JP2000342904A - 揮発性有機塩素化合物処理方法および処理装置 - Google Patents
揮発性有機塩素化合物処理方法および処理装置Info
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Abstract
の揮発性有機塩素化合物等を処理する方法および処理装
置を提供することを目的とする。 【解決手段】本発明による地下水または排水中の揮発性
有機塩素化合物の処理方法は、前記地下水または排水を
大気圧よりも低い圧力に曝露する第一の工程と;この第
一の工程から排出される気体を、揮発性有機塩素化合物
の吸着体、吸収剤、揮発性有機塩素化合物を分解する微
生物、およびこれらの組み合わせからなる群から選ばれ
る処理剤に接触させる第二の工程とを具備することを特
徴とする。本発明による地下水または排水中の揮発性有
機塩素化合物の処理装置は、地下水または排水を大気圧
よりも低い圧力に曝露するための暴露手段と;揮発性有
機塩素化合物を吸着あるいは吸収あるいは分解により除
去するための除去手段と;前記暴露手段から排出される
気体を前記分解手段へ輸送するための輸送手段とを具備
することを特徴とする。
Description
中に溶解している揮発性有機塩素化合物を処理するため
の方法および処理装置に関する。
エチレンのような揮発性有機塩素化合物に汚染される問
題が世界中で起こっている。排水、地下水中などに溶解
している揮発性有機塩素化合物を低コストで処理するた
めに、従来は活性炭が用いられてきた。しかし、浮遊物
の多い液体を処理する場合は活性炭が目詰まりし易く、
また処理したい物質の濃度が低濃度である場合にはコス
ト高になる問題があった。また、活性炭に吸着した揮発
性有機塩素化合物も、最終的には処理する必要がある。
このため、当該化合物に毒性がある場合には処理に危険
を伴い、更に、二次汚染を引き起こすことにより、環境
に対する負荷が大きくなってしまうことが問題点として
指摘されていた。
発性物質を処理する気相バイオリアクタが報告されてい
る。しかし、この方法も、地下水中からガスストリッピ
ングにより揮発性有機塩素化合物を気化させるので、低
濃度の気体が多量に発生することになり、それを処理す
るために大型の処理装置が必要となり、処理費が高くな
る問題があった。
解決するためになされたものであり、安全、安価、且つ
環境に対する負荷が低い条件で、揮発性有機塩素化合物
を処理する方法および処理装置を提供することを可能に
するものである。
性有機塩素化合物の処理方法は、揮発性有機塩素化合物
を含む水を、大気圧よりも低い圧力に曝露する第一の工
程と;この第一の工程から排出される気体を、揮発性有
機塩素化合物の吸着体、吸収剤、揮発性有機塩素化合物
を分解する微生物、およびこれらの組み合わせからなる
群から選ばれる処理剤に接触させる第二の工程とを具備
することを特徴とするものである。
の処理装置は、揮発性有機塩素化合物を含む水を、大気
圧よりも低い圧力に曝露するための暴露手段と;揮発性
有機塩素化合物を吸着あるいは吸収あるいは分解により
除去するための除去手段と;前記暴露手段から排出され
る気体を前記分解手段へ輸送するための輸送手段とを具
備することを特徴とするものである。
化合物を含む水は特に限定されるものではなく、地下
水、排水、プロセス水、および排水等の中間処理水など
が含まれる。これらの処理すべき水を大気圧より低い圧
力に曝露する手段も特に限定されるものではないが、後
述の実施例1に示すような減圧容器および真空ポンプか
らなることが望ましい。真空ポンプには、地下水または
排水を容器内に注水する役割を持たせることも可能であ
る。
し、または超音波で分散することが可能である。また、
容器内に担体を充填し、または容器内に棚段を設置する
とより効果的である。容器内に充填する担体は特に限定
されるものではないが、ラシヒリング、レッシングリン
グ、ベルルサドル、インタロックスサドル、テラレッ
ト、ボールリング等を用いることが望ましい。これら担
体の材質も特に限定されず、例えばセラミックス、プラ
スチックス、ステンレス、金属、カーボン等を用いるこ
とができる。更に、地下水または排水を大気圧よりも低
い圧力に暴露する際に、スパージャー等を用いて、地下
水または排水を霧状に噴霧するとより効果的な場合もあ
る。
入することで、液体中からの気化効率を向上させること
が可能である。導入する空気の量は、処理する液体に対
して体積比で1/3倍以上50倍以下であることが望ま
しい。50倍以上では得られるガス濃度が低くなり処理
効率が低下する。また、1/3以下では得られるガス濃
度が変化しないため、処理効率を考えるとこの値以上で
あることが望ましい。
