JP2000344208A - 帯掛け包装装置 - Google Patents

帯掛け包装装置

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JP2000344208A
JP2000344208A JP11160061A JP16006199A JP2000344208A JP 2000344208 A JP2000344208 A JP 2000344208A JP 11160061 A JP11160061 A JP 11160061A JP 16006199 A JP16006199 A JP 16006199A JP 2000344208 A JP2000344208 A JP 2000344208A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 段積み容器にフィルム帯を巻き付けて包装し
たときの見栄えが極めて良好になる帯掛け包装装置を提
供すること。 【解決手段】 段積み容器Kを支持レール3上に載置し
た状態で押部材4aによって下流方向へ移送し、その移
送過程において、段積み容器Kの最上面位置に、一端に
接着材が塗布された帯フィルムFを供給する。そして、
帯フィルムFを段積み容器Kの左右の側部に沿わせるよ
うに折り曲げた後、その両端部を第1及び第2の折込部
材にて支持板3bの下側位置へ重合状に折り込む。第2
折込部材には、折り込んだ帯フィルムFの重合部の接着
材塗布位置を支持板3bの下面側に対して押圧する押圧
部を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、段積み容器にフ
ィルム帯を掛ける帯掛け包装装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】納豆等を充填した食品容器の複数個を段
積みしたうえでシート状フィルムで一体に包装する帯掛
け包装が利用されている。この帯掛け包装は、段積み容
器の周囲にシート状フィルムを巻き付けて該フィルムの
両端を重合状態にし、所定の温度に加熱されたシーラー
をフィルム重合部に押し当てて部分的に加熱溶着する方
法で行われるのが一般的である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記のシー
ラーを、段積み容器の底面側に位置するフィルム重合部
に押し当てて部分的に加熱溶着した際に、フィルムなら
びに容器底面に穴があいたりフィルムの溶融シワが発生
したりして包装後の見栄えが悪くなってしまうことがあ
る。また、フィルム重合部を熱接着するために熱溶着性
フィルムを使用する必要があるばかりでなく、食品購入
者が帯掛けされたフィルムを破り易くするための開封用
ノッチ、ミシン目等を設けることにするとその分装置が
複雑化する。また、食品購入者が例えば1食分のみ食し
て残りの複数の容器を冷蔵庫等に保管する場合に、開封
した帯掛けフィルムを再使用することができないので、
ばらばらになり整頓し難い。
【0004】本発明は、上記の問題点を解消するために
なされたもので、段積み容器にシート状フィルムを巻き
付けて包装したときの見栄えが極めて良好になる帯掛け
包装装置を提供することを目的とする。また、開封後の
帯掛けフィルムを使用して再封止できるようすることを
もう一つの目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この技術課題は、前記の
各請求項に記載した構成の段積み容器の帯掛け包装装置
により解決される。ここでいう帯掛け包装装置は、例え
ば図15に示したように、複数の容器が積み重ねられて
なる段積み容器Kに帯(シート状)フィルムFを巻き回
してフィルム両端部を接着する包装工程を担うものであ
る。
【0006】請求項1記載の包装装置では、段積み容器
の最上面に供給されて容器の左右の側部に沿って折り曲
げられたシート状フィルムを折込部材にて段積み容器の
底面側に折り曲げ、接着材が塗布されている端部(帯掛
け重合代)を支持レールの下側位置で重合状態にして貼
着している。このとき、折込部材の押圧部がフィルム重
合部の接着材塗布位置を支持レールに対して押圧するこ
とで比較的簡素な折込貼着手段でもって確実にシート状
フィルムの貼着がなされる。上記のシート状フィルムは
両端が接着材にて貼着されるため、加熱溶着に起因する
問題は起きない。例えば溶融シワが発生することがなく
見栄え良く仕上がる。そして、押圧部からフィルム重合
部に加えられる押圧力は支持レールにて受けて段積み容
器に過大な押圧力が加わるのを避けることができる。な
お、シート状フィルムの貼着に繰り返し再封可能な感圧
性接着材を使用することが好ましい。これによって帯掛
け包装の開封が容易となり、しかも、開封したシート状
フィルムの再封止(再使用)が可能になる。
【0007】請求項2記載の包装装置において、支持レ
