JP2000340061A - 照明式スイッチ - Google Patents

照明式スイッチ

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JP2000340061A
JP2000340061A JP11149292A JP14929299A JP2000340061A JP 2000340061 A JP2000340061 A JP 2000340061A JP 11149292 A JP11149292 A JP 11149292A JP 14929299 A JP14929299 A JP 14929299A JP 2000340061 A JP2000340061 A JP 2000340061A
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Japan
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light
illumination
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key tops
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Atsuyoshi Yamaguchi
敦吉 山口
Toshibumi Kobayashi
俊文 小林
Shuji Takiguchi
修司 滝口
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Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
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  • Arrangements Of Lighting Devices For Vehicle Interiors, Mounting And Supporting Thereof, Circuits Therefore (AREA)
  • Illuminated Signs And Luminous Advertising (AREA)
  • Push-Button Switches (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 夜間時におけるキートップの視認性を向上す
る。 【解決手段】 スイッチパネル2に複数配列されたキー
トップ3と、キートップへ照明光を照射する光源14
(34)とを有する照明式スイッチ1が、キートップ3
の操作面3aと操作面に相対向する裏面3bとの間を肉
厚にすることにより形成された光伝播部7と、光伝播部
内の照明光を操作面3a全体に照射するため裏面3bに
配置された光拡散部9と、両端に位置したキートップ1
3,33の光伝播部17,37に連結する光導入部1
9,39と、キートップ3の両側に配置された光源14
(34)を隔離するためパネル2の内側に形成された一
対の隔壁12,32と、光源14,34からの照明光を
光導入部19,39に案内するため隔壁12,32に穿
設された透孔12a,32aとから成る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両のセンターコ
ンソールに配列されたカーオーディオやカーステレオの
スイッチとして使用される照明式スイッチに関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来、図6のような透光押しボタン構造
が開示されている(実開昭60−78528号公報)。
この透光押しボタン構造80は、スイッチパネル81に
配置されたキートップ82と、キートップ82の下方に
配置された導光板83と、導光板83に照明光を照射す
る光源84とから成る。スイッチパネル81にはパネル
孔81aが形成されている。キートップ82の操作面8
2aがパネル孔81aから露出している。導光板83は
光透過性を有する樹脂製である。
【0003】キートップ82は透明又は半透明の樹脂製
である。操作面82aには濃色系の塗装が施され、且つ
剥離印刷やレーザ加工によって白色系の意匠文字(図示
せず)が形成されている。なお、意匠文字とは文字や記
号である。昼間の場合には、操作面82a及び意匠文字
が外光によって照らされるので、運転者(ドライバー)
が容易に操作面82a及び意匠文字を識別確認できる。
そのため、運転者は見誤らずに確実に操作面82aを操
作できる。一方、夜間の場合には、光源84から出射さ
れた照明光が、導光板83を介してキートップ82の裏
面82bへ入射し、操作面82aを照らす。これによ
り、意匠文字が照明光によって発光される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、意匠文
字自身と意匠文字の周囲の操作面82aとが照明光によ
