JP2000330455A - 電子写真画像形成装置及びプロセスカートリッジ装着動作補助装置 - Google Patents

電子写真画像形成装置及びプロセスカートリッジ装着動作補助装置

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JP2000330455A
JP2000330455A JP11137074A JP13707499A JP2000330455A JP 2000330455 A JP2000330455 A JP 2000330455A JP 11137074 A JP11137074 A JP 11137074A JP 13707499 A JP13707499 A JP 13707499A JP 2000330455 A JP2000330455 A JP 2000330455A
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process cartridge
mounting
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coupling
forming apparatus
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Shinya Noda
晋弥 野田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 プロセスカートリッジの不完全装着の防止が
目的である。 【解決手段】 開閉カバー15の開閉に連動して回転し
ながら軸方向に移動し大ギア43を移動させているシフ
タ63に回転軸39bと同軸になり半径方向外側にいく
に従い高くなる扇形突起63dを設けることで、プロセ
スカートリッジが正規の位置の手前で止められた場合で
も開閉カバーを閉じることによってプロセスカートリッ
ジを正規の位置まで導くことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プロセスカートリ
ッジが着脱可能で、電子写真画像形成プロセスを用いて
記録媒体に画像を形成するための電子写真画像形成装置
及びプロセスカートリッジ装着補助装置に関するもので
ある。
【0002】ここで、電子写真画像形成装置とは電子写
真画像形成方式を用いて記録媒体に画像を形成する物で
ある。そして、電子写真画像形成装置の例としては、例
えば電子写真複写機、電子写真プリンタ(例えばレーザ
ービームプリンタ、LEDプリンタ等)ファクシミリ装
置及びワードプロセッサ等が含まれる。また、プロセス
カートリッジとは帯電手段、現像手段またはクリーニン
グ手段と電子写真感光体ドラムとを一体的にカートリッ
ジ化し、このカートリッジを画像形成装置本体に対して
着脱可能とする物である。及び帯電手段、現像手段、ク
リーニング手段の少なくとも一つと電子写真感光体ドラ
ムとを一体的にカートリッジ化して画像形成装置本体に
着脱可能とするものである。更に、少なくとも現像手段
と電子写真感光体ドラムとを一体的にカートリッジ化し
て装置本体に着脱可能とするものをいう。
【0003】
【従来の技術】電子写真画像形成プロセスを用いた電子
写真画像形成装置(以下、画像形成装置という)は、一
様に帯電させた像担持体(感光体ドラム)に選択的な露
光を行うことで該像担持体上に潜像を形成し、この潜像
を現像剤(トナー)で顕像化し、該顕像(トナー像)を
記録媒体に転写し、該転写像を記録媒体に定着すること
で画像記録を行う。ここで、像の転写を終えた感光体ド
ラムはクリーニング手段で残留トナーを除去された後に
帯電手段で一様に帯電され、再び露光に始まる像形成プ
ロセスが施される。
【0004】このような電子写真画像形成プロセスを用
いた画像形成装置においては、電子写真感光体及び前記
電子写真感光体に作用するプロセス手段を一体的にカー
トリッジ化して、このカートリッジを画像形成装置本体
に着脱可能とするプロセスカートリッジ方式が採用され
ている。このプロセスカートリッジ方式によれば、装置
のメンテナンスをサービスマンによらずにユーザー自身
で行うことができるので、格段に操作性を向上させるこ
とができた。そこでこのプロセスカートリッジ方式は、
画像形成装置において広く用いられている。
【0005】プロセスカートリッジは、感光体ドラムを
回転可能に支持し、クリーニング手段、帯電手段が組み
込まれたクリーニングユニットと、現像手段、トナー溜
めを組み込んだ現像ユニットから成り、現像ユニットは
現像手段の現像担持体(現像ローラ)が感光体ドラムに
対し所定の間隔をあけて平行に対向できるように、クリ
ーニングユニットに対し回動可能に支持され現像ローラ
と感光体ドラムとの間に間隔保持スペーサを配置し、そ
の間隔を保持するために所定の加圧力が与えられてい
る。
【0006】このようなプロセスカートリッジを用いた
画像形成装置で良好な画像を得るためには、画像形成装
置内の所定の位置にプロセスカートリッジを正しく装着
し、各種電気接点や駆動伝達部などのインターフェース
部が正しく接続されることが必要である。
【0007】プロセスカートリッジBに複数の突起(ボ
ス)を設け、画像形成装置の画像形成装置本体に前記ボ
スに対応したガイド溝を設けてこれをカートリッジ着脱
ガイドとし、更に画像形成装置本体の有する開閉部材に
画像形成装置本体内に装着されたプロセスカートリッジ