ール上の段積み容器は、アッパーコンベヤにより押圧さ
れつつ下流側へ移送されて圧着コンベヤに乗り移る。そ
して、帯掛けされた段積み容器が圧着コンベヤとアッパ
ーコンベヤとにより挟持されてシート状フィルムの重合
部における接着材塗布位置が押圧された状態で移送され
ることで、シート状フィルムの貼着がより強固かつ確実
なものとなる。なお、段積み容器は、弾性変形して縮み
得る材質あるいは形状のものが好適に使用される。この
段積み容器が下流側に移送されて圧着コンベヤとアッパ
ーコンベヤによる挟持状態から解放されると、それまで
押圧力によって弾性変形して高さが若干低くなっていた
段積み容器が元の形に戻るので、シート状フィルムは段
積み容器の上下方向に弛みのない良好な包装状態にな
る。
【0008】請求項3記載の包装装置では、シート状フ
ィルムの両端をそれぞれ支持レールの下側位置へ折り込
んだ第1及び第2の両折込部材は、各々フィルム端部を
支持しつつ段積み容器の移送速度と同速度で該支持レー
ルに沿って移動する。第1及び第2の両折込部材のフィ
ルム支持面はシート状フィルムとの摩擦抵抗が大なる処
理が施されて滑り難くなっているので、第1折込部材は
第2折込部材によりフィルムが重合され貼着されるまで
フィルムがずれないように位置決めし、第2折込部材は
その位置に対して位置がずれないように折り込むことが
できる。なお、摩擦抵抗が大なる処理としては、例え
ば、フィルム支持面に滑り止め部材を貼着したり、適宜
な表面処理を施す。
【0009】請求項4記載の包装装置において、接着材
塗布装置による接着材の塗布は、原反ロールから引き出
された連続フィルムがシート状フィルムとして切断され
るまでの間において行われる。したがって、接着材塗布
時の位置決めが容易でその分装置も簡略化される。な
お、原反ロール(フィルム材料)は熱融着させるタイプ
のものと共用可能で、また、フィルムの性状や接着材の
種類等に合わせて接着材の塗布位置や量を適宜に調節す
ることもできる。
【0010】請求項5記載の包装装置では、先に折り込
む側のフィルム端部のフィルム重合面に局部的に接着材
を塗布することで、シート状フィルムが折り曲げられる
までの間において、接着材はフィルムの表面側(上面
側)に位置しており、移送時に接着材が移送経路の各部
にくっついて移送が阻害されたりすることが有効に防止
できる。すなわち、接着材が付いたシート状フィルムの
扱いが容易になり、段積み容器に載置するときの位置決
めや、折り曲げ時の操作が容易になる。
【0011】請求項6記載の包装装置は、薄板状の支持
レールが上下に撓み得るので、押圧部の押圧時に、第1
折込部材、第2折込部材、支持レールの各重合間隔のバ
ランスがくずれることなく略一定に維持できて、第1及
び第2の両折込部材に挟み込まれたシート状フィルムの
端部が両折込部材の離間時に引き戻されるのを有効に防
止することができる。
【0012】請求項7記載の包装装置では、先端部が前
記圧着コンベヤの搬送面上に接触もしくは近接する状態
に延設されている支持レールと圧着コンベヤとによりフ
ィルム重合部を押圧して、より確実に接着することがで
きる。また、段積み容器は支持レールから圧着コンベヤ
にスムーズに乗り移ることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の一実施形態を図に基づい
て説明する。図1は帯掛け包装装置を示す正面概略図、
図15は帯掛け包装の様子を段階的に説明する図であ
る。この帯掛け包装装置は、複数の容器が積み重ねられ
てなる段積み容器Kに、原反ロールRから引き出して所
定寸法に切断したシート状フィルム(以下、帯フィルム
という)Fを上から被せて巻き回すとともに、その帯フ
ィルムFの両端は繰り返し再封止可能な感圧性接着材H
を使用して接着するという帯掛け包装工程を連続的に処
理可能に形成されたものであり、大別すると、段積み容
器Kを略水平方向に移送する移送手段と、段積み容器K
の最上面位置に帯フィルムFを供給するフィルム供給手
段と、その帯フィルムFを段積み容器Kの左右の側部に
沿わせるように折り曲げたうえで環状につなぐ貼着手段
と、帯掛け包装が済んだ段積み容器Kを次工程に向けて
排出する排出手段とからなる構成である。なお、包装対
象の容器は、本例では、納豆を一食分ずつ小分けして入
れるポリスチレン製の食品容器であり、段積み状態にし
たときに上下方向に所定の弾性を有するものが好適に使
用される。以下、包装装置の各部構成を順に説明する。
【0014】(1) 移送手段 上記移送手段について説明する。図1及び図2に示すよ
うに、本体フレーム2に、段積み容器Kを載置する細長
いレール3aと、レール3aに載置された段積み容器K
を所定間隔ごとに支持して移送するための容器搬送コン
ベヤ4とが備えられている。レール3aは段積み容器K
の底部幅よりやや狭い幅寸法に形成され、フレーム2に
