JP2000339943A - ディスク装置の収納装置 - Google Patents

ディスク装置の収納装置

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JP2000339943A
JP2000339943A JP11152978A JP15297899A JP2000339943A JP 2000339943 A JP2000339943 A JP 2000339943A JP 11152978 A JP11152978 A JP 11152978A JP 15297899 A JP15297899 A JP 15297899A JP 2000339943 A JP2000339943 A JP 2000339943A
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disk
disk device
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storage device
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Koso Ryu
興宗 劉
Shobun Ro
昭文 呂
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Teac Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明はパーソナルコンピュータまたは車両内
に接続されるディスク装置を内部に着脱可能に収納する
ディスク装置の収納装置に関し、複数の装置(パーソナ
ルコンピュータまたは車両)に対し1台の磁気ディスク
装置を共用しうるようにすることを課題とする。 【解決手段】パーソナルコンピュータ70に配設されると
共にディスク装置10A を収納装置本体51の内部に収納す
るディスク装置の収納装置であって、ディスク装置10A
を着脱可能に装着するディスクトレイ12と、このディス
クトレイ12を駆動させるトレイ駆動機構( 第1及び第2
のリードスクリュー60,61,及び第1及び第2のドライブ
ナット57,58 等)と、ディスクトレイ12が前記所定装着
位置まで移動した際、ディスク装置10A と収納装置本体
51とを接続する電気的接続手段(コネクタ20,21,62,63)
とを設けた構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はディスク装置の収納
装置に係り、特にパーソナルコンピュータに接続される
ディスク装置を内部に着脱可能に収納するディスク装置
の収納装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、パーソナルコンピュータの外部
記憶装置として、磁気ディスクを媒体とする磁気ディス
ク装置(フロッピーディスク装置等)、光ディスクを媒
体とする光ディスク装置(CD−ROM装置)が広く用
いられている。また、CD−ROM装置は再生専用の構
成であるため、光ディスクに対し記録再生処理を可能と
したCD−R装置(光ディスクに1回のみ書き込み可
能)や、CD−RW装置(光ディスクに対し書換え可
能)も提供されるようになってきている。
【0003】更に、CD−ROM装置よりも高密度の記
録を可能とするものとして、DVD−ROM装置も開発
され提供されつつある(以下、CD−ROM装置,CD
−RW装置,DVD−ROM装置のように、光ディスク
を媒体とする装置を総称して光ディスク装置というもの
とする)。従来、これら光ディスク装置のパーソナルコ
ンピュータへの接続態様は、パーソナルコンピュータの
タイプに対応して大きく二つに分けることができる。即
ち、パーソナルコンピュータは、いわゆるディスクトッ
プと称せられる机上に設置して使用するタイプのもの
と、いわゆるラップトップと称せられる携帯可能なタイ
プのものに大別される。
【0004】ディスクトップタイプのパーソナルコンピ
ュータは、比較的光ディスク装置を配設するスペースに
余裕があるため、光ディスク装置は、パーソナルコンピ
ュータの装置本体に組み込まれた構成とされている(以
下、このタイプの光ディスク装置を内蔵型光ディスク装
置という)。また、磁気ディスク装置についても同様の
理由により、パーソナルコンピュータの装置本体に組み
込まれた構成とされている。
【0005】また、内蔵型光ディスク装置に対して光デ
ィスクの装着脱を行う構成としては、内蔵型光ディスク
装置に光ディスクが装着されるスライド可能なディスク
トレイを設け、このディスクトレイが内蔵型光ディスク
装置から引き出された状態において光ディスクの装着脱
を行い、また光ディスクが装着されたディスクトレイが
内蔵型光ディスク装置内に引き込まれた状態で光ディス
クに対し再生/或いは記録処理を行う構成とされてい
た。
【0006】更に、内蔵型光ディスク装置とパーソナル
コンピュータ内の電子回路との電気的接続は、内蔵型光
ディスク装置はパーソナルコンピュータの装置本体内に
組み込まれているため、コネクタ及びケーブル等を用い
て装置本体内において行われていた。一方、ラップトッ
プのパーソナルコンピュータは、携帯性を重視する点か
ら小型・軽量化が図られており、パーソナルコンピュー
タの装置本体内に光ディスク装置は組み込まれていな
い。即ち、ラップトップの場合には、光ディスク装置は
パーソナルコンピュータに対し外付けされる構成とされ
ている(以下、このタイプの光ディスク装置を外付け型
光ディスク装置という)。
【0007】また、外付け型光ディスク装置に対して光
ディスクの装着脱を行う構成としては、上記した内蔵型
の光ディスク装置と異なり、外付け型光ディスク装置の
ディスク装置本体上部に設けられた、カンガルーポケッ
ト状に開蓋する蓋体(リッド)を用いて行う構成とされ
ている。即ち、外付け型光ディスク装置はパーソナルコ
ンピュータと別体構造となっているため、必ずしもディ
スクトレーを用いる必要はない。よって、外付け型光デ
ィスク装置のディスク装置本体上部にカンガルーポケッ
ト状に開蓋する蓋体を設け、この蓋体がディスク装置本