を装着方向へ付勢するための付勢手段を設けたものが考
案・実用化されている。
【0008】または、開閉部材の内側にプロセスカート
リッジの外形にならった裏カバーを固定し、開閉部材を
閉じることで、プロセスカートリッジを正規の位置へ押
し込むようにされたものもある。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような画
像形成装置において、プロセスカートリッジを装着し開
閉部材を閉じた状態では、付勢手段による付勢力は常に
プロセスカートリッジに作用している。このため付勢力
を大きくとるとプロセスカートリッジにクリープ変形を
生じる可能性がある。しかしながら、ある程度の付勢力
を与えないと、ユーザーがプロセスカートリッジを本来
セットすべき位置より手前で止めてしまい、開閉部材を
閉じた場合に、プロセスカートリッジを正規の位置へ押
し込む働きができなくなるといった事態となってしま
う。
【0010】また、前述のようにプロセスカートリッジ
は、クリーニングユニットと現像ユニットを回動可能に
結合し、両者の間に所定の加圧力を与えて感光体ドラム
と現像ローラとの位置関係が安定するような構造となっ
ている。このため、画像形成装置本体で支持されるの
は、どちらか片方のユニットであり(大半はクリーニン
グユニットである)もう一方のユニットは画像形成装置
本体内では、支持されたユニットにぶらさがった状態と
なる。このような状態にあるプロセスカートリッジをカ
ートリッジカバーに設けた付勢手段で付勢するには、画
像形成装置本体で支持されたユニットを付勢しなければ
ならない。もう一方のユニットを付勢手段で付勢する
と、2つのユニット間で当接している感光体ドラムと現
像ローラ間に過剰な加圧を掛けてしまい、画像形成にダ
メージを与えてしまいかねない。このため付勢手段によ
る付勢力を加える位置が限定されてしまっていた。
【0011】また、開閉部材の内側にプロセスカートリ
ッジの外形にならった裏カバーを設ける場合でも、裏カ
バーは、プロセスカートリッジが正規の位置に収まった
ときには、離間していなければならない為、最終的に裏
カバーとプロセスカートリッジの間には隙間を設けなけ
ればならない。更に、プロセスカートリッジや装置本体
の寸法公差を考慮した隙間を与えなければならず、プロ
セスカートリッジの装着補助手段としては確実性に欠け
ていた。
【0012】本発明はプロセスカートリッジを装着可能
で記録媒体に画像を形成する電子写真画像形成装置にお
いて、プロセスカートリッジを画像形成装置のカートリ
ッジ装着部に確実に装着すると共に装着後にプロセスカ
ートリッジを加圧しないプロセスカートリッジ装着補助
装置及び電子写真画像形成装置を提供することを目的と
する。
【0013】
【課題を解決するための手段】主要な本発明は請求項と
対応する番号を付して示せば以下のとおりである。
【0014】本出願に係る第1の発明はプロセスカート
リッジを着脱可能で記録媒体に画像を形成する電子写真
画像形成装置において、 a.軸方向の一方端にカップリングを有する電子写真感
光体ドラムと、前記電子写真感光体ドラムに作用するプ
ロセス手段と、前記電子写真感光体ドラムと同軸心上に
設けられた位置決めボスと、を有するプロセスカートリ
ッジを取り外し可能に装着する装着手段と、 b.前記記録媒体を搬送するための搬送手段と、を有
し、前記装着手段はプロセスカートリッジの装着部を開
閉する開閉部材と、プロセスカートリッジを装着位置へ
ガイドするガイド手段と、プロセスカートリッジを画像
形成装置本体の装着位置へ位置決めするために前記ガイ
ド手段に設けられプロセスカートリッジの位置決めボス
が嵌合する位置決め部と、を有し、前記開閉部材を閉め
る際に開閉部材に連動して電子写真感光体ドラムの軸心
に平行な方向から前記位置決めボスに作用する装着補助
部を有することを特徴とする電子写真画像形成装置であ
る。
【0015】本出願に係る第2の発明はプロセスカート
リッジを着脱可能で記録媒体に画像を形成する電子写真
画像形成装置において、 a.軸方向の一方端にカップリングを有する電子写真感
光体ドラムと、前記電子写真感光体ドラムに作用するプ
ロセス手段と、前記電子写真感光体ドラムと同軸心上に
設けられた位置決めボスと、を有するプロセスカートリ
ッジを取り外し可能に装着する装着手段と、 b.前記記録媒体を搬送するための搬送手段と、を有
し、前記装着手段はプロセスカートリッジの装着部を開
閉する開閉部材と、プロセスカートリッジを装着位置へ
ガイドするガイド手段と、プロセスカートリッジを画像
形成装置本体の装着位置へ位置決めするために前記ガイ
ド手段に設けられプロセスカートリッジの位置決めボス
が嵌合する位置決め部と、駆動源につらなるカップリン
グであってプロセスカートリッジのカップリングに対し
て進退して係脱する駆動カップリングと、駆動カップリ
ングの進退を制御する移動手段と、を有し、移動手段が
駆動カップリングをプロセスカートリッジのカップリン
グに向って前進可能とする際、移動手段がプロセスカー
トリッジに作用して位置決めボスがガイド手段の位置決
め部へ係合するように補助動作をすることを特徴とする
電子写真画像形成装置である。
【0016】本出願に係る第6の発明は画像形成装置本
体のカートリッジ装着部に装着されるプロセスカートリ
ッジを装着位置へ押し込むためにカートリッジ装着部に
設けられたプロセスカートリッジ装着補助装置におい
