JP2000332320A - 誘導放出光発生装置及び発光媒体 - Google Patents

誘導放出光発生装置及び発光媒体

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JP2000332320A
JP2000332320A JP14245199A JP14245199A JP2000332320A JP 2000332320 A JP2000332320 A JP 2000332320A JP 14245199 A JP14245199 A JP 14245199A JP 14245199 A JP14245199 A JP 14245199A JP 2000332320 A JP2000332320 A JP 2000332320A
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fiber
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core
ppm
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JP14245199A
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Hidenori Mimura
榮紀 三村
Yukio Noda
行雄 野田
Tetsuya Nakai
哲哉 中井
Toshio Tani
俊男 谷
Shunichi Ono
俊一 大野
Tomomi Sudo
智美 須藤
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Furuuchi Kagaku Kk
KDDI Corp
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Furuuchi Kagaku Kk
KDD Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高出力の誘導放出光を高効率に得る。 【解決手段】 ダブルクラッドファイバ10は、コア1
2の外側に2つのクラッド14,16を具備する。コア
12に、目的の誘導放出光を発生する第1元素と、エネ
ルギートランスファーにより第1元素を励起する第2元
素を添加する。励起光源18は、第2元素を励起する励
起光を発生する。励起光源18の出力光は、ピッグテイ
ル・ファイバ20及び集光レンズ22を介してダブルク
ラッドファイバ10の内側クラッド14内に入射する。
第1元素及び第2元素の組合せとして、例えば、Hoと
Tm、YbとNd、HoとYb、TmとYb、ErとY
b、HoとEr、及びTmとErなどである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、誘導放出光を発生
する装置及び発光媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】誘導放出光を発生する装置として、励起
されて誘導放出光を発生する元素(例えば、希土類元
素)をコアにダブルクラッドファイバのコアに添加し、
当該元素に対する励起光を、そのダブルクラッドファイ
バの内側クラッドに入射する構成が知られている。この
構成では、断面積の広いクラッドに励起光を入射できる
ので、ビーム径の広い励起光源を使用でき、従って、高
出力の誘導放出光が得られるという利点がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来例は、励
起光を効率よくコアに導くのが難しく、励起光率が悪い
という問題がある。励起効率を改善する方法として、ク
ラッドの断面形状を円形以外にすること、例えば、四角
形又は星形等が提案されている。ところが、特殊な断面
形状のクラッドを有するファイバを製造するのは極めて
困難であり、高価なものになってしまう。
【0004】他の方法として、コア内の発光元素を極め
て高濃度にし、吸収を増大させる方法がある。この方法
では、ファイバ長当たりの吸収は増えるが、発光元素の
1原子当たりの吸収は同じであるので、励起効率を高め
たことにはならない。単に、発光元素濃度の低いファイ
バと比ベファイバ長を短くできるにすぎない。発光元素
の濃度を高くすることにより、発光元素同士の相互作用
により発光効率が低下する、いわゆる濃度消光が生じる
という弊害もある。
【0005】本発明は、従来よりも高い励起効率の誘導
放出光発生装置を提示することを目的とする。
【0006】本発明はまた、円形のクラッドのダブルク
ラッドファイバを使用して、高い励起効率を達成できる
