JP2000344846A - ラジカル硬化型難燃性樹脂組成物 - Google Patents

ラジカル硬化型難燃性樹脂組成物

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JP2000344846A
JP2000344846A JP11156848A JP15684899A JP2000344846A JP 2000344846 A JP2000344846 A JP 2000344846A JP 11156848 A JP11156848 A JP 11156848A JP 15684899 A JP15684899 A JP 15684899A JP 2000344846 A JP2000344846 A JP 2000344846A
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meth
radical
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epoxy
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JP11156848A
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Yuei Yamazaki
勇英 山▲崎▼
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Nippon Shokubai Co Ltd
Original Assignee
Nippon Shokubai Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 充分な難燃性と耐アルカリ性とを有するラジ
カル硬化型難燃性樹脂組成物を提供する。 【解決手段】 ラジカル重合性樹脂(A)、及び、トリ
アジン環を有するアミノ化合物(B)を含むラジカル硬
化型難燃性樹脂組成物であって、該トリアジン環を有す
るアミノ化合物(B)の含有量は、該ラジカル重合性樹
脂(A)100重量部に対して、1〜30重量部であ
り、該ラジカル重合性樹脂(A)は、酸性リン酸エステ
ル(メタ)アクリレート(a)とエポキシ化合物(b)
とを反応させてなるリン含有エポキシ(メタ)アクリレ
ート(c)を必須成分として含有するラジカル硬化型難
燃性樹脂組成物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ラジカル硬化型難
燃性樹脂組成物及びその硬化物に関する。
【0002】
【従来の技術】エポキシ(メタ)アクリレートは、重合
性オリゴマーであり、これを用いてラジカル硬化型樹脂
組成物とした場合に、硬化後に基本性能等に優れた硬化
物を与えることができることから、近年では、様々な分
野において活用されるようになってきた。
【0003】エポキシ(メタ)アクリレートを含む樹脂
組成物を硬化させて得られる硬化物は、本質的に有機物
としての燃えやすい性質を有しているので、例えば、建
材等の成形品の分野等に用いる場合には、防火基準等を
満たすに必要な難燃性を付与しなければならない。
【0004】このような難燃性は、通常は、難燃剤を配
合することにより付与されており、難燃剤としてリン化
合物やリン酸エステルを用いることが知られている。リ
ン化合物やリン酸エステルを樹脂組成物に配合すること
によって硬化物中にリン原子が含有されることになり、
そのリン原子によって、燃焼時に表面に酸化リンの被膜
が形成されて、その被膜による酸素を遮蔽する作用等に
より、難燃性が硬化物に付与されることとなる。
【0005】しかしながら、リン原子による作用のみで
は、樹脂組成物中のリン原子の含有量が一定以上必要と
なり、高価なリン化合物を多量に使用しなければならな
かった。また、リン原子の含有量が少量では燃焼時の硬
化物表面における被膜の形成が充分ではなく、硬化物に
充分な難燃性を付与することはできなかった。また、こ
のような硬化物は、リン化合物やリン酸エステルがアル