体に対し開蓋された状態において光ディスクの装着脱を
行い、また光ディスクが装着された後に蓋体を閉蓋した
状態で光ディスクに対し再生/或いは記録処理を行う構
成とされていた。
【0008】更に、外付け型光ディスク装置とパーソナ
ルコンピュータとの電気的接続は、前記のように外付け
型光ディスク装置はパーソナルコンピュータの装置本体
と別体とされているため、SCSIカード及び専用ケー
ブル等を用いて装置本体外部において行われていた。ま
た、磁気ディスク装置と光ディスク装置との関係におい
ては、磁気ディスク装置と光ディスク装置とは別体構造
とされていた。よって、ディスクトップのパーソナルコ
ンピュータの場合には、磁気ディスク装置と光ディスク
装置とをそれぞれ独立して装置本体に組み込む構造とさ
れており、またラップトップタイプのパーソナルコンピ
ュータの場合においても、磁気ディスク装置と光ディス
ク装置とをそれぞれ別個に装置本体に接続する構成とさ
れていた。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、上記のよう
に従来の光ディスク装置は、パーソナルコンピュータの
タイプ(ディスクトップタイプ、及びラップトップタイ
プ)に対応し、内蔵型光ディスク装置と外付け型光ディ
スク装置の構成が大きく異なっていた。このため、1台
の光ディスク装置を、ディスクトップタイプのパーソナ
ルコンピュータとラップトップタイプのパーソナルコン
ピュータとの双方に共通して使用することができないと
いう問題点があった。
【0010】近年のパーソナルコンピュータの普及は著
しいものがあり、使用性の相違からディスクトップタイ
プのパーソナルコンピュータとラップトップタイプのパ
ーソナルコンピュータを共に使用するユーザー(以下、
共用ユーザーという)が多くなってきている。このよう
な共用ユーザーにとっては、各タイプのパーソナルコン
ピュータ毎に光ディスク装置を用意する必要があり使用
性が悪く、またコスト的にも負担が係るという問題点が
あった。
【0011】本発明は上記の点に鑑みてなされたもので
あり、ディスクトップタイプ及びラップトップタイプの
各パーソナルコンピュータに対し1台の磁気ディスク装
置を共用しうるようにしたディスク装置の収納装置を提
供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明では、次に述べる各手段を講じたことを特徴と
するものである。請求項1記載の発明は、パーソナルコ
ンピュータに配設されると共に、ディスク装置を収納装
置本体内部に収納するディスク装置の収納装置であっ
て、前記ディスク装置を着脱可能に装着するトレイと、
該トレイを駆動させるトレイ駆動機構と、前記トレイが
前記ディスク装置の所定装着位置まで移動した際、前記
ディスク装置と前記収納装置本体とを接続する電気的接
続手段とを具備することを特徴とするものである。
【0013】また、請求項2記載の発明は、車両内に配
設されると共に、ディスク装置を収納装置本体内部に収
納するディスク装置の収納装置であって、前記ディスク
装置を着脱可能に装着するトレイと、該トレイを駆動さ
せるトレイ駆動機構と、前記トレイが前記ディスク装置
の所定装着位置まで移動した際、前記ディスク装置と前
記収納装置本体とを接続する電気的接続手段とを具備す
ることを特徴とするものである。
【0014】また、請求項3記載の発明は、請求項1ま
たは2記載のディスク装置の収納装置において、前記ト
レイ駆動機構は、前記トレイの移動範囲全体にわたり前
記トレイを駆動する第1のリードスクリューと、少なく
とも前記トレイが前記所定装着位置まで移動する前に前
記トレイと接続し、前記第1のリードスクリューと共に
前記トレイを駆動する第2のリードスクリューとを具備
することを特徴とするものである。
【0015】上記した各手段は、次のように作用する。
請求項1及び請求項2記載の発明によれば、ディスク装
置はトレイに対し着脱可能な構成であるため、ディスク
装置は収納装置に対し着脱可能な構成である。また、収
納装置はパーソナルコンピュータまたは車両内に配設さ
れているため、よってディスク装置はパーソナルコンピ
ュータまたは車両に対して着脱可能な構成となる。ま
た、ディスク装置が装着されたトレイがトレイ駆動機能
により駆動されて所定装着位置まで移動した際、ディス
ク装置と収納装置本体は電気的接続手段により電気的に
接続される。
【0016】従って、ディスク装置を収納装置から、即
ちパーソナルコンピュータまたは車両から取り外した場
合には、ディスク装置を単独で使用することが可能とな
り、他の外部記憶機器,或いは音楽CDの再生装置等と
して使用することが可能となる。また、ディスク装置を
収納装置に収納する場合には、ディスク装置が所定装着
位置に移動されることにより、この移動に伴い電気的接
続手段により自動的にディスク装置と収納装置本体は電
気的に接続されるため、ディスク装置と収納装置本体と
の電気的接続を容易に行うことができる。
【0017】また、請求項3記載の発明によれば、トレ
イ駆動機構に第1及び第2のリードスクリューを設け、
第1のリードスクリューがトレイの移動範囲全体にわた
りトレイを駆動し、第2のリードスクリューが少なくと
もトレイが所定装着位置まで移動する前にトレイと接続
してトレイを駆動する構成としたことにより、電気的接
続手段によりディスク装置と収納装置本体が電気的に接
続される際、トレイは第1及び第2のリードスクリュー
の双方により駆動された構成となる。
【0018】電気的接続手段によりディスク装置と収納
装置本体を電気的に接続する際、トレイを移動させるの
に要する力に加えて接続を行うための力が印加される。
即ち、第1のリードスクリューのみの駆動力ではディス
ク装置と収納装置本体を確実に電気的に接続することが
できないおそれがある。しかるに、接続時において第1
及び第2のリードスクリューの双方がトレイを駆動する
構成とすることにより、トレイの駆動力は強くなり、よ
ってディスク装置と収納装置本体の電気的接続を確実に
行うことが可能となる。
【0019】また、2本のリードスクリューの駆動力に
より電気的接続処理を行うことにより、電気的接続手段
