.1モル
%〜3モル%(全グリコール成分の総量に対し)含有す
るポリエチレン−2,6−ナフタレンジカルボキシレー
トの二軸配向フィルムからなり、フィルムの全光線透過
率が85%以上、ヘーズが2%以下、表面粗さが10n
m以下である、光拡散板用フィルム。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光線を均一に拡散
する光拡散板用フィルムに関する。本発明は、特に液晶
表示ディスプレイ、さらにデスクトップに使用されるよ
うな15インチ以上の大型の液晶表示ディスプレイにお
いて、液晶パネルのバックライトに用いられる光源の光
を均一に拡散するための光拡散板として用いられる光拡
散板用フィルムに関する。
【0002】
【従来の技術】ポリエチレンテレフタレートフィルム
は、優れた機械的性質、耐熱性、高温での寸法安定性を
生かし、液晶表示ディスプレイの光拡散板の集光ビーズ
の基材として用いられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】今日、液晶表示板のコ
ントラストの向上、大型化のために、光源であるバック
ライト光源の光量アップが必要となっているが、従来の
ポリエチレンテレフタレートフィルムでは、使用中に温
度が上昇してしまい、光拡散板の耐熱性の不足のため、
光量アップができないという問題がある。本発明は、耐
熱性、平面性および透明性に優れる光拡散板用フィルム
および光拡散フィルムを提供することを課題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明は、ジ
エチレングリコール成分を0.1モル%〜3モル%(全
グリコール成分の総量に対し)含有するポリエチレン−
2,6−ナフタレンジカルボキシレートの二軸配向フィ
ルムからなり、フィルムの全光線透過率が85%以上、
ヘーズが2%以下、表面粗さが10nm以下である、光
拡散板用フィルムである。以下、本発明を詳細に説明す
る。
【0005】[ポリエステル]本発明の光拡散板用フィ
ルムは、ジエチレングリコール成分を0.1モル%〜3
モル%(全グリコール成分の総量に対し)含有するポリ
エチレン−2,6−ナフタレンジカルボキシレートの二
軸配向フィルムからなる。
【0006】ポリエチレン−2,6−ナフタレンジカル
ボキシレートは、ジエチレングリコール成分の共重合量
が、0.1モル%〜3モル%(全グリコール成分に対し
て)である必要がある。このジエチレングリコール成分
は、ポリエチレン−2,6−ナフタレンジカルボキシレ
ート製造時、共重合成分としてジエチレングリコール又
はそのエステル形成性誘導体の形で添加されたものでは
なく、製造反応の過程で副生して共重合されたものであ
る。ジエチレングリコール成分の全共重合量が3モル%
を超えると、結晶性が損なわれるため機械的強度が低下
するとともに、ガラス転移点温度が低下し、耐熱性に劣
るフィルムとなる。ジエチレングリコール成分の全共重
合割合は、好ましくは全グリコール成分に対して2.5
モル%以下であり、更に好ましくは2モル%以下であ
る。製造反応中でのジエチレングリコールの副生を抑え
るために、原料として使用するエチレングリコールとジ
カルボン酸のモル量比を2.0〜3.0にすることが好
ましい。また、エステル交換反応に要する時間は短いほ
どよく150分以下が好ましい。ジエチレングリコール
成分の共重合量は0.1モル%以上である。これは副生
物であり、完全にはなくすことはできない。
【0007】上記のポリエチレン−2,6−ナフタレン
ジカルボキシレートには、ジエチレングリコール成分の
他に、全ジカルボン酸成分の20モル%以下の割合で、
第三成分を共重合してもよい。第三成分の共重合量が2
0モル%以下だと、主成分の本来の特性を極端に損なう
事のないフィルムとなる。
【0008】共重合可能な第三成分としては、2個のエ
ステル形成官能基を有する化合物、例えばシュウ酸、ア
ジピン酸、フタル酸、セバシン酸、ドデカンジカルボン
酸、コハク酸、イソフタル酸、5−ナトリウムスルホイ
ソフタル酸、テレフタル酸、2−カリウムスルホテレフ
タル酸、2,7−ナフタレンジカルボン酸、1,4−シ
クロヘキサンジカルボン酸、4,4’−ジフェニルジカ
ルボン酸、フェニルインダンジカルボン酸、ジフェニル
エーテルジカルボン酸及びこれらの低級アルキルエステ
ル;p−オキシエトキシ安息香酸等の如きオキシカルボ
ン酸及びその低級アルキルエステル;プロピレングリコ
ール、1,2−プロパンジオール、1,3−ブタンジオ
ール,1,4−ブタンジオール、1,5−ペンタンジオ
ール、1,6−ヘキサンジオール、1,2−シクロヘキ
サンジメタノール、1,3−シクロヘキサンジメタノー
ル、1,4−シクロヘキサンジメタノール、p−キシリ
レングリコール、ビスフェノールAのエチレンオキサイ
ド付加物、ビスフェノールSのエチレンオキサイド付加
体、トリエチレングリコール、ポリエチレンオキシドグ
リコール、ポリテトラメチレンオキシドグリコール、ネ
オペンチルグリコール等を挙げることができる。
【0009】また、ポリエチレン−2,6−ナフタレン
ジカルボキシレートは、例えば安息香酸、メトキシポリ
アルキレングリコール等の1官能性化合物によて、末端
の水酸基および/またはカルボキシル基の一部または全
部を封鎖したものであってもよく、あるいは例えば極少
量のグリセリン、ペンタエリスリトールなどの如き3官
能以上のエステル形成化合物で実質的に線状のポリマー
が得られる範囲内で変成されたものであってもよい。ま
た、共重合ではなくこれらのポリエステルをブレンドし
ても良い。
【0010】[添加物]光拡散板用フィルムには添加剤
を含有させてもよい。添加剤として、例えば安定剤、染
料、滑剤、紫外線吸収剤および難燃剤を例示することが
できる。
【0011】フィルムに滑り性を付与するために、不活
性粒子を少量割合含有させることは好ましいことであ
る。かかる不活性粒子としては、例えば球状シリカ、多
孔質シリカ、炭酸カルシウム、シリカアルミナ、アルミ
ナ、二酸化チタン、カオリンクレー、硫酸バリウム、ゼ
オライトのごとき無機粒子、あるいはシリコン樹脂粒
子、架橋ポリスチレン粒子のごとき有機粒子をあげるこ
とができる。
【0012】不活性粒子は、天然品、合成品のいづれで
もよいが、無機粒子の場合は、粒径が均一であることが
好ましいなどの理由により、天然品よりも合成品である
ことが好ましく、結晶形態、硬度、比重、色などについ
ては特に制限を受けることなく使用することができる。
【0013】不活性粒子は、前記例示した中から選ばれ
た単一成分でもよく、二成分あるいは三成分以上を含む
多成分であってもよい。
【0014】不活性微粒子の平均粒径は、0.05〜
1.5μmの範囲であることが好ましく、0.1〜1.