設けられたコンベヤステー2aの上面に起立する支持脚
2bを介して略水平状に支持されている。
【0015】レール3aの容器搬送方向下流側にはレー
ル3aと同じ幅の支持板3bが延設されている。この支
持板3bは所定の弾性を有する片持ち梁状に支持されて
上下方向に撓むことができるようになっている。なお、
レール3a及び支持板3bが本発明でいう支持レール3
を構成している。また、コンベヤステー2aには支持レ
ール3と平行に延びる左右のチェーンレール2c,2c
が設けられており、各チェーンレール2cに部分的には
まり込んだ左右一対の無端状チェーン4c,4cがそれ
ぞれ対応する駆動側スプロケット4dと従動側スプロケ
ット4eとに掛けられている。この駆動側スプロケット
4dは適宜な駆動装置(図示省略)により駆動されるよ
うになっている。
【0016】上記左右のチェーン4c,4cにわたって
多数の押部材4aが一定の取り付けピッチで装着されて
おり、チェーン4c,4cが駆動されると支持レール3
を跨いでいる押部材4aがその支持レール3上の段積み
容器Kを押動するようになっている。押部材4aの先端
部は切欠状凹部4bが形成され、後述するアッパーコン
ベヤ11により段積み容器Kが押圧されて搬送される際
に接触干渉しないように設定されている。なお、この容
器搬送コンベヤ4は、図1及び図14に示すように、包
装装置1の下流側(図示右端)に移送した段積み容器K
を排出コンベヤ40(詳しくは後述する)に引き渡すよ
うになっている。
【0017】(2) フィルム供給手段 次に、前記フィルム供給手段について説明する。フィル
ム供給手段は、原反ロールRから連続的に引き出した連
続フィルムF0 を、ダンサロールを有する張力調節機構
で張力を調節しつつ、一包装長分のフィルム幅に応じた
移送量分ずつ間欠的に繰り出すようにしたフィルム供給
機構5と、繰り出された連続フィルムF0 に対し所定の
位置に接着材を塗布する接着材塗布装置6と、その連続
フィルムF0 を所定寸法の帯フィルムFに切断する切断
装置7と、段積み容器Kの移動にタイミングを合わせて
帯フィルムFを順次段積み容器Kの最上面位置に載置す
るフィルム移載装置8とからなる。
【0018】接着材塗布装置6は、連続フィルムF0 が
切断装置7に達する手前位置に配設されたノズル等の塗
布部材6aにより、連続フィルムF0 の幅方向一縁部に
ついて、間欠的に繰出しされる連続フィルムF0 の切断
ピッチに合わせた所定間隔毎に接着材Hを塗布するもの
であり、接着材Hの塗布面積(塗布量)はほぼ一定にコ
ントロールされる。これにより接着材Hの塗布位置は、
図15に表わされているように、連続フィルムF0 が切
断されて帯フィルムFとなって段積み容器Kに載置され
たときにフィルム上面側となる面であり、かつ、その帯
フィルムFの両端部のうち先に折込まれて重合状態にな
ったときに内側となる方の端部(重合代)に局部的に塗
布される。
【0019】このように、接着材Hを塗布する部位を、
帯掛け後に重なり合うフィルム重合代のうちの重合され
たときに内側となるフィルム端部にすることで、接着材
塗布面を上にしてコンベヤ等での移送が容易にできる。
すなわち、容器の側面に沿って折り曲げられていくとき
に、垂れ下がったフィルムの外面側に塗布面が位置する
ので、接着材Hが各部にくっついてしまうことが回避さ
れる。
【0020】この接着材Hは、繰り返し再封可能な感圧
性接着材、具体的には、約110℃前後で溶融する低温
溶融性のホットメルト材(例えば積水化学(株)製のエ
スダインNo.9132K)が好適に使用される。この
他、適宜な接着材(粘着材を含む)を使用することも可
能である。また、上記の接着材Hの塗布部材は、例えば
ノードソン(株)製EP11スロットガン等を使用する
ことで対応し得る。
【0021】接着材Hが塗布された連続フィルムF0 は
一対の送りローラ5bに挟持されて切断装置7に向けて
間欠的に送り出され、フィルム切断カッター7aにより
横断方向に切断されて一枚の帯フィルムFとなる。この
送りローラ5bには、連続フィルムF0 の接着材塗布位
置に対応するフィルム挟持位置に逃がし凹部が形成され
た周面形状となっており、接着材Hのくっつきが回避さ
れている。そして、切断された帯フィルムFは、次述す
るフィルム移載装置8にて段積み容器Kの最上部に供給
される。
【0022】図3及び図4に示すように、フィルム移載
装置8はフィルム送り機構9とフィルム移送機構10と
からなる。先ず、フィルム送り機構9について説明す
る。切断カッター7aにより切断された帯フィルムF
は、斜め下向きに傾斜する棒状の下ガイド部材9aと上
ガイド部材9bとの間を複数の上段供給ベルト9c,9
d(上下にあって帯フィルムFを挟持して送る。)によ
って案内されて進み、2本の下段供給ベルト9e上に乗
り移るようになっている。
【0023】この供給ベルト9c,9d,9eは、図1