カリ性物質と反応しやすいため、硬化物としての耐アル
カリ性に劣ることとなるという問題があった。
【0006】特開平10−152545号公報には、リ
ン原子含有エポキシ樹脂と、エポキシ基と反応性を有す
る官能基を有する硬化剤とを必須成分とする難燃性エポ
キシ樹脂組成物が開示されている。しかしながら、これ
は、硬化機構がエポキシ基の反応によるものであること
から、ラジカル硬化型樹脂組成物と比較すると硬化性が
悪く、結果として該樹脂組成物を使用して、成形品等を
生産する際の生産性が低くなる可能性がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の現状
に鑑み、充分な難燃性と耐アルカリ性とを有するラジカ
ル硬化型難燃性樹脂組成物を提供することを目的とする
ものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、ラジカル重合
性樹脂(A)、及び、トリアジン環を有するアミノ化合
物(B)を含むラジカル硬化型難燃性樹脂組成物であっ
て、上記トリアジン環を有するアミノ化合物(B)の含
有量は、上記ラジカル重合性樹脂(A)100重量部に
対して、1〜30重量部であり、上記ラジカル重合性樹
脂(A)は、酸性リン酸エステル(メタ)アクリレート
(a)とエポキシ化合物(b)とを反応させてなるリン
含有エポキシ(メタ)アクリレート(C)を必須成分と
して含有するラジカル硬化型難燃性樹脂組成物である。
【0009】本発明はまた、上記ラジカル硬化型難燃性
樹脂組成物を硬化してなる硬化物でもある。以下に本発
明を詳述する。
【0010】本発明のラジカル硬化型難燃性樹脂組成物
は、ラジカル重合性樹脂(A)、及び、トリアジン環を
有するアミノ化合物(B)を含む。本発明におけるラジ
カル重合性樹脂(A)は、ラジカル重合反応により硬化
するものであって、酸性リン酸エステル(メタ)アクリ
レート(a)とエポキシ化合物(b)とを反応させてな
るリン含有エポキシ(メタ)アクリレート(C)を必須
成分として含有する。
【0011】上記酸性リン酸エステル(メタ)アクリレ
ート(a)としては、エポキシ化合物(b)と反応して
リン含有エポキシ(メタ)アクリレート(C)を形成す
るものであって、少なくとも1個のエポキシ基と反応す
る活性水素基、すなわち、(P−OH)基と(メタ)ア
クリロイル基を有する化合物であれば特に限定されな
い。なお、上記酸性リン酸エステル(メタ)アクリレー
ト(a)のリン酸エステル結合としては、リン酸基と水
酸基との縮合した結合が挙げられる。上記酸性リン酸エ
ステル(メタ)アクリレート(a)としては、例えば、
モノ(2−(メタ)アクリロイルオキシエチル)アシッ
ドホスフェート、ジ(2−(メタ)アクリロイルオキシ
エチル)アシッドホスフェート、モノ(2−(メタ)ア
クリロイルオキシプロピル)アシッドホスフェート、ジ
(2−(メタ)アクリロイルオキシプロピル)アシッド
ホスフェート、モノ(3−(メタ)アクリロイルオキシ
プロピル)アシッドホスフェート、ジ(3−(メタ)ア
クリロイルオキシプロピル)アシッドホスフェート、モ
ノ(2−(メタ)アクリロイルオキシエチル)メチルア
シッドホスフェート、モノ(2−(メタ)アクリロイル
オキシエチル)エチルアシッドホスフェート、(3−
(メタ)アクリロイルオキシプロピル)(2−(メタ)
アクリロイルオキシエチル)アシッドホスフェート等が
挙げられる。これらは単独で用いてもよく、2種以上を
併用してもよい。
【0012】上記酸性リン酸エステル(メタ)アクリレ
ート(a)の一部を、(メタ)アクリル酸等のカルボキ
シル基を有する不飽和一塩基酸に置き換えて、エポキシ
化合物(b)と反応させてもよい。
【0013】上記エポキシ化合物(b)としては、分子
内に1個以上のエポキシ基及び/又はグリシジル基を有
する化合物であれば特に限定されず、例えば、グリジジ
ル基を有するラジカル重合性化合物、ビスフェノール型
エポキシ化合物、ノボラック型エポキシ化合物、水素化
ビスフェノール型エポキシ化合物、水素化ノボラック型