に傾きが発生することを防止でき、これによっても電気
的接続を確実に行うことができる(電気的接続手段とし
てコネクタを用いた時に有効である)。更に、第2のリ
ードスクリューは、電気的接続手段による接続処理が行
われる領域においてトレイを駆動する構成とされている
ため、第1のリードスクリューに対して短くすることが
でき、収納装置の構造をコンパクト化することができ
る。
【0020】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面と共に説明する。図1乃至図4は、本発明に係る
収納装置50A,50Bに装着されるディスク装置10
Aを示している。ディスク装置10Aは光ディスクを媒
体とする光ディスク装置(CD或いはDVD)であり、
パーソナルコンピュータ70(図8参照)の外部記憶装
置(CD−ROM,DVD−ROM)としして用いられ
るものである。
【0021】各図に示されるように、ディスク装置10
Aは、大略するとディスク装置本体11A,ディスクト
レイ12,及び蓋体14等により構成されている。尚、
各図において、図1はディスクトレイ12がディスク装
置本体11A内に引き込まれると共に蓋体14が閉蓋さ
れた状態を示し、図2は蓋体14が開蓋される状態を示
し、図3はディスクトレイ12がディスク装置本体11
Aから引き出された状態を示している。更に、図4はデ
ィスク装置10Aの分解斜視した図である。
【0022】ディスク装置本体11Aは、図4に示され
るように、上部が開口された矩形形状のフレーム15を
有しており、その底板15a上には回路基板16が配設
されている。また、底板15aの所定位置には、一対の
位置決め凹部(図に現れず)が形成されている。更に、
フレーム15に内設される回路基板16には、光ディス
ク(図示せず)に対し再生/記録処理を行うための各種
電子回路が形成されると共に、複数のコネクタ20〜2
3が配設されている。
【0023】このコネクタ20〜23の内、20,21
は外部接続用コネクタであり、後述するように、ディス
ク装置10Aを収納装置50A,50Bに装着する際に
用いられるものである。この外部接続用コネクタ20,
21は、回路基板16の後端部(図中、矢印X2方向の
端部)に配設されている。更に、回路基板16の矢印X
2方向の端部には、装着状態検出スイッチ24及び蓋体
ロック機構25が配設されている(装着状態検出スイッ
チ24及び蓋体ロック機構25については、後に詳述す
る)。
【0024】また、フレーム15にはサイドホルダ18
が立設されている。このサイドホルダ18の脚部は、回
路基板16に形成された孔部16Aを介してフレーム1
5の底板15aに固定されている。また、サイドホルダ
18と、フレーム15の側板部15cとの間には、メイ
ンホルダ17が固定される。このメインホルダ17は、
回路基板16に対し対向離間した状態で配設されてい
る。
【0025】メインホルダ17は、その上部にディスク
トレイ12を図中矢印X1,X2方向に移動可能に装着
している。このメインホルダ17上にはディスクトレイ
12を図中矢印X1,X2方向に駆動するトレイローデ
ィング機構(図示せず)が設けられており、よってディ
スクトレイ12はディスク装置本体11Aに対して図中
矢印X1,X2方向に移動する構成となっている。
【0026】ディスクトレイ12は、その上部に光ディ
スクが装着される構成とされており、また光ディスクと
対向する位置に設けられた開口部12aには光ヘッド2
6が配設されている。また、光ディスクが装着される中
心位置には、光ディスクを回転駆動するためのスピンド
ル27,スピンドルモータ,及びクランプ機構(スピン
ドルモータ及びクランプ機構は図に現れず)が配設され
ている。光ヘッド26は装着された光ディスクの半径方
向に移動可能な構成とされており、スピンドル27によ
り所定回転数で回転する光ディスクに対して再生/或い
は記録処理を行う。
【0027】また、光ヘッド26への信号の授受、及び
スピンドルモータへの電源供給は、図示しないフレキシ
ブル基板を用いて行われ、このフレキシブル基板の端部
に設けられたコネクタ31は、接続用回路基板28に設
けられたコネクタ30に接続されている。また、接続用
回路基板28の下端部に設けられたコネクタ29は、回
路基板16に配設されたコネクタ23に立設状態で接続
される構成とされている。よって、光ヘッド26は、フ
レキシブル基板及び接続用回路基板28を介して回路基
板16に接続された構成となっている。
【0028】更に、ディスクトレイ12の図中矢印X1
方向端部には、トレイパネル13が配設されている。こ
のトレイパネル13は、例えば液晶表示装置よりなるデ
ィスプレイ32と、押釦形式とされた各種操作スイッチ
33等を配設した構成とされている。また、トレイパネ
ル13には、上記のディスプレイ32及び操作スイッチ
33と接続したフレキシブル基板34が接続されてお
り、このフレキシブル基板34の多端部は、回路基板1
6に設けられたコネクタ22に接続される。これによ
り、トレイパネル13は回路基板16と電気的に接続さ
れた構成となる。
【0029】一方、フレーム15の両側に形成された側
板部15c,15dの上部には鍔部15bが形成されて
おり、この鍔部15bの図中矢印X2方向端部にはアッ
パーホルダ19が配設されている。アッパーホルダ19
は細長状の略コ字形状を有した部材であり、その両端部
には貫通孔36がそれぞれ形成されている。蓋体14
は、このアッパーホルダ19に開閉自在に取り付けられ
る。具体的には、蓋体14に形成されたヒンジ部14a
はアッパーホルダ19のコ字状部分(符合19aで示
す)の内部に位置するよう構成されており、またヒンジ
部14aの両側部には支軸ピン37が装着される装着孔
14bが形成されている。
【0030】よって、蓋体14のヒンジ部14aをアッ
パーホルダ19のコ字状部分19aに装着し、アッパー
ホルダ19の外側から支軸ピン37を貫通孔36を介し
て蓋体14の装着孔14bに嵌入することにより、蓋体
14はアッパーホルダ19に対し支軸ピン37を中心と
して開閉自在な構成となる。よって、蓋体14はディス
ク装置本体11Aの上部開口を開閉する機能を奏するこ