0μmであることが更に好ましい。
【0015】不活性微粒子の含有量は、これを含むポリ
エチレン−2,6−ナフタレンジカルボキシレート組成
物の0.001〜0.1重量%であることが好ましく、
0.003〜0.01重量%であることが更に好まし
い。添加量が0.1重量%より多いと、滑り性は十分で
あるが、ひび割れの総数が増加し、ヘーズ値が増加する
ため好ましくない。0.001重量%より少ないと、滑
り性が劣りハンドリングしにくいフィルムとなり好まし
くない。
【0016】不活性粒子の添加時期は、ポリエチレン−
2,6−ナフタレンジカルボキシレートをフィルムに製
膜するまでの段階であれば特に制限はなく、例えば重合
段階で添加してもよく、また製膜の際に添加してもよ
い。
【0017】好ましい不活性微粒子は、球状シリカであ
る。球状シリカ微粒子は、平均粒径が0.05〜1.5
μmであり、かつ粒径比(長径/短径)が1.0〜1.
2のものであることが好ましい。この球状シリカ微粒子
は個々の微粒子の形状が極めて真球に近い球状であっ
て、粗大粒子がほとんどなく、従来から滑剤として知ら
れているシリカ微粒子が10nm程度の超微細な塊状粒
子か、又はこれらが凝集して0.5μm程度の凝集物、
(凝集粒子)を形成しているものとは著しく異なる。
【0018】球状シリカ微粒子の平均粒径が1.5μm
より大きくなると、球状シリカ微粒子による突起の周り
の重合体フィルムにひび割れが生じ、ヘーズ値が増加す
るため好ましくない。0.05μmより小さいと、滑り
性が劣りハンドリングしにくいフィルムとなり好ましく
ない。
【0019】球状シリカ微粒子は、上述の条件を満たせ
ば、その製法、その他に何ら限定されるものではない。
例えば、球状シリカ微粒子は、オルトケイ酸エチル[S
i(OCH)]の加水分解から含水シリカ[Si(O
H)]単分散球を作り、さらにこの含水シリカ単分散球
を脱水化処理して下記シリカ結合を三次元的に成長させ
ることで製造できる(日本化学会誌、’81,No.
9,P.1503)。
【0020】
【化1】
【0021】
【化2】
【0022】[ヘーズ・光線透過率]光拡散板用フィル
ムは、そのヘーズが2%以下である。この値より大きい
と、入射光がフィルム内部で拡散し出射光量が減少する
ため光線透過率が減少する。また、ヘーズは低い程よ
い。
【0023】光拡散板用フィルムは、その全光線透過率
が85%以上、好ましくは87%以上である。全光線透
過率が85%より小さいと輝度が下がる。さらに、光拡
散蛍光灯照射による全光線透過率の低下率が好ましくは
2%以下、さらに好ましくは1%以下である。光線透過
率の低下率が少ないほど、長期間の使用に耐える耐光性
のあるフィルムとなり好ましい。
【0024】[表面粗さ]光拡散板用フィルムは、その
表面粗さが10nm以下、好ましくは8nm以下であ
る。10nmより大きいとフィルムの表面が粗れ、表面
反射が大きくなり、全光線透過率が減少する。フィルム
の表面粗さの下限は特に定めないが、ハンドリングの面
から、0.7nm以上あることが好ましい。
【0025】[熱収縮率]光拡散板用フィルムは、10
5℃×30分の熱収縮率が、全方向にわたり0.5%以
下であることが好ましい。この値より大きいと、光拡散
板として用いたとき、熱がかかったときの平面性が悪く
なり好ましくない。
【0026】[屈折率]光拡散板用フィルムは、その厚
み方向の屈折率nZが好ましくは1.496以上、さら
に好ましくは1.498以上である。この値より低いと
フィルムを製品サイズに裁断する時に、フィルムがデラ
ミネーション(層間剥離)を起こし好ましくない。nZ
を上げる方法としては、延伸倍率を下げる方法、熱固定
温度を上げる方法がある。nZの上限は、1.510以
下であることが好ましい。この値より大きいと、フィル
ムが白化しヘーズが増加し、また、平面性が悪くなり、
フラットネスが悪くなるため好ましくない。
【0027】[ハリツキ度]光拡散板用フィルムは、フ
ィルム/フィルム間のハリツキ度が好ましくは3級以
下、さらに好ましくは2級以下である。このハリツキ度
の等級が大きいほどフィルムは滑りがたく、一方等級が
小さいほどフィルム同士が滑る傾向を示す。このハリツ
キ度が3級より大きいとフィルム同士の滑りが悪く、フ
ィルム同士のブロッキングの発生、フィルム走行時の搬
送ロール等によるスクラッチの発生、ロール巻き上げ時
にロールにこぶ状の突起が生じるなど、好ましくない。
【0028】[フラットネス]光拡散板用フィルムは、
90℃×200hrの熱処理前後のフラットネスが好ま
しくは250cm/m幅以下、特に好ましくは200c
m/m幅以下である。なお、熱処理前後のフラットネス
とは、熱処理前および熱処理後のフラットネスをいう。
フィルムのフラットネスが250cm/m幅より大きい
と、拡散板としたときに耐熱性のない平面性の劣るフィ
ルムとなり好ましくない。
【0029】[粗大突起]光拡散板用フィルムは、高さ
1.5μm以上の粗大突起数が1個/100cm2以下で
あることが好ましい。この粗大突起数が1個/100mm
2より多いと拡散板としたときに輝度が低下し好ましく
ない。この粗大突起数にするためには、ポリエチレン−
2,6−ナフタレンジカルボキシレートの未溶融物の場
合は、押し出し時の温度を300℃以上に設定すること
で対応できる。また、粗大突起が元々原料チップ中に含
まれているゴミの場合はフィルター目開きを小さくする
ことで除去することができる。このような観点から、フ
ィルターの目開きは好ましくは40μm以下、さらに好
ましくは30μm以下である。
【0030】[厚み]光拡散板用フィルムは、その厚み
が好ましくは50〜130μm、さらに好ましくは70
〜125μmである。50μmより薄いと光拡散板とし
たときに腰がなく取り扱いにくくなり好ましくない。1
30μmよりも厚いと、厚みによる光の吸収量が増加
し、光線透過率が下がるため好ましくない。
【0031】[塗付層]光拡散板用フィルムには、さら
に光拡散層を備えることができるが、光拡散板用フィル
ムと光拡散層との接着性を向上させるため、光拡散板用
フィルムの光拡散層と接着する側の表面に、塗付層を有
することが好ましい。そして、塗付層は、球状微粒子を
