JP2000329484A - 熱交換素子とその製造方法 - Google Patents

熱交換素子とその製造方法

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JP2000329484A
JP2000329484A JP11133842A JP13384299A JP2000329484A JP 2000329484 A JP2000329484 A JP 2000329484A JP 11133842 A JP11133842 A JP 11133842A JP 13384299 A JP13384299 A JP 13384299A JP 2000329484 A JP2000329484 A JP 2000329484A
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exhaust
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Takuya Fujimoto
卓也 藤本
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Matsushita Seiko Co Ltd
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    • F28HEAT EXCHANGE IN GENERAL
    • F28DHEAT-EXCHANGE APPARATUS, NOT PROVIDED FOR IN ANOTHER SUBCLASS, IN WHICH THE HEAT-EXCHANGE MEDIA DO NOT COME INTO DIRECT CONTACT
    • F28D9/00Heat-exchange apparatus having stationary plate-like or laminated conduit assemblies for both heat-exchange media, the media being in contact with different sides of a conduit wall
    • F28D9/04Heat-exchange apparatus having stationary plate-like or laminated conduit assemblies for both heat-exchange media, the media being in contact with different sides of a conduit wall the conduits being formed by spirally-wound plates or laminae

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 部品点数を削減することができるとともに、
組立時間の短縮することができる熱交換素子を提供する
ことを目的とする。 【解決手段】 帯状で側部に断続的に設けられる第1の
縦リブ4を設けた第1の熱交換板6と、帯状で側部に断
続的に設けられる第2の縦リブ9を設けた第2の熱交換
板12を重なり部分19が形成されるように重ねて巻装
し、一端面に重なり部分19を境いに排気流入口20と
給気流出口21を設け、他端面に同様に排気流出口22
と給気流入口23を設け熱交換体16を形成することに
より、部品点数を削減することができるとともに、組立
時間を短縮することができる熱交換素子が得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、排気流の熱を給気
流に回収するように、2種類の熱交換板を渦巻状に巻装
して形成する熱交換素子に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、省エネを行うために排気流の熱を
給気流に回収するように給排気用換気扇に組込まれる熱
交換素子が普及してきている。
【0003】従来、この種の熱交換素子として図8に示
されるものが知られていた。以下、その構成について図
8を参照しながら説明する。
【0004】図に示すように、伝熱性を有する平板状の
方形のプレート101の両側部に一対の遮へい用リブ1
02を設け、遮へい用リブ102間には空気流路を形成
する間隔を保持する流路形成用リブ103を複数列設け
て熱交換素子単体104を形成し、熱交換素子単体10
4の遮へい用リブ102および、流路形成用リブ103
が直交する方向に交互に多数積層し、積層状態が維持で
きるように接着剤等により固定して熱交換素子105を
形成し、排気流路106と給気流路107をプレート1