て、前記プロセスカートリッジは駆動力を入力されるた
めのカップリングと前記カートリッジ装着部の位置決め
部に係合して位置決めされるボスをカップリングと同軸
に有し、駆動源につらなるカップリングであってプロセ
スカートリッジのカップリングに対して進退して係脱す
る駆動カップリングを進退させるために画像形成装置本
体に設けられた移動手段に、移動手段が駆動カップリン
グをプロセスカートリッジのカップリングに向って前進
可能とする際、移動手段がプロセスカートリッジに作用
して位置決めボスがガイド手段の位置決め部へ係合する
ように補助動作をするためのプロセスカートリッジのカ
ートリッジ枠体に接触する装着補助部を有することを特
徴とするプロセスカートリッジ装着動作補助装置であ
る。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、長手方向とは記録媒体の搬
送方向に交叉方向で記録媒体に平行な方向をいう。
【0018】(実施の形態1)プロセスカートリッジ及
びこれを装着可能な電子写真画像形成装置について、図
1を参照して具体的に説明する。
【0019】ここでは説明の順序として、プロセスカー
トリッジ及びこれを用いる電子写真画像形成装置の全体
構成を説明し、プロセスカートリッジの着脱構成につい
て説明する。
【0020】(全体構成)この電子写真画像形成装置
(レーザビームプリンタ、以下画像形成装置という)A
は、図1に示すように、光学系1から画像情報に基づい
た情報光をドラム形状の電子写真感光体へ照射して該感
光体に潜像を形成し、この潜像を現像剤(以下「トナ
ー」という)で現像してトナー像を形成する。そして前
記トナー像の形成と同期して、記録媒体2を給紙カセッ
ト3aからピックアップローラ3b及びこれに圧接する
圧接部材3cで一枚ずつ分離給紙すると共に、搬送ロー
ラ3d、レジストローラ3e等からなる搬送手段3で搬
送し、且つプロセスカートリッジBの電子写真感光体に
形成したトナー像を転写手段としての転写ローラ4に電
圧印加することによって記録媒体2に転写し、その記録
媒体2を搬送ベルト3fによって定着手段5へと搬送す
る。この定着手段5は駆動ローラ5aと、ヒータ5bを
内蔵すると共に支持体5cによって回転可能に支持され
た筒状シートで構成した定着回転体5dからなり、通過
する記録媒体2に熱及び圧力を印加して転写トナー像を
定着する。そしてこの記録媒体2を排出ローラ対3g,
3hで搬送し、反転搬送経路を通して排出部6へと排出
する如く構成している。
【0021】(プロセスカートリッジ)一方、前記プロ
セスカートリッジBは、電子写真感光体と、少なくとも
1つのプロセス手段を備えたものである。ここでプロセ
ス手段としては、例えば電子写真感光体を帯電させる帯
電手段、電子写真感光体に形成された潜像を現像する現
像手段、電子写真感光体表面に残留するトナーをクリー
ニングするためのクリーニング手段等がある。本実施の
形態のプロセスカートリッジBは、図2に示すように、
感光層を有する電子写真感光体である感光体ドラム7を
回転し、帯電手段である帯電ローラ8へ電圧印加して前
記感光体ドラム7の表面を一様に帯電し、この帯電した
感光体ドラム7に対して前記光学系1からの光像を露光
開口部9を介して露光して潜像を形成し、該潜像を現像
手段10によって現像するように構成している。
【0022】前記現像手段10はトナー収容部10a内
のトナー送り手段である回転可能な第1送り部材10b
1及び第2送り部材10b2で送り出し、固定磁石10
cを内蔵した現像回転体である現像ローラ10dを回転
させると共に、現像ブレード10eによって摩擦帯電電
化を付与したトナー層を現像ローラ10dの表面に形成
し、そのトナーを前記潜像に応じて感光体ドラムに7へ
転移させることによってトナー像を形成して可視像化す
るものである。
【0023】そして転写ローラ4に前記トナー像と逆極
性の電圧を印加してトナー像を記録媒体2に転写した後
は、クリーニングブレード11aによって感光体ドラム
7に残留したトナーを掻き落とすと共に、スクイシート
11bによってすくい取り、除去トナー収納部11cへ
集めるクリーニング手段11によって感光体ドラム7上
の残留トナーを除去するように構成している。
【0024】尚、前記感光体ドラム7等の各部材は、現
像枠体12aと現像下枠12b及び蓋部材12cを溶着
して一体化したトナー現像枠体12と、クリーニング枠
体13とを結合して構成したカートリッジ枠体CFに収
納してカートリッジ化され、装置本体14に設けたカー
トリッジ装着手段に対して着脱可能に装着される。
【0025】(プロセスカートリッジの着脱構成)次に
前記プロセスカートリッジBを画像形成装置Aに対して
着脱するための構成について説明する。
【0026】プロセスカートリッジBの着脱は図3に示
すように、開閉カバー15を開いて行う。図1に示すよ
うに装置本体14には軸15aでもって開閉カバー15
が取り付けてある。カートリッジ装着手段は、軸15a
を中心にして開閉カバー15を開くと図4及び図5に示
すように、カートリッジ装着スペースの左右両側面に前
下がりであって、下方へ膨出する湾曲形状(本実施の形
態では略円弧形状)に形成したガイドレール16が略対
称に設けてあり、その上方にはガイド部材17が取り付
けてある。更に前記ガイドレール16の入口側にはプロ
セスカートリッジBのリンク部材29と係合する引掛け
