JP2000333380A - 出力可変充電回路およびそれを用いた充電器 - Google Patents
出力可変充電回路およびそれを用いた充電器Info
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- H02J7/007—Regulation of charging or discharging current or voltage
- H02J7/00712—Regulation of charging or discharging current or voltage the cycle being controlled or terminated in response to electric parameters
- H02J7/007182—Regulation of charging or discharging current or voltage the cycle being controlled or terminated in response to electric parameters in response to battery voltage
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 充電電流や充電電圧などの充電特性を、外部
信号によって連続的に変化させることのできる出力可変
充電回路を提供する。 【解決手段】 充電電流検出回路２２や充電電圧検出回
路２３に外部信号を入力することによって、充電電流検
出回路２２や充電電圧検出回路２３で検出した充電特性
検出値を変更して充電制御回路２１に帰還させる。 【効果】 外部信号に応じて充電電流や充電電圧などの
充電特性を連続的に変化させることができるため、この
出力可変充電回路だけで、既知か未知かを問わず、どの
ような充電条件や組み合わせの二次電池に対しても外部
信号を適当な値に設定することによって対応することが
できる。
信号によって連続的に変化させることのできる出力可変
充電回路を提供する。 【解決手段】 充電電流検出回路２２や充電電圧検出回
路２３に外部信号を入力することによって、充電電流検
出回路２２や充電電圧検出回路２３で検出した充電特性
検出値を変更して充電制御回路２１に帰還させる。 【効果】 外部信号に応じて充電電流や充電電圧などの
充電特性を連続的に変化させることができるため、この
出力可変充電回路だけで、既知か未知かを問わず、どの
ような充電条件や組み合わせの二次電池に対しても外部
信号を適当な値に設定することによって対応することが
できる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は出力可変充電回路お
よびそれを用いた充電器、特に電源として二次電池を利
用する携帯機器に用いられる出力可変充電回路およびそ
れを用いた充電器に関する。
よびそれを用いた充電器、特に電源として二次電池を利
用する携帯機器に用いられる出力可変充電回路およびそ
れを用いた充電器に関する。
【０００２】
【従来の技術】図３に、従来の出力可変充電回路および
それを用いた充電器の回路図を示す。
それを用いた充電器の回路図を示す。
【０００３】図３において、出力可変充電回路１は、充
電制御回路２と、電解コンデンサ３および４と、電流検
出抵抗５と、充電電流検出回路６と、充電電圧検出回路
７と、切換スイッチ８と、充電条件記憶回路９とから構
成されている。ここで、充電制御回路２の入力は外部の
直流電源１１に接続されている。また、充電制御回路２
の出力は外部の二次電池１２に接続されている。そし
て、充電制御回路２の入力および出力の正極と負極の間
にはそれぞれ電解コンデンサ３および４が接続されてい
る。また、充電制御回路２の出力の正極と二次電池１２
の間には電流検出抵抗５が直列に接続されている。ま
た、電流検出抵抗５の両端は充電電流検出回路６に接続
され、電流検出抵抗５の二次電池１２側は充電電圧検出
回路７に接続されている。そして、充電電流検出回路６
と充電電圧検出回路７の出力は充電制御回路２に接続さ
れている。さらに、切換スイッチ８は充電条件記憶回路
９を介して充電制御回路２に接続されている。なお、こ
こで、充電電流検出回路６と充電電圧検出回路７はまと
めて充電特性検出回路１０を構成している。
電制御回路２と、電解コンデンサ３および４と、電流検
出抵抗５と、充電電流検出回路６と、充電電圧検出回路
７と、切換スイッチ８と、充電条件記憶回路９とから構
成されている。ここで、充電制御回路２の入力は外部の
直流電源１１に接続されている。また、充電制御回路２
の出力は外部の二次電池１２に接続されている。そし
て、充電制御回路２の入力および出力の正極と負極の間
にはそれぞれ電解コンデンサ３および４が接続されてい
る。また、充電制御回路２の出力の正極と二次電池１２
の間には電流検出抵抗５が直列に接続されている。ま