炭を用いるのが望ましい。しかし、担体はこれに限定さ
れるものではなく、ポリスチレン、ポリエチレン、ポリ
プロピレン、フッ素樹脂等の高分子や、ゼオライト、シ
リカ等の無機物、あるいはこれらの混合体であってもよ
い。また、化学物質を吸着する担体は粒状であっても、
膜状であってもよいが、吸着し易いように多孔質である
ことが望ましい。
アルコール等の有機性溶媒を用いることができる。吸収
剤の選択は、吸収する化学物質に応じて最適なものを適
宜決定する。
ナス、ジャニバクター、メタン資化菌、アルカリジェネ
ス、マイコバクテリウム、ニトロソモナス、アンシロバ
クター、キサントバクター、マイコバクテリウム、マイ
コバクテリウム、ロドコッカス、バシラス、ミクロコッ
カス、コリネバクテリウム、アシネトバクター等を用い
ることができる。またはこれら1つ以上を含む混合菌で
あってもよい。
する場合、使用する生物反応容器は、一般的にガスの吸
収に用いられている反応形式を利用することができる。
例えば、充填塔、段塔、スプレー塔、スクラバー、ぬれ
壁塔、気泡塔、気泡攪拌塔等である。しかし、これらの
様式に限定されるものではない。
ール、トルエン等の芳香族系炭化水素、有機酸、トレハ
ロース、スークロース等の糖、アミノ酸、核酸、ビタミ
ン等を用いて分解活性を高めることができる。これらの
活性化物質は、リアクタ内に連続的あるいは間欠的に添
加するか、あるいはリアクタとは別の反応容器を用意
し、そこで添加しても良い。なお、微生物はセラミック
ス系担体、キトサン系担体、セルロース系担体、アルギ
ン酸、ピートモス、ポリビニルアルコール、ポリエチレ
ングリコール、その他の有機もしくは無機材料等の担体
に固定化して用いることもできる。固定化方法として
は、包括固定、吸着固定を用いることが可能である。
用いた、吸着剤および/または吸収剤の再生に関して以
下に説明する。ここでは、吸着剤として活性炭を用いた
例について説明する。
は、まず活性炭に吸着させる。次に、この活性炭に対し
て、化学物質を分解する微生物を接触させる。有機塩素
化合物を吸着した活性炭に微生物を接触させる際は、有
機塩素化合物を含有する地下水やガスの供給を一時中断
することが望ましい。一時中断が難しい場合には、活性
炭吸着塔を2基以上設け、これを適宜切り替えて使用す
ることができる。微生物との接触は、微生物を含有する
液を活性炭吸着塔と培養槽との間を循環させることによ
って行うことができる。その際、酸素、炭素源、窒素
源、無機塩類等を供給することもできる。
発性有機塩素化合物を分解するので、活性炭の吸着能が
再生され、再利用が可能になる。
を活性炭で行う場合を例に、シミュレーションにより本
発明と従来技術とを比較を行った結果を説明する。下記
の表1は、100kgの活性炭を使って、1ppmのト
リクロロエチレンを25℃の条件で、流量100L/m
inを処理できる日数を示している。
る方法である。また、比較例2は、通常のストリッピン
グと活性炭を組み合わせて処理する方法である。この従
来例のストリッピングおよび本発明における真空ストリ
ッピングでは、除去率90%を想定した。また本発明に
おける真空ストリッピングの真空度は、飽和蒸気圧を想
定した。
ころ、本発明の真空ストリッピングでは、地下水を直接
処理する場合の約35倍、従来のストリッピングと比べ
ても約3倍の寿命であることが分った。活性炭の寿命が
延びるということは、処理コストが低く抑えられるだけ
でなく、廃棄物発生量も低減され環境に対する負荷を大
きく抑制することが可能になることを意味する。更に、
気相式バイオリアクタと組み合わせると廃棄物の発生も
なくなり、二次汚染の問題のない安全な処理が可能にな
る。
説明する。
ついて説明する。
の、減圧装置の第一の例を示している。同図において、
1は減圧容器である。地下水は一度ポンプ3で汲み上げ
られた後、この減圧容器1内に貯溜される。次に、減圧
容器1の入口4、出口5のバルブを閉めた後、容器に付
属する真空ポンプ3で容器1内を減圧にすることによ
り、容器1内に貯溜された地下水を減圧に暴露する。
の、減圧装置の第二の例を示している。この減圧装置で
は、地下水は一度ポンプ8で汲み上げられた後、減圧容
器10内に貯溜される。次に、容器の入口7、出口9の
バルブを閉めた後、容器10に付属する真空ポンプ8で
容器内を減圧にすることにより、容器1内に貯溜された
地下水を減圧に暴露する。なお、この例では容器10内
にセラミックの充填剤6が充填されている。
の、減圧装置の第三の例を示している。この減圧装置で
は、地下水は一度ポンプ13で汲み上げられた後、減圧
容器12内に貯溜される。次に、容器の入口15、出口
14のバルブを閉めた後、容器に付属する真空ポンプ1
3で容器12内を減圧にすることにより、容器12内に
