JP2000337609A - 液体燃料バーナー及びその運転方法 - Google Patents

液体燃料バーナー及びその運転方法

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JP2000337609A
JP2000337609A JP11142377A JP14237799A JP2000337609A JP 2000337609 A JP2000337609 A JP 2000337609A JP 11142377 A JP11142377 A JP 11142377A JP 14237799 A JP14237799 A JP 14237799A JP 2000337609 A JP2000337609 A JP 2000337609A
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Nobuaki Kobayashi
伸明 小林
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弘 五十嵐
Hiroyuki Nakabayashi
宏行 中林
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 火炎長が短く、放射伝熱効率が高い火炎を得
られる液体燃料バーナー及び安定したターンダウン運転
を行える方法を提供する。 【解決手段】 先端側が拡開した円錐状燃焼室11の中
心に、液体燃料を霧化して噴出する燃料霧化器12を備
えるとともに、燃料霧化器12の外周に、燃料霧化器1
2から噴出した燃料を包み込むように一次支燃性ガスを
旋回流として噴出する一次支燃性ガスノズル13を備え
た液体燃料バーナーにおいて、一次支燃性ガスノズル1
3より燃焼室先端側に、二次支燃性ガスを旋回流として
燃焼室内に噴出する二次支燃性ガスノズル14を設け
る。ターンダウン運転の際には、一次支燃性ガスの供給
量を定格運転時の80〜120%に保ち、二次支燃性ガ
スの流量のみを制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液体燃料バーナー
及びその運転方法に関し、詳しくは、液体燃料と支燃性
ガスとをそれぞれのノズルから燃焼室に噴出させ、両者
を混合させて燃焼させる液体燃料バーナーであって、特
に、放射伝熱によって被加熱物を加熱するのに適した液
体燃料バーナーに関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】液体燃
料を燃焼させるためのバーナーとして、実公昭63−6
568号公報や特公平3−3122号公報に記載された
構造のものが知られている。これらの液体燃料バーナー
は、ノズルの中心に、液体燃料を霧化して噴出する燃料
霧化器を設けるとともに、該燃料霧化器の外周に、燃料
霧化器から噴出した燃料を包み込むように一次支燃性ガ
スを旋回流として噴出する一次支燃性ガスノズルを設
け、さらに、二次支燃性ガスを直進流あるいは旋回流と
して噴出する小口径の二次支燃性ガスノズルを外周部に
設けている。
【0003】このような構造の液体燃料バーナーの火炎
特性は、液体燃料が一次支燃性ガスで燃焼して形成され
る火炎(一次火炎)を、二次支燃性ガスと急速に混合さ
せて燃焼させるため、燃焼効率が高くなり、すすの発生
が少なく、放射伝熱特性が低いものとなる。さらに、二
次支燃性ガスの流れによって一次火炎の広がりが制約さ
れるため、全体の火炎形状が細長くなる。
【0004】一方、鉄、非鉄、窯業用の加熱・溶解炉や
産業用ボイラーに使用するバーナーとしては、放射伝熱
効率の高い火炎特性が得られるバーナーが要求されてい
る。したがって、上記従来の液体燃料バーナーを使用し
た場合は、放射伝熱効率が低いために燃焼室(炉内)で
の熱回収率が低くなってしまう。また、産業用ボイラー
のように、短い燃焼空間で燃焼させる場合は、火炎長が
長いと火炉出口のガス温度が規定温度より高くなった
り、バーナーの対面壁に火炎が当たって壁を傷めるおそ
れがある。
【0005】そこで本発明は、燃焼効率を損なうことな
く、火炎長が短く、放射伝熱効率が高い火炎を得ること
ができる液体燃料バーナーを提供するとともに、燃焼量
を下げるターンダウン運転を安定して効率よく行うこと