た、電流検出抵抗５の両端は充電電流検出回路６に接続
され、電流検出抵抗５の二次電池１２側は充電電圧検出
回路７に接続されている。そして、充電電流検出回路６
と充電電圧検出回路７の出力は充電制御回路２に接続さ
れている。さらに、切換スイッチ８は充電条件記憶回路
９を介して充電制御回路２に接続されている。なお、こ
こで、充電電流検出回路６と充電電圧検出回路７はまと
めて充電特性検出回路１０を構成している。
【０００４】また、充電器１３は、出力可変充電回路１
と直流電源１１とで構成されている。
と直流電源１１とで構成されている。
【０００５】このように構成された出力可変充電回路１
および充電器１３において、充電条件記憶回路９にはリ
チウムイオン電池やニッケル水素電池やニッケルカドミ
ウム電池などの各種の二次電池や、その二次電池を直列
や並列に接続してなる回路に対応する複数の充電条件が
記憶されている。ここで、充電条件とは充電電流や充電
電圧の設定値を総称したものである。そして、切換スイ
ッチ８を切り換えることによって充電条件記憶装置９か
ら１つの充電条件が選択され、充電制御回路２に入力さ
れる。
および充電器１３において、充電条件記憶回路９にはリ
チウムイオン電池やニッケル水素電池やニッケルカドミ
ウム電池などの各種の二次電池や、その二次電池を直列
や並列に接続してなる回路に対応する複数の充電条件が
記憶されている。ここで、充電条件とは充電電流や充電
電圧の設定値を総称したものである。そして、切換スイ
ッチ８を切り換えることによって充電条件記憶装置９か
ら１つの充電条件が選択され、充電制御回路２に入力さ
れる。
【０００６】一方、充電電流検出回路６は電流検出抵抗
５の両端の電圧から充電電流を検出し、充電電流検出値
として充電制御回路２に帰還させる。また、充電電圧検
出回路７は充電電圧を検出し、充電電圧検出値として充
電制御回路２に帰還させる。このような、実際の充電電
流や充電電圧を充電特性という。また、充電特性を充電
特性検出回路１０で検出した充電電流検出値や充電電圧
検出値を充電特性検出値という。そして、充電制御回路
２は、充電電流検出回路６および充電電圧検出回路７か
ら帰還された充電電流検出値および充電電圧検出値が、
あらかじめ充電条件記憶回路９から入力された充電条件
を満足するように出力を制御する。
５の両端の電圧から充電電流を検出し、充電電流検出値
として充電制御回路２に帰還させる。また、充電電圧検
出回路７は充電電圧を検出し、充電電圧検出値として充
電制御回路２に帰還させる。このような、実際の充電電
流や充電電圧を充電特性という。また、充電特性を充電
特性検出回路１０で検出した充電電流検出値や充電電圧
検出値を充電特性検出値という。そして、充電制御回路
２は、充電電流検出回路６および充電電圧検出回路７か
ら帰還された充電電流検出値および充電電圧検出値が、
あらかじめ充電条件記憶回路９から入力された充電条件
を満足するように出力を制御する。
【０００７】このようにして、出力可変充電回路１を、
切換スイッチによって充電条件が異なる複数の二次電池
やその組み合わせに対応できる充電回路とすることがで
きる。
切換スイッチによって充電条件が異なる複数の二次電池
やその組み合わせに対応できる充電回路とすることがで
きる。
【０００８】
【発明が解決しようとする課題】ところで、出力可変充
電回路１を１つの製品として製造し、これをユーザー側
で利用する場合には、ユーザー側で必要な二次電池の種
類、およびその二次電池を直列や並列に接続してなる回
路の分だけの充電条件をあらかじめ充電条件記憶回路９
に記憶させておく必要がある。この場合、充電条件の種
類によっては充電条件記憶回路９の記憶容量が大きくな
ったり、切換スイッチ８の切換数が多くなったりするた
め、出力可変充電回路１の大型化や価格上昇を招くとい
う問題がある。また、あらかじめ記憶させておいた充電
条件以外の、たとえば新しい二次電池や従来の二次電池
の新しい組み合わせには対応できないため、その場合に
は充電条件記憶回路９の記憶内容を変更するなどして、
それに対応できる出力可変充電回路を新規に作らなけれ
ばならないという問題がある。
電回路１を１つの製品として製造し、これをユーザー側
で利用する場合には、ユーザー側で必要な二次電池の種
類、およびその二次電池を直列や並列に接続してなる回
路の分だけの充電条件をあらかじめ充電条件記憶回路９
に記憶させておく必要がある。この場合、充電条件の種
類によっては充電条件記憶回路９の記憶容量が大きくな
ったり、切換スイッチ８の切換数が多くなったりするた
め、出力可変充電回路１の大型化や価格上昇を招くとい
う問題がある。また、あらかじめ記憶させておいた充電
条件以外の、たとえば新しい二次電池や従来の二次電池
の新しい組み合わせには対応できないため、その場合に
は充電条件記憶回路９の記憶内容を変更するなどして、
それに対応できる出力可変充電回路を新規に作らなけれ