エポキシ化合物等が挙げられる。これらは単独で用いて
もよく、2種以上を併用してもよい。上記グリジジル基
を有するラジカル重合性化合物としては特に限定され
ず、例えば、グリシジル(メタ)アクリレート、アリル
グリシジルエーテル等が挙げられる。これらは単独で用
いてもよく、2種以上を併用してもよい。
【0014】上記ビスフェノール型エポキシ化合物及び
水素化ビスフェノール型エポキシ化合物としては特に限
定されず、例えば、エピクロルヒドリン又はメチルエピ
クロルヒドリンと、ビスフェノールA、ビスフェノール
F又はビスフェノールSとの反応により得られるグリシ
ジルエーテル型のエポキシ化合物;ビスフェノールA、
ビスフェノールF又はビスフェノールSのアルキレンオ
キサイド付加物と、エピクロルヒドリン又はメチルエピ
クロルヒドリンとの反応により得られるエポキシ化合
物;これらのエポキシ化合物の水素化物等が挙げられ
る。これらは単独で用いてもよく、2種以上を併用して
もよい。
【0015】上記ノボラック型エポキシ化合物及び水素
化ノボラック型エポキシ化合物としては特に限定され
ず、例えば、フェノールノボラック又はクレゾールノボ
ラックと、エピクロルヒドリン又はメチルエピクロルヒ
ドリンとの反応により得られるエポキシ化合物;これら
のエポキシ化合物の水素化物等が挙げられる。これらは
単独で用いてもよく、2種以上を併用してもよい。
【0016】酸性リン酸エステル(メタ)アクリレート
(a)との反応が適度となることから、上記エポキシ化
合物(b)の一部又は全部は、グリシジル(メタ)アク
リレートであることが好ましい。これにより、酸性リン
酸エステル(メタ)アクリレート(a)とエポキシ化合
物(b)との反応においてゲル化が防止され、得られる
リン含有エポキシ(メタ)アクリレート(C)の粘度が
適度なものとなる。また、グリシジル(メタ)アクリレ
ートのようなエポキシ化合物(b)は分子量が比較的低
いため、リン含有エポキシ(メタ)アクリレート(C)
におけるリン原子の含有量を多くすることができること
から、リン原子の含有量が所定量であるラジカル重合性
樹脂(A)を得るための配合の設定が容易となる。
【0017】上記エポキシ化合物(b)における上記グ
リシジル(メタ)アクリレートの使用割合としては特に
限定されないが、エポキシ基の全モル数を基準として、
40〜100モル%が好ましい。40モル%未満である
と、反応が過剰に促進されるおそれがある。より好まし
くは、60〜100モル%である。
【0018】上記酸性リン酸エステル(メタ)アクリレ
ート(a)とエポキシ化合物(b)との反応割合として
は特に限定されないが、酸性リン酸エステル(メタ)ア
クリレート(a)が有するP−OH基の合計量に対し
て、エポキシ化合物(b)が有するエポキシ基及び/又
はグリシジル基の合計量の比率が0.5〜1.5となる
ように設定することが好ましい。0.5未満であると、
リン含有エポキシ(メタ)アクリレート(C)が有する
P−OH基が多すぎることとなるため、樹脂組成物から
なる硬化物の耐水性等が劣るおそれがあり、1.5を超
えると、リン含有エポキシ(メタ)アクリレート(C)
が有するエポキシ基及び/又はグリシジル基が多すぎる
こととなるため、樹脂組成物の貯蔵中にトリアジン環を
有するアミノ化合物(B)と反応して貯蔵安定性が低下
するおそれがあり、また、ラジカル硬化型である樹脂組
成物の硬化機構に影響を与えるおそれがある。より好ま
しくは、0.8〜1.2である。
【0019】上記酸性リン酸エステル(メタ)アクリレ
ート(a)と上記エポキシ化合物(b)との反応におい
ては、反応を促進させるために反応触媒を添加すること
が好ましく、反応中のゲル化を防止するために重合禁止
剤や分子状酸素を添加することが好ましい。
【0020】上記反応触媒としては、例えば、トリエチ
ルアミン等のアミン類、アミン類の酸付加物、トリエチ
ルベンジルアンモニウムクロライド等の第4級アンモニ
ウム塩、アミド類、イミダゾール類、ピリジン類、トリ
フェニルホスフィン等のホスフィン類、テトラブロモホ
スホニウムブロマイド等のホスホニウム塩、スルホニウ