ができる液体燃料バーナーの運転方法を提供することを
目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の液体燃料バーナーは、先端側が拡開した円
錐状燃焼室の中心に、液体燃料を霧化して噴出する燃料
霧化器を備えるとともに、該燃料霧化器の外周に、燃料
霧化器から噴出した燃料を包み込むように一次支燃性ガ
スを旋回流として噴出する一次支燃性ガスノズルを備え
た液体燃料バーナーにおいて、前記一次支燃性ガスノズ
ルより燃焼室先端側に、二次支燃性ガスを旋回流として
燃焼室内に噴出する二次支燃性ガスノズルを設けたこと
を特徴としている。
【0007】このような二系統の支燃性ガスを有する液
体燃料バーナーの場合は、前記一次支燃性ガスの供給系
と二次支燃性ガスの供給系とを別系統とし、各供給系に
独立した供給量制御手段をそれぞれ設けることが好まし
く、また、前記二次支燃性ガスの流量を全支燃性ガス合
計流量の50〜90%の範囲とし、その噴出速度を毎秒
50〜200mの範囲に設定することが好ましい。
【0008】さらに、本発明の液体燃料バーナーは、前
記二次支燃性ガスノズルより燃焼室先端側に、三次支燃
性ガスを二次支燃性ガスと同方向の旋回流として燃焼室
内に噴出する三次支燃性ガスノズルを設けたことを特徴
としている。
【0009】このように、三系統の支燃性ガスを有する
液体燃料バーナーの場合は、前記一次支燃性ガスの供給
系と二次支燃性ガスの供給系と三次支燃性ガスの供給系
とを別系統とし、各供給系に独立した供給量制御手段を
それぞれ設けることが特に好ましいが、二次支燃性ガス
と三次支燃性ガスとを一つの供給系から供給して分岐さ
せることもできる。このときの二次支燃性ガスは、流量
を全支燃性ガス合計流量の20〜40%の範囲とし、噴
出速度を毎秒50〜200mの範囲に設定することが好
ましい。
【0010】また、三次支燃性ガスは、流量を全支燃性
ガス合計流量の20〜40%の範囲とし、噴出速度を毎
秒50〜200mの範囲に設定することが好ましく、噴
出方向は、バーナー中心軸に対して30〜90度の範囲
で、バーナー中心軸を中心とする法線に対して30〜9
0度の範囲に設定することが好ましい。
【0011】さらに、両バーナーにおいて、前記燃焼室
の円錐角度は、20〜60度の範囲であることが好まし
く、円錐状燃焼室の容積は、液体燃料の投入熱量Q[M
cal/hr]に対して、6〜12×10×(Q/1
000)1/2[mm]の範囲であることが好まし
い。
【0012】また、一次支燃性ガスは、流量を全支燃性
ガス合計流量の10〜50%の範囲とし、噴出速度を毎
秒100〜300mの範囲に設定することが好ましい。
さらに、前記二次支燃性ガスの噴出方向は、バーナー中
心軸に対して60〜90度の範囲とし、バーナー中心軸
を中心とする円の法線に対して30〜90度の範囲に設
定することが好ましい。
【0013】そして、本発明の液体燃料バーナーの運転
方法は、二系統の支燃性ガスを有する液体燃料バーナー
の場合、ターンダウン運転の際には、一次支燃性ガスの
供給量を定格運転時の80〜120%に保ち、二次支燃
性ガスの流量のみを制御して支燃性ガス供給量を調節す
ることを特徴としている。
【0014】また、三系統の支燃性ガスを有する液体燃
料バーナーの場合、ターンダウン運転の際には、一次支
燃性ガスの供給量を定格運転時の80〜120%に保
ち、二次支燃性ガス及び三次支燃性ガスの流量を制御し
て支燃性ガス供給量を調節することを特徴としている。
【0015】
【発明の実施の形態】図1及び図2は、本発明の液体燃
料バーナーの第1形態例を示すもので、図1は断面側面
図、図2は二次支燃性ガスノズルの形状を説明するため
の断面正面図である。
【0016】この液体燃料バーナーは、先端側が角度α
で拡開した円錐台形状の燃焼室11に、液体燃料を霧化
して噴出する燃料霧化器12と、液体燃料を燃焼させる
支燃性ガスを噴出する一次支燃性ガスノズル13及び二
次支燃性ガスノズル14とを設けたものである。なお、
バーナー外周には、水冷ジャケット16が設けられてい
る。
【0017】燃料霧化器12は、液体燃料流路22から
供給される液体燃料を霧状に噴出するものであって、例
えば、前記公報に記載されてスワラー等を使用すること
ができる。また、一次支燃性ガスノズル13は、燃料霧