ばならないという問題がある。
【０００９】そこで、本発明では、充電電流や充電電圧
などの充電特性を、外部信号によって連続的に変化させ
ることのできる出力可変充電回路およびそれを用いた充
電器を提供する。
などの充電特性を、外部信号によって連続的に変化させ
ることのできる出力可変充電回路およびそれを用いた充
電器を提供する。
【００１０】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の出力可変充電回路は、あらかじめ設定され
た充電条件を満たすように充電特性を制御する充電制御
回路と、該充電制御回路に接続されて充電特性を検出し
て充電特性検出値とするとともに、入力された外部信号
に応じて前記充電特性検出値を変更して前記充電制御回
路に帰還させる充電特性検出回路とからなることを特徴
とする。
に、本発明の出力可変充電回路は、あらかじめ設定され
た充電条件を満たすように充電特性を制御する充電制御
回路と、該充電制御回路に接続されて充電特性を検出し
て充電特性検出値とするとともに、入力された外部信号
に応じて前記充電特性検出値を変更して前記充電制御回
路に帰還させる充電特性検出回路とからなることを特徴
とする。
【００１１】また、本発明の出力可変充電回路は、入力
された外部信号に応じてあらかじめ設定された充電条件
を変更して、該変更された充電条件を満たすように充電
特性を制御する充電制御回路と、該充電制御回路に接続
されて充電特性を検出して充電特性検出値とするととも
に、該充電特性検出値を前記充電制御回路に帰還させる
充電特性検出回路とからなることを特徴とする。
された外部信号に応じてあらかじめ設定された充電条件
を変更して、該変更された充電条件を満たすように充電
特性を制御する充電制御回路と、該充電制御回路に接続
されて充電特性を検出して充電特性検出値とするととも
に、該充電特性検出値を前記充電制御回路に帰還させる
充電特性検出回路とからなることを特徴とする。
【００１２】また、本発明の出力可変充電回路は、前記
外部信号を変換する信号変換回路を有することを特徴と
する。
外部信号を変換する信号変換回路を有することを特徴と
する。
【００１３】また、本発明の充電器は、上記の出力可変
充電回路と、該出力可変充電回路に直流電流を供給する
直流電源と、前記出力可変充電回路に外部信号を入力す
る外部信号源とを有することを特徴とする。
充電回路と、該出力可変充電回路に直流電流を供給する
直流電源と、前記出力可変充電回路に外部信号を入力す
る外部信号源とを有することを特徴とする。
【００１４】このように構成することにより、本発明の
出力可変充電回路およびそれを用いた充電器は、外部信
号に応じて充電電流や充電電圧などの充電特性を連続的
に変化させることができる。
出力可変充電回路およびそれを用いた充電器は、外部信
号に応じて充電電流や充電電圧などの充電特性を連続的
に変化させることができる。
【００１５】
【発明の実施の形態】図１に、本発明の出力可変充電回
路およびそれを用いた充電器の一実施例を示す。図１に
おいて、図３と同一もしくは同等の部分には同じ記号を
付し、その説明を省略する。
路およびそれを用いた充電器の一実施例を示す。図１に
おいて、図３と同一もしくは同等の部分には同じ記号を
付し、その説明を省略する。
【００１６】図１において、出力可変充電回路２０は、
電流検出抵抗５の両端が充電電流検出回路２２に接続さ
れ、電流検出抵抗５の二次電池１２側が充電電圧検出回
路２３に接続されている。また、出力可変充電回路２０
は、信号変換回路である演算増幅回路２４および２５を
有し、外部に設けられた外部信号源２７が演算増幅回路
２４を介して充電電流検出回路２２に接続され、同じく
外部に設けられた外部信号源２８が演算増幅回路２５を
介して充電電圧検出回路２３に接続されている。そし
て、充電電流検出回路２２と充電電圧検出回路２３の出
力は充電制御回路２１に接続されている。ここで、充電
電流検出回路２２と充電電圧検出回路２３はまとめて充
電特性検出回路２６を構成している。なお、充電制御回
路２１には充電条件を入力するための端子はなく、出力
可変充電回路２０は充電条件記憶回路や切換スイッチを
有していない。
電流検出抵抗５の両端が充電電流検出回路２２に接続さ
れ、電流検出抵抗５の二次電池１２側が充電電圧検出回
路２３に接続されている。また、出力可変充電回路２０
は、信号変換回路である演算増幅回路２４および２５を
有し、外部に設けられた外部信号源２７が演算増幅回路
２４を介して充電電流検出回路２２に接続され、同じく
外部に設けられた外部信号源２８が演算増幅回路２５を
介して充電電圧検出回路２３に接続されている。そし
て、充電電流検出回路２２と充電電圧検出回路２３の出
力は充電制御回路２１に接続されている。ここで、充電
電流検出回路２２と充電電圧検出回路２３はまとめて充
電特性検出回路２６を構成している。なお、充電制御回