に示すごとく、容器搬送コンベヤ4を駆動するチェーン
駆動機構の駆動チェーン4fを介して容器搬送コンベヤ
4と同調するように中間チェーン9fにより連係駆動さ
れており、押部材4aの移動による段積み容器Kの移送
タイミングと帯フィルムFの供給タイミングとが一致し
てその帯フィルムFが段積み容器Kの上に正しく載置さ
れるようになっている。9hは中間チェーン9fを駆動
するスプロケットである。
【0024】そして、段積み容器Kの上に中央部が乗っ
た帯フィルムFが左右にねじれたりして位置ずれを起こ
さないように、フィルム移送機構10の送り爪10aが
帯フィルムFの両端部を支持して押部材4aと同じ速度
で前方に移動する。この送り爪10aは前後のスプロケ
ット10b,10cとテンションローラ10dと駆動ス
プロケット10eとに掛けられた無端チェーン10fに
装着されており、チェーン10fは、駆動スプロケット
10eに連結するチェーン駆動機構の駆動チェーン4f
によって容器搬送コンベヤ4及びフィルム送り機構9と
同調するように駆動されている。こうして、押部材4a
に押され、かつ、帯フィルムFが載置された状態でレー
ル3a上を移動する段積み容器Kは、次述するアッパー
コンベヤ11の移送面に当接する。
【0025】アッパーコンベヤ11は、押部材4aによ
って下流方向に移送される段積み容器Kに対して帯フィ
ルムFを上から押圧して位置ずれを防ぐとともに、帯掛
け工程が済むまで段積み容器Kを弾性変形させ、押圧力
を解除したときの段積み容器Kの復元により帯フィルム
Fをぴんと張り、弛みをなくすとともに製品の見栄えを
良くするためのものである。
【0026】図1、図3及び図5に示すように、アッパ
ーコンベヤ11はプーリ11a,11b,11cに無端
ベルト11dを掛けたもので、その搬送面は全体として
は支持レール3と平行に設置され、先端部にはプーリ1
1bにより下向きに傾斜する引込面が形成されている。
なお、プーリ11cは図示省略の駆動装置を介して、容
器搬送コンベヤ4、フィルム送り機構9及びフィルム移
送機構10と同調するように駆動されている。なお、ア
ッパーコンベヤ11の設定高さは、図示省略の調整機構
により容器段積み数や容器高さの変更等に対応して適宜
に設定できるようになっている。
【0027】このアッパーコンベヤ11の左右両側付近
に、ベルト搬送面(下面)の高さ位置から下方に突出す
る立て板状の折込ガイド12が配設されている。左右一
対の折込ガイド12は帯フィルムFを折り曲げる折曲機
構というべきもので、図1に示すように、先端部が斜め
下向きに傾斜しており、この傾斜部12aに帯フィルム
Fが案内されて、その段積み容器Kの側部に沿うよう
に、段積み容器Kと共に移送されるにつれて徐々に折り
曲げられていく。この傾斜部12aを過ぎると帯フィル
ムFは段積み容器Kの上面から左右側面に沿って折り曲
げられ、帯フィルムFの各折り曲げ端部が垂下状に支持
された状態となる。
【0028】(3) 折込貼着手段 次に、上記の帯フィルムFをさらに容器底面側に折り曲
げて貼着する折込貼着手段について説明する。この折込
貼着手段は、帯フィルムFの左右両端を支持板3bの下
面側に折り込む折込機構20と圧着コンベヤ30とから
なり、支持板3b上の位置に移送されてきた段積み容器
Kに対して作用するように構成されている。
【0029】先ず、折込機構20について図6,図7,
図8を参照して説明する。前後対をなすスプロケット2
1,22(21a〜21d,22a〜22d)に掛けら
れた4列の無端のチェーン23(23a〜23d)が本
体フレーム2側に固定されたチェーンレール14(14
a〜14d)(図8参照)にガイドされて運動するよう
に配備され、移送方向に向かって右側2本のチェーン2
3a,23bと左側2本のチェーン23c,23dとに
は段積み容器Kの移送方向と直角に延びるレール24
a,25aを有する多数の支持体24,25がそれぞれ
装着されている。支持体24,25のそれぞれの取り付
けピッチは押部材4aの間隔と同じである。なお、スプ
ロケット21,22は駆動側スプロケット4dと同調し
て回転し、支持体24,25は段積み容器Kの移送速度
と同速度で容器移送方向下流に向けて移動するようにな
っている。
【0030】支持体24,25には、第1折込具26,
第2折込具27が容器移送方向と直交する方向に進退移
動自在に装着されている。図10及び図11に示すよう
に、第1及び第2折込具26,27は、ホルダ26a,
27aに、レール24a,25aに沿って転動できるロ
ーラ26b,27bと、本体フレーム2側に固定された
左右のカムプレート13に形成されたカム溝13a,1
3bにはまり込むカムフォロワ26c,27cと、第1
及び第2折込部材26d,27dとが取り付けられてな
り、チェーン23が駆動されると支持体24,25がチ
ェーン23の進行方向に移動するとともに、第1及び第
