JP2000334432A - ごみ乾燥選別装置 - Google Patents
ごみ乾燥選別装置Info
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Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E50/00—Technologies for the production of fuel of non-fossil origin
- Y02E50/30—Fuel from waste, e.g. synthetic alcohol or diesel
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- Processing Of Solid Wastes (AREA)
- Combined Means For Separation Of Solids (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 破砕ごみの乾燥、選別部分の機器構成を簡略
化して省スペース化を図る。 【解決手段】 破砕ごみ２を乾燥させるキルン型乾燥炉
３の出口４ｂ側に、出口４ｂ側を覆うようにフード状の
空気ヘッダ５を設置する。空気ヘッダ５の下端に、重量
物排出シュート６と軽量物排出シュート７とを、重量物
排出シュート６が出口４側となるように並べて連設す
る。空気ヘッダ５の乾燥炉出口４ｂ直下部位置に、横長
スリット状の風力選別用空気吹出口８を設ける。吹出口
８に、風力選別用ファン１０を備えた吹込ダクト１１を
接続する。出口４ｂから送り出される破砕ごみ２に吹出
口８を通して横から風力選別用空気Ａを当て、軽量物２
ｂを吹き飛ばして軽量物排出シュート７に落下させ、重
量物２ａを重量物排出シュート６内にそのま落下させ
る。軽量物２ｂから舞い上がった細軽量物２ｃはサイク
ロン１８で捕集させる。
化して省スペース化を図る。 【解決手段】 破砕ごみ２を乾燥させるキルン型乾燥炉
３の出口４ｂ側に、出口４ｂ側を覆うようにフード状の
空気ヘッダ５を設置する。空気ヘッダ５の下端に、重量
物排出シュート６と軽量物排出シュート７とを、重量物
排出シュート６が出口４側となるように並べて連設す
る。空気ヘッダ５の乾燥炉出口４ｂ直下部位置に、横長
スリット状の風力選別用空気吹出口８を設ける。吹出口
８に、風力選別用ファン１０を備えた吹込ダクト１１を
接続する。出口４ｂから送り出される破砕ごみ２に吹出
口８を通して横から風力選別用空気Ａを当て、軽量物２
ｂを吹き飛ばして軽量物排出シュート７に落下させ、重
量物２ａを重量物排出シュート６内にそのま落下させ
る。軽量物２ｂから舞い上がった細軽量物２ｃはサイク
ロン１８で捕集させる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は都市ごみを固形燃料
化するごみ処理設備で用いるごみ乾燥選別装置に関する
ものである。
化するごみ処理設備で用いるごみ乾燥選別装置に関する
ものである。
【０００２】
【従来の技術】近年、都市ごみを処理、加工することに
より資源を再利用することが図られており、その一つと
して、可燃ごみを固形燃料化して所謂ＲＤＦを製造する
方法が提案され、数多くのプロセスが実用化されてい
る。
より資源を再利用することが図られており、その一つと
して、可燃ごみを固形燃料化して所謂ＲＤＦを製造する
方法が提案され、数多くのプロセスが実用化されてい
る。
【０００３】可燃ごみからＲＤＦを製造する設備におい
ては、ＲＤＦを製造する工程中に、ごみを破砕機にて細
かく破砕してから乾燥機（反応機）で乾燥する乾燥工程
と、乾燥後の破砕ごみを選別機にかけて、金属類や石材
等の不燃ごみの重量物と可燃ごみの軽量物とに選別する
選別工程があり、選別後に、軽量物としての可燃ごみを
