JP2000340405A - 碍子形避雷器 - Google Patents

碍子形避雷器

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JP2000340405A
JP2000340405A JP11147210A JP14721099A JP2000340405A JP 2000340405 A JP2000340405 A JP 2000340405A JP 11147210 A JP11147210 A JP 11147210A JP 14721099 A JP14721099 A JP 14721099A JP 2000340405 A JP2000340405 A JP 2000340405A
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JP
Japan
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insulator
zinc oxide
tube
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oxide element
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JP11147210A
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English (en)
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Katsuro Komatsu
克朗 小松
Yoshihide Kayano
好秀 茅野
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Toshiba Corp
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】汚損時、碍子管内の部分放電を抑制し、耐震性
を向上させた碍子形避雷器を提供する。 【解決手段】本発明に係る碍子形避雷器は、酸化亜鉛素
子23を層状に積み重ねて酸化亜鉛素子ブロック群24
を形成し、酸化亜鉛素子ブロック群24と金属管25と
を交互に碍子管16内に配置収容させた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、碍子管内に酸化亜
鉛素子を収容した碍子形避雷器に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、変電システムでは、雷サージや
開閉サージから他の機器を保護するために、碍子形避雷
器が使用されている。この碍子形避雷器は、非直線性能
に優れた酸化亜鉛素子を内部要素として用い、構造簡易
にしてギャップレス形の信頼性の高いものであり、その
構成として図8に示すものがある。なお、碍子形避雷器
は、通常、層状に積み重ねた、いわゆる段積み配置にし
ているが、ここでは説明の便宜上、一つの碍子形避雷器
を表示し、これを碍子形避雷器単位として記す。
【0003】碍子形避雷器単位1は、絶縁媒体を封入し
た碍子管2に内部要素3を収容する構成になっている。
すなわち、碍子管2は、その両端にパッキン4を介して
蓋5を被冠させ、この蓋5に別のパッキン6を介して避
圧膜7を配置するとともに、避圧膜7を押え8で挟んで
いる。
【0004】内部要素3は、積み重ねられた酸化亜鉛素
子9を予め定められた枚数毎に仕切り板10で区分け
し、その底部側に、碍子管2の軸長とのバランスを取る
ための金属管11を備えた構成になっている。
【0005】また、内部要素3は、酸化亜鉛素子9のセ
ンタリングと導通面の密着化を図るために、絶縁ロッド
12を酸化亜鉛素子9の側面に接触した状態で仕切り板
10を貫通して配置させ、その両端をナットで固定させ
ている。
【0006】また、内部要素3は、その頭部側と蓋5と
の間にバネ13を介装させ、バネ13の弾性力を利用し
て酸化亜鉛素子9に押圧力を与え、振動や製作寸法のば
らつきを吸収しつつ、導通を確実に行わせることができ
るようになっている。なお、酸化亜鉛素子9は、1mA
を通電したときの端子電圧が約200V/mmである。
このため、酸化亜鉛素子9はその積層枚数を運転電圧に