部として傾斜面16aが形成してある。一方、ガイドレ
ール16に対応してプロセスカートリッジBの長手方向
両外側面にはガイドレール16に沿ってガイドされるガ
イド部が形成してある。このガイド部は、カートリッジ
枠体CFの長手方向両外側面の略左右対称位置から突出
するように構成したものであり、図6、図7に示すよう
に、第1ガイド部となるボス18aと、第2ガイド部と
なるリブ18bから構成されている。前記ボス18a部
は感光体ドラム7の回転軸の延長線上に位置し、リブ1
8bは前記ボス18aからプロセスカートリッジBの挿
入方向後にガイドレール16の形状に合わせて下方へ膨
出した湾曲形状(本実施の形態では略円弧形状)に延設
している。
【0027】上記の構成において、プロセスカートリッ
ジBを装着する場合には、図3に示すように、ボス18
a及びリブ18bをガイドレール16に沿わせてプロセ
スカートリッジ先端を画像形成装置Aの光学系1の下に
潜り込ませるように挿入する。ガイドレール16は略円
弧状に形成してあると共に、その上方にあるガイド部材
17もこれに倣った形状をしており、且つリブ18bも
同様な略円弧上であるために、挿入するに従ってプロセ
スカートリッジBは略水平になる。更にプロセスカート
リッジBを押し込むと、図1に示すように、装置本体1
4に設けた突当部材19がクリーニング枠体13の先端
の両端部付近に設けた当接面20に当接し、次にプロセ
スカートリッジBのボス18aがガイドレール16の終
端に形成した受け凹部16cに落ち込む。これにより、
感光体ドラム7の側端に固着したフランジ中心のカップ
リング凸部37a(図1参照)と装置本体14側の開閉
カバー15の閉じる動作と連動して前進するように設け
られたカップリング凹軸39bのカップリング凹部39
a(図4参照)とが嵌合可能な状態となり、プロセスカ
ートリッジBへ駆動力を伝達可能となる。
【0028】(カップリング及び駆動構成)次に画像形
成装置本体14からプロセスカートリッジBへ駆動力を
伝達する駆動力伝達機構であるカップリング手段の構成
について説明する。
【0029】図15は感光体ドラム7をクリーニング枠
体13に取り付ける状態を示す分解斜視図である。
【0030】さて、図15に示すように、プロセスカー
トリッジBに取り付けられた感光体ドラム7の長手方向
一方端部にはカートリッジ側カップリング手段が設けて
ある。このカップリング手段は、感光体ドラム7の一方
端部に固着したドラムフランジ36にカップリング凸軸
37(円柱形状)を設けたものであり、前記凸軸37の
先端面に凸部37aが形成してある。なお、凸部37a
の端面37a1は凸軸37の端面と平行である。また、
この凸軸37は軸受38に嵌合して、ドラム回転軸とし
て機能する。そして、本実施の形態では、ドラムフラン
ジ36とカップリング凸軸37及び凸部37aは一体に
設けてある。そして、ドラムフランジ36にはプロセス
カートリッジB内部の現像ローラ10dに駆動力を伝達
するため、はす歯のドラムギア7bが一体に設けてあ
る。従って、図15に示す通り、前記ドラムフランジ3
6はドラムギア7b、凸軸37及び凸部37aを有する
一体成型品であって、駆動力を伝達する機能を有する駆
動力伝達部品である。
【0031】そして、前記凸部37aの形状は、ねじれ
た多角柱であって、詳しくは断面がほぼ正三角形の柱で
軸方向に次第に回転方向にわずかにねじれた形状であ
る。また、前記凸部37aと嵌合する凹部39aは、図
8に示すように断面が多角形で軸方向に次第に回転方向
にわずかにねじれた穴である。この凸部37aと凹部3
9aはねじれのピッチがほぼ同一であり、同一方向にね
じれている。なお、前記凹部39aは、断面が略三角形
である。そして、この凹部39aは、装置本体14に設
けられた大ギア43と一体のカップリング凹軸39bに
設けられている。このカップリング凹軸39bは装置本
体14に後述のように回転自在及び軸方向移動自在に設
けられている。そこで、本実施の形態の構成において
は、プロセスカートリッジBが装置本体14に装着され
て、凸部37aと装置本体14に設けられた凹部39a
とが嵌合して、凹部39aの回転力が凸部37aに伝達
される際に、略正三角形の凸部37aの各稜線と凹部3
9aの内面とが等しく当接するため互いに軸芯が合致す
る。このため、カップリング凸部37aの外接円の直径
はカップリング凹部39aの内接円よりも大きく、且
つ、カップリング凹部39aの外接円よりも小さく製作
されている。更に、そのねじれ形状によって凹部39a
が凸部37aを引き寄せる方向に力が作用して、凸部端
面37a1が凹部39aの底39a1と当接する。そこ
で、前記凸部37aと一体的となっている感光体ドラム
7は、画像形成装置本体14内で軸方向の位置及びラジ
アル方向の位置が安定して決まる。
【0032】ここで図8に示すように大ギア43はその
両端の凹軸39bを第一軸受61と第二軸受62で回転
自在に支持され、第一軸受61と第二軸受62は図1
1、図13に示すように大ギア43以外の不図示のギヤ
やモータ(不図示)等を支持している駆動側板65,6
6に固定される。第一軸受61は凹軸39bを回転自在
に支持する第一円筒61aとその第一円筒と同軸に形成
され駆動側板65に位置決め固定される第二円筒61b
を有する。この第二円筒61bは駆動側板65に当接固
定されるフランジ61b1を有し、駆動側板65を貫通
しており、2枚の駆動側板65,66で支持された駆動