路２１には充電条件を入力するための端子はなく、出力
可変充電回路２０は充電条件記憶回路や切換スイッチを
有していない。
【００１７】また、充電器２９は、上記の出力可変充電
回路２０と、直流電源１１と、外部信号源２７および２
８とで構成されている。
回路２０と、直流電源１１と、外部信号源２７および２
８とで構成されている。
【００１８】このように構成された出力可変充電回路２
０において、外部信号源２７から出力される外部信号を
演算増幅回路２４で演算増幅（信号変換）し、充電電流
検出回路２２に入力する。充電電流検出回路２２におい
ては、充電特性検出値の１つである充電電流検出値を、
入力される外部信号に応じて変更して充電制御回路２１
に入力する。例えば、外部信号が１Ｖの時には充電電流
検出値をそのまま充電制御回路２１に入力し、また、外
部信号が２Ｖの時には充電電流検出値を１／２にして充
電制御回路２１に入力し、さらには、外部信号が０．５
Ｖの時には充電電流検出値を２倍にして充電制御回路２
１に入力する。なお、このとき、外部信号の値が連続的
に変化すると、変更されて充電制御回路２１に入力され
る充電電流検出値も連続的に変化する。このように、充
電電流検出値を変更して充電制御回路２１に入力するこ
とによって、充電制御回路２１は充電電流があらかじめ
決められている条件からずれていると判断して、充電電
流の値を変えようとする。そのため、例えば上記の例で
は外部信号が２Ｖの時には充電電流を２倍にするように
動作し、外部信号が０．５Ｖの時には充電電流を１／２
にするように動作する。このようにして、出力可変充電
回路２０においては充電電流検出回路２２に入力される
外部信号に応じて充電電流の値を連続的に変えることが
できる。
０において、外部信号源２７から出力される外部信号を
演算増幅回路２４で演算増幅（信号変換）し、充電電流
検出回路２２に入力する。充電電流検出回路２２におい
ては、充電特性検出値の１つである充電電流検出値を、
入力される外部信号に応じて変更して充電制御回路２１
に入力する。例えば、外部信号が１Ｖの時には充電電流
検出値をそのまま充電制御回路２１に入力し、また、外
部信号が２Ｖの時には充電電流検出値を１／２にして充
電制御回路２１に入力し、さらには、外部信号が０．５
Ｖの時には充電電流検出値を２倍にして充電制御回路２
１に入力する。なお、このとき、外部信号の値が連続的
に変化すると、変更されて充電制御回路２１に入力され
る充電電流検出値も連続的に変化する。このように、充
電電流検出値を変更して充電制御回路２１に入力するこ
とによって、充電制御回路２１は充電電流があらかじめ
決められている条件からずれていると判断して、充電電
流の値を変えようとする。そのため、例えば上記の例で
は外部信号が２Ｖの時には充電電流を２倍にするように
動作し、外部信号が０．５Ｖの時には充電電流を１／２
にするように動作する。このようにして、出力可変充電
回路２０においては充電電流検出回路２２に入力される
外部信号に応じて充電電流の値を連続的に変えることが
できる。
【００１９】一方、演算増幅回路２５も外部信号源２８
から出力される外部信号を演算増幅（信号変換）し、充
電電圧検出回路２３に入力する。充電電圧検出回路２３
においては、充電電流の場合と同じように、もう１つの
充電特性検出値である充電電圧検出値を、入力される外
部信号に応じて変更して充電制御回路２１に入力する。
このように、充電電圧検出値を変更して充電制御回路２
１に入力することによって、充電制御回路２１は充電電
圧があらかじめ決められている条件からずれていると判
断して、充電電圧の値を変えようとする。このようにし
て、出力可変充電回路２０においては充電電流検出回路
２２と同様に、充電電圧検出回路２３に入力される外部
信号に応じて充電電圧の値を連続的に変えることができ
る。
から出力される外部信号を演算増幅（信号変換）し、充
電電圧検出回路２３に入力する。充電電圧検出回路２３
においては、充電電流の場合と同じように、もう１つの
充電特性検出値である充電電圧検出値を、入力される外
部信号に応じて変更して充電制御回路２１に入力する。
このように、充電電圧検出値を変更して充電制御回路２
１に入力することによって、充電制御回路２１は充電電
圧があらかじめ決められている条件からずれていると判
断して、充電電圧の値を変えようとする。このようにし
て、出力可変充電回路２０においては充電電流検出回路
２２と同様に、充電電圧検出回路２３に入力される外部
信号に応じて充電電圧の値を連続的に変えることができ
る。
【００２０】以上説明したように、出力可変充電回路２
０においては、入力される外部信号に応じて充電電流や
充電電圧などの充電特性を連続的に変えることができ
る。そのため、出力可変充電回路２０だけで、既知か未
知かを問わず、どのような充電条件や組み合わせの二次
電池に対しても外部信号を適当な値に設定することによ