ム塩、スルホン酸類、オクテン酸亜鉛等の有機金属塩等
が挙げられる。これらは単独で用いてもよく、2種以上
を併用してもよい。
【0021】上記反応触媒の添加量としては特に限定さ
れないが、上記酸性リン酸エステル(メタ)アクリレー
ト(a)と上記エポキシ化合物(b)との合計量に対し
て、0.005〜3.0重量%に設定することが好まし
い。
【0022】上記重合禁止剤としては、例えば、ハイド
ロキノン、メチルハイドロキノン、p−1−ブチルカテ
コール、2−t−ブチルハイドロキノン、トルハイドロ
キノン、トリメチルハイドロキノン、p−ベンゾキノ
ン、ナフトキノン、メトキシハイドロキノン、フェノチ
アジン、メチルベンゾキノン、2,5−ジ−t−ブチル
ハイドロキノン、2,5−ジ−t−ブチルベンゾキノ
ン、2,2,6,6−テトラメチルピペリジン−1−オ
キシル、ナフテン酸銅等が挙げられる。これらは単独で
用いてもよく、2種以上を併用してもよい。
【0023】上記分子状酸素としては、例えば、空気、
空気と窒素等の不活性ガスとの混合ガス等が挙げられ
る。上記分子状酸素は、反応系に吹き込んで、いわゆる
バブリングして用いればよい。なお、重合によるゲル化
を充分に防止するために、重合禁止剤と分子状酸素とを
併用することが好ましい。
【0024】上記酸性リン酸エステル(メタ)アクリレ
ート(a)と上記エポキシ化合物(b)との反応におい
ては、更に必要に応じて、反応系中にラジカル重合性単
量体や溶剤を共存させてもよい。上記反応の反応温度及
び反応時間としては特に限定されず、上記酸性リン酸エ
ステル(メタ)アクリレート(a)と上記エポキシ化合
物(b)との反応性や上記反応触媒等の添加量等に応じ
て適宜設定すればよい。
【0025】本発明におけるリン含有エポキシ(メタ)
アクリレート(C)の数平均分子量(Mn)は、300
〜6000であることが好ましい。300未満である
と、硬化物の可撓性等の各種物性が劣り、6000を超
えると、リン含有エポキシ(メタ)アクリレート(C)
の粘度が高くなり作業性が低下する。より好ましくは、
300〜2000である。
【0026】本発明におけるラジカル重合性樹脂(A)
は、硬化物が充分な基本性能を有するものとするため
に、上記リン含有エポキシ(メタ)アクリレート(C)
を必須成分として含むラジカル重合性オリゴマーとラジ
カル重合性単量体との混合物からなるものであることが
好ましい。
【0027】上記ラジカル重合性オリゴマーは、分子内
にラジカル重合性基を2個以上有するものが好ましい。
1個であると、硬化物が強度等の基本性能に劣るおそれ
がある。上記ラジカル重合性オリゴマーとしては、上記
リン含有エポキシ(メタ)アクリレート(C)の他に、
その他のラジカル重合性オリゴマーを含んでもよい。
【0028】上記その他のラジカル重合性オリゴマーと
しては特に限定されず、例えば、不飽和ポリエステル、
エポキシ(メタ)アクリレート、ウレタン(メタ)アク
リレート、ポリエステル(メタ)アクリレート等が挙げ
られる。これらは単独で用いてもよく、2種以上を併用
してもよい。
【0029】上記ラジカル重合性単量体としては、ラジ
カル重合性オリゴマーと重合反応し得る不飽和結合を有
する単量体であれば特に限定されず、例えば、スチレ
ン、α−メチルスチレン、ビニルトルエン、ジビニルベ
ンゼン、ジアリルフタレート、N−ビニルピロリドン、
ジエチレングリコールジビニルエーテル、メチル(メ
タ)アクリレート、エチル(メタ)アクリレート、ブチ
ル(メタ)アクリレート、メトキシエチレングリコール
(メタ)アクリレート、2−フェノキシエチル(メタ)
アクリレート、ジシクロペンテニルオキシエチル(メ
タ)アクリレート、エチレングリコールジ(メタ)アク
リレート、プロピレングリコールジ(メタ)アクリレー
ト、1,6−ヘキサンジオールジ(メタ)アクリレー
ト、トリメチロールプロパントリ(メタ)アクリレート
等が挙げられる。これらは単独で用いてもよく、2種以
上を併用してもよい。
【0030】上記リン含有エポキシ(メタ)アクリレー
ト(C)を必須成分として含むラジカル重合性オリゴマ