手段60を装置本体14に組付る際の位置決めとしても
機能している(図11、図13参照)。
【0033】第一軸受61と大ギア43の間に円筒形の
シフタ63が第一軸受の第一円筒61aの外周面に摺動
可能に支持される。またシフタ63の外周面の大ギア4
3側端部付近には図12に示すように半径方向へ伸びた
アーム部63bがあり、その先端付近にボス63cが設
けてあり、開閉部材である開閉カバー15には軸15a
と図の紙面上及び紙面に直角方向で離れた位置に穴15
bを設けてある。軸15aは装置本体14に開閉カバー
15を取り付ける軸である。ボス63cと穴15bをリ
ンク67で結ぶことで開閉カバー15の開動作に連動し
てシフタ63が回転することができる。(図11〜図1
3参照)第二軸受62と大ギアの凹軸39bの間には圧
縮コイルばね64が圧縮されて組付けられており、大ギ
ア43を長手方向でシフタ63に密着するように付勢し
ている。
【0034】次に開閉カバー15の開閉動作によって、
大ギア43の凹軸39bの凹部39aを退避、前進する
機構について、図11〜図13を用いて説明する。
【0035】前述のように、シフタ63のアーム先端付
近のボス63cと開閉カバー15の穴15bを連結する
リンク67によって、開閉カバー15の開閉に伴ってシ
フタ63が回転する。ここで、シフタ63の外周面には
図8に示すように長手方向にズレた位置で、端面に平行
な垂直部63a1,63a3と2本の垂直部を結ぶ傾斜
部63a2から成るカム溝63aが形成され、第一軸受
61の第二円筒61b内面にボス61cを設ける(図9
参照)。このボス61cはカム溝63aに嵌まってい
る。開閉カバー15の開放に伴って、シフタ63が回転
するとボス61cが、カム溝63aの垂直部63a3か
ら傾斜部63a2を通り、次の垂直部63a1に移行
し、シフタ63が図8の軸方向左側へスライドする。こ
れにより大ギア43が圧縮コイルばね64を圧縮しなが
らシフタ63と同様に軸方向左側へスライドし、図13
に示すように凹軸端面の凹部39aが、第一軸受61の
端面より引っ込む。このとき画像形成装置A内にプロセ
スカートリッジBが装着されていれば、図15に示すド
ラムフランジ36先端の凸部37aと凹部39aが引き
離され、プロセスカートリッジBを取り外し可能とな
る。
【0036】逆に開閉カバー15が開いた状態(図1
3、図14参照)から閉じていくと、シフタ63の回転
によって第一軸受61のボス61cとカム溝63aの連
結が、垂直部63a1から傾斜部63a2へそして大ギ
ア側の垂直部63a3に移行し、シフタ63が第一軸受
61内に嵌り込んでいく。すると、第二軸受62とカッ
プリング凹軸39b間で圧縮されていた圧縮コイルばね
64の反撥力によって、大ギア43がシフタ63に追従
して長手方向に移動し凹部39aがせり出し、プロセス
カートリッジBの凸部37aと係合可能な状態となる
(図11、図12参照)。
【0037】(プロセスカートリッジの装着補助装置)
それで本実施の形態の構成では開閉カバー15の開閉動
作に連動してシフタ63が回転しながら、長手方向にも
強制的に移動し、大ギアのカップリング凹部39aはシ
フタ63の長手方向の移動に追従する。そこで図8に示
すようにシフタ63の第一軸受61対向端面にカップリ
ング凹軸39bの中心と同一中心の扇形突起63dを設
けた。この扇形突起63dは外径部の軸方向の高さが内
径部の軸方向の高さより高く形成された滑らかな傾斜面
63d1を持っている。
【0038】第一軸受61には扇形突起63dが貫通す
る穴61eを設け、穴61eはシフタ63が回転し扇形
突起63dが移動する範囲にわたって円弧形に形成して
ある。扇形突起63dは開閉カバー15が開いて、シフ
タ63が大ギア43を退避させた状態においては、第一
軸受61の内に収まり、開閉カバー15が閉じられ、シ
フタ63がスラスト方向に移動したとき、装着されたプ
ロセスカートリッジBの側面との間に隙間が形成される
程度の高さとしてある。
【0039】第一、第二軸受61,62に回転自在に支
持されるカップリング凹軸39bを一体に有する大ギア
43を有する駆動手段60は前述のように第一軸受61
の外周側の第二円筒61bをもって装置本体14に組付
けられている。具体的には図11、図13に示すように
装置本体14の側壁に設けた貫通穴14aに第二円筒6
1bが嵌合する形になっている。このため第一軸受61
の端面には、図10に示すようにプロセスカートリッジ
Bの装着手段であるガイドレール16に連続的につなが
るガイド部61fをガイドレール16の最終部の溝部1
6cの縁に形成されている。つまり、第一軸受61は大
ギア43の凹軸39bの軸受であると同時に、プロセス
カートリッジBの装着手段としてガイド手段の終端部と
位置決め部の機能を有する。
【0040】ここでプロセスカートリッジBを画像形成
装置本体14に挿入し、誤って正規の位置に入れる手前
で止めてしまった場合の説明をする。図12の2点鎖線
で示される位置にプロセスカートリッジBが止まってい
る。この状態ではプロセスカートリッジBの位置決めボ
ス18aは溝部16cに完全に入っていない。ここで開
閉カバー15を矢印方向へ閉めていくと前述のリンク6
7で連結されたシフタ63が回転しながら外周面に刻ま
れたカム溝63aの作用で軸方向にスライドしてくる。
そのため第一軸受61を貫通して設けられた扇形突起6
3dの傾斜面63d1がプロセスカートリッジのボス1