含有することが好ましい。
【0032】塗付層は、ポリエステル系樹脂、ウレタン
系樹脂、アクリル系樹脂、ビニル系樹脂およびこれらで
変性されたポリエステル系樹脂からなる群から選ばれる
少なくとも一種の水溶性または水分散性樹脂からなるこ
とが好ましい。
【0033】ポリエステル系樹脂は、それを構成する成
分として以下のような多価カルボン酸および多価ヒドロ
キシ化合物を例示できる。すなわち、多価カルボン酸と
しては、テレフタル酸、イソフタル酸、オルトフタル
酸、4,4’−ジフェニルジカルボン酸、2,5−ナフ
タレンジカルボン酸、2,6−ナフタレンジカルボン
酸、1,4−シクロヘキサンジカルボン酸、2−カリウ
ムスルホテレフタル酸、5−ナトリウムスルホイソフタ
ル酸、アジピン酸、アゼライン酸、セバシン酸、ドデカ
ンジカルボン酸、グルタル酸、コハク酸、トリメリット
酸、トリメシン酸、無水トリメリット酸、無水フタル
酸、p−ヒドロキシ安息香酸、トリメリット酸モノカリ
ウム塩、およびそれらのエステル形成性誘導体、等を用
いることができ、多価ヒドロキシ化合物としては、エチ
レングリコール、1,2−プロピレングリコール、1,
3−プロピレングリコール、1,4−ブタンジオール、
1,6−ヘキサンジオール、2−メチルー1,5−ペン
タンジオール、ネオペンチルグリコール、1,4−シク
ロヘキサンジメタノール、p−キシリレングリコール、
ビスフェノールA−エチレングリコール付加物、ビスフ
ェノールA−1,2−プロピレングリコール付加物、ジ
エチレングリコール、トリエチレングリコール、ポリエ
チレングリコール、ポリプロピレングリコール、ポリテ
トラメチレングリコール、ポリテトラメチレンオキシド
グリコール、ジメチロールプロピオン酸、グリセリン、
トリメチロールプロパン、ジメチロールエチルスルホン
酸ナトリウム、ジメチロールプロピオン酸カリウム、等
を用いることができる。これらの化合物の中から、それ
ぞれ適宜1つ以上選択して、常法の重縮合反応によりポ
リエステル系樹脂を合成する。
【0034】なお、上記のほか、ポリエステル系樹脂と
ともに、またはポリエステル系樹脂に代えて、後述する
アクリルおよびビニル系樹脂変性ポリエステル樹脂や、
ポリエステルポリオールをイソシアネートで鎖延長した
ポリエステルポリウレタンなどのポリエステル成分を有
する複合高分子を、変性されたポリエステル系樹脂とし
て用いることができる。
【0035】ウレタン系樹脂は、それを構成する成分と
して以下のような多価ヒドロキシ化合物、多価イソシア
ネート化合物、鎖長延長剤、架橋剤などを例示できる。
すなわち、多価ヒドロキシ化合物としては、ポリオキシ
エチレングリコール、ポリオキシプロピレングリコー
ル、ポリオキシテトラメチレングリコールのようなポリ
エーテル類、ポリエチレンアジペート、ポリエチレン−
ブチレンアジペート、ポリカプロラクトンのようなポリ
エステル類、ポリカーボネート類、アクリル系ポリオー
ル、ひまし油、などを用いることができる。多価イソシ
アネート化合物としては、トリレンジイソシアネート、
フェニレンジイソシアネート、4,4’−ジフェニルメ
タンジイソシアネート、ヘキサメチレンジイソシアネー
ト、キシリレンジイソシアネート、4,4’−ジシクロ
ヘキシルメタンジイソシアネート、イソホロンジイソシ
アネート、などを用いることができる。鎖長延長剤ある
いは架橋剤の例としては、エチレングリコール、プロピ
レングリコール、ジエチレングリコール、トリメチロー
ルプロパン、ヒドラジン、エチレンジアミン、ジエチレ
ントリアミン、エチレンジアミン−ナトリウムアクリレ
ート付加物、4,4’−ジアミノジフェニルメタン、
4,4’−ジアミノジシクロヘキシルメタン、水などを
用いることができる。これらの化合物の中から、それぞ
れ適宜1つ以上選択して、常法の重縮合−架橋反応によ
りポリウレタン系樹脂を合成する。
【0036】アクリル系樹脂は、アルキルアクリレート
あるいはアルキルメタクリレートを主要な成分とするも
のが好ましく、当該成分が30〜90モル%であり、共
重合可能でかつ官能基を有するビニル単量体成分70〜
10モル%を含有する水溶性あるいは水分散性樹脂であ
る。アルキルアクリレートあるいはアルキルメタクリレ
ートと共重合可能でかつ官能基を有するビニル単量体
は、官能基としてカルボキシル基またはその塩、酸無水
物基、スルホン酸基またはその塩、アミド基またはアル
キロール化されたアミド基、アミノ基(置換アミノ基を
含む)またはアルキロール化されたアミノ基あるいはそ
れらの塩、水酸基、エポキシ基などを有するビニル単量
体である。これらの中でも特に好ましいものはカルボキ
シル基またはその塩、酸無水物基、エポキシ基などであ
る。これらの基は樹脂中に2種類以上含有されていても
よい。アルキルアクリレートおよびアルキルメタクリレ
ートのアルキル基の例としては、メチル基、エチル基、
n−プロピル基、イソプロピル基、n−ブチル基、イソ
ブチル基、t−ブチル基、2−エチルヘキシル基、ラウ
リル基、ステアリル基、シクロヘキシル基などが挙げら
れる。
【0037】アルキルアクリレートあるいはアルキルメ
タクリレートと共重合する官能基を有するビニル系単量
体は、反応性官能基、自己架橋性官能基、親水性基など
の官能基を有する下記の化合物類が使用できる。カルボ
キシル基またはその塩、酸無水物基を有する化合物とし
ては、アクリル酸、メタクリル酸、イタコン酸、マレイ
ン酸、これらのカルボン酸のナトリウムなどとの金属
塩、アンモニウム塩あるいは無水マレイン酸などが挙げ
られる。スルホン酸基またはその塩を有する化合物とし
ては、ビニルスルホン酸、スチレンスルホン酸、これら
のスルホン酸のナトリウムなどとの金属塩、アンモニウ
ム塩などが挙げられる。アミド基あるいはアルキロール
化されたアミド基を有する化合物としては、アクリルア
ミド、メタクリルアミド、N−メチルメタクリルアミ
ド、メチロール化アクリルアミド、メチロール化メタク
リルアミド、ウレイドビニルエーテル、β−ウレイドイ
ソブチルビニルエーテル、ウレイドエチルアクリレート
などが挙げられる。アミノ基あるいはアルキロール化さ
れたアミノ基あるいはそれらの塩を有する化合物として
は、ジエチルアミノエチルビニルエーテル、2−アミノ