貯溜された地下水を減圧に暴露する。なお、容器12の
内部は棚段11で仕切られている。
の、減圧装置の第四の例を示している。この減圧装置で
は、この地下水は一度ポンプ18で汲み上げられた後、
減圧容器17内に貯溜される。次に、容器の入口20、
出口19のバルブを閉めた後、容器に付属する真空ポン
プ18で容器内を減圧にすることにより、容器18内に
貯溜された地下水を減圧に暴露する。なお、真空ポンプ
18はガス透過膜16に連結されている。
処理装置の実施例を説明する。
I 図5は、本発明の第一の実施例になる揮発性有機塩素化
合物処理装置を示している。この処理装置では、地下水
あるいは排水中から揮発性有機塩素化合物を減圧装置2
3で気化させ、発生した気体を、活性炭吸着塔27で吸
着除去する。活性炭吸着塔27からは、揮発性有機塩素
化合物を除去された排ガス28が大気中に放出される。
なお、減圧装置23の構成は、図1に示した減圧装置と
同じであり、22は真空ポンプ、24はポンプ、25は
地下水入口およびバルブ、26は地下水出口およびバル
ブである。
II 図6は、本発明の第二の実施例になる揮発性有機塩素化
合物処理装置を示している。この処理装置では、地下水
あるいは排水中から揮発性有機塩素化合物を減圧装置3
2で気化させ、発生した気体を、揮発性有機塩素化合物
の吸収剤を収容した吸収塔31で吸収除去する。吸収塔
31からは、揮発性有機塩素化合物を除去された排ガス
30が大気中に放出される。なお、減圧装置32の構成
は、図1に示した減圧装置と同じであり、29は真空ポ
ンプ、34はポンプ、35は地下水入口およびバルブ、
33は地下水出口およびバルブである。
III 図7は、本発明の第三の実施例になる揮発性有機塩素化
合物処理装置を示している。この処理装置では、地下水
あるいは排水中から揮発性有機塩素化合物を減圧装置3
9で気化させ、発生した気体を、揮発性有機塩素化合物
を分解する微生物を収容したバイオリアクタ38で分解
除去する。なお、減圧装置39の構成は、図1に示した
減圧装置と同じであり、36は真空ポンプ、40はポン
プ、41は地下水入口およびバルブ、42は地下水出口
およびバルブである。
アクタの具体例について説明する。
バイオリアクタの第一の例を示している。このバイオリ
アクタでは、分解微生物懸濁液47を収容したリアクタ
容器57内に、気体入口49から揮発性有機塩素化合物
のガスを吹き込み、微生物の作用により揮発性有機塩素
化合物分解除去する。有機塩素化合物を除去されたガス
は、排ガスとして気体出口43から放出される。リアク
タ容器57内の微生物は、菌出口ライン48から活性化
槽46の中に取り出される。活性化槽46には、フェノ
ール、トルエン等の芳香族系炭化水素、有機酸、トレハ
ロース、スークロース等の糖、アミノ酸、核酸、ビタミ
ン等の活性化物質が活性化物質添加口45から導入さ
れ、微生物が常に一定の分解活性を維持できるように制
御される。こうして活性化槽47内で制御された微生物
は、菌入口ライン44を通してリアク容器タ47内に供
給される。
バイオリアクタの第二の例を示している。このバイオリ
アクタでは、担体ピートモス55を充填したリアクタ容
器51内に分解微生物懸濁液が添加される。気体入口5
3からリアクタ容器51内に吹き込まれた揮発性有機塩
素化合物のガスは、その中で分解性微生物と接触して、
揮発性有機塩素化合物を分解除去された後、気体出口5
0から排ガスとして放出される。分解微生物懸濁液は、
活性化物質添加口54から活性化物質が添加された後、
菌出口56および菌入口52を介して循環され、リアク
タ容器51内で再利用される。
一例を示したものである。揮発性有機塩素化合物を含む
液体は、配管78を通って、真空容器70の上部からス
パージャー71を介して真空容器70に導入される。真
空容器70の上部には、真空ポンプ72に連結された配
管73が設置されており、揮発性有機塩素化合物の気体
は液体から分離される。真空容器70内には、直径5m
mのプラスチック製ラシヒリング74が充填されてい
る。また、真空容器70の底部からは空気を導入する配
管75が設置されており、気化の効率を高める。更に、
真空容器70内にはポンプ76が設置されており、液体
を容器70外に連続的に排出することができ、これによ
り揮発性有機塩素化合物を含んだ液体の連続処理が可能
である。容器70内の圧力は圧力計77で一定の値に制
御することができる。
体中からトリクロロエチレンを気化させた実験結果を示
したものである。この実験では、真空度60Torr、
トリクロロエチレン濃度1ppm、流量1L/分の条件
でストリッピングを行った。その結果、液体に対し導入
する空気量が体積比で1/2以上の条件で効率良く気化