化器12の外周に隣接して設けられており、一次支燃性
ガス流路23から供給される一次支燃性ガスを、燃料霧
化器12から噴出した液体燃料を包み込むような旋回流
として噴出するように形成されている。
【0018】このように、燃料霧化器12で霧化して噴
出した液体燃料を、一次支燃性ガスノズル13から旋回
流となって噴出した一次支燃性ガスで包み込むことによ
り、液体燃料の霧化を促進することができるとともに、
燃料と一次支燃性ガスとを急速に混合させて燃焼させる
ことができる。
【0019】二次支燃性ガスノズル14は、二次支燃性
ガス流路24から供給される二次支燃性ガスを、一次支
燃性ガスノズル13より燃焼室先端側において、バーナ
ー中心軸CLに対して角度βで、かつ、バーナー中心軸
を中心とする円の法線NLに対して角度γで、燃焼室1
1内に旋回流を形成するように噴出するように形成され
ている。
【0020】このように形成した液体燃料バーナーは、
一次、二次の各支燃性ガスの流量比及び流速、燃焼室1
1における円錐面の開き角度α、二次支燃性ガスの噴出
角度β及びγを調節することにより、火炎の径や放射伝
熱効率を制御することができる。
【0021】これらの最適な範囲は、相互に影響するの
で一概には決められないが、例えば、燃焼室11におけ
る円錐面の開き角度αは、20〜60度の範囲が適当で
ある。角度αが小さいと火炎が十分に拡がらず、火炎長
が長くなることがあり、角度αが大きいと燃料と支燃性
ガスとの混合を十分に行えなくなることがある。
【0022】さらに、燃焼室11の容積は、液体燃料の
投入熱量Q[Mcal/hr]に対して、6〜12×1
×(Q/1000)1/2[mm]の範囲である
ことが好ましい。これよりも燃焼室11の容積が小さく
なると、燃焼室11内での燃焼が促進されて火炎の輝炎
部が小さくなる傾向があり、容積が大きくなると、燃焼
室11からの水冷損失が大きくなる傾向がある。
【0023】また、二次支燃性ガスの噴出方向は、バー
ナー中心軸CLに対する角度βが60〜90度の範囲、
法線NLに対する角度γが30〜90度の範囲が適当で
ある。角度βが小さいと火炎推進方向の力が大きくなっ
て火炎長が長くなり、角度γが小さいと十分な旋回流が
得られなくなる。90度を超える角度は無意味である。
【0024】なお、燃料霧化器12と一次支燃性ガスノ
ズル13とは、液体燃料を十分に霧化することができ、
十分な初期燃焼が得られればよく、前記公報記載のもの
と同様に形成することができる。
【0025】一次、二次の各支燃性ガスの流量比は、流
速や各支燃性ガスの噴出方向等によっても異なるが、一
次支燃性ガスは、前述のように、液体燃料の霧化と初期
燃焼とが達成できればよいため、十分な流速を有してい
れば少量でも十分に目的を達成することができ、全支燃
性ガス量の10〜50%の範囲で設定することができる
が、好ましくは20〜40%が適当である。また、二次
支燃性ガスは、十分な旋回流を形成するためにある程度
の流量が必要であるから、50%以上にしておくことが
好ましい。
【0026】さらに、一次、二次の各支燃性ガスの流速
も、上記流量比や各支燃性ガスの噴出方向等に応じて設
定されるものである。一般に、一次支燃性ガスの流速を
高めると液体燃料の霧化及び一次支燃性ガスとの混合を
効果的に行うことができるが、流速が高すぎると、一次
支燃性ガスと液体燃料とが急速に混合されることによっ
て燃焼が速くなり、火炎からの放射伝熱量が低下するこ
とがある。例えば、一次支燃性ガスの流速が毎秒100
m未満だと液体燃料の霧化及び一次支燃性ガスとの混合
が十分に行えなくなるときがあり、毎秒300mを超え
ると二次支燃性ガスによる旋回力を受けにくくなり、火
炎の広がりが十分に得られなくなる。通常、一次支燃性
ガスの流量比が小さい場合は、流速を高めに設定するこ
とが好ましい。
【0027】また、二次支燃性ガスの流速は、遅過ぎる
と十分な旋回力を与えることができなくなって火炎を十
分に広げることができなくなり、必要以上に速くする
と、燃焼が促進されるために火炎の放射伝熱性能が低下
してしまう。通常の場合は、毎秒50〜200mの範囲
が適当である。
【0028】いずれにしても、この液体燃料バーナーを
設置する燃焼室(炉)における最適な火炎を得るために
は、一次、二次の各支燃性ガスの流量比や流速、燃焼室