2折込具26,27とがカム溝13a,13bの形状に
応じて近接/離間するようになっている。
【0031】なお、第1折込部材26dは接着材塗布面
側のフィルム端部を折り込む第1折込具26に取り付け
られており、カム溝13a,13bの位相差(後述す
る)に基づいて第2折込部材27dより先に作動する。
したがって、この第1折込部材26dの先端部には、帯
フィルムFに付着する接着材Hと接触しないように切欠
部(逃がし凹部)26eが形成されるとともに、帯フィ
ルムFとの滑りを良くする処理が施されている。具体的
には、本例では、切欠部26eの両側に位置する突出部
26pの先端部にフッ素樹脂等からなる薄いシート状の
摩擦抵抗軽減部材26fを貼着することで、折込後第1
折込部材26dが容器底面から離間するときのフィルム
の引き戻しによるフィルムとの摩擦抵抗を軽減し、すべ
りを良くして、帯フィルムFの位置ズレを防止するよう
になっている。
【0032】さらに、突出部26pの基端部付近で摩擦
抵抗軽減部材26fに隣接する位置(第1折込部材26
dが最前進したときに支持板3bの長手方向中心より略
半分の位置に重なり合う部分)には、折り込んだ帯フィ
ルムFを支持板3bとの間で軽接触状態で保持し、第2
折込部材27dによる折込完了時までの間にわたり帯フ
ィルムFの位置ズレを防止するために、帯フィルムFを
滑りにくくする処理(本例では、摩擦係数が比較的大き
な薄いシート状滑り止め部材26hの貼着)が施されて
いる。
【0033】他方、第2折込部材27dの上面には、切
欠部26eに対応する形状の押圧部27eが隆起するよ
うに設けられている。押圧部27eは、図11に示すよ
うに、両折込具26,27の第1及び第2折込部材26
d,27dがかみ合うように作動してフィルム端部を折
り込んだときに、フィルム重合部を支持板3bの下面に
対して押圧できる高さ寸法に設定されている。
【0034】その押圧部27eの両側位置(前進したと
きに第1折込部材26dの両側の突出部26pに対応す
る位置)には、すでに容器底面側に折り込まれている他
方のフィルム端部に対して第2折込部材27dでの折り
込み時に帯フィルムFの幅方向両端が位置ズレするのを
防止するために、帯フィルムFとの摩擦係数が大なる処
理、(本例では、比較的薄い滑り止め部材27fの貼
着)が施されている。
【0035】なお、第2折込部材27dは容器底面側で
第1折込部材26dと重合状態となったときに、第1折
込部材26d下面とで帯フィルムFを挟み込むことのな
いわずかなすきまが存するように設定され、これにより
第1及び第2折込部材26d,27dが離間する際に貼
着状態の帯フィルムFを引きはがすことが防がれる。押
圧部27eが支持板3bの下面を押圧して上方に撓んだ
場合であっても同じである。
【0036】なお、前記カム溝13a,13bの形状
は、図9に示すように、本体フレーム2の中心線(段積
み容器Kの移送中心線L)に対して非対称である。すな
わち、第1折込具26が作動して帯フィルムFの一端を
支持板3bの下面側に折り込んだ後(図8の想像線参
照)、やや位相が遅れるようにして第2折込具27が作
動して帯フィルムFの他端を折り込んでフィルム重合部
を形成する。そして、そのフィルム重合部における接着
材塗布位置を、若干隆起した押圧部27eにて支持板3
bの下面側に押圧することで接着材Hの接着を確実にす
ることができるようになっている。なお、カム溝13
a,13bの後半部の形状はほぼ対称であり、押圧工程
が済んだら両折込具26,27は同時に両側の待避位置
に移動する。
【0037】次に、図12,図13を参照して圧着コン
ベヤ30について説明する。両図に示す圧着コンベヤ3
0は、段積み容器Kの底面幅より幅狭に形成された圧着
ベルト31からなる搬送部が設けられて、容器搬送コン
ベヤ4の終端部に重なるように配設され、支持板3bの
先端部下面が圧着ベルト31の上面(搬送面)と略平行
状に接触する位置関係になっている。本例では、支持板
3bの先端部が圧着コンベヤ30の搬送領域の中程の位
置まで延びている。この圧着ベルト31は前後のプーリ
32,33及び34に掛けられており、プーリ34と連
結するスプロケット(図示省略)が容器搬送コンベヤ4
を駆動するチェーン4cにて同時に駆動されるようにな
っている。圧着コンベヤ30の圧着ベルト31上面とア
ッパーコンベヤ11の下面(搬送面)との間隔は、段積
み容器Kを上下から適度に押圧する寸法になっている。
【0038】すなわち、支持板3b上に載置されて押部
材4aに押されて移送されてきた段積み容器Kが圧着ベ
ルト31上に位置するときに、帯フィルムFのフィルム
重合部が支持板3bの弾性により支持板3bと圧着ベル
ト31に挟まれて押圧されるので、押圧力を確保し易
く、アッパーコンベヤ11による押圧力の付加と相まっ
て接着材による貼着がより確実なものになる。また、支