って発光されるため、運転者が操作面82aの輪郭を明
確に識別できかった。そのため、運転者が意匠文字の位
置から操作面82a全体の輪郭を想像してキートップ8
2を操作するので、キートップ82の視認性が悪かっ
た。
【0005】本発明は上記した点に鑑み、夜間時におけ
るキートップの視認性を向上した照明式スイッチを提供
することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、スイッチパネルに複数配列されたキート
ップと、該キートップへ照明光を照射する光源とを有す
る照明式スイッチにおいて、前記キートップの操作面と
該操作面に相対向する裏面との間を肉厚にすることによ
り形成された光伝播部と、該光伝播部内の前記照明光を
前記操作面全体に照射するため前記裏面に配置された光
拡散部と、両端に位置した前記キートップの前記光伝播
部に連結する光導入部と、前記キートップの両側に配置
された前記光源を隔離するため前記パネルの内側に形成
された一対の隔壁と、前記光源からの前記照明光を前記
光導入部に案内するため前記隔壁に穿設された透孔とか
ら成る照明式スイッチを特徴とする(請求項1)。操作
前には前記光伝播部が全て同一面上に配置されていると
共に、前記光伝播部の板厚が操作後における前記キート
ップの移動ストロークに設定されている照明式スイッチ
を特徴とする(請求項2)。両端に位置した前記キート
ップの操作後に、前記透孔を通った前記照明光が前記光
導入部から外れるように前記透孔と光導入部とが配置さ
れている照明式スイッチを特徴とする(請求項3)。
【0007】請求項1によれば、スイッチパネルの光伝
播部が、キートップの操作面と、操作面に相対向する裏
面との間を肉厚にするによって形成されている。光拡散
部が裏面に配置されている。光導入部が、両端のキート
ップの光伝播部に連結するように、両端に位置したキー
トップにそれぞれ設けられている。隔壁がパネルの内側
に形成されているので、キートップと光源とが隔離され
ている。透孔が隔壁に形成されているので、光源からの
照明光が光導入部に案内される。つまり、光源から出射
した照明光は、透孔を介して光導入部へ照射され、光導
入部から光伝播部へ伝播される。そして、光伝播部内に
到達した照明光は光拡散部によって拡散され、操作面の
全体を照らす。
【0008】請求項2によれば、キートップの操作前に
は全てのキートップの光伝播部が同一面上に配置されて
いると共に、光伝播部の板厚が操作後におけるキートッ
プの移動ストロークに設定されている。そのため、キー
トップを操作すると、操作されたキートップの光伝播部
だけが前記同一面から移動ストローク分だけ移動し、前
記同一面から外れる。
【0009】請求項3によれば、両端に位置するキート
ップを操作すると、透孔を通った照明光が光導入部から
外れる。そのため、操作されたキートップの光伝播部内
には照明光が達しない。即ち、操作されたキートップに
隣接する別のキートップの光伝播部内には操作されたキ
ートップからの照明光が達しない。また、両端に位置す
るキートップのいずれか一方を操作すると、一方のキー
トップの操作面は暗くなると共に、操作されなかった別
のキートップは他方のキートップからの照明光によって
明るいままである。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら、本発
明の実施の形態の具体例を説明する。図1〜図5は本発
明に係る照明式スイッチの一実施形態を示すものであ
る。図1及び図2に示すように、この照明式スイッチ1
は、スイッチパネル2と、スイッチパネル2に三つ配列
されたキートップ13,23,33(以下、代表して示
す場合には3と記す)と、キートップ3へ照明光を照射
する左側光源14及び右側光源34とから構成されてい
る。なお、三つのキートップ13、23,33及びそれ
ぞれの構成部材を区別する場合には、左から順番に第
一、第二、及び第三と付ける。
【0011】スイッチパネル2は例えば車両のセンター
コンソールである。スイッチパネル2には二つのベゼル
5,5介して三つの取付孔6,6,6が並列に形成され
ている。取付孔6にはキートップ3が上下方向へ移動自
在に配置されている。図1及び図2のように、キートッ
プ3は光透過性の樹脂材によって断面逆凹状に形成され
ている。即ち、キートップ3は、押圧される(操作す
る)矩形状の操作面3aと操作面3aに相対向する裏面
3bとの間を肉厚にすることによって形成された光伝播
部7と、光伝播部7の両短辺側に垂下連成された側壁
8,8と、裏面3bに設けられた光拡散部9とから成
る。なお、光拡散部9が裏面3bの全体(全面)に設け
られていることが好ましい。
【0012】隣接するキートップ3の光伝播部7同士が
相対向するのを避けるために、光伝播部7の板厚dは全
て同一に設定されている。それと共に、光伝播部7の板
厚dは、押圧時におけるキートップ3の移動ストローク
(移動距離)sと略等しいか、又は移動ストロークsよ