より設定している。
【0007】このような構成を備えた碍子形避雷器単位
1は、汚損度に応じて碍子管2を長くしたり、酸化亜鉛
素子9の積層数や金属管11の長さを増減させたりして
予め定められた定格電圧を維持させるようにしていた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述の構成
を備えた碍子形避雷器を汚損度の高い地域で使用する場
合、所定の汚損耐電圧を確保するため、碍子管2を長く
し、その表面漏れ距離を増加させる必要がある。
【0009】しかし、酸化亜鉛素子9は、雷サージや開
閉サージに起因する過電圧を制限し、他の変電機器の絶
縁耐力以下に抑制する必要上、その積層数を増加させる
ことができない。このため、碍子管2を長くさせるに
は、必然的に金属管1を長くさせることになる。
【0010】このように、内部要素3とともに、長くし
た金属管11を収容させた碍子形避雷器の碍子管表面が
均一に汚損されたときの電圧分担特性線図を図9に示
す。ここで、図9中、aは碍子管2が均一に汚損された
ときの碍子管表面の電圧分担を、またbは内部要素3の
電圧分担を、Veは碍子管表面の電位と内部要素3の電
位との電位差をそれぞれ示している。
【0011】図9でも認められるように、碍子管2が均
一に汚損されると、内部要素3は、碍子管2に較べて電
圧分担が大きくなる。特に、金属管11と酸化亜鉛素子
9との接続部分の電位差Veが大きく高電界となるた
め、碍子管2の内部では部分放電を発生させるおそれが
あった。
【0012】このような不都合上、不具合を解決する手
段として、例えば図10に示すように、一枚一枚の酸化
亜鉛素子9,9の間に金属製のスペーサ14を挿入して
内部要素3を形成し、均一汚損時の碍子管2の電位分布
と内部要素3の電位分布とをほぼ同一にした碍子形避雷
器が特開平5−13142号公報で開示されている。
【0013】しかし、特開平5−13142号公報に開
示された碍子形避雷器では、金属製のスペーサ14を酸
化亜鉛素子9,9の一枚一枚に挿入するための内部要素
3が大きくなる。
【0014】ここで、地震時、碍子形避雷器の碍子管2
に発生する応力は、一般に(1)式で与えられる。
【0015】
【数1】σ=M×a×G/z ……(1) なお、Mは、酸化亜鉛素子を備えた避雷器の転倒モーメ
ント、aは地震波の応答倍数、Gは地震波の加速度、z
は碍子管の断面係数をそれぞれ示している。
【0016】また、碍子形避雷器の転倒モーメントM
は、(2)式で与えられる。
【0017】
【数2】M=m×L ……(2) ここで、mは碍子形避雷器の質量、Lは碍子形避雷器の
重心高さをそれぞれ示す。
【0018】地震時、上式(1),(2)を勘案する
と、特開平5−13142号公報に開示された碍子形避
雷器では、それ自身の質量が大きくなっているため、碍
子管2に発生する応力が高くなり、耐震性に一抹の不安
が残る。
【0019】また、従来、重汚損地区用の碍子形避雷器
に適用される碍子管は、有効長に対する漏れ距離の比を
約3倍にしており、漏れ距離を長くするあまり碍子形避
雷器の全高を高くすると、耐震性の低下の心配が出る。
【0020】本発明は、このような事情に基づいてなさ
れたもので、碍子管が汚損されても内部要素からの部分
放電の発生を防止させるとともに、地震に対しても充分
に対処できるように図った碍子形避雷器を提供すること
を目的とする。
【0021】
【課題を解決するための手段】本発明に係る碍子形避雷
器は、上記目的を達成するために、請求項1に記載した
ように、碍子管内に酸化亜鉛素子と金属管とを収容させ
た碍子形避雷器において、上記酸化亜鉛素子を層状に積
み重ねて酸化亜鉛素子ブロック群を形成し、この酸化亜
鉛素子ブロック群と上記金属管とを交互に上記碍子管内
に配置収容させたものである。
【0022】本発明に係る碍子形避雷器は、上記目的を
達成するために、請求項2に記載したように、酸化亜鉛
素子は、電流1mAを通電したときの端子電圧が350
V/mm以上であることを特徴とするものである。
【0023】本発明に係る碍子形避雷器は、上記目的を
達成するために、請求項3に記載したように、碍子管
は、有効長に対する漏れ距離との比が3.5倍以上であ
ることを特徴とするものである。
【0024】本発明に係る碍子形避雷器は、上記目的を
