JP2000342651A - 指圧器 - Google Patents
指圧器Info
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- JP2000342651A JP2000342651A JP11160324A JP16032499A JP2000342651A JP 2000342651 A JP2000342651 A JP 2000342651A JP 11160324 A JP11160324 A JP 11160324A JP 16032499 A JP16032499 A JP 16032499A JP 2000342651 A JP2000342651 A JP 2000342651A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 簡単な構造で製造コストが低くできるように
したこと。 【解決手段】 一端に把持部2L,2Rを他端に接続部
8L,8Rを有する一対の把持棒1L,1Rと、把持棒
1L,1Rの対向する接続部8L,8Rが間隔Mをおい
て配置できるように、把持棒1L,1Rの各接続部8
L,8Rに両端を固着した可撓性の連結帯5と、把持棒
1L,1Rの1つには把持棒1Lの長手方向の中央より
接続部8L,8R寄りの対向面に設けた突起部3と、把
持棒1Rを対向して配置したときに突起部3と接触する
他方の把持棒1L,1Rの相対する位置に設けた凹部4
からなるものであるから、構造が簡単であり、連結帯5
は可撓性の材料であればよいので、皮革、合成樹脂、布
入りゴムベルトなどを使用することができ、製造コスト
を安くすることができる。
したこと。 【解決手段】 一端に把持部2L,2Rを他端に接続部
8L,8Rを有する一対の把持棒1L,1Rと、把持棒
1L,1Rの対向する接続部8L,8Rが間隔Mをおい
て配置できるように、把持棒1L,1Rの各接続部8
L,8Rに両端を固着した可撓性の連結帯5と、把持棒
1L,1Rの1つには把持棒1Lの長手方向の中央より
接続部8L,8R寄りの対向面に設けた突起部3と、把
持棒1Rを対向して配置したときに突起部3と接触する
他方の把持棒1L,1Rの相対する位置に設けた凹部4
からなるものであるから、構造が簡単であり、連結帯5
は可撓性の材料であればよいので、皮革、合成樹脂、布
入りゴムベルトなどを使用することができ、製造コスト
を安くすることができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、てこの原理を利用
して使用できる指圧器に関するものである。
して使用できる指圧器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の身体の筋肉の凝りや血行を良くす
るための指圧器として、実公平7−22266号公報に
掲載の技術がある。
るための指圧器として、実公平7−22266号公報に
掲載の技術がある。
【0003】上記公報に掲載の指圧器は、一対の把持棒
間に間隔を介在せしめて対設し、チャンネル状の蝶番を
夫々の把持棒に枢着し、この夫々の連結帯相互を係止ビ
ス、ナットにより軸支したものである。
間に間隔を介在せしめて対設し、チャンネル状の蝶番を
夫々の把持棒に枢着し、この夫々の連結帯相互を係止ビ
ス、ナットにより軸支したものである。
【0004】この公報に掲載の技術では、各々の枢着部
の軸と係止ビスを軸とする3軸を支点にして回動するよ
うにしたものである。したがって、この指圧器は3軸に
よって三次元空間の何れの位置でも変位可能となる。
の軸と係止ビスを軸とする3軸を支点にして回動するよ
うにしたものである。したがって、この指圧器は3軸に
よって三次元空間の何れの位置でも変位可能となる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
指圧器は3軸を支点にして把持棒を回動するように構成
されているから、3軸の蝶番を必要とするから、構造が
複雑であり、把持棒の動きも機械的になり自由度がな
い。
指圧器は3軸を支点にして把持棒を回動するように構成
されているから、3軸の蝶番を必要とするから、構造が
複雑であり、把持棒の動きも機械的になり自由度がな
い。
【0006】したがって、ツボを刺激する場合には、刺
激したい位置に正確に位置設定するには、把持棒の位置
を微妙に調整する必要があった。しかし、両把持棒を持
ちながら、微妙な位置調整を行うことは困難であった。
激したい位置に正確に位置設定するには、把持棒の位置
を微妙に調整する必要があった。しかし、両把持棒を持
ちながら、微妙な位置調整を行うことは困難であった。
【0007】そこで、本発明は、上記の問題を解決した
もので、簡単な構造で製造コストも廉価となるように
し、その操作性の自由度を高くした指圧器の提供を課題
とするものである。
もので、簡単な構造で製造コストも廉価となるように
し、その操作性の自由度を高くした指圧器の提供を課題
とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1にかかる指圧器
は、一端に把持部を他端に接続部を有する一対の把持棒
と、前記一対の把持棒の対向する接続部が所定の間隔
で、前記把持棒の各接続部に端部を取付けた可撓性の連
結帯と、前記一対の把持棒の1つには、その長手方向の
中央より前記接続部寄りの対向面に設けた突起部と、前
記一対の把持棒を対向させたとき、前記突起部と接触す