りも短く(細く又は薄く)設定されている(d≦s)。
キートップ3の裏面3bの下方には回路基板10が配置
され、回路基板10にはキートップ3に結合されたプッ
シュスイッチ11が電気的に接続されている。
【0013】スイッチオン3の状態は操作面3aを押圧
(操作)した状態である。この時、操作面3aとスイッ
チパネル2の外面2aとが略同一面になる。スイッチオ
フの状態は操作面3aを押圧していない状態であり、そ
の時、操作面3aがスイッチパネル2の外面2aから移
動ストロークs分だけ突出している。操作面3a上には
数字、記号、又は文字から成る意匠文字13c,23
c,33cが設けられている。操作面3aと意匠文字1
3c,23c,33cとの視認性を向上するために、両
者には濃淡色が塗着されている。即ち、操作面3aが濃
色系に塗着されていれば、意匠文字13c,23c,3
3cが薄色系である。又は、操作面3aが薄色系であれ
ば、意匠文字13c,23c,33cが濃色系である。
【0014】スイッチパネル2の内面2bと回路基板1
0との間には一対の隔壁12,32が架設されている。
一対の隔壁12,32によってキートップ3がスイッチ
パネル2から隔離(隔絶)される。スイッチパネル2の
内面2b、隔壁12(32)、及び回路基板10によっ
て囲まれた部分には左側光源14(右側光源34)(請
求項の光源に相当)が配置されている。隔壁12(3
2)には左側光源14(右側光源34)(請求項の光源
に相当)からの照明光を通すための透孔12a(32
a)が穿設されている。
【0015】第一キートップ13の左側には第一光伝播
部17に連結するL字状の左側光導入部19(請求項の
光導入部に相当)が配置されている。左側光導入部19
の下端19aが隔壁12の透孔12aを介して左側光源
14に相対向し、左側光導入部19の上端側が第一光伝
播部17の一端側に連結されている。同様に、第三キー
トップ33の右側には第三光伝播部37に連結するL字
状の右側光導入部39(請求項の光導入部に相当)が配
置されている。右側光導入部39の上端側が第三光伝播
部37の他端側に連結され、右側光導入部39の下端3
9aが隔壁32の透孔32aを介して光源34に相対向
している。
【0016】透孔12aと左側光源14とは略同一高さ
に設定されているので、第一キートップ13の左側光導
入部19の下端19aが透孔12aを介して一直線上に
並んで相対向する。これによって、左側光源14から四
方八方へ発光された照明光のうち透孔12aを通ったも
のだけを、左側光導入部19の下端19aへ導く(案内
する)ことができる。透孔32aと右側光導入部39と
の関係も上記と同様で、透孔32aと右側光光源34と
は略同一高さに設定されている。それと共に、透孔12
aの径rと移動ストロークsとは略同一距離(長さ)に
設定されている(r≒s)。これにより、第一キートッ
プ13の操作後に、左側光導入部19の下端19aを透
孔12aから外す(ずらす)ことができる。透孔32a
の径rと移動ストロークsとの関係も上記と同様で、略
同一距離に設定されている(r≒s)。
【0017】左側光導入部19の屈曲部分、左側光導入
部19の上端部分、右側光導入部39の屈曲部分、及び
右側光導入部39の上端部分にはそれぞれ反射面20が
形成されている。
【0018】次に、上記で説明した第一乃至第三キート
ップ13,23,33が夜間時にどうのよに照明(発
光)するのかを説明する。図2に示すように、夜間時
に、車幅燈やビームランプ(図示せず)を点灯すると、
スイッチパネル2の内側2bに配置された二つの左側及
び右側光源14,34も点灯される。左側光源14(右
側光源34)からの照明光が透孔12a(32a)を通
って第一キートップ13(第三キートップ33)の左側
光導入部19(右側光導入部39)の下端19a(39
a)へ出射され、左側光導入部19(右側光導入部3
9)内の二つの反射面20,20によって反射され、第
一光伝播部17(第三光伝播部37)内へ導入される。
【0019】スイッチオフの時:図2の如くに、第一乃
至第三キートップ13,23,33の第一乃至第三光伝
播部17,27,37が同一面上に略一列に並ぶので、
左側光源14からの照明光が第一光伝播部17を通って
第二光伝播部27へ進入し、第三光伝播部37内へ到達
する。同様に、右側光源34からの照明光は、第三光伝
播部37内を通って第二光伝播部27内を進行し、それ
から第一光伝播部17内へ達する。各光伝播部17,2
7,37内では照明光が光拡散部9によって拡散されて
操作面13a,23a,33aを照射するので、操作面
13a,23a,33aが面発光する。
【0020】このように、左側光源14(右側光源3
4)からの照明光が光伝播部17,27,37内を伝播
するので、光伝播部17,27,37自身が従来の導光
板83(図6参照)と略同じ役目を果たす。そによっ
て、各々の操作面13a,23a,33a全体を明るく
できるので、各操作面13a,23a,33a自身の輪
