JP2000339926A - ディジタル映像再生・録画装置及びコンピュータ読み取り可能な記録媒体 - Google Patents

ディジタル映像再生・録画装置及びコンピュータ読み取り可能な記録媒体

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JP2000339926A
JP2000339926A JP11147244A JP14724499A JP2000339926A JP 2000339926 A JP2000339926 A JP 2000339926A JP 11147244 A JP11147244 A JP 11147244A JP 14724499 A JP14724499 A JP 14724499A JP 2000339926 A JP2000339926 A JP 2000339926A
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Kazuo Kajimoto
一夫 梶本
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ディジタル映像再生・録画装置を効率的に使
用する。 【解決手段】 ハードウェア資源管理部120は、映像
再生・録画実行部110に実装されているハードウェア
資源の使用状況を記憶しているハードウェア資源記憶部
121を有している。ハードウェア制御部130からの
処理プロセスと必要なハードウェア資源の通知を受けた
ハードウェア資源割付許可部123は、ハードウェア資
源記憶部121に記憶されている使用状況を見て、処理
プロセスにハードウェア資源の使用許可又は不許可を通
知する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ディジタル形式で記録
された映像の再生・録画を行うディジタル映像再生・録
画装置に関する。
【0002】
【従来の技術】最近、ディジタル映像再生・録画装置に
は、ノンリニア編集機能を有するものが登場している。
このようなディジタル映像再生・録画装置については、
テレビジョン学会誌(現映像情報メディア学会誌、19
96年8月号pp26〜29)に詳述されている。
【0003】図18は、従来のディジタル映像再生・録
画装置の概略を示す構成図である。このディジタル映像
再生・録画装置は、ディジタル形式で圧縮された映像デ
ータを格納するハードディスク1801と、映像データ
の圧縮・伸長を行うCODEC1802,1803と、
映像データの圧縮時と伸長時とで信号の方向を切り換え
るスイッチ1804と、CODEC1802,1803
で伸長された2つの映像データを合成するMIX回路1
805と、MIX回路で合成された映像データをアナロ
グ映像データに変換し、外部のテレビモニタ等に出力し
て映像とするD/Aコンバータ1806と、外部のVT
R等から入力されたアナログ映像データをディジタル形
式に変換するA/Dコンバータ1807とを備えてい
る。
【0004】このディジタル映像再生・録画装置におけ
る映像再生プロセスの信号(データ)の流れを図19に
示す。このとき、スイッチ1804がCODEC180
2からMIX回路1805への向きに設定され、データ
はCODEC1802からMIX回路1805へと流れ
る。この映像再生プロセスは、2つの映像データを流し
て空間的合成を行う2チャネル再生を示している。
【0005】一方、このディジタル映像再生・録画装置
における外部映像の録画プロセスのデータの流れを図2
0に示す。このとき、スイッチ1804がA/Dコンバ
ータ1807からCODEC1802への向きに設定さ
れ、データは、→A/Dコンバータ1807→スイッチ
1804→CODEC1802→ハードディスク180
1へと流れる。
【0006】従来のディジタル映像再生・録画装置で
は、映像再生プロセスと映像録画プロセスとは、排他的
に実行されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、映像再生プロ
セスにおいて、常に2チャネル再生を必要とするもので
はなく、一般にニュース映像の編集等の再生では、映像
データを時間的に切り換えるカットつなぎを行う1チャ
ネル再生が多用される。この場合、MIX回路1805
において、CODEC1803で伸長された映像データ
が100%になるように設定しておくと、映像データの
流れは、ハードディスク1801→CODEC1803
→MIX回路1805→D/Aコンバータ1806→と
なり、ハードディスク1801→CODEC1802→
スイッチ1804→MIX回路1805の映像データの
流れはなく、CODEC1802及びスイッチ1804
は、どのように使われていようとも構わない。
【0008】ところが、映像再生プロセスにおいて、2
チャネル再生と1チャネル再生とを区別していないため
に、映像再生プロセスの実行中に映像録画プロセスを実
行しようとしても、従来のディジタル映像再生・録画装
置では、上述したように実行できない。そこで、本発明
は、上記課題に鑑み、映像再生プロセスを実行中でも、
映像録画プロセスの実行要求があれば、同時に映像録画
プロセスの実行を可能とする効率的なディジタル映像再
生・録画装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するため、ディジタル映像データを格納する格納手段
と、格納手段にアクセスする2つのアクセス手段とを備
え、1又は2のアクセス手段を用いるディジタル映像再
生プロセスと1のアクセス手段を用いるディジタル映像
録画プロセスとを実行するディジタル映像再生・録画装
置であって、現在実行中のプロセスを記憶している記憶
手段と、オペレータから実行予定のプロセスの指定を受
け付ける指定受付手段と、前記指定受付手段で指定され
たプロセスと現在実行中のプロセスとが同時に実行可能
か否かを前記記憶手段の内容をみて判断する判断手段
と、前記判断手段で実行可能と判断されると、前記実行
予定のプロセスの制御をする実行制御手段とを備えるこ
ととしている。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るディジタル映
像再生・録画装置の実施の形態について図面を用いて説
明する。 (実施の形態1)図1は、本発明に係るディジタル映像
再生・録画装置の実施の形態1の構成図である。
【0011】このディジタル映像再生・録画装置は、ハ
ードウェア資源が実装された映像再生・録画実行部11
0と、ハードウェア資源管理部120と、ハードウェア
制御部130とを備えている。映像再生・録画実行部1
10は、ハードディスク111と、CODECI112
と、CODECII113と、スイッチ114と、MIX
回路115と、D/Aコンバータ116と、A/Dコン
バータ117とを備えている。
【0012】ハードディスク111は、ディジタル形式
で圧縮された映像データを保持している。また、ハード
ディスク111は、読み出し、又は書き込みのために2
チャンネルを有している。CODECI112は、映像
データをエンコード(圧縮)又はデコード(伸長)す
る。
【0013】CODECII113は、映像データをデコ
ード(伸長)する。スイッチ114は、映像データの信
号の方向を切り換える。MIX回路115は、CODE
CII113で伸長された映像データと、CODECI1
12で伸長された映像データとを空間的に合成する2チ
ャンネル再生又は、CODECII113で伸長された映
像データを100%とする1チャンネル再生をして、得
られた映像データをD/Aコンバータ116に送る。
【0014】D/Aコンバータ116は、MIX回路1
15から送られてきた映像データのデジタル信号をアナ
ログ信号に変換して出力する。この出力された映像デー
タのアナログ信号は、外部のテレビモニタに接続される
ことにより映像として見ることができる。A/Dコンバ