圧縮成形機にて圧縮成形するようにしてある。
ては、ＲＤＦを製造する工程中に、ごみを破砕機にて細
かく破砕してから乾燥機（反応機）で乾燥する乾燥工程
と、乾燥後の破砕ごみを選別機にかけて、金属類や石材
等の不燃ごみの重量物と可燃ごみの軽量物とに選別する
選別工程があり、選別後に、軽量物としての可燃ごみを
圧縮成形機にて圧縮成形するようにしてある。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
ＲＤＦ製造設備で用いられている乾燥機としては、キル
ン型、間接型等が、又、選別機としては、比重差選別
型、風力選別型等がそれぞれ用いられているが、いずれ
も、独立した機器構成となっており、高価であり、又、
広い設置スペースが必要となるという問題がある。
ＲＤＦ製造設備で用いられている乾燥機としては、キル
ン型、間接型等が、又、選別機としては、比重差選別
型、風力選別型等がそれぞれ用いられているが、いずれ
も、独立した機器構成となっており、高価であり、又、
広い設置スペースが必要となるという問題がある。
【０００５】そこで、本発明は、破砕ごみの乾燥、選別
に供する部分の機器構成を簡略化して、コストダウン及
び省スペース化を図ることができるようなごみ乾燥選別
装置を提供しようとするものである。
に供する部分の機器構成を簡略化して、コストダウン及
び省スペース化を図ることができるようなごみ乾燥選別
装置を提供しようとするものである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するために、一端側の入口より供給された破砕ごみを
乾燥させて他端側の出口から送り出すようにしてあるキ
ルン型乾燥炉の出口側に、該出口側を覆うように空気ヘ
ッダを設置し、該空気ヘッダの下端部に、破砕ごみ中の
重量物を排出する重量物排出シュートと軽量物を排出す
る軽量物排出シュートを、破砕ごみが送り出される方向
の上流側と下流側に並べて設けて、破砕ごみを重量物と
軽量物に分別できるようにすると共に、上記空気ヘッダ
の所要位置に、軽量物中の細軽量物を乾燥炉の排気を利
用してサイクロンに導くように排気ダクトを接続し、且
つ上記空気ヘッダの乾燥炉出口側の下部位置に、上記各
排出シュートの上方位置を下流側へ向け風力選別用空気
を流すようにするための吹出口を設け、該吹出口に、加
圧した風力選別用空気を送るようにしてある風力選別用
空気吹込ダクトの先端側を接続した構成とする。
決するために、一端側の入口より供給された破砕ごみを
乾燥させて他端側の出口から送り出すようにしてあるキ
ルン型乾燥炉の出口側に、該出口側を覆うように空気ヘ
ッダを設置し、該空気ヘッダの下端部に、破砕ごみ中の
重量物を排出する重量物排出シュートと軽量物を排出す
る軽量物排出シュートを、破砕ごみが送り出される方向
の上流側と下流側に並べて設けて、破砕ごみを重量物と
軽量物に分別できるようにすると共に、上記空気ヘッダ
の所要位置に、軽量物中の細軽量物を乾燥炉の排気を利
用してサイクロンに導くように排気ダクトを接続し、且
つ上記空気ヘッダの乾燥炉出口側の下部位置に、上記各
排出シュートの上方位置を下流側へ向け風力選別用空気
を流すようにするための吹出口を設け、該吹出口に、加
圧した風力選別用空気を送るようにしてある風力選別用
空気吹込ダクトの先端側を接続した構成とする。
【０００７】乾燥炉にて乾燥させられた破砕ごみが出口
から空気ヘッダ内に送り出されて落下するときに、空気
ヘッダ内に吹出口を通して下流側へ向け吹き込まれる風
力選別用空気により、破砕ごみ中の軽量物は下流側へ吹
き飛ばされて軽量物排出シュートより排出され、吹き飛
ばされなかった重量物はそのまま落下して重量物排出シ
ュートより排出される。したがって、破砕ごみは乾燥直
後に重量物と軽量物とに風力選別される。又、軽量物中