達成するために、請求項4に記載したように、碍子管
は、その材料を有機絶縁物にしたことを特徴とするもの
である。
【0025】本発明に係る碍子形避雷器は、上記目的を
達成するために、請求項5に記載したように、碍子管内
に酸化亜鉛素子と金属管とを収容させた碍子形避雷器に
おいて、上記酸化亜鉛素子を層状に積み重ねて酸化亜鉛
ブロック群を形成し、この酸化亜鉛素子ブロック群と上
記金属管とを交互に上記碍子管内に配置収容させるとと
もに、上記碍子管の外表面に大笠部と小笠部とを交互に
備えたものである。
【0026】本発明に係る碍子形避雷器は、上記目的を
達成するために、請求項6に記載したように、碍子管内
に酸化亜鉛素子と金属管とを収容させた碍子形避雷器に
おいて、上記酸化亜鉛素子を層状に積み重ねて酸化亜鉛
素子ブロック群を形成し、この酸化亜鉛素子ブロック群
と上記金属管とを交互に上記碍子管内に配置収容させる
とともに、上記酸化亜鉛素子ブロック群と上記金属管と
の接続部分に切欠部を備えた金属板を介装させたもので
ある。
【0027】本発明に係る碍子形避雷器は、上記目的を
達成するために、請求項7に記載したように、碍子管内
に酸化亜鉛素子と金属管とを収容させた碍子形避雷器に
おいて、上記酸化亜鉛素子を層状に積み重ねて酸化亜鉛
素子ブロック群を形成し、この酸化亜鉛素子ブロック群
と上記金属管とを交互に上記碍子管内に配置収容させる
とともに、上記金属管内に吸着剤を充填させたものであ
る。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る碍子形避雷器
の実施形態を図面および図面に付した符号を引用して説
明する。
【0029】図1は、本発明に係る碍子形避雷器の第1
実施形態を示す概略縦断面図である。
【0030】本実施形態に係る碍子形避雷器は、段積み
配置にして実施するものであるが、ここでは説明の便宜
上、一つの碍子形避雷器を表示し、これを碍子形避雷器
単位として記す。
【0031】碍子形避雷器単位15は、絶縁媒体を封入
した碍子管16に内部要素17を収容する構成になって
いる。
【0032】碍子管16は、その両端にパッキン18を
介して蓋19を被冠させ、この蓋19に別のパッキン2
0を介して避圧膜21を配置するとともに、避圧膜21
を押え22で挟んでいる。
【0033】内部要素17は、酸化亜鉛素子23を必要
枚数を積み重ねて形成した酸化亜鉛素子ブロック群24
と、その底部側に碍子管16の軸長とのバランスを取る
ため金属管25とを備えて構成される。
【0034】また、内部要素17は、酸化亜鉛素子ブロ
ック群24のセンタリングと導通面の密着化を図るため
に絶縁ロッド26を酸化亜鉛素子23の側面を接触した
状態で仕切り板27を貫通して配置させ、その両端をナ
ットで固定させている。
【0035】また、内部要素17は、その頭部側と蓋1
9との間にバネ28を介装させ、バネ28の弾性力を利
用して酸化亜鉛素子ブロック群24および金属管25に
押圧力を与え、振動や製作寸法のバラツキを吸収しつ
つ、導通を確実に行わせることができるようになってい
る。
【0036】このように、本実施形態は、酸化亜鉛素子
23を運転電圧に必要な枚数に積み重ねて酸化亜鉛素子
ブロック群24に形成し、酸化亜鉛素子ブロック群2
4,24間に比較的短い金属管25を介装させて酸化亜
鉛素子ブロック群24,24を支持する一方、碍子管1
6の電位分布を内部要素17の電位分布とをほぼ同一さ
せたので、碍子管16が汚損されても内部要素17から
の部分放電の発生を抑制することができ、比較的短い金
属管25の適用により碍子管16自身の質量を比較的低
く抑えて地震に対し、充分に抗することができ、安定運
転を行わせることができる。
【0037】図2は、本発明に係る碍子形避雷器の第2
実施形態を示す概略縦断面図である。なお、図2中、
(a)は従来の碍子形避雷器を、(b)は本発明に係る
碍子形避雷器をそれぞれ示している。また、第1実施形
態の構成部分と同一部分には同一符号を付している。
【0038】本実施形態に係る碍子形避雷器は、1mA
通電時の端子電圧が約350V/mmになる酸化亜鉛素
子23を選定したものである。1mA通電時の端子電圧
が約350V/mmになる酸化亜鉛素子23は、図2
(a)で示したものに較べてその積層数を約40%削減
することができる。このため、酸化亜鉛素子ブロック群