01を介して直交するように交互に形成していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の熱交
換素子では、熱交換素子単体104を多数、方向を変換
しながら積層し、接着剤等で固定しなければならないの
で、熱交換素子単位104という部品を多く必要とする
とともに、組立時間に長時間を必要とする課題があり、
部品点数の削減および、組立時間を短縮することが要求
されている。
【0006】本発明は、このような従来の課題を解決す
るものであり、2種類の熱交換板を渦巻状に巻装して組
立てることにより、部品点数を削減するとともに、組立
時間の短縮を図ることのできる熱交換素子とその製造方
法を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の熱交換素子は上
記目的を達成するために、帯状の伝熱板の長手方向の端
部を閉鎖する横リブと、両側部に複数の開口が非対向位
置に断続的に形成されるように縦リブを断続的に設けた
2種類の熱交換板と、この2種類の熱交換板を前記縦リ
ブの端部近傍が重合するように重ね渦巻状に巻装し形成
した熱交換体とを備え、前記熱交換体の一端面に縦リブ
の重なり部分を境いに前記開口により形成される円弧状
の排気流入口および、給気流出口と、他端面に同様に形
成される給気流入口および、排気流出口とを設け、前記
熱交換体内で前記2種類の熱交換板を介して排気流と給
気流の熱交換を行う構成としたものである。
【0008】本発明によれば、部品点数を削減するとと
もに、組立時間の短縮を図ることのできる熱交換素子が
得られる。
【0009】また、他の手段は、帯状の第1の伝熱板の
端部を閉鎖する第1の横リブと、両側部の非対向位置に
複数の開口が断続的に形成されるように第1の縦リブを
設け、第1の熱交換板を形成する第1の熱交換形成工程
と、帯状の第2の伝熱板の端部を閉鎖する第2の横リブ
と、両側部の非対向位置で前記第1の熱交換板に重ねた
ときに第1の熱交換板に設けた第1の縦リブの端部近傍
が重合するように第2の縦リブを断続的に設け複数の開
口を断続的に設けた第2の熱交換板を形成する第2の熱
交換板形成工程と、前記第1の熱交換板と、第2の熱交
換板の2種類の熱交換板を重合させた状態で中心部に設
けられる芯体を回動して芯体に2種類の熱交換板を渦巻
状に複数回巻装して熱交換体を形成する巻装工程とによ
り製造する方法としたものである。
【0010】そして、本発明によれば、2種類の熱交換
板を渦巻状に巻装し製造する方法としたことにより、製
造時間の短縮を図ることのできる熱交換素子の製造方法
が得られる。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明は、帯状の伝熱板の長手方
向の端部を閉鎖する横リブと、両側部に複数の開口が非
対向位置に断続的に形成されるように縦リブを断続的に
設けた2種類の熱交換板と、この2種類の熱交換板を前
記縦リブの端部近傍が重合するように、重ね渦巻状に巻
装し形成した熱交換体とを備え、前記熱交換体の一端面
に縦リブの重なり部分を境いに前記開口により形成され
る円弧状の排気流入口および、給気流出口と、他端面に
同様に形成される給気流入口および、排気流出口とを設
け、前記熱交換体内で前記2種類の熱交換板を介して排
気流と給気流の熱交換を行う構成としたものであり、2
種類の熱交換板を渦巻状に巻装し組立てることにより、
部品点数としては2点で良くなり、部品点数が削減され
るとともに、組立に手間がかからず組立時間を短縮する
ことができるという作用を有する。
【0012】また、帯状の第1の伝熱板の端部を閉鎖す
る第1の横リブと、両側部の非対向位置に複数の開口が
断続的に形成されるように第1の縦リブを設け、第1の
熱交換板を形成する第1の熱交換板形成工程と、帯状の
第2伝熱板の端部を閉鎖する第2の横リブと、両側部の
非対向位置で前記第1の熱交換板に重ねたときに第1の
熱交換板に設けた第1の縦リブの端部近傍が重合するよ
うに第2の縦リブを断続的に設け、複数の開口を断続的
に設けた第2の熱交換板を形成する第2の熱交換板形成
工程と、前記第1の熱交換板と第2の熱交換板の2種類
の熱交換板を重合させた状態で中心部に設けられる芯体
を回動して芯体に2種類の熱交換板を渦巻状に複数回巻
装し熱交換体を形成する巻装工程とにより製造する方法
としたものであり、2種類の熱交換板は、帯状の伝熱板
に熱交換板形成工程でリブを形成することにより2種類
の熱交換板を製造することができるとともに、巻装工程
において、2種類の熱交換板を芯体に巻装するだけで、
熱交換体を高速で製造することができ、製造性が良く製
造コストを低減することができる。
【0013】以下、本発明の実施例について図面を参照