の細軽量物は乾燥炉の排気により排気ダクトを通りサイ
クロンにて捕集されるので、選別能力を高めることがで
きる。
から空気ヘッダ内に送り出されて落下するときに、空気
ヘッダ内に吹出口を通して下流側へ向け吹き込まれる風
力選別用空気により、破砕ごみ中の軽量物は下流側へ吹
き飛ばされて軽量物排出シュートより排出され、吹き飛
ばされなかった重量物はそのまま落下して重量物排出シ
ュートより排出される。したがって、破砕ごみは乾燥直
後に重量物と軽量物とに風力選別される。又、軽量物中
の細軽量物は乾燥炉の排気により排気ダクトを通りサイ
クロンにて捕集されるので、選別能力を高めることがで
きる。
【０００８】更に、風力選別用空気吹込ダクトの後端側
を空気ヘッダの上部に接続すれば、風力選別用空気を循
環させることができ、又、風力選別用空気吹込ダクトの
後端側を集じん機の出側位置に接続した構成とすること
により、集じん機にて清浄化された空気が循環使用され
ることになる。
を空気ヘッダの上部に接続すれば、風力選別用空気を循
環させることができ、又、風力選別用空気吹込ダクトの
後端側を集じん機の出側位置に接続した構成とすること
により、集じん機にて清浄化された空気が循環使用され
ることになる。
【０００９】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。
を参照して説明する。
【００１０】図１乃至図４は本発明の実施の一形態を示
すもので、ＲＤＦ製造設備において、破砕機１にて破砕
した破砕ごみ２を乾燥させる乾燥機として、ロータリー
キルン型乾燥炉３を用い、破砕ごみ２が入口４ａより供
給されると、乾燥して下流側の出口４ｂより送り出すよ
うにしてある乾燥炉３の出口４ｂ部に、風力選別を行う
ようにするためのフード状の空気ヘッダ５を出口４ｂを
覆うように設置して、乾燥炉３内と連通させ、該空気ヘ
ッダ５の下端部に、破砕ごみ２中の重量物（金属、石材
等）２ａを排出するための重量物排出シュート６と軽量
物（紙、木片等）２ｂを排出するための軽量物排出シュ
ート７を、乾燥炉３内の破砕ごみ２が送り出される方向
（矢印Ｘ方向）と同じ方向の上流側と下流側となるよう
に並べて設けて、上記重量物排出シュート６が乾燥炉３
の出口４ｂの直下部に位置しているようにする。
すもので、ＲＤＦ製造設備において、破砕機１にて破砕
した破砕ごみ２を乾燥させる乾燥機として、ロータリー
キルン型乾燥炉３を用い、破砕ごみ２が入口４ａより供
給されると、乾燥して下流側の出口４ｂより送り出すよ
うにしてある乾燥炉３の出口４ｂ部に、風力選別を行う
ようにするためのフード状の空気ヘッダ５を出口４ｂを
覆うように設置して、乾燥炉３内と連通させ、該空気ヘ
ッダ５の下端部に、破砕ごみ２中の重量物（金属、石材
等）２ａを排出するための重量物排出シュート６と軽量
物（紙、木片等）２ｂを排出するための軽量物排出シュ
ート７を、乾燥炉３内の破砕ごみ２が送り出される方向
（矢印Ｘ方向）と同じ方向の上流側と下流側となるよう
に並べて設けて、上記重量物排出シュート６が乾燥炉３
の出口４ｂの直下部に位置しているようにする。
【００１１】又、上記空気ヘッダ５の下端部の上流側
（乾燥炉側）の側壁５ａには、図２乃至図４に詳細を示
す如く、上記各排出シュート６，７よりも上方の位置へ
風力選別用空気Ａを吹き込んで下流側の側壁５ｂ方向へ
流すように２段４列とした横長スリット状の風力選別用
空気吹出口８を開口させて設け、且つ該各吹出口８に連
通する横長の風力選別用空気吹込ヘッダ９を、上記上流
側の側壁５ａの外側面に取り付けて、該吹込ヘッダ９
に、風力選別用ファン１０を備えた風力選別用空気吹込
ダクト１１の先端側を、分岐部１１ａを介して接続し、
該吹込ダクト１１の後端側を、上記空気ヘッダ５の頂部
に接続して、乾燥炉３の出口４ｂに風力選別機を一体的