持板3bは、薄板状であり、かつ、片持ち梁状に支持さ
れているので、圧着ベルト31に沿いやすく、段積み容
器Kの引き渡しがスムーズにできる。
【0039】(4) 排出手段 帯掛け包装が済んだ段積み容器Kは、排出コンベヤ40
により排出される。この排出コンベヤ40は圧着コンベ
ヤ30及び容器搬送コンベヤ4の終端位置まで移送され
た段積み容器Kを受け取って、さらに、次工程に向けて
移送するもので、図14に示す如く、移送ライン中心か
ら左右両側に離間して設けられた2本の丸ベルトがプー
リ42,43に巻き掛けられ、図示しない駆動モータに
より回転作動されるようになっている。
【0040】押部材4aにより押送されてきた段積み容
器Kはその最下段容器の鍔部が2本の丸ベルトに載置さ
れて移送され、また、その移送速度は容器搬送コンべヤ
4並びに圧着コンベヤ30の搬送速度より速い移送速度
に設定されていることにより、押し部材から受け渡しさ
れた段積み容器Kは、その前方に設けられた押部材4a
の後面側に当接状態となるように分離され、その受け渡
しが確実かつ良好に行なわれるよう設定されている。
【0041】次に、上記のように構成された帯掛け包装
装置1の作用説明をする。 (A) 前工程において所定個数毎に段積みが行なわれた段
積み容器Kを容器搬送コンベヤ4の押部材4a間に順次
供給する。段積み容器Kは所定間隔毎に保持され、レー
ル3a上を押部材4aに押されるようにして移送され
る。
【0042】(B) 一方、接着材Hが塗布されて所定寸法
に切断された帯フィルムFは、フィルム供給機構5によ
り、所定位置まで移送されてきた段積み容器Kの上面に
タイミングを合わせて一枚ずつ載置される。
【0043】(C) そして、段積み容器Kが帯フィルムF
の上からアッパーコンベヤ11に押圧されつつ下流側に
移送される際に、帯フィルムFは、アッパーコンべア入
口から下流側に向かって下降傾斜状に設けられた折込ガ
イド12に案内されて、左右両端部が段積み容器Kの両
側面に沿うように略コ字状に折り曲げられる。
【0044】(D) 段積み容器Kがアッパーコンベヤ11
と支持板3bとに挟まれて上下から押圧されつつ下流側
に移送される間に、支持板3bの側方に配備された折込
機構20の第1及び第2折込具26,27が段積み容器
Kの移送速度と同速度で下流側に移動すると共に、支持
板3bの直下位置に向けて移動することで、支持板3b
の下方で第1折込部材26d及び第2折込部材27dが
帯フィルムFの両端部を重合状に折込む。
【0045】(E) 第1折込部材26d及び第2折込部材
27dが支持板3bの下方位置まで移動して帯フィルム
Fの両端部を重合状に折込むために、両折込部材26
d,27dの支持板直下位置への進入タイミングがわず
かにずれて前後するように設定されていて、接着材Hが
帯フィルムFの表面(外面)側に塗布された側のフィル
ム端部が第1折込部材26dにて支持板3b下面に沿う
ように折込まれた後に、第2折込部材27dにより帯フ
ィルムFの他方の端部が支持板3b下面に折込まれるこ
とで、両端部が支持板3bの下面において重合状態とな
る。
【0046】(F) 第1折込部材26dの先端には、帯フ
ィルムFを滑り易くする処理、具体的にはフッ素樹脂等
からなる摩擦抵抗軽減部材26fが貼着され、フィルム
との摩擦抵抗を軽減してすべりを良くし、帯フィルムF
を折込む際の折込抵抗を少なくして、折込時のフィルム
の位置ズレを防止するようになっている。また、この第
1折込部材26dの先端には、帯フィルムFに塗布され
た接着材Hに接触しないようにする切欠部(逃がし凹
部)26eが形成され、第2折込部材27dには、両折
込部材26d,27dが段積み容器Kの底面位置に帯フ
ィルムFを折込んだ時に、切欠部(逃がし凹部)26e
に進入し、フィルム重合部の接着材H(再封性接着剤)
の塗布位置をフイルム外面側から支持板3bに対して押
圧する押圧部27eが設けられることで、フィルム重合
部が接着材Hにより貼着される。
【0047】さらに、第1折込部材26dは、突出部2
6pの基端部付近に貼着されている滑り止め部材26h
の作用で、折り込んだ帯フィルムFを支持板3bとの間
で軽接触状態で保持し、第2折込部材27dによる折込
完了時までの間にわたり帯フィルムFの位置ズレを防止
する。また、第2折込部材27dは、すでに容器底面側
に折り込まれている他方のフィルム端部に対して第2折
込部材27dでの折り込み時に、帯フィルムFの幅方向
両端が位置ズレするのを滑り止め部材27fの作用で防
止する。
【0048】(G) そして、段積み容器Kの最下段容器の
底面が支持板3bによって支持され、アッパーコンべヤ
11によって載置フィルムと共に段積み容器Kが僅かに
圧縮された状態で移送方向へ順次移送される。アッパー
コンベヤ11の終端部の手前位置まで帯掛けされた段積
み容器Kが移送されると、支持板3bが圧着コンベヤ3
0上に延設されているので、帯フィルムFの貼着部位は