エチルビニルエーテル、3−アミノプロピルビニルエー
テル、2ーアミノブチルビニルエーテル、ジメチルアミ
ノエチルメタクリレート、ジメチルアミノエチルビニル
エーテル、それらのアミノ基をメチロール化したもの、
ハロゲン化アルキル、ジメチル硫酸、サルトンなどによ
り4級化したものなどが挙げられる。水酸基を有する化
合物としては、β−ヒドロキシエチルアクリレート、β
−ヒドロキシエチルメタクリレート、β−ヒドロキシプ
ロピルアクリレート、β−ヒドロキシプロピルメタクリ
レート、β−ヒドロキシエチルビニルエーテル、5−ヒ
ドロキシペンチルビニルエーテル、6−ヒドロキシヘキ
シルビニルエーテル、ポリエチレングリコールモノアク
リレート、ポリエチレングリコールモノメタクリレー
ト、ポリプロピレングリコールモノアクリレート、ポリ
プロピレングリコールモノメタクリレートなどが挙げら
れる、エポキシ基を有する化合物としては、グリシジル
アクリレート、グリシジルメタクリレートなどが挙げら
れる。その他官能基を有する化合物として、ビニルイソ
シアネート、アリルイソシアネートなどが挙げられる。
さらに、エチレン、プロピレン、メチルペンテン、ブタ
ジエン、スチレン、α−メチルスチレンなどのオレフィ
ン類や、ビニルメチルエーテル、ビニルエチルエーテ
ル、ビニルトリアルコキシシラン、アクリロニトリル、
メタクリロニトリル、塩化ビニリデン、塩化ビニル、フ
ッ化ビニリデン、四フッ化エチレン、酢酸ビニルなども
ビニル系単量体化合物として挙げられる。
【0038】ビニル系樹脂で変性されたポリエステル系
樹脂の水溶性または水分散性樹脂は、ポリエステルの水
溶性または水分散性樹脂中においてビニル系樹脂を重合
することによって合成できる。このポリエステルを構成
する成分として以下のような多塩基酸またはそのエステ
ル形成誘導体とポリオールまたはそのエステル形成誘導
体を例示できる。すなわち、多塩基酸成分としてはテレ
フタル酸、イソフタール酸、フタル酸、無水フタル酸、
2,6−ナフタレンジカルボン酸、1,4−シクロヘキ
サンジカルボン酸、アジピン酸、セバシン酸、トリメリ
ット酸、ピロメリット酸、、ダイマー酸等が挙げられ
る。これら酸成分を2種以上を用いて共重合ポリエステ
ル樹脂を合成する。また、若干量ながら不飽和多塩基酸
成分のマレイン酸、イタコン酸等及びp−ヒドロキシ安
息香酸等の如きヒドロキシカルボン酸を用いることがで
きる。また、ポリオール成分としては、エチレングリコ
ール、1,4−ブタンジオール、ジエチレングリコー
ル、ジプロピレングリコール、1,6−ヘキサンジオー
ル、1,4−シクロヘキサンジメタノール、キシレング
リコール、ジメチロールプロパン、ポリ(エチレンオキ
シド)グリコール、ポリ(テトラメチレンオキシド)グ
リコール等が挙げられる。これらは2種以上を用いるこ
とができる。また、ビニル系樹脂成分以下に例示するよ
うなビニル系モノマーが挙げられる。このビニル系モノ
マーとしては、アルキルアクリレート、アルキルメタク
リレート(アルキル基としては、メチル基、エチル基、
n−プロピル基、イソプロピル基、n−ブチル基、イソ
ブチル基、t−ブチル基、2−エチルヘキシル基、シク
ロヘキシル基等);2−ヒドロキシエチルアクリレー
ト、2−ヒドロキシエチルメタクリレート、2−ヒドロ
キシプロピルアクリレート、2−ヒドロキシプロピルメ
タクリレート等のヒドロキシ含有モノマー;アクリルア
ミド、メタクリルアミド、Nーアルキルアクリルアミ
ド、 N−アルキルメタクリルアミド、N,N−ジアル
キルアクリルアミド、N,N−ジアルキルメタクリレー
ト(アルキル基としては、メチル基、エチル基、n−プ
ロピル基、イソプロピル基、n−ブチル基、イソブチル
基、t−ブチル基、2−エチルヘキシル基、シクロヘキ
シル基等)、N−アルコキシアクリルアミド、 N−ア
ルコキシメタクリルアミド、N,N−ジアルコキシアク
リルアミド、 N,N−ジアルコキシメタクリルアミド
(アルコキシ基としては、メトキシ基、エトキシ基、ブ
トキシ基、イソブトキシ基等)、N−メチロールアクリ
ルアミド、 N−メチロールメタクリルアミド、N−フ
ェニルアクリルアミド、 N−フェニルメタクリルアミ
ド等のアミド基含有モノマー;グリシジルアクリレー
ト、グリシジルメタクリレート、アリルグリシジルエー
テル等のエポキシ基含有モノマー;アクリル酸、メタク
リル酸、イタコン酸、マレイン酸、フマール酸、クロト
ン酸、スチレンスルホン酸及びその塩(ナトリウム塩、
カリウム塩、アンモニウム塩、第三級アミン塩等)等の
ガルボキシ基またはその塩を含有するモノマー;無水マ
レイン酸、無水イタコン酸等の酸無水物のモノマー;ビ
ニルイソシアネート、アリルイソシアネート、スチレ
ン、αーメチルスチレン、ビニルメチルエーテル、ビニ
ルエチルエーテル、ビニルトリアルコキシシラン、アル
キルマレイン酸モノエステル、アルキルフマール酸モノ
エステル、アルキルイタコン酸モノエステル、アクリロ
ニトリル、メタクリロニトリル、塩化ビニリデン、エチ
レン、プロピレン、塩化ビニル、酢酸ビニル、ブタジエ
ン等のモノマーが挙げられる。また、これらモノマーが
挙げられるがこれらに限定されるものではない。これら
モノマーは1種あるいは2種以上を用いて共重合するこ
とができる。
【0039】塗布層の塗布液は、上記樹脂の水溶性また
は水分散性樹脂や他の添加物に影響を与えない限り、若
干の有機溶剤を含んでいてもよい。この塗布液はアニオ
ン型界面活性剤、カチオン型界面活性剤、ノニオン型界
面活性剤等の界面活性剤を必要量添加して用いることが
できる。かかる界面活性剤としては水性塗布液の表面張
力を40dyne/cm以下に低下でき、ポリエステルフィル
ムへの濡れを促進するものが好ましく、例えばポリオキ
シエチレンアルキルフェニルエーテル、ポリオキシエチ
レンー脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステル、グ
リセリン脂肪酸エステル、脂肪酸金属石鹸、アルキル硫
酸塩、アルキルスルホン酸塩、アルキルスルホコハク酸
塩、第4級アンモニウムクロライド塩、アルキルアミン
塩酸、ベタイン型界面活性剤等を挙げることができる。
【0040】塗布層には、固着性(ブロッキング性)、