に設けた構成として上記ファン１０の駆動で加圧した風
力選別用空気Ａを吹込ダクト１１を通し吹出口８から空
気ヘッダ５内にごみ送り出し方向へ吹き出させることに
より、乾燥炉出口４から空気ヘッダ５内へ送り出されて
落下する破砕ごみ２中の重量物２ａと軽量物２ｂとを風
力選別させるようにする。
（乾燥炉側）の側壁５ａには、図２乃至図４に詳細を示
す如く、上記各排出シュート６，７よりも上方の位置へ
風力選別用空気Ａを吹き込んで下流側の側壁５ｂ方向へ
流すように２段４列とした横長スリット状の風力選別用
空気吹出口８を開口させて設け、且つ該各吹出口８に連
通する横長の風力選別用空気吹込ヘッダ９を、上記上流
側の側壁５ａの外側面に取り付けて、該吹込ヘッダ９
に、風力選別用ファン１０を備えた風力選別用空気吹込
ダクト１１の先端側を、分岐部１１ａを介して接続し、
該吹込ダクト１１の後端側を、上記空気ヘッダ５の頂部
に接続して、乾燥炉３の出口４ｂに風力選別機を一体的
に設けた構成として上記ファン１０の駆動で加圧した風
力選別用空気Ａを吹込ダクト１１を通し吹出口８から空
気ヘッダ５内にごみ送り出し方向へ吹き出させることに
より、乾燥炉出口４から空気ヘッダ５内へ送り出されて
落下する破砕ごみ２中の重量物２ａと軽量物２ｂとを風
力選別させるようにする。
【００１２】更に、上記空気ヘッダ５には、下流側の側
壁５ｂの所要位置に、サイクロン１８に接続した排気ダ
クト１７を接続して、上記風力選別により舞い上がった
軽量物２ｂ中の細軽量物２ｃを乾燥炉３の排気に同伴さ
せて排気ダクト１７を通しサイクロン１８で捕集させる
ようにする。
壁５ｂの所要位置に、サイクロン１８に接続した排気ダ
クト１７を接続して、上記風力選別により舞い上がった
軽量物２ｂ中の細軽量物２ｃを乾燥炉３の排気に同伴さ
せて排気ダクト１７を通しサイクロン１８で捕集させる
ようにする。
【００１３】更に又、上記重量物排出シュート６の下端
には、スクリュー式フィーダ１４と選別された重量物２
ａを重量物搬送コンベヤ１２へ導くためのガイドダクト
１３を設け、一方、上記軽量物排出シュート７の下端に
は、選別された軽量物２ｂを軽量物搬送コンベヤ１５へ
導くためのガイドダクト１６を設け、軽量物２ｂと上記
サイクロン１８で捕集した細軽量物２ｃを上記軽量物搬
送コンベヤ１５へ導くようにする。
には、スクリュー式フィーダ１４と選別された重量物２
ａを重量物搬送コンベヤ１２へ導くためのガイドダクト
１３を設け、一方、上記軽量物排出シュート７の下端に
は、選別された軽量物２ｂを軽量物搬送コンベヤ１５へ
導くためのガイドダクト１６を設け、軽量物２ｂと上記
サイクロン１８で捕集した細軽量物２ｃを上記軽量物搬
送コンベヤ１５へ導くようにする。
【００１４】なお、１９は乾燥炉３へ熱風２０を供給す
る熱風供給ダクトを示す。
る熱風供給ダクトを示す。
【００１５】破砕機１にて破砕された破砕ごみ２が乾燥
炉３内に供給され、熱風２０により乾燥させられると、
乾燥した破砕ごみ２が出口４ｂから空気ヘッダ５内へ送
り出される。空気ヘッダ５内に送り出された破砕ごみ２
は自重で落下するが、このとき、風力選別用ファン１０
の運転で加圧された風力選別用空気Ａが吹込ダクト１１
から吹込ヘッダ９へ導かれて吹出口８から空気ヘッダ５
内へごみ送り出し方向へ向けて横向きに吹き出されてい
るため、破砕ごみ２中に混在している軽量物２ｂはごみ
送り出し方向へ吹き飛ばされて下方位置の下流側にある
軽量物排出シュート７内に落下することになり、一方、
吹き飛ばされなかった破砕ごみ２中の重量物２ａはその
まま下方位置の上流側にある重量物排出シュート６内に
落下することになって、破砕ごみ２を重量物２ａと軽量
物２ｂに分別できる。したがって、風力選別機を別に独
立して設けることなく、乾燥炉３で乾燥された破砕ごみ
２は乾燥直後に重量物２ａと軽量物２ｂとに風力選別さ
