JP2000335420A - 車両運行管理装置 - Google Patents

車両運行管理装置

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JP2000335420A
JP2000335420A JP11151622A JP15162299A JP2000335420A JP 2000335420 A JP2000335420 A JP 2000335420A JP 11151622 A JP11151622 A JP 11151622A JP 15162299 A JP15162299 A JP 15162299A JP 2000335420 A JP2000335420 A JP 2000335420A
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JP
Japan
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vehicle
information
traveling
speed
time information
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Withdrawn
Application number
JP11151622A
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English (en)
Inventor
Kazuyasu Yamane
一泰 山根
Akira Oya
晃 大矢
Kazunari Maeda
一成 前田
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 車掌や運転士の労力負担を軽減しつつ運行状
況の管理の精度を高くし、車両内外の両方面にわたって
設備を構築せずに極力済むようにする。 【解決手段】 GPS受信処理を行ない時刻情報および
位置情報を得るGPS受信機1と、車両の運行に関して
基準とする所定の時刻情報および所定の位置情報を運行
ダイヤグラムデータとして記憶したダイヤグラム記憶部
2と、GPS受信機1から得られる時刻情報および位置
情報と、ダイヤグラム記憶部2から得られる所定の時刻
情報および所定の位置情報とを比較して、車両の進行位
置の遅れもしくは早まりを算出する情報比較部3と、情
報比較部3で得た車両の進行位置の遅れもしくは早まり
を周囲に報知する報知手段4と、が、該車両に備えられ
てなるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、鉄道列車など、予
め運行ダイヤグラムが設定されるべき交通機関の車両運
行管理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、鉄道列車を運転するには、車掌や
運転士が、時計をみながら、時刻に応じた進行度合いを
見計らうようにしていた。一方、駅や所定の運行ポイン
トでは、各鉄道列車車両の到着もしくは通過を検出する
機構を設け、鉄道運行管理センターで各鉄道列車車両の
運行状況を集中管理する方法がとられていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ような従来の車両運行管理方法では、車掌や運転士が、
時計をみながら、時刻に応じた進行度合いを見計らうよ
うにしていたため、車掌や運転士の労力負担が著しく、
運行状況の管理の精度の高い車両運行管理方法とはいえ
なかった。また、上述のような従来の車両運行管理装置
によると、車両内外の両方面にわたって設備を構築する
必要があるので、工事が面倒という問題点があった。
【0004】本発明は、上述のような問題点を解決する
ためになされたもので、その目的とするところは、車掌
や運転士の労力負担を軽減しつつ運行状況の管理の精度
の高い車両運行管理方法を提供でき、車両内外の両方面
にわたって設備を構築せずに極力済むようにした車両運
行管理装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の車両運行
管理装置にあっては、GPS受信処理を行ない時刻情報
および位置情報を得るGPS受信機と、車両の運行に関
して基準とする所定の時刻情報および所定の位置情報を
運行ダイヤグラムデータとして記憶したダイヤグラム記
憶部と、GPS受信機から得られる時刻情報および位置
情報と、ダイヤグラム記憶部から得られる所定の時刻情
報および所定の位置情報とを比較して、車両の進行位置
の遅れもしくは早まりを算出する情報比較部と、この情
報比較部で得た車両の進行位置の遅れもしくは早まりを