耐水性、耐溶剤性、機械的強度の改良のために架橋剤と
してイソシアネート系化合物、エポキシ系化合物、オキ
サゾリン系化合物、アジリジン化合物、メラミン系化合
物、シランカップリング剤、チタンカップリング剤、ジ
ルコ−アルミネート系カップリング剤などを含有しても
良い。
【0041】塗付層の樹脂成分に架橋反応点があれば、
過酸化物、アミン類などの反応開始剤や、感光性樹脂な
どに増感剤を含有しても良い。
【0042】固着性や滑り性改良のために、塗布層中に
微粒子を含有することが好ましい。微粒子としては、無
機系微粒子と有機系微粒子のいずれでもよく、無機系微
粒子として、シリカ、シリカゾル、アルミナ、アルミナ
ゾル、ジルコニウムゾル、カオリン、タルク、炭酸カル
シウム、リン酸カルシウム、酸化チタン、硫酸バリウ
ム、カーボンブラック、硫化モリブデン、酸化アンチモ
ンゾルなどを、有機系微粒子として、ポリスチレン、ポ
リエチレン、ポリアミド、ポリエステル、ポリアクリル
酸エステル、エポキシ樹脂、シリコーン樹脂、フッ素樹
脂などを含有してもよい。これら無機系微粒子と有機系
微粒子の形態は、球状微粒子であることが好ましく、そ
の粒径は0.01〜0.2μmの範囲にあることが好ま
しい。また、添加量としてはフィルム表面に1万〜10
00万個/mm2存在するように塗布することが好まし
い。微粒子が存在することで、フィルムの滑り性が向上
し、ハンドリング性が向上するとともに、光線透過率が
向上する。この理由は明確になっていないが、フィルム
表面が均一にかつ微細に粗れることで、入射光の界面反
射が押さえられるためと考えられる。微粒子の粒径が
0.2μmより大きいと、粗さが大きくなり逆に光線透
過率が下がり、また粒子の脱落により工程が汚れてしま
い好ましくない。また、粒径が0.01μm以下では、
滑り性の向上および、光線透過率の向上効果がほとんど
なく好ましくない。添加量は1000万個/mm2より
多い場合、粒子の脱落により工程が汚れてしまい好まし
くない。1万個/mm2より少ない場合、滑り性の向上
および、光線透過率の向上効果がほとんどなく好ましく
ない。添加する微粒子は1成分でも2成分でもさらには
3成分以上でもかまわない。
【0043】さらに必要に応じて、消泡剤、塗布性改良
剤、増粘剤、帯電防止剤、有機系潤滑剤、酸化防止剤、
発泡剤、染料、顔料などを含有しても良い。
【0044】[光拡散層]光拡散板用フィルムには、集
光用ビーズを含有する光拡散層を設けることができる。
光拡散層は、集光用ビーズを基層に分散させたものであ
る。光拡散層は、塗付層を介して光拡散板用フィルムに
設けてもよい。
【0045】集光用ビーズとしては、公知のもの、たと
えば、ガラス、アクリル樹脂、ウレタン樹脂、塩化ビニ
ール樹脂、ポリカーボネート樹脂などからなる集光用ビ
ーズであり、ビーズの粒径としては、好ましくは1〜5
00μmである。集光用ビーズは、1種を使用してもよ
いし、2種以上を、例えばブレンドして併用してもよ
い。
【0046】基層としては、例えば、主剤のアクリル樹
脂と硬化剤としてのイソシアネート系合成樹脂とを使用
した2液硬化型の樹脂を用いることができる。基材は、
厚さ10〜20μm(ビーズ粒子を含まない厚さ)とす
るのが、基材との密着性、光拡散効果の点から好まし
い。
【0047】光拡散層における集光用ビーズ含有量は、
光拡散層の20〜90重量%が良好であり、20重量%
未満では光が均一に拡散されず、90重量%を超えると
密着性が得られないため好ましくない。
【0048】集光用ビーズは、分散剤とともに基材に分
散含有させることができるが、これには、ロール練り
機、ボールミル、ブレンダー等の混合機を用いることが
できる。
【0049】光拡散層は、光拡散板用フィルムに塗付し
て設けることができるが、塗装にあたってはローラー塗
り、ロールコーター、スプレー塗装、静電塗装などが適
宜選択される。
【0050】[製造方法]ポリエチレン−2,6−ナフ
タレンジカルボキシレートの二軸延伸フィルム自体は、
通常の方法、例えばIダイまたはTダイにより押出、急
冷された未延伸フイルムを、二軸延伸し、熱固定するこ
とにより有利に製造することができる。
【0051】延伸方法は公知の方法で良いが、延伸温度
は通常100〜150℃であり、延伸倍率は縦方向に好
ましくは1.5〜5.0倍、より好ましくは2.5〜
4.0倍であり、横方向に好ましくは2.5〜5.0
倍、より好ましくは2.8〜4.2倍である。延伸して
得られたフイルムは170〜255℃、好ましくは18
0〜250℃で1〜100秒間熱固定する。
【0052】延伸は一般に用いられる方法、例えばロー
ルによる方法やテンターを用いた方法で行うことがで
き、縦方向と横方向を同時に延伸してもよく、また縦方
向・横方向に逐次延伸してもよい。
【0053】塗布液は、ポリエチレン−2,6−ナフタ
レンジカルボキシレートの二軸延伸フィルムの製造工程
中で結晶配向が完了する前のポリエチレン−2,6−ナ
フタレンジカルボキシレートの二軸延伸フィルムの片面
または両面に塗工するのが好ましい。ポリエチレン−
2,6−ナフタレンジカルボキシレートの二軸延伸フィ
ルムの製造工程と切り離して塗工してもよいが、この場
合では塵、埃等を巻き込みやすく、その部分が印刷時の
欠点となりクリーンな雰囲気が望ましく、更には好適な
フィルムを比較的安価で製造でき、これらの点から製造
工程中の塗工が好ましい。その際塗布液の固形分濃度は
通常0.1〜30重量%であり、更に好ましくは1〜1
0重量%である。塗布量は走行中のフィルム1m2当り
0.5〜50gが好ましい。
【0054】本発明の光拡散板用フィルムは、粒径が
0.01〜0.2μmの球状微粒子を分散含有する、ポ
リエステル系樹脂、ウレタン系樹脂、アクリル系樹脂、
ビニル系樹脂およびこれらで変性されたポリエステル系
樹脂からなる群から選ばれる少なくとも一種の水溶性ま
たは水分散性樹脂を、フィルムの配向結晶化の完了前
に、少なくともフィルム片面に塗工し、乾燥、延伸およ
び熱固定を施して、塗布層を形成して、好適に製造する
ことができる。
【0055】塗工方法としては公知の方法が適用でき
る。例えば、ロールコート法、グラビアコート法、ロー