る他方の把持棒の相対する位置に設けた凹部とからな
り、前記一対の把持棒の相対移動を三次元的に相対変位
自在としたものである。
は、一端に把持部を他端に接続部を有する一対の把持棒
と、前記一対の把持棒の対向する接続部が所定の間隔
で、前記把持棒の各接続部に端部を取付けた可撓性の連
結帯と、前記一対の把持棒の1つには、その長手方向の
中央より前記接続部寄りの対向面に設けた突起部と、前
記一対の把持棒を対向させたとき、前記突起部と接触す
る他方の把持棒の相対する位置に設けた凹部とからな
り、前記一対の把持棒の相対移動を三次元的に相対変位
自在としたものである。
【0009】請求項2にかかる指圧器は、前記把持棒と
前記連結帯との固着位置を変更することにより、前記間
隔を伸縮自在に調節できるものである。
前記連結帯との固着位置を変更することにより、前記間
隔を伸縮自在に調節できるものである。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を説明
する。
する。
【0011】なお、本発明の実施の形態において、部品
符号に付したRとLは、図面に対応した同一番号部品に
おける一対の左右対称品である左側をL、右側をRで示
したものである。しかし、正確には、機能的に左右の違
いがあるものでないから、説明の都合上の差異をつけて
いるにすぎない。
符号に付したRとLは、図面に対応した同一番号部品に
おける一対の左右対称品である左側をL、右側をRで示
したものである。しかし、正確には、機能的に左右の違
いがあるものでないから、説明の都合上の差異をつけて
いるにすぎない。
【0012】実施の形態1図1は本発明の実施の形態1
である指圧器を示す正面図である。図2は図1の右側面
図である。図3は図1の平面図である。図4は図1の底
面図である。図5は図2のA−A切断線によるA−A断
面図である。図6は図1の指圧器の把持棒を開いた状態
の正面図である。図7は本発明の実施の形態1である指
圧器の使用状態を示す斜視図である。
である指圧器を示す正面図である。図2は図1の右側面
図である。図3は図1の平面図である。図4は図1の底
面図である。図5は図2のA−A切断線によるA−A断
面図である。図6は図1の指圧器の把持棒を開いた状態
の正面図である。図7は本発明の実施の形態1である指
圧器の使用状態を示す斜視図である。
【0013】図1乃至図7において、一対の把持棒1
L,1Rは、軽くて手触りの良い桐、朴の木等の木材で
できたもので、面取りをして丸味を持ちせた長方形の断
面で一端にある把持部2L,2Rを握り良くするため同
把持部2L,2R側の端部に向かってテーパ状に成形
し、他端は連結帯5を固着する接続部8L,8Rとなっ
ている。即ち、各把持棒1L及び1Rは、把持部2L,
2Rと接続部8L,8Rを有している。
L,1Rは、軽くて手触りの良い桐、朴の木等の木材で
できたもので、面取りをして丸味を持ちせた長方形の断
面で一端にある把持部2L,2Rを握り良くするため同
把持部2L,2R側の端部に向かってテーパ状に成形
し、他端は連結帯5を固着する接続部8L,8Rとなっ
ている。即ち、各把持棒1L及び1Rは、把持部2L,
2Rと接続部8L,8Rを有している。
【0014】なお、把持棒1の材料としては、桐以外の
朴の木、杉、檜等他の木材でもよいし、軽くするために
中空に形成した合成樹脂で製造することも可能である。
朴の木、杉、檜等他の木材でもよいし、軽くするために
中空に形成した合成樹脂で製造することも可能である。
【0015】連結帯5は、把持棒1Lの接続部8Lと把
持棒1Rの接続部8Rを連結し、把持棒1Lと把持棒1
Rを対向して配置できるようにするためのもので、可撓
性の材質からなる皮革、合成皮革等の帯状のものであ
る。そして、連結帯5の両端部付近の各々には、木ネジ
6によって固着されている。連結帯5の材料としては可
撓性のある材質で帯状のものであれば、皮革の他ビニー
ル、布入りゴムベルト等でもよい。
持棒1Rの接続部8Rを連結し、把持棒1Lと把持棒1
Rを対向して配置できるようにするためのもので、可撓
性の材質からなる皮革、合成皮革等の帯状のものであ
る。そして、連結帯5の両端部付近の各々には、木ネジ
6によって固着されている。連結帯5の材料としては可
撓性のある材質で帯状のものであれば、皮革の他ビニー
ル、布入りゴムベルト等でもよい。
【0016】突起部3は、一対の把持棒1L,1Rの1
つである把持棒1Lの長手方向の中心より接続部8L寄
りの長手方向長さの4分の1付近の対向面、即ち、内側
に木ネジまたは接着剤等で固着したもので、人体の経
穴、所謂、ツボといわれる所に押圧を加えるためのもの
である。しかし、本実施の形態では、突起部3を把持棒
1Lの長手方向の中心より接続部8L寄りの長手方向長
さの4分の1付近に配設したものであるが、本発明を実
施する場合には、その長手方向の中央より前記接続部8
L寄りであれば、てこの原理によって一対の把持棒1
L,1Rの把持部2L,2Rに加える力の2倍以上の力
で指圧することになり、自分の力で指圧しているという
自覚がなくなるから、好適な設定状態となる。特に、好
適な突起部3の設置状態は、その長手方向の3分の1以
下の接続部8L寄り位置に設定することにより、把持部
2L,2Rに加える力の3倍以上の力で指圧することに
なり、自分の力で指圧しているという自覚がなくなり、
最も好適な設定状態となる。
つである把持棒1Lの長手方向の中心より接続部8L寄
りの長手方向長さの4分の1付近の対向面、即ち、内側