8aに当接する。
【0041】これより更に開閉カバー15を閉じていく
とシフタ63は回転しながらさらにプロセスカートリッ
ジ側へ移動し、扇形突起63dの傾斜面63d1の作用
で、プロセスカートリッジBを図12において右側へ移
動させ開閉カバー15を閉じきることでプロセスカート
リッジBをガイドレール最終端の溝部16cへ導くこと
ができる。これは、第一軸受61にガイドレール最終端
としての溝部16cが形成され、この第一軸受61に同
軸支持されたシフタ63にプロセスカートリッジBの挿
入補助をする扇形突起63dが形成されているので、誤
差としては各部品の嵌合ガタだけを考慮すれば良いの
で、扇形突起63d1の内側とプロセスカートリッジB
のボス18aの間のクリアランスとしては最小に抑える
ことが可能な為、プロセスカートリッジBを正規の位置
まで確実に導くことが可能となる。
【0042】
【発明の効果】本出願に係る第1の発明によれば、プロ
セスカートリッジを着脱可能で記録媒体に画像を形成す
る電子写真画像形成装置において、 a.軸方向の一方端にカップリングを有する電子写真感
光体ドラムと、前記電子写真感光体ドラムに作用するプ
ロセス手段と、前記電子写真感光体ドラムと同軸心上に
設けられた位置決めボスと、を有するプロセスカートリ
ッジを取り外し可能に装着する装着手段と、 b.前記記録媒体を搬送するための搬送手段と、を有
し、前記装着手段はプロセスカートリッジの装着部を開
閉する開閉部材と、プロセスカートリッジを装着位置へ
ガイドするガイド手段と、プロセスカートリッジを画像
形成装置本体の装着位置へ位置決めするために前記ガイ
ド手段に設けられプロセスカートリッジの位置決めボス
が嵌合する位置決め部と、を有し、前記開閉部材を閉め
る際に開閉部材に連動して電子写真感光体ドラムの軸心
に平行な方向から前記位置決めボスに作用する装着動作
補助部を有することを特徴とする電子写真画像形成装置
としたことにより、開閉部材を閉じることで、プロセス
カートリッジを確実に電子写真画像形成装置内の正規の
位置へ移動させることが可能となる。
【0043】本出願に係る第2の発明によれば、プロセ
スカートリッジを着脱可能で記録媒体に画像を形成する
電子写真画像形成装置において、 a.軸方向の一方端にカップリングを有する電子写真感
光体ドラムと、前記電子写真感光体ドラムに作用するプ
ロセス手段と、前記電子写真感光体ドラムと同軸心上に
設けられた位置決めボスと、を有するプロセスカートリ
ッジを取り外し可能に装着する装着手段と、 b.前記記録媒体を搬送するための搬送手段と、を有
し、前記装着手段はプロセスカートリッジの装着部を開
閉する開閉部材と、プロセスカートリッジを装着位置へ
ガイドするガイド手段と、プロセスカートリッジを画像
形成装置本体の装着位置へ位置決めするために前記ガイ
ド手段に設けられプロセスカートリッジの位置決めボス
が嵌合する位置決め部と、駆動源につらなるカップリン
グであってプロセスカートリッジのカップリングに対し
て進退して係脱する駆動カップリングと、駆動カップリ
ングの進退を制御する移動手段と、を有し、移動手段が
駆動カップリングをプロセスカートリッジのカップリン
グに向って前進可能とする際、移動手段がプロセスカー
トリッジに作用して位置決めボスがガイド手段の位置決
め部へ係合するように補助動作をすることを特徴とする
電子写真画像形成装置としたことにより、カップリング
対を係合するための移動手段の動作でプロセスカートリ
ッジを電子写真画像形成装置内の正規位置へ移動させる
ことができる。そしてこの補助動作をするに付新たな部
材を必要としない。
【0044】本出願に係る第3の発明によれば、第2の
発明において、前記移動手段はプロセスカートリッジの
位置決めボスに作用することにより、プロセスカートリ
ッジに格別な構成をとる必要がない。
【0045】本出願に係る第4の発明によれば、第2又
は第3の発明において、前記移動手段は、前記開閉部材
を開くと駆動カップリングを後退し、閉じると前進する
ように設けた駆動カップリングを移動させる移動部材
と、前記開閉部材と移動部材の連動手段と、を有し、前
記移動部材が前進する際にプロセスカートリッジに作用
して位置決め部へ位置決めボスが係合するように補助動
作をするとしたことにより、開閉部材を閉じることによ
るカップリング対を係合するための移動手段の動作でプ
ロセスカートリッジを電子写真画像形成装置内の正規位
置へ移動させることができる。そしてこの補助動作をす
るに付新たな部材を必要としない。
【0046】本出願に係る第5の発明は第4の発明にお
いて、前記移動部材は駆動カップリングを設ける軸と同
軸心に回転自在で且つ軸方向移動自在に支持され、半径
方向のアームと、固設した部材と係合して進退するため
のカムと、を有し、前記アームと開閉部材の連動部材を
有する。これによって移動部材と開閉部材は格別な装置
を用いることなく上述の効果を達成できる。
【0047】本出願に係る第6の発明によれば、画像形
成装置本体のカートリッジ装着部に装着されるプロセス
カートリッジを装着位置へ押し込むためにカートリッジ
装着部に設けられたプロセスカートリッジ装着補助装置
において、前記プロセスカートリッジは駆動力を入力さ
れるためのカップリングと前記カートリッジ装着部の位
置決め部に係合して位置決めされるボスをカップリング
と同軸に有し、駆動源につらなるカップリングであって