ルブラッシュ法、スプレーコート法、エアーナイフ法、
含浸法、カーテンコート法等を単独または組み合わせて
適用するとよい。
【0056】
【実施例】以下、実施例により本発明を更に詳細に説明
するが、本発明はこれらの実施例に限定されるものでは
ない。なお、例中の各特性値は、次の方法により測定し
た。また、例中の「部」とあるのは「重量部」を表す。
ジエチレングリコールはDEGと略称することがある。
ガスクロマトグラフィーには日立製作所製263−70
型を用いた。
【0057】(1)ジエチレングリコールの含有量(D
EG量) 抱水ヒドラジンを用いてポリマーを分解し、ガスクロマ
トグラフィーにより定量した。
【0058】(2)全光線透過率およびヘーズ JIS K6714−1958に従い、全光線透過率T
t(%)と散乱光透過率Td(%)を求め、ヘーズ(T
d/Tt×100)(%)を算出した。
【0059】(3)表面粗さ(中心線表面粗さRa) 非接触式3次元粗さ計(小坂研究所製、ET30HK)
を用いて波長780nmの半導体レーザー、ビーム径
1.6μmの光触針で測定長(LX)1mm、サンプリ
ングピッチ2μm、カットオフ0.25mm、縦方向拡
大倍率1万倍、横方向拡大倍率200倍、走査線数10
0本(従って、Y方向の測定長LY=0.2mm)の条
件にてフィルム表面の突起プロファイルを測定し、その
粗さ曲面をZ=F(X、Y)で表したとき、次の式で得
られる値(Ra、単位nm)をフィルムの表面粗さとし
て定義した。
【0060】
【数1】
【0061】(4)フィルム厚み アンリツ(株)製電子マイクロメータ(K−312A
型)を用いて、針圧30gにてフィルム厚みを測定し
た。
【0062】(5)粒子の粒径および粒径比 (5.1)粒子の粒径 試料フィルム小片を走査型電子顕微鏡用試料台に固定し
日本電子(株)製スパッターリング装置(JIS−11
00型イオンスパッターリング装置)を用いてフィルム
表面に、1×10-3torrの真空下で0.25kV、
1.25mAの条件にてイオンエッチング処理を10分
間施した。さらに、同じ装置で金スパッターを施し、走
査型電子顕微鏡にて1〜3万倍で観測し、日本レギュレ
ーター(株)製ルーゼックス500にて、少なくとも1
00個の粒子の長径(Dli)、短径(Dsi)及び面
積相当粒径(Di)を求めた。下式で表される面積相当
(Di)の数平均値を平均粒径(D)とした。
【0063】
【数2】
【0064】(5.2)粒子粒径比 前項(5.1)で得られた粒子の長径(Dli)及び短
径(Dsi)から下式で表される長径(Dli)、短径
(Dsi)をそれぞれ、これらの式より算出した。
【0065】
【数3】
【0066】(6)熱収縮率(熱収) 温度を105℃に設定されたオーブンの中に無緊張状態
で30分フィルムを保持し、加熱処理前後での寸法変化
を熱収縮率として下式により算出した。 熱収縮率%=((L0−L)/L0)×100 L0:熱処理前の標点間距離 L :熱処理後の標点間距離
【0067】(7)屈折率(厚み方向) アッベ屈折計を用いナトリウムD線(589nm)を光源
としてフィルム面垂直方向(nZ)の屈折率を求めた。
【0068】(8)粗大突起数 クロスニコル下10倍の倍率でフィルムを観察し、フィ
ッシュアイとして光る部分にマーキングをし、その部分
の高さを二光束法で測定し5次以上即ち1.1μm以上
の高さを持つ突起の数を100cm2についてカウントし
粗大突起数とした。
【0069】(9)ハリツキ度 平坦な台上にゴム板をしき、その上にフィルム間にゴ
ミ、汚れなどを含まない2枚のフィルムを重ねて置い
た。外径70mm、重さ10kgの円柱状の重りを真上
から静かにフィルム上にのせ、10分後に静かに重りを
取り除いた。30秒放置後、円柱跡の円形内の接触模様
を写真撮影し、ハリツキ部分の面積の割合を測定し、表
1より0〜5級で格付けした。
【0070】
【表1】
【0071】(10)フラットネス フィルムロールから、長さ2mのフィルムサンプルを採
取し、ロールに巻かれていたときにロールの表面側であ
った側を上にして、水平で平坦な台の上に広げる。10
分静置後、フィルムサンプルの全表面を観察し、該表面
に残存する皺(フルート)の長さ(cm)を計測し、そ
の合計をフィルムの幅(m)で除してフラットネス(熱
処理前)を算出した。また、90℃×200時間後のフ
ラットネス(熱処理後)も、長さ2mに切り出したフィ
ルムサンプルを熱処理し同様にして測定した。
【0072】(11)蛍光灯による劣化試験(全光線透
過率の低下率) 蛍光灯としてナショナルパルック蛍光灯27W(FHL
27EX−N)を用い、蛍光灯より1cmの距離にフィ
ルムを固定し、600hr照射した後の全光線透過率を
測定し、照射前の光線透過率に対する低下の割合を算出
した。
【0073】(12)密着性 光拡散板用フィルムを碁盤目に100個分カットした
後、テープで剥離し、剥離した個数で判断した。
【0074】(13)折り目デラミ白化率 23℃×55%RHの環境下、24hr以上調湿した。
80mm×80mmの大きさにフィルムを切り出し、手
で軽く2つに折ながら平坦な一対の金属板ではさんだ
後、プレス機により所定の圧力P1(kgf/cm2
で20秒間プレスした。プレス後2つ折のフィルムを手
でもとの状態に戻し、圧力が2(kgf/cm2)で2
0秒間プレスした。その後サンプルを取り出し,折り目
に現れた白化部分の長さ(mm)を測定して合計した。
【0075】それぞれ、新しいサンプルを使用し、プレ
ス圧力P1=2,3(kgf/cm2)について上記測
定を繰り返した。
【0076】各プレス圧力における、白化部分の長さ
(mm)の合計の平均値が、折り目の全長(80mm)
に占める割合をもって、折り目デラミ白化率とし、この
値をフィルムのデラミネーション(層間剥離)の起こり
易さを示す指標として使用した。この値が小さいほど
(70%以下が好ましい)デラミネーションの起こりに
くいことを示す。 折り目デラミ白化率(%)=白化部分の長さの総計(m
m)/(80mm×2)×100
【0077】[実施例1]ナフタレン−2,6−ジカル
ボン酸ジメチル100部およびエチレングリコール60
部を、エステル交換触媒として酢酸マンガン四水塩0.