ととなる。
【0031】また、蓋体14の面積は、光ディスクの面
積に対し大きく設定されている。よって、蓋体14を開
蓋した状態において、引き出されたディスクトレイ12
に対し光ディスクを装着脱することが可能となる。更
に、前記したヒンジ部14aの回路基板16と対向する
位置には、ロック爪39が形成されている。このロック
爪39は、回路基板16上に形成された蓋体ロック装置
25と係合可能な構成されている。そして、蓋体ロック
装置25が駆動されてロック爪39と係合することによ
り、蓋体14はその回動が規制される。
【0032】尚、前記した支軸ピン37にはギヤ部38
が形成されており、このギヤ部38はサイドホルダ18
に取り付けられたダンパー35のギヤ部35aと噛合し
ている。これにより、蓋体14が急激に開閉されること
を防止している。上記構成とされたディスク装置10A
は、図中矢印X1,X2方向に移動(スライド)するデ
ィスクトレイ12と、ディスク装置本体11Aの上部で
開閉する蓋体14を共に有しているため、光ディスクの
装着脱する際、ディスクトレー12を用いて装着脱す
る態様と、蓋体14を開いて装着脱する態様の2態様
を選択することが可能となる。
【0033】即ち、図1に示すようにディスクトレー1
2がディスク装置本体11Aに引き込まれ、かつ蓋体1
4が閉じられた状態のディスク装置10Aに光ディスク
を装着する場合、図2に示すように蓋体14を矢印A方
向に回動させて開き光ディスクを装着脱する態様(ディ
スクトレー12は引き込まれた状態)と、図3に示すよ
うにディスクトレー12をディスク装置本体11Aから
イジェクト位置(光ディスクを装着脱する位置)まで引
き出して光ディスクを装着脱する態様(蓋体14は閉蓋
された状態)とのいずれかを選択することが可能とな
る。
【0034】従って、使用者はディスク装置10Aの使
用場所及び使用形態に応じて上記の態様との態様を
選択することが可能となり、ディスク装置10Aの使用
性,汎用性を向上させることができる。具体的には、デ
ィスク装置10Aをラップトップタイプのパーソナルコ
ンピュータの外部記憶装置として用いた場合には、蓋体
14を開いて光ディスクを装着脱する態様で用いること
により、ディスクトレー12の引き出されるスペースを
確保する必要がなくなり、狭いスペースでパーソナルコ
ンピュータ及びディスク装置10Aを使用することがで
きる。
【0035】また、ディスクトレー12を引き出して光
ディスクを装着脱する態様で用いた場合には、後に詳述
するようにディスク装置10Aをディスクトップタイプ
のパーソナルコンピュータ70のコンピュータ本体71
Aに組み込むことが可能となる。即ち、ディスク装置1
0Aを本実施例のように光ディスクの装着脱に際し、上
記したの態様との態様を選択可能な構成とすること
により、ディスク装置10Aをディスクトップタイプの
パーソナルコンピュータの外部記憶装置としても、また
ラップトップタイプのパーソナルコンピュータの外部記
憶装置としても用いることが可能となる。
【0036】図5は、第2実施例であるディスク装置1
0Bを示している。尚、図5において、図1乃至図4に
先に示した構成と同一構成については、同一符号を附し
てその説明を省略する。本実施例に係るディスク装置1
0Bは、光ディスク装置としての機能と、磁気ディスク
としての機能を1台のディスク装置内に組み込んだ構成
としたことを特徴とするものである。このため、本実施
例に係るディスク装置10Bは、ディスク装置本体11
Bの上部に前記したディスク装置10Aと同一機能を有
した光ディスク部40を配設すると共に、下部に磁気デ
ィスク部41を配設した構成とされている。また、磁気
ディスク(例えば、フロッピーディスク)は、トレイパ
ネル13の下部に配設された磁気ディスク部41の磁気
ディスク挿入口42からディスク装置本体11B内に装
着脱される構成とされている。
【0037】本実施例に係るディスク装置10Bによれ
ば、1台のディスク装置10Bで、光ディスク及び磁気
ディスクの双方に対し再生/記録処理を行うことが可能
となり、使用性の向上を図ることができる。特に、ディ
スク装置10Bをラップトップタイプのパーソナルコン
ピュータの外部記憶装置として用いた場合には、従来で
は光ディスク装置と磁気ディスク装置をそれぞれ外部接
続しようとした場合、光ディスク専用の光ディスク装置
と磁気ディスク専用の磁気ディスク装置をそれぞれ別個
にパーソナルコンピュータに接続する必要があった。
【0038】このため、それぞれの装置毎にSCSIカ
ード及びケーブルを容易する必要があり各装置の接続処
理が面倒で、また使用者の経済的負担も大きくなってし
まうという問題点があった。また、パーソナルコンピュ
ータの近傍に光ディスク装置及び磁気ディスク装置の双
方を配置する必要があり、小型化を図ったラップトップ
タイプのパーソナルコンピュータでありながら、広い設
置スペースが必要となるという問題点もあった。
【0039】しかるに、本実施例のようにディスク装置
本体11Bに光ディスク部40と磁気ディスク部41を
共に配設することにより、使用性の向上,設置スペース
の省スペース下,及び使用者の経済低負担の軽減を図る
ことができる。また、上記したように光ディスク部40
は、前記した第1実施例に係るディスク装置10Aと同
一の機能を有している。よって、本実施例に係るディス
ク装置11Bも光ディスクの装着脱する際、ディスク
トレー12を用いて装着脱する態様と、蓋体14を開
いて装着脱する態様の2態様を選択することが可能であ
り、ディスク装置10Aの使用性及び汎用性の向上が図
られている。
【0040】続いて、本発明の第1実施例である収納装
置50Aについて説明する。図6乃至図9は、第1実施
例である収納装置50Aを示している。図6は収納装置
50Aの斜視図であり、図7は収納装置50Aの内部機
構を示す図であり、図8及び図9は収納装置50Aをパ
ーソナルコンピュータ70に配設した状態を示す図であ
る。
【0041】収納装置50Aは、前記したディスク装置
10A,10Bを内部に装着脱可能に収納するものであ
るまた、図8及び図9に示すように、収納装置50A
