JP2000330463A - 語学学習システム - Google Patents

語学学習システム

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JP2000330463A
JP2000330463A JP13916099A JP13916099A JP2000330463A JP 2000330463 A JP2000330463 A JP 2000330463A JP 13916099 A JP13916099 A JP 13916099A JP 13916099 A JP13916099 A JP 13916099A JP 2000330463 A JP2000330463 A JP 2000330463A
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JP
Japan
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teaching material
terminal device
sentence
data
material data
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JP13916099A
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English (en)
Inventor
Tomohisa Suyama
智久 陶山
Noriko Saiki
典子 齋木
Hidehisa Takahashi
秀久 高橋
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 容易に教材を記録するができ、かつ記録した
教材に対して、分割、連結、削除、複写等の教材編集を
容易に行うことができ、指導者は様々な教材再生を行う
ことができる語学学習システムを提供する。 【解決手段】 教材蓄積配信装置2に記録する教材デー
タは教材データ蓄積手段21に記録され、同時に、記録さ
れた教材の情報が教材データ管理手段22に記録される。
また、指導者用端末装置1からネットワークを介して、
教材の分割、連結、削除、複写など編集要求を受信する
と、教材データ管理手段22に記憶されているセンテンス
開始/終了位置情報等が編集した教材情報に書き替えら
れる。記録した教材を学習者へ送信する場合、教材デー
タ管理手段22に記録されている教材情報から、送信する
教材を探し、教材データ蓄積手段21より読み出して学習
者用端末装置3に配信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、学習者が端末装置
に向かい、ネットワークから送られてくる教材を使って
学習する語学学習システムに関し、特に、効率的な語学
学習を可能にするものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、語学学習では、外国語を「聞
く」、「話す」という目的のために、磁気テープ等に記
録された音声を繰り返して聴取したり、その音声を真似
て発声練習したりする学習法が行われており、こうした
学習のために様々な態様で教材を再生する音声記録再生
装置が利用されている。
【0003】また、学習者側の端末装置に回答機能を設
け、学習者の理解度を確認するためのヒアリングテスト
が実施できる語学学習システムも開発されている。
【0004】図12は、こうした従来の語学学習システ
ムを示している。このシステムは、教師用の集中制御装
置であるマスターコンソール121と、カセットテープ教
材を作成・再生できるマスターテープレコーダ123と、
CD、LD、ビデオテープ等の教材を再生するAV機器
124と、生徒用の端末装置122とを備えており、生徒用端
末装置122は、音声入出力手段129と、学習者が回答を入
力する回答入力手段128と、マスターコンソール121との
音声信号の伝送や音声入出力手段129への音声信号の入
出力を制御するデッキ制御手段130とを具備し、また、
マスターコンソール121は、操作手段125と、表示手段12
6と、マスターテープレコーダー123やAV機器124との
音声・映像の入出力を制御する制御手段127とを具備し
ている。
【0005】このシステムのマスターコンソール121で
は、マスターテープレコーダー123やAV機器124の音
声、映像の入出力を制御して、複数の教材メディアから
必要な部分をマスターテープレコーダー123のカセット
テープに記録し、オリジナルの教材を作成することがで
きる。
【0006】また、マスターテープレコーダー123は、
再生音声の有音/無音を判別する有音/無音判別手段を
備えており、有音部分を再生中に無音を判別すると、有
音部の頭に巻戻して、繰り返し再生を行ったり、マスタ
ーコンソール121からの制御で、無音判別時に、任意の
時間ポーズ制御を掛けたりすることができる。
【0007】このマスターテープレコーダー123の再生
音声信号は、生徒用端末装置122に送られ、音声入出力
手段129から音声出力される。また、生徒が回答入力手
段128から入力した回答は、デッキ制御手段130を通じて
マスターコンソール121に送られて表示手段126に表示さ
れる。
【0008】また、複数の問題を有するヒアリングテス
トを実施する場合には、このテストのために、予め、マ
スターテープレコーダー123のカセットテープに、問題
の正答と問題に対する回答時間を指定するQue信号と
を記録する操作を行う。このカセットテープを再生する
ことにより、ヒアリングテストの自動進行が実現でき、
複数のクラスに対して全く同じテストを行うことができ
る。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような構
成では、作成した教材の音声部分の一部を削除したり、
挿入したりする場合に、新しい別の記録メディアを準備
して、教材を再度作成し直す必要があり、教材の変更に
手間が掛かる。
【0010】また、ヒアリングテストの自動進行カセッ
トテープを作成した後で、そのテスト内容の正答や回答
時間を一部だけ変更する必要が生じた場合にも、新たな
自動進行カセットテープを作成し直さなければならな
い。
【0011】また、再生中のリピート要求に対して、磁
気テープの巻き戻し操作を必要とするため、リピート区
間の頭出しに時間が掛かる。また、復習時に、リピート
要求を行った複数の音声区間だけを抽出して聴取しよう
とすると、多くの頭出し時間が必要になり、能率が良く
ない。
【0012】本発明は、こうした従来の問題点を解決す
るものであり、再生したい音声区間やリピート区間を即
座に再生することができ、また、その音声区間に対し
て、任意のポーズ時間を簡単に設定し、あるいは変更す
ることができ、また、自動進行するヒアリングテストの
ために作成したテスト問題の正答や回答時間を簡単に変
更することができる語学学習システムを提供することを
目的としている。
【0013】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明の語学学
習システムでは、教材蓄積配信装置と指導者用端末装置
と1または複数の学習者用端末装置とをネットワークで
接続し、教材蓄積配信装置に、教材データを蓄積する教
材データ蓄積手段と、蓄積された教材データの教材管理
データを管理する教材データ管理手段と、ネットワーク
を介してデータを送受信するネットワーク送受信手段と
を設け、指導者用端末装置に、外部入力手段から入力す
る音声に対して所定の分析または信号処理を行う分析信
号処理手段と、ネットワークを介してデータを送受信す
るネットワーク送受信手段と、教材蓄積配信装置から送
られた教材管理データを表示する表示手段と、教材蓄積
