JP2000339100A - ファイル更新監視方法とそのシステム - Google Patents
ファイル更新監視方法とそのシステムInfo
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Abstract
更新監視方法において、磁気ディスクファイルの更新イ
メージを容易に確認し、電源断等の障害があってもその
確認を確実に行うことをを課題とする。 【解決手段】 磁気ディスクファイルに対するデータ入
出力処理を高速化するためキャッシュメモリを備えたフ
ァイル更新監視システムにおいて、データの更新処理を
実行した際に前記キャッシュメモリの状態を監視するキ
ャッシュメモリ監視手段と、前記キャッシュメモリより
磁気ディスク上へデータが反映される間に電源ダウン等
の障害が発生して前記磁気ディスクへの反映が途中で終
了してしまった場合に前記キャッシュメモリ監視手段に
よる処理が終了した後にユーザに通知するファイル状態
通知手段を備えたことを特徴とする。
Description
システムに関し、キャッシュメモリを備えた磁気ディス
クファイルのファイル更新監視方法とそのファイル更新
監視システムに関する。
が向上し、命令実行中、ソースオペランドをメモリから
読み込むとき、プロセッサがメモリ・アドレスを出力し
てからメモリ・データを入力するまでの期間が、プロセ
ッサの1クロック期間以上係る場合がある。この間プロ
セッサの動作は停止し、クロックが空回りするストール
が発生する。ストールの発生を抑えるには、高速に応答
するメモリを使えばよく、通常主記憶として使うDRA
Mのアクセス時間は、60〜70ns程度なので、もっ
と高速な10〜15ns程度のアクセス時間を有するS
RAMがキャッシュメモリとして使用される例が多い。
次キャッシュメモリと、プロセッサ外部に容量の大きい
2次キャッシュメモリとが階層的に構成されて用いられ
つつある。
ャッシュメモリ搭載装置のリカバリー方式として、特開
平4−284552号公報には、揮発性メモリをキャッ
シュメモリに用いてディスクメモリの高速性をキャッシ
ュするキャッシュメモリ搭載装置において、揮発性メモ
リと並列に不揮発性メモリを備えて、キャッシュ制御に
おいて優先順位の高い領域に対するアクセスを検出して
不揮発性メモリに格納しておき、電源断によるリカバリ
ー時の電源立ち上げ時に不揮発性メモリから読み出すこ
とにより、電源断によるメモリの消滅を大幅に救出する
ことが記載されている。
は、バスラインに接続された中央処理回路と、バッファ
メモリ回路と、主記憶回路と、磁気ディスク制御回路と
が接続され、AC電源回路から中央処理回路に電源が供
給され、バッファメモリ回路には電源断の際に電源を供
給する第1のバッテリーと、AC電源の断の際に電源を
中央処理回路に供給する第2のバッテリーとを備えてお
き、磁気ディスクへのデータの格納中に電源がオフした
ときには、中央処理回路を一時的に第2のバッテリーに
より動作させ、キャッシュメモリとしての機能を有する
前記バッファメモリに必要なデータを格納することが記
載されている。
来例によるバッファメモリ回路に第1のバッテリーで電
源をバックアップする例もあるが、第1のバッテリーと
いう設備構成が大型となり、コスト的にも高くなるとい
う問題点を有する。また、キャッシュメモリに不揮発性
メモリを揮発性メモリに加えて装備することも大きいス
ペースと高コスト化となり、問題となる。また、電源断
時の磁気ディスクのファイルを更新することについては
一切記載されていない。
イルに対するデータ入出力処理を高速化するため、キャ
ッシュメモリを備えたシステムにおいて、データの更新
処理と実際に磁気ディスクファイルへ更新イメージが反
映されるまでには時間差があり、特にこの時間差の間に
電源ダウン等の障害が発生した場合、キャッシュメモリ
上のイメージは保持されているのか否かを保証されない
ため、システムの再起動後に、更新途中のファイルの保
守を行う必要がある。
ージが磁気ディスクファイルに反映されたかどうかを確
かめるためには、直接磁気ディスクファイルの内容を確
認しなければならなかった。
磁気ディスクファイルを管理する手段もないため、更新
イメージについて更新途中であったファイルを検出する
のは困難であるし、時間も掛かっていた。
ル更新監視システム、およびファイル更新監視方法にお
いて、磁気ディスクファイルの更新イメージを容易に確
認し、電源断等の障害があってもその確認を確実に行う
ことを課題とする。
ファイルに対するデータ入出力処理を高速化するためキ