しながら説明する。
【0014】
【実施例】(実施例1)図1〜図3に示すように、帯状
の第1の伝熱板1の端部に、端部を閉鎖する第1の横リ
ブ2と、第1の伝熱板1の両側部の非対向位置に複数の
第1の開口3が断続的に形成されるように第1の縦リブ
4を第1の熱交換板形成工程5で、第1の伝熱板1を移
動させながら樹脂材を断続的に塗布して設け所定の長さ
の第1の熱交換板6を形成し、帯状の第2の伝熱板7の
端部に端部を閉鎖する第2の横リブ8と、第2の伝熱板
7の両側部の非対向位置で、第1の熱交換板6を重ねた
ときに、第1の熱交換板6に設けた第1の縦リブ4の端
部近傍が重合するように第2の縦リブ9を第2の熱交換
板形成工程10で第2の伝熱板7を移動させながら樹脂
材を断続的に塗布して設け、複数の第2の開口11を断
続的に設け所定の長さの第2の熱交換板12を形成す
る。
【0015】そして、第1の熱交換板6と第2の熱交換
板12の2種類の熱交換板13を重合させた状態で、芯
体14を中心部に芯体14を回動させながら2種類の熱
交換板13を巻装する巻装工程15で巻装して熱交換体
16を形成し、第1の伝熱板1の両側部に設けた第1の
開口3が連通することにより排気流路17を形成し、第
2の伝熱板12の両側部に設けた第2の開口11が連通
することにより給気流路18を形成し、熱交換体16の
一端面に、第1の縦リブ4と第2の縦リブ9の重なり部
分19を境いに、第1の開口3により排気流路17と連
通する円弧状の排気流入口20および、第2の開口11
により給気流路18と連通する給気流出口21を設け、
他端面に第1の縦リブ4と第2の縦リブ9の重なり部分
(図示せず)を境いに第1の開口3により排気流路17
と連通する円弧状の排気流出口22および、第2の開口
11により給気流路18と連通する給気流入口23を設
けた構成とする。
【0016】なお、第1の縦リブ4および、第2の縦リ
ブ9の長さは中心部に向かうに従がい短かくなるように
形成し、第1の開口3および、第2の開口11も中心部
に向かうに従がい小さく形成している。
【0017】上記構成において、熱交換体16を重なり
部分19を境いに2分して排気流Aと給気流Bが流れる
ように仕切りを設けた給排形換気扇等の機器(図示せ
ず)に組込み運転すると、室内の空気が排気流入口20
より熱交換体16内の排気流路17に流入し、排気流A
は第1の熱交換板6と第2の熱交換板12により形成さ
れる円周状の排気流路17を通り室内空気が有する熱を
第1の伝熱板1および第2の伝熱板7に蓄熱しながら排
気流出口22より室外に排出され、一方、給気流入口2
3より給気された給気流Bは熱交換体16の給気流路1
8に流入し、給気流Bは第1の熱交換板6と第2の熱交
換板12により形成された円周状の給気流路18を通
り、排気流Aにより蓄熱された熱を回収して給気流出口
21より室内に給気され熱交換が行われる。
【0018】このように本発明の実施例1の熱交換素子
とその製造方法によれば、帯状の第1の伝熱板1と第2
の伝熱板7の端部を閉鎖する第1の横リブ2と第2の横
リブ8および、両側部に複数の開口3または開口11が
非対向位置に断続的に形成され、第1の縦リブ4と第2
の縦リブ9を断続的に設けた第1の熱交換板6と第2の
熱交換板12よりなる2種類の熱交換板13を第1の縦
リブ4と第2の縦リブ9の端部近傍が重合し、重なり部
分19が形成されるように重ね渦巻状に巻装して熱交換
体16を形成したので、熱交換体16内に排気流路17
と給気流路18を円周状に形成することができ、熱交換
体16を円柱状に形成した場合において熱交換面積が増
加し、熱交換効率が良くなり、2種類の熱交換板13を
使用することにより部品点数を削減することができると
ともに、積層して形成する従来例に比較して組立が容易
となる熱交換素子が得られる。
【0019】また、帯状の第1の伝熱板1に第1の横リ
ブ2および、第1の縦リブ4を第1の伝熱板1を移動し
ながら形成する第1の熱交換板形成工程5と、帯状の第
2の伝熱板7に第2の横リブ8および、第2の縦リブ9
を第2の伝熱板を移動しながら形成する第2の熱交換板
形成工程10と、第1の熱交換板形成工程5と第2の熱
交換板形成工程10で形成された2種類の熱交換板13
を、芯体14を芯にして芯体14を回動し渦巻状に巻装
する巻装工程15により熱交換体16を製造する方法と
したので、製造性が良く、高速で製造することができ、
製造コストを大幅に低減することができる製造方法が得
られる。
【0020】(実施例2)図4に示すように、熱交換体
16Aの中心部分に中空軸24を設け、熱交換体16A
の中心部分を部材等の収納可能な中空状に形成した構成
とする。
【0021】上記構成において、熱交換体16Aの中心
部が中空軸24によって中空状となっているため、空気
