JP2000335067A

JP2000335067A - 印鑑とケース

Info

Publication number: JP2000335067A
Application number: JP11188014A
Authority: JP
Inventors: Moju Akiyama; 茂じゅ秋山
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 1999-05-28
Filing date: 1999-05-28
Publication date: 2000-12-05

Abstract

(57)【要約】（修正有）【課題】印鑑を印鑑ケースから取り出すとき文字を真
っ直ぐに捺印できるよう指で掴むことができる。そして
朱肉はスプリングに押されて常時ついている。使用後、
机の上に置いても先端部に付着した朱肉が付着するのを
確実に防止できる。【解決手段】印鑑本体１の先端部２を一回り細くし
て、段差を設け、印鑑本体１の中央部寄りの部位に親指
と中指で掴み易いように平行な切り込み３を設け、印鑑
本体１の上部の中央部に目印４を設け、その目印４から
太線５を印鑑本体１の先端部２寄りまで付けた印鑑と、
印鑑ケースに蓋を設け、印鑑ケースの底部に印鑑本体１
の平行な切り込み３が容易に収納できる収納部を設け、
かつ印鑑ケースの先端部に朱肉と、後部にスプリングを
設けたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】この発明は、ケースから朱肉
の付いた印鑑を容易に取り出せ、文字を真っ直ぐ捺印す
ることができ、机の上に置いても朱肉を付着するのを防
ぐ印鑑とケースに関するものである。

【０００２】

【従来の技術】従来、印鑑と、ケースはいろいろある
が、朱肉が付着したり、朱肉がなかったり、文字が真っ
直ぐ捺印できなかったり、目印を探したり、問題があっ
た。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】これは次のような欠点
があった。（イ）印鑑を押すとき文字を真っ直ぐ捺印するのに神
経を使った。（ロ）印鑑の先端のまわりに朱肉が付き指先を汚した
り、使用後机、書類等の上に置いたときに朱肉がつきや
すい。（ハ）印鑑に朱肉をつけ目印を探した。本発明は、これらの欠点を除くためになされたものであ
る。

【０００４】

【課題を解決するための手段】印鑑本体（１）の先端部
（２）を一回り細くして印鑑本体（１）と段差を設け、
印鑑本体（１）の中央部寄りの部位に親指と中指で掴み
易いように平行な切り込み（３）を設け、印鑑本体
（１）の上部の中央部に目印（４）を設け、その目印
（４）から太線（５）を印鑑本体（１）の先端部（２）
寄りまで付けた印鑑と、印鑑ケース（６）に蓋（７）を
設け、印鑑ケース（６）の底部に印鑑本体（１）の平行
な切り込み（３）が容易に収納できる収納部を設け、印
鑑ケース（６）の先端部に朱肉（８）を設け、印鑑ケー
ス（６）の後部にスプリング（９）を設けた印鑑ケー
ス。本発明は、以上のような構成よりなる印鑑とケース
である。

【０００５】

【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て説明する。（イ）印鑑本体（１）の先端部（２）を一回り細くし
て印鑑本体（１）と段差を設ける。（ロ）印鑑本体（１）の中央部寄りの部位に親指と中
指で掴み易いように平行な切り込み（３）を設ける。（ハ）印鑑本体（１）ｎ上部の中央部に目印（４）を
設け、その目印（４）から太線（５）を印鑑本体（１）
の先端部（２）寄りまで設ける。（ニ）印鑑ケース（６）に蓋（７）を設け、印鑑ケー
ス（６）の底部に印鑑本体（１）の平行な切り込み
（３）が収納できる収納部を設ける。（ホ）印鑑ケース（６）の先端部に朱肉（８）を設
け、印鑑ケース（６）の後部にスプリング（９）を設け
る。本発明は以上のような構造で、これを使用するときは、
印鑑ケース（６）の蓋（７）を開き、印鑑ケース（６）
に収納されている印鑑本体（１）の中央部の平行な切り
込み（３）を親指と中指で掴み、人差し指を目印（４）
に乗せて、印鑑本体（１）を取り出す。朱肉（８）はス
プリング（９）に押されてついており、目印を探す事もなく、朱肉も付ける事がなく、あまり神
経もつかはなく真っ直ぐ文字を捺印でき、机の上の書類
の上に置いても印鑑の先端が一回り細くなっているの
で、朱肉で汚す事も少ない。

【０００６】

【発明の効果】印鑑ケースから印鑑を簡単に取り出し、
あまり神経を使わず文字を真っ直ぐ捺印でき、机の上を
朱肉で汚す事もない。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の印鑑の斜視図である。

【図２】本発明の断面図である。

【図３】本発明のケースの斜視図である。

【図４】本発明のケースの蓋を開いた実施例を示す展開
図である。

【図５】本発明の印鑑とケースの縦断面図である。

【図６】本発明の印鑑とケースの横断面図である。

【符号の説明】

１印鑑本体２先端部３切り込み４目印５太線６印鑑ケース７蓋８朱肉９スプリング

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】先端部に文字を彫刻した印鑑本体（１）
の先端部（２）を一回り細くして印鑑本体（１）と段差
を設け、印鑑本体（１）の中央部寄りの部位に親指と中
指で掴み易いように平行な切り込み（３）を設け、印鑑
本体（１）の上部に目印（４）を設け、目印（４）から
太線（５）を印鑑本体（１）の先端部（２）寄りまで付
けた印鑑。
【請求項２】印鑑ケース（６）に蓋（７）を設け、印
鑑ケース（６）の底部に印鑑本体（１）の平行な切り込
み（３）が容易に収納できる収納部を設け、印鑑ケース
（６）の先端部に朱肉（８）を設け、印鑑ケース（６）
の後部にスプリング（９）を設けた印鑑ケース。
【請求項３】印鑑本体（１）を印鑑ケース（６）の収
納部に挿入し、後部に設けられたスプリング（９）によ
り先端部に押されて、先端部に設けられている朱肉
（８）に常時接触した印鑑とケース。