は、ディスクトップタイプのパーソナルコンピュータ7
0(コンピュータ本体71A,ディスプレイ72,キー
ボード73により構成される)等に配設されて使用され
るものである。
【0042】尚、収納装置50Aはパーソナルコンピュ
ータ70以外の電子装置(例えば、オーディオ装置等)
についても適用可能であるが、以下の説明では、収納装
置50Aをディスクトップタイプのパーソナルコンピュ
ータ70に配設した例について説明するものとする。ま
た、収納装置50Aは、ディスク装置10A,10Bの
いずれをも装着脱可能な構成とされているが、以下の説
明ではディスク装置10Aを装着する例について説明す
るものとする。
【0043】この収納装置50Aは、大略すると収納装
置本体51、装置収納トレイ52A、ディスク装置接続
用コネクタ62,63、コンピュータ接続用コネクタ6
4〜67、及びトレイ駆動機構等により構成されてい
る。装置収納トレイ52Aは、収納装置本体51のフロ
ントパネルに設けられたイジェクト釦53を操作するこ
とにより、後述するトレイ駆動機構により収納装置本体
51に対して図中矢印X1,X2方向に移動する構成と
されている。そして、装置収納トレイ52Aが矢印X1
方向に引き出された状態において、装置収納トレイ52
Aに対しディスク装置10Aが装着脱される。
【0044】また、ディスク装置10Aが装着された装
置収納トレイ52Aが矢印X2方向に引き込まれること
により、後述するようにディスク装置10Aは装置収納
トレイ52Aと電気的に接続される構成となっている。
よって、装置収納トレイ52A内に収納された状態にお
いて、ディスク装置10Aは光ディスクに対し記録/再
生処理を行うことができる。
【0045】また、装置収納トレイ52Aの上面所定位
置には、上方に向け突出する複数(本実施例では2個)
の位置決めリブ55が設けられている。この位置決めリ
ブ55は、ディスク装置10Aのディスク装置本体11
Aの底部に形成された位置決め凹部と係合するよう構成
されている。よって、位置決め凹部を位置決めリブ55
に係合させることにより、装置収納トレイ52Aに対し
ディスク装置10Aの装着位置を位置決めすることがで
きる。
【0046】これにより、ディスク装置10Aの装着時
において、装置収納トレイ52Aに対しディスク装置1
0Aの装着位置を容易に位置決めすることができ、ディ
スク装置10Aの不良ローディング(例えば、引き込み
時にディスク装置10Aと収納装置本体51とが衝突し
てしまう等)の発生を防止することができる。更に、装
置収納トレイ52Aの図中矢印X1方向端部には、立設
されたフロントパネル54が配設されている。このフロ
ントパネル54は、装置収納トレイ52Aが収納装置本
体51内に引き込まれた状態において、収納装置本体5
1の前面に形成された装置挿入開口59を閉じるよう構
成されている。
【0047】尚、収納装置本体51の図中矢印Y1,Y
2方向の両側部には、装置収納トレイ52Aの矢印X
1,X2方向の移動を案内するサイドレール56が設け
られており、装置収納トレイ52Aの安定した移動を実
現している。次に、ディスク装置接続用コネクタ62,
63について説明する。このディスク装置接続用コネク
タ62,63は収納装置本体51に配設されており、デ
ィスク装置10Aが収納装置本体51内に装着された
際、収納装置50Aとディスク装置10Aとを接続する
電気的接続手段として機能するものである。このディス
ク装置接続用コネクタ62,63の配設位置は、収納装
置本体51内にディスク装置10Aが収納された際、デ
ィスク装置10Aの外部接続用コネクタ20,21(図
4参照)が接続される位置に選定されている。
【0048】また、収納装置本体51の図中矢印X2方
向端部には、収納装置50Aをコンピュータ本体71A
と電気的に接続するためのコンピュータ接続用コネクタ
64〜67が配設されている。このコンピュータ接続用
コネクタ64〜67とディスク装置接続用コネクタ6
2,63は、図示しない回路基板により電気的に接続さ
れている。尚、この回路基板に入/出力回路等を設ける
ことにより、回路基板を単に各コネクタ62〜67を電
気的に接続するだけの接続手段とはせず、多機能化させ
た構成としてもよい。
【0049】続いて、装置収納トレイ52Aを移動させ
るトレイ駆動機構について説明する。トレイ駆動機構
は、大略すると第1のドライブナット57,第2のドラ
イブナット58,第1のリードスクリュー60,第2の
リードスクリュー61,ローディング検出スイッチ6
8,及びアンローディング検出スイッチ69等により構
成されている。
【0050】第1及び第2のドライブナット57,58
は、装置収納トレイ52Aの裏面に配設されている。ま
た、第1のドライブナット57の配設位置と第2のドラ
イブナット58の配設位置は、図7に矢印Y1,Y2方
向に若干量離間させて配設されている。一方、第1及び
第2のリードスクリュー60,61は、収納装置本体5
1内に図中矢印X1,X2方向に延在するよう配設され
ている。この各リードスクリュー60,61は、収納装
置本体51内に設けられた図示しないモータによりそれ
ぞれ回動する構成とされている。
【0051】第1のリードスクリュー60は、装置収納
トレイ52Aに設けられた第1のドライブナット57と
螺合するよう構成されている。また、第2のリードスク
リュー61は、装置収納トレイ52Aに設けられた第2
のドライブナット58と螺合するよう構成されている。
更に、第1及び第2のリードスクリュー60,61の長
さに注目すると、第1のリードスクリュー60は第2の
リードスクリュー61に対して長く設定されている。具
体的には、第1のリードスクリュー60の長さは、の移
動範囲全体にわたり第1のドライブナット57が螺合す
るよう設定されている。
【0052】これに対し、第2のリードスクリュー61
の長さは、少なくとも装置収納トレイ52Aが収納装置
本体51内の所定収納位置(ディスク装置10Aを装着
する所定位置)まで移動する前に、第2のドライブナッ
ト58と螺合するよう設定されている。即ち、第2のリ
ードスクリュー61の長さは、第1のリードスクリュー
60の長さに対して短く設定されている。