流を形成する送風機の電動機(図示せず)等の部材を収
納することができる。
【0022】このように本発明の実施例2の熱交換素子
によれば、熱交換体16Aの中心部分を部材等の収納可
能な中空状に形成したので、熱交換体16A内に流す空
気流を形成する送風機の電動機等の部材を収納すること
ができ、熱交換能力を低下させることなく、電動機等の
部材を収納することができ、使い勝手が良く、熱交換体
16Aの組込まれる機器の小形化も図れることができ
る。
【0023】(実施例3)図5および図6に示すよう
に、熱交換体16Bの両端面に露出する重なり部分19
Aに排気流出口側から排気される排気流Aが給気流Bの
流れ方向に対し、ほぼ直角に曲がるように熱交換体16
Bの直径とほぼ同径状の半円板25aを端部に有し、排
気流Aの出口側の流れ方向を熱交換体16Bの径方向に
変換する空気流変換部材25Aと、給気流入口側から給
気される給気流Bが排気流Aの流れ方向とほぼ直角に曲
がるように熱交換体16Bの直径とほぼ同径状の半円板
25bを端部に有し、給気流Bの出口側の流れ方向を熱
交換体16Bの径方向に変換する空気流変換部材25B
とを設けた構成とする。
【0024】上記構成において、熱交換体16Bを、熱
交換体16Bが嵌挿される円筒状で側面に空気流変換部
材25Aおよび25Bにより変換された空気が排気され
る排気流Aの開口26aと、給気流Bの開口26bを設
けた筒体26に組込むことができ、排気流Aと給気流B
が熱交換体16Bの両端面で混合することがなくなる。
【0025】このように本発明の実施例3の熱交換素子
によれば、熱交換体16Bの両端面に露出する重なり部
分19Aに、熱交換体16Bとほぼ同径状の半円板25
aまたは25bを端部に有し、空気流の流れ方向を熱交
換体16Bの径方向に変換する空気流変換部材25Aお
よび25Bを設けたので、熱交換体16Bの両端面にお
いて、排気流Aと給気流Bが混合するのが防止され、熱
交換効率を向上することができることとなる。
【0026】なお、実施例3では、排気流Aの出口側と
給気流Bの出口側において、排気流Aと給気流Bの方向
を熱交換体16Bの径方向に変換することとしたが、排
気流Aの入口側と給気流Bの入口側において、排気流A
および給気流Bを熱交換体16Bの径方向から流入する
ように空気流変換部材25Aおよび25Bを設けても同
一の作用効果をもたらすことはいうまでもない。
【0027】(実施例4)図7に示すように、第1の熱
交換板6Aまたは、第2の熱交換板12Aの少なくとも
一方に流路間隔を適正に保持するスペーサ27を設けた
構成とする。
【0028】上記構成において、熱交換体16Cに形成
される排気流路17Aと給気流路18Aはスペーサ27
により流路間隔が保持され、所定の空気量が流れること
となる。
【0029】このように本発明の実施例4の熱交換素子
によれば、第1の熱交換板6Aまたは、第2の熱交換板
12Aの少なくとも一方に流路間隔を保持するスペーサ
27を設けたので、排気流路17Aと給気流路18Aに
は一定の空気量が流れ、所定の熱交換効率を保持するこ
とができる。
【0030】
【発明の効果】以上の実施例から明らかなように、帯状
の伝熱板の長手方向の端部を閉鎖する横リブと、両側部
に複数の開口が非対向位置に断続的に形成されるように
縦リブを断続的に設けた2種類の熱交換板と、この2種
類の熱交換板を前記縦リブの端部近傍が重合するように
重ね渦巻状に巻装し形成した熱交換体とを備え、前記熱
交換体の一端面に縦リブの重なり部分を境いに前記開口
により形成される円弧状の排気流入口および、給気流出
口と、他端面に同様に形成される給気流入口および、排
気流出口とを設け、前記熱交換体内で前記2種類の熱交
換板を介して排気流と給気流の熱交換を行う構成とした
ので、部品点数が削減されるとともに、組立時間を短縮
することができる熱交換素子を提供できる。
【0031】また、帯状の第1の伝熱板の端部を閉鎖す
る第1の横リブと、両側部の非対向位置に複数の開口が
断続的に形成されるように第1の縦リブを設け第1の熱
交換板を形成する第1の熱交換板形成工程と、帯状の第
2の伝熱板の端部を閉鎖する第2の横リブと両側部の非
対向位置で前記第1の熱交換板に重ねたときに第1の熱
交換板に設けた第1の縦リブの端部近傍が重合するよう
に第2の縦リブを断続的に設け、複数の開口を断続的に
設けた第2の熱交換板を形成する第2の熱交換板形成工
程と、前記第1の熱交換板と第2の熱交換板の2種類の
熱交換板を重合させた状態で中心部に設けられる芯体を
回動して芯体に2種類の熱交換板を渦巻状に複数回巻装
し熱交換体を形成する巻装工程により製造するので、高
速で製造することができ、製造性が良く製造コストを低
減することができる。
【0032】また、熱交換体の中心部分に部材等の収納