配信装置に蓄積された教材データに対して再生、記録、
編集の操作を行う操作手段と、指導者用端末装置の動作
を制御する制御手段とを設け、また、学習者用端末装置
に、ネットワークを介してデータを送受信するネットワ
ーク送受信手段と、ネットワークから受信した教材デー
タを音声で出力する音声出力手段と、学習者用端末装置
の動作を制御する制御手段とを設けている。
【0014】このシステムでは、指導者用端末装置の分
析信号処理手段で分析または信号処理された音声データ
が教材蓄積配信装置に送信されて教材データ蓄積手段に
蓄積され、その教材管理データが教材データ管理手段で
管理され、指導者用端末装置の操作手段で設定された再
生条件に基づいて、教材蓄積配信装置のネットワーク送
受信手段が、教材データ管理手段の教材管理データを読
み込み、教材データ蓄積手段から該当する教材データを
読み出して学習者用端末装置に配信する。
【0015】このように、教材データ管理手段を設ける
ことによって、教材データの任意の箇所を学習者用端末
装置に送信する場合に、教材データそのものから配信箇
所を探し出したりする必要が無いため、その配信を迅速
に行うことができる。また、教材データを編集する場合
に、教材データ自体を加工すること無く、センテンスへ
の分割・連結、削除、複写、移動などを自由に行うこと
ができる。また、教材データに対してポーズ時間や正答
を設定する場合でも、教材データ自体を加工すること無
く、教材管理データとして記憶することによって、ポー
ズ時間や正答を自由に設定することができ、自動進行に
よるヒアリングテストを効率的に行うことができる。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、教材蓄積配信装置と指導者用端末装置と学習者用端
末装置とをネットワークで接続した語学学習システムに
おいて、教材蓄積配信装置に、教材データを蓄積する教
材データ蓄積手段と、教材データ蓄積手段に蓄積された
教材データの教材管理データを管理する教材データ管理
手段と、ネットワークを介してデータを送受信するネッ
トワーク送受信手段とを設け、指導者用端末装置に、外
部入力手段から入力する音声に対して所定の分析または
信号処理を行う分析信号処理手段と、ネットワークを介
してデータを送受信するネットワーク送受信手段と、教
材蓄積配信装置から送られた教材管理データを表示する
表示手段と、教材蓄積配信装置に蓄積された教材データ
に対して再生、記録、編集の操作を行う操作手段と、指
導者用端末装置の動作を制御する制御手段とを設け、学
習者用端末装置に、ネットワークを介してデータを送受
信するネットワーク送受信手段と、ネットワークから受
信した教材データを音声で出力する音声出力手段と、学
習者用端末装置の動作を制御する制御手段とを設け、指
導者用端末装置の分析信号処理手段で分析または信号処
理された音声データが教材蓄積配信装置に送信されて教
材データ蓄積手段に蓄積され、その教材管理データが教
材データ管理手段で管理され、指導者用端末装置の操作
手段で設定された再生条件に基づいて、教材蓄積配信装
置のネットワーク送受信手段が、教材データ管理手段の
教材管理データを読み込み、教材データ蓄積手段から該
当する教材データを読み出して学習者用端末装置に配信
するようにしたものであり、教材データそのものから配
信箇所を探し出したりする必要が無いため、教材データ
の任意の箇所を迅速に配信することが可能になる。
【0017】請求項2に記載の発明は、指導者用端末装
置の分析信号処理手段に、音声量子化手段とセンテンス
開始位置記憶手段とを設け、外部入力手段から入力する
音声を音声量子化手段が量子化し、操作手段からのセン
テンス分割要求に基づいて、センテンス開始位置記憶手
段が、その時点のポインタ値を記憶し、量子化された音
声データとセンテンス開始位置記憶手段に記憶されたポ
インタ値とを教材蓄積配信装置に送信して、音声データ
を教材データ蓄積手段に蓄積し、ポインタ値を教材デー
タ管理手段で管理するようにしたものであり、音声デー
タ自体には手を加えずに、センテンスへの分割を行うこ
とができる。
【0018】請求額3に記載の発明は、指導者用端末装
置の分析信号処理手段に、音声量子化手段と有音/無音
判定手段とセンテンス開始位置記憶手段とを設け、外部
入力手段から入力する音声を音声量子化手段が量子化
し、この音声の有音/無音を有音/無音判定手段が判別
し、有音/無音判定手段が無音を判定した時点のポイン
タ値をセンテンス開始位置記憶手段が記憶し、量子化さ
れた音声データとセンテンス開始位置記憶手段に記憶さ
れたポインタ値とを教材蓄積配信装置に送信して、音声
データを教材データ蓄積手段に蓄積し、ポインタ値を教
材データ管理手段で管理するようにしたものであり、音
声データのセンテンスへの分割を自動的に行うことがで
きる。
【0019】請求項4に記載の発明は、教材蓄積配信装
置の教材データ管理手段に、センテンス開始/終了位置
記憶手段を設け、指導者用端末装置の操作手段より与え
られた教材編集条件に従って教材データをセンテンスに
分割するとき、教材データ自体は加工しないで、センテ
ンス開始/終了位置記憶手段に、各センテンスの開始/
終了位置を記憶するようにしたものであり、音声データ
自体には手を加えずに、センテンスへの分割を行うこと
ができる。
【0020】請求項5に記載の発明は、指導者用端末装
置の操作手段より与えられた教材編集条件に従って教材
データのセンテンスを連結するとき、教材データ自体は
加工しないで、センテンス開始/終了位置記憶手段に、
連結されたセンテンスの開始/終了位置を記憶するよう
にしたものであり、音声データ自体には手を加えずに、
センテンスを連結することができる。
【0021】請求項6に記載の発明は、指導者用端末装
置の操作手段より与えられた教材編集条件に従って教材
データのセンテンスを削除するとき、教材データ自体は
加工しないで、センテンス開始/終了位置記憶手段に記
憶された該当するセンテンスの開始/終了位置を削除す
るようにしたものであり、音声データ自体には手を加え
ずに、センテンスを削除することができる。
【0022】請求項7に記載の発明は、教材蓄積配信装
置の教材データ管理手段に、教材ファイル名記憶手段と
センテンス開始/終了位置記憶手段とを設け、指導者用
端末装置の操作手段より与えられた教材編集条件に従っ
て教材データを複写または移動するとき、教材データ自
体は加工しないで、教材ファイル名記憶手段で、教材デ
ータの教材ファイル名を複写または移動して記憶し、セ
ンテンス開始/終了位置記憶手段で、教材データのセン
テンスの開始/終了位置を複写または移動して、教材フ
ァイル名記憶手段に複写または移動して記憶された教材
ファイル名と関連付けて記憶するようにしたものであ
り、音声データ自体には手を加えずに、センテンスの複
写や移動を行うことができる。
【0023】請求項8に記載の発明は、教材蓄積配信装
置の教材データ管理手段に、ポーズ時間記憶手段を設
け、指導者用端末装置の操作手段より与えられた教材編
集条件に従って任意のセンテンスにポーズ時間を挿入す
るとき、教材データ自体は加工しないで、ポーズ時間記
憶手段で、センテンスに挿入されたポーズ時間を記憶す
るようにしたものであり、音声データ自体には手を加え
ずに、センテンスに対して任意のポーズ時間を設定する
ことができる。
【0024】請求項9に記載の発明は、教材蓄積配信装
置の教材データ管理手段に、コメント文記憶手段を設
け、指導者用端末装置の操作手段より与えられた教材編
集条件に従って任意のセンテンスにコメント文を付すと
き、教材データ自体は加工しないで、コメント文記憶手
段で、センテンスに対応させてコメント文を記憶するよ
うにしたものであり、音声データ自体には手を加えず