11の開き角度α、二次支燃性ガスの噴出角度β,γを
適切な範囲に設定する必要があるが、上述のような構造
に形成することにより、前記公報記載のバーナーに比べ
て有効火炎長を短くすることができ、すなわち、バーナ
ーの近傍で高い放射熱流束が得られるとともに、全体と
して放射伝熱効率に優れた火炎が得られる。
【0029】また、一次支燃性ガス流路23及び二次支
燃性ガス流路24に支燃性ガスを供給する系統を別系統
とし、各系統に、流量調節弁のような供給量制御手段を
それぞれ設けておくことにより、支燃性ガスの供給量や
両者の割合を適切に設定することができる。
【0030】このように、各支燃性ガスの供給量(流
量)を独立して制御できるように形成することにより、
ターンダウン運転を行う場合でも、正常な燃焼状態を得
ることができる。すなわち、ターンダウン運転では、液
体燃料供給量が減少することによって燃料霧化器12へ
の液体燃料の供給圧力が低下するため、このままでは、
液体燃料の霧化が十分に行えず、液滴が大きくなって燃
焼が困難になってしまう。このため、この状態で一次支
燃性ガスの流量を液体燃料の流量に比例して減少させる
と、液体燃料の霧化が十分に行われず、一次支燃性ガス
との混合も十分に行われないため、燃料液滴や未燃分が
火炎外に放出されてしまい、一酸化炭素やすす等の未燃
分が発生して炉から放出されてしまうことになる。特
に、燃焼量が定格の60%を下回ると、この現象が著し
くなる。
【0031】したがって、ターンダウン運転を行う際
に、一次支燃性ガスの流量を定格運転時と略同等の80
〜120%の範囲に保ちながら、二次支燃性ガスの流量
のみを制御して支燃性ガス供給量を調整することによ
り、燃料霧化器12から噴出する液体燃料の霧化を一次
支燃性ガスにより促進し、かつ、両者を十分に混合させ
ることができる。これにより、燃焼状態の悪化を防ぐこ
とができる。
【0032】図3乃至図5は、本発明の液体燃料バーナ
ーの第2形態例を示すもので、図3は断面側面図、図4
は二次支燃性ガスノズルの形状を説明するための断面正
面図、図5は三次支燃性ガスノズルの形状を説明するた
めの断面正面図である。なお、以下の説明において、前
記第1形態例の構成要素と同一の構成要素には同一の符
号を付して詳細な説明は省略する。
【0033】この液体燃料バーナーは、先端側が角度α
で拡開した円錐台形状の燃焼室11に、液体燃料を霧化
して噴出する燃料霧化器12と、液体燃料を燃焼させる
支燃性ガスを噴出する一次支燃性ガスノズル13,二次
支燃性ガスノズル14及び三次支燃性ガスノズル15と
を設けたものである。
【0034】三次支燃性ガスノズル15は、三次支燃性
ガス流路25から供給される三次支燃性ガスを、二次支
燃性ガスノズル14より燃焼室先端側において、バーナ
ー中心軸CLに対して角度δで、かつ、法線NLに対し
て角度εで、燃焼室11内に旋回流を形成するように噴
出するように形成されている。
【0035】このように三系統の支燃性ガスを設けた液
体燃料バーナーの場合は、一次、二次、三次の各支燃性
ガスの流量比及び流速、燃焼室11における円錐面の開
き角度α、二次支燃性ガスの噴出角度γ及び三次支燃性
ガスの噴出角度εを調節することにより、火炎の径や放
射伝熱効率を制御することができる。
【0036】燃焼室11、燃料霧化器12、一次支燃性
ガスノズル13及び二次支燃性ガスノズル14の形状
は、前記同様に形成することができるが、三次支燃性ガ
スの噴出方向は、前述の二次支燃性ガスと同様の理由か
ら、バーナー中心軸CLに対する角度δが60〜90度
の範囲、法線NLに対する角度εが30〜90度の範囲
が適当である。二次支燃性ガスノズル14と三次支燃性
ガスノズル15とは、その位置関係から、二次支燃性ガ
スの噴出角度βを90度に近くして燃焼室11部分にお
ける旋回力を高め、三次支燃性ガスの噴出角度δは、火
炎に適度な推進力を与えるために角度β以下の角度にし
ておくことが好ましい。
【0037】一次、二次、三次の各支燃性ガスの流量比
は、流速や各支燃性ガスの噴出方向等によっても異なる
が、いずれかの支燃性ガスの流量が全支燃性ガス量の5
0%を超えると、他の二つの支燃性ガス量が十分でなく
なり、燃焼効率や火炎形状に悪影響を与えることがある
ので、いずれの支燃性ガス量も、最大で50%以下にし
ておくことが好ましい。