させることが可能であることが分かった。
の、バイオリアクタの第三の例を示している。このバイ
オリアクタでは、担体ポリビニルアルコールに包接固定
した分解菌60を、リアクタ容器63に充填した。リア
クタ容器63の上部62から、フェノールを含む無機塩
培地を一日に数回から数十回散布して、分解菌の活性を
維持した。リアクタ下部に溜まった無機塩培地68は、
配管61を通してポンプ65で循環して使用した。スト
リッピング装置から得られたトリクロロエチレンを含む
ガスをリアクタ上部66から供給し、リアクタ下部67
から排出した。1000ppmVのトリクロロエチレンは9
9%分解された。
結果を示している。この分解試験で採用した反応条件は
下記の通りである。
日間、99%の効率で分解された。
性物質処理装置を用いることにより、安全かつ安価で、
しかも環境に対して低負荷な条件で、揮発性物質を効率
よく処理し、汚染されている地下水・排水などを浄化す
ることが可能になる。
た図。
示した図。
示した図。
図。
チレンを気化させる実験の一例を示した図。
図。
2…地下水、4,7,15,20,25,35,41…
地下水入口およびバルブ、5,9,14,19,26,
33,42…地下水出口およびバルブ、1,10,1
2,17…減圧容器、6…担体(セラミックス)、11
…棚段、16…ガス透過膜、24,34,40…ポン
プ、23,32,39…減圧装置、28,30,37…
排ガス、27…活性炭、31…吸収剤、38,51,5
7…バイオリアクタ、49,53…気体入口、43,5
0…気体出口、47…菌懸濁液、44,52…菌入口ラ
イン、48、56…菌出口ライン、46…活性化槽、4
5,54…活性化物質添加口、55…充填剤(ピートモ
ス)、60…分解菌固定化ポリビニルアルコール、61
…循環系配管、62…培地供給口、63…リアクタ本
体、65…循環ポンプ、66…ガス入口、67…ガス出
口、68…貯留タンク、70…真空容器、71…スパー
ジャー、72…真空ポンプ、73…真空配管、74…ラ
シヒリング、75…空気導入口、76…排出ポンプ、7
7…圧力計、78…送液配管
Claims (8)
- 【請求項1】 水中の揮発性有機塩素化合物の処理方法
であって:揮発性有機塩素化合物を含む水を、大気圧よ
りも低い圧力に曝露する第一の工程と;この第一の工程
から排出される気体を、揮発性有機塩素化合物の吸着
体、吸収剤、揮発性有機塩素化合物を分解する微生物、
およびこれらの組み合わせからなる群から選ばれる処理
剤に接触させる第二の工程とを具備することを特徴とす
る、水中の揮発性有機塩素化合物の処理方法。 - 【請求項2】 請求項1に記載の方法であって、前記吸
着体が活性炭であることを特徴とする、水中の揮発性有
機塩素化合物の処理方法。 - 【請求項3】 請求項1に記載の方法であって、更に、
前記第一の工程から排出される気体を、揮発性有機塩素
化合物を分解する微生物に接触させる第三の工程を具備
したことを特徴とする、水中の揮発性有機塩素化合物の
処理方法。 - 【請求項4】 請求項1に記載の方法であって、前記地
下水または排水に対して、体積比で1/3倍以上で且つ
50倍以下の前記空気を接触させることを特徴とする、
水中の揮発性有機塩素化合物の処理方法。 - 【請求項5】 水中の揮発性有機塩素化合物の処理装置
であって:揮発性有機塩素化合物を含む水を、大気圧よ
りも低い圧力に曝露するための暴露手段と;揮発性有機
塩素化合物を吸着あるいは吸収あるいは分解により除去
するための除去手段と;前記暴露手段から排出される気
体を前記分解手段へ輸送するための輸送手段とを具備す
ることを特徴とする、水中の揮発性有機塩素化合物の処
理装置。 - 【請求項6】 請求項5に記載の装置であって、前記吸
着体が活性炭であることを特徴とする、水中の揮発性有
機塩素化合物の処理装置。 - 【請求項7】 請求項5に記載装置であって、前記暴露
手段がガス透過膜を含むことを特徴とする、水中の揮発
性有機塩素化合物の処理装置。 - 【請求項8】 請求項5に記載の装置であって、更に、
揮発性有機塩素化合物を分解する微生物を培養するため
の培養手段と、該培養手段と前記除去手段との間で微生
物を輸送するための第二の輸送手段とを具備したことを
特徴とする、水中の揮発性有機塩素化合物の処理装置装
置。
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2000
- 2000-03-31 JP JP2000098982A patent/JP3615116B2/ja not_active Expired - Fee Related
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