に、センテンスに対して任意のコメントを付すことがで
きる。
【0025】請求項10に記載の発明は、教材蓄積配信
装置の教材データ管理手段に、指導者用端末装置の操作
手段より与えられた教材データのセンテンスに挿入する
ポーズ時間を記憶するポーズ時間記憶手段と、指導者用
端末装置の操作手段より与えられたセンテンスに対する
正答を記憶する正答記憶手段とを設け、また、学習者用
端末装置に、回答を入力する操作手段を設け、学習者用
端末装置に配信された教材データのセンテンスが音声出
力手段から音声出力されている間の操作手段からの回答
入力を禁止し、ポーズ時間中の操作手段からの回答入力
を可能にしたものであり、ヒアリングテストを自動進行
させることができる。
【0026】請求項11に記載の発明は、教材蓄積配信
装置に正答配信手段を設け、また、学習者用端末装置に
表示手段を設けて、指導者用端末装置からの正答配信要
求に応じて、正答配信手段が、正答記憶手段に記憶され
ている正答を読み込んで学習者用端末装置に送信し、学
習者用端末装置の表示手段が、受信した正答を表示する
ようにしたものであり、学習者に対して、ヒアリングテ
ストの正答を示すことができる。
【0027】請求項12に記載の発明は、学習者用端末
装置に、ヒアリングテストにおいて正答した数を記憶す
る正答数記憶手段を設け、ヒアリングテスト終了時に、
正答数記憶手段に記憶された正答数が学習者用端末装置
の表示手段に表示されるようにしたものであり、学習者
に対して、ヒアリングテストで正解した数を示すことが
できる。
【0028】請求項13に記載の発明は、指導者用端末
装置に、設定された回答時間を記憶する回答時間記憶手
段を設け、設定された回答時間が経過するまで、学習者
用端末装置の操作手段による回答の入力を可能にしたも
のであり、ヒアリングテストの回答受け付け時間を任意
に設定することができる。
【0029】請求項14に記載の発明は、指導者用端末
装置に、設定された回答率(回答した学習者の人数/受
講者数)を記憶する回答率記憶手段を設け、回答した学
習者の人数が、設定された回答率を超えたとき、学習者
用端末装置の操作手段による回答の入力を禁止するよう
にしたものであり、回答した学習者の割合が設定値に達
したとき、回答受け付けを締め切ることができる。
【0030】以下、本発明の実施の形態について、図1
から図11を用いて説明する。
【0031】(第1の実施形態)第1の実施形態の語学
学習システムは、図1に示すように、LANによって接
続された指導者用端末装置1、学習者用端末装置3及び
教材蓄積配信装置2を備え、また、磁気メディア等に記
録された教材用の音声を指導者用端末装置1に入力する
外部入力手段4を備えている。
【0032】指導者用端末装置1は、外部入力手段4か
ら入力する音声に対して所定の分析または信号処理を行
う分析・信号処理手段11と、LANを通じて音声データ
やコマンドを送受信するネットワーク送受信手段12と、
教材蓄積配信装置2から受信した教材の管理情報を表示
する表示手段15と、教材蓄積配信装置2に蓄積された教
材の再生、記録、編集などの操作を行う操作手段14と、
その制御を行う制御手段13とを具備し、また、教材蓄積
配信装置2は、学習教材を蓄積する教材データ蓄積手段
21と、蓄積された学習教材の内容を管理する教材データ
管理手段22と、LANを介して音声データやコマンドを
送受信するネットワーク送受信手段23とを具備し、ま
た、学習者用端末装置3は、LANを通じて音声データ
やコマンドを受信するネットワーク送受信手段32と、音
声データを出力する音声出力手段31と、その制御を行う
制御手段33とを備えている。学習者用端末装置3は、1
つでも複数でもよい。
【0033】以下、その動作について説明する。
【0034】外部入力手段4からアナログ音声教材が入
力すると、指導者用端末装置1の分析・信号処理手段11
は、音声量子化等の信号処理を行い、信号処理された教
材は、ネットワーク送受信手段12を通じて、教材蓄積配
信装置2に送られる。
【0035】教材蓄積配信装置2では、受信した教材の
管理情報である教材管理データを教材データ管理手段22
に記録し、教材データを教材データ蓄積手段21に蓄積す
る。こうして教材蓄積配信装置2の教材データ蓄積手段
21に、既に教材データが記録されている状態において、
指導者が、指導者用端末装置1の操作手段14から、教材
蓄積配信装置2に対して教材データの読み出し要求を行
うと、制御手段13は、指導者用端末装置1のネットワー
ク送受信手段12と教材蓄積配信装置2のネットワーク送
受信手段23とを制御して、教材データ管理手段22に記憶
されている教材管理データ情報を読み出し、表示手段15
に表示する。
【0036】指導者が、表示手段15に表示された教材管
理データの中から、学習者に送信したい教材を操作手段
14で設定すると、制御手段13は、教材の送信先の学習者
用端末装置3と教材蓄積配信装置2とに対して、教材送
信開始要求を出す。
【0037】これを受けて、教材蓄積配信装置2のネッ
トワーク送受信手段23は、教材データ管理手段22から教
材管理データを読み込み、要求のあった教材を教材デー
タ蓄積手段21から読み出して、学習者用端末装置3へ送
信開始する。
【0038】一方、学習者用端末装置3では、ネットワ
ーク送受信手段32が、LANから受信したデータに対し
て、制御信号であるか教材データであるかを識別して、
制御信号を制御手段33に、教材データを音声出力手段31
に出力する。制御手段33は、指導者用端末装置1から送
られた教材送信開始要求を受けて、音声出力手段31を起
動し、音声出力手段31は、教材蓄積配信装置2から送ら
れた教材データを復号化して音声出力する。
【0039】その結果、学習者は、指導者が選定した教
材を聴取することができる。
【0040】また、指導者用端末装置1では、外部入力
手段4からアナログ音声教材が入力した場合に、分析・
信号処理手段11で、音声量子化等の信号処理を行い、ネ
ットワーク送受信手段12を通じて、学習者用端末装置3
へ送信することもできる。
【0041】このとき、学習者用端末装置3では、教材
蓄積配信装置2の教材データを受信した場合と同じよう
に、指導者用端末装置1から送信された教材データを復
号化して音声出力手段31から音声出力する。
【0042】このように、この実施形態の語学学習シス
テムでは、外部入力手段から入力する磁気メディア等に
記録された教材を編集して蓄積したり、蓄積された複数
の教材の中から教材を選択して学習者に提供したりする
ことが容易に実施できる。
【0043】(第2の実施形態)第2の実施形態の語学
学習システムは、センテンスに分割した教材を作成する
ことができる。
【0044】このシステムでは、指導者用端末装置1
が、外部入力手段4から入力された音声教材を量子化す
る音声量子化手段16と、操作手段14からセンテンスの分
割操作が行われたときのセンテンス開始位置を記憶する
センテンス開始位置記憶手段17とを備えている。その他
の構成は第1の実施形態(図1)と変わりがない。
【0045】このシステムでは、指導者が、外部入力手
段4にカセットテープレコーダーやVTR等のAV機器
を接続して、複数のテープ教材を教材蓄積配信装置2へ
記録させる。
【0046】指導者は、まず、操作手段14から、外部入
力手段4の教材を教材蓄積配信装置2へ記録開始するた
めの設定を行う。
【0047】音声量子化手段16は、外部入力手段4から
入力するアナログ音声信号に対して所定の音声量子化を
行い、量子化された音声データをネットワーク送受信手
段12へ転送する。
【0048】指導者は、記録中の任意の音声に対して、
センテンス分割要求を操作手段14より発生させる。これ
を受けて、制御手段13は、音声量子化手段16に対して、
現在のポインタ値をセンテンス開始位置記憶手段17に出