【0053】このように第1及び第2のリードスクリュ
ー60,61の長さを設定することにより、装置収納ト
レイ52Aは第1のリードスクリュー60により駆動さ
れる領域と、第1及び第2のリードスクリュー60,6
1の双方により駆動される領域を有することとなる。ま
た、装置収納トレイ52Aは、所定の引き出し位置まで
移動された状態において、収納装置本体51に設けられ
たローディング状態検出スイッチ68と係合するよう構
成されている。そして、ローディング状態検出スイッチ
68が検出信号を出力した時点で、即ち装置収納トレイ
52Aが、所定引き出し位置まで移動した時点で、第1
のリードスクリュー60を回動させるモータは停止され
る構成となっている。
【0054】また、装置収納トレイ52Aは、所定の引
き込み位置まで移動された状態において、収納装置本体
51に設けられたアンローディング状態検出スイッチ6
9と係合するよう構成されている。そして、アンローデ
ィング状態検出スイッチ68が検出信号を出力した時点
で、即ち装置収納トレイ52Aが、所定引き込み位置ま
で移動した時点で、第1及び第2のリードスクリュー6
0,61を回動させるモータは停止される構成となって
いる。
【0055】尚、第2のリードスクリュー61を回動
は、第1のリードスクリュー60が回動している間は共
にモータを駆動し続ける構成としてもよく(本実施例の
構成)、また別個に起動スイッチを配設することによ
り、第2のリードスクリュー61が第2のドライブナッ
ト58と螺合する間だけモータを回動させる構成として
もよい。
【0056】続いて、上記したトレイ駆動機構の動作に
伴い、ディスク装置10Aの外部接続用コネクタ20,
21が、収納装置50Aに設けられたディスク装置接続
用コネクタ62,63と接続される動作について説明す
る。ディスク装置10Aが引き出された状態の装置収納
トレイ52Aに装着されると、各リードスクリュー6
0,61を回動させるモータが起動し、装置収納トレイ
52Aは図中矢印X2方向に移動を開始する。これに伴
い、ディスク装置10Aに設けられた外部接続用コネク
タ20,21も収納装置50Aに設けられたディスク装
置接続用コネクタ62,63に向け移動し、装置収納ト
レイ52Aが所定の引き込み位置まで移動した時点で、
外部接続用コネクタ20,21はディスク装置接続用コ
ネクタ62,63に自動的に接続される。
【0057】この際、上記のように第1のリードスクリ
ュー60は、装置収納トレイ52Aをその移動範囲全体
にわたり駆動するよう構成され、かつ第2のリードスク
リュー61は少なくとも装置収納トレイ52Aが所定引
き込み位置(装着位置)まで移動する前に第2のドライ
ブナット58と噛合し、装置収納トレイ52Aを駆動す
る構成とされている。
【0058】よって、外部接続用コネクタ20,21が
ディスク装置接続用コネクタ62,63に接続される
際、装置収納トレイ52Aは第1及び第2のリードスク
リュー60,61の双方により駆動された構成となる。
ところで、外部接続用コネクタ20,21がディスク装
置接続用コネクタ62,63に装着される際、装置収納
トレイ52Aを移動させるのに要する力に加えて、各コ
ネクタ20,21,62,63を接続するための力が必
要となる。また、引き出し時において外部接続用コネク
タ20,21をディスク装置接続用コネクタ62,63
から離脱させる時も、装置収納トレイ52Aを移動させ
るのに要する力に加えてて各コネクタ20,21,6
2,63を離脱させるための力が必要となる。よって、
第1のリードスクリュー60のみの駆動力では、ディス
ク装置10Aと収納装置本体51との接続及び接続解除
を確実に行えないおそれがある。
【0059】しかるに、上記したように各コネクタ2
0,21,62,63の接続時及び接続解除時におい
て、第1及び第2のリードスクリュー60,61の双方
が装置収納トレイ52Aを駆動する構成とすることによ
り、コネクタ接続時における装置収納トレイ52Aの駆
動力は強くなり、よってディスク装置10Aと収納装置
50A(収納装置本体51)の電気的接続及び接続解除
を確実に行うことが可能となる。
【0060】また、2本のリードスクリュー60,61
は、前記のようの図7に矢印Y1,Y2方向に離間配設
されているため、各コネクタ20,21,62,63の
接続時及び接続解除に装置収納トレイ52Aに接続力が
印加されても、装置収納トレイ52Aに傾きが発生する
ことを防止することができる。よって、これによっても
ディスク装置10Aと収納装置本体51の電気的接続及
び接続解除を確実に行うことができる。
【0061】更に、第2のリードスクリュー61は、少
なくとも各コネクタ20,21,62,63の接続処理
が行われる範囲において装置収納トレイ52Aを駆動す
るよう、即ち少なくとも装置収納トレイ52Aが所定引
き込み位置(装着位置)まで移動する前に第2のドライ
ブナット58と噛合し、装置収納トレイ52Aを駆動す
る構成とされている。従って、第2のリードスクリュー
61を第1のリードスクリュー60に比べて短くするこ
とができ、よって収納装置50Aの構造をコンパクト化
することができる。
【0062】一方、前記したようにディスク装置10A
に設けられた回路基板16の図中矢印X2方向端部に
は、図4に示されるように、装着状態検出スイッチ24
及び蓋体ロック装置25が設けられている。この装着状
態検出スイッチ24は、装置収納トレイ52Aが所定引
き込み位置(装着位置)まで移動した際、収納装置本体
51に配設された装着状態検出片(図示せず)に当接し
ONとなる構成とされている。
【0063】また、蓋体ロック装置25は、蓋体14に
形成されたロック爪39と係合可能な構成とされてお
り、前記した装着状態検出スイッチ24がONとなった
状態において、ロック爪39と係合し蓋体14の移動を
ロックする構成とされている。いま、仮にディスク装置
10Aが収納装置50Aに装着された状態で蓋体14が
開蓋した場合を想定すると、装置収納トレイ52Aが所
定装着位置から引き出される際、蓋体14が収納装置本
体51と当接して装置収納トレイ52Aが引き出されな
くなるおそれがある。
【0064】しかるに、蓋体14にロック爪39を設け