支持板3bと圧着ベルト31にて押圧され接着材Hによ
る貼着がより強固なものとされる。
【0049】(H) 上記の支持板3bは、第1折込部材2
6d及び第2折込部材27dが支持板3bの下方に進入
する位置から圧着コンベヤ30の配設位置の搬送路の所
定領域に至る間について薄板上に形成されるとともにそ
の最終端部は支持されない自由端とされて、圧着コンベ
ヤ30の搬送体(圧着ベルト31)上面に当接した状態
になるように設定され、折込機構20における両折込部
材26d,27dが支持板3bに対してフィルム重合接
着部を押圧する際に上方へ逃げて両折込部材26d,2
7dが帯フィルムFの両端部を重合した状態で段積み容
器Kが下流側に移送される時の重合フィルムのズレを防
止し、また、圧着コンベヤ30の配設領域については、
圧着コンベヤ30の搬送体面に支持板3bが弾性的に接
触した状態となって、支持板3bと圧着コンベヤ30と
により、フィルム重合接着部をより良好に貼着するよう
に作用する。
【0050】(I) 段積み容器Kが排出コンベヤ40によ
て、アッパーコンべヤ11の終端より下流側に移送され
る際に、圧着コンベヤ30とアッパーコンべヤ11とに
よる段積み容器Kの圧縮が解除され、帯掛けされた帯フ
ィルムFは段積み容器Kの弾性復帰作用により、上下方
向にたるみなく良好な包装状態として下流側に排出され
る。
【0051】上記構成の帯掛け包装装置においては、接
着材塗布装置6による接着材Hの塗布は、連続フィルム
F0 に対して行うようにしたが、カット後の帯フィルム
Fの移送過程で行っても良い。また、折込機構20は段
積み容器Kの移送速度と同速度で下流側へ移動しつつ第
1及び第2両折込部材26d,27dを近接/離間させ
るようにしたが、下流側へ移動せず移送方向に対して直
角方向にのみ進退移動するようにして構成の簡素化を図
ることもできる。また、支持板3bは片持ち梁状に支持
される構造にしたが、適宜な付勢手段を備えて、支持板
3bが圧着コンベヤ30と押圧部27eとに対して弾性
をもって作用する構造にしても構わない。この他、当業
者の知識に基づき、種々の変更を加えた態様で本発明を
実施し得ることは勿論である。
【0052】
【発明の効果】本発明の帯掛け包装装置では接着材にて
シート状フィルムの両端を貼着しており、従来のような
フィルムの加熱溶着に起因する問題が起きない。すなわ
ち、包装後のフィルム重合部に加熱溶融による穴、溶融
シワの発生がなく、極めて綺麗な包装ができるので、包
装品の見栄えが著しく向上する。また、熱溶着性フィル
ムを使用する必要がないので包材コストをより低廉なも
のにできる。なお、再封性を有する接着材(再封性接着
剤ともいう)の使用により、開封後のシート状フィルム
を再使用(帯掛け再封止)することができるので、利便
性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態に係る帯掛け包装装置の概略正面図で
ある。
【図2】容器搬送コンベヤの縦断面図である。
【図3】フィルム移載装置を説明する部分拡大図であ
る。
【図4】フィルム移送機構の概略側面図である。
【図5】アッパーコンベヤと折込ガイド、支持板との関
係を示す概略縦断面図である。
【図6】折込機構の一部破断正面図である。
【図7】同折込機構の平面図である。
【図8】折込機構の折込部材が離間した状態を示す一部
破断側面図である。
【図9】カム溝のプロフィルを示す図である。
【図10】第1及び第2折込具の平面図である。
【図11】シート状フィルムの端部を重合状に折り込ん
だ位置を示す、左右の折込部材の側面図である。
【図12】圧着コンベヤを説明する一部破断正面図であ
る。
【図13】圧着コンベヤを説明する縦断面図である。
【図14】排出コンベヤの正面図である。
【図15】帯掛け包装の説明図である。
【符号の説明】 1 帯掛け包装装置 3 支持レール 3a レール(支持レール) 3b 支持板(支持レール) 4 容器搬送コンベヤ 4a 押部材 5 フィルム供給機構 6 接着材塗布装置 6a 塗布部材 7 切断装置 8 フィルム移載装置 9 フィルム送り機構 10 フィルム移送機構 11 アッパーコンベヤ 20 折込機構 26 第1折込具 26d 第1折込部材 27 第2折込具 27d 第2折込部材 27e 押圧部 30 圧着コンベヤ 40 排出コンベヤ K 段積み容器 F 帯フィルム(シート状フィルム) H 接着材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3E051 AA03 AB05 BA16 CA02 CA08 CB05 DA07 DB07 EA03 FB01 FD09 JA02 KA02 KA03 KA07 KA08 KB01 LA02 LA04 LA07 LA08 LA10 LB03