誘導放出光発生装置を提示することを目的とする。
【0007】本発明はまた、製造が容易で安価な誘導放
出光発生装置及びそのための発光媒体を提示することを
目的とする。
【0008】本発明はまた、低い発光元素濃度でも励起
効率の高い誘導放出光発生装置及びそのための発光媒体
を提示することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明に係る誘導放出光
発生装置は、コア、内側クラッド及び外側クラッドを具
備し、当該コアには誘導放出光を発生する第1元素及び
当該第1元素をエネルギートランスファにより励起する
第2元素を添加したダブルクラッドファイバと、当該第
2元素を励起する励起光を発生する励起光源と、当該励
起光源の出力光を当該ダブルクラッドファイバの内側ク
ラッドに入射する光結合手段とからなることを特徴とす
る。
【0010】誘導保守つ光を発生する第1元素とは別
に、励起光により励起されてエネルギートランスファに
より第1元素を励起する第2元素をコアに添加し、励起
光をダブルクラッドファイバの内側クラッドに入射する
ようにしたことで、第1元素及び第2元素の濃度を独立
に決定することが可能となり、製造が容易になる。ま
た、励起効率も向上する。
【0011】第1元素と第2元素の組合せは例えば、H
oとTm、YbとNd、HoとYb、TmとYb、Er
とYb、HoとEr、及びTmとErの何れかである。
【0012】第1元素の濃度を1,000〜2,000
ppm、第2元素の濃度を2,000〜50,000p
pmとすることで、高出力の誘導放出光が高い励起効率
で得られる。
【0013】ダブルクラッドファイバの両側に所定波長
を反射する反射器を配置することで、レーザ発振させや
すくなる。
【0014】
【実施例】以下、図面を参照して、本発明の実施例を詳
細に説明する。
【0015】図1は、本発明の一実施例の概略構成ブロ
ック図を示す。10は、コア12の外側に2つのクラッ
ド14,16を具備するダブルクラッドファイバであ
り、そのコア12に、目的の誘導放出光を発生する第1
元素と、エネルギートランスファーにより第1元素を励
起する第2元素を添加してある。18は、第2元素を励
起する励起光を発生する励起光源、20は励起光源18
に一体化され、励起光源18を出力光を取り出すための
ピッグテイル・ファイバ、22はピッグテイルファイバ
20から出力される励起光をダブルクラッドファイバ1
0の内側クラッド14内に集光する集光レンズである。
【0016】上述の第1元素及び第2元素の組合せとし
ては、例えば、HoとTm、YbとNd、HoとYb、
TmとYb、ErとYb、HoとEr、及び、TmとE
rなどがある。エネルギートランスファの起こる準位と
その組合せとしては、 TmのH4からHoの Ndの3/2からYbの5/2 Ybの5/2からHoの Ybの5/2からTmの Ybの5/2からErの1/2 Erの13/2からHoの Erの13/2からTmの 等である。
【0017】誘導放出光を発生する第1元素の濃度は任
意に選択でき、例えば、濃度消光等の弊害のない1,0
00〜2,000ppm程度にする。一方、第1元素を
エネルギートランスファにより励起する第2元素の濃度
は、ファイバ10の製造上で問題のない範囲でできるだ
け高濃度にし、例えば、2,000〜50,000pp
mとする。エネルギートランスファによる励起では、エ
ネルギーを供与する原子数が多い程、効率の良いエネル
ギートランスファが起こる。従って、このような濃度設
定にすることで、エネルギートランスファにより第1元
素を高い効率で励起できる。
【0018】本実施例では、集光レンズ22により励起
光源18の出力光をダブルクラッドファイバ10の内側
クラッド14に集光する。コア12でなく、内側クラッ
ド14に集光すればよいので、効率的に、励起光がダブ
ルクラッドファイバ10に入射する。内側クラッド14
に入射した励起光は、伝搬に従いコア12内に移行す
る。
【0019】コア12内には、励起光を吸収する第2元
素を高濃度で添加してあるので、励起光は、内側クラッ
ド14への入射にも関わらず、効率よくコア12の第2
元素に吸収され得る。励起光により励起された第2元素
は、エネルギートランスファによりコア12内の第1元
素を励起する。励起された第1元素は、反転分布を形成
し、誘導放出光を発生する。発生された誘導放出光は、
ダブルクラッドファイバ10の端面でそのコア12から
外部に出力される。
【0020】本実施例では、誘導放出光を発生する第1
元素を、励起光により直接、励起するのではなく、第2
元素を介して間接的に励起する。即ち、誘導放出光を発