ャッシュメモリを備えたファイル更新監視システムにお
いて、データの更新処理を実行した際に前記キャッシュ
メモリの状態を監視するキャッシュメモリ監視手段と、
前記キャッシュメモリより磁気ディスク上へデータが反
映される間に電源ダウン等の障害が発生して前記磁気デ
ィスクへの反映が途中で終了してしまった場合に前記キ
ャッシュメモリ監視手段による処理が終了した後にユー
ザに通知するファイル状態通知手段を備えたことを特徴
とする。
対するデータ入出力処理を高速化するためキャッシュメ
モリを備えたファイル更新監視システムにおいて、プロ
グラム2により前記データ入出力処理とプログラム1に
よるデータ更新を要求する上位装置と、前記データ更新
要求を受けて前記キャッシュメモリにそのデータを格納
するデータ更新処理手段と、前記データ更新要求のデー
タを格納する前記キャッシュメモリと、前記データ更新
処理手段から前記キャッシュメモリにそのデータを格納
した通知を受けるキャッシュメモリ監視手段と、前記キ
ャッシュメモリ監視手段からキャッシュメモリの状態の
監視を開始した旨の通知及び監視の終了通知を受けるメ
モリ管理部と、該メモリ管理部に管理される磁気ディス
クと、プログラム2により前記データ入出力処理の要求
を受けるファイル状態通知手段とからなり、前記ファイ
ル状態通知手段は前記メモリ管理部の前記磁気ディスク
に関する情報を通知されて前記データ更新の終了を通知
され前記プログラム2の運用を開始することを特徴とす
る。
対するデータ入出力処理を高速化するためキャッシュメ
モリを備えたファイル更新監視システムにおいて、デー
タ更新プログラムによるデータ更新を要求する上位装置
と、前記データ更新要求を受けて前記キャッシュメモリ
にそのデータを格納するデータ更新処理手段と、前記デ
ータ更新要求のデータを格納する前記キャッシュメモリ
と、前記データ更新処理手段から前記キャッシュメモリ
にそのデータを格納した通知を受けるキャッシュメモリ
監視手段と、前記キャッシュメモリ監視手段からキャッ
シュメモリの状態の監視を開始した旨の通知及び監視の
終了通知を受けるメモリ管理部と、該メモリ管理部に管
理される磁気ディスクと、本システム起動時フアイルの
復旧を開始するファイル復旧手段と、前記ファイル復旧
手段からの動作開始の指示によりファイル復旧プログラ
ムを格納するファイル復旧情報ファイルとからなり、前
記システム起動時前記ファイル復旧手段は前記ファイル
復旧情報ファイルを読み出し、前記ファイル復旧プログ
ラムに従って動作することを特徴とする。
スクファイルに対するデータ入出力処理を高速化するた
めキャッシュメモリを備えたデータ更新監視方法におい
て、前記磁気ディスクファイルのデータ更新を要求し、
該データ要求に対して直接該データを前記キャッシュメ
モリに格納し、前記キャッシュメモリに格納されて読み
出しまでをキャッシュメモリ監視手段で監視し、前記キ
ャッシュメモリ監視手段からの通知により前記キャッシ
ュメモリから前記磁気ディスクに前記データ更新用デー
タを格納し、前記キャッシュメモリ監視手段による監視
状態を前記磁気ディスク内のメモリ管理部で管理し、新
たなプログラムをロードする場合に、前記メモリ管理部
で前記磁気ディスクのクローズ状態を検出して前記新た
なプログラムの動作を開始することを特徴とする。
対するデータ入出力処理を高速化するためキャッシュメ
モリを備えたシステムにおいて、データの更新処理を実
行した際にキャッシュメモリの状態を監視し、キャッシ
ュメモリより磁気ディスク上へデータが反映される間に
電源ダウン等の障害が発生して磁気ディスクへの反映が
途中で終了してしまった場合にユーザに通知する手段を
提供し、磁気ディスクファイルの信頼性を向上させるも
のである。
れば、プログラム1とプログラム2は同じ磁気ディスク
ファイル41に対し処理を行うものである。プログラム
1より磁気ディスクファイル41へのデータの更新要求
が行われると、データ更新処理手段31は更新イメージ
を一旦キャッシュメモリ34に置きプログラム1へは更
新処理の完了を通知する。その後、システムの負荷が低
い時等にをキャッシュメモリ34から磁気ディスクファ
イルへ更新イメージを反映する。キャッシュメモリ監視
手段32は、キャッシュメモリ34の状態を監視して管
理ファイル報42に状態を記録する。
へアクセスする前に、例えばファイルをオープンする前
に、ファイル状態通知手段33を通して管理ファイル4
2内に記録されたの磁気ディスクファイル41の状態を
取得する事ができる。この時、ファイルの状態がデータ