24の積層数の減少分だけ、金属管25は長くすること
ができる。なお、図2の(a),(b)中、二点鎖線L
,Lは、従来と本実施形態との酸化亜鉛素子23の
積層数と金属管25の長さとをそれぞれ対比させたもの
である。
【0039】このように、本実施形態は、1mAの通電
時、端子電圧が約350V/mmの酸化亜鉛素子23を
選定し、酸化亜鉛素子ブロック群24の積層数を少なく
させ、その少なくなった分だけ金属管25の長さを長く
させたので、碍子管16の質量を軽くさせることがで
き、運転中に発生する地震に対し、充分に対処させるこ
とができる。
【0040】図3は、本発明に係る碍子形避雷器の第3
実施形態を示す概略外形図である。なお、図3中、
(a)は従来の碍子形避雷器を、(b)は本発明に係る
碍子形避雷器をそれぞれ示している。
【0041】本実施形態に係る碍子形避雷器は、有効長
に対する漏れ距離の比が3.5倍以上の碍子管16を適
用したものである。
【0042】本実施形態は、有効長に対する漏れ距離の
比が3.5倍以上の碍子管16を適用すると、図4に示
すように碍子管16を大笠部29と小笠部30とに交互
に配置できるので、碍子管16の全高を図3の(a)で
示した全高Hよりも図3の(b)で示した全高H
方が約15%低くすることができる。
【0043】このように、本実施形態は、有効長に対す
る漏れ距離の比が3.5倍以上の碍子管16を適用して
全高を、従来に較べて約15%低くさせたので、碍子管
16を軽量にすることができ、耐震性を充分に高めるこ
とができる。
【0044】なお、図1〜図4で示した碍子形避雷器の
碍子管16は、その材質を有機絶縁物にして使用する。
碍子管16は、有機絶縁物製で使用した場合、従来の磁
器製に較べて、その重量を約70%低減させることがで
きる。耐震性の向上を図ったものである。
【0045】図5は、本発明に係る碍子形避雷器の第4
実施形態を示す一部切欠部分断面図である。
【0046】本実施形態に係る碍子形避雷器は、酸化亜
鉛素子ブロック群24と金属管25との接続部分に金属
板31を介装させるとともに、図6に示すように、金属
板31に切欠部32を形成したものである。
【0047】このように、本実施形態は、酸化亜鉛素子
23を層状に積み重ねた酸化亜鉛素子ブロック群24と
金属管25との接続部分に、切欠部32を備え金属板3
1を介装させ、酸化亜鉛素子ブロック群24と金属管2
5との全ての接続部分を連通させたので、碍子管16に
絶縁媒体、例えば窒素ガスを封入させる際、一個所から
封入させれば全域に供給することができ、その作業性を
軽減させることができる。
【0048】図7は、本発明に係る碍子管避雷器の第5
実施形態を示す概略縦断面図である。なお、第1実施形
態の構成部分と同一部分には同一符号を付す。
【0049】本実施形態に係る碍子形避雷器は、金属管
25に吸着剤33を充填させたものである。
【0050】一般に、酸化亜鉛素子23の特性を長く維
持させるには、内部要素17に湿分を吸湿させないこと
が重要である。
【0051】本実施形態は、このような点を考慮したも
ので、金属管25に吸着剤33を充填させ、吸着剤33
により内部要素17の湿分を吸湿させて酸化亜鉛素子2
3の持つ非直線性の性質を長く維持させたものである。
【0052】したがって、本実施形態によれば、内部要
素17を乾燥させて酸化亜鉛素子23の持つ非直線性の
性質を長く維持させたので、雷サージや開閉サージから
他の機器を確実に保護することができる。
【0053】
【発明の効果】以上の説明のとおり、本発明に係る碍子
形避雷器は、碍子管に収容する内部要素のうち、酸化亜
鉛素子を運転電圧に必要な枚数に積み重ねて酸化亜鉛素
子ブロック群を形成し、酸化亜鉛素子ブロック群の間に
比較的短い金属管を介装させるとともに、碍子管の電位
分布と内部要素の電位分布とをほぼ同一にさせ、かつ碍
子管の質量を低く抑えたので、碍子管が汚損されても内
部要素からの部分放電の発生を抑制することができ、地
震に対して充分に抗することができ、雷サージや開閉サ
ージから他の機器を確実に保護することができる。
【0054】また、本発明にかかる碍子形避雷器は、酸
化亜鉛素子ブロック群と金属管との接続部分に切欠部を
備えた金属板を介装させ、酸化亜鉛素子ブロック群と金
属管とを互いに連通させたので、内部要素に絶縁媒体を