ると共に、装着状態検出スイッチ24及び蓋体ロック装
置25を設けることにより、ディスク装置10Aが収納
装置50Aの所定装着位置に収納された状態では、蓋体
ロック装置25により蓋体14が開蓋することはなく、
装置収納トレイ52Aの引き出しを確実に行うことがで
きる。
【0065】上記のように、本実施例に係る収納装置5
0Aは、パーソナルコンピュータ70のコンピュータ本
体71Aに配設されており、また装置収納トレイ52A
に対しディスク装置10Aを着脱可能な構成とされてい
る。よって、収納装置50Aを用いることにより、ディ
スク装置10Aをコンピュータ本体71A(パーソナル
コンピュータ70)に対して着脱可能な構成とすること
ができる。
【0066】従って、図9(A)に示すようにディスク
装置10Aを収納装置50A(即ちコンピュータ本体7
1A)から取り外した場合には、図1に示すようにディ
スク装置10Aを単独で使用することが可能となり、他
のパーソナルコンピュータの外部記憶機器,或いは音楽
CDの再生装置等として使用することが可能となる。ま
た、ディスク装置10Aを収納装置50Aに装着した場
合には、図9(B)に示すように、装置収納トレイ52
Aを引き出しディスク装置10Aの蓋体14を開くこと
により光ディスクをディスク装置10Aに装着脱するこ
とができ、従来のコンピュータ本体71Aに固定された
ディスク装置と同様にディスク装置10Aを用いること
ができる。
【0067】このように、本実施例によれば1台のディ
スク装置10Aをディスクトップタイプのパーソナルコ
ンピュータ70と、ラップトップタイプのパーソナルコ
ンピュータとの双方に共通して使用することが可能とな
る。よって、共用ユーザー(ディスクトップタイプのパ
ーソナルコンピュータとラップトップタイプのパーソナ
ルコンピュータを共に使用するユーザー)にとっては、
各タイプのパーソナルコンピュータ毎にディスク装置を
用意する必要がなくなり、使用性の向上及びコスト的負
担の軽減を図ることができる。更に、ディスク装置10
Aを収納装置50Aから取り外した場合に、上記のよう
にディスク装置10Aを音楽CDの再生装置としても用
いることもでき、更に使用性の向上を図ることができ
る。
【0068】また、ディスク装置10Aが収納装置50
Aに収納され、また取り出しされる際、前記のようにデ
ィスク装置10Aと収納装置本体51の電気的接続及び
接続解除は自動的に行われる。よって、ディスク装置1
0Aの装着脱に際し、ユーザーはケーブルの接続等の面
倒な作業を行う必要はなく、これによっても使用性の向
上を図ることができる。
【0069】続いて、本発明の第2実施例である収納装
置50Bについて説明する。図10及び図11は、第2
実施例である収納装置50Bを示している。図10は収
納装置50Bの斜視図であり、図11は収納装置50B
をコンピュータ本体71Bに配設した状態を示す図であ
る。尚、図10及び図11において、先に図1乃至図9
に示した構成と同一構成については同一符合を附してそ
の説明を省略する。
【0070】先に図6乃至図9を用いて説明した第1実
施例に係る収納装置50Aは、収納装置本体51の前面
に形成された装置挿入開口59を閉じるため、装置収納
トレイ52Aの図中矢印X1方向端部にフロントパネル
54を立設した構成としていた。これに対し本実施例に
係る収納装置50Bは、装置収納トレイ52Bをフロン
トパネル54を取り除いた構成としたことを特徴とする
ものである。よって本実施例では、ディスク装置10A
を収納装置50Bに装着した状態において、図11
(A)に示すように、ディスク装置10Aのトレイパネ
ル13が収納装置50Bのフロントに露出した状態とな
る。即ち、トレイパネル13がフロントパネル54とし
ての機能も奏することとなる。
【0071】よって、光ディスクの装着脱は、図11
(B)に示すように、ディスク装置10Aのディスクト
レイ12を引き出すことにより行うことが可能となる。
また、収納装置50Aの装置収納トレイ52Bを引き出
した場合には、蓋体14を開閉蓋することにより光ディ
スクの装着脱を行うこともできる。しかるに、装置収納
トレイ52Bを引き出す場合には、各コネクタ20,2
1,62,63の接続処理が行われ、また装置収納トレ
イ52Bはディスクトレイ12に対して図中矢印X1,
X2方向の長さが長いため、引き出し及び引き込みに時
間を要する。よって、ディスクトレイ12を使用できる
本実施例の構成によれば、先に説明した第1実施例の構
成に比べて光ディスクの装着脱を短時間で行うことがで
きる。
【0072】尚、上記した実施例では、ディスク装置1
0Aを収納装置50A,50Bに装着する構成について
説明したが、図12に示すように、ディスク装置10B
を収納装置50A,50Bに装着することも可能であ
る。この構成では、ディスク装置10Bは磁気ディスク
部41を有しているため、コンピュータ本体71Cに磁
気ディスク装置74を設ける必要がなくなる。
【0073】即ち、他の実施例ではディスク装置10A
に磁気ディスク部41が設けられていないため、コンピ
ュータ本体71A,71Bに磁気ディスク装置74を別
個に設ける必要があった。しかるに、ディスク装置10
Bを用いることにより、コンピュータ本体71Cに磁気
ディスク装置74を設ける必要がなくなるため、コンピ
ュータ本体71Cのコンパクト化を図ることができる。
【0074】更に、上記した各実施例では、収納装置5
0A,50Bをコンピュータ本体71A〜71Cに配設
する構成についてのみ示したが、収納装置50A,50
Bの配設はコンピュータ本体71A〜71Cに限定され
るものではなく、例えば図13に示すように、自動車の
ダッシュボード75に配設することも可能である。この
構成とした場合には、ディスク装置10A,10Bを車
載用としても、また単独で使用することも可能となる。
【0075】
【発明の効果】上述の如く本発明によれば、次に述べる
種々の効果を実現することかできる。請求項1及び請求
項2記載の発明によれば、ディスク装置を収納装置(パ
ーソナルコンピュータ,車両)から取り外した場合に
は、ディスク装置を単独で使用することが可能となり、