力するように制御し、センテンス開始位置記憶手段17に
対して、音声量子化手段16から出力されたポインタ値
(即ち、センテンス開始位置)を記憶するように制御す
る。
【0049】指導者が、操作手段14から教材の記録の終
了を指示すると、ネットワーク送受信手段12は、量子化
された教材音声データと、センテンス開始位置記憶手段
17に記憶されたセンテンス開始位置情報とを教材蓄積配
信装置2のネットワーク送受信手段23へ送信する。
【0050】教材蓄積配信装置2に送られた量子化され
た教材音声データは、教材データ蓄積手段21に蓄積さ
れ、また、センテンス開始位置情報は教材データ管理手
段22に記録される。
【0051】指導者が、センテンスに分割した教材を選
択して学習者の下に送る場合には、第1の実施形態で説
明したように、教材データ管理手段22に記憶されている
教材管理データ情報を読み出して、指導者用端末装置1
の表示手段15に表示し、該当する教材データの読み出し
要求を操作手段14から行う。
【0052】この要求を受けた教材蓄積配信装置2のネ
ットワーク送受信手段23は、教材データ管理手段22から
教材管理データを読み込み、要求のあった教材を教材デ
ータ蓄積手段21から読み出して、教材管理データに記録
されたセンテンスに分割して学習者用端末装置3へ送信
する。
【0053】このように、この実施形態のシステムで
は、音声データ本体は加工することなく、それぞれのセ
ンテンス開始位置を記録することによって、教材を複数
のセンテンスに分割することができる。
【0054】(第3の実施形態)第3の実施形態のシス
テムでは、教材のセンテンスへの分割を自動的に行うこ
とができる。
【0055】このシステムでは、図3に示すように、指
導者用端末装置1が、入力する音声の有音/無音を判定
する有音/無音判定手段18を具備している。その他の構
成は第2の実施形態(図2)と変わりがない。
【0056】このシステムの基本的な動作は第2の実施
形態と同様である。
【0057】指導者は、外部入力手段4にカセットテー
プレコーダーやVTR等のAV機器を接続して複数のテ
ープ教材を教材蓄積配信装置2へ記録する場合に、操作
手段14から、外部入力手段4の教材を教材蓄積配信装置
2へ記録開始するための設定と、自動によるセンテンス
分割の設定とを行う。
【0058】音声量子化手段16は、外部入力手段4から
入力するアナログ音声信号に対して所定の音声量子化を
行い、量子化された音声データを有音/無音判定手段18
へ転送する。
【0059】有音/無音判定手段18は、音声量子化され
たデータの有音、無音を判別し、0.5秒から1.5秒
の範囲の無音を識別すると、現在のポインタ値をセンテ
ンス開始位置記憶手段17に出力し、センテンス開始位置
記憶手段17は、有音/無音判定手段18から出力されたポ
インタ値を記憶する。また、有音/無音判定手段18は、
量子化された音声データをネットワーク送受信手段12へ
転送する。
【0060】指導者が、操作手段14から教材の記録の終
了を指示すると、ネットワーク送受信手段12は、量子化
された教材音声データと、センテンス開始位置記憶手段
17に記憶されたセンテンス開始位置情報とを教材蓄積配
信装置2のネットワーク送受信手段23へ送信する。
【0061】教材蓄積配信装置2に送られた、量子化さ
れた教材音声データは、教材データ蓄積手段21に蓄積さ
れ、また、センテンス開始位置情報は教材データ管理手
段22に記録される。
【0062】このように、この実施形態のシステムで
は、教材のセンテンスへの分割を自動的に行うことがで
きる。
【0063】(第4の実施形態)第4の実施形態の語学
学習システムでは、教材蓄積配信装置に蓄積した教材に
対する編集を行うことができる。
【0064】このシステムでは、図4に示すように、教
材蓄積配信装置2の教材データ管理手段22が、センテン
スの開始位置及び終了位置を記憶するセンテンス開始/
終了位置記憶手段24と、教材管理データとして教材ファ
イル名を記憶する教材ファイル名記憶手段25とを備えて
いる。その他の構成は第1の実施形態(図1)と変わり
がない。
【0065】このシステムの動作について説明する。
【0066】教材蓄積配信装置2の教材データ蓄積手段
21には、すでに教材データが記録されているとする。指
導者は、指導者用端末装置1の操作手段14から、教材蓄
積配信装置2の教材データ蓄積手段21に記録されている
教材データの読み出し要求を行い、表示手段15へ、教材
ファイル名記憶手段25に記憶された教材管理データ情報
を表示させ、その教材管理データ情報の中から選択した
教材の教材データを教材データ蓄積手段21から呼び出し
て表示させる。
【0067】指導者は、表示手段15に出力されている教
材データの任意のセンテンスに対して分割要求を繰作手
段14で行う。
【0068】制御手段13は、ネットワーク送受信手段12
と教材蓄積配信手段2のネットワーク送受信手段23とを
制御して、センテンス開始/終了位置記憶手段24に、分
割されたセンテンスの開始/終了ポインタ値を追加記憶
させる。
【0069】指導者が、センテンスに分割した教材を選
択して、学習者に送信する操作を行った場合には、制御
手段13は、教材の送信先の学習者用端末装置3と教材蓄
積配信装置2とに対して教材送信開始要求を出し、教材
蓄積配信装置2のネットワーク送受信手段23は、教材フ
ァイル名記憶手段25から送信する教材ファイル名を読み
込み、センテンス開始/終了位置記憶手段24からその教
材のセンテンス情報を読み込み、教材データ蓄積手段21
から該当する教材データを読み出して、センテンスに分
割して学習者用端末装置3へ送信する。
【0070】このように、教材蓄積配信装置2に蓄積さ
れた教材に対して、センテンス開始/終了位置記憶手段
を用いることにより、教材そのものには手を加えずに、
容易にセンテンスに分割することができる。
【0071】また、このシステムでは、教材の複数に分
割されたセンテンスを、教材データ自体には加工せず
に、1つのセンテンスに連結することができる。この場
合のシステムの動作について、次に説明する。
【0072】教材蓄積配信装置2の教材データ蓄積手段
21には、すでに教材データが記録されているとする。指
導者は、指導者用端末装置1の操作手段14から、教材蓄
積配信装置2に対する教材データの読み出し要求を行
い、表示手段15へ、教材ファイル名記憶手段25に記憶さ
れた教材管理データ情報を表示させ、その教材管理デー
タ情報の中から、選択した教材のセンテンス分割情報を
センテンス開始/終了位置記憶手段24から呼び出して表
示させる。
【0073】指導者は、表示手段15に出力されている教
材情報を基に、分割されている任意のセンテンスを連結
するための連結要求を繰作手段14から行う。
【0074】制御手段13は、ネットワーク送受信手段12
と教材蓄積配信手段2のネットワーク送受信手段23とを
制御して、センテンス開始/終了位置記憶手段24に、連
結指示された2つのセンテンスが1つのセンテンスとな
るように、センテンスの開始/終了ポインタ値を変更し
て記憶させる。
【0075】連結したセンテンス教材を選択して学習者
に送信する場合の動作は、先に説明した、分割したセン
テンス教材を学習者に送信する場合と同じである。
【0076】このように、教材蓄積配信装置2に蓄積さ
れた教材に対して、センテンス開始/終了位置記憶手段
を用いることにより、教材そのものには手を加えずに、
2つのセンテンスを1つのセンテンスに連結することが
できる。
【0077】また、このシステムでは、教材の分割され
ている任意のセンテンスを、教材データ自体には加工せ
ずに、削除することができる。この場合のシステムの動
作について、次に説明する。
【0078】教材蓄積配信装置2の教材データ蓄積手段