って対応することができる。そして、一種類の出力可変
充電回路でどのような二次電池にも対応できるために他
の種類の充電回路を設計する必要がなく、量産効果によ
り出力可変充電回路の低コスト化を図ることができる。
０においては、入力される外部信号に応じて充電電流や
充電電圧などの充電特性を連続的に変えることができ
る。そのため、出力可変充電回路２０だけで、既知か未
知かを問わず、どのような充電条件や組み合わせの二次
電池に対しても外部信号を適当な値に設定することによ
って対応することができる。そして、一種類の出力可変
充電回路でどのような二次電池にも対応できるために他
の種類の充電回路を設計する必要がなく、量産効果によ
り出力可変充電回路の低コスト化を図ることができる。
【００２１】また、充電器２９においては、外部信号を
変換する演算増幅回路２４および２５を備えているため
に、外部信号源２７や２８を必ずしも充電特性検出回路
に最適なものに設定する必要がない。そのため、外部信
号源のバリエーションを広くすることができ、これによ
って出力可変充電回路２０を用いる充電器の低コスト化
を図ることができる。
変換する演算増幅回路２４および２５を備えているため
に、外部信号源２７や２８を必ずしも充電特性検出回路
に最適なものに設定する必要がない。そのため、外部信
号源のバリエーションを広くすることができ、これによ
って出力可変充電回路２０を用いる充電器の低コスト化
を図ることができる。
【００２２】図２に、本発明の出力可変充電回路および
それを用いた充電器の別の実施例を示す。図２におい
て、図１および図３と同一もしくは同等の部分には同じ
記号を付し、その説明を省略する。
それを用いた充電器の別の実施例を示す。図２におい
て、図１および図３と同一もしくは同等の部分には同じ
記号を付し、その説明を省略する。
【００２３】図２において、出力可変充電回路３０は、
充電制御回路３１を有している。そして、充電電流検出
回路６および充電電圧検出回路７の出力が充電制御回路
３１に接続されるとともに、演算増幅回路２４および２
５の出力も充電制御回路３１に接続されている。なお、
出力可変充電回路３０は出力可変充電回路２０と同様に
充電条件記憶回路や切換スイッチを有していない。
充電制御回路３１を有している。そして、充電電流検出
回路６および充電電圧検出回路７の出力が充電制御回路
３１に接続されるとともに、演算増幅回路２４および２
５の出力も充電制御回路３１に接続されている。なお、
出力可変充電回路３０は出力可変充電回路２０と同様に
充電条件記憶回路や切換スイッチを有していない。
【００２４】また、充電器３２は、上記の出力可変充電
回路３０と、直流電源１１と、外部信号源２７および２
８とで構成されている。
回路３０と、直流電源１１と、外部信号源２７および２
８とで構成されている。
【００２５】このように構成された出力可変充電回路３
０において、外部信号源２７から出力される外部信号を
演算増幅回路２４で演算増幅（信号変換）し、充電制御
回路３１に入力する。充電制御回路３１においては、あ
らかじめ設定されている充電電流の条件を外部信号で変
更して、これを新しい充電条件とする。例えば、外部信
号が１Ｖの時には充電電流はあらかじめ設定されている
条件とし、また、外部信号が２Ｖの時には充電電流をあ
らかじめ設定されている条件の１／２とし、さらには、
外部信号が０．５Ｖの時には充電電流をあらかじめ設定
されている条件の２倍とする。なお、このとき、外部信
号の値が連続的に変化すると変更された充電電流の条件
も連続的に変化するものとする。このように、あらかじ
め設定されている充電条件を外部信号によって変更した
値に設定し直すことによって、充電制御回路３１は変更
された充電条件に従って充電電流を制御する。このよう
にして、出力可変充電回路３０においては充電制御回路
３１に入力される外部信号に応じて充電電流の条件を連
続的に変えることができる。
０において、外部信号源２７から出力される外部信号を
演算増幅回路２４で演算増幅（信号変換）し、充電制御
回路３１に入力する。充電制御回路３１においては、あ
らかじめ設定されている充電電流の条件を外部信号で変
更して、これを新しい充電条件とする。例えば、外部信
号が１Ｖの時には充電電流はあらかじめ設定されている
条件とし、また、外部信号が２Ｖの時には充電電流をあ
らかじめ設定されている条件の１／２とし、さらには、
外部信号が０．５Ｖの時には充電電流をあらかじめ設定
されている条件の２倍とする。なお、このとき、外部信
号の値が連続的に変化すると変更された充電電流の条件
も連続的に変化するものとする。このように、あらかじ
め設定されている充電条件を外部信号によって変更した
値に設定し直すことによって、充電制御回路３１は変更
された充電条件に従って充電電流を制御する。このよう
にして、出力可変充電回路３０においては充電制御回路
３１に入力される外部信号に応じて充電電流の条件を連