に木ネジまたは接着剤等で固着したもので、人体の経
穴、所謂、ツボといわれる所に押圧を加えるためのもの
である。しかし、本実施の形態では、突起部3を把持棒
1Lの長手方向の中心より接続部8L寄りの長手方向長
さの4分の1付近に配設したものであるが、本発明を実
施する場合には、その長手方向の中央より前記接続部8
L寄りであれば、てこの原理によって一対の把持棒1
L,1Rの把持部2L,2Rに加える力の2倍以上の力
で指圧することになり、自分の力で指圧しているという
自覚がなくなるから、好適な設定状態となる。特に、好
適な突起部3の設置状態は、その長手方向の3分の1以
下の接続部8L寄り位置に設定することにより、把持部
2L,2Rに加える力の3倍以上の力で指圧することに
なり、自分の力で指圧しているという自覚がなくなり、
最も好適な設定状態となる。
【0017】凹部4は、一対の把持棒1L,1Rとを対
向して配置したときに、突起部3が把持棒1Rと対向
(接触)する位置に設けた穴で、指圧器を使用しないと
きに、突起部3を凹部4に嵌合させて位置決めすると同
時に、連結帯5にストレスをかけないようにするための
ものである。なお、図1乃至図4は、連結帯5を介して
連結した把持棒1Lの突起部3を把持棒1Rの凹部4に
嵌合させた状態を示すものである。
向して配置したときに、突起部3が把持棒1Rと対向
(接触)する位置に設けた穴で、指圧器を使用しないと
きに、突起部3を凹部4に嵌合させて位置決めすると同
時に、連結帯5にストレスをかけないようにするための
ものである。なお、図1乃至図4は、連結帯5を介して
連結した把持棒1Lの突起部3を把持棒1Rの凹部4に
嵌合させた状態を示すものである。
【0018】上記一対の把持棒1Lと把持棒1Rを連結
帯5を介して連結するには、連結帯5の両端部付近に木
ネジ6を挿通させ、把持棒1Lの突起部3を設けた反対
面、即ち、外側に、対向する接続部8Lと接続部8Rの
内面に間隔M(図1参照)が生ずる位置に螺着する。連
結帯5の他端を他方の把持棒1Rの凹部4を設けた反対
面、即ち、外側の接続部8Rに同様に螺着する。
帯5を介して連結するには、連結帯5の両端部付近に木
ネジ6を挿通させ、把持棒1Lの突起部3を設けた反対
面、即ち、外側に、対向する接続部8Lと接続部8Rの
内面に間隔M(図1参照)が生ずる位置に螺着する。連
結帯5の他端を他方の把持棒1Rの凹部4を設けた反対
面、即ち、外側の接続部8Rに同様に螺着する。
【0019】次に、上記のように構成された実施の形態
1である指圧器の使用方法を説明する。
1である指圧器の使用方法を説明する。
【0020】一対の把持棒1L,1Rの把持部2Lと把
持部2Rを各々両手または片手で握り、図7の矢印Zの
方向に動かし、把持棒1Lと把持棒1Rの間を開き、突
起部3のある内側に、例えば、足の甲と足裏を挟み込
み、足裏の土踏まずの所にある湧泉といわれる、むく
み、不眠症に効くツボに把持棒1Lの突起部3の先端を
当て、把持棒1L,1Rの把持部2Lと把持部2Rを各
々の手で握り、更に、図7矢印Zの方向に適当な挾持力
を加えたり、その力を抜いたりするのを繰り返してツボ
を刺激(押圧)する。また、必要に応じて矢印Zの方向
に力を入れながら、把持棒1Lを矢印Yの方向に移動ま
たは捩じるように力をかけたりする。こうすることによ
り突起部3がツボを押圧したり・揉むのを繰り返すこと
になり、所謂、指圧が行われることになる。
持部2Rを各々両手または片手で握り、図7の矢印Zの
方向に動かし、把持棒1Lと把持棒1Rの間を開き、突
起部3のある内側に、例えば、足の甲と足裏を挟み込
み、足裏の土踏まずの所にある湧泉といわれる、むく
み、不眠症に効くツボに把持棒1Lの突起部3の先端を
当て、把持棒1L,1Rの把持部2Lと把持部2Rを各
々の手で握り、更に、図7矢印Zの方向に適当な挾持力
を加えたり、その力を抜いたりするのを繰り返してツボ
を刺激(押圧)する。また、必要に応じて矢印Zの方向
に力を入れながら、把持棒1Lを矢印Yの方向に移動ま
たは捩じるように力をかけたりする。こうすることによ
り突起部3がツボを押圧したり・揉むのを繰り返すこと
になり、所謂、指圧が行われることになる。
【0021】また、繰返しの刺激によって足の甲側が痛
くなった場合にも、把持棒1Rと把持棒1Lとの角度を
矢印Yの方向に偏位させることにより、突起部3による
押圧するツボの位置を変更することなく押圧が可能とな
る。
くなった場合にも、把持棒1Rと把持棒1Lとの角度を
矢印Yの方向に偏位させることにより、突起部3による
押圧するツボの位置を変更することなく押圧が可能とな
る。
【0022】このように、本発明の実施の形態1にかか
る指圧器は、一端に把持部2L,2Rを他端に接続部8
L,8Rを有する一対の把持棒1L,1Rと、一対の把
持棒1L,1Rを並設して対向させたとき、その対向す
る接続部8L,8Rの端部が所定の間隔Mで、把持棒1
L,1Rの各接続部8L,8Rに端部を取付けた可撓性
の連結帯5と、一対の把持棒1L,1Rの1つには、そ
の長手方向の中央より接続部8L,8R寄りの対向面に
設けた突起部3と、一対の把持棒1L,1Rを対向させ
たとき、突起部3に対向する他方の把持棒1R,1Lの
相対する位置に設けた凹部4とからなるものである。
る指圧器は、一端に把持部2L,2Rを他端に接続部8
L,8Rを有する一対の把持棒1L,1Rと、一対の把
持棒1L,1Rを並設して対向させたとき、その対向す
る接続部8L,8Rの端部が所定の間隔Mで、把持棒1
L,1Rの各接続部8L,8Rに端部を取付けた可撓性