ータ117は、外部のVTRなどから入力されたアナロ
グ映像データをディジタル形式に変換し、スイッチ11
4を介してCODECI112に出力する。
【0015】ハードウェア資源管理部120は、ハード
ウェア資源記憶部121と、ハードウェア資源解放要求
部122を含むハードウェア資源割付許可部123と、
ハードウェア資源解放受付部124とを備えている。ハ
ードウェア資源記憶部121は、RAM等からなり、映
像再生・録画実行部110に備えられたハードウェア資
源の使用状況を記憶している。なお、ここでハードウェ
ア資源とは、ハードディスク111の各チャンネルと、
CODECI112と、CODECII113とをいう。
【0016】図2は、ハードウェア資源記憶部121に
記憶されているハードウェア資源管理表201の初期状
態を示している。ハードウェア資源管理表201は、ハ
ードウェア種別202と、ハードウェア資源203と、
フラグ204と、使用プロセス205との各欄を含んで
いる。ハードウェア種別202は、映像再生・録画実行
部110に実装されたディバイス名を表している。
【0017】ハードウェア資源203は、映像再生・録
画実行部110で使用されるハードウェア資源を表して
いる。ここには、ハードディスク111が2チャンネル
の映像データを扱え、録音再生共用のCODECI11
2との再生専用CODECII113とが各1個ある旨記
載されている。フラグ204には、ハードウェア資源2
03欄に記載された各ハードウェア資源が現在使用され
ているときには使用中フラグが、現在使用されていない
ときには未使用のフラグがそれぞれ記載されている。
【0018】使用プロセス205には、各ハードウェア
資源が使用されているとき、録画プロセスで用いられて
いるのか再生プロセスで用いられているのかの別がその
処理プロセス名で記載されている。このハードウェア資
源管理表201は、初期状態を示しているので、空欄と
なっている。ハードウェア資源割付許可部123は、ハ
ードウェア制御部130から処理プロセスの通知を受け
ると、処理プロセス名と必要ハードウェア資源とを記憶
し、ハードウェア資源記憶部121に記憶されているハ
ードウェア資源管理表を参照して、処理プロセスで使用
されるハードウェア資源の割り付けが可能か否かを判断
する。この際、後述するように必要ハードウェア資源に
は、最大値と最小値とがあり、先ず、最大値のハードウ
ェア資源の割り付けが可能か否かを判断し、不可と判断
したときは最小値のハードウェア資源の割り付けが可能
か否かを判断する。即ち、必要ハードウェア資源とされ
るハードウェア資源のハードウェア資源管理表のフラグ
欄がいずれも未使用とされているときには、割り付け可
能と判断する。
【0019】ハードウェア資源割付許可部123は、ハ
ードウェア資源解放受付部124からハードウェア資源
管理表の変更があった旨の通知を受けると、記憶してい
る処理プロセスで使用されるハードウェア資源の割り付
けが可能か否かを再度判断する。割り付けを可能と判断
したときは、ハードウェア資源管理表のハードウェア資
源のフラグを使用中にし、併せて使用プロセスに処理プ
ロセス名を書き込み、ハードウェア制御部130にハー
ドウェア資源の使用許可を通知する。この際、必要ハー
ドウェア資源の最大値を許可したのか、最小値を許可し
たのかについても通知する。
【0020】ハードウェア資源割付許可部123は、割
り付け不可と判断したときは、既に実行中の処理プロセ
スの必要ハードウェア資源の最小値のハードウェア資源
を確保して、最大値と最小値との差分のハードウェア資
源を用いて不可としたハードウェア資源の割り付けが可
能か否かを判断する。不可と判断したときは、処理プロ
セスに対してハードウェア資源の割り当て不許可をハー
ドウェア制御部130に通知する。
【0021】可能と判断されたときは、ハードウェア資
源解放要求部122は、ハードウェア制御部130に既
に実行中の処理プロセス名と使用を中止するハードウェ
ア資源とを通知する。ハードウェア資源解放受付部12
4は、ハードウェア制御部130から実行中の処理プロ
セスの一部のハードウェア資源の使用中止の通知又は処
理プロセスの終了の通知を受けると、ハードウェア資源
記憶部121に記憶されているハードウェア資源管理表
のハードウェア資源に対応するフラグを未使用フラグ
に、使用プロセス名を削除するとともに、ハードウェア
資源割付許可部123にハードウェア資源管理表の変更
があった旨を通知する。
【0022】ハードウェア制御部130は、オペレータ
から処理プロセスの実行通知を受けると、ハードウェア
資源管理部120のハードウェア資源割付許可部123
に処理プロセスを通知する。ここで、処理プロセスに
は、再生プロセス131と録画プロセス132とが含ま
れる。
【0023】再生プロセス131は、必要ハードウェア
資源133とハードウェア制御処理記述134とを含ん
でいる。同様に録画プロセス132は、必要ハードウェ
ア資源135とハードウェア制御処理記述136とを含
んでいる。図3(a)は、再生プロセス131の必要ハ
ードウェア資源133のリストの一例を示している。
【0024】リスト301には、必要ハードウェア資源
133の最大値302と最小値303とが記載されてい
る。最大値302は、再生プロセス実行時に、映像再生
・録画実行部110のハードウェア種別304に示され
たデバイスを最大数使用したときのハードウェア資源の
数を示している。また、最小値303は、再生プロセス
実行時に、映像再生・録画実行部110のハードウェア
種別304に示されたデバイスを最小数使用したときの
ハードウェア資源の数を示している。
【0025】このリスト301から、再生プロセスにお
いて、2チャンネル再生時には、ハードディスク111
の2チャンネルと、CODECI112と、CODECI
I113とが使用され、1チャンネル再生時には、ハー
ドディスク111の1チャンネルと、CODECII11
3とが使用されることがわかる。図3(b)は、再生プ
ロセス131のハードウェア制御処理記述134のリス
トの一例を示している。
【0026】リスト305は、再生プロセスにおけるハ
ードウェア制御部130が映像再生・録画実行部110
の各部111〜117をどのように制御するかを記述し
たものである。リスト305には、必要ハードウェア資
源のリスト301に対応して、必要ハードウェア資源が
最大値のとき306と最小値のとき307との各欄が設
けられ、それぞれの場合の映像再生・録画実行部110
の各部111〜117の制御方法が記載されている。
【0027】リスト305の必要ハードウェア資源が最
大値のとき306には、映像再生・録画実行部110の
ハードディスク111の2チャンネルが再生設定されハ
ードディスク111から映像データが読み出される。C
ODECI112、CODECII113は、ともにデコ
ーダとして設定され、ハードディスクの各チャンネルか
ら出力される映像データをデコード(伸長)する。スイ
ッチ114は、CODECI112とMIX回路115
間を接続するよう設定され、MIX回路115は、CO
DECI112とCODECII113とから出力された
2つの映像データを通すように設定される。D/Aコン
バータ116は、MIX回路115から出力されたディ
ジタル映像データをアナログの映像データに変換するよ
う設定され、A/Dコンバータ117は、不用である。
【0028】リスト305の必要ハードウェア資源が最
小値のとき307には、ハードディスク111の1チャ
ンネルが再生設定され、ハードディスク111から映像
データが読み出される。CODECI112は不用とさ
れ、CODECII113は、デコーダとして設定され、
読み出された映像データをデコードする。スイッチ11
4及びA/Dコンバータ117は、ともに不用とされ、
MIX回路115は、CODECII113からの映像デ
ータのみを通すよう設定され、D/Aコンバータ116
は、MIX回路115から出力されたディジタルの映像