21には、すでに教材データが記録されているとする。指
導者は、指導者用端末装置1の操作手段14から、教材蓄
積配信装置2に対する教材データの読み出し要求を行
い、表示手段15へ、教材ファイル名記憶手段25に記憶さ
れた教材管理データ情報を表示させ、その教材管理デー
タ情報の中から、選択した教材のセンテンス分割情報を
センテンス開始/終了位置記憶手段24から呼び出して表
示させる。
【0079】指導者は、表示手段15に出力されている教
材情報を基に、任意のセンテンスの削除要求を繰作手段
14から行う。
【0080】制御手段13は、ネットワーク送受信手段12
と教材蓄積配信手段2のネットワーク送受信手段23とを
制御して、センテンス開始/終了位置記憶手段24に、削
除するセンテンスの開始/終了ポインタ値を削除させ
る。
【0081】削除されたセンテンスを含む教材を選択し
て学習者に送信する場合の動作は、先に説明した、分割
したセンテンス教材を学習者に送信する場合と同じであ
る。このとき、削除されたセンテンスについては、送出
されない。
【0082】このように、教材蓄積配信装置2に蓄積さ
れた教材に対して、センテンス開始/終了位置記憶手段
を用いることにより、実際に記録されている教材を削除
することなく、センテンスを削除することができる。
【0083】また、このシステムでは、教材データ自体
には加工せずに、教材蓄積配信装置2に教材を複写して
記録することができる。この場合のシステムの動作につ
いて、次に説明する。
【0084】教材蓄積配信装置2の教材データ蓄積手段
21には、すでに教材データが記録されているとする。指
導者は、指導者用端末装置1の操作手段14から、教材蓄
積配信装置2に対する教材データの読み出し要求を行
い、表示手段15へ、教材ファイル名記憶手段25に記憶さ
れた教材管理データ情報を表示させる。
【0085】指導者は、表示手段15に出力されている教
材情報を基に、任意の教材の複写要求を繰作手段14から
行う。
【0086】制御手段13は、ネットワーク送受信手段12
と教材蓄積配信手段2のネットワーク送受信手段23とを
制御して、教材ファイル名記憶手段25及びセンテンス開
始/終了位置記憶手段24に、複写する教材の教材ファイ
ル名及びセンテンスの開始/終了ポインタ値を記録させ
る。
【0087】再び、指導者用端末装置1の操作手段14
で、教材データ読み出し要求を行い、表示手段15へ教材
情報を表示させた場合には、同じ教材が複数表示される
ことになる。
【0088】このように、記録されている教材に対し
て、センテンス開始/終了位置記憶手段と教材ファイル
名記憶手段とを用いることによって、教材そのものを再
度記録しなくても、教材データの複写を行うことができ
る。
【0089】以上のように、この実施形態のシステムで
は、記録した教材自体には加工すること無く、教材のセ
ンテンスへの分割、センテンスの連結、センテンスの削
除、教材データの複写などの編集を容易に実施すること
ができる。
【0090】(第5の実施形態)第5の実施形態の語学
学習システムでは、任意のセンテンスに対してポーズ時
間を設定することができる。
【0091】このシステムでは、図5に示すように、教
材蓄積配信装置2が、センテンスに対して設定されたポ
ーズ時間を記憶するポーズ時間記憶手段26を備えてい
る。その他の構成は第1の実施形態(図1)と変わりが
ない。
【0092】このシステムの動作について説明する。
【0093】教材蓄積配信装置2の教材データ蓄積手段
21には、すでに教材データが記録されているとする。指
導者は、指導者用端末装置1の操作手段14を用いて、こ
の記録されている教材データの読み出し要求を行い、表
示手段15へ教材情報を表示させる。指導者は、表示手段
15に出力されている教材情報の任意のセンテンスに対し
て、ポーズ時間の設定を操作手段14で行い、制御手段13
は、ネットワーク送受信手段12と教材蓄積配信装置2の
ネットワーク送受信手段23とを制御して、ポーズ時間記
憶手段26へ、設定されたポーズ時間を記憶させる。
【0094】そして、指導者が、操作手段14から、ポー
ズ時間を挿入した教材を選択して学習者への送信を指示
すると、制御手段13は、送信先の学習者用端末装置3と
教材蓄積配信装置2とに対して、教材送信開始要求を出
す。これを受けて、教材蓄積配信装置2のネットワーク
送受信手段23は、送信する教材を教材データ記憶手段21
から、また、挿入されているポーズ時間をポーズ時間記
憶手段26から読み出し、学習者用端末装置3へ送信を開
始する。
【0095】学習者用端末装置3のネットワーク送受信
手段32は、受信したデータが制御信号か教材音声データ
かを判別して、制御信号を制御手段33に、教材音声デー
タを音声出力手段31に出力する。音声出力手段31は教材
データを復号化して音声出力し、制御手段33は、音声出
力手段31から各センテンスのポーズ時間が経過した後に
次のセンテンスが音声出力されるように音声出力手段31
を制御する。
【0096】その結果、学習者は、教材のセンテンスを
聞き取ると、設定した時間ポーズ状態となり、ポーズ時
間が経過すると、次のセンテンスを聞き取る、という形
態で教材を聴取することができる。
【0097】このように、この実施形態のシステムで
は、ポーズ時間記憶手段を設けることによって、記録さ
れている教材自体には加工しないで、各センテンスのポ
ーズ時間を任意に設定することができ、ヒアリング練習
やスピーキング練習などの様々な教材に適宜のポーズ時
間を付して再生することができる。
【0098】(第6の実施形態)第6の実施形態の語学
学習システムでは、教材にコメント文を付して学習者に
送信することができる。
【0099】このシステムでは、図6に示すように、教
材蓄積配信装置2が、教材に付されたコメント文を記憶
するコメント文記憶手段27を具備しており、また、学習
者用端末装置3が、コメント文を表示する表示手段34を
具備している。その他の構成は第1の実施形態(図1)
と変わりがない。
【0100】このシステムの動作について説明する。
【0101】教材蓄積配信装置2の教材データ蓄積手段
21には、すでに教材データが記録されているとする。指
導者は、指導者用端末装置1の操作手段14を用いて、こ
の記録されている教材データの読み出し要求を行い、表
示手段15へ教材情報を表示させる。指導者は、表示手段
15に出力されている教材情報の任意のセンテンスに対し
て、教材内容の詳細やヒント等をコメント文字列とし
て、操作手段14から入力する。制御手段13は、ネットワ
ーク送受信手段12と教材蓄積配信手段2のネットワーク
送受信手段23とを制御して、入力されたコメント文字列
をコメント文記憶手段27へ記憶させる。
【0102】そして、指導者が、操作手段14から、コメ
ント文字列を入力した教材を選択して学習者への送信を
指示すると、制御手段13は、送信先の学習者用端末装置
3と教材蓄積配信装置2とに対して、教材送信開始要求
を出す。
【0103】これを受けて、教材蓄積配信装置2のネッ
トワーク送受信手段23は、教材データ記憶手段21から送
信する教材を、また、コメント文記憶手段27から記憶さ
れているコメント文字列を読み出し、学習者用端末装置
3へ送信を開始する。
【0104】学習者用端末装置3のネットワーク送受信
手段32は、受信したデータが、教材音声データであるか
コメント文字列データであるかを判別し、教材音声デー
タは音声出力手段31に、コメント文字列データは制御手
段33に出力する。
【0105】音声出力手段31は教材データを復号化して
音声出力し、制御手段33はコメント文字列を表示手段34
から出力する。
【0106】このように、この実施形態のシステムで
は、記録されている教材に対して、コメント文を付して
学習者用端末装置へ同時に送出することができ、学習者