生する元素と励起光を吸収する元素を別にした。これに
より、誘導放出光の発生と励起光の吸収の2つの機能を
分離できる。各元素の濃度を独立に最適値に設定するこ
とにより、何れの機能も満足するように構成できる。
【0021】上記実施例では、第2元素のみが励起光源
18から出力される励起光を吸収するとしたが、第1元
素が励起光源18から出力される励起光を吸収しても良
い。すなわち、第1元素及び第2元素が共に、励起光源
18の出力光を吸収できるものであっても、基本的に、
第2元素がエネルギートランスファにより第1元素を励
起する限り、本発明の技術的範囲に含まれる。なぜなら
ば、第2元素の添加量は第1元素に比べて多いので、ど
ちらにしても、励起光の大部分は第2元素によって吸収
され、また、励起光の一部を第1元素が吸収したとし
て、動作の本質に変わりはないからである。
【0022】通常のファイバでなく、ダブルクラッドフ
ァイバを使用することにより、本実施例は以下の有用な
作用効果を奏する。すなわち、通常の単一クラッドのフ
ァイバのコアに上述の第1元素及び第2元素を添加した
場合、コアに励起光を入射することになり、励起できる
ファイバ長は、高濃度の第2元素の強い吸収のために極
めて短くなる。このような短尺ファイバでは、発光原子
数が少なく、また、発熱の問題が生じる。これでは、高
出力の誘導放出光を得るのが困難である。一方、本実施
例のように、ダブルクラッドファイバを使用した場合、
第2元素の濃度により、コアにおける励起光の吸収を第
1元素の濃度とは独立に調節できる。従って、本実施例
では、第1元素の原子数及びファイバ長の調節が可能で
あり、容易に高出力の誘導放出光を得ることができる。
【0023】第1元素の誘導放出光によるレーザ発振の
可能性を実際に確認した。ダブルクラッドファイバ10
をZBLAN系フッ化物ガラスで作成し、コア12には
第1元素として1,000ppmのHoを添加し、第2
元素として20,000ppmのTmを添加した。Ho
とTmの濃度は、以下のバルクガラスを使った実験によ
り決定した。すなわち、Ho濃度を1,000ppmに
固定し、Tmを1,000ppm、3,000ppm、
5,000ppm、10,000ppm及び20,00
0ppmにしたフッ化物のバルクガラスを作成し、Ho
からへの遷移移による2μm帯の発光強
度を調べた。その結果、3,000ppm以下のTm濃
度では発光が弱く、エネルギートランスファを効率よく
生じさせるには、5,000ppm以上のTm濃度が必
要であった。この結果から、Tm濃度を、製造に問題が
無く且つ高濃度である20,000ppmとした。
【0024】コア12の直径を6μm、内側クラッド1
4の直径を100μm、ファイバ10の外径(外側クラ
ッド16の直径)を125μm、ファイバ10の長さを
7mとした。励起光源18は0.8μm帯レーザダイオ
ード(LD)であり、ピッグテイルファイバ20とダブ
ルクラッドファイバ10は、実際には、バッドジョイン
トで結合した。
【0025】このような条件で、励起光源18の発生す
る励起光をファイバ10の内側クラッド14に入射した
ところ、2.05μm帯でレーザ発振した。そのスペク
トルを図2に示す。図2で、縦軸は光強度(任意目盛
り)、横軸は波長をそれぞれ示す。閾値は約200mW
であり、1Wを励起光に対して230mWの出力が得ら
れた。ここでは、共振器を特に用意せずに、ファイバ1
0の端面のフレネル反射による共振のみでも高効率のレ
ーザ発振が生じた。このことから、共振器を用意するこ
とで、極めて高効率なレーザ装置を実現できることが分
かる。
【0026】また、1.7乃至2.0μm帯ASE光源
の可能性も調べた。この場合には、戻り光をなくすため
に、ダブルクラッドファイバ10の両端面及びピッグテ
イルファイバ20の端面を12度に傾斜させて研磨し
た。励起光源18は、0.8μm帯LDである。コア1
2には第1元素として500ppmのHoを添加し、第
2元素として20,000ppmのTmを添加した。A
SE光源は広帯域である程、実用的価値が高い。そこ
で、広帯域のASE光が得られるように、Ho濃度及び
Tm濃度を以下の実験により決定した。Tm濃度を2
0,000ppmに固定し、Ho濃度を100ppm、
300ppm、500ppm、700ppm、1,00
0ppm、1,500ppm及び2,000ppmと変
化させたフッ化物ガラスを作成し、Hoのから
への遷移による2μm帯の発光と、Tmの
への遷移による1.8μm帯の発光を調べた。
【0027】その結果、Ho濃度が300乃至1000
ppmのガラス、即ち、濃度比が20<Tm/Ho<6
7の範囲で2つの発光ピークが重なり、1.7乃至2.