周囲に報知する報知手段と、が、該車両に備えられてな
ることを特徴とする。
【0006】請求項2記載の車両運行管理装置にあって
は、請求項1記載の車両運行管理装置において、情報比
較部で得た車両の進行位置の遅れもしくは早まりを、無
線通信で別所に通知する無線通信機を備えたことを特徴
とする。
【0007】請求項3記載の車両運行管理装置にあって
は、請求項1または2記載の車両運行管理装置におい
て、車両に、PHS通信機と、該車両の進行する速さが
PHS通信機を使用する通信に支障のない所定の速さ以
下になったことを検知する車両走行状態検出部とを設
け、車両の進行する速さが所定の速さ以下になったこと
を車両走行状態検出部が検知すると、PHS通信機を用
いて、車両の進行する速さが所定の速さ以下になったこ
とを、PHS通信で別所に通知することを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る車両運行管理
装置の第1の実施の形態を図1に基づいて、第2の実施
の形態を図2に基づいて、第3の実施の形態を図3に基
づいて、それぞれ詳細に説明する。
【0009】[第1の実施の形態]図1は、車両運行管
理装置を説明するブロック図である。
【0010】車両運行管理装置は、GPS受信機1と、
ダイヤグラム記憶部2と、情報比較部3と、報知手段4
とを備えて構成され、GPS受信機1と、ダイヤグラム
記憶部2と、情報比較部3と、報知手段4のいずれも
が、同一車両に備えられてなるものである。
【0011】GPS受信機1は、アンテナを備え、GP
S受信処理を行ない、複数の衛星からの信号を受信して
時刻情報および自己の位置情報を算出する。
【0012】ダイヤグラム記憶部2は、車両の運行に関
して基準とする所定の時刻情報および所定の位置情報を
運行ダイヤグラムデータとして記憶したメモリーであ
る。例えば、ダイヤグラム記憶部2には、「時刻“1
3:15”には、当該列車(または高速バスなど)は、
地点“P1”なる位置にさしかかっていないといけな
い」という内容のデータが入力済みであり、このような
データが運行時刻ごとに運行前に予め設定入力されてい
る必要が有る。
【0013】情報比較部3は、例えばMPUであり、G
PS受信機1から得られる時刻情報および位置情報と、
ダイヤグラム記憶部2から得られる所定の時刻情報およ
び所定の位置情報とを、例えば一定時間経過ごとにでも
読み出して比較し、車両の進行位置の遅れもしくは早ま
りを算出する。情報比較部3は、時刻情報の読み出し値
と所定の時刻情報の読み出し値とが厳密には一致しない
場合には、時刻情報の読み出し値にもっとも近い所定の
時刻情報をサーチして探し出し、このサーチして探し出
した所定の時刻情報に対応する所定の位置情報と、GP
S受信機1から得られる位置情報とを、比較する。
【0014】報知手段4は、情報比較部3で得た車両の
進行位置の遅れもしくは早まりを周囲に報知するもの
で、ここでは運行状態表示部なる表示パネルとして例示
する。報知手段4は、先頭車両の運転室に、運転士に目
視確認しやすいよう配設されている必要がある。
【0015】従って、GPS受信処理を行ない時刻情報
および位置情報を得るGPS受信機1と、車両の運行に
関して基準とする所定の時刻情報および所定の位置情報
を運行ダイヤグラムデータとして記憶したダイヤグラム
記憶部2と、GPS受信機1から得られる時刻情報およ
び位置情報と、ダイヤグラム記憶部2から得られる所定
の時刻情報および所定の位置情報とを比較して、車両の
進行位置の遅れもしくは早まりを算出する情報比較部3
と、情報比較部3で得た車両の進行位置の遅れもしくは
早まりを周囲に報知する報知手段4と、が、該車両に備
えられてなるようにしたため、車掌や運転士が時計をみ
ながら時刻に応じた車両進行度合いを見計らわずとも、
車掌や運転士には報知手段4により車両の進行位置の遅
れもしくは早まりを認識させることができ車掌や運転士
の労力負担を軽減できる。しかも、時刻情報および位置
情報を得るためにGPSを利用しているため、信頼性の
高い車両運行管理装置を構築できる。
【0016】また、本発明の車両運行管理装置はGPS
受信が良好なようにアンテナを立てておけば、車両内に
のみあればよく、車両内外の両方面にわたって設備を構
築する必要がないので、配設工事の手間を軽減できる。
【0017】[第2の実施の形態]図2は、車両運行管
理装置を説明するブロック図である。この第2の実施の
形態の車両運行管理装置が前述の第1の実施の形態の車
両運行管理装置と異なり特徴となるのは、情報比較部3
で得た車両の進行位置の遅れもしくは早まりを、無線通