03部を使用し、150℃から238℃に徐々に昇温し
ながら120分間エステル交換反応を行なつた。途中、
反応温度が170℃に達した時点で、三酸化アンチモン
0.024部を添加し、さらに平均粒径が0.5μmの
球状シリカ粒子を0.004重量部を添加し、エステル
交換反応終了後、リン酸トリメチルをエチレングリコー
ル中で135℃、5時間、1.1〜1.6kg/cm2
の加圧下で加熱処理した溶液(リン酸トリメチル換算量
で0.023部)を添加した。その後、反応生成物を重
合反応器に移し、290℃まで昇温し、0.2mmHg
以下の高真空下にて重縮合反応を行なつて、25℃のo
−クロロフィノール溶融で測定した固有粘度が0.61
dl/g、DEG共重合量1.0mol%のポリエチレ
ン−2,6−ナフタレンジカルボキシレートを得た。
【0078】このポリエチレン−2,6−ナフタレンジ
カルボキシレートのペレットを170℃で6時間乾燥
後、押出し機ホッパーに供給し、溶融温度310℃で溶
融し、1mmのスリット状ダイを通して表面温度60℃の
回転冷却ドラム上に押出し、急冷して未延伸フィルムを
得た。このようにして得られた未延伸フィルムを120
℃にて予熱し、さらに低速、高速のロール間で15mm上
方より900℃のIRヒーターにて加熱して縦方向に
3.0倍に延伸し、縦延伸フィルムを得た。
【0079】この縦延伸フィルムの両面に下記組成1の
塗剤を乾燥後の塗膜厚みが0.1μmになるようにグラ
ビアコーターで塗工した。
【0080】続いてテンターに供給し、140℃にて横
方向に3.1倍に延伸した。得られた二軸配向フィルム
を230℃の温度で5秒間熱固定し、190℃の温度で
幅方向に0.5%弛緩させ、厚み100μmの二軸配向
フイルムを得た。この二軸配向フイルムを熱処理に引き
続いて横方向の把持を解除し、縦方向は緊張状態で冷却
ロールに接触させて急冷した後ロールに巻取り、ポリエ
チレン−2,6−ナフタレンジカルボキシレートフィル
ムを得た。
【0081】得られたフイルム上に光拡散層として、ア
クリルビーズ(粒径5〜40μm)を基剤となるアクリ
ル樹脂100重量部に対し140重量部となるように分
散させてコート主剤とし、この100重量部に対し硬化
剤としてイソシアネート5重量部を添加して2液硬化型
の樹脂とした。この樹脂を上記ポリエチレン−2,6−
ナフタレートフィルム表面に厚さ15〜25μm(ビー
ズを含まない厚さ)となるように、周知のMB(コン
マ)ロールコート方式を用いて塗布乾燥を行い光拡散シ
ートを作製した。この光拡散用フィルムの特性は表2に
示すとおり、良好なものであった。
【0082】塗剤1の組成 塗剤1の組成は以下のような構成とする。アクリル樹脂
はメチルメタクリレート65モル%/エチルアクレート
28モル%/2−ヒドロキシエチルメタクリレート2モ
ル%/N−メチロールアクリルアミド5モル%で構成さ
れ、固形分重量で31重量%、ポリエステル樹脂は酸成
分としてテレフタル酸35モル%/イソフタル酸モル1
3モル%/5−ナトリウムスルホイソフタル酸2モル
%、グリコール成分としてエチレングリコール45モル
%/ジエチレングリコール5モル%で構成され、固形分
重量で61重量%、粒径0.08μmの球状シリカ微粒
子を固形分重量で6wt%、濡れ剤としてラウリルポリ
オキシエチレンを固形分重量で2重量%である。
【0083】[実施例2]実施例1において、添加する
球状シリカ粒子の粒径および添加量を表2のとおりにす
る以外はすべて同様に行った。評価結果を表2に示す。
【0084】[実施例3]実施例1において、添加する
球状シリカ粒子の粒径および添加量を表2のとおりに
し、フィルム表面に塗布する塗液の組成を下記組成2に
変更する以外はすべて同様に行った。評価結果を表2に
示す。
【0085】塗剤2の組成 塗剤2の組成は以下のような構成とする。アクリル樹脂
はメチルメタクリレート65モル%/エチルアクレート
28モル%/2−ヒドロキシエチルメタクリレート2モ
ル%/N−メチロールアクリルアミド5モル%で構成さ
れ、固形分重量で30重量%、ポリエステル樹脂は酸成
分としてテレフタル酸35モル%/イソフタル酸モル1
3モル%/5−ナトリウムスルホイソフタル酸2モル
%、グリコール成分としてエチレングリコール45モル
%/ジエチレングリコール5モル%で構成され、固形分
重量で60重量%、粒径0.07μmの球状シリカ微粒
子を固形分重量で8重量%、濡れ剤としてラウリルポリ
オキシエチレンを固形分重量で2重量%である。
【0086】[実施例4]実施例1において、添加する
エチレングリコールおよび、エステル交換反応時間を表
2のとおりにし、厚みを75μmとする以外はすべて同
様に行った。評価結果を表2に示す。
【0087】[比較例1]実施例1において、添加する
球状シリカ粒子の粒径および添加量を表2のとおりに
し、延伸倍率を縦5倍、横5倍とし、熱固定を210℃
で行う以外はすべて同様に行った。評価結果を表2に示
す。
【0088】[比較例2]実施例1において、添加する
ジエチレングリコールの量を表2のとおりにする以外は
すべて同様に行った。評価結果を表2に示す。
【0089】[比較例3]実施例1において、熱固定を
252℃で行う以外はすべて同様に行った。評価結果を
表2に示す。
【0090】
【表2】
【0091】
【発明の効果】本発明によれば、耐熱性、平面性および
透明性に優れる光拡散板用フィルムおよび光拡散フィル
ムを提供することができる。これは、特に15インチ以
上の大型のディスプレイに用いる光拡散板用フィルムと
して好適に用いることができる。
フロントページの続き Fターム(参考) 2H042 BA02 BA15 BA20 2H091 FA31Z FB02 FB12 FC09 FD14 GA17 LA04 LA16 4F071 AA43 AD06 AF02 AF14 AF30Y AF31Y AF61Y AH19 BA01 BB06 BB08 BC14 BC16 4J029 AA03 AB07 AC02 AE03 AE04 BA03 BF09 CC06A HA01 HB01 KC06

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ジエチレングリコール成分を0.1モル
    %〜3モル%(全グリコール成分の総量に対し)含有す
    るポリエチレン−2,6−ナフタレンジカルボキシレー
    トの二軸配向フィルムからなり、フィルムの全光線透過
    率が85%以上、ヘーズが2%以下、表面粗さが10n
    m以下である、光拡散板用フィルム。
  2. 【請求項2】 平均粒径0.05〜1.5μmの不活性
    粒子を0.001〜0.1wt%含んでなり、105℃
    ×30分の熱収縮率が0.5%以下、フィルム厚み方向
    の屈折率nZが1.496〜1.510であり、1.5
    μm以上の粗大突起数が1個/100cm2以下であ
    る、請求項1に記載の光拡散板用フィルム。
  3. 【請求項3】 フィルムのハリツキ度が3級以下、蛍光
    灯による全光線透過率の低下率が2%以下である、請求
    項1に記載の光拡散板用フィルム。
  4. 【請求項4】 光拡散板用フィルムの表面上に、粒径
    0.01〜0.2μmの球状微粒子が、1万個/mm2
    〜1000万個/mm2となるように、塗付または積層
    されている請求項1に記載の光拡散板用フィルム。
  5. 【請求項5】 粒径が0.01〜0.2μmの球状微粒
    子を1万個/mm2〜1000万個/mm2となるように
    含有する塗付層を有する請求項1に記載の光拡散板用フ
    ィルム。
  6. 【請求項6】 塗付層が、ポリエステル系樹脂、ウレタ
    ン系樹脂、アクリル系樹脂、ビニル系樹脂およびこれら
    で変性されたポリエステル系樹脂からなる群から選ばれ
    る少なくとも一種の水溶性または水分散性樹脂からな
    る、請求項5記載の光拡散板用フィルム。
  7. 【請求項7】 90℃×200時間の熱処理前後のフラ
    ットネスが250cm/m幅以下である、請求項1に記
    載の光拡散板用フィルム。
  8. 【請求項8】 請求項1に記載の光拡散板用フィルムの
    少なくとも片方の表面にビーズを含有する光拡散層を備
    えた光拡散フィルム。
  9. 【請求項9】 粒径が0.01〜0.2μmの球状微粒
    子を分散含有する、ポリエステル系樹脂、ウレタン系樹
    脂、アクリル系樹脂、ビニル系樹脂およびこれらで変性
    されたポリエステル系樹脂からなる群から選ばれる少な
    くとも一種の水溶性または水分散性樹脂を、フィルムの
    配向結晶化の完了前に、少なくともフィルム片面に塗工
    し、乾燥、延伸および熱固定を施して、塗布層を形成す
    ることを特徴とする請求項1に記載の光拡散板用フィル