【0038】また、一次支燃性ガスは、前述のように、
液体燃料の霧化と初期燃焼とが達成できればよいため、
十分な流速を有していれば他の支燃性ガス量より少な目
にしてもよく、15%程度の流量でも十分であるが、二
次、三次の各支燃性ガスは、十分な旋回流を形成するた
めにある程度の流量が必要であるから、それぞれ20%
以上にしておくことが好ましい。
【0039】通常は、一次、二次、三次の各支燃性ガス
の流量を略等分にすればよく、例えば、一次支燃性ガス
量を30%、二次、三次の各支燃性ガス量を35%ずつ
とすればよい。このとき、二次支燃性ガスの噴出角度β
を90度、三次支燃性ガスの噴出角度δを45度とした
場合、三次支燃性ガスの流量割合を多くすれば推進力が
増大する。
【0040】一次、二次、三次の各支燃性ガスの流速
も、上記流量比や各支燃性ガスの噴出方向等に応じて設
定されるものであるが、この場合も、一次支燃性ガスと
二次支燃性ガスとは前述のような範囲に設定しておくこ
とが好ましい。三次支燃性ガスの流速は、遅過ぎると旋
回力や推進力を十分に与えることができなくなり、必要
以上に速くすると、火炎の放射伝熱性能が低下してしま
うので、通常の場合は、毎秒50〜200mの範囲が適
当である。
【0041】したがって、本形態例に示す液体燃料バー
ナーにおいても、一次、二次、三次の各支燃性ガスの流
量比や流速、燃焼室11の開き角度α、二次支燃性ガス
の噴出角度β,γ及び三次支燃性ガスの噴出角度δ,ε
を適切な範囲に設定することにより、有効火炎長が短
く、放射伝熱効率に優れた火炎を得ることができる。
【0042】また、一次、二次、三次の各支燃性ガス供
給量を独立して制御できるように形成し、ターンダウン
運転を行う場合に、一次支燃性ガスの流量を定格運転時
と略同等の80〜120%の範囲に保ちながら、二次、
三次支燃性ガスの流量を制御して支燃性ガス供給量を調
整することにより、前記同様にして正常な燃焼状態を得
ることができる。
【0043】特に、このような三次支燃性ガスを付加す
ることにより、燃焼室11内で支燃性ガスを段階的に供
給することができるため、燃焼効率の向上及び火炎安定
性のの向上を図ることができる。さらに、三次支燃性ガ
スの流量比や噴出角度を調節することにより、火炎形状
の制御をより容易に行うことができる。
【0044】図6乃至図8は、本発明の液体燃料バーナ
ーの第3形態例を示すもので、図6は断面側面図、図7
は二次支燃性ガスノズルの形状を説明するための断面正
面図、図8は三次支燃性ガスノズルの形状を説明するた
めの断面正面図である。
【0045】本形態例に示す液体燃料バーナーは、二次
支燃性ガスと三次支燃性ガスとを共通の支燃性ガス流路
26から供給し、二次支燃性ガスノズル14と三次支燃
性ガスノズル15の部とに分岐させたものである。各ノ
ズル14,15からの二次支燃性ガス及び三次支燃性ガ
スの流量や流速は、ノズル形状を適宜に設定することに
より最適な範囲に調節することができる。
【0046】そして、この場合も、一次支燃性ガスの供
給量と、二次・三次支燃性ガスの供給量とをそれぞれ独
立して制御できるように形成することにより、ターンダ
ウン運転を行う際にも、最適な燃焼状態を得ることがで
きる。
【0047】
【実施例】実施例1 前記第1形態例に示した構造の液体燃料バーナー(第1
形態例バーナー)と、前記実公昭63−6568号公報
に記載された構造の液体燃料バーナー(従来バーナー)
とを開放状態で燃焼させ、火炎形状を比較した。
【0048】液体燃料としては重油を使用し、毎時10
0リットルで供給するとともに、支燃性ガスとして純酸
素を合計量で毎時200Nm供給して燃焼させた。第
1形態例バーナーにおける燃焼室の開き角度αは30
度、二次支燃性ガスの噴出角度βは90度、γは45度
とした。また、一次支燃性ガスの流速は毎秒200m、
二次支燃性ガスの流速は毎秒130mとした。そして、
一次支燃性ガスの流量を毎時40〜100Nmに変化
させ、残部を二次支燃性ガスとして燃焼させることによ
り、一次支燃性ガスの流量と二次支燃性ガスの流量との
割合を変化させた。
【0049】図9は、従来バーナーの輝炎の状態を示す
もので、細長い形状の輝炎Aとなっている。図10は、
第1形態例バーナーにおいて、一次支燃性ガスの流量と
二次支燃性ガスの流量との割合(一次支燃性ガス/二次