の連結帯5と、一対の把持棒1L,1Rの1つには、そ
の長手方向の中央より接続部8L,8R寄りの対向面に
設けた突起部3と、一対の把持棒1L,1Rを対向させ
たとき、突起部3に対向する他方の把持棒1R,1Lの
相対する位置に設けた凹部4とからなるものである。
【0023】一対の把持棒1L,1Rが可撓性の連結帯
5によって接続されているから、一対の把持棒1L,1
Rの相対位置が三次元空間の如何なる位置も取得るもの
である。したがって、一対の把持棒1L,1R、可撓性
の連結帯5、突起部3、凹部4で形成されるから、構造
が簡単で、連結帯5は可撓性の材料であればよいので、
皮革、合成樹脂、布入りゴムベルトなどを使用すること
ができ、製造コストを安くすることができる。
5によって接続されているから、一対の把持棒1L,1
Rの相対位置が三次元空間の如何なる位置も取得るもの
である。したがって、一対の把持棒1L,1R、可撓性
の連結帯5、突起部3、凹部4で形成されるから、構造
が簡単で、連結帯5は可撓性の材料であればよいので、
皮革、合成樹脂、布入りゴムベルトなどを使用すること
ができ、製造コストを安くすることができる。
【0024】また、ツボを押圧するとき、一対の把持棒
1L,1Rに加えた外力は、突起部3が支点となり、可
撓性の連結帯5にはテコの原理により大きな張力が働く
が、金属のような鋼体ではなく弾性を有する材質の連結
帯5はいくぶん伸びるが、加えた力を解放することによ
り、伸びた分だけ縮むことになり押圧及び解放の働きが
緩慢になり、人の指による指圧療法により似た感触とな
り、効果的に指圧が行える。
1L,1Rに加えた外力は、突起部3が支点となり、可
撓性の連結帯5にはテコの原理により大きな張力が働く
が、金属のような鋼体ではなく弾性を有する材質の連結
帯5はいくぶん伸びるが、加えた力を解放することによ
り、伸びた分だけ縮むことになり押圧及び解放の働きが
緩慢になり、人の指による指圧療法により似た感触とな
り、効果的に指圧が行える。
【0025】このように、人のツボを刺激する場合、一
対の把持棒1L,1Rを用いて刺激したい位置に突起部
3を正確に位置設定でき、機械的に決定されることな
く、可撓性の連結帯5によって微妙な位置調整が可能と
なる。よって、一対の把持棒1L,1R、突起部3、凹
部4、可撓性の連結帯5からなるので、簡単な構造で製
造コストも安くでき、その操作性の自由度も高くするこ
とができる。
対の把持棒1L,1Rを用いて刺激したい位置に突起部
3を正確に位置設定でき、機械的に決定されることな
く、可撓性の連結帯5によって微妙な位置調整が可能と
なる。よって、一対の把持棒1L,1R、突起部3、凹
部4、可撓性の連結帯5からなるので、簡単な構造で製
造コストも安くでき、その操作性の自由度も高くするこ
とができる。
【0026】実施の形態2図8は本発明の実施の形態2
である指圧器の上部部分で、把持棒の接続部の間隔を縮
めた状態を示す正面図である。図9は図8の右側面図で
ある。図10は本発明の実施の形態2である指圧器の上
部部分で、把持棒の接続部相互の間隔が中間である状態
を示す正面図である。図11は図10の右側面図であ
る。図12は本発明の実施の形態2である指圧器の上部
部分で、把持棒の接続部相互の間隔を伸ばした状態を示
す正面図である。図13は図12の左側面図である。
である指圧器の上部部分で、把持棒の接続部の間隔を縮
めた状態を示す正面図である。図9は図8の右側面図で
ある。図10は本発明の実施の形態2である指圧器の上
部部分で、把持棒の接続部相互の間隔が中間である状態
を示す正面図である。図11は図10の右側面図であ
る。図12は本発明の実施の形態2である指圧器の上部
部分で、把持棒の接続部相互の間隔を伸ばした状態を示
す正面図である。図13は図12の左側面図である。
【0027】なお、図中、実施の形態1と同一符号及び
記号は実施の形態1の構成部分と同一または相当する構
成部分を示すものであるから、ここでは重複する説明を
省略する。
記号は実施の形態1の構成部分と同一または相当する構
成部分を示すものであるから、ここでは重複する説明を
省略する。
【0028】実施の形態1では、連結帯5の両端の各々
と一対の把持棒1L,1Rの各々の接続部8L,8Rと
の固着を把持棒1L,1Rの巾方向に間隔を設けて一列
で二個所、即ち、2本の木ネジ6で螺着したものである
が、この実施の形態2では、一対の対向する接続部8L
と接続部8Rの間隔Mを伸縮自在に調節可能とするため
に、把持棒1L,1Rの軸方向に各把持棒1Lと把持棒
1Rとは異なる間隔に設けて2個所以上の木ネジで螺着
できるように連結帯5aの長さを形成したものである。
と一対の把持棒1L,1Rの各々の接続部8L,8Rと
の固着を把持棒1L,1Rの巾方向に間隔を設けて一列
で二個所、即ち、2本の木ネジ6で螺着したものである
が、この実施の形態2では、一対の対向する接続部8L
と接続部8Rの間隔Mを伸縮自在に調節可能とするため
に、把持棒1L,1Rの軸方向に各把持棒1Lと把持棒
1Rとは異なる間隔に設けて2個所以上の木ネジで螺着
できるように連結帯5aの長さを形成したものである。
【0029】まず、対向する接続部8Lと接続部8Rの
間隔Mを縮めた状態を図8及び図9により説明すると、
連結帯5aを図1の連結帯5よりP+Paだけ長く構成
して、その一端を把持棒1Rの接続部8Rの表面に把持
棒1Rの軸方向に間隔Pを設けて上方横列と下方横列の
2個所計4本の木ネジ6で接続部8Rに螺着し、連結帯