の欠落等で不完全である事が通知されれば、プログラム
2は通常の処理の前に磁気ディスクファイル41内容を
確認/修正の上、通常の処理を開始することができる。
るプログラムの誤動作やデータの欠落による処理の漏れ
等を防ぐこととなり、磁気ディスクファイルの信頼性が
向上する。
図面を参照しつつ詳細に説明する。
システムは、プログラム1およびプログラム2からの要
求を処理するデータ処理装置3と、データや情報を記憶
する記憶装置4とを含み、データ処理装置3はマイクロ
プロセッサ内に含まれ、記憶装置4は主に外部記憶装置
として適用される。
と、管理ファイル42とを備えている。この磁気ディス
クファイル41は、いわゆるハードディスク(HD)や
光磁気メモリ(MO)等からなり、プログラム1および
プログラム2よって処理されるデータ乃至ファイルを記
憶し、管理ファイル42は、磁気ディスクファイル41
の状態を磁気ディスクファイル41やキャッシュメモリ
監視手段32等からの通知や処理状況等により管理する
ための情報を記憶する。
理手段31と、キャッシュメモリ監視手段32と、ファ
イル状態通知手段33と、キャッシュメモリ34を備え
ている。
グラム1からのデータの更新要求を受けつけ、更新デー
タをキャッシュメモリ34に記憶し、キャッシュメモリ
監視手段32にファイル名等キャッシュメモリ34の監
視に必要な情報を通知するとともに動作の開始要求を行
う。その後、システムの負荷が低い時等に、キャッシュ
メモリ34の内容を磁気ディスクファイル41に格納し
て、キャッシュメモリ34の格納データを反映する。上
記キャッシュメモリ34は高速書込読み出し可能なSR
AMが主に用いられ、DRAMやフラッシュメモリ等で
あってもよい。
更新処理手段31からの要求・通知を受けつけ、キャッ
シュメモリ34の状態を監視して、その情報をリアルタ
イムに管理ファイル42へ記憶する。
2からの要求を受けつけ、管理ファイル42の情報を参
照して、磁気ディスクファイル41の状態をプログラム
2に通知する。この場合、プログラム1による磁気ディ
スクファイル41のファイルの内、一部のデータのデー
タ更新を要求するプログラムであり、プログラム2はプ
ログラム1が終了後に動作を開始しようとしているプロ
グラムである。
ァイル41への読み込み/書込み処理の高速化のためデ
ータを一時記憶するメモリ領域で、電源ダウン等の障害
が発生した場合にシステムを再起動させるとクリアされ
る。このキャッシュメモリ34は高速動作が可能な揮発
性メモリのSRAMを用いられ、より大容量とするため
に階層的に揮発性メモリのDRAMを用いたり、不揮発
性メモリのフラッシュメモリを用いてもよい。揮発性メ
モリ故に電源をオンしたときにリセットされて、改めて
新規なデータを格納し、記憶容量的に満たされたならば
古いデータから解除されて新しいデータを記憶してい
く。
クとキャッシュメモリとはハードウェアで構成され、他
のデータ更新処理手段等はハードウェアで構成しても、
またプログラムの動作によって処理できるソフトウェア
で構成されていてもよい。
て、詳細に説明する。図2は本ファイル更新監視システ
ムのキャッシュメモリから磁気ディスクへのデータ転送
のフローチャートを示し、図3はキャッシュメモリ監視
手段及び管理ファイルの動作のフローチャートを示し、
図4はファイル状態通知手段の動作のフローチャートを
示している。
ルの一部のデータの更新を要求するプログラムであり、
プログラム2はプログラム1のデータ処理が終了した時
点で所定のプログラムを開始しようとするプログラムで
あり、この動作の途中で電源断等の障害がデータ処理装
置に発生するものとする。
データ更新要求を受けたデータ更新処理手段31は、キ
ャッシュメモリ34に更新イメージを記憶する(図2−
61)。ここで、キャッシュメモリ34を使用するの
は、記憶装置4に書き出す処理は時間がかかるため、実
際に書き出す処理を遅延させて、システムの負荷の低い
時などに、キャッシュメモリ34から記憶装置4の磁気
ディスクファイルに書き込む処理を行うことで、プログ
ラム全体の処理を高速化することが目的である。
ャッシュメモリ監視手段32に対して、キャッシュメモ
リ34の監視を要求する(図2−62)。この時キャッ
シュメモリ34の監視に必要なファイル名等の情報をキ
ャッシュメモリ監視手段32へ通知することも行う。こ
の時点で、プログラム1へ更新処理が終了したと通知す
る(図2−63)。実際の磁気ディスクファイル41へ
の書き出し処理は、システムの負荷の状態をみて(図2