ーと、上記ラジカル重合性単量体との配合割合としては
特に限定されないが、2/8〜9/1であることが好ま
しい。9/1よりもラジカル重合性オリゴマーが多い割
合であると、樹脂組成物の粘度が高くなり作業性が低下
するとともに、硬化性が低下し、2/8よりもラジカル
重合性オリゴマーが少ない割合であると、硬化物の難燃
性が低下するおそれがある。より好ましくは、4/6〜
8/2である。
【0031】上記リン含有エポキシ(メタ)アクリレー
ト(C)は、酸性リン酸エステル(メタ)アクリレート
(a)とエポキシ化合物(b)とを反応させて樹脂骨格
に共有結合したリン原子を導入している。これにより、
上記リン含有エポキシ(メタ)アクリレート(C)を含
む本発明のラジカル硬化型難燃性樹脂組成物からなる硬
化物は、耐熱性、耐水性、電気特性、機械特性等が低下
することなく、また、樹脂組成物を硬化物とする際に、
リン化合物がブリードすることなく、均一な難燃効果を
得ることができる。
【0032】本発明のラジカル重合性樹脂(A)におけ
るリン含有エポキシ(メタ)アクリレート(C)の含有
量としては特に限定されないが、ラジカル重合性樹脂
(A)におけるリン原子の含有量が所定量となるように
調節すればよい。上記ラジカル重合性樹脂(A)におけ
るリン原子の含有量は、0.5〜10.0重量%である
ことが好ましい。0.5重量%未満であると、樹脂組成
物からなる硬化物の難燃性が低くなるおそれがあり、1
0.0重量%を超えると、樹脂組成物のコストが高くな
るおそれがある。より好ましくは、1.0〜10.0重
量%である。
【0033】本発明におけるトリアジン環を有するアミ
ノ化合物(B)としては、分子中に平均して1つ以上の
トリアジン環を有する化合物であれば特に限定されず、
例えば、メラミン、イソメラミン、ベンゾグアナミン、
アセトグアナミン、グアニルメラミンやこれらの化合物
のメチロール化物、アルキルエーテル物等が挙げられ
る。これらは単独で用いてもよく、2種以上を併用して
もよい。これらの上記トリアジン環を有するアミノ化合
物の中でも、メラミン、イソメラミン、ベンゾグアナミ
ン、アセトグアナミン、グアニルメラミン等が好まし
く、ラジカル重合性樹脂との相溶性が良いことから、ベ
ンゾグアナミンがさらに好ましい。
【0034】上記トリアジン環を有するアミノ化合物
(B)の含有量は、上記ラジカル重合性樹脂(A)10
0重量部に対して、1〜30重量部である。1重量部未
満であると、硬化物の難燃性が低下するとともに、耐ア
ルカリ性等の耐薬品性が低下することとなり、30重量
部を超えると、トリアジン環を有するアミノ化合物
(B)が樹脂組成物に溶解しきれずに析出することとな
る。好ましくは、5〜30重量部であり、より好ましく
は、10〜30重量部である。
【0035】上記トリアジン環を有するアミノ化合物
(B)のラジカル重合性樹脂への混合はいずれの段階で
もよく、特に限定されないが、例えば、リン含有エポキ
シ(メタ)アクリレート(C)の合成段階時や、リン含
有エポキシ(メタ)アクリレート(C)と重合性不飽和
単量体との混合段階時等が挙げられる。
【0036】本発明のラジカル硬化型難燃性樹脂組成物
は、ラジカル重合性樹脂(A)におけるリン原子の含有
量と、ラジカル重合性樹脂(A)に対するトリアジン環
を有するアミノ化合物(B)の含有量とが硬化物を充分
な難燃性とするに必要な量であることから、両者の相乗
作用により硬化物に充分な難燃性を付与することができ
る。また、ラジカル重合性樹脂(A)がリン酸エステル
結合を有することより、硬化物の耐アルカリ性が低下す
るが、充分な量のトリアジン環を有するアミノ化合物
(B)が耐アルカリ性の低下を防ぎ、トリアジン環を有
するアミノ化合物(B)の含有量とリン酸エステル結合
の含有量とのバランスを適切にすることにより、硬化物
が充分な耐アルカリ性を有することとなる。
【0037】本発明のラジカル硬化型難燃性樹脂組成物
には、硬化物に難燃性等の各種物性を与えるために、無
機充填剤を配合してもよい。上記無機充填剤としては特