データをアナログの映像データに変換するように設定さ
れる。
【0029】なお、他の再生プロセスとして2チャンネ
ル再生を必要としない1チャンネルの再生プロセスの場
合には、必要ハードウェア資源のリストは、リスト30
1中の必要ハードウェア資源の最大値302に最小値3
03と同一の値が記載され、ハードウェア制御処理記述
のリストは、リスト305中の必要ハードウェア資源の
最大値のとき306に最小値のとき307と同一の制御
方法が記載されている。
【0030】図4(a)は、録画プロセス132の必要
ハードウェア資源135のリストを示している。リスト
401には、必要ハードウェア資源135の最大値40
2と最小値403とが記載されているが、同一の値を示
している。録画プロセスにおいては、映像再生・録画実
行部110のハードウェア資源のハードディスク111
の1チャンネルとCODECI112を必須とし、いず
れのハードウェア資源を欠いても録画プロセスを実行す
ることもできないし、これ以上にハードディスクの他の
チャンネルを必要とすることもない。
【0031】図4(b)は、録画プロセス132のハー
ドウェア制御処理記述136のリストを示している。リ
スト405は、録画プロセスにおけるハードウェア制御
部130が映像再生・録画実行部110の各部111〜
117をどのように制御するかを記述したものである。
リスト405には、リスト401の必要ハードウェア資
源の最大値と最小値とにそれぞれ対応する制御方法が記
述されている。ここでは、最大値と最小値とが一致して
いるので同一の制御方法が記述されている。
【0032】この録画プロセスでは、ハードウェア制御
部130は、映像再生・録画実行部110のA/Dコン
バータ117を動作するように設定し、外部の映像デー
タの入力を受け、アナログ信号をディジタル信号に変換
する。スイッチ114をCODECI112とA/Dコ
ンバータ117とを接続するよう設定し、A/Dコンバ
ータ117からの映像データの出力をCODECI11
2に入力する。CODECI112は、エンコーダとし
て設定され、A/Dコンバータから出力された映像デー
タをエンコード(圧縮)する。ハードディスク111の
1チャンネルを録画に設定し、DODECI112から
出力された画像データを書き込む。
【0033】ハードウェア制御部130は、ハードウェ
ア資源割付許可部123からハードウェア資源の使用許
可の通知を受けると、オペレータから実行通知を受けた
再生プロセス又は録画プロセスを実行するため、ハード
ウェア制御処理記述134、136に従い、映像再生・
録画実行部110を制御する。この際、必要ハードウェ
ア資源の最大値又は最小値のいずれでハードウェア資源
を使用するかは、ハードウェア資源割付許可部123か
らの通知による。
【0034】また、ハードウェア制御部130は、映像
再生・録画実行部110での再生プロセス又は録画プロ
セスの実行が終了すると、ハードウェア資源解放受付部
124に、使用が終了した処理プロセス名を通知する。
また、ハードウェア制御部130は、実行中の処理プロ
セス名とその一部のハードウェア資源の使用を中止すべ
き旨の通知を受けると、処理プロセスの実行を一旦中止
し、通知されたハードウェア資源の使用を中止し、残っ
たハードウェア資源を制御して処理プロセスの実行を再
開する。
【0035】ハードウェア制御部130は、また、ハー
ドウェア資源割付許可部123からハードウェア資源の
割り当て不許可の通知を受けると、図示しない表示部に
使用予定の処理プロセスの実行ができない旨を表示して
オペレータに通知する。次に、ハードウェア資源管理部
120におけるハードウェア資源の使用許可の具体的動
作について、ハードウェア資源記憶部121の記憶内容
を参照しながら説明する。
【0036】今、図2に示したようなハードウェア資源
管理表201が記憶されている場合に、ハードウェア資
源割付許可部123がハードウェア制御部130からリ
スト301に示した再生プロセスを通知されたときは、
再生プロセスの必要ハードウェア資源の最大値を割り当
てることができるので、図5に示すようなハードウェア
資源管理表501に変更して、ハードウェア制御部13
0に使用許可が通知される。
【0037】次に、リスト401に示した録画プロセス
をハードウェア制御部130から通知されると、各チャ
ネルと、CODECI112、CODECII113とも
に使用中フラグが立てられているので、ハードウェア資
源割付許可部123は、割り当て不可と判断するが、使
用中の再生プロセスの必要ハードウェア資源の最小値を
参照すると、再生プロセスを最小値のハードウェア資源
の使用に変更すると、録画プロセスにハードウェア資源
を割り当てることが可能と判断できる。ハードウェア資
源解放要求部122は、ハードウェア制御部130に再
生プロセスで使用されているハードディスク111の1
チャネルと、CODECI112との使用を中止するこ
とを要求する。ハードウェア制御部130は、これを受
けて、使用を中止し、ハードウェア資源解放受付部12
4にハードディスク111の1チャネルとCODECI
112の使用を中止した旨通知する。これによって、ハ
ードウェア資源管理表は図6に示すように変更される。
【0038】このハードウェア資源管理表601の状態
では、録画プロセスに対して使用許可を与えられるの
で、ハードウェア資源割付許可部123は、ハードウェ
ア資源管理表601をハードウェア資源管理表701に
更新して、ハードウェア制御部130に再生プロセスに
対しての使用許可を通知する。なお、ハードウェア資源
管理表701の状態での映像再生・録画実行部110に
おける映像データの信号の流れは、図8に示すように再
生プロセスによる信号の流れ801と録画プロセスによ
る信号の流れ802との2系統となっている。
【0039】このように、ハードウェア資源管理部12
0が、映像再生・録画実行部110での各ハードウェア
資源の使用状況を監視するようにして、各ハードウェア
資源の効率的な使用を実現することができる。次に、本
実施の形態の動作について、図9、図10、図11のフ
ローチャートを参照して説明する。
【0040】図9は、ハードウェア資源管理部120で
の動作を説明するフローチャートである。先ず、ハード
ウェア資源割付許可部123は、ハードウェア制御部1
30から次に使用をする再生プロセス131又は録画プ
ロセス132とその必要ハードウェア資源133、13
5の通知を受け付ける(S902)。受け付けたプロセ
ス名と必要ハードウェア資源とを記憶し(S904)、
必要ハードウェア資源の最大値に受け付けた処理プロセ
スで使用するハードウェア資源を設定する(S90
6)。
【0041】次に、ハードウェア資源割付許可部123
は、ハードウェア資源記憶部121に記憶されているハ
ードウェア資源管理表を参照して、使用予定のプロセス
にハードウェア資源の割り当てが可能か否かを判断する
(S908)。可能と判断したときは、ハードウェア資
源管理表の使用するハードウェア資源のフラグを使用中
に更新し、使用プロセス名を記載し(S910)、ハー
ドウェア制御部130に処理プロセスに対する使用許可
と使用ハードウェア資源とを通知し(S912)処理を
終了する。
【0042】S908において、割り当てが不可能と判
断したとき、ハードウェア資源割付許可部123は、設
定したハードウェア資源が必要ハードウェア資源の最小
値を超えているか否かを判断する(S914)。最小値
を超えているときは、プロセスに対して設定したハード
ウェア資源を減らして設定し(S916)、S908に
戻る。
【0043】S914において、ハードウェア資源割付
許可部123は、設定したハードウェア資源が必要ハー
ドウェア資源の最小値であると判断したとき、現在使用
中のプロセスのハードウェア資源が必要ハードウェア資
源の最大値であるか否かを判断する(S918)。否で
あれば、ハードウェア制御部130にプロセスに対して
使用不可であることを通知して(S920)、処理を終