プロセスカートリッジのカップリングに対して進退して
係脱する移動カップリングを進退させるために画像形成
装置本体に設けられた移動手段に、移動手段が駆動カッ
プリングをプロセスカートリッジのカップリングに向っ
て前進可能とする際、移動手段がプロセスカートリッジ
に作用して位置決めボスがガイド手段の位置決め部へ係
合するように補助動作をするためのプロセスカートリッ
ジのカートリッジ枠体に接触する装着補助部を有するこ
とを特徴とするプロセスカートリッジ装着動作補助装置
としたことにより、カップリング対を係合するための移
動手段の動作でプロセスカートリッジを電子写真画像形
成装置内の正規位置へ移動させることができる。そして
この補助動作をするに付新たな部材を必要としない。ま
た、この装着動作補助装置は電子写真画像形成装置のわ
ずかな部分の変更で実施できる。
【0048】本出願に係る第7の発明によれば第6の発
明において、前記移動手段は駆動カップリングを移動さ
せると同時に自ら回動する移動部材を有し、前記移動部
材の中心より離れた位置に前記装着補助部を有し、回動
し乍らプロセスカートリッジを押圧することにより、不
正規位置にある位置決めボスを回動し乍らプロセスカー
トリッジと摺動して正規位置へ移動させる効果がある。
【0049】本出願に係る第8の発明によれば第7の発
明において、前記プロセスカートリッジ装着補助部は、
移動部材にその回転中心と同一中心に形成された扇形突
起であって、その扇形突起には外径部の高さが内径部の
高さより高く形成された滑らかな傾斜面であって位置決
めボスに接する傾斜面を有する。これによって滑らかに
プロセスカートリッジを移動させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る実施の形態1の画像形成装置の概
要構成を示す縦断面図である。
【図2】プロセスカートリッジの概要構成を示す縦断面
図である。
【図3】画像形成装置本体にプロセスカートリッジを装
着するときの説明図である。
【図4】プロセスカートリッジの装着ガイドを示す斜視
図である。
【図5】プロセスカートリッジの装着ガイドを示す斜視
図である。
【図6】プロセスカートリッジの斜視図である。
【図7】プロセスカートリッジの斜視図である。
【図8】本発明の実施の形態のシフタ及びシフタ周辺の
部品を示す分解斜視図である。
【図9】本発明の実施の形態の第一軸受を示す斜視図で
ある。
【図10】本発明の実施の形態の第一軸受を示す斜視図
である。
【図11】本発明の装着動作補助装置の縦断面図であ
る。
【図12】図11の正面図である。
【図13】本発明の装着動作補助装置の縦断面図であ
る。
【図14】図13の正面図である。
【図15】プロセスカートリッジの駆動受け部の分解斜
視図である。
【符号の説明】
A…電子写真画像形成装置 B…プロセスカートリッジ CF…カートリッジ枠体 1…光学系 2…記録媒体 3…搬送手段 3a…記録カセット 3b…ピックアッ
プローラ 3c…圧接部材 3d…搬送ローラ 3e…
レジストローラ 3f…搬送ベルト 3g…排出ローラ
対 3h…排出ローラ対 4…転写ローラ 5…定着手段 5a…駆動ローラ 5b…ヒータ 5c
…支持体 5d…定着回転体 6…排出部 7…感光体ドラム 7b…ドラムギア 8…帯電ローラ 9…露光開口部 9c…現像ローラ 10…現像手段 10a…トナー収容部 10b1…第
1送り部材 10b2…第2送り部材 10c…固定磁
石 10d…現像ローラ 10e…現像ブレード 11…クリーニング手段 11a…クリーニングブレー
ド 11b…スクイシート 11c…除去トナー収納部 12…トナー現像枠体 12a…現像枠体 12b…現
像下枠 12c…蓋部材 13…クリーニング枠体 14…装置本体 14a…貫通穴 15…開閉カバー 15a…軸 15b…穴 16…ガイドレール 16a…傾斜面 16c…溝部 17…ガイド部材 18a…ボス 18b…リブ 19…突当部材 20…当接面 29…リンク部材 36…ドラムフランジ 37…カップリング凸軸 37a…凸部 37a1…凸
部端面 38…軸受 39a…凹部 39a1…底 39b…カップリング凹
軸 43…大ギア 60…駆動手段 61…第一軸受 61a…第一円筒 61b…第二円筒
61b1…フランジ61c…ボス 61e…穴 61
f…ガイド部 62…第二軸受 63…シフタ 63a1…垂直部 63a2…傾斜部
63a3…垂直部 63b…アーム部 63c…ボス
63d…扇形突起 63d1…傾斜面 64…圧縮コイルばね 65…駆動側板 66…駆動側板 67…リンク

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プロセスカートリッジを着脱可能で記録
    媒体に画像を形成する電子写真画像形成装置において、 a.軸方向の一方端にカップリングを有する電子写真感
    光体ドラムと、 前記電子写真感光体ドラムに作用するプロセス手段と、 前記電子写真感光体ドラムと同軸心上に設けられた位置
    決めボスと、 を有するプロセスカートリッジを取り外し可能に装着す
    る装着手段と、 b.前記記録媒体を搬送するための搬送手段と、 を有し、前記装着手段はプロセスカートリッジの装着部
    を開閉する開閉部材と、 プロセスカートリッジを装着位置へガイドするガイド手
    段と、 プロセスカートリッジを画像形成装置本体の装着位置へ
