JP2000332386A - 回路パタ−ンの形成方法 - Google Patents
回路パタ−ンの形成方法Info
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- JP2000332386A JP2000332386A JP11135374A JP13537499A JP2000332386A JP 2000332386 A JP2000332386 A JP 2000332386A JP 11135374 A JP11135374 A JP 11135374A JP 13537499 A JP13537499 A JP 13537499A JP 2000332386 A JP2000332386 A JP 2000332386A
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Abstract
要として、能率よく短時間で、コストがかからず、しか
も信頼性の高い製品を得ることができることとした回路
パタ−ンの形成方法とする。 【解決手段】 ベ−ス2上に積層具備された導電層3
を、前記ベ−スに至るまで切り込み5を入れることでカ
ットして必要パタ−ン部6と不必要パタ−ン部7とを分
離し、前記したカットによって生ずる切り込み溝に絶縁
物を埋め込むこととし、ベ−ス上に積層具備された導電
層を、前記ベ−スに至るまで幅広く切り込みを入れるこ
とでカットし、そのカットによって露呈されるベ−ス上
面に必要な回路パタ−ンを形成することとする。
Description
方法、特に抵抗式透明タッチパネル、メンブレインスイ
ッチ、フレキシブルなプリント回路基板、プリント回路
基板等に幅広く応用できる電気回路パタ−ンの形成方法
に関する。
するためには、エッチング作業が不可欠のものとなり、
また、試作品等の小量生産品については回路パタ−ン作
成用の版代がかかってしまうものとなっていた。
タ−ン成形における問題点、実情に着目してなされたも
ので、かかる問題点を解消して、エッチング作業、それ
に伴う設備や版等を不要として、能率よく短時間で、コ
ストがかからず、しかも信頼性の高い製品を得ることが
できることとした回路パタ−ンの形成方法を提供するこ
とを目的としている。
に、本発明に係る回路パタ−ンの形成方法はベ−ス上に
積層具備された導電層を、前記ベ−スに至るまで切り込
みを入れることでカットして必要パタ−ン部と不必要パ
タ−ン部とを分離し、前記したカットによって生ずる切
り込み溝に絶縁物を埋め込むことを特徴とし、前記した
不必要パタ−ン部の上表面に絶縁物を塗布することを特
徴とし、前記した絶縁物上に必要なパタ−ンを成形する
ことを特徴としている。
法はベ−ス上に積層具備された導電層を、前記ベ−スに
至るまで幅広く切り込みを入れることでカットし、その
カットによって露呈されるベ−ス上面に必要な回路パタ
−ンを形成することを特徴としている。
グ作業や版の作成等は一切不要となって能率が向上し、
コストも大きく節減することができ、絶縁物の存在によ
って回路としての信頼性も向上することとなり、また、
カットした部分に回路パタ−ンを成形することでパタ−
ンの組み合せも幅広く望めることとなるのである。
を参照して説明する。図1は本発明を実施した回路パタ
−ンの形成方法の第一の工程を示す断面図、図2は同じ
く第二の工程を示す断面図、図3は同じく第三の工程を
示す断面図、図4は他の実施例を示す断面図である。
り、この基材1はベ−ス2の一方面に導電層3を積層具
備したもので、例えば酸化インジュウムフィルム等の透
明導電フィルム、PETフィルム等に導電性インキ層を
形成したもの、フレキシブルなプリント基板やプリント
回路基板等々が対象となる。
ら、例えばレ−ザ−加工機4によって切り込み5・5…
を入れ、必要なパタ−ン6・6…と不必要なパタ−ン7
・7…とを分離させる。なお、前記したレ−ザ−加工機
4に代えてカッティングプロッタ−、NC加工機その他
導体を切断する機能をもった機械や器具を使用すること
ができる。
3のみならず、その導電層3を貫通してベ−ス2の上面
にまで至るものとする。
5・5…に例えばレジスト8・8…等の絶縁物を埋め込
み必要なパタ−ン6・6…と不必要なパタ−ン7・7…
とを電気的に断線させる。なお、このレジスト8・8…
に代え絶縁インキ等を使用してもよく、切り込み5・5
…の幅も目的に応じ自在に変更ができるもので、レジス
ト8・8…をはじめとする絶縁物の膜厚は目的とする断
線効果が得られればよく、格別に特定されるものではな
い。
込み5・5…への埋め込みの後、そのレジスト8・8…
の上面間に不必要なパタ−ン7・7…の上面を跨いでカ
バ−レジスト9・9…を塗布し、不必要なパタ−ン7・
7…をレジスト8とカバ−レジスト9とによって全体的
