JP2000335142A - クリップレール付きラック日めくり - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 ［課題］日めくりの厚手台紙に変えて、薄手の背生地で
作製し、その背生地の一部分に、日めくりの千切ったも
のを保管するポケット作り、資源と労力の節約と、ゴミ
の分別処理にある。 ［解決手段］日めくりの取り付け位置の下に、ポケット
を設ける事により、毎日の千切り屑をゴミ入れに運ぶ手
間を少なくし、又スライダック用溝付きクリップレール
で背生地の上下で安定して固定する事が出来るので薄手
の台紙で済み、資源の節約となる上に素材の選択の幅が
広がり、美的感覚に富んだユニークなラックが供給出来
る。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】［発明の属する技術分野］本発明は、日表
とその屑入れのラック及び固定具付きラックに関するも
のである。

【０００２】［従来の技術］従来の日めくりは厚紙やプ
ラスチックに単に取り付けただけの物で、日めくりの紙
をちぎって捨てるのに、その都度を屑入れまで移動して
捨てなければならない。

【０００３】又、布や薄物の台紙に、嵩張る日表を取り
付けたり、ポケットを付けて使用することはぐにゃぐに
ゃして無理である。

【０００４】［発明が解決しようとする課題］本発明の
目的は、上記の欠点を解決するラックを提供するもので
ある。

【０００５】本発明の新規な特徴は、本明細書の記述及
び添付図面によって明らかになるであろう。

【０００６】［課題を解決するための手段］本願におい
て開示される発明のうち、代表的なものの概要を説明す
れば、以下の通りである。

【０００７】本発明の（１）の手段は、日表の取り付け
台紙の一部に、日めくりの千切ったものを入れるポケッ
トを設けることにある。

【０００８】上記のポケットは、日表の上下左右のいず
れの場所でも良い。要は美観により決められるものであ
る。

【０００９】本発明の（２）の手段は、背面材の布、オ
レフイン、塩ビ、ＰＰ等の上、下部を各々折り曲げて縫
製又はシールして、図１、２、３、４、５、６、７、８
の如くスライド溝付きクリップレールに本体の上下をは
さみ、スライド溝に吊り具を挿し込み固定する事によ
り、安定したラックが提供出来る。

【００１０】以下、本発明について、図面を参照して実
施形態（実施例）とともに詳細に説明する。

【００１１】なお、実施形態（実施例）を説明するため
に全図において、同一機能を有するものは同一符号を付
け、その繰り返しの説明は省略する。

【００１２】［発明の実施の形態］ ［実施例１］図１は本発明の実施形態（実施例）１のラ
ック付日めくりの概略構成を示す外観斜視図であり、本
実施形態の場合はラックが日めくりの下部に配置してあ
る。図２は図１のの左側の側面図であり、本体の上部を
わずかに折り曲げてミシンをかけ、その部分をスライド
溝付きのクリップレールのクリップ部分にはさみ込だ状
態で、本体の下部も同様に僅か折り返してミシンして同
形クリップレールを下向きに挿し込む、このクリップレ
ールには図２、３、６、８で判るように低いＴの字様の
溝を連続して形成してあり、図４、５の如きスライド吊
り具を前記の溝に挿し込む。図６は本実施形態１の背面
図であり、背面部材３（本実施形態では布）に日めくり
１の止め金具を起こして挿し込み、折り曲げて固定す
る。ポケット部２は透明ＰＰでビク抜きして、下部と左
右部分をミシン縫いして図１の如くに固定する。

【００１３】［実施例２］図７は本発明の実施形態（実
施例２）のスライダック吊り具付きクリップレール付き
ラックの概略構成を示す外観斜視図である。上段のラッ
クポケット７と８は連結した状態でビク抜きし、中心と
下部及び左右でミシン縫いで背面部材に固定し、下段の
ラックポケット９は下部と左右をミシン縫いで背面部材
に図の如くに固定する図８は図７の背面図であり、ラッ
クが大きくなったので吊り具は５、６、５’６’の４ケ
で固定するようにする。

【００１４】以上、本発明を、前記実施例に基づき具体
的に説明したが、本発明は前記実施例に限定されるもの
でなく、その趣旨を逸脱しない範囲において種々に変更
可能であることは勿論である。

【００１５】［発明の効果］本願において開示される発
明のうち代表的なものによって得られる効果を簡単に説
明すれば、以下のとおりである。

【００１６】日めくりとそれを千切って入れるポケット
部分が同一のラックに設備されるので日めくりを千切っ
て毎日屑篭まで移動する手間が省ける。

【００１７】毎日千切ったものを順番にラックのポケッ
トに保管することにより、メモとして日めくりに書いた
記録も保持が可能となる。

【００１８】廃棄するにも１０日分とか１ケ月分とかま
とめて廃棄出来るので、ゴミの容量を減らす事ができ
る。

【００１９】同じものがある量まとまるので、分別処理
が出来る。

【００２０】スライダック吊り具付きクリップレールで
ラック全体を上下で固定出来るので、ラックの背面材の
生地厚も薄くする事が可能となり資源の節約になる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の実施形態（実施例）１の概略構成を示
す外観斜視図である。

【図２】図１の左側側面図である。

【図３】図１のクリップレール４の横断面図である。
（拡大）

【図４】図１の吊り具５の正面図である。

【図５】図４の側面図である。

【図６】図１の背面図である。

【図７】本発明の実施形態（実施例）２の吊り具付きク
リップレールつきラックの概略構成を示す外観斜視図で
ある。

【図８】図７の背面図である。

【符号の説明】 １・・日めくり、 ２・・ラックポケット、 ３・・
背面部材、４・・スライダック溝付きクリップレール、
５、５’、６、６’・・吊り具、７、８・・２ポケット
一体抜き中ラック ９・・大ラック、

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 適宜大きさの背面部材に適宜大きさのポ
   リプロピレン又はオレフイン樹脂及び塩ビのポケットを
   溶着か縫製等の方法にて取り付け、その上部か下部又は
   左か右に日表を取り付けたるラック付き日めくり。
2. 【請求項２】 前記の如きラックの上下にスライダック
   付きクリップレールと、固定用スライド吊り具を上下に
   取り付けたるラック。