続的に変えることができる。
【００２６】一方、演算増幅回路２５も外部信号源２８
から出力される外部信号を演算増幅（信号変換）し、充
電制御回路３１に入力する。充電制御回路３１において
は、あらかじめ設定されている充電電圧の条件を外部信
号で変更して、これを新しい充電条件とする。このよう
に、あらかじめ設定されている充電電圧の条件を外部信
号によって変更した値に設定し直すことによって、充電
制御回路３１は変更された充電条件に従って充電電圧を
制御する。このようにして、出力可変充電回路３０にお
いては充電制御回路３１に入力される外部信号に応じて
充電電圧の条件を連続的に変えることができる。
から出力される外部信号を演算増幅（信号変換）し、充
電制御回路３１に入力する。充電制御回路３１において
は、あらかじめ設定されている充電電圧の条件を外部信
号で変更して、これを新しい充電条件とする。このよう
に、あらかじめ設定されている充電電圧の条件を外部信
号によって変更した値に設定し直すことによって、充電
制御回路３１は変更された充電条件に従って充電電圧を
制御する。このようにして、出力可変充電回路３０にお
いては充電制御回路３１に入力される外部信号に応じて
充電電圧の条件を連続的に変えることができる。
【００２７】以上説明したように、出力可変充電回路３
０においては、入力される外部信号に応じて充電電流や
充電電圧などの充電条件を連続的に変えることができ
る。そのため、出力可変充電回路３０だけで、既知か未
知かを問わず、どのような充電条件や組み合わせの二次
電池に対しても外部信号を適当な値に設定することによ
って対応することができる。そして、一種類の出力可変
充電回路でどのような二次電池にも対応できるために他
の種類の充電回路を設計する必要がなく、量産効果によ
り出力可変充電回路の低コスト化を図ることができる。
０においては、入力される外部信号に応じて充電電流や
充電電圧などの充電条件を連続的に変えることができ
る。そのため、出力可変充電回路３０だけで、既知か未
知かを問わず、どのような充電条件や組み合わせの二次
電池に対しても外部信号を適当な値に設定することによ
って対応することができる。そして、一種類の出力可変
充電回路でどのような二次電池にも対応できるために他
の種類の充電回路を設計する必要がなく、量産効果によ
り出力可変充電回路の低コスト化を図ることができる。
【００２８】また、充電器３２においては、外部信号を
変換する演算増幅回路２４および２５を備えているため
に、外部信号源２７や２８を必ずしも充電特性検出回路
に最適なものに設定する必要がない。そのため、外部信
号源のバリエーションを広くすることができ、これによ
って出力可変充電回路３０を用いる充電器３２の低コス
ト化を図ることができるものである。
変換する演算増幅回路２４および２５を備えているため
に、外部信号源２７や２８を必ずしも充電特性検出回路
に最適なものに設定する必要がない。そのため、外部信
号源のバリエーションを広くすることができ、これによ
って出力可変充電回路３０を用いる充電器３２の低コス
ト化を図ることができるものである。
【００２９】なお、上記の各実施例おいては、充電電流
検出回路と充電電圧検出回路の２つで充電特性検出回路
を構成していたが、充電特性検出回路としてはいずれか
一方のみでも構わないものである。
検出回路と充電電圧検出回路の２つで充電特性検出回路
を構成していたが、充電特性検出回路としてはいずれか
一方のみでも構わないものである。
【００３０】また、上記の各実施例においては、外部信
号源２７や２８から出力される外部信号を、充電電流検
出回路２２や充電電圧検出回路２３、あるいは充電制御
回路３１に最適な信号に変換するために信号変換回路と
して演算増幅回路２４や２５を備えているが、信号変換
回路は演算増幅回路に限るものではなく、別の種類の信
号変換回路であっても構わないものである。さらに、外
部信号源２７や２８が充電電流検出回路２２や充電電圧
検出回路２３、あるいは充電制御回路３１に最適な信号
を出力することができるものであれば、演算増幅回路の
ような信号変換回路は無くても構わないものである。
号源２７や２８から出力される外部信号を、充電電流検
出回路２２や充電電圧検出回路２３、あるいは充電制御
回路３１に最適な信号に変換するために信号変換回路と
して演算増幅回路２４や２５を備えているが、信号変換
回路は演算増幅回路に限るものではなく、別の種類の信
号変換回路であっても構わないものである。さらに、外
部信号源２７や２８が充電電流検出回路２２や充電電圧
検出回路２３、あるいは充電制御回路３１に最適な信号
を出力することができるものであれば、演算増幅回路の
ような信号変換回路は無くても構わないものである。
【００３１】
【発明の効果】本発明の出力可変充電回路によれば、あ
らかじめ設定された充電条件を満たすように充電特性を