れることになる。上記において、上記吹出口８は横長ス
リット状としてあるため、空気ヘッダ５内の幅方向に均
一に風力選別用空気Ａを吹き出させることができる。
炉３内に供給され、熱風２０により乾燥させられると、
乾燥した破砕ごみ２が出口４ｂから空気ヘッダ５内へ送
り出される。空気ヘッダ５内に送り出された破砕ごみ２
は自重で落下するが、このとき、風力選別用ファン１０
の運転で加圧された風力選別用空気Ａが吹込ダクト１１
から吹込ヘッダ９へ導かれて吹出口８から空気ヘッダ５
内へごみ送り出し方向へ向けて横向きに吹き出されてい
るため、破砕ごみ２中に混在している軽量物２ｂはごみ
送り出し方向へ吹き飛ばされて下方位置の下流側にある
軽量物排出シュート７内に落下することになり、一方、
吹き飛ばされなかった破砕ごみ２中の重量物２ａはその
まま下方位置の上流側にある重量物排出シュート６内に
落下することになって、破砕ごみ２を重量物２ａと軽量
物２ｂに分別できる。したがって、風力選別機を別に独
立して設けることなく、乾燥炉３で乾燥された破砕ごみ
２は乾燥直後に重量物２ａと軽量物２ｂとに風力選別さ
れることになる。上記において、上記吹出口８は横長ス
リット状としてあるため、空気ヘッダ５内の幅方向に均
一に風力選別用空気Ａを吹き出させることができる。
【００１６】又、上記乾燥炉３で破砕ごみ２の乾燥に供
した後の熱風２０は排気ダクト１７を通して排気される
が、この際、上記風力選別により舞い上がった細軽量物
２ｃは排気に同伴して、サイクロン１８で捕集されるこ
とになり、軽量物２ｂ中の細軽量物２ｃも分別されて選
別能力を高めることができる。
した後の熱風２０は排気ダクト１７を通して排気される
が、この際、上記風力選別により舞い上がった細軽量物
２ｃは排気に同伴して、サイクロン１８で捕集されるこ
とになり、軽量物２ｂ中の細軽量物２ｃも分別されて選
別能力を高めることができる。
【００１７】上記重量物排出シュート６内に落下した重
量物２ａは、スクリュー式フィーダ１４、ガイドダクト
１３を経て重量物搬送コンベヤ１２へ導かれ、該重量物
搬送コンベヤ１２によって、たとえば、比重差選別機等
へ送られる。一方、軽量物排出シュート７内に落下した
軽量物２ｂはガイドダクト１６により軽量物搬送コンベ
ヤ１５に導かれ、又、サイクロン１８にて捕集された細
軽量物２ｃも軽量物搬送コンベヤ１５に導かれ、該軽量
物搬送コンベヤ１５によって圧縮成形機に送られる。
量物２ａは、スクリュー式フィーダ１４、ガイドダクト
１３を経て重量物搬送コンベヤ１２へ導かれ、該重量物
搬送コンベヤ１２によって、たとえば、比重差選別機等
へ送られる。一方、軽量物排出シュート７内に落下した
軽量物２ｂはガイドダクト１６により軽量物搬送コンベ
ヤ１５に導かれ、又、サイクロン１８にて捕集された細
軽量物２ｃも軽量物搬送コンベヤ１５に導かれ、該軽量
物搬送コンベヤ１５によって圧縮成形機に送られる。
【００１８】このように、本発明では、乾燥炉３に重量
物と軽量物の風力選別機能をもたせた構成としてあるこ
とにより、乾燥炉と選別機とが独立した構成となってい
る従来方式に比して、省スペース化及び低コスト化を図
ることができる。又、上述したように、軽量物２ｂはそ
のまま圧縮成形機に送ることができ、重量物２ａのみを
比重差選別すればよいので、処理量を少なくすることが
できて、能力を下げるることができる。
物と軽量物の風力選別機能をもたせた構成としてあるこ
とにより、乾燥炉と選別機とが独立した構成となってい
る従来方式に比して、省スペース化及び低コスト化を図
ることができる。又、上述したように、軽量物２ｂはそ
のまま圧縮成形機に送ることができ、重量物２ａのみを
比重差選別すればよいので、処理量を少なくすることが
できて、能力を下げるることができる。
【００１９】次に、図５は本発明の実施の他の形態を示
すもので、図１乃至図４に示したものと同様な構成にお