に被包する。なお、この際、不必要なパタ−ン7がベ−
ス2上で最端部に位置する場合、その不必要なパタ−ン
7の外側面は露呈されたままの状態とすればよい。さら
に、このカバ−レジスト9上に必要なパタ−ン6aを形
成することとしてもよい。また、この工程におけるカバ
−レジスト9も他の絶縁インキ等の絶縁物で代替するこ
とは可能である。
り、この場合はレ−ザ−加工機4、その他の機械や器具
を用いて切り込み5・5…を幅広く形成し、その切り込
み5・5…の底面に露出されたベ−ス2の上面に別途に
回路パタ−ン10・10…を例えばプリントすることで
成形する。この方法は既述した成形方法と併せて実施す
ることも可能となり、回路としての組み合わせも広がる
ものとなる。
ることで成形された回路パタ−ン10・10…は切り込
み5・5…内に埋め込まれたレジスト11等絶縁物で覆
うことで信頼性が高められる。
上述のように構成されている。そのため、従来のような
エッチング作業が不要となり、そのエッチングのための
時間や設備が一切いらなくなり、能率が大きく向上し、
また、版代も不要となってコストの低廉化が図れること
となり、加えて回路としての信頼性も向上するものとな
っている。
す第一の工程の断面図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 ベ−ス上に積層具備された導電層を、前
記ベ−スに至るまで切り込みを入れることでカットして
必要パタ−ン部と不必要パタ−ン部とを分離し、前記し
たカットによって生ずる切り込み溝に絶縁物を埋め込む
ことを特徴とする回路パタ−ンの形成方法。 - 【請求項2】 前記した不必要パタ−ン部の上表面に絶
縁物を塗布することを特徴とする請求項1に記載の回路
パタ−ンの形成方法。 - 【請求項3】 前記した絶縁物上に必要なパタ−ンを成
形することを特徴とする請求項2に記載の回路パタ−ン
の形成方法。 - 【請求項4】 ベ−ス上に積層具備された導電層を、前
記ベ−スに至るまで幅広く切り込みを入れることでカッ
トし、そのカットによって露呈されるベ−ス上面に必要
な回路パタ−ンを形成することを特徴とする回路パタ−
ンの形成方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13537499A JP4343327B2 (ja) | 1999-05-17 | 1999-05-17 | 回路パタ−ンの形成方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP13537499A JP4343327B2 (ja) | 1999-05-17 | 1999-05-17 | 回路パタ−ンの形成方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000332386A true JP2000332386A (ja) | 2000-11-30 |
JP4343327B2 JP4343327B2 (ja) | 2009-10-14 |
Family
ID=15150232
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13537499A Expired - Fee Related JP4343327B2 (ja) | 1999-05-17 | 1999-05-17 | 回路パタ−ンの形成方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4343327B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011199579A (ja) * | 2010-03-19 | 2011-10-06 | Seiko Epson Corp | 電子デバイス、および電子デバイスの製造方法 |
-
1999
- 1999-05-17 JP JP13537499A patent/JP4343327B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2011199579A (ja) * | 2010-03-19 | 2011-10-06 | Seiko Epson Corp | 電子デバイス、および電子デバイスの製造方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
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JP4343327B2 (ja) | 2009-10-14 |
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