    位置決めするために前記ガイド手段に設けられプロセス
    カートリッジの位置決めボスが嵌合する位置決め部と、 を有し、前記開閉部材を閉める際に開閉部材に連動して
    電子写真感光体ドラムの軸心に平行な方向から前記位置
    決めボスに作用する装着補助部を有することを特徴とす
    る電子写真画像形成装置。
  2. 【請求項2】 プロセスカートリッジを着脱可能で記録
    媒体に画像を形成する電子写真画像形成装置において、 a.軸方向の一方端にカップリングを有する電子写真感
    光体ドラムと、 前記電子写真感光体ドラムに作用するプロセス手段と、 前記電子写真感光体ドラムと同軸心上に設けられた位置
    決めボスと、 を有するプロセスカートリッジを取り外し可能に装着す
    る装着手段と、b.前記記録媒体を搬送するための搬送
    手段と、 を有し、前記装着手段はプロセスカートリッジの装着部
    を開閉する開閉部材と、 プロセスカートリッジを装着位置へガイドするガイド手
    段と、 プロセスカートリッジを画像形成装置本体の装着位置へ
    位置決めするために前記ガイド手段に設けられプロセス
    カートリッジの位置決めボスが嵌合する位置決め部と、 駆動源につらなるカップリングであってプロセスカート
    リッジのカップリングに対して進退して係脱する駆動カ
    ップリングと、 駆動カップリングの進退を制御する移動手段と、 を有し、移動手段が駆動カップリングをプロセスカート
    リッジのカップリングに向って前進可能とする際、移動
    手段がプロセスカートリッジに作用して位置決めボスが
    ガイド手段の位置決め部へ係合するように補助動作をす
    ることを特徴とする電子写真画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記移動手段はプロセスカートリッジの
    位置決めボスに作用することを特徴とする請求項2に記
    載の電子写真画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記移動手段は、前記開閉部材を開くと
    駆動カップリングを後退し、閉じると前進するように設
    けた駆動カップリングを移動させる移動部材と、 前記開閉部材と移動部材の連動手段と、を有し、前記移
    動部材が前進する際にプロセスカートリッジに作用して
    位置決め部へ位置決めボスが係合するように補助動作を
    することを特徴とする請求項2又は3に記載の電子写真
    画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記移動部材は駆動カップリングを設け
    る軸と同軸心に回転自在で且つ軸方向移動自在に支持さ
    れ、半径方向のアームと、固設した部材と係合して進退
    するためのカムと、を有し、前記アームと開閉部材の連
    動部材を有することを特徴とする請求項4に記載の電子
    写真画像形成装置。
  6. 【請求項6】 画像形成装置本体のカートリッジ装着部
    に装着されるプロセスカートリッジを装着位置へ押し込
    むためにカートリッジ装着部に設けられたプロセスカー
    トリッジを装着補助装置において、 前記プロセスカートリッジは駆動力を入力されるための
    カップリングと前記カートリッジ装着部の位置決め部に
    係合して位置決めされるボスをカップリングと同軸に有
    し、 駆動源につらなるカップリングであってプロセスカート
    リッジのカップリングに対して進退して係脱する駆動カ
    ップリングを進退させるために画像形成装置本体に設け
    られた移動手段に、移動手段が駆動カップリングをプロ
    セスカートリッジのカップリングに向って前進可能とす
    る際、移動手段がプロセスカートリッジに作用して位置
    決めボスがガイド手段の位置決め部へ係合するように補
    助動作をするための、プロセスカートリッジのカートリ
    ッジ枠体に接触する装着補助部を有することを特徴とす
    るプロセスカートリッジ装着動作補助装置。
  7. 【請求項7】 前記移動手段は駆動カップリングを移動
    させると同時に自ら回動する移動部材を有し、前記移動
    部材の中心より離れた位置に前記装着補助部を有し、回
    転し乍らプロセスカートリッジを押圧することで、プロ
    セスカートリッジを移動せしめ、プロセスカートリッジ
    の位置決めボスがガイド手段の位置決め部に係合した後
    は、離接していることを特徴とする請求項6に記載のプ
    ロセスカートリッジ装着動作補助装置。
  8. 【請求項8】 前記プロセスカートリッジ装着補助部は
    移動部材にその回転中心と同一中心に形成された扇形突
    起であって、その扇形突起には外径部の高さが内径部の
    高さより高く形成された滑かな傾斜面であって位置決め
    ボスに接する傾斜面を持つことを特徴とする請求項7に
    記載のプロセスカートリッジ装着動作補助装置。
JP11137074A 1999-05-18 1999-05-18 電子写真画像形成装置及びプロセスカートリッジ装着動作補助装置 Withdrawn JP2000330455A (ja)

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