5aの他端を把持棒1Lの接続部8Lの表面に把持棒1
Lの軸方向に間隔Pより大きい間隔Paを設けて把持棒
1Rと同様に、2個所計4本の木ネジ6で把持棒1Lの
接続部8Lに螺着したものである。その他の構成は実施
の形態1と同様である。
間隔Mを縮めた状態を図8及び図9により説明すると、
連結帯5aを図1の連結帯5よりP+Paだけ長く構成
して、その一端を把持棒1Rの接続部8Rの表面に把持
棒1Rの軸方向に間隔Pを設けて上方横列と下方横列の
2個所計4本の木ネジ6で接続部8Rに螺着し、連結帯
5aの他端を把持棒1Lの接続部8Lの表面に把持棒1
Lの軸方向に間隔Pより大きい間隔Paを設けて把持棒
1Rと同様に、2個所計4本の木ネジ6で把持棒1Lの
接続部8Lに螺着したものである。その他の構成は実施
の形態1と同様である。
【0030】次に、上記のように構成された実施の形態
2である指圧器の使用方法を説明する。
2である指圧器の使用方法を説明する。
【0031】図8では一対の把持棒1L,1Rの対向す
る接続部8Lと接続部8Rの間隔Mは、縮めた状態であ
る。この間隔Mで、足の甲と足裏程度の厚い部分を指圧
できるように設定している。しかし、この間隔Mで、足
の甲と足裏よりも、大きく厚い部分、例えば、臑のツボ
である足三里や首筋のツボである脈や完骨等を把持棒1
Rと把持棒1Lの内側に挟み込もうとすると、把持棒1
Rと把持棒1Lとの開き角度が大きくなってしまい、挟
み込めなかったり、挟めても突起部3が押圧するツボに
力の入る角度が悪かったりして、有効な指圧を行うこと
ができない場合も考えられる。特に、突起部3が一対の
把持棒1の一方のみに設けたものであるから、突起部3
の位置のみを考慮すれば、通常は支障ない。しかし、こ
のとき、一対の把持棒1L,1Rの対向する接続部8L
と接続部8Rの間隔Mを広くする必要が生じる。
る接続部8Lと接続部8Rの間隔Mは、縮めた状態であ
る。この間隔Mで、足の甲と足裏程度の厚い部分を指圧
できるように設定している。しかし、この間隔Mで、足
の甲と足裏よりも、大きく厚い部分、例えば、臑のツボ
である足三里や首筋のツボである脈や完骨等を把持棒1
Rと把持棒1Lの内側に挟み込もうとすると、把持棒1
Rと把持棒1Lとの開き角度が大きくなってしまい、挟
み込めなかったり、挟めても突起部3が押圧するツボに
力の入る角度が悪かったりして、有効な指圧を行うこと
ができない場合も考えられる。特に、突起部3が一対の
把持棒1の一方のみに設けたものであるから、突起部3
の位置のみを考慮すれば、通常は支障ない。しかし、こ
のとき、一対の把持棒1L,1Rの対向する接続部8L
と接続部8Rの間隔Mを広くする必要が生じる。
【0032】そこで、間隔Mを広くするには把持棒1R
の接続部8Rに間隔Pを設けてねじ込んで連結帯5aを
固着してある木ネジ6を緩め、連結帯5aと把持棒1R
との螺着を一旦解放して、図10及び図11に示すよう
に連結帯5aを間隔Pだけ移動させ、それまで把持棒1
Rの接続部8Rの下方横列であった木ネジ6を把持棒1
Rの接続部8Rの上方横列のネジ穴に移し替えて固着す
る。
の接続部8Rに間隔Pを設けてねじ込んで連結帯5aを
固着してある木ネジ6を緩め、連結帯5aと把持棒1R
との螺着を一旦解放して、図10及び図11に示すよう
に連結帯5aを間隔Pだけ移動させ、それまで把持棒1
Rの接続部8Rの下方横列であった木ネジ6を把持棒1
Rの接続部8Rの上方横列のネジ穴に移し替えて固着す
る。
【0033】このように把持棒1Rのネジ6を端部位置
方向に移し替えることにより一対の対向する接続部8L
と接続部8Rの間隔MをM+P、即ち、M+P=m1に
変更してPの長さだけ間隔Mを広くする。図10及び図
11は把持棒1Rの対向する接続部8Rの間隔Pが中間
の位置である。
方向に移し替えることにより一対の対向する接続部8L
と接続部8Rの間隔MをM+P、即ち、M+P=m1に
変更してPの長さだけ間隔Mを広くする。図10及び図
11は把持棒1Rの対向する接続部8Rの間隔Pが中間
の位置である。
【0034】図10及び図11は一対の把持棒1L,1
Rの対向する接続部8L,8Rの間隔Mが、図8の位置
より広くなっているので、接続部8L,8Rの間隔Mの
位置の場合よりも身体の大きく厚い部分、例えば、下肢
(臑)のツボで消化器、心臓等の疾患に効く足三里や頸
のツボで、ぜんそく、高血圧をしずめる人迎や、目、
耳、肩こりに効く風池等のツボを把持棒1Rと把持棒1
Lの内側に挟み込んで、突起部3により適切な角度で押
圧することができるようになり、より最適な状態で心地
よく指圧を行うことができる。
Rの対向する接続部8L,8Rの間隔Mが、図8の位置
より広くなっているので、接続部8L,8Rの間隔Mの
位置の場合よりも身体の大きく厚い部分、例えば、下肢
(臑)のツボで消化器、心臓等の疾患に効く足三里や頸
のツボで、ぜんそく、高血圧をしずめる人迎や、目、
耳、肩こりに効く風池等のツボを把持棒1Rと把持棒1
Lの内側に挟み込んで、突起部3により適切な角度で押
圧することができるようになり、より最適な状態で心地
よく指圧を行うことができる。
【0035】次に、一対の把持棒1L,1Rの対向する
接続部8L,8Rの間隔Mを、上記中間の位置よりも更
に広く伸ばす方法を説明する。
接続部8L,8Rの間隔Mを、上記中間の位置よりも更
に広く伸ばす方法を説明する。
【0036】図10において、把持棒1L,1Rの接続
部8L,8Rに間隔m1より大きい間隔Paを設けてね
じ込んで連結帯5aを固着している木ネジ6を、図12