のレベルに合わせた学習指導が行えることになる。
【0107】(第7の実施形態)第7の実施形態では、
ヒアリングテストの自動進行を行う語学学習システムに
ついて説明する。
【0108】このシステムでは、図7に示すように、教
材蓄積配信装置2が、教材データ管理手段として、任意
のセンテンスに対して設定されたポーズ時間を記憶する
ポーズ時間記憶手段26と、ヒアリングテストの正答を記
憶する正答記憶手段28とを具備し、また、学習者用端末
装置3が、回答を入力する操作手段35と、受信メッセー
ジ等を表示する表示手段34とを具備している。その他の
構成は第1の実施形態(図1)と変わりがない。
【0109】このシステムの動作について説明する。
【0110】教材蓄積配信装置2の教材データ蓄積手段
21には、すでに教材データが記録され、また、ポーズ時
間記憶手段26には、任意のセンテンスに対するポーズ時
間が記録されているとする。
【0111】指導者は、指導者用端末装置1の操作手段
14を用いて、この記録されている教材データを指導者用
端末装置1の表示手段15に出力させ、センテンスのポー
ズ情報に対応付けて正答を入力する。制御手段13は、指
導者用端末装置1のネットワーク送受信手段12と教材蓄
積配信装置2のネットワーク送受信手段23とを制御し
て、正答記憶手段28に正答を記憶させる。
【0112】指導者が指導者用端末装置1の操作手段14
から教材を選択してヒアリングテストの開始を指示する
と、教材データ蓄積手段21に記録されている教材の学習
者への送信が開始される。センテンスが再生されている
期間は問題提示期間である。センテンスの再生が終わ
り、ポーズ時間が開始すると、指導者用端末装置1の制
御手段13は、ネットワーク送受信手段12を通じて、学習
者用端末装置3のネットワーク送受信手段32に回答開始
要求コマンドを送信する。
【0113】この回答開始要求コマンドを受けた学習者
用端末装置3では、学習者の回答の入力が可能になり、
その旨が表示手段34に表示される。学習者が操作手段35
から回答を入力すると、制御手段33は、入力した回答デ
ータを指導者用端末装置1へ送信するように、ネットワ
ーク送受信手段32を制御する。
【0114】指導者用端末装置1の制御手段13は、各々
の学習者の回答内容と正答記憶手段28に記憶されている
正答とを比較し、各学習者のテスト結果を集計する。
【0115】ポーズ時間が終了すると、指導者用端末装
置1の制御手段13は、自動的に、回答締め切りコマンド
を学習者用端末装置3のネットワーク送受信手段32に送
信し、これを受けて、学習者用端末装置3の制御手段33
は、回答締め切りを表示手段34に表示し、学習者が回答
を入力できないように操作手段35を制御する。
【0116】このように、この実施形態の語学学習シス
テムでは、ヒアリングテストを実施する場合に、予め学
習者の回答可能な時間をポーズ時間記憶手段に記憶し、
その問題の正答を正答記憶手段に記憶しておくことによ
って、ヒアリングテストの自動進行が容易に行えること
になる。
【0117】(第8の実施形態)第8の実施形態の語学
学習システムでは、ヒアリングテストの正答を学習者に
伝えることができる。
【0118】このシステムでは、図8に示すように、教
材蓄積配信装置2が、正答を配信する正答配信手段29を
備えている。その他の構成は第7の実施形態(図7)と
変わりがない。
【0119】このシステムの基本的な動作は第8の実施
形態と同様である。
【0120】教材蓄積配信装置2の教材データ蓄積手段
21には、すでに教材データが記録されており、ポーズ時
間記憶手段26には、任意のセンテンスに対するポーズ時
間が記録されており、また、正答記憶手段28には問題に
対する正答情報が記憶されているとする。
【0121】指導者は、ヒアリングテストを実施する前
に、操作手段14から、各問題の回答締め切りと同時に、
学習者に問題の正答を表示させる設定を行う。
【0122】指導者が任意の教材を選択してヒアリング
テストを開始すると、指導者用端末装置1の制御手段13
は、各センテンスの後のポーズ時間が終了するごとに、
ネットワーク送受信手段12を通じて、学習者用端末装置
3に回答締め切りコマンドを送信し、また、教材蓄積配
信装置2の正答配信手段29及びネットワーク送受信手段
23に対して、正答を学習者用端末装置3のネットワーク
送受信手段32に送信するように制御する。
【0123】正答配信手段29は、ポーズ時間に対応する
正答を正答記憶手段28から読み出し、ネットワーク送受
信手段32は、その正答を学習者用端末装置3に送信す
る。
【0124】学習者用端末装置3の制御手段33は、受信
した正答情報を表示手段34へ出力させる。
【0125】このように、この実施形態のシステムで
は、各問題の正答を学習者へ提示することができる。
【0126】(第9の実施形態)第9の実施形態の語学
学習システムでは、正解した回答数を学習者用端末装置
で記憶することができる。
【0127】このシステムでは、図9に示すように、学
習者用端末装置3が、正解した回答数を記憶する正答数
記憶手段36を具備している。その他の構成は第7の実施
形態(図7)と変わりがない。
【0128】このシステムの基本動作は、第7の実施形
態と同様である。
【0129】教材蓄積配信装置2の教材データ蓄積手段
21には、すでに教材データが記録されており、ポーズ時
間記憶手段26には、任意のセンテンスに対するポーズ時
間が記録されており、また、正答記憶手段28には問題に
対する正答情報が記憶されているとする。
【0130】指導者は、ヒアリングテストを実施する前
に、操作手段14より、ヒアリングテスト終了時に、各学
習者のテスト結果を表示する設定を行う。
【0131】指導者が任意の教材を選択してヒアリング
テストを開始し、学習者が操作手段35から回答を入力す
ると、指導者用端末装置1の制御手段13は、各々の学習
者の回答内容と正答記憶手段28に記憶されている正答と
を比較し、各学習者のテスト結果を集計する。
【0132】各センテンスの後のポーズ時間が終了する
と、指導者用端末装置1の制御手段13は、ネットワーク
送受信手段12を通じて、各学習者用端末装置3に回答締
め切りコマンドを送信し、また、各学習者用端末装置3
から入力した回答の正解・不正解の情報をそれぞれの学
習者用端末装置3に送信する。
【0133】学習者用端末装置3の制御手段33は、正解
した回答の数を正答数記憶手段29で記憶させ、ヒアリン
グテストが終了した時点で、その正答数を表示手段34に
表示させる。
【0134】なお、回答締め切りと同時に正答を学習者
用端末装置3に送信する第8の実施形態の語学学習シス
テム(図8)において、学習者用端末装置3の制御手段
33が、操作手段35から入力された回答結果と教材蓄積配
信装置2から受信した正答とを比較して、同じであれば
正答数記憶手段29に正答数としてカウントするようにし
ても良い。
【0135】このように、この実施形態のシステムで
は、各学習者端末装置に正答数記憶手段を設けることに
よって、ヒアリングテスト終了時に、各学習者に正答数
を伝えることができる。
【0136】(第10の実施形態)第10の実施形態の
語学学習システムでは、ヒアリングテストの回答時間を
指導者が任意に設定することができる。
【0137】このシステムでは、図10に示すように、
指導者用端末装置1が、設定された回答時間を記憶する
回答時間記憶手段19を具備している。その他の構成は第
9の実施形態(図9)と変わりがない。
【0138】このシステムでは、まず、指導者がヒアリ
ングテストを実行する前に、操作手段14で、学習者の回
答可能な時間を設定する。その任意の回答可能時間は、
制御手段13によって、回答時間記憶手段19に記憶され
る。
【0139】ヒアリングテストが開始されると、制御手