制御する充電制御回路と、充電制御回路に接続されて充
電特性を検出して充電特性検出値とするとともに、入力
された外部信号に応じて充電条件検出値を変更して充電
制御回路に帰還させる充電特性検出回路を有することに
よって、外部信号に応じて充電電流や充電電圧などの充
電条件を連続的に変化させることができ、出力可変充電
回路およびそれを用いた充電器の低コスト化を図ること
ができる。
らかじめ設定された充電条件を満たすように充電特性を
制御する充電制御回路と、充電制御回路に接続されて充
電特性を検出して充電特性検出値とするとともに、入力
された外部信号に応じて充電条件検出値を変更して充電
制御回路に帰還させる充電特性検出回路を有することに
よって、外部信号に応じて充電電流や充電電圧などの充
電条件を連続的に変化させることができ、出力可変充電
回路およびそれを用いた充電器の低コスト化を図ること
ができる。
【００３２】また、入力された外部信号に応じてあらか
じめ設定された充電条件を変更して、その変更された充
電条件を満たすように充電特性を制御する充電制御回路
と、その充電制御回路に接続されて充電特性を検出して
充電特性検出値とするとともに、それを充電制御回路に
帰還させる充電特性検出回路を有することによっても、
外部信号に応じて充電電流や充電電圧などの充電条件を
連続的に変化させることができ、出力可変充電回路およ
びそれを用いた充電器の低コスト化を図ることができ
る。
じめ設定された充電条件を変更して、その変更された充
電条件を満たすように充電特性を制御する充電制御回路
と、その充電制御回路に接続されて充電特性を検出して
充電特性検出値とするとともに、それを充電制御回路に
帰還させる充電特性検出回路を有することによっても、
外部信号に応じて充電電流や充電電圧などの充電条件を
連続的に変化させることができ、出力可変充電回路およ
びそれを用いた充電器の低コスト化を図ることができ
る。
【００３３】また、外部信号を変換する信号変換回路を
有することによって、外部信号源のバリエーションを広
くして、出力可変充電回路を用いた充電器の低コスト化
を図ることができる。
有することによって、外部信号源のバリエーションを広
くして、出力可変充電回路を用いた充電器の低コスト化
を図ることができる。
【図１】本発明の出力可変充電回路の一実施例を示す回
路図である。
路図である。
【図２】本発明の出力可変充電回路の別の実施例を示す
回路図である。
回路図である。
【図３】従来の出力可変充電回路を示す回路図である。
５…電流検出抵抗 ６、２２…充電電流検出回路 ７、２３…充電電圧検出回路 １０、２６…充電特性検出回路 １１…直流電源 １２…二次電池 ２０、３０…出力可変充電回路 ２１、３１…充電制御回路 ２４、２５…演算増幅回路 ２７、２８…外部信号源
Claims (4)
- 【請求項１】 あらかじめ設定された充電条件を満たす
ように充電特性を制御する充電制御回路と、 該充電制御回路に接続されて充電特性を検出して充電特
性検出値とするとともに、入力された外部信号に応じて
前記充電特性検出値を変更して前記充電制御回路に帰還
させる充電特性検出回路とからなることを特徴とする出
力可変充電回路。 - 【請求項２】 入力された外部信号に応じてあらかじめ
設定された充電条件を変更して、該変更された充電条件
を満たすように充電特性を制御する充電制御回路と、 該充電制御回路に接続されて充電特性を検出して充電特
性検出値とするとともに、該充電特性検出値を前記充電
制御回路に帰還させる充電特性検出回路とからなること
を特徴とする出力可変充電回路。 - 【請求項３】 前記外部信号を変換する信号変換回路を
有することを特徴とする、請求項１または２に記載の出
力可変充電回路。 - 【請求項４】 請求項１ないし３のいずれかに記載の出
力可変充電回路と、該出力可変充電回路に直流電流を供
給する直流電源と、前記出力可変充電回路に外部信号を
入力する外部信号源とを有することを特徴とする充電
器。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11140179A JP2000333380A (ja) | 1999-05-20 | 1999-05-20 | 出力可変充電回路およびそれを用いた充電器 |
| TW089108983A TW478236B (en) | 1999-05-20 | 2000-05-11 | Output variable charging circuit and charger incorporating same |