信で別所に通知する無線通信機5を備えた構成である。
【0018】無線通信機5は、車両が毎時数十kmを超
える高速で移動していても通信可能な通信機器である。
無線通信機5は、携帯電話機であってもよく、要する
に、情報比較部3で得た車両の進行位置の遅れもしくは
早まりを、無線通信で別所に通知するのである。無線通
信機5が車両の進行位置の遅れもしくは早まりを無線通
信で別所に通知するのは、一定時間ごとであってもよい
し、車両の進行位置の遅れもしくは早まりが所定量以上
になったときはじめて行われるようにしてもよい。ま
た、無線通信機5が通信中であることを示す表示を、報
知手段4に表示させるようにすれば、運転士の状況管理
が楽になる。
【0019】このようにしても、上述した第1の実施の
形態の車両運行管理装置と略同様の効果を得るととも
に、情報比較部3で得た車両の進行位置の遅れもしくは
早まりを、無線通信で別所に通知する無線通信機5を備
えたため、車両外の別所すなわち鉄道運行管理センター
ででも、車両の進行位置の遅れもしくは早まりを、管理
することができる。
【0020】[第3の実施の形態]図3は、車両運行管
理装置を説明するブロック図である。この第3の実施の
形態の車両運行管理装置が前述の第2の実施の形態の車
両運行管理装置と異なり特徴となるのは、車両走行状態
検出部6と、PHS通信機7とを設けた構成である(無
線通信機5は不図示)。
【0021】車両走行状態検出部6は、例えば車両の速
度を検出する速度センサを備え、車両に設けられる。車
両走行状態検出部6は、該車両の進行する速さがPHS
通信機7を使用する通信に支障のない所定の速さ以下
(毎時10km以下が好ましい)になったことを検知す
ると、PHS通信機7を用いて、車両の進行する速さが
所定の速さ以下になったことを、PHS通信で車両外の
別所すなわち鉄道運行管理センターに通知するのであ
る。
【0022】このようにしたため、上述した第2の実施
の形態の車両運行管理装置のなかでも特に、駅もしくは
停留所どうしの間で何らかの原因で停止した場合に、P
HSという比較的安価な送信を行なうことで別所に連絡
可能な車両運行管理装置を構築することができる。これ
は、PHSが既存の公衆通信システムであり低コストで
あるにもかかわらず32kbpsという高速データ伝送
が行なえることを利用している。
【0023】従って、車両に、PHS通信機7と、該車
両の進行する速さがPHS通信機を使用する通信に支障
のない所定の速さ以下になったことを検知する車両走行
状態検出部6とを設け、車両の進行する速さが所定の速
さ以下になったことを車両走行状態検出部6が検知する
と、PHS通信機7を用いて、車両の進行する速さが所
定の速さ以下になったことを、PHS通信で別所に通知
するようにしたため、安価なシステムでありながら、車
両の停止を即時に最寄りの駅や停留所や車両外の別所す
なわち鉄道運行管理センターなどに通知できる。
【0024】なお、上記各実施の形態においては、報知
手段4を、運行状態表示部なる表示パネルとして例示し
たが、本発明はこれにかぎらず、報知手段は、情報比較
部で得た車両の進行位置の遅れもしくは早まりを周囲に
報知するものであればよく、例えば、ブザー音や人工合
成音や記録音など警告音を発するものであってもかまわ
ない。
【0025】
【発明の効果】請求項1記載の発明にあっては、GPS
受信処理を行ない時刻情報および位置情報を得るGPS
受信機と、車両の運行に関して基準とする所定の時刻情
報および所定の位置情報を運行ダイヤグラムデータとし
て記憶したダイヤグラム記憶部と、GPS受信機から得
られる時刻情報および位置情報と、ダイヤグラム記憶部
から得られる所定の時刻情報および所定の位置情報とを
比較して、車両の進行位置の遅れもしくは早まりを算出
する情報比較部と、情報比較部で得た車両の進行位置の
遅れもしくは早まりを周囲に報知する報知手段と、が、
該車両に備えられてなるようにしたため、車掌や運転士
が時計をみながら時刻に応じた車両進行度合いを見計ら
わずとも、車掌や運転士には報知手段により車両の進行
位置の遅れもしくは早まりを認識させることができ車掌
や運転士の労力負担を軽減できる。しかも、時刻情報お
よび位置情報を得るためにGPSを利用しているため、
信頼性の高い車両運行管理装置を構築できる。また、本
発明の車両運行管理装置はGPS受信が良好なようにア
ンテナを立てておけば、車両内にのみあればよく、車両
内外の両方面にわたって設備を構築する必要がないの
で、配設工事の手間を軽減できる。
【0026】請求項2記載の発明にあっては、請求項1
記載の発明の効果に加えて、情報比較部で得た車両の進
行位置の遅れもしくは早まりを、無線通信で別所に通知