他の外部記憶機器,或いは音楽CDの再生装置等として
使用することが可能となり、ディスク装置の汎用性,使
用性を向上させることができる。また、これに伴い、ユ
ーザーのコスト面での負担を軽減することができる。
【0076】また、ディスク装置を収納装置に対し着脱
可能な構成としても、収納装置への装着時においては電
気的接続手段により自動的にディスク装置と収納装置本
体は電気的に接続されるため、ディスク装置と収納装置
本体との電気的接続を容易に行うことができる。また、
請求項3記載の発明によれば、ディスク装置と収納装置
本体を電気的に接続する際、第1及び第2のリードスク
リューの双方がトレイを駆動するためその駆動力は強く
なり、よってディスク装置と収納装置本体の電気的接続
を確実に行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例であるディスク装置を示す図であ
り、蓋体が閉蓋しかつディスクトレイがアンローディン
グされた状態を示す図である。
【図2】第1実施例であるディスク装置を示す図であ
り、蓋体を開いている状態を示す図である。
【図3】第1実施例であるディスク装置を示す図であ
り、ディスクトレイがローディングされた状態を示す図
である。
【図4】第1実施例であるディスク装置の分解斜視図で
ある。
【図5】第2実施例であるディスク装置を示す図であ
り、蓋体が閉蓋しかつトレイが所定装着位置にアンロー
ディングされた状態を示す図である。
【図6】ディスク装置が収納される収納装置の第1実施
例を示しており、(A)は装置収納トレイがアンローデ
ィングされた状態を示す図であり、(B)は装置収納ト
レイがローディングされた状態を示す図である。
【図7】第1実施例である収納装置の内部構成を示して
おり、(A)は装置収納トレイがローディングされた状
態を示す図であり、(B)は装置収納トレイがアンロー
ディングされた状態を示す図である。
【図8】第1実施例である収納装置がコンピュータ本体
に配設されたパーソナルコンピュータを示す図である。
【図9】第1実施例である収納装置がコンピュータ本体
に配設された状態を示しており、(A)はディスク装置
が装着されていない装置収納トレイがローディングされ
た状態を示す図であり、(B)はディスク装置が装着さ
れた装置収納トレイがローディングされた状態を示す図
である。
【図10】ディスク装置が収納される収納装置の第2実
施例を示しており、(A)は装置収納トレイがアンロー
ディングされた状態を示す図であり、(B)は装置収納
トレイがローディングされた状態を示す図である。
【図11】第2実施例である収納装置がコンピュータ本
体に配設された状態を示しており、(A)はディスク装
置のディスクトレイがアンローディングされた状態を示
す図であり、(B)はディスク装置のディスクトレイが
ローディングされた状態を示す図である。
【図12】第3実施例であるディスク装置が配設された
コンピュータ本体を示しており、ディスク装置のディス
クトレイがアンローディングされた状態を示す図であ
る。
【図13】第1実施例である収納装置を自動車のダッシ
ュボードに配設した構成を示す図である。
【符号の説明】
10A,10B ディスク装置 11A,11B ディスク装置本体 12 ディスクトレイ 13 トレイパネル 14 蓋体 15 フレーム 16 回路基板 20,21 外部接続用コネクタ 24 装着状態検出スイッチ 25 蓋体ロック装置 26 光学ヘッド 32 ディスプレイ 39 ロック爪 40 光ディスク部 41 磁気ディスク部 50A,50B 収納装置 51 収納装置本体 52A,52B 装置収納トレイ 53 イジェクト釦 54 フロントパネル 55 位置決めリブ 57 第1のドライブナット 58 第2のドライブナット 60 第1のリードスクリュー 61 第2のリードスクリュー 62,63 ディスク装置接続用コネクタ 64〜67 コンピュータ接続用コネクタ 68 ローディング状態検出スイッチ 69 アンローディング状態検出スイッチ 70 パーソナルコンピュータ 71A〜71C コンピュータ本体 72 ディスプレイ装置 73 キーボード 74 磁気ディスク装置 75 ダッシュボード
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5D046 BA03 CB11 EB02 EB04 GA02 GA03 HA10

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パーソナルコンピュータに配設されると
    共に、ディスク装置を収納装置本体内部に収納するディ
    スク装置の収納装置であって、 前記ディスク装置を着脱可能に装着するトレイと、 該トレイを駆動させるトレイ駆動機構と、 前記トレイが前記ディスク装置の所定装着位置まで移動
    した際、前記ディスク装置と前記収納装置本体とを接続
    する電気的接続手段と、を具備することを特徴とするデ
    ィスク装置の収納装置。
  2. 【請求項2】 車両内に配設されると共に、ディスク装
    置を収納装置本体内部に収納するディスク装置の収納装
    置であって、 前記ディスク装置を着脱可能に装着するトレイと、 該トレイを駆動させるトレイ駆動機構と、 前記トレイが前記ディスク装置の所定装着位置まで移動
    した際、前記ディスク装置と前記収納装置本体とを接続
    する電気的接続手段と、を具備することを特徴とするデ
    ィスク装置の収納装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載のディスク装置の
    収納装置において、前記トレイ駆動機構は、 前記トレイの移動範囲全体にわたり前記トレイを駆動す
    る第1のリードスクリューと、 少なくとも前記トレイが前記所定装着位置まで移動する
    前に前記トレイと接続し、前記第1のリードスクリュー
    と共に前記トレイを駆動する第2のリードスクリューと
    を具備することを特徴とするディスク装置の収納装置。
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