支燃性ガス)を「2/8」にした場合の輝炎Bを、図1
1は、一次支燃性ガスの流量と二次支燃性ガスの流量と
の割合を「3/7」にした場合の輝炎Cを、図12は、
一次支燃性ガスの流量と二次支燃性ガスの流量との割合
を「5/5」にした場合の輝炎D及び青炎Eの状態を、
それぞれ示すものである。
【0050】これらの図から明らかなように、第1形態
例バーナーは、従来バーナーに比べて火炎(輝炎)径が
大きく火炎(輝炎)長が短い火炎が得られることがわか
る。例えば、流量割合を「3/7」にした場合、輝炎径
を約2倍に、輝炎長を約1/2にすることができる。さ
らに、流量割合を調節することによって火炎形状を制御
することができることもわかる。また、一次支燃性ガス
の流量割合を多くすると青炎部が発生し、この青炎部を
含めた火炎長は、一次支燃性ガスの流量割合の増加に伴
って長くなる。
【0051】実施例2 第1形態例バーナーと従来バーナーとを水冷式円筒炉内
で燃焼させて火炎の放射熱流束を測定し、従来バーナー
との相対的比較を行った。なお、燃焼条件は実施例1と
同様とした。
【0052】図13は、一次支燃性ガスの流量と二次支
燃性ガスの流量との割合を、「2/8」、「3/7」、
「5/5」に設定した場合において、従来バーナーの放
射熱流束を「1.0」としたときのバーナーからの距離
に対する相対熱流束の状態(火炎軸方向の放射熱流束の
変化)を示している。
【0053】図13から明らかなように、第1形態例バ
ーナーは、バーナーから500〜700mm以下のとこ
ろで従来バーナーより高い放射熱流束が得られ、放射伝
熱効率が高いことがわかる。特に、一次支燃性ガスの流
量割合が小さいほどバーナーに近いところでより高い放
射熱流束が得られることがわかる。また、一次支燃性ガ
スの流量割合を高くすると、バーナー近傍での放射熱流
束は低くなるものの、より遠方まで従来バーナーより高
い放射熱流束が得られていることがわかる。
【0054】また、図14は、支燃性ガス全流量に対す
る二次支燃性ガスの流量の割合と、従来バーナーの伝熱
効率を「1.0」としたときの相対伝熱効率との関係を
示すものである。
【0055】図14から明らかなように、二次支燃性ガ
スの流量割合が0.5〜0.9の範囲で従来バーナーよ
り高い伝熱効率が得られ、特に、二次支燃性ガスの流量
割合が0.7のときに、従来バーナーの1.4倍の放射
伝熱効率が得られていることがわかる。
【0056】これらの結果から、第1形態例バーナーで
は、支燃性ガスの流量割合を調節することにより、軸方
向の放射熱流束分布を変化させることができるため、火
炉の形状に適した火炎を容易に作り出すことができ、し
かも、従来よりも高い放射伝熱効率が得られることがわ
かる。
【0057】実施例3 前記第2形態例に示した構造の液体燃料バーナー(第2
形態例バーナー)を、次の条件で燃焼させて火炎の状態
を観察し、また、火炎軸方向の放射熱流束分布も測定し
た。
【0058】液体燃料として重油を毎時100リットル
で供給するとともに、支燃性ガスとして純酸素を合計量
で毎時200Nm供給した。燃焼室の開き角度αは3
0度、二次支燃性ガスの噴出角度βは90度、γは45
度とし、三次支燃性ガスの噴出角度δは45度、εは4
5度とした。また、一次支燃性ガスの流量は毎時60N
、流速は毎秒200m、二次支燃性ガス及び三次支
燃性ガスの流量はそれぞれ毎時70Nm、流速はそれ
ぞれ毎秒130mとした。このときの一次・二次・三次
の各支燃性ガスの流量割合は、「3/3.5/3.5」
である。
【0059】図15は、第2形態例バーナーからの火炎
の状態を示すもので、図9に示した従来バーナーの火炎
に比べて太く、図11に示す一次支燃性ガスの流量割合
が同じ場合の第1形態例バーナーの火炎に比べて長い輝
炎Fが得られ、青炎部は現れなかった。したがって、三
次支燃性ガスを付加することによって放射伝熱に有効な
輝炎を太く、長くすることができ、かつ、青炎部の発生
を抑えることができる。
【0060】図16は、従来バーナーの放射熱流束に対
する「1.0」としたときのバーナーからの距離に対す
る相対熱流束の状態を示している。この図から明らかな
ように、三次支燃性ガスを付加したもの(「3/3.5
/3.5」)は、従来バーナーに比べて放射熱流束が高
く、また、三次支燃性ガスを付加しない場合(「3/7