段13は、回答時間記憶手段19の記憶情報を読み出し、ま
た、ネットワーク送受信手段12から回答開始要求コマン
ドを学習者用端末装置3のネットワーク送受信手段32に
送信する。
【0140】回答開始要求コマンドを受信した学習者用
端末装置3では、学習者が操作手段35から、回答を入力
することが可能になり、制御手段33は、操作手段35から
入力された回答データを指導者用端末装置1へ送信する
ように、ネットワーク送受信手段32を制御する。
【0141】指導者用端末装置1の制御手段13は、回答
開始要求コマンド発生から、回答時間記憶手段19に記憶
されている回答可能時間が経過すると、自動的に、回答
締め切りコマンドを学習者用端末装置3に送信し、学習
者用端末装置3の制御手段33は、学習者が回答を入力で
きないように、操作手段35を制御する。
【0142】このように、この実施形態のシステムで
は、ヒアリングテストにおける回答受付時間を自由に設
定したり、変更したりすることができる。
【0143】(第11の実施形態)第11の実施形態の
語学学習システムでは、ヒアリングテストの回答率(回
答した学習者/受講者数)が所定値に達したとき、回答
受付を締め切ることができる。
【0144】このシステムでは、図11に示すように、
指導者用端末装置1が、回答受付を締め切る際の回答率
を記憶する回答率記憶手段110を備えている。その他の
構成は第9の実施形態(図9)と変わりがない。
【0145】このシステムでは、まず、指導者がヒアリ
ングテストを実行する前に、操作手段14から、問題開始
後、回答した学習者の数が一定の割合を超えると自動的
に回答を締め切ることができる任意の回答率を設定す
る。その任意の回答率は、制御手段13によって、回答率
記憶手段110に記憶される。
【0146】ヒアリングテストが開始されると、制御手
段13は、回答時間記憶手段19の記憶情報を読み出し、ま
た、ネットワーク送受信手段12から回答開始要求コマン
ドを学習者用端末装置3のネットワーク送受信手段32に
送信する。
【0147】回答開始要求コマンドを受信した学習者用
端末装置3では、学習者が操作手段35から回答を入力す
ることが可能になり、制御手段33は、操作手段35から入
力された回答データを指導者用端末装置1へ送信するよ
うに、ネットワーク送受信手段32を制御する。
【0148】指導者用端末装置1の制御手段13は、回答
率が回答率記憶手段110に記憶されている回答率に達す
ると、自動的に、回答締め切りコマンドを学習者用端末
装置3に送信し、学習者用端末装置3の制御手段33は、
学習者が回答を入力できないように、操作手段35を制御
する。
【0149】このように、この実施形態のシステムで
は、ヒアリングテストの各問題の回答受付時間を、回答
率に基づいて設定することができる。
【0150】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の語学学習システムでは、教材データを記録するととも
に、その教材データの管理情報を記憶し、この管理情報
に基づいて学習者に教材データを配信しているため、教
材データそのものから配信箇所を探し出したりする必要
が無く、教材データの任意の箇所を迅速に配信すること
が可能である。
【0151】また、教材の分割、削除、移動、複写など
の編集、あるいはポーズ時間の設定を行う場合に、記録
した教材データ自体には加工を加えることなく、教材デ
ータの管理情報を、それらの処理に応じて変更すること
により対処している。そのため、教材の編集やポーズ時
間の設定を簡単な処理で実現することができる。
【0152】また、ヒアリングテストの自動進行におけ
る回答時間の変更や提示する正答の変更など、各種のテ
スト条件の設定や変更を簡単に実施することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態における語学学習シス
テムの構成図、
【図2】本発明の第2の実施形態における語学学習シス
テムの構成図、
【図3】本発明の第3の実施形態における語学学習シス
テムの構成図、
【図4】本発明の第4の実施形態における語学学習シス
テムの構成図、
【図5】本発明の第5の実施形態における語学学習シス
テムの構成図、
【図6】本発明の第6の実施形態における語学学習シス
テムの構成図、
【図7】本発明の第7の実施形態における語学学習シス
テムの構成図、
【図8】本発明の第8の実施形態における語学学習シス
テムの構成図、
【図9】本発明の第9の実施形態における語学学習シス
テムの構成図、
【図10】本発明の第10の実施形態における語学学習
システムの構成図、
【図11】本発明の第11の実施形態における語学学習
システムの構成図、
【図12】従来の語学学習システムの構成図である。
【符号の説明】 1 指導者用端末装置 2 教材蓄積配信装置 3 学習者用端末装置 4 外部入力手段 11 分析・信号処理手段 12 ネットワーク送受信手段 13 制御手段 14 操作手段 15 表示手段 16 音声量子化手段 17 センテンス開始位置記憶手段 18 有音/無音判定手段 19 回答時間記憶手段 21 教材データ蓄積手段 22 教材データ管理手段 23 ネットワーク送受信手段 24 センテンス開始/終了位置記憶手段 25 教材ファイル名記憶手段 26 ポーズ時間記憶手段 27 コメント文記憶手段 28 正答記憶手段 29 正答配信手段 31 音声出力手段 32 ネットワーク送受信手段 33 制御手段 34 表示手段 35 操作手段 36 正答数記憶手段 110 回答率記憶手段 121 マスターコンソール 122 生徒用端末装置 123 マスターテープレコーダー 124 AV機器 125 操作手段 126 表示手段 127 制御手段 128 回答入力手段 129 音声入出力手段 130 学習者用端末装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高橋 秀久 神奈川県横浜市港北区綱島東四丁目3番1 号 松下通信工業株式会社内 Fターム(参考) 2C028 AA03 BB04 BD02 CA12 DA04 DA07

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 教材蓄積配信装置と指導者用端末装置と
    学習者用端末装置とをネットワークで接続した語学学習
    システムであって、 前記教材蓄積配信装置が、教材データを蓄積する教材デ
    ータ蓄積手段と、前記教材データ蓄積手段に蓄積された
    教材データの教材管理データを管理する教材データ管理
    手段と、ネットワークを介してデータを送受信するネッ
    トワーク送受信手段とを備え、 前記指導者用端末装置が、外部入力手段から入力する音
    声に対して所定の分析または信号処理を行う分析信号処
    理手段と、ネットワークを介してデータを送受信するネ
    ットワーク送受信手段と、前記教材蓄積配信装置から送
    られた前記教材管理データを表示する表示手段と、前記
    教材蓄積配信装置に蓄積された教材データに対して再
    生、記録、編集の操作を行う操作手段と、指導者用端末
    装置の動作を制御する制御手段とを備え、 前記学習者用端末装置が、ネットワークを介してデータ
    を送受信するネットワーク送受信手段と、ネットワーク
    から受信した教材データを音声で出力する音声出力手段
    と、学習者用端末装置の動作を制御する制御手段とを備
    え、 前記指導者用端末装置の分析信号処理手段で分析または
    信号処理された音声データが前記教材蓄積配信装置に送
    信されて前記教材データ蓄積手段に蓄積され、その教材
    管理データが前記教材データ管理手段で管理され、 前記指導者用端末装置の操作手段で設定された再生条件