了する。
【0044】肯定であれば、現在使用中のプロセスのハ
ードウェア資源を必要ハードウェア資源の最小値にすれ
ば、使用予定のプロセスにハードウェア資源の割り当て
が可能か否かを判断する(S922)。否であればS9
20に移り、肯定であれば、ハードウェア資源解放要求
部122は、ハードウェア制御部130に現在使用中の
プロセスのハードウェア資源の解放要求を通知する(S
924)。
【0045】ハードウェア資源解放受付部124は、ハ
ードウェア制御部130からハードウェア資源の使用中
止の通知を受けるのを待って(S926)、ハードウェ
ア資源記憶部121のハードウェア資源管理表を更新し
(S928)、S908に戻る。次に、ハードウェア制
御部130の動作について、図10のフローチャートを
用いて説明する。
【0046】オペレータから使用予定の処理プロセスを
通知されると、ハードウェア資源割付許可部123に処
理プロセスを通知する(S1002)。ハードウェア資
源割付許可部123からプロセスに対して、ハードウェ
ア資源の使用許可が通知されたか否かを判断する(S1
004)。使用不可の通知であれば、使用不可の旨を表
示し(S1006)、処理を終了する。
【0047】使用許可の通知であれば、ハードウェア資
源の割り当て量に応じたハードウェア制御処理記述に従
い、映像再生・録画実行部110を制御する(S100
8)。実行中のプロセスが終了するまで、映像再生・録
画実行部110を制御し(S1010)、プロセスが終
了すると、使用を終了したハードウェア資源をハードウ
ェア資源解放受付部124に通知して(S1012)、
処理を終了する。
【0048】次に、ハードウェア制御部130でのハー
ドウェア資源の解放要求の通知を受けた際の動作を図1
1のフローチャートを用いて説明する。ハードウェア制
御部130は、ハードウェア資源解放要求部122から
ハードウェア資源の解放要求(使用中止)の通知を受け
ると(S1102)、現在実行中のプロセスの制御を一
時停止し、通知されたハードウェア資源の使用を中止す
る(S1104)。使用を中止したハードウェア資源を
ハードウェア資源解放受付部124に通知し(S110
6)、実行を一時停止したプロセスを残余のハードウェ
ア資源を制御して再開し(S1108)、割込通知の処
理を終了する。
【0049】なお、ハードディスク111と、CODE
CI112、CODECII113との間は、LAN等の
ネットワークを介して映像データを入出力するようにし
てもよい。 (実施の形態2)図12は、本発明に係るディジタル映
像再生・録画装置の実施の形態2のハードウェア資源管
理部の構成図である。
【0050】このハードウェア資源管理部1201は、
上記実施の形態1のハードウェア資源管理部120のハ
ードウェア資源記憶部121に記憶されていたハードウ
ェア資源管理表の記憶内容を各記憶部に分散して記憶さ
せたものである。なお、映像再生・録画実行部110と
ハードウェア制御部130との構成は、上記実施の形態
1の構成とほぼ同様であるので、その説明を省略する。
【0051】ハードウェア資源管理部1201は、ハー
ドウェア全資源記憶部1202と、ハードウェア資源解
放要求部1203を含むハードウェア資源割付許可部1
204と、未使用ハードウェア資源記憶部1205と、
使用中ハードウェア資源記憶部1206と、ハードウェ
ア資源解放受付部1207とを備えている。ハードウェ
ア全資源記憶部1202は、ROM等からなり、映像再
生・録画実行部110に実装された各プロセスで利用さ
れるハードウェア資源を記憶している。
【0052】図13は、ハードウェア全資源記憶部12
02の記憶内容を示す図である。ハードウェア種別欄1
301にハードウェア資源名とハードウェア資源欄13
02にその個数とが記憶されている。ハードウェア資源
割付許可部1204は、本ディジタル映像再生・録画装
置が起動されると、ハードウェア全資源記憶部1202
の記憶内容を未使用ハードウェア資源記憶部1205に
記憶させる。
【0053】ハードウェア資源記憶部1205は、RA
M等からなり、映像再生・録画実行部110のハードウ
ェア資源のうち未使用のハードウェア資源を記憶してい
る。起動直後のときは、図13に示した内容と同一内容
を記憶している。ハードウェア資源割付許可部1204
は、ハードウェア制御部130から使用予定のプロセス
名と必要ハードウェア資源との通知を受けるとそれらを
記憶する。併せて、必要ハードウェア資源に記載されて
いる最大値または最小値のハードウェア資源が未使用ハ
ードウェア資源記憶部1205に記憶されている内容に
あるか否かを判断する。あるときは、そのハードウェア
資源の内容を未使用ハードウェア資源記憶部1205か
ら削除し、使用中ハードウェア資源記憶部1206に書
き移すとともに、その使用プロセス名を記憶させる。更
に、ハードウェア制御部130に使用許可を通知する。
【0054】必要ハードウェア資源の最小値のハードウ
ェア資源が未使用ハードウェア資源記憶部1205の記
憶内容にないときには、使用中ハードウェア資源記憶部
1206に記憶されているプロセスの必要ハードウェア
資源を最小値に変更すれば、使用予定のプロセスの必要
ハードウェア資源の最小値のハードウェア資源を確保で
きるか否かを判断する。
【0055】否であれば、ハードウェア資源割付許可部
1204は、ハードウェア制御部130に使用不可を通
知する。確保できると判断されたとき、ハードウェア解
放要求部1203は、ハードウェア制御部130に使用
予定のプロセスのハードウェア資源を通知して、現在使
用中の当該ハードウェア資源の使用中止を要求する。
【0056】使用中ハードウェア資源記憶部1206
は、RAM等からなり、現在ハードウェア制御部130
の制御下、映像再生・録画実行部110で使用中のハー
ドウェア資源とそのプロセス名とが記憶されている。
今、1チャネルの再生プロセスが映像再生・録画実行部
110で実行中であれば、使用中ハードウェア資源記憶
部1206には、図14(a)に示す内容が記憶されて
いる。この際、未使用ハードウェア資源記憶部1205
の記憶内容は、図13に示す内容から図14(b)に示
す内容に更新されている。
【0057】次に、ハードウェア資源割付許可部120
4は、ハードウェア制御部130から使用予定の録画プ
ロセスと必要ハードウェア資源との通知を受けると、図
14(b)に示した未使用のハードウェア資源記憶部1
205の内容を参照して、録画プロセスに対して使用許
可の通知をハードウェア制御部130に与える。このと
き、使用中ハードウェア資源記憶部1206の記憶内容
は、図15に示す内容となる。未使用ハードウェア資源
記憶部1205の記憶内容は、図15(b)に示すよう
に空になっている。
【0058】ハードウェア資源解放受付部1207は、
ハードウェア制御部130から使用を中止したハードウ
ェア資源とプロセス名との通知又は処理プロセスが終了
したプロセス名とハードウェア資源との通知(解放通
知)を受けると、使用中ハードウェア資源記憶部120
6に記憶されている当該ハードウェア資源と使用プロセ
ス名を削除するとともに、未使用ハードウェア資源記憶
部1205に当該ハードウェア資源を転記する。
【0059】例えば、映像再生・録画実行部110にお
いて、1チャネル再生プロセスと、録画プロセスとの両
方のプロセスが共に終了したときには、使用中ハードウ
ェア資源記憶部126の記憶内容は、空になり、未使用
ハードウェア資源記憶部1205の記憶内容は、初期状
態の図13に示した内容となる。なお、上記実施の形態
1では、ハードウェア資源割付許可部123は、ハード
ウェア資源記憶部121に記憶されているハードウェア
資源管理表中のフラグ欄を参照してハードウェア資源が
未使用か否かを判断したけれども、本実施の形態では、
未使用ハードウェア資源記憶部1205の記憶内容を参
照することでハードウェア資源が未使用か否かを判断し