/0」)に比べてバーナー近傍での放射熱流束は低くな
るが、高い放射熱流束が遠方まで略均一に得られている
ことがわかる。
【0061】したがって、三次支燃性ガスを付加を付加
することで、火炉長が長く、火炉全体で均一な放射熱流
束を必要とするものにも対応することができ、火炉形状
に適した火炎を、より容易に形成することができる。
【0062】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
燃焼効率を損なうことなく、火炎長が短く、放射伝熱効
率が高い火炎を形成することができる。したがって、放
射伝熱を利用して被加熱物を加熱する用途、例えば、
鉄、非鉄、窯業用の加熱・溶解炉や産業用ボイラーに使
用するバーナーとして最適である。また、ターンダウン
も安定した状態で行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の液体燃料バーナーの第1形態例を示
す断面側面図である。
【図2】 第1形態例における二次支燃性ガスノズルの
形状を説明するための断面正面図である。
【図3】 本発明の液体燃料バーナーの第2形態例を示
す断面側面図である。
【図4】 第2形態例における二次支燃性ガスノズルの
形状を説明するための断面正面図である。
【図5】 第2形態例における三次支燃性ガスノズルの
形状を説明するための断面正面図である。
【図6】 本発明の液体燃料バーナーの第3形態例を示
す断面側面図である。
【図7】 第3形態例における二次支燃性ガスノズルの
形状を説明するための断面正面図である。
【図8】 第3形態例における三次支燃性ガスノズルの
形状を説明するための断面正面図である。
【図9】 実施例1における従来バーナーの輝炎の状態
を示す図である。
【図10】 実施例1において一次支燃性ガスと二次支
燃性ガスとの流量割合を2/8にした場合の輝炎の状態
を示す図である。
【図11】 実施例1において一次支燃性ガスと二次支
燃性ガスとの流量割合を3/7にした場合の輝炎の状態
を示す図である。
【図12】 実施例1において一次支燃性ガスと二次支
燃性ガスとの流量割合を5/5にした場合の輝炎及び青
炎の状態を示す図である。
【図13】 実施例2における一次支燃性ガスと二次支
燃性ガスとの流量割合を変化させたときのバーナーから
の距離に対する相対熱流束を示す図である。
【図14】 実施例2における支燃性ガス全流量に対す
る二次支燃性ガスの流量割合と、従来バーナーの伝熱効
率を「1.0」としたときの相対伝熱効率との関係を示
す図である。
【図15】 実施例3における火炎の状態を示す図であ
る。
【図16】 実施例3におけるバーナーからの距離に対
する相対熱流束を示す図である。
【符号の説明】
11…燃焼室、12…燃料霧化器、13…一次支燃性ガ
スノズル、14…二次支燃性ガスノズル、15…三次支
燃性ガスノズル、16…水冷ジャケット、22…液体燃
料流路、23…一次支燃性ガス流路、24…二次支燃性
ガス流路、25…三次支燃性ガス流路、26…支燃性ガ
ス流路、CL…バーナー中心軸、NL…バーナー中心軸
を中心とする円の法線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 五十嵐 弘 東京都港区西新橋1−16−7 日本酸素株 式会社内 (72)発明者 中林 宏行 東京都港区西新橋1−16−7 日本酸素株 式会社内 Fターム(参考) 3K056 AA10 AB01 AB04 AD07 AE03 BA01 BA05

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 先端側が拡開した円錐状燃焼室の中心
    に、液体燃料を霧化して噴出する燃料霧化器を備えると
    ともに、該燃料霧化器の外周に、燃料霧化器から噴出し
    た燃料を包み込むように一次支燃性ガスを旋回流として
    噴出する一次支燃性ガスノズルを備えた液体燃料バーナ
    ーにおいて、前記一次支燃性ガスノズルより燃焼室先端
    側に、二次支燃性ガスを旋回流として燃焼室内に噴出す
    る二次支燃性ガスノズルを設けたことを特徴とする液体
    燃料バーナー。
  2. 【請求項2】 前記一次支燃性ガスの供給系と二次支燃
    性ガスの供給系とを別系統とし、各供給系に独立した供