郭をはっきりと識別できる。即ち、キートップ3の視認
性を向上できる。
【0021】スイッチオンの時:図3に示すように、第
二キートップ23の第二操作面23aを押圧すると、第
二操作面23aが前記同一面から回路基板10側へ陥没
する。陥没する距離は移動ストロークsに等しい。即
ち、第二光伝播部27の一端27aが第一光伝播部17
の他端17aに、及び第二光伝播部27の他端27bが
第三光伝播部37の一端37aにそれぞれ対向(又は相
対向)しなくなる。そのため、第一及び第三光伝播部1
7,37からの照明光が第二光伝播部27内への進行を
遮断される。第二操作面27aは暗くなり、且つ第一及
び第三操作面13a,33aは明るい(面発光した)状
態のままである。目視によって外見で暗くなった第二操
作面23aと、明るい第一及び第三操作面13a,33
aとを容易に識別できるので、第一乃至第三操作面13
a,23a,33aのうちどれが操作されているか否か
を簡単に判断できる。
【0022】また、図4の如くに、第一キートップ13
の第一操作面13aを押圧すると、第一キートップ13
が前記同一面から回路基板10側へ移動ストロークsだ
け陥没する。この時、左側光導入部19の下端19aが
透孔12aから移動ストロークsだけ陥没するので、左
側光源14から出射された照明光が透孔12aを通過し
ても左側光導入部19の下端19aから入射できない。
左側光源14からの照明光は第一光伝播部17に達しな
いから、第二及び第三光伝播部27,37へ伝播しな
い。
【0023】一方、右側光導入部39の下端39aが透
孔32aと相対向しているので、右側光源34からの照
明光が透孔32aを通って右側光導入部39の下端39
aに出射される。照明光は右側光導入部39内で二度反
射されて右側光導入部39の上端側から第三光伝播部3
7と第二光伝播部27の内部を伝播する。しかし、第二
光伝播部27の一端27aが第一光伝播部17の他端1
7aと相対向していないので、右側光源34からの照明
光は第一光伝播部17内へ進入できない。これによっ
て、第一操作面13aは暗くなり、第二及び第三操作面
23a,33a全体は明るいままである。
【0024】同様に、図5のように、第三キートップ3
3の第三操作面33aを操作した場合は、上記の第一操
作面13aを操作した場合と丁度反対である。つまり、
第三キートップ33が前記同一面から移動ストロークs
だけ陥没されることにより、右側光導入部39の下端3
9aが透孔32aと対向しなくなる。右側光源34から
の照明光は右側光導入部39の下端39aへ伝播でき
ず、第二及び第三光伝播部27,37へ進入できない。
一方、左側光源14からの照明光は透孔12aから左側
光導入部19の下端19aへ入射され、左側光導入部1
9の上端側から第一光伝播部17へ到達すると共に第二
光伝播部27内へ達する。しかし、第二光伝播部27の
他端27bは第三光伝播部37の一端37aと対向(相
対向)していないので、左側光源14からの照明光は第
三キートップ33の第三光伝播部37へ到達しない。こ
れにより、第三操作面33aは暗くなるが、第一及び第
二操作面13a,23a全体は明るいままである。
【0025】上述したように、図1乃至図5のように、
キートップ3自身が、従来の導光板83(図6参照)と
殆ど同一の作用(役目)をする光伝播部7を有するの
で、従来と比較して、照明式スイッチ1の部品点数を削
減できる。また、夜間時には光源14(34)からの照
明光により、操作されていない(スイッチオフ状態の)
キートップ3全体が面発光して明るい状態を維持し、且
つ操作された(スイッチオン状態の)キートップ3全体
は暗くなる。そのため、目視による外見で、第一乃至第
三キートップ13,23,33のうちどれが操作された
か否か(スイッチオン又はスイッチオフ状態であるか)
を確実に識別できると共に、キートップ3の位置を明確
に判断できる。これにより、キートップ3の視認性を従
来よりも向上できる。
【0026】
【発明の効果】以上の如くに、請求項1の発明によれ
ば、隔壁の透孔を介して光源から出射された照明光を、
両端に位置したキートップの光導入部から全てのキート
ップの光伝播部へ伝播できる。そして、キートップの操
作面に相対向する裏面に配置された光拡散部により、光
伝播部内の照明光を操作面へ拡散できるので、操作面全
体を面発光できる。そのため、夜間時でも、操作面全体
の輪郭を明確にできる。また、光源からの照明光をキー
トップの操作面へ伝播するのに際し、本願では従来使用
した導光板を必要としない。そのため、照明式スイッチ
を構成する部品点数を削減できる。これにより、照明式
スイッチの製造コストを低減できる。
【0027】請求項2の発明によれば、操作前には全て
のキートップの光伝播部を同一面上に配置しているの
で、光源からの照明光を全ての光伝播部内へ伝播でき
る。また、光伝播部の板厚が操作後におけるキートップ
の移動ストロークに設定されているので、操作後には操
作されたキートップの光伝播部が前記同一面から外れ、