    に基づいて、前記教材蓄積配信装置のネットワーク送受
    信手段が、前記教材データ管理手段の教材管理データを
    読み込み、前記教材データ蓄積手段から該当する教材デ
    ータを読み出して前記学習者用端末装置に配信すること
    を特徴とする語学学習システム。
  2. 【請求項2】 前記指導者用端末装置の分析信号処理手
    段が、音声量子化手段とセンテンス開始位置記憶手段と
    を具備し、前記外部入力手段から入力する音声を前記音
    声量子化手段が量子化し、前記操作手段からのセンテン
    ス分割要求に基づいて、前記センテンス開始位置記憶手
    段が、その時点のポインタ値を記憶し、量子化された音
    声データと前記センテンス開始位置記憶手段に記憶され
    た前記ポインタ値とが前記教材蓄積配信装置に送信され
    て、前記音声データが前記教材データ蓄積手段に蓄積さ
    れ、前記ポインタ値が前記教材データ管理手段で管理さ
    れることを特徴とする請求項1に記載の語学学習システ
    ム。
  3. 【請求項3】 前記指導者用端末装置の分析信号処理手
    段が、音声量子化手段と有音/無音判定手段とセンテン
    ス開始位置記憶手段とを具備し、前記外部入力手段から
    入力する音声を前記音声量子化手段が量子化し、前記音
    声の有音/無音を前記有音/無音判定手段が判別し、前
    記有音/無音判定手段が無音を判定した時点のポインタ
    値を前記センテンス開始位置記憶手段が記憶し、量子化
    された音声データと前記センテンス開始位置記憶手段に
    記憶された前記ポインタ値とが前記教材蓄積配信装置に
    送信されて、前記音声データが前記教材データ蓄積手段
    に蓄積され、前記ポインタ値が前記教材データ管理手段
    で管理されることを特徴とする請求項1に記載の語学学
    習システム。
  4. 【請求項4】 前記教材蓄積配信装置の教材データ管理
    手段が、センテンス開始/終了位置記憶手段を具備し、
    前記指導者用端末装置の操作手段より与えられた教材編
    集条件に従って教材データをセンテンスに分割すると
    き、教材データ自体は加工しないで、前記センテンス開
    始/終了位置記憶手段が、各センテンスの開始/終了位
    置を記憶することを特徴とする請求項1に記載の語学学
    習システム。
  5. 【請求項5】 前記指導者用端末装置の操作手段より与
    えられた教材編集条件に従って教材データのセンテンス
    を連結するとき、教材データ自体は加工しないで、前記
    センテンス開始/終了位置記憶手段が、連結されたセン
    テンスの開始/終了位置を記憶することを特徴とする請
    求項4に記載の語学学習システム。
  6. 【請求項6】 前記指導者用端末装置の操作手段より与
    えられた教材編集条件に従って教材データのセンテンス
    を削除するとき、教材データ自体は加工しないで、前記
    センテンス開始/終了位置記憶手段に記憶された前記セ
    ンテンスの開始/終了位置を削除することを特徴とする
    請求項4に記載の語学学習システム。
  7. 【請求項7】 前記教材蓄積配信装置の教材データ管理
    手段が、教材ファイル名記憶手段とセンテンス開始/終
    了位置記憶手段とを具備し、前記指導者用端末装置の操
    作手段より与えられた教材編集条件に従って教材データ
    を複写または移動するとき、教材データ自体は加工しな
    いで、前記教材ファイル名記憶手段が、前記教材データ
    の教材ファイル名を複写または移動して記憶し、前記セ
    ンテンス開始/終了位置記憶手段が、前記教材データの
    センテンスの開始/終了位置を複写または移動して、前
    記教材ファイル名記憶手段に複写または移動して記憶さ
    れた前記教材ファイル名と関連付けて記憶することを特
    徴とする請求項1に記載の語学学習システム。
  8. 【請求項8】 前記教材蓄積配信装置の教材データ管理
    手段が、ポーズ時間記憶手段を具備し、前記指導者用端
    末装置の操作手段より与えられた教材編集条件に従って
    任意のセンテンスにポーズ時間を挿入するとき、教材デ
    ータ自体は加工しないで、前記ポーズ時間記憶手段が、
    前記センテンスに挿入されたポーズ時間を記憶すること
    を特徴とする請求項1に記載の語学学習システム。
  9. 【請求項9】 前記教材蓄積配信装置の教材データ管理
    手段が、コメント文記憶手段を具備し、前記指導者用端
    末装置の操作手段より与えられた教材編集条件に従って
    任意のセンテンスにコメント文を付すとき、教材データ
    自体は加工しないで、前記コメント文記憶手段が、前記
    センテンスに対応させて前記コメント文を記憶すること
    を特徴とする請求項1に記載の語学学習システム。
  10. 【請求項10】 前記教材蓄積配信装置の教材データ管
    理手段が、前記指導者用端末装置の操作手段より与えら
    れた、教材データのセンテンスに挿入するポーズ時間を
    記憶するポーズ時間記憶手段と、前記指導者用端末装置
    の操作手段より与えられた、センテンスに対する正答を
    記憶する正答記憶手段とを具備し、また、前記学習者用
    端末装置が、回答を入力する操作手段を具備し、前記学
    習者用端末装置に配信された教材データのセンテンスが
    前記音声出力手段から音声出力されている間の前記操作
    手段からの回答入力を禁止し、ポーズ時間中の前記操作
    手段からの回答入力を可能にして、ヒアリングテストを
    自動進行させることを特徴とする請求項1に記載の語学
    学習システム。
  11. 【請求項11】 前記教材蓄積配信装置が正答配信手段
    を具備し、また、前記学習者用端末装置が表示手段を具
    備し、前記指導者用端末装置からの正答配信要求に応じ
    て、前記正答配信手段が、前記正答記憶手段に記憶され
    ている正答を読み込んで前記学習者用端末装置に送信
    し、前記学習者用端末装置の表示手段が、受信した正答
    を表示することを特徴とする請求項10に記載の語学学
    習システム。
  12. 【請求項12】 前記学習者用端末装置が、ヒアリング
    テストにおいて正答した数を記憶する正答数記憶手段を
    具備し、ヒアリングテスト終了時に、前記正答数記憶手
    段に記憶された正答数が学習者用端末装置の前記表示手
    段に表示されることを特徴とする請求項11に記載の語
    学学習システム。
  13. 【請求項13】 前記指導者用端末装置が、設定された
    回答時間を記憶する回答時間記憶手段を具備し、設定さ
    れた前記回答時間が経過するまで、前記学習者用端末装
    置の操作手段による回答の入力を可能にしたことを特徴
    とする請求項10に記載の語学学習システム。
  14. 【請求項14】 前記指導者用端末装置が、設定された
    回答率を記憶する回答率記憶手段を具備し、回答した学
    習者の人数が、設定された前記回答率を超えたとき、前
    記学習者用端末装置の操作手段による回答の入力を禁止
    することを特徴とする請求項10に記載の語学学習シス
    テム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010002788A (ja) * 2008-06-21 2010-01-07 Haruhiko Nitta 学習端末、学習プログラム

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