    給量制御手段をそれぞれ設けたことを特徴とする請求項
    1記載の液体燃料バーナー。
  3. 【請求項3】 前記二次支燃性ガスは、流量が全支燃性
    ガス合計流量の50〜90%の範囲であり、噴出速度が
    毎秒50〜200mの範囲であることを特徴とする請求
    項1記載の液体燃料バーナー。
  4. 【請求項4】 前記二次支燃性ガスノズルより燃焼室先
    端側に、三次支燃性ガスを二次支燃性ガスと同方向の旋
    回流として燃焼室内に噴出する三次支燃性ガスノズルを
    設けたことを特徴とする請求項1記載の液体燃料バーナ
    ー。
  5. 【請求項5】 前記燃焼室の円錐角度が20〜60度の
    範囲であることを特徴とする請求項1又は4記載の液体
    燃料バーナー。
  6. 【請求項6】 円錐状燃焼室の容積が、液体燃料の投入
    熱量Q[Mcal/hr]に対して、6〜12×10
    ×(Q/1000)1/2[mm]の範囲であること
    を特徴とする請求項1又は4記載の液体燃料バーナー。
  7. 【請求項7】 前記一次支燃性ガスは、流量が全支燃性
    ガス合計流量の10〜50%の範囲であり、噴出速度が
    毎秒100〜300mの範囲であることを特徴とする請
    求項1又は4記載の液体燃料バーナー。
  8. 【請求項8】 前記二次支燃性ガスの噴出方向は、バー
    ナー中心軸に対して60〜90度の範囲であり、バーナ
    ー中心軸を中心とする円の法線に対して30〜90度の
    範囲であることを特徴とする請求項1又は4記載の液体
    燃料バーナー。
  9. 【請求項9】 前記二次支燃性ガスは、流量が全支燃性
    ガス合計流量の20〜40%の範囲であり、噴出速度が
    毎秒50〜200mの範囲であることを特徴とする請求
    項4記載の液体燃料バーナー。
  10. 【請求項10】 前記三次支燃性ガスは、流量が全支燃
    性ガス合計流量の20〜40%の範囲であり、噴出速度
    が毎秒50〜200mの範囲であることを特徴とする請
    求項4記載の液体燃料バーナー。
  11. 【請求項11】 前記三次支燃性ガスの噴出方向は、バ
    ーナー中心軸に対して30〜90度の範囲であり、バー
    ナー中心軸を中心とする法線に対して30〜90度の範
    囲であることを特徴とする請求項4記載の液体燃料バー
    ナー。
  12. 【請求項12】 前記一次支燃性ガスの供給系と二次支
    燃性ガスの供給系と三次支燃性ガスの供給系とを別系統
    とし、各供給系に独立した供給量制御手段をそれぞれ設
    けたことを特徴とする請求項4記載の液体燃料バーナ
    ー。
  13. 【請求項13】 前記二次支燃性ガスと三次支燃性ガス
    とが一つの供給系から供給されて分岐したものであるこ
    とを特徴とする請求項4記載の液体燃料バーナー。
  14. 【請求項14】 請求項2記載の液体燃料バーナーの運
    転方法であって、ターンダウン運転の際には、一次支燃
    性ガスの供給量を定格運転時の80〜120%に保ち、
    二次支燃性ガスの流量のみを制御して支燃性ガス供給量
    を調節することを特徴とする液体燃料バーナーの運転方
    法。
  15. 【請求項15】 請求項12又は13記載の液体燃料バ
    ーナーの運転方法であって、ターンダウン運転の際に
    は、一次支燃性ガスの供給量を定格運転時の80〜12
    0%に保ち、二次支燃性ガス及び三次支燃性ガスの流量
    を制御して支燃性ガス供給量を調節することを特徴とす
    る液体燃料バーナーの運転方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006162095A (ja) * 2004-12-02 2006-06-22 Idemitsu Eng Co Ltd バーナ及び当該バーナを備えた燃料燃焼装置
JP4730924B1 (ja) * 2010-11-29 2011-07-20 北海道オリンピア株式会社 ノズル装置および該ノズル装置が設置されたバーナー装置

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