−64)、負荷が低くなった時に、キャッシュメモリ3
4の内容を磁気ディスクファイル41へ反映する処理を
行う(図2−65)。
リ監視手段32は、データ更新処理手段31からのキャ
ッシュメモリ34の監視要求を受けると、監視を開始し
たということをファイル名等の関連情報とともに管理フ
ァイル42に書き出す(図3−71)。この場合の書き
出し処理は、キャッシュメモリ34を使用せずに、直接
即時に行う必要がある。
は、キャッシュメモリ34の状態を監視し、キャッシュ
メモリ34から磁気ディスクファイル41への反映処理
が終了したか否かを判断し(図3−72)、次に磁気デ
ィスクファイル41はクローズされているか否かを判断
し(図3−73)、クローズされていない場合は、更新
処理が終了したことを管理ファイル42へ書き出す(図
3−75)。このとき、磁気ディスクファイル41がク
ローズされていれば、これ以降データ更新処理は行われ
ないと考えられるため、磁気ディスクファイル41に関
する情報は不必要となるので管理ファイル42から削除
してしまって良い(図3−74)。
知手段33は、プログラム2より要求を受けると管理フ
ァイル42を参照し(図4−81)、磁気ディスクファ
イル41の状態を通知する。つぎに、磁気ディスクファ
イル41の指定ファイルの情報が存在するのか否かを判
断する((図4−82)。
ァイル42内になかった場合は、磁気ディスクファイル
41はアクセスされていなかったか既にクローズされて
いたはずなので、ファイル状態通知手段33はプログラ
ム2にファイは使用されていなかったことを通知する
(図4−84)。この場合の磁気ディスクファイル41
の内容はデータの欠落等がない完全な状態なので、プロ
グラム2はそのまま磁気ディスクファイル41を使用す
ることができる。
新処理が終了したことを管理ファイル42へ書き出した
(図3−75)直後、電源ダウンが発生した場合、管理
ファイル42の中には磁気ディスクファイル41の情報
が存在し、且つ更新処理が終了していることが記録され
ている。この場合の磁気ディスクファイル41の内容
は、ファイルは使用中であったが更新イメージは磁気デ
ィスクファイル41に全て反映されているため、ファイ
ル状態通知手段33はプログラム2にファイルは完全で
あることを通知する(図4−82、83、85)。従っ
て、プログラム2はそのまま磁気ディスクファイル41
を使用することができる。
ラム1に更新処理が終了したと通知(図2−63)した
後、更新イメージを磁気ディスクファイル41へ反映す
る(図2−65)前に電源ダウンが発生した場合、管理
ファイル42の内容は磁気ディスクファイル41の情報
が存在し且つ更新イメージがまだキャッシュメモリ34
上にあったことが記録されている。この場合の磁気ディ
スクファイル41の内容は、ファイルは使用中で更新処
理が途中で中断された状態なので、ファイル状態通知手
段33はプログラム2にファイルは不完全であることを
通知する(図3−82、83、86)。従って、プログ
ラム2は磁気ディスクファイル41の内容を確認し、復
旧処理を行ってから使用しなければならない。
ィスクファイルのデータ更新を要求するプログラムとし
て説明したが、キャッシュメモリの動作を主とした場合
には、データ更新要求のプログラムに限らず、新規なデ
ータファイルの格納要求やデータファイルの読出要求で
あってもよいことは勿論である。
実施形態によるファイル更新監視システムについて、図
面を参照して詳細に説明する。
処理装置5が図1に示された第1の実施形態におけるデ
ータ処理装置3の構成内のファイル状態通知手段33に
代わってファイル復旧手段35を備えた点と、記憶装置
6が同じく図1に示された第1の実施形態における記憶
装置4の構成に加えてファイル復旧情報ファイル43を
備えた点で異なっている。
43は、磁気ディスクファイル41の種類毎にファイル
を復旧する方法と、復旧可能なファイルと復旧方法の関
連付けが記憶されたものである。
5は、管理ファイル42より更新途中であったファイル
の情報を取得し、ファイル復旧情報ファイル43を読み
込んで、磁気ディスクファイル41を不完全な状態から
完全な状態に復旧する。
に説明する。
ュメモリ監視手段32の動作は、図1に示された実施形
態の各データ更新処理手段31およびキャッシュメモリ
監視手段32の動作と同一のため、説明は省略する。図
1に示された第1の実施形態では、プログラム2が磁気
ディスクファイル41にアクセスするときに、ファイル
状態通知手段33よりファイルの状態を取得し、ファイ
ルが不完全である場合ファイルの確認および修正を行っ