ている。そしてフラグを立てるかわりに、ハードウェア
資源割付許可部1204又はハードウェア資源解放受付
部1207が未使用ハードウェア資源記憶部1205又
は使用中ハードウェア資源記憶部1206の記憶内容を
変更している。
【0060】従って、本実施の形態の動作は、上記実施
の形態の動作と基本的に異なるところはないので、その
説明を省略する。 (実施の形態3)図16は、本発明に係るディジタル映
像再生・録画装置のハードウェア資源管理部の実施の形
態3の構成図である。
【0061】ハードウェア資源管理部1601は、ハー
ドウェア資源記憶部1602と、ハードウェア資源割付
部1603と、未使用ハードウェア資源記憶部1604
とハードウェア資源解放受付部1605とを備えてい
る。本実施の形態も、上記実施の形態2と同様、映像再
生・録画実行部120とハードウェア制御部130と
は、実施の形態1とほぼ同様の構成であるので、その説
明を省略する。
【0062】ハードウェア全資源記憶部1602は、上
記実施の形態2のハードウェア全資源記憶部1202と
同一の構成である。ハードウェア資源割付許可部160
3は、本ディジタル映像再生・録画装置が起動される
と、ハードウェア全資源記憶部の記憶内容を未使用ハー
ドウェア資源記憶部1604に転記する。
【0063】また、ハードウェア制御部130から必要
ハードウェア資源通知を受けると、処理プロセスに使用
を許可できる場合(未使用ハードウェア資源記憶部16
04に当該ハードウェア資源が記憶されているとき)に
は、当該ハードウェア資源を未使用ハードウェア資源記
憶部1604から削除する。併せて、ハードウェア制御
部130にに使用許可を通知する。通知されたハードウ
ェア資源が未使用ハードウェア資源記憶部1604に記
憶されていないとき、ハードウェア制御部130に使用
不可を通知する。
【0064】未使用ハードウェア資源記憶部1604
は、RAM等からなり、映像再生・録画部120のハー
ドウェア資源のうち現在未使用のハードウェア資源を記
憶している。ハードウェア資源解放受付部1605は、
ハードウェア制御部130から処理プロセスが終了した
とき、ハードウェア資源の通知を受けると、未使用ハー
ドウェア資源記憶部1604に通知されたハードウェア
資源を書き込む。
【0065】例えば、本ディジタル映像再生・録画装置
の起動直後には、未使用ハードウェア資源記憶部160
4には、図13に示したと同様の内容が記憶されてい
る。ハードウェア資源割付許可部1603は、ハードウ
ェア制御部130から使用予定の1チャネルの再生プロ
セスに対して、ハードディスク111の1チャネルとC
ODEC(再生専用)II113とのハードウェア資源の
通知をされると、図13に示した内容から当該ハードウ
ェア資源を削除して、未使用ハードウェア資源記憶部1
604の記憶内容を図14(a)に示した内容にし、ハ
ードウェア制御部130に使用許可を通知する。
【0066】更に、ハードウェア資源割付許可部160
3は、ハードウェア制御部130から使用予定の録画プ
ロセスに対して、ハードディスク111の1チャネルと
CODEC(録再共用)I112とのハードウェア資源
の通知をされると、未使用ハードウェア資源記憶部16
04にそれらのハードウェア資源が記憶されているの
で、それらのハードウェア資源を削除して、ハードウェ
ア制御部130に使用許可を通知する。このとき、未使
用ハードウェア資源記憶部1604は、図15(b)に
示したような空の状態となっている。映像再生・録画実
行部120において、各プロセスの実行が終了したと
き、ハードウェア制御部130からハードウェア資源の
使用が終了した旨の通知を受けると、通知されたハード
ウェア資源を未使用ハードウェア資源記憶部1604に
書き込む。これによって、記憶内容は図13に示したと
同様の初期の状態に戻る。
【0067】次に本実施の形態のハードウェア資源管理
部1601の動作を図17に示すフローチャートを用い
て説明する。先ず、ディジタル映像再生・録画装置が起
動されると、ハードウェア資源割付許可部1603は、
ハードウェア全資源記憶部1602に記憶されている映
像再生・録画実行部120に実装されているハードウェ
ア資源の内容を未使用ハードウェア資源記憶部1604
に転記する(S1702)。
【0068】次に、ハードウェア資源割付許可部160
3は、ハードウェア制御部130から使用予定のハード
ウェア資源を通知されたか否か判断する(S170
4)。否であればハードウェア制御部130からハード
ウェア資源解放受付部1605がハードウェア資源の使
用終了通知をされたか否かを判断し(S1706)、否
であればS1704に戻る。使用終了通知を受ければハ
ードウェア資源解放受付部1605は、通知されたハー
ドウェア資源を未使用ハードウェア資源記憶部1604
に書き込み(S17087)、S1704に戻る。
【0069】S1704において、肯定のときには、ハ
ードウェア資源割付許可部1603は、通知されたハー
ドウェア資源が未使用ハードウェア資源記憶部1604
に記憶されているか否かを判断する(S1710)。記
憶されているときには、使用許可をハードウェア制御部
130に通知し(S1712)、記憶されていないとき
には、使用不可をハードウェア制御部130に通知し
(S1714)、S1704に戻る。
【0070】なお、上記実施の形態1、2、3では、映
像再生・録画実行部のハードウェアへのアクセス手段と
してのチャネル数を2個とし、CODECの数も2個と
したけれども、本発明に係るディジタル映像再生・録画
装置の映像再生・録画実行部のチャネル数は、この個数
に限るものではなく、更に3個以上のチャネルを設け、
チャネルに対応してCODECを設けるようにしてもよ
い。これに従い、チャネルとCODECの使用状況をハ
ードウェア資源管理部で管理するようにすれば、上記実
施の形態で説明した再生プロセスと録画プロセスとの同
時実行のみならず、再生プロセスと別の再生プロセスと
の同時実行も可能になる。更に、2個のCODECを用
いてある圧縮フォーマットから別の圧縮フォーマットに
実時間で変換する実時間フォーマット変換プロセスと、
別のCODECを用いて再生プロセス又は録画プロセス
とを同時に実行することができる。また、複数のCOD
ECとMIX回路とにより合成された映像データを別の
CODECで実時間で再録画するレンダリングプロセス
と再生プロセスとの同時実行やこれらと録画プロセスと
の任意の組み合わせの同時実行も効率的に行うことがで
きる。
【0071】また、上記実施の形態1、2、3では、デ
ィジタル映像再生・録画装置の構成図を図1、図12、
図16にそれぞれ示したけれども、ハードウェア制御部
とハードウェア資源管理部との機能を発揮するプログラ
ムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録してお
き、実時間再生・録画に動的に対応することのできない
ディジタル映像再生・録画装置にこの記録媒体を用い
て、本発明に係るディジタル映像再生・録画装置と同様
の効果を発揮することができる。
【0072】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、ディジ
タル映像データを格納する格納手段と、格納手段にアク
セスする2つのアクセス手段とを備え、1又は2のアク
セス手段を用いるディジタル映像再生プロセスと1のア
クセス手段を用いるディジタル映像録画プロセスとを実
行するディジタル映像再生・録画装置であって、現在実
行中のプロセスを記憶している記憶手段と、オペレータ
から実行予定のプロセスの指定を受け付ける指定受付手
段と、前記指定受付手段で指定されたプロセスと現在実
行中のプロセスとが同時に実行可能か否かを前記記憶手
段の内容をみて判断する判断手段と、前記判断手段で実
行可能と判断されると、前記実行予定のプロセスの制御
をする実行制御手段とを備えることとしている。このよ
うな構成によって、ディジタル映像の再生プロセスと録