いて、風力選別用空気吹込ダクト１１の後端側を空気ヘ
ッダ５の頂部に接続することに代えて、風力選別用空気
吹込ダクト１１の後端側を、サイクロン１８の排気下流
側に位置する集じん機２１の出側に接続したものであ
る。
すもので、図１乃至図４に示したものと同様な構成にお
いて、風力選別用空気吹込ダクト１１の後端側を空気ヘ
ッダ５の頂部に接続することに代えて、風力選別用空気
吹込ダクト１１の後端側を、サイクロン１８の排気下流
側に位置する集じん機２１の出側に接続したものであ
る。
【００２０】図５に示すようにすると、集じん機２１で
ダストが捕集された後の清浄な空気を風力選別用ファン
１０に導くことができるため、風力選別用ファン１０の
保守点検期間を長くすることができ、又、集じん機２１
の誘引ファンを省略できる利点がある。
ダストが捕集された後の清浄な空気を風力選別用ファン
１０に導くことができるため、風力選別用ファン１０の
保守点検期間を長くすることができ、又、集じん機２１
の誘引ファンを省略できる利点がある。
【００２１】なお、本発明は上記実施の形態にのみ限定
されるものではなく、選別能力を選定できるようにする
ために、吹込ダクトの途中に開度調整用ダンパ等を設け
ることは任意であること、その他本発明の要旨を逸脱し
ない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論であ
る。
されるものではなく、選別能力を選定できるようにする
ために、吹込ダクトの途中に開度調整用ダンパ等を設け
ることは任意であること、その他本発明の要旨を逸脱し
ない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論であ
る。
【００２２】
【発明の効果】以上述べた如く、本発明のごみ乾燥選別
装置によれば、一端側の入口より供給された破砕ごみを
乾燥させて他端側の出口から送り出すようにしてあるキ
ルン型乾燥炉の出口側に、該出口側を覆うように空気ヘ
ッダを設置し、該空気ヘッダの下端部に、破砕ごみ中の
重量物を排出する重量物排出シュートと軽量物を排出す
る軽量物排出シュートを、破砕ごみが送り出される方向
の上流側と下流側に並べて設けて、破砕ごみを重量物と
軽量物に分別できるようにすると共に、上記空気ヘッダ
の所要位置に、軽量物中の細軽量物を乾燥炉の排気を利
用してサイクロンに導くように排気ダクトを接続し、且
つ上記空気ヘッダの乾燥炉出口側の下部位置に、上記各
排出シュートの上方位置を下流側へ向け風力選別用空気
を流すようにするための吹出口を設け、該吹出口に、加
圧した風力選別用空気を送るようにしてある風力選別用
空気吹込ダクトの先端側を接続した構成としてあるの
で、乾燥炉にて乾燥させた直後の破砕ごみを、空気ヘッ
ダ内で吹出口を通して横から吹き込まれる風力選別用空
気により重量物と軽量物とに風力選別することができ
て、乾燥、選別部分の機器構成を簡略化できて省スペー
ス化及び低コスト化を図ることができると共に、軽量物
中の細軽量物を乾燥炉の排気を利用してサイクロンで捕
集することにより分別することができて、選別処理能力
を大幅に向上させることができ、更に、風力選別用空気
吹込ダクトの後端側を空気ダクトに接続することによ
り、風力選別用空気を循環使用することができ、又、風
力選別用空気吹込ダクトの後端側を集じん機の出側位置
に接続した構成とすることにより、ダストを含まない清
浄空気で風力選別させることができて有利となる、等の
優れた効果を発揮する。
装置によれば、一端側の入口より供給された破砕ごみを
乾燥させて他端側の出口から送り出すようにしてあるキ
ルン型乾燥炉の出口側に、該出口側を覆うように空気ヘ
ッダを設置し、該空気ヘッダの下端部に、破砕ごみ中の
重量物を排出する重量物排出シュートと軽量物を排出す
る軽量物排出シュートを、破砕ごみが送り出される方向