ていた。
ァイル復旧手段35が自動的に動作を開始し、更新途中
で終了したファイルを検出してファイルの復旧を行う。
動作について詳細に説明する。
段35は、システム起動時に起動開始をトリガーとし
て、自動的に動作を開始すると、管理ファイル42を参
照し更新途中で不完全な磁気ディスクファイル41のフ
ァイル名等の情報を取得する(図6−91)。次に、取
得したファイル名等のファイル情報より適当なファイル
復旧の方法を、ファイル復旧情報ファイル43より検索
して読み込む(図6−92)。そして、読み込んだ方法
を実行して磁気ディスクファイル41の復旧処理を行う
(図6−93)。復旧処理が終了した後は、管理ファイ
ル42から復旧した磁気ディスクファイル41に関する
情報を削除する(図6−94)。これらの処理(図6−
91〜94)を繰り返し、管理ファイル42内の不完全
なファイルに関する情報が全てなくなったとき、動作を
終了する。
後システム再起動した場合、自動的にファイルが復旧さ
れるため、プログラムは動作してすぐにファイルの読み
込み/書込み処理を実行することができる。
ェアで構成することもできるが、これに限定されず、ソ
フトウェアによって、各手段の機能を実行することもで
きる。また、磁気ディスクファイルは図には1つの例を
示しているが、複数であってもデータバスとアドレスバ
スで接続されていれば、上述と同様に動作させることが
できるし、管理ファイルが1つであっても、それらの複
数の磁気ディスクファイルを管理できる。また、記憶装
置内にはそれぞれ複数のファイルを有する例を示してい
るが、記憶装置内に1つのハードディスクがある場合に
は、記憶領域が異なるだけで、即ち記憶領域のアドレス
が異なるだけであっても、機能的に異なることとしても
よい。
ィスクへの反映状態をリアルタイムで監視し、状態情報
を記録しているので、更新処理の終了と実際の磁気ディ
スクへの更新イメージの反映処理との間に時間差がある
場合において、電源ダウン等の障害が発生した場合、フ
ァイルが完全な状態なのか不完全な状態なのか知ること
ができることである。この結果、不完全な状態のファイ
ルをアクセスしまうことによるプログラムの誤動作やデ
ータの欠落による処理の漏れ等を防ぐこととなり、磁気
ディスクファイルの信頼性が向上する。
が発生した後、更新中であったファイルの内容を確認す
る処理をすべてのファイルに対して行う必要がなくなる
ことである。この結果、システム管理者やファイル管理
者の負担が軽減される。
ック図である。
フローチャートである。
フローチャートである。
フローチャートである。
ック図である。
フローチャートである。
Claims (7)
- 【請求項1】 磁気ディスクファイルに対するデータ入
出力処理を高速化するためキャッシュメモリを備えたフ
ァイル更新監視システムにおいて、 データの更新処理を実行した際に前記キャッシュメモリ
の状態を監視するキャッシュメモリ監視手段と、前記キ
ャッシュメモリより磁気ディスク上へデータが反映され
る間に電源ダウン等の障害が発生して前記磁気ディスク
への反映が途中で終了してしまった場合に前記キャッシ
ュメモリ監視手段による処理が終了した後にユーザに通
知するファイル状態通知手段を備えたことを特徴とする
ファイル更新監視システム。 - 【請求項2】 請求項1に記載のファイル更新監視シス
テムにおいて、さらに上位装置からデータ更新要求を受
けて前記キャッシュメモリにデータを確保するデータ更
新処理手段を備え、前記キャッシュメモリ監視手段は前
記データ更新処理手段から前記キャッシュメモリにデー
タを確保したことを通知されることを特徴とするファイ
ル更新監視システム。 - 【請求項3】 磁気ディスクファイルに対するデータ入
出力処理を高速化するためキャッシュメモリを備えたフ
ァイル更新監視システムにおいて、 プログラム2により前記データ入出力処理とプログラム
1によるデータ更新を要求する上位装置と、前記データ
更新要求を受けて前記キャッシュメモリにそのデータを
格納するデータ更新処理手段と、前記データ更新要求の
データを格納する前記キャッシュメモリと、前記データ
更新処理手段から前記キャッシュメモリにそのデータを
格納した通知を受けるキャッシュメモリ監視手段と、前
記キャッシュメモリ監視手段からキャッシュメモリの状
態の監視を開始した旨の通知及び監視の終了通知を受け
るメモリ管理部と、該メモリ管理部に管理される磁気デ
ィスクと、プログラム2により前記データ入出力処理の
要求を受けるファイル状態通知手段とからなり、前記フ