画プロセスとを矛盾なく同時に実行することが可能とな
る。
【0073】また、前記ディジタル映像再生プロセス
は、前記格納手段に格納された圧縮映像データを1又は
2のCODECで伸長し、MIX回路で合成し、D/A
コンバータでアナログ映像データに変換するプロセスで
あり、前記ディジタル映像録画プロセスは、アナログ映
像データをA/Dコンバータでディジタル映像に変換
し、CODECで圧縮し、前記格納手段に格納するプロ
セスであり、前記記憶手段は、前記アクセス手段である
チャネルとCODECとのハードウェア資源が現在使用
されているか否かを記憶しており、前記判断手段は、前
記指定受付手段で指定されたプロセスに応じて使用する
ハードウェア資源を選択する選択部と、前記選択部で選
択されたハードウェア資源が前記記憶手段の内容からみ
て使用可能か否かを判断する使用可否判断部とを有する
こととしている。このような構成によって、現在のハー
ドウェア資源の使用状況が把握することができ、ハード
ウェア資源を無駄なく使用してデジタル映像の再生プロ
セスと録画プロセスとを矛盾なく同時に実行することが
可能となる。
【0074】また、前記記憶手段には、ハードウェア資
源と、その使用中か未使用かを示す表示と、使用プロセ
ス名とが記憶されており、前記指定受付手段は、更に、
プロセスで使用するハードウェア資源の最大値と最小値
とを受け付け、前記使用可否判断部は、前記指定受付手
段で受け付けられた最大値のハードウェア資源の全てが
前記記憶手段に未使用を示す表示がされているときに、
最大値のハードウェア資源を実行予定のプロセスに使用
許可することを前記実行制御手段に通知する第1通知部
と、前記指定受付手段で受け付けられた最大値のハード
ウェア資源の一部は前記記憶手段に使用を示す表示がさ
れているが、最小値のハードウェア資源が未使用を示す
表示がされているときに、最小値のハードウェア資源を
実行予定のプロセスに使用許可することを前記実行制御
手段に通知する第2通知部とを有することとしている。
このような構成によって、実行予定のハードウェア資源
の最大値と最小値とがを受け付けられたとき、未使用の
ハードウェア資源に応じて最大値又は最小値のハードウ
ェア資源をプロセスに対して使用許可することができる
ので、効率的にハードウェア資源を利用して、再生プロ
セス及び/又は録画プロセスを実行することができる。
【0075】また、前記使用可否判断部は、前記指定受
付手段で受け付けられた最小値のハードウェア資源が前
記記憶手段に使用を示す表示がされているときに、現在
実行中のプロセスで使用されているハードウェア資源を
そのプロセスの最小値のハードウェア資源に変更して使
用したとき、実行予定のプロセスに最小値のハードウェ
ア資源の使用を許可することができるとき、前記実行制
御手段に実行中のプロセスのハードウェア資源の一部解
放を要求する解放要求部と、前記実行制御手段がハード
ウェア資源の一部の使用を停止したとき、前記実行制御
手段に受け付けられた最小値のハードウェア資源を実行
予定のプロセスに使用許可することを通知する第3通知
部とを有することとしている。このような構成によっ
て、使用予定のプロセスに対してそのままハードウェア
資源の使用を許可できないときに、現在実行中のプロセ
スのハードウェア資源の変更が可能なときには、実行中
のプロセスのハードウェア資源の一部の使用を中止さ
せ、実行予定のプロセスに対してそのハードウェア資源
を割り当てるようにするので、例えば、2チャンネル再
生プロセスを実行しているときに、録画プロセスの実行
予定が通知されると、実行中のプロセスを1チャンネル
再生プロセスに変更して、同時に録画プロセスの実行が
できるようになる。
【0076】また、前記記憶手段は、未使用のハードウ
ェア資源を記憶する未使用ハードウェア資源記憶部と、
使用中のハードウェア資源を記憶する使用中ハードウェ
ア資源記憶部と、前記使用可否判断部でハードウェア資
源が使用可能と判断されたとき、当該ハードウェアを前
記未使用ハードウェア資源記憶部から前記使用中ハード
ウェア資源記憶部に書き移す第1書移部と、ハードウェ
ア資源の使用終了の通知を受けると、当該ハードウェア
資源を前記使用中ハードウェア資源記憶部から前記未使
用ハードウェア資源記憶部に書き移す第2書移部とを有
し、前記使用可否判断部は、前記選択部で選択されたハ
ードウェア資源が前記未使用ハードウェア資源記憶部に
記憶されているとき当該ハードウェア資源の使用許可を
することとしている。このような構成によって、現在使
用中のハードウェア資源と未使用のハードウェア資源が
明確になり、デジタル映像の再生プロセスが実行中であ
っても、未使用ハードウェア資源を用いて録画プロセス
が実行できるときには、同時に録画プロセスの実行が可
能となる。
【0077】また、前記指定受付手段は、更にプロセス
で使用するハードウェア資源の最大値と最小値とを受け
付け、前記使用可否判断部は、前記指定受付手段で受け
付けられた最大値のハードウェア資源が全て前記未使用
ハードウェア資源記憶部に記憶されているときに、最大
値のハードウェア資源を実行予定のプロセスに使用許可
することを前記実行制御手段に通知する第1通知部と、
前記指定受付手段で受け付けられた最大値のハードウェ
ア資源の一部が前記未使用ハードウェア資源記憶部に記
憶されていないが最小値のハードウェア資源の全部が記
憶されているときに、最小値のハードウェア資源を実行
予定のプロセスに使用許可することを前記実行制御手段
に通知する第2通知部とを有することとしている。この
ような構成によって、実行予定のプロセスにハードウェ
ア資源の現在の使用、未使用の状況に応じて最大値又は
最小値のハードウェア資源の使用許可を与えて、ハード
ウェア資源を効率的に利用することができる。
【0078】また、前記第1書移部は、ハードウェア資
源を書き移す際、ハードウェア資源の使用プロセス名も
併せて書き込み、前記使用可否判断部は、前記指定受付
手段で受け付けられた最小値のハードウェア資源が前記
使用中ハードウェア資源記憶部に記憶されているとき
に、現在実行中のプロセスで使用されているハードウェ
ア資源をそのプロセスの最小値のハードウェア資源に変
更して使用したとき、実行予定のプロセスに最小値のハ
ードウェア資源の使用許可をすることができるとき、前
記実行制御手段に実行中のプロセスのハードウェア資源
の一部の解放を要求する解放要求部と、前記実行制御手
段がハードウェア資源の一部の使用を停止したとき、前
記第2書移部が停止されたハードウェア資源を書き移し
たとき、前記指定受付手段で指定されたプロセスに最小
値のハードウェア資源の使用許可することを前記実行制
御手段に通知する第3通知部とを有することとしてい
る。このような構成によって、使用予定のプロセスに対
してそのままハードウェア資源の使用を許可できないと
きに、現在実行中のプロセスのハードウェア資源の変更
が可能なときには、実行中のプロセスのハードウェア資
源の一部の使用を中止させ、実行予定のプロセスに対し
てそのハードウェア資源を割り当てるようにするので、
更にハードウェア資源を効率的に利用することができ
る。
【0079】また、前記記憶手段は、未使用のハードウ
ェア資源を記憶する未使用ハードウェア資源記憶部と、
前記使用可否判断部でハードウェア資源の使用が許可さ
れたとき、当該ハードウェア資源を前記未使用ハードウ
ェア資源記憶部から削除する削除部と、ハードウェア資
源の使用終了の通知を受けると前記未使用ハードウェア
資源記憶部に当該ハードウェア資源を書き込む書込部と
を有し、前記使用可否判段部は、前記選択部で選択され
たハードウェア資源が前記未使用ハードウェア資源記憶
部に記憶されているいるとき当該ハードウェア資源の使
用を許可することとしている。このような構成によっ
て、常に未使用のハードウェア資源を把握することがで
き、再生プロセスと録画プロセスとを矛盾なく同時に実
行することができる。