封入させる際、内部要素の全域に亘って容易に行うこと
ができる。
【0055】また、本発明に係る碍子形避雷器は、酸化
亜鉛素子ブロック群を支持する金属管に吸着剤を充填
し、内部要素を乾燥状態に維持させたので、酸化亜鉛素
子の持つ非直線性の性質を長く維持することができ、雷
サージ等による弊害を確実に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る碍子形避雷器の第1実施形態を示
す概略縦断面図。
【図2】本発明に係る碍子形避雷器の第2実施形態を示
す概略縦断面図で、(a)は従来の碍子形避雷器を、
(b)は本発明に係る碍子形避雷器をそれぞれ示す。
【図3】本発明に係る碍子形避雷器の第3実施形態を示
す概略外形図で、(a)は従来の碍子形避雷器を、
(b)は本発明に係る碍子形避雷器をそれぞれ示す。
【図4】図3のX部の部分拡大図。
【図5】本発明に係る碍子形避雷器の第4実施形態を示
す一部切欠部分断面図。
【図6】図5のA−A矢視方向から見た平面図。
【図7】本発明に係る碍子形避雷器の第5実施形態を示
す概略縦断面図。
【図8】従来の碍子形避雷器を示す概略縦断面図。
【図9】汚損時、碍子管の電位分布と内部要素の電位分
布とを対比させた電位分布線図。
【図10】内部要素の碍子管ブロック群と金属管とを細
く区分けした場合の汚損時における碍子管の電位分布と
内部要素の電位分布とを対比させた電位分布線図。
【符号の説明】
1 碍子形避雷器単位 2 碍子管 3 内部要素 4,6 パッキン 5 蓋 7 避圧膜 8 押え 9 酸化亜鉛素子 10 仕切り板 11 金属管 12 絶縁ロッド 13 バネ 14 スペーサ 15 碍子形避雷器単位 16 碍子管 17 内部要素 18,20 パッキン 19 蓋 22 避圧膜 23 酸化亜鉛素子 24 酸化亜鉛素子ブロック群 25 金属管 26 絶縁ロッド 27 仕切り板 28 バネ 29 大笠部 30 小笠部 31 金属板 32 切欠部 33 吸着剤

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 碍子管内に酸化亜鉛素子と金属管とを収
    容させた碍子形避雷器において、上記酸化亜鉛素子を層
    状に積み重ねて酸化亜鉛素子ブロック群を形成し、この
    酸化亜鉛素子ブロック群と上記金属管とを交互に上記碍
    子管内に配置収容させたことを特徴とする碍子形避雷
    器。
  2. 【請求項2】 酸化亜鉛素子は、電流1mAを通電した
    ときの端子電圧が350V/mm以上であることを特徴
    とする請求項1記載の碍子形避雷器。
  3. 【請求項3】 碍子管は、有効長に対する漏れ距離との
    比が3.5倍以上であることを特徴とする請求項1記載
    の碍子形避雷器。
  4. 【請求項4】 碍子管は、その材料を有機絶縁物にした
    ことを特徴とする請求項1記載の碍子形避雷器。
  5. 【請求項5】 碍子管内に酸化亜鉛素子と金属管とを収
    容させた碍子形避雷器において、上記酸化亜鉛素子を層
    状に積み重ねて酸化亜鉛ブロック群を形成し、この酸化
    亜鉛素子ブロック群と上記金属管とを交互に上記碍子管
    内に配置収容させるとともに、上記碍子管の外表面に大
    笠部と小笠部とを交互に備えたこと特徴とする碍子形避
    雷器。
  6. 【請求項6】 碍子管内に酸化亜鉛素子と金属管とを収
    容させた碍子形避雷器において、上記酸化亜鉛素子を層
    状に積み重ねて酸化亜鉛素子ブロック群を形成し、この
    酸化亜鉛素子ブロック群と上記金属管とを交互に上記碍
    子管内に配置収容させるとともに、上記酸化亜鉛素子ブ
    ロック群と上記金属管との接続部分に切欠部を備えた金
    属板を介装させたことを特徴とする碍子形避雷器。
  7. 【請求項7】 碍子管内に酸化亜鉛素子と金属管とを収
    容させた碍子形避雷器において、上記酸化亜鉛素子を層
    状に積み重ねて酸化亜鉛素子ブロック群を形成し、この
    酸化亜鉛素子ブロック群と上記金属管とを交互に上記碍
    子管内に配置収容させるとともに、上記金属管内に吸着
    剤を充填させたことを特徴とする碍子形避雷器。
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