の上流側と下流側に並べて設けて、破砕ごみを重量物と
軽量物に分別できるようにすると共に、上記空気ヘッダ
の所要位置に、軽量物中の細軽量物を乾燥炉の排気を利
用してサイクロンに導くように排気ダクトを接続し、且
つ上記空気ヘッダの乾燥炉出口側の下部位置に、上記各
排出シュートの上方位置を下流側へ向け風力選別用空気
を流すようにするための吹出口を設け、該吹出口に、加
圧した風力選別用空気を送るようにしてある風力選別用
空気吹込ダクトの先端側を接続した構成としてあるの
で、乾燥炉にて乾燥させた直後の破砕ごみを、空気ヘッ
ダ内で吹出口を通して横から吹き込まれる風力選別用空
気により重量物と軽量物とに風力選別することができ
て、乾燥、選別部分の機器構成を簡略化できて省スペー
ス化及び低コスト化を図ることができると共に、軽量物
中の細軽量物を乾燥炉の排気を利用してサイクロンで捕
集することにより分別することができて、選別処理能力
を大幅に向上させることができ、更に、風力選別用空気
吹込ダクトの後端側を空気ダクトに接続することによ
り、風力選別用空気を循環使用することができ、又、風
力選別用空気吹込ダクトの後端側を集じん機の出側位置
に接続した構成とすることにより、ダストを含まない清
浄空気で風力選別させることができて有利となる、等の
優れた効果を発揮する。
【図１】本発明のごみ乾燥選別装置の実施の一形態を示
す概略図である。
す概略図である。
【図２】図１の乾燥炉出口に取り付けた空気ヘッダの拡
大図である。
大図である。
【図３】図２のIII −III 方向矢視図である。
【図４】図２のIV−IV方向矢視図である。
【図５】本発明の実施の他の形態を示す概略図である。
２ 破砕ごみ ２ａ 重量物 ２ｂ 軽量物 ３ 乾燥炉 ４ａ 入口 ４ｂ 出口 ５ 空気ヘッダ ６ 重量物排出シュート ７ 軽量物排出シュート ８ 吹出口 １０ ファン １１ 吹込ダクト １７ 排気ダクト １８ サイクロン ２１ 集じん機 Ａ 風力選別用空気
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 萩本 智久 東京都江東区豊洲二丁目１番１号 石川島 播磨重工業株式会社東京第一工場内 Ｆターム(参考） 4D004 AA46 BA03 CA08 CA12 CA42 CB09 4D021 FA01 FA12 FA25 GA08 GA10 GA12 GA13 GA15
Claims (3)
- 【請求項１】 一端側の入口より供給された破砕ごみを
乾燥させて他端側の出口から送り出すようにしてあるキ
ルン型乾燥炉の出口側に、該出口側を覆うように空気ヘ
ッダを設置し、該空気ヘッダの下端部に、破砕ごみ中の
重量物を排出する重量物排出シュートと軽量物を排出す
る軽量物排出シュートを、破砕ごみが送り出される方向
の上流側と下流側に並べて設けて、破砕ごみを重量物と
軽量物に分別できるようにすると共に、上記空気ヘッダ
の所要位置に、軽量物中の細軽量物を乾燥炉の排気を利
用してサイクロンに導くように排気ダクトを接続し、且
つ上記空気ヘッダの乾燥炉出口側の下部位置に、上記各
排出シュートの上方位置を下流側へ向け風力選別用空気
を流すようにするための吹出口を設け、該吹出口に、加
圧した風力選別用空気を送るようにしてある風力選別用
空気吹込ダクトの先端側を接続した構成を有することを
特徴とするごみ乾燥選別装置。 - 【請求項２】 風力選別用空気吹込ダクトの後端側を、
空気ヘッダの上部に接続して風力選別用空気を循環させ
るようにした請求項１記載のごみ乾燥選別装置。 - 【請求項３】 風力選別用空気吹込ダクトの後端側を、
集じん機の出側位置に接続した請求項１記載のごみ乾燥