| US09/569,938 US6218811B1 (en) | 1999-05-20 | 2000-05-12 | Output variable charging circuit and charger incorporating same |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11140179A JP2000333380A (ja) | 1999-05-20 | 1999-05-20 | 出力可変充電回路およびそれを用いた充電器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000333380A true JP2000333380A (ja) | 2000-11-30 |
Family
ID=15262742
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11140179A Pending JP2000333380A (ja) | 1999-05-20 | 1999-05-20 | 出力可変充電回路およびそれを用いた充電器 |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US6218811B1 (ja) |
| JP (1) | JP2000333380A (ja) |
| TW (1) | TW478236B (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003087990A (ja) * | 2001-09-14 | 2003-03-20 | Ricoh Co Ltd | 二次電池の充電回路 |
| JP2003092843A (ja) * | 2001-09-20 | 2003-03-28 | Ricoh Co Ltd | 二次電池の充電回路 |
| WO2013011929A1 (ja) * | 2011-07-20 | 2013-01-24 | 株式会社ソニー・コンピュータエンタテインメント | 電気機器 |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7012405B2 (en) * | 2001-09-14 | 2006-03-14 | Ricoh Company, Ltd. | Charging circuit for secondary battery |
| KR100572160B1 (ko) * | 2001-09-14 | 2006-04-19 | 가부시키가이샤 리코 | 이차 전지 충전 회로 |
| JP4668836B2 (ja) * | 2006-05-09 | 2011-04-13 | ローム株式会社 | 充電制御回路ならびにそれらを用いた充電回路および電子機器 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CA2038160C (en) * | 1991-03-13 | 1996-10-22 | Jiri K. Nor | Charging circuits for rechargeable batteries and cells |
| US5396163A (en) * | 1991-03-13 | 1995-03-07 | Inco Limited | Battery charger |
-
1999
- 1999-05-20 JP JP11140179A patent/JP2000333380A/ja active Pending
-
2000
- 2000-05-11 TW TW089108983A patent/TW478236B/zh not_active IP Right Cessation
- 2000-05-12 US US09/569,938 patent/US6218811B1/en not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003087990A (ja) * | 2001-09-14 | 2003-03-20 | Ricoh Co Ltd | 二次電池の充電回路 |
| JP4499966B2 (ja) * | 2001-09-14 | 2010-07-14 | 株式会社リコー | 二次電池の充電回路 |
| JP2003092843A (ja) * | 2001-09-20 | 2003-03-28 | Ricoh Co Ltd | 二次電池の充電回路 |
| JP4502554B2 (ja) * | 2001-09-20 | 2010-07-14 | 株式会社リコー | 二次電池の充電回路 |
| WO2013011929A1 (ja) * | 2011-07-20 | 2013-01-24 | 株式会社ソニー・コンピュータエンタテインメント | 電気機器 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| US6218811B1 (en) | 2001-04-17 |
| TW478236B (en) | 2002-03-01 |
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