可能な中空状に形成したので、送風機の電動機等の部材
を収納することができ、使い勝手が良く、熱交換体の組
込まれる機器の小形化も図れることができる。
【0033】また、熱交換体の両端面に露出する重なり
部分に、前記熱交換体とほぼ同径状の半円板を端部に有
し、空気流の流れ方向を熱交換体の径方向に向け変換す
る空気流変換部材を設けたので、排気流と給気流が混合
するのが防止され、熱交換効率を向上することができ
る。
【0034】また、第1の熱交換板または、第2の熱交
換板の少なくとも一方に流路間隔を保持するスペーサを
設けたので、所定の熱交換効率を保持することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1の熱交換素子の構成を示す一
部破断した斜視図
【図2】同熱交換素子の製造方法を示す概略斜視図
【図3】同熱交換素子の製造方法の製造工程を示すブロ
ック図
【図4】本発明の実施例2の熱交換素子の構成を示す斜
視図
【図5】本発明の実施例3の熱交換素子の構成を示す斜
視図
【図6】同熱交換素子を収納する筒体の構成を示す斜視
【図7】本発明の実施例3の熱交換素子の構成を示す斜
視図
【図8】従来の熱交換素子と熱交換素子単体の構成を示
す斜視図
【符号の説明】
1 第1の伝熱板 2 第1の横リブ 3 第1の開口 4 第1の縦リブ 5 第1の熱交換板形成工程 6 第1の熱交換板 6A 第1の熱交換板 7 第2の伝熱板 8 第2の横リブ 9 第2の縦リブ 10 第2の熱交換板形成工程 11 第2の開口 12 第2の熱交換板 12A 第2の熱交換板 13 2種類の熱交換板 14 芯体 15 巻装工程 16 熱交換体 16A 熱交換体 16B 熱交換体 17 排気流路 18 給気流路 19 重なり部分 19A 重なり部分 20 排気流入口 21 給気流出口 22 排気流出口 23 給気流入口 24 中空軸 25A 空気流変換部材 25B 空気流変換部材 25a 半円板 25b 半円板 26 スペーサ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 帯状の伝熱板の長手方向の端部を閉鎖す
    る横リブと、両側部に複数の開口が非対向位置に断続的
    に形成されるように縦リブを断続的に設けた2種類の熱
    交換板と、この2種類の熱交換板を前記縦リブの端部近
    傍が重合するように重ね渦巻状に巻装し形成した熱交換
    体とを備え、前記熱交換体の一端面に縦リブの重なり部
    分を境いに前記開口により形成される円弧状の排気流入
    口および給気流出口と、他端面に同様に形成される給気
    流入口および排気流出口とを設け、前記熱交換体内で前
    記2種類の熱交換板を介して排気流と給気流の熱交換を
    行う構成とした熱交換素子。
  2. 【請求項2】 帯状の第1の伝熱板の端部を閉鎖する第
    1の横リブと、両側部の非対向位置に複数の開口が断続
    的に形成されるように第1の縦リブを設け第1の熱交換
    板を形成する第1の熱交換板形成工程と、帯状の第2の
    伝熱板の端部を閉鎖する第2の横リブと、両側部の非対
    向位置で前記第1の熱交換板に重ねたときに第1の熱交
    換板に設けた第1の縦リブの端部近傍が重合するように
    第2の縦リブを断続的に設け複数の開口を断続的に設け
    た第2の熱交換板を形成する第2の熱交換板形成工程
    と、前記第1の熱交換板と第2の熱交換板の2種類の熱
    交換板を重合させた状態で中心部に設けられる芯体を回
    動して芯体に2種類の熱交換板を渦巻状に複数回巻装し
    熱交換体を形成する巻装工程とにより製造する熱交換素
    子の製造方法。
  3. 【請求項3】 熱交換体の中心部分に部材等の収納可能
    な中空状に形成した請求項1記載の熱交換素子。
  4. 【請求項4】 熱交換体の両端面に露出する重なり部分
    に、前記熱交換体とほぼ同径状の半円板を端部に有し、
    空気流の流れ方向を熱交換体の径方向に向け変換する空
    気流変換部材を設けた請求項1または3記載の熱交換素
    子。
  5. 【請求項5】 第1の熱交換板または、第2の熱交換板
    の少なくとも一方に流路間隔を保持するスペーサを設け
    た請求項1、3または4記載の熱交換素子。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2006032258A1 (de) * 2004-09-23 2006-03-30 Josef Bachmaier Wärmetauscher
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