に限定されず、例えば、水酸化アルミニウム、炭酸カル
シウム、硫酸バリウム、アルミナ、金属粉末、カオリン
クレイ、タルク、ミルドファイバー、珪砂、珪藻土、結
晶性シリカ、溶融シリカ、ガラス粉等が挙げられる。こ
れらは単独で用いてもよく、2種以上を併用してもよ
い。これらの中でも、成形性が優れていることや難燃性
が大きく向上することから、水酸化アルミニウムを必須
成分とすることが好ましい。
【0038】上記無機充填剤の含有量としては、ラジカ
ル硬化型難燃性樹脂組成物全量に対して、20〜80重
量%であることが好ましい。20重量%未満であると、
硬化物の難燃性等の各種物性が充分でなくなるおそれが
あり、80重量%を超えると、樹脂組成物の硬化性が劣
り、硬化物に可撓性がなくなるおそれがある。より好ま
しくは、30〜70重量%である。
【0039】本発明のラジカル硬化型難燃性樹脂組成物
には、硬化物の強度等の各種物性を向上させるために、
強化繊維を配合することができる。上記強化繊維として
は特に限定されず、例えば、ガラス繊維、炭素繊維等の
無機繊維;ビニロン、フェノール、テフロン、アラミ
ド、ポリエステル等の有機繊維等が挙げられる。これら
は単独で用いてもよく、2種以上を併用してもよい。
【0040】上記強化繊維の形状としては特に限定され
ず、例えば、クロス;チョップストランドマット、プリ
フォーマブルマット、コンテニュアンスストランドマッ
ト、サーフェーシングマット等のマット状;チョップ
状;ロービング状;不織布状等が挙げられる。
【0041】本発明のラジカル硬化型難燃性樹脂組成物
には、硬化物の難燃性を向上させるために、難燃剤を配
合することができる。上記難燃剤としては特に限定され
ず、例えば、ラジカル硬化型難燃性樹脂組成物に通常用
いられるもの等が挙げられる。これらは単独で用いても
よく、2種以上を併用してもよい。これらの中でも、硬
化物が燃焼時にダイオキシンによる環境汚染を引き起こ
さないために、分子中にハロゲン原子を有さない難燃剤
が好ましい。
【0042】上記分子中にハロゲン原子を有さない難燃
剤としては特に限定されず、例えば、トリフェニルホス
フェート、クレジルジフェニルホスフェート、レゾルシ
ンジフェニルホスフェート、トリ((メタ)アクリロイ
ルオキシエチル)ホスフェート等のリン酸エステル;ポ
リリン酸アンモニウム等のリン化合物;メラミンリン酸
塩、リン酸グアニジン等のリン・アミノ複合化合物;ホ
ウ酸亜鉛、ホウ酸アルミニウム等のホウ酸化合物等が挙
げられる。
【0043】本発明のラジカル硬化型難燃性樹脂組成物
には、樹脂組成物の分散性や硬化性及び硬化物の各種物
性等の向上のために、その他の樹脂成分、ラジカル硬化
型樹脂組成物用添加剤等を配合することができる。
【0044】本発明のラジカル硬化型難燃性樹脂組成物
には、硬化速度を高め、製造効率を改善するために、硬
化剤を添加することが好ましい。また、硬化性を調節す
るために、硬化促進剤を添加することもできる。上記硬
化剤及び上記硬化促進剤は、あらかじめラジカル硬化型
難燃性樹脂組成物に添加しておいてもよいし、硬化させ
る際に添加してもよいが、樹脂組成物のポットライフを
考慮して添加する時期を設定することが好ましい。
【0045】上記硬化剤としては特に限定されず、例え
ば、ベンゾイルパーオキシド、t−ブチルパーオキシベ
ンゾエート、メチルエチルケトンパーオキサイド、ジク
ミルパーオキサイド、t−ブチルハイドロパーオキシ
ド、クメンハイドロパーオキシド等の有機過酸化物;ア
ゾ化合物等が挙げられる。これらは単独で用いてもよ
く、2種以上を併用してもよい。
【0046】上記硬化剤の添加量としては特に限定され
ないが、ラジカル硬化型難燃性樹脂組成物100重量部
に対して、0.05〜10重量%が好ましい。0.05
重量%未満であると、樹脂組成物の硬化速度が遅くなり
製造効率に劣るおそれがあり、10重量%を超えると、
樹脂組成物の硬化速度が速くなり過ぎて作業性に劣るお
それがある。
【0047】本発明のラジカル硬化型難燃性樹脂組成物
は、車両・機械部品、建材、コンテナー、電子・電気部
品、OA機器、精密機械、フイルム、シート、パイプ等