及び図13に示すように連結帯5aを間隔Paだけ先端
方向に移動させ、把持棒1Lの接続部8Lの下方横列で
あった所の木ネジ6を把持棒1Lの接続部8Lの上方横
列の予備のネジ穴9に移し替えて螺着する。
部8L,8Rに間隔m1より大きい間隔Paを設けてね
じ込んで連結帯5aを固着している木ネジ6を、図12
及び図13に示すように連結帯5aを間隔Paだけ先端
方向に移動させ、把持棒1Lの接続部8Lの下方横列で
あった所の木ネジ6を把持棒1Lの接続部8Lの上方横
列の予備のネジ穴9に移し替えて螺着する。
【0037】上記のように把持部8Lの木ネジ6を端部
方向に複数設けてある予備のネジ穴9に移し替えること
により一対の対向する接続部8Lと接続部8Rの間隔を
M+Pa、即ち、M+Pa=m2と変更して、Paの長
さだけ間隔をm1より更に広くすることができる。
方向に複数設けてある予備のネジ穴9に移し替えること
により一対の対向する接続部8Lと接続部8Rの間隔を
M+Pa、即ち、M+Pa=m2と変更して、Paの長
さだけ間隔をm1より更に広くすることができる。
【0038】図12及び図13は一対の把持棒1L,1
Rの対向する接続部8L,8Rの間隔m2が、更に間隔
m1より広くできているので、把持棒1L,1Rの間隔
m2により身体の更に大きく厚い部分、例えば、腹部の
ツボで腰痛に効く帯脈などのツボを把持棒1Rと把持棒
1Lの内面に挟み込んで突起部3により適切な角度で押
圧することができるようになり、より最適な状態で心地
よく指圧を行うことができる。
Rの対向する接続部8L,8Rの間隔m2が、更に間隔
m1より広くできているので、把持棒1L,1Rの間隔
m2により身体の更に大きく厚い部分、例えば、腹部の
ツボで腰痛に効く帯脈などのツボを把持棒1Rと把持棒
1Lの内面に挟み込んで突起部3により適切な角度で押
圧することができるようになり、より最適な状態で心地
よく指圧を行うことができる。
【0039】このように、本実施の形態では、把持棒1
Lと連結帯5aとの固着位置により、M、m1=M+
P、M+Pa、m2=m1+Pa=M+P+Paの4通
りに変更できる。このことによって、指圧する身体部分
の大きさや厚さに応じて、一対の把持棒1L,1Rの対
向する接続部8L,8Rの間隔Mを適宜に調節すること
ができる。
Lと連結帯5aとの固着位置により、M、m1=M+
P、M+Pa、m2=m1+Pa=M+P+Paの4通
りに変更できる。このことによって、指圧する身体部分
の大きさや厚さに応じて、一対の把持棒1L,1Rの対
向する接続部8L,8Rの間隔Mを適宜に調節すること
ができる。
【0040】このように、本発明の実施の形態2にかか
る指圧器は、把持棒1L,1Rの各々の接続部8Lと接
続部8Rと連結帯5aとの固着を、把持棒1L,1Rの
軸方向に2個所以上のネジにより各接続部8L,8Rに
間隔が異なるように固着できるように連結帯5aの長さ
を設定したものである。
る指圧器は、把持棒1L,1Rの各々の接続部8Lと接
続部8Rと連結帯5aとの固着を、把持棒1L,1Rの
軸方向に2個所以上のネジにより各接続部8L,8Rに
間隔が異なるように固着できるように連結帯5aの長さ
を設定したものである。
【0041】したがって、連結帯5aと接続部8L,8
Rとの固着位置を変えることにより、一対の把持棒1
L,1Rの間隔Mを多様に変更することができるので、
身体の指圧する所の厚さに合わせて適宜対向する接続部
の間隔を調節し、足裏や頸・下肢・など身体のほとんど
のツボを、各々最適な状態で、より効果的に指圧を行う
ことができる。
Rとの固着位置を変えることにより、一対の把持棒1
L,1Rの間隔Mを多様に変更することができるので、
身体の指圧する所の厚さに合わせて適宜対向する接続部
の間隔を調節し、足裏や頸・下肢・など身体のほとんど
のツボを、各々最適な状態で、より効果的に指圧を行う
ことができる。
【0042】実施の形態2では、把持棒1の各々の接続
部8L,8Rと連結帯5aの両端の各々の固着を、把持
棒1L,1Rの軸方向に2個所、把持棒1L,1Rの巾
方向に上方横列と下方横列の2個所の計4本の木ネジ6
で固着(図8及び図9参照)した例を示したが、必ずし
もこれに限るものではなく、上方横列あるいは下方横列
の2本のネジはなくてもよい。また、各横列は1本以上
のネジであればよい。要は、接続部8L,8Rと連結帯
5aとの各々のネジによる固着の位置を変更することに
より、一対の対向する接続部8L,8Rの間隔Mが変更
できるような長さの連結帯5aを用いることが肝要であ
り、固着の強度が充分であれば固着のためのネジの個数
は1個所でもよい。
部8L,8Rと連結帯5aの両端の各々の固着を、把持
棒1L,1Rの軸方向に2個所、把持棒1L,1Rの巾
方向に上方横列と下方横列の2個所の計4本の木ネジ6
で固着(図8及び図9参照)した例を示したが、必ずし
もこれに限るものではなく、上方横列あるいは下方横列
の2本のネジはなくてもよい。また、各横列は1本以上
のネジであればよい。要は、接続部8L,8Rと連結帯
5aとの各々のネジによる固着の位置を変更することに
より、一対の対向する接続部8L,8Rの間隔Mが変更
できるような長さの連結帯5aを用いることが肝要であ
り、固着の強度が充分であれば固着のためのネジの個数
は1個所でもよい。
【0043】また、上記各実施の形態の把持棒1L,1
Rの接続部8L,8Rと連結帯5とを固着している木ネ
ジ6は、ビスとナット、或いは、喋ネジを使用して取付