05μmの広帯域な発光スペクトルが得られることが判
明した。また、Tm濃度が3,000ppm以下の場
合、濃度比が上述の範囲内でも発光強度が弱く実用的で
はなかった。
【0028】以上の実験結果からHo濃度を500pp
m、Tm濃度を20,000ppmとした。ファイバ1
0のコア12の直径を10μm、内側クラッド14の直
径を120ミクロン、ファイバ10の長さを8mとし
て、励起光を内側クラッド14に入射したところ、1.
7乃至2.05μmの広帯域のASE光が得られた。そ
のスペクトルを図3に示す。図3で、縦軸は光強度(任
意目盛り)、横軸は波長をそれぞれ示す。300mW励
起の場合で、トータル出力は30mWであり、高効率で
あった。
【0029】図4は、本実施例を使用する波長可変レー
ザの概略構成図を示す。このレーザでは、1.7μm乃
至2.0μmの範囲でレーザ発振波長を選択できる。図
1と同じ構成要素には同じ符号を付してある。ファイバ
10と集光レンズ22との間に目的の波長帯1.7μ乃
至2.0μm帯を反射するミラー30を配置する。勿
論、ミラー30は励起光源18の出力する励起光を無損
失又は低損失で透過する。いうまでもないが、ファイバ
10の集光レンズ22側の端面をミラー30として機能
させても良い。
【0030】コリメータレンズ32は、ファイバ10の
第1元素が発生し、ファイバ10から出力される誘導放
出光を平行光束にする。コリメータレンズ32により平
行ビームされた光は、ホログラフィ回折格子34に入射
し、ここでミラー36に向けて反射される。ミラーで反
射された光は、再びホログラフィ回折格子34に入射
し、特別の波長成分がコリメータレンズ32を介して再
びファイバ10に入射する。
【0031】コリメータレンズ32からのビーム光の、
ホログラフィ回折格子34における反射角は、波長によ
り異なる。従って、ホログラフィ回折格子34に対する
ミラー36の位置及び角度を調節することで、ファイバ
10に戻る波長成分を調節できる。ファイバ10に戻っ
た成分は、ミラー30により反射されて再びファイバ1
0に入射する。このようにして、ミラー30,36によ
り共振器が形成される。このような波長可変の共振器構
造自体は、周知である。
【0032】コア12には、TmとHoの濃度比を20
<Tm/Ho<67とし、Tm濃度を5,000ppm
以上という条件、TmとHoを添加した。この条件で、
1.7μ乃至2.05μmの広い波長範囲にわたって強
い誘導放出光を得ることができた。すなわち、非常に広
帯域の波長可変レーザを実現できた。
【0033】
【発明の効果】以上の説明から容易に理解できるよう
に、本発明によれば、高効率及び高出力で、安価な誘導
放出光発生装置を実現できる。これにより、高効率、高
出力及び低コストなレーザ、増幅器及びASE光源を実
現でき、通信及び各種の産業分野に多大な貢献をもたら
すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施例の概略構成図である。
【図2】 本実施例による2.05μm帯レーザのスペ
クトル図である。
【図3】 本実施例による1.7乃至2.05μm帯A
SE光源のスペクトル例である。
【図4】 本発明の第2実施例の概略構成図である。
【符号の説明】 10:ダブルクラッドファイバ 12:コア 14:内側クラッド 16:外側クラッド 18:励起光源 20:ピッグテイルファイバ 22;集光レンズ 30:ミラー 32:コリメータレンズ 34:ホログラフィ回折格子 36:ミラー
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年5月24日(1999.5.2
4)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0016
【補正方法】変更