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の容器が積み重ねられてなる段積み
    容器を支持レール上に載置した状態で所定間隔ごとに移
    送する移送手段と、原反ロールから引き出した連続フィ
    ルムを所定寸法に切断して一枚ごとのシート状フィルム
    とし、そのシート状フィルムを段積み容器の最上面位置
    に供給するフィルム供給手段と、前記移送手段による移
    送過程において、段積み容器に載置されたシート状フィ
    ルムをその段積み容器の左右の側部に沿わせるように折
    り曲げたうえでその段積み容器の底面側において両端を
    重合状態にして貼着する折込貼着手段と、を有する帯掛
    け包装装置であって、 前記フィルム供給手段は、段積み容器に対するシート状
    フィルムの帯掛け重合代に相当する部位の一部に繰り返
    し再封可能な感圧性接着材を塗布する接着材塗布装置を
    備え、前記折込貼着手段はシート状フィルムの左右両端
    部を前記支持レールの下側位置へ重合状に折り込む第1
    及び第2の折込部材を備え、第2の折込部材はフィルム
    重合部の接着材塗布位置を前記支持レールに対して押圧
    する押圧部を備えた構成の帯掛け包装装置。
  2. 【請求項2】 前記移送手段は、さらに、シート状フィ
    ルムを介して段積み容器を前記支持レールに対し押圧す
    るアッパーコンベヤと、帯掛けされた段積み容器が前記
    支持レールから乗り移ることのできる圧着コンベヤとを
    備えており、帯掛けされた段積み容器を前記圧着コンベ
    ヤと前記アッパーコンベヤとにより挟持して前記フィル
    ム重合部の接着材塗布位置を押圧しながら下流側に移送
    する構成としたことを特徴とする請求項1記載の段積み
    容器の帯掛け包装装置。
  3. 【請求項3】 第1及び第2の折込部材は、前記段積み
    容器の移送速度と同速度で下流方向へ移動する構成とさ
    れており、シート状フィルムの両端部を前記支持レール
    の下側位置へ折り込んだ状態でそのシート状フィルムの
    左右の端部をそれぞれ支持する第1及び第2の折込部材
    の容器底面に指向する支持面に、シート状フィルムとの
    摩擦抵抗が大なる処理が施されていることを特徴とする
    請求項1記載の段積み容器の帯掛け包装装置。
  4. 【請求項4】 前記接着材塗布装置には、原反ロールか
    ら引き出された連続フィルムがシート状フィルムとして
    切断されるまでの間において、当該連続フィルムの幅方
    向一縁部についてその切断ピッチに合わせた所定間隔ご
    とに接着材を塗布する塗布部材が配設されていることを
    特徴とする請求項1記載の段積み容器の帯掛け包装装
    置。
  5. 【請求項5】 前記接着材塗布装置は、シート状フィル
    ムの両端部のうち先に折り込まれる側のフィルム重合面
    に局部的に接着材を塗布することを特徴とする請求項1
    又は4に記載の段積み容器の帯掛け包装装置。
  6. 【請求項6】 前記支持レールは、少なくとも前記折込
    部材がその支持レールの下側位置に進入してから離れる
    までの間について、薄板状に設けられて、前記押圧部の
    押圧力を受けたときに上方へ撓み得る構成とされている
    ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の段
    積み容器の帯掛け包装装置。
  7. 【請求項7】 前記支持レールの先端部が前記圧着コン
    ベヤの搬送面上に接触もしくは近接する状態に延設さ
    れ、前記フィルム重合部の接着材塗布位置を前記支持レ
    ールと前記圧着コンベヤとで挟み込んで圧着し得るよう
    設定されていることを特徴とする請求項2又は6に記載
    の段積み容器の帯掛け包装装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2015074467A (ja) * 2013-10-09 2015-04-20 大阪シーリング印刷株式会社 帯掛け包装装置
JP2015085955A (ja) * 2013-10-30 2015-05-07 大阪シーリング印刷株式会社 帯掛け包装装置
CN111634502A (zh) * 2020-07-03 2020-09-08 镇江市惠灵顿膜业有限公司 一种具有防护功能的打孔包装机

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JP2015074467A (ja) * 2013-10-09 2015-04-20 大阪シーリング印刷株式会社 帯掛け包装装置
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