する無線通信機を備えたため、車両外の別所すなわち鉄
道運行管理センターででも、車両の進行位置の遅れもし
くは早まりを、管理することができる。
【0027】請求項3記載の発明にあっては、請求項1
または2記載の発明の効果に加えて、車両に、PHS通
信機と、該車両の進行する速さがPHS通信機を使用す
る通信に支障のない所定の速さ以下になったことを検知
する車両走行状態検出部とを設け、車両の進行する速さ
が所定の速さ以下になったことを車両走行状態検出部が
検知すると、PHS通信機を用いて、車両の進行する速
さが所定の速さ以下になったことを、PHS通信で別所
に通知するようにしたため、安価なシステムでありなが
ら、車両の停止を即時に最寄りの駅や停留所や車両外の
別所すなわち鉄道運行管理センターなどに通知できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る第1の形態の車両運行管理装置を
説明するブロック図である。
【図2】本発明に係る第2の形態の車両運行管理装置を
説明するブロック図である。
【図3】本発明に係る第3の形態の車両運行管理装置を
説明するブロック図である。
【符号の説明】
1 GPS受信機 2 ダイヤグラム記憶部 3 情報比較部 4 報知手段 5 無線通信機 6 車両走行状態検出部 7 PHS通信機
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04Q 7/34 H04B 7/26 106A (72)発明者 前田 一成 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 Fターム(参考) 2F029 AA03 AB07 AC01 AC06 AC12 AC16 5H161 AA01 BB02 BB06 CC13 CC20 DD21 GG04 GG11 GG22 JJ22 5J062 AA08 BB01 CC07 5K067 AA21 BB04 BB36 DD30 EE02 FF03 FF05 FF23 FF26 FF27 HH22 HH23 JJ52 JJ56

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 GPS受信処理を行ない時刻情報および
    位置情報を得るGPS受信機と、車両の運行に関して基
    準とする所定の時刻情報および所定の位置情報を運行ダ
    イヤグラムデータとして記憶したダイヤグラム記憶部
    と、前記GPS受信機から得られる時刻情報および位置
    情報と、前記ダイヤグラム記憶部から得られる所定の時
    刻情報および所定の位置情報とを比較して、車両の進行
    位置の遅れもしくは早まりを算出する情報比較部と、こ
    の情報比較部で得た車両の進行位置の遅れもしくは早ま
    りを周囲に報知する報知手段と、が、該車両に備えられ
    てなることを特徴とする車両運行管理装置。
  2. 【請求項2】 前記情報比較部で得た車両の進行位置の
    遅れもしくは早まりを、無線通信で別所に通知する無線
    通信機を備えたことを特徴とする請求項1記載の車両運
    行管理装置。
  3. 【請求項3】 前記車両に、PHS通信機と、該車両の
    進行する速さが前記PHS通信機を使用する通信に支障
    のない所定の速さ以下になったことを検知する車両走行
    状態検出部とを設け、前記車両の進行する速さが所定の
    速さ以下になったことを前記車両走行状態検出部が検知
    すると、前記PHS通信機を用いて、前記車両の進行す
    る速さが所定の速さ以下になったことを、PHS通信で
    別所に通知することを特徴とする請求項1または2記載
    の車両運行管理装置。
JP11151622A 1999-05-31 1999-05-31 車両運行管理装置 Withdrawn JP2000335420A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2016002098A1 (ja) * 2014-07-02 2016-01-07 三菱電機株式会社 情報表示装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2016002098A1 (ja) * 2014-07-02 2016-01-07 三菱電機株式会社 情報表示装置
JP6026056B2 (ja) * 2014-07-02 2016-11-16 三菱電機株式会社 情報表示装置

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