【補正内容】
【0016】上述の第1元素及び第2元素の組合せとし
ては、例えば、HoとTm、YbとNd、HoとYb、
TmとYb、ErとYb、HoとEr、及び、TmとE
rなどがある。エネルギートランスファの起こる準位と
その組合せとしては、 Tmの からHoの Ndの3/2からYbの5/2 Ybの5/2からHoの Ybの5/2からTmの Ybの5/2からErの 11/2 Erの13/2からHoの Erの13/2からTmの 等である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 野田 行雄 埼玉県上福岡市大原二丁目1番15号株式会 社ケイディディ研究所内 (72)発明者 中井 哲哉 埼玉県上福岡市大原二丁目1番15号株式会 社ケイディディ研究所内 (72)発明者 谷 俊男 埼玉県上福岡市大原二丁目1番15号株式会 社ケイディディ研究所内 (72)発明者 大野 俊一 東京都大田区大森北2丁目7番12号フルウ チ化学株式会社内 (72)発明者 須藤 智美 東京都大田区大森北2丁目7番12号フルウ チ化学株式会社内 Fターム(参考) 5F072 AB07 AK06 AK10 JJ02 JJ08 JJ12 KK30 RR01 YY17

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コア、内側クラッド及び外側クラッドを
    具備し、当該コアには誘導放出光を発生する第1元素及
    び当該第1元素をエネルギートランスファにより励起す
    る第2元素を添加したダブルクラッドファイバと、 当該第2元素を励起する励起光を発生する励起光源と、 当該励起光源の出力光を当該ダブルクラッドファイバの
    内側クラッドに入射する光結合手段とからなることを特
    徴とする誘導放出光発生装置。
  2. 【請求項2】 当該第1元素と当該第2元素の組合せ
    が、HoとTm、YbとNd、HoとYb、TmとY
    b、ErとYb、HoとEr、及びTmとErの何れか
    である請求項1に記載の誘導放出光発生装置。
  3. 【請求項3】 第1元素の濃度が1,000〜2,00
    0ppmであり、第2元素の濃度が2,000〜50,
    000ppmである請求項1に記載の誘導放出光発生装
    置。
  4. 【請求項4】 更に、当該ダブルクラッドファイバの両
    側に所定波長を反射する反射器を配置してある請求項1
    に記載の誘導放出光発生装置。
  5. 【請求項5】 コア、内側クラッド及び外側クラッドを
    具備し、当該コアには誘導放出光を発生する第1元素及
    び当該第1元素をエネルギートランスファにより励起す
    る第2元素を添加したことを特徴とする発光媒体。
  6. 【請求項6】 当該第1元素と当該第2元素の組合せ
    が、HoとTm、YbとNd、HoとYb、TmとY
    b、ErとYb、HoとEr、及びTmとErの何れか
    である請求項5に記載の発光媒体。
  7. 【請求項7】 第1元素の濃度が1,000〜2,00
    0ppmであり、第2元素の濃度が2,000〜50,
    000ppmである請求項5に記載の発光媒体。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100415804B1 (ko) * 2001-12-19 2004-01-24 한국전자통신연구원 희토류 첨가 광섬유 및 이를 이용한 광증폭기
JP2007134626A (ja) * 2005-11-14 2007-05-31 Fujikura Ltd ダブルクラッドファイバ、光ファイバ増幅器及びファイバレーザ

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