けができることは勿論である。
Rの接続部8L,8Rと連結帯5とを固着している木ネ
ジ6は、ビスとナット、或いは、喋ネジを使用して取付
けができることは勿論である。
【0044】ところで、上記各実施の形態の一端に把持
部2L,2Rを他端に接続部8L,8Rを有する一対の
把持棒1L,1Rは、両端の機能を特定するものであ
り、中間の形態を特定するものではない。特に、取扱説
明書等を中間に貼着する場合には、その中間の幅を広く
することができる。また、把持部2L,2Rの形態は、
手で操作し易さがあればよく、その形状を特定するもの
ではない。特に、本実施の形態のように、テーパを持た
せ、断面を長円形状または橢円形状とすると、握り易
く、かつ、突起部3の方向性を把持部2L(2R)で得
ることができ、その操作性が向上する。そして、接続部
8L,8Rの形態は、可撓性の連結帯5,5aの取付け
が容易な断面が略長方形または略偏平状の長円形状とす
るのが望ましい。
部2L,2Rを他端に接続部8L,8Rを有する一対の
把持棒1L,1Rは、両端の機能を特定するものであ
り、中間の形態を特定するものではない。特に、取扱説
明書等を中間に貼着する場合には、その中間の幅を広く
することができる。また、把持部2L,2Rの形態は、
手で操作し易さがあればよく、その形状を特定するもの
ではない。特に、本実施の形態のように、テーパを持た
せ、断面を長円形状または橢円形状とすると、握り易
く、かつ、突起部3の方向性を把持部2L(2R)で得
ることができ、その操作性が向上する。そして、接続部
8L,8Rの形態は、可撓性の連結帯5,5aの取付け
が容易な断面が略長方形または略偏平状の長円形状とす
るのが望ましい。
【0045】また、上記各実施の形態の把持棒1L,1
Rの対向する接続部8L,8Rが所定の間隔Mで、把持
棒1L,1Rの各接続部8L,8Rに端部を取付けた可
撓性の連結帯5,5aは、捩りに追随でき、曲げにも追
随できるものであればよく、特に、張力に対して若干伸
びが期待できるものが望ましい。皮革は張力に対して若
干伸びが期待できるから、そのときの把持部2L,2R
の感触から、機械的な冷たさを感じさせない。
Rの対向する接続部8L,8Rが所定の間隔Mで、把持
棒1L,1Rの各接続部8L,8Rに端部を取付けた可
撓性の連結帯5,5aは、捩りに追随でき、曲げにも追
随できるものであればよく、特に、張力に対して若干伸
びが期待できるものが望ましい。皮革は張力に対して若
干伸びが期待できるから、そのときの把持部2L,2R
の感触から、機械的な冷たさを感じさせない。
【0046】そして、上記各実施の形態の突起部3は、
本発明を実施する場合には、一対の把持棒1L,1Rの
1つには、その長手方向の中央より接続部8L,8R寄
りの対向面に設けたものであればよく、その長手方向の
中央より接続部8L,8R寄りにあることで、少なくと
も、人の操作力の2倍以上の力でツボを押すことがで
き、自分で操作しているという自覚が少なくなり、ツボ
を押圧した場合の心地好さのみが得られ、使用感が良く
なる。
本発明を実施する場合には、一対の把持棒1L,1Rの
1つには、その長手方向の中央より接続部8L,8R寄
りの対向面に設けたものであればよく、その長手方向の
中央より接続部8L,8R寄りにあることで、少なくと
も、人の操作力の2倍以上の力でツボを押すことがで
き、自分で操作しているという自覚が少なくなり、ツボ
を押圧した場合の心地好さのみが得られ、使用感が良く
なる。
【0047】更に、上記各実施の形態の一対の把持棒1
L,1Rを対向させたとき、突起部3と接触する他方の
把持棒1L,1Rの相対する位置に設けた凹部4は、突
起部3と嵌合する穴としたものであるが、本発明を実施
する場合には、貫通孔とし、一対の把持棒1L,1Rが
密着できるようにしてもよい。特に、このとき、可撓性
の連結帯5,5aは、最大の曲げになるから、曲げに強
い皮革等の場合には、このような形態とすると収容時に
コンパクな構造となる。
L,1Rを対向させたとき、突起部3と接触する他方の
把持棒1L,1Rの相対する位置に設けた凹部4は、突
起部3と嵌合する穴としたものであるが、本発明を実施
する場合には、貫通孔とし、一対の把持棒1L,1Rが
密着できるようにしてもよい。特に、このとき、可撓性
の連結帯5,5aは、最大の曲げになるから、曲げに強
い皮革等の場合には、このような形態とすると収容時に
コンパクな構造となる。
【0048】
【発明の効果】以上のように、請求項1の指圧器は、一
端に把持部を他端に接続部を有する一対の把持棒と、前
記一対の把持棒の対向する接続部が所定の間隔で、前記
把持棒の各接続部に両端を取付けた可撓性の連結帯と、
前記一対の把持棒の1つには把持棒の長手方向の中央よ
り前記接続部寄りの対向面に設けた突起部と、前記一対
の把持棒を対向させたとき、前記突起部と接触する他方
の把持棒の相対する位置に設けた凹部とからなるもので
ある。
端に把持部を他端に接続部を有する一対の把持棒と、前
記一対の把持棒の対向する接続部が所定の間隔で、前記
把持棒の各接続部に両端を取付けた可撓性の連結帯と、
前記一対の把持棒の1つには把持棒の長手方向の中央よ
り前記接続部寄りの対向面に設けた突起部と、前記一対
の把持棒を対向させたとき、前記突起部と接触する他方
の把持棒の相対する位置に設けた凹部とからなるもので
ある。
【0049】したがって、一対の把持棒、可撓性の連結
帯、把持棒の1つに設けた突起部とその反対側の把持棒
に設けた凹部とから構成されているから、構造が簡単で