【0080】また、本発明は、ディジタル映像データを
格納する格納手段と、格納手段にアクセスする複数のア
クセス手段とを備え、1以上のアクセス手段を用いるデ
ィジタル映像再生プロセスと1以上のアクセス手段を用
いるディジタル映像録画プロセスとを実行するディジタ
ル映像再生・録画装置であって、現在実行中のプロセス
を記憶している記憶手段と、オペレータから実行予定の
プロセスの指定を受け付ける指定受付手段と、前記指定
受付手段で指定されたプロセスと現在実行中のプロセス
とが同時に実行可能か否かを前記記憶手段の内容をみて
判断する判断手段と、前記判断手段で実行可能と判断さ
れると、前記実行予定のプロセスの制御をする実行制御
手段とを備えることとしている。このような構成によっ
て、再生プロセスと録画プロセスとを任意の数、任意の
組み合わせで同時に実行することもできる。
【0081】更に、本発明は、ディジタル映像データを
格納する格納手段と、格納手段にアクセスする2つのア
クセス手段とを備え、1又は2のアクセス手段を用いる
ディジタル映像再生プロセスと1のアクセス手段を用い
るディジタル映像録画プロセスとを実行するディジタル
映像再生・録画装置に用いるコンピュータ読み取り可能
な記録媒体であって、現在実行中のプロセスを記憶して
いる記憶手段と、オペレータから実行予定のプロセスの
指定を受け付ける指定受付手段と、前記指定受付手段で
指定されたプロセスと現在実行中のプロセスとが同時に
実行可能か否かを前記記憶手段の内容をみて判断する判
断手段と、前記判断手段で実行可能と判断されると、前
記実行予定のプロセスの制御をする実行制御手段との各
機能を発揮するプログラムを記録したコンピュータ読み
取り可能な記録媒体としている。このような構成によっ
て、再生プロセスと録画プロセスとを同時に実行するこ
とができないディジタル映像再生・録画装置に用いて、
両プロセスを同時に実行させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るディジタル映像再生・録画装置の
実施の形態1の構成図である。
【図2】上記実施の形態のハードウェア資源記憶部に記
憶されているハードウェア資源管理表の初期状態を示す
説明図である。
【図3】(a)は、上記実施の形態の再生プロセスの必
要ハードウェア資源を表すリストの一例を示す図であ
る。(b)は、上記実施の形態の再生プロセスのハード
ウェア制御処理記述を表すリストの一例を示す図であ
る。
【図4】(a)は、上記実施の形態の録画プロセスの必
要ハードウェア資源を表すリストの一例を示す図であ
る。(b)は、上記実施の形態の録画プロセスのハード
ウェア制御処理記述を表すリストの一例を示す図であ
る。
【図5】上記実施の形態のハードウェア資源管理表の内
容の一例を示す図である。
【図6】上記実施の形態のハードウェア資源管理表の内
容の一例を示す図である。
【図7】上記実施の形態のハードウェア資源管理表の内
容の一例を示す図である。
【図8】上記実施の形態の映像再生・録画実行部での映
像データの信号の流れを示す図である。
【図9】上記実施の形態のハードウェア資源管理部での
動作を説明するフローチャートである。
【図10】上記実施の形態のハードウェア制御部でのプ
ロセス実行の動作を説明するフローチャートである。
【図11】上記実施の形態のハードウェア制御部でのハ
ードウェア資源管理部からの割込動作を説明するフロー
チャートである。
【図12】本発明に係るデジタル映像再生・録画装置の
ハードウェア資源管理部の実施の形態2の構成図であ
る。
【図13】上記実施の形態のハードウェア全資源記憶部
の記憶内容を示す図である。
【図14】(a)は、上記実施の形態の使用中ハードウ
ェア資源記憶部の記憶内容の一例を示す図である。
(b)は、上記実施の形態の未使用ハードウェア資源記
憶部の記憶内容の一例を示す図である。
【図15】(a)は、上記実施の形態の使用中ハードウ
ェア資源記憶部の記憶内容の一例を示す図である。
(b)は、上記実施の形態未使用ハードウェア資源記憶
部の記憶内容が空になった状態を示す図である。
【図16】本発明に係るデジタル映像再生・録画装置の
ハードウェア資源管理部の実施の形態3の構成図であ
る。
【図17】上記実施の形態のハードウェア資源管理部の
動作を説明するフローチャートである。
【図18】従来のディジタル映像再生・録画装置の概略
を示す構成図である。
【図19】2チャネル再生プロセスの映像信号の流れを
示す説明図である。
【図20】録画プロセスの映像信号の流れを示す説明図
である。
【符号の説明】
110 映像再生・録画実行部 111 ハードディスク 112 CODECI 113 CODECII 114 スイッチ 115 MIX回路 116 D/Aコンバータ 117 A/Dコンバータ 120,1201,1601 ハードウェア資源管理部 121 ハードウェア資源記憶部 122,1203 ハードウェア資源解放要求部 123,1204,1603 ハードウェア資源割付許可
部 124,1207,1605 ハードウェア資源解放受付
部 130 ハードウェア制御部 131 再生プロセス 132 録画プロセス 133,135 必要ハードウェア資源 134,136 ハードウェア制御処理記述 1202,1602 ハードウェア全資源記憶部 1205,1604 未使用ハードウェア資源記憶部 1206 使用中ハードウェア資源記憶部

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディジタル映像データを格納する格納手
    段と、格納手段にアクセスする2つのアクセス手段とを
    備え、1又は2のアクセス手段を用いるディジタル映像
    再生プロセスと1のアクセス手段を用いるディジタル映
    像録画プロセスとを実行するディジタル映像再生・録画
    装置であって、 現在実行中のプロセスを記憶している記憶手段と、 オペレータから実行予定のプロセスの指定を受け付ける
    指定受付手段と、 前記指定受付手段で指定されたプロセスと現在実行中の
    プロセスとが同時に実行可能か否かを前記記憶手段の内
    容をみて判断する判断手段と、 前記判断手段で実行可能と判断されると、前記実行予定
    のプロセスの制御をする実行制御手段とを備えることを
    特徴とするディジタル映像再生・録画装置。
  2. 【請求項2】 前記ディジタル映像再生プロセスは、前
    記格納手段に格納された圧縮映像データを1又は2のC
    ODECで伸長し、MIX回路で合成し、D/Aコンバ
    ータでアナログ映像データに変換するプロセスであり、
    前記ディジタル映像録画プロセスは、アナログ映像デー
    タをA/Dコンバータでディジタル映像に変換し、CO
    DECで圧縮し、前記格納手段に格納するプロセスであ
    り、 前記記憶手段は、前記アクセス手段であるチャネルとC
    ODECとのハードウェア資源が現在使用されているか
    否かを記憶しており、 前記判断手段は、 前記指定受付手段で指定されたプロセスに応じて使用す
    るハードウェア資源を選択する選択部と、 前記選択部で選択されたハードウェア資源が前記記憶手
    段の内容からみて使用可能か否かを判断する使用可否判
    断部とを有することを特徴とする請求項1記載のディジ
    タル映像再生・録画装置。
  3. 【請求項3】 前記記憶手段には、ハードウェア資源
    と、その使用中か未使用かを示す表示と、使用プロセス
    名とが記憶されており、 前記指定受付手段は、更に、プロセスで使用するハード
    ウェア資源の最大値と最小値とを受け付け、 前記使用可否判断部は、前記指定受付手段で受け付けら
    れた最大値のハードウェア資源の全てが前記記憶手段に
    未使用を示す表示がされているときに、最大値のハード
    ウェア資源を実行予定のプロセスに使用許可することを