    ムの製造方法。
JP11155034A 1999-06-02 1999-06-02 光拡散板用フィルム、その製造方法および光拡散フィルム Pending JP2000344875A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11155034A JP2000344875A (ja) 1999-06-02 1999-06-02 光拡散板用フィルム、その製造方法および光拡散フィルム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11155034A JP2000344875A (ja) 1999-06-02 1999-06-02 光拡散板用フィルム、その製造方法および光拡散フィルム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000344875A true JP2000344875A (ja) 2000-12-12

Family

ID=15597238

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11155034A Pending JP2000344875A (ja) 1999-06-02 1999-06-02 光拡散板用フィルム、その製造方法および光拡散フィルム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000344875A (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001096451A1 (fr) * 2000-06-15 2001-12-20 Teijin Limited Film polyester oriente bi-axialement pour plaque de diffuseur de lumiere et plaque de diffuseur de lumiere
EP1178075A1 (en) * 2000-02-10 2002-02-06 Teijin Limited Polyester film composite, light diffuser plate, and utilization thereof
JP2002243920A (ja) * 2001-02-15 2002-08-28 Keiwa Inc 光学シート及びこれを用いたバックライトユニット
JP2002350617A (ja) * 2001-05-28 2002-12-04 Mitsubishi Polyester Film Copp 光拡散フィルム用ポリエステルフィルム
JP2003100127A (ja) * 2001-09-20 2003-04-04 Keiwa Inc 反射シート及びこれを用いたバックライトユニット
JP2006079042A (ja) * 2004-09-10 2006-03-23 Saehan Industries Inc 光拡散板,及び,ポリカーボネート及びコポリエステルの混合組成物
JP2011085956A (ja) * 2011-01-19 2011-04-28 Kimoto & Co Ltd 透明ハードコートフィルム

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1178075A1 (en) * 2000-02-10 2002-02-06 Teijin Limited Polyester film composite, light diffuser plate, and utilization thereof
EP1178075A4 (en) * 2000-02-10 2002-11-20 Teijin Ltd POLYESTER COMPOSITE FILM, LIGHT SPREADING PLATE AND THEIR USE
US6787202B2 (en) 2000-02-10 2004-09-07 Teijin Limited Polyester film composite, light-diffuser plate and utilization thereof
WO2001096451A1 (fr) * 2000-06-15 2001-12-20 Teijin Limited Film polyester oriente bi-axialement pour plaque de diffuseur de lumiere et plaque de diffuseur de lumiere
US7041344B2 (en) 2000-06-15 2006-05-09 Teijin Limited Biaxially oriented polyester film for light-diffusing plate and light-diffusing plate
JP2002243920A (ja) * 2001-02-15 2002-08-28 Keiwa Inc 光学シート及びこれを用いたバックライトユニット
JP4673488B2 (ja) * 2001-02-15 2011-04-20 恵和株式会社 光学シート及びこれを用いたバックライトユニット
JP2002350617A (ja) * 2001-05-28 2002-12-04 Mitsubishi Polyester Film Copp 光拡散フィルム用ポリエステルフィルム
JP2003100127A (ja) * 2001-09-20 2003-04-04 Keiwa Inc 反射シート及びこれを用いたバックライトユニット
JP2006079042A (ja) * 2004-09-10 2006-03-23 Saehan Industries Inc 光拡散板,及び,ポリカーボネート及びコポリエステルの混合組成物
JP2011085956A (ja) * 2011-01-19 2011-04-28 Kimoto & Co Ltd 透明ハードコートフィルム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100758157B1 (ko) 광 확산판용 이축배향 폴리에스테르 필름 및 광 확산판
US7026035B2 (en) Laminated film for optical use
EP1178075B1 (en) Polyester film composite, light diffuser plate, and utilization thereof
JP4471611B2 (ja) 高解像度用ドライフィルムレジスト用ポリエステルフィルム
JP6237964B1 (ja) セラミックグリーンシート製造用離型フィルム
JP4797810B2 (ja) 積層熱可塑性樹脂フィルムおよび積層熱可塑性樹脂フィルムロール
KR100584033B1 (ko) 광학용 피복필름
JP2005179486A (ja) 高透明光学用ポリエステルフィルム
JP2000246855A (ja) 光学用易接着フィルム
JP2002080621A (ja) 二軸配向ポリエステルフィルム
JP2000344875A (ja) 光拡散板用フィルム、その製造方法および光拡散フィルム
JP2002275296A (ja) 表面保護フィルム用積層ポリエステルフィルム及び表面保護フィルム
JP2003237005A (ja) 塗布フィルム
JP2001247696A (ja) 光拡散板用ポリエスエルフィルム
JP2000246856A (ja) 光学用易接着フィルム
JP4713703B2 (ja) 光拡散板用ポリエステルフィルム
JP2003266622A (ja) 光学用積層ポリエステルフィルム
JP2002341114A (ja) 光拡散板用フィルム
JP2525480B2 (ja) 帯電防止性ポリエステルフイルム
JP2008248027A (ja) 光学用積層ポリエステルフィルム
JP2001138464A (ja) 光学用易接着フィルム
JP2004300379A (ja) 光学用易接着性ポリエステルフィルム
JP2015016677A (ja) 離型ポリエステルフィルム
JP3592960B2 (ja) 包装用フィルム、包装袋および医薬品用包装袋
JPH0317135A (ja) ポリエステルフイルム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050722

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080820

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080826

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20081224