且つ操作されていないキートップの光伝播部が前記同一
面上に残る。そのため、操作されていないキートップの
光伝播部から、操作されたキートップの光伝播部へ照明
光が入らない。即ち、操作されたキートップの操作面全
体が暗くなる。一方、操作されていないキートップの光
伝播部には照明光が入射されるので、操作面全体の輪郭
が明るい状態のままである。これにより、操作面の明暗
を目視によって外見でキートップが操作されたか否かを
確実に識別できる。
【0028】請求項3の発明によれば、両端に位置する
キートップが操作されると、操作されたキートップの光
伝播部が透孔から外れる。そのため、光源からの照明光
が、操作されたキートップの光伝播部内へ進入できなく
なると共に、操作されたキートップの操作面全体が暗く
なる。また、両端に位置するキートップのうちいずれか
一方のキートップを操作すると、一方のキートップに隣
接する別のキートップの光導入部内には他方のキートッ
プからの照明光が進入する。そのため、一方のキートッ
プの操作面は暗くなるが、他方のキートップを含めて別
のキートップの操作面は明るいままである。請求項2及
び3の発明によれば、夜間時に、複数のキートップのう
ち操作されたキートップの操作面全体は暗くなり、操作
されなかったキートップの操作面は面発光する。そのた
め、操作面の明暗を目視によって外見で識別することに
より、操作されたか否かを明確に区別できる。これによ
って、夜間時におけるキートップの視認性を向上でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る照明式スイッチの一実施形態を示
す平面図である。
【図2】図1におけるX−X線の断面図である。
【図3】図2において第二キートップを操作した状態を
示す断面図である。
【図4】図2において第一キートップを操作した状態を
示す断面図である。
【図5】図2において第三キートップを操作した状態を
示す断面図である。
【図6】従来例を示す断面図である。
【符号の説明】
1 照明式スイッチ 2 スイッチパネル 3 キートップ 3a 操作面 3b 裏面 7 光伝播部 9 光拡散部 12,32 隔壁 12a,32a 透孔 13 第一キートップ 14 左側光源(光源) 17 第一光伝播部 19 左側光導入部(光導入部) 23 第二キートップ 27 第二光伝播部 33 第三キートップ 34 右側光源(光源) 37 第三光伝播部 39 右側光導入部(光導入部)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 滝口 修司 静岡県裾野市御宿1500 矢崎総業株式会社 内 Fターム(参考) 3K040 CA01 DA02 GC04 HA03 HB04 5C096 AA04 BA01 BB11 CB02 CC12 CD10 CF02 DB09 DB19 DB36 DC10 FA11 FA18 5G006 AC03 AZ01 JA01 JB01 JC02 JF25

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スイッチパネルに複数配列されたキート
    ップと、該キートップへ照明光を照射する光源とを有す
    る照明式スイッチにおいて、 前記キートップの操作面と該操作面に相対向する裏面と
    の間を肉厚にすることにより形成された光伝播部と、 該光伝播部内の前記照明光を前記操作面全体に照射する
    ため前記裏面に配置された光拡散部と、 両端に位置した前記キートップの前記光伝播部に連結す
    る光導入部と、 前記キートップの両側に配置された前記光源を隔離する
    ため前記パネルの内側に形成された一対の隔壁と、 前記光源からの前記照明光を前記光導入部に案内するた
    め前記隔壁に穿設された透孔とから成ることを特徴とす
    る照明式スイッチ。
  2. 【請求項2】 操作前には前記光伝播部が全て同一面上
    に配置されていると共に、前記光伝播部の板厚が操作後
    における前記キートップの移動ストロークに設定されて
    いることを特徴とする請求項1記載の照明式スイッチ。
  3. 【請求項3】 両端に位置した前記キートップの操作後
    に、前記透孔を通った前記照明光が前記光導入部から外
    れるように前記透孔と光導入部とが配置されていること
    を特徴とする請求項1又は2記載の照明式スイッチ。
JP11149292A 1999-05-28 1999-05-28 照明式スイッチ Withdrawn JP2000340061A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010257801A (ja) * 2009-04-24 2010-11-11 Kyocera Corp 携帯電子機器
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