ァイル状態通知手段は前記メモリ管理部の前記磁気ディ
スクに関する情報を通知されて前記データ更新の終了を
通知され前記プログラム2の運用を開始することを特徴
とするファイル更新監視システム。 - 【請求項4】 請求項3に記載のファイル更新監視シス
テムにおいて、前記ファイル状態通知手段は、前記ファイル
管理部からの磁気ディスクのクローズを通知されたとき
に前記プログラム1の終了とともに前記プログラム1の
管理情報を削除した結果通知から前記プログラム2に前
記磁気ディスクの使用を許可することを特徴とするファ
イル更新監視システム。 - 【請求項5】 磁気ディスクファイルに対するデータ入
出力処理を高速化するためキャッシュメモリを備えたフ
ァイル更新監視システムにおいて、 データ更新プログラムによるデータ更新を要求する上位
装置と、前記データ更新要求を受けて前記キャッシュメ
モリにそのデータを格納するデータ更新処理手段と、前
記データ更新要求のデータを格納する前記キャッシュメ
モリと、前記データ更新処理手段から前記キャッシュメ
モリにそのデータを格納した通知を受けるキャッシュメ
モリ監視手段と、前記キャッシュメモリ監視手段からキ
ャッシュメモリの状態の監視を開始した旨の通知及び監
視の終了通知を受けるメモリ管理部と、該メモリ管理部
に管理される磁気ディスクと、本システム起動時フアイ
ルの復旧を開始するファイル復旧手段と、前記ファイル
復旧手段からの動作開始の指示によりファイル復旧プロ
グラムを格納するファイル復旧情報ファイルとからな
り、前記システム起動時前記ファイル復旧手段は前記フ
ァイル復旧情報ファイルを読み出し、前記ファイル復旧
プログラムに従って動作することを特徴とするファイル
更新監視システム。 - 【請求項6】 請求項5に記載のファイル更新監視シス
テムにおいて、前記ファイル復旧プログラムが終了した
場合に、前記管理ファイルの記憶領域から復旧した前記
磁気ディスクに関する情報を削除することを特徴とする
ファイル更新監視システム。 - 【請求項7】 上位装置からの磁気ディスクファイルに
対するデータ入出力処理を高速化するためキャッシュメ
モリを備えたデータ更新監視方法において、 前記磁気ディスクファイルのデータ更新を要求し、該デ
ータ要求に対して直接該データを前記キャッシュメモリ
に格納し、前記キャッシュメモリに格納されて読み出し
までをキャッシュメモリ監視手段で監視し、前記キャッ
シュメモリ監視手段からの通知により前記キャッシュメ
モリから前記磁気ディスクに前記データ更新用データを
格納し、前記キャッシュメモリ監視手段による監視状態
を前記磁気ディスク内のメモリ管理部で管理し、新たな
プログラムをロードする場合に、前記メモリ管理部で前
記磁気ディスクのクローズ状態を検出して前記新たなプ
ログラムの動作を開始することを特徴とするファイル更
新監視方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11145317A JP2000339100A (ja) | 1999-05-25 | 1999-05-25 | ファイル更新監視方法とそのシステム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11145317A JP2000339100A (ja) | 1999-05-25 | 1999-05-25 | ファイル更新監視方法とそのシステム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000339100A true JP2000339100A (ja) | 2000-12-08 |
Family
ID=15382373
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11145317A Pending JP2000339100A (ja) | 1999-05-25 | 1999-05-25 | ファイル更新監視方法とそのシステム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000339100A (ja) |
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1999
- 1999-05-25 JP JP11145317A patent/JP2000339100A/ja active Pending
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