    前記実行制御手段に通知する第1通知部と、 前記指定受付手段で受け付けられた最大値のハードウェ
    ア資源の一部は前記記憶手段に使用を示す表示がされて
    いるが、最小値のハードウェア資源が未使用を示す表示
    がされているときに、最小値のハードウェア資源を実行
    予定のプロセスに使用許可することを前記実行制御手段
    に通知する第2通知部とを有することを特徴とする請求
    項2記載のディジタル映像再生・録画装置。
  4. 【請求項4】 前記使用可否判断部は、 前記指定受付手段で受け付けられた最小値のハードウェ
    ア資源が前記記憶手段に使用を示す表示がされていると
    きに、現在実行中のプロセスで使用されているハードウ
    ェア資源をそのプロセスの最小値のハードウェア資源に
    変更して使用したとき、実行予定のプロセスに最小値の
    ハードウェア資源の使用を許可することができるとき、
    前記実行制御手段に実行中のプロセスのハードウェア資
    源の一部解放を要求する解放要求部と、 前記実行制御手段がハードウェア資源の一部の使用を停
    止したとき、前記実行制御手段に受け付けられた最小値
    のハードウェア資源を実行予定のプロセスに使用許可す
    ることを通知する第3通知部とを有することを特徴とす
    る請求項3記載のディジタル映像再生・録画装置。
  5. 【請求項5】 前記記憶手段は、 未使用のハードウェア資源を記憶する未使用ハードウェ
    ア資源記憶部と、 使用中のハードウェア資源を記憶する使用中ハードウェ
    ア資源記憶部と、 前記使用可否判断部でハードウェア資源が使用可能と判
    断されたとき、当該ハードウェアを前記未使用ハードウ
    ェア資源記憶部から前記使用中ハードウェア資源記憶部
    に書き移す第1書移部と、 ハードウェア資源の使用終了の通知を受けると、当該ハ
    ードウェア資源を前記使用中ハードウェア資源記憶部か
    ら前記未使用ハードウェア資源記憶部に書き移す第2書
    移部とを有し、 前記使用可否判断部は、前記選択部で選択されたハード
    ウェア資源が前記未使用ハードウェア資源記憶部に記憶
    されているとき当該ハードウェア資源の使用許可をする
    ことを特徴とする請求項2記載のディジタル映像再生・
    録画装置。
  6. 【請求項6】 前記指定受付手段は、更にプロセスで使
    用するハードウェア資源の最大値と最小値とを受け付
    け、 前記使用可否判断部は、 前記指定受付手段で受け付けられた最大値のハードウェ
    ア資源が全て前記未使用ハードウェア資源記憶部に記憶
    されているときに、最大値のハードウェア資源を実行予
    定のプロセスに使用許可することを前記実行制御手段に
    通知する第1通知部と、 前記指定受付手段で受け付けられた最大値のハードウェ
    ア資源の一部が前記未使用ハードウェア資源記憶部に記
    憶されていないが最小値のハードウェア資源の全部が記
    憶されているときに、最小値のハードウェア資源を実行
    予定のプロセスに使用許可することを前記実行制御手段
    に通知する第2通知部とを有することを特徴とする請求
    項5記載のディジタル映像再生・録画装置。
  7. 【請求項7】 前記第1書移部は、ハードウェア資源を
    書き移す際、ハードウェア資源の使用プロセス名も併せ
    て書き込み、 前記使用可否判断部は、前記指定受付手段で受け付けら
    れた最小値のハードウェア資源が前記使用中ハードウェ
    ア資源記憶部に記憶されているときに、現在実行中のプ
    ロセスで使用されているハードウェア資源をそのプロセ
    スの最小値のハードウェア資源に変更して使用したと
    き、実行予定のプロセスに最小値のハードウェア資源の
    使用許可をすることができるとき、前記実行制御手段に
    実行中のプロセスのハードウェア資源の一部の解放を要
    求する解放要求部と、 前記実行制御手段がハードウェア資源の一部の使用を停
    止したとき、前記第2書移部が停止されたハードウェア
    資源を書き移したとき、前記指定受付手段で指定された
    プロセスに最小値のハードウェア資源の使用許可するこ
    とを前記実行制御手段に通知する第3通知部とを有する
    ことを特徴とする請求項6記載のディジタル映像再生・
    録画装置。
  8. 【請求項8】 前記記憶手段は、 未使用のハードウェア資源を記憶する未使用ハードウェ
    ア資源記憶部と、 前記使用可否判断部でハードウェア資源の使用が許可さ
    れたとき、当該ハードウェア資源を前記未使用ハードウ
    ェア資源記憶部から削除する削除部と、 ハードウェア資源の使用終了の通知を受けると前記未使
    用ハードウェア資源記憶部に当該ハードウェア資源を書
    き込む書込部とを有し、 前記使用可否判段部は、前記選択部で選択されたハード
    ウェア資源が前記未使用ハードウェア資源記憶部に記憶
    されているいるとき当該ハードウェア資源の使用を許可
    することを特徴とする請求項2記載のディジタル映像再
    生・録画装置。
  9. 【請求項9】 ディジタル映像データを格納する格納手
    段と、格納手段にアクセスする複数のアクセス手段とを
    備え、1以上のアクセス手段を用いるディジタル映像再
    生プロセスと1以上のアクセス手段を用いるディジタル
    映像録画プロセスとを実行するディジタル映像再生・録
    画装置であって、 現在実行中のプロセスを記憶している記憶手段と、 オペレータから実行予定のプロセスの指定を受け付ける
    指定受付手段と、 前記指定受付手段で指定されたプロセスと現在実行中の
    プロセスとが同時に実行可能か否かを前記記憶手段の内
    容をみて判断する判断手段と、 前記判断手段で実行可能と判断されると、前記実行予定
    のプロセスの制御をする実行制御手段とを備えることを
    特徴とするディジタル映像再生・録画装置。
  10. 【請求項10】 ディジタル映像データを格納する格納
    手段と、格納手段にアクセスする2つのアクセス手段と
    を備え、1又は2のアクセス手段を用いるディジタル映
    像再生プロセスと1のアクセス手段を用いるディジタル
    映像録画プロセスとを実行するディジタル映像再生・録
    画装置に用いるコンピュータ読み取り可能な記録媒体で
    あって、 現在実行中のプロセスを記憶している記憶手段と、 オペレータから実行予定のプロセスの指定を受け付ける
    指定受付手段と、 前記指定受付手段で指定されたプロセスと現在実行中の
    プロセスとが同時に実行可能か否かを前記記憶手段の内
    容をみて判断する判断手段と、 前記判断手段で実行可能と判断されると、前記実行予定
    のプロセスの制御をする実行制御手段との各機能を発揮
    するプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な
    記録媒体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006127524A (ja) * 2004-10-29 2006-05-18 Internatl Business Mach Corp <Ibm> 物理リソースに対するアクセスを管理する方法、装置、およびプログラム

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JP2006127524A (ja) * 2004-10-29 2006-05-18 Internatl Business Mach Corp <Ibm> 物理リソースに対するアクセスを管理する方法、装置、およびプログラム

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