あり、また、連結帯は可撓性の材料であればよいので、
皮革、合成樹脂、布入りゴムベルトなどを使用すること
ができ、製造コストを安くすることができる。
帯、把持棒の1つに設けた突起部とその反対側の把持棒
に設けた凹部とから構成されているから、構造が簡単で
あり、また、連結帯は可撓性の材料であればよいので、
皮革、合成樹脂、布入りゴムベルトなどを使用すること
ができ、製造コストを安くすることができる。
【0050】実施の形態2の指圧器は、前記一対の把持
棒の各接続部と前記連結帯との取付けを調節自在とした
ものである。
棒の各接続部と前記連結帯との取付けを調節自在とした
ものである。
【0051】したがって、請求項1の効果に加えて、連
結帯と接続部との取付け位置を変えることにより、一対
の把持棒の間隔を変更することができ、身体の指圧する
所の厚さに合わせて接続部の間隔を調節し、足裏や頸、
下肢等身体のほとんどのツボを、各々最適な状態で、よ
り効果的に指圧を行うことができる。
結帯と接続部との取付け位置を変えることにより、一対
の把持棒の間隔を変更することができ、身体の指圧する
所の厚さに合わせて接続部の間隔を調節し、足裏や頸、
下肢等身体のほとんどのツボを、各々最適な状態で、よ
り効果的に指圧を行うことができる。
【図1】 図1は本発明の実施の形態1である指圧器を
示す正面図である。
示す正面図である。
【図2】 図2は図1の右側面図である。
【図3】 図3は図1の平面図である。
【図4】 図4は図1の底面図である。
【図5】 図5は図2のA−A切断線によるA−A断面
図である。
図である。
【図6】 図6は図1の指圧器の把持棒を開いた状態の
正面図である。
正面図である。
【図7】 図7は本発明の実施の形態1である指圧器の
使用状態を示す斜視図である。
使用状態を示す斜視図である。
【図8】 図8は本発明の実施の形態2である指圧器の
上部部分で、把持棒の接続部の間隔を縮めた状態を示す
正面図である。
上部部分で、把持棒の接続部の間隔を縮めた状態を示す
正面図である。
【図9】 図9は図8の右側面図である。
【図10】 図10は本発明の実施の形態2である指圧
器の上部部分で、把持棒の接続部相互の間隔が中間であ
る状態を示す正面図である。
器の上部部分で、把持棒の接続部相互の間隔が中間であ
る状態を示す正面図である。
【図11】 図11は図10の右側面図である。
【図12】 図12は本発明の実施の形態2である指圧
器の上部部分で、把持棒の接続部相互の間隔を伸ばした
状態を示す正面図である。
器の上部部分で、把持棒の接続部相互の間隔を伸ばした
状態を示す正面図である。
【図13】 図13は図12の左側面図である。
1L,1R 把持棒 2L,2R 把持部 3 突起部 4 凹部 5 連結帯 6 木ネジ 8L,8R 接続部
Claims (2)
- 【請求項1】 一端に把持部を他端に接続部を有する一
対の把持棒と、 前記一対の把持棒を並設して対向させたとき、その対向
する接続部の端部が所定の間隔で、前記把持棒の各接続
部に端部を取付けた可撓性の連結帯と、 前記一対の把持棒の1つには、その長手方向の中央より
前記接続部寄りの対向面に設けた突起部と、 前記一対の把持棒を対向させたとき、前記突起部に対向
する他方の把持棒の相対する位置に設けた凹部とを具備
することを特徴とする指圧器。 - 【請求項2】 前記把持棒と前記連結帯との取付け位置
を変更することにより、前記間隔を伸縮自在に調節自在
としたことを特徴とする請求項1に記載の指圧器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11160324A JP2000342651A (ja) | 1999-06-08 | 1999-06-08 | 指圧器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11160324A JP2000342651A (ja) | 1999-06-08 | 1999-06-08 | 指圧器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000342651A true JP2000342651A (ja) | 2000-12-12 |
Family
ID=15712509
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11160324A Withdrawn JP2000342651A (ja) | 1999-06-08 | 1999-06-08 | 指圧器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000342651A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6063084B1 (ja) * | 2016-08-01 | 2017-01-18 | 重吉 浅沼 | 強力ツボ押し |
-
1999
- 1999-06-08 JP JP11160324A patent/JP2000342651A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6063084B1 (ja) * | 2016-08-01 | 2017-01-18 | 重吉 浅沼 | 強力ツボ押し |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20060905 |