選別装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11146214A JP2000334432A (ja) | 1999-05-26 | 1999-05-26 | ごみ乾燥選別装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11146214A JP2000334432A (ja) | 1999-05-26 | 1999-05-26 | ごみ乾燥選別装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000334432A true JP2000334432A (ja) | 2000-12-05 |
Family
ID=15402702
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11146214A Pending JP2000334432A (ja) | 1999-05-26 | 1999-05-26 | ごみ乾燥選別装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000334432A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100870648B1 (ko) | 2007-06-22 | 2008-11-26 | 성안이엔티주식회사 | 토사 및 골재에 포함된 이물질을 선별하는 선별장치 |
| KR100913774B1 (ko) | 2008-12-31 | 2009-08-26 | 주식회사 인광환경 | 열풍을 이용한 경량쓰레기 분리기 |
| CN101972767A (zh) * | 2010-09-06 | 2011-02-16 | 崔稷宁 | 垃圾处理方法 |
| CN102225416A (zh) * | 2011-04-14 | 2011-10-26 | 崔稷宁 | 垃圾处理方法及其装置 |
| CN102247968A (zh) * | 2010-05-18 | 2011-11-23 | 崔稷宁 | 垃圾处理方法、装置及其制备的材料 |
| JP7426713B2 (ja) | 2020-07-10 | 2024-02-02 | 株式会社辰巳エヤーエンジニアリング | 吸水材回収システム及び吸水材回収方法 |
-
1999
- 1999-05-26 JP JP11146214A patent/JP2000334432A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100870648B1 (ko) | 2007-06-22 | 2008-11-26 | 성안이엔티주식회사 | 토사 및 골재에 포함된 이물질을 선별하는 선별장치 |
| KR100913774B1 (ko) | 2008-12-31 | 2009-08-26 | 주식회사 인광환경 | 열풍을 이용한 경량쓰레기 분리기 |
| CN102247968A (zh) * | 2010-05-18 | 2011-11-23 | 崔稷宁 | 垃圾处理方法、装置及其制备的材料 |
| CN101972767A (zh) * | 2010-09-06 | 2011-02-16 | 崔稷宁 | 垃圾处理方法 |
| CN101972767B (zh) * | 2010-09-06 | 2013-08-21 | 崔稷宁 | 垃圾处理方法 |
| CN102225416A (zh) * | 2011-04-14 | 2011-10-26 | 崔稷宁 | 垃圾处理方法及其装置 |
| JP7426713B2 (ja) | 2020-07-10 | 2024-02-02 | 株式会社辰巳エヤーエンジニアリング | 吸水材回収システム及び吸水材回収方法 |
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