の難燃性が要求される用途の成形品としての硬化物の材
料等として好適に用いることができる。
【0048】本発明の硬化物は、本発明のラジカル硬化
型難燃性樹脂組成物を硬化してなるものである。上記硬
化は、通常の硬化方法及び硬化条件により行うことがで
きる。上記硬化物は、充分な難燃性と耐アルカリ性とを
有するものであり、各種の用途に用いることができるも
のである。上記硬化物もまた、本発明の一つである。
【0049】
【実施例】以下に実施例を掲げて本発明を更に詳しく説
明するが、本発明はこれら実施例のみに限定されるもの
ではない。なお、「部」は、「重量部」を示す。
【0050】調製例1 温度計、攪拌機、ガス吹込管、及び、還流冷却管を備え
た四ツ口フラスコを反応容器として、エポキシ化合物と
して平均エポキシ当量185のビスフェノール型エポキ
シ化合物であるアラルダイドGY−250(商品名、チ
バ・ガイギー社製)185部、グリシジルメタクリレー
ト142部、ハイドロキノン0.10部、及び、トリエ
チルアミン2.4部を仕込んで、115℃まで昇温後、
空気気流中、リン酸エステル(メタ)アクリレートとし
てライトエステルP−1M(商品名、共栄社化学社製)
231部を滴下した。その後、115℃で1.5時間反
応して、リン含有エポキシメタクリレートを得た。これ
に更に、ベンゾグアナミン159部、及び、スチレン2
39部を配合して本発明にかかるラジカル硬化型難燃性
樹脂組成物(1)を得た。
【0051】調製例2 調製例1と同様の反応容器に、グリシジルメタクリレー
ト284部、ハイドロキノン0.10部、トリエチルア
ミン2.4部を仕込んで、115℃まで昇温後、空気気
流中、ライトエステルP−1M(商品名)231部を滴
下した。その後、115℃で1.5時間反応して、リン
含有エポキシメタクリレートを得た。これに更に、ベン
ゾグアナミン110部、及び、スチレン221部を配合
して本発明にかかるラジカル硬化型難燃性樹脂組成物
(2)を得た。
【0052】調製例3 調製例1と同様の反応容器に、グリシジルメタクリレー
ト284部、ハイドロキノン0.10部、トリエチルア
ミン2.4部、及び、ベンゾグアナミン110部を仕込
んで、115℃まで昇温後、空気気流中、ライトエステ
ルP−1M(商品名)231部を滴下した。その後、1
15℃で1.5時間反応して、ベンゾグアナミンを含有
したリン含有エポキシメタクリレートを得た。これに更
に、スチレン221部を配合して本発明にかかるラジカ
ル硬化型難燃性樹脂組成物(3)を得た。
【0053】比較調製例1 調製例1と同様にして、リン含有エポキシメタクリレー
トを得た。これに更に、スチレン239部を配合して比
較のラジカル硬化型樹脂組成物(1)を得た。
【0054】比較調製例2 調製例1と同様の反応容器に、アラルダイドGY−25
0(商品名)370部、メタクリル酸172部、ハイド
ロキノン0.10部、及び、トリエチルアミン2.3部
を仕込んで、空気気流中、115℃で6.5時間反応し
て、エポキシメタクリレートを得た。これに更に、ベン
ゾグアナミン154部、及び、スチレン232部を配合
して比較のラジカル硬化型樹脂組成物(2)を得た。
【0055】実施例 調製例1〜3で得られたラジカル硬化型難燃性樹脂組成
物(1)〜(3)それぞれ100重量部に、水酸化アル
ミニウム(商品名「ハイジライトH−32I」、昭和電
工社製)150重量部、及び、硬化剤(商品名「パーブ
チルZ」、日本油脂社製)1.0重量部を加えて均一に
混合することにより、硬化剤を添加したラジカル硬化型
難燃性樹脂組成物(1)〜(3)をそれぞれ調製した。
次いで、3mmのスペーサをはさんだガラス板のケース
の中に、硬化剤を添加したラジカル硬化型難燃性樹脂組
成物をそれぞれ注入し、熱風循環式乾燥炉中、100℃
で30分間、次いで、175℃で30分間硬化させた。
硬化後、室温まで冷却して、ガラス板を除去して硬化物
(1)〜(3)をそれぞれ得た。以下に示す評価方法に
より、得られた硬化物(1)〜(3)を評価した。その
結果を表1に記載した。
【0056】評価方法 (1)難燃性試験 得られた硬化物を、それぞれ長さ70mm、幅6.5±
0.5mmの短冊にカットして難燃性の試験片とした。
難燃性の評価方法は、JIS K 7201(199
5)「酸素指数法による高分子材料の燃焼試験方法」に
準拠して酸素指数で行った。酸素指数とは、難燃性を表
す指標であり、所定の試験条件下において、材料が燃焼
を持続するのに必要な混合ガスの容量%で表される最低
酸素濃度の数値であり、数値の大きいものが自消性が高
く燃えにくく、難燃性が高いといえる。
【0057】(2)耐アルカリ性試験 得られた硬化物を、水酸化ナトリウムを10重量%含む
水溶液に、80℃で1時間浸漬した。浸漬後に、硬化物
の表面の白化状態を目視で観察して、以下に示した基準
により評価した。 ◎:全く白化せず、外観変化なし。 ○:わずかに白化しているが、ほとんど外観変化なし。 △:部分的に白化している。 ×:全体に白化している。
【0058】比較例 比較調製例1及び2で得られた比較のラジカル硬化型樹
脂組成物(1)及び(2)を用いて、実施例と同様にし
て比較の硬化物(1)及び(2)をそれぞれ得た。得ら
れた比較の硬化物(1)及び(2)を実施例と同様にし
て評価した。その結果を表1に記載した。
【0059】
【表1】
【0060】表1から明らかなように、実施例におい
て、硬化物(1)〜(3)は、酸素指数がすべて高い値
にあることから、充分な難燃性を有するとともに、耐ア
ルカリ性試験において硬化物の表面がほとんど変化しな
いことから優れた耐アルカリ性を有していた。
【0061】一方、比較例において、比較の硬化物
(1)は、本発明にかかる硬化物よりも劣るもののある
程度の難燃性を有していた。しかし、耐アルカリ性が悪
かった。また、比較の硬化物(2)は、リン原子を含有
しないため、酸素指数の値が低く難燃性が劣っていた。
【0062】
【発明の効果】本発明の難燃性樹脂組成物は、上述の構
成よりなるので、硬化物としての充分な難燃性を有し、
充分な耐アルカリ性をも有している。本発明の硬化物
は、充分な難燃性を有し、充分な耐アルカリ性をも有す
ることから各種の用途に用いることができるものであ
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4J011 AA05 PA43 PA44 PB29 PC02 4J027 AB03 AC03 AE02 AE03 AE07 AJ01 AJ06 AJ08 BA05 BA07 BA09 BA13 BA15 BA17 BA18 BA21 BA22 BA26 CA35 CA36 CA38 CB04 CB09 CD01 4J036 AA01 AA05 AK13 CA21 CA22 CC02 DB29 DC45 EA09 EA10 FA03

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ラジカル重合性樹脂(A)、及び、トリ
    アジン環を有するアミノ化合物(B)を含むラジカル硬
    化型難燃性樹脂組成物であって、該トリアジン環を有す
    るアミノ化合物(B)の含有量は、該ラジカル重合性樹
    脂(A)100重量部に対して、1〜30重量部であ
    り、該ラジカル重合性樹脂(A)は、酸性リン酸エステ
    ル(メタ)アクリレート(a)とエポキシ化合物(b)
    とを反応させてなるリン含有エポキシ(メタ)アクリレ
    ート(C)を必須成分として含有することを特徴とする
    ラジカル硬化型難燃性樹脂組成物。
  2. 【請求項2】 前記エポキシ化合物(b)の一部又は全
    部は、グリシジル(メタ)アクリレートであることを特
    徴とする請求項1記載のラジカル硬化型難燃性樹脂組成
    物。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載のラジカル硬化型難
    燃性樹脂組成物を硬化してなることを特徴とする硬化
    物。
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