JP2000328849A - 扉体の換気構造 - Google Patents

扉体の換気構造

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JP2000328849A
JP2000328849A JP11141248A JP14124899A JP2000328849A JP 2000328849 A JP2000328849 A JP 2000328849A JP 11141248 A JP11141248 A JP 11141248A JP 14124899 A JP14124899 A JP 14124899A JP 2000328849 A JP2000328849 A JP 2000328849A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、上下に分割してなる一対の上側部
材と下側部材とを離間させて換気口を形成し、該換気口
を閉塞可能な揺動板を上記上側部材又は下側部材のいず
れか一方に取り付けてなる換気框を備えてなる扉体の換
気構造において、換気框の組立てを容易にし、また換気
框の扉体への据え付け作業も容易にすることができる扉
体の換気構造を提供することを目的とする。 【解決手段】 本発明は、上側部材30及び下側部材4
0の長手方向両端にこれら上側部材30と下側部材40
とを連結する連結部材50を取り付け、連結部材50は
扉体5の縦框8、8に凹設されたパネル溝10に挿嵌可
能な案内片51を備えてなる。また換気口21の閉塞位
置と換気口21を開口する開口位置との間で上記揺動板
60を揺動可能な開閉つまみ31を備えると共に、連結
部材50は揺動板60を閉塞位置側に付勢する付勢片5
4を備えてなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、上下に分割してな
る一対の上側部材と下側部材とを離間させて換気口を形
成し、該換気口を閉塞可能な揺動板を上記上側部材又は
下側部材のいずれか一方に取り付けてなる換気框を備え
てなる扉体の換気構造において、換気框の組立てを容易
にし、また換気框の扉体への据え付け作業も容易にする
ことができる扉体の換気構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】浴室等に設けられる扉体は、一般に、浴
室出入り口等の開口部に方形状の枠体を固定し、この枠
体に扉体が開閉自在となるように装着して構成されてい
る。この扉体の四周には、上框、下框及び左右の縦框か
らなる方形状の框体が配置されており、その内側にガラ
ス等のパネル体が納められている。ここで、室内外の換
気を可能とする換気框を上記扉体に据え付けた換気構造
が広く用いられている。この換気框は上下の部材から構
成され、これらを離間させることにより室内外を連通す
る換気口が形成される。そして、手動操作される揺動板
でその換気口を開閉して、通気調整が可能とされる。こ
のような換気框を扉体に据え付ける場合、框体の内側に
換気框の取付スペ−スを設けると共に、換気框をこの取
付スペ−スの左右からビス等によりネジ止めすることに
より所定の位置に固定して換気框を据え付けていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たように換気框を扉体に据え付ける場合には、扉体の組
立ての際に換気框の上下の部材のそれぞれを左右からビ
ス等によりネジ止めしなければならなかったため、その
取付作業に手間がかかるという問題点があった。また換
気框の換気口を開閉可能とするためには揺動板を付勢す
る必要があるため、バネ等の弾性体を換気框内に取り付
ける必要があり、その取付作業に手間がかかるという問
題点があった。本発明は、このような従来の問題点を鑑
みてなされたもので、換気框の組立てを容易にし、また
換気框の扉体への据え付け作業も容易にすることができ
る扉体の換気構造を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決する手段】このような従来の扉体の換気構
造における問題点を解決するために、請求項1に記載の
本発明は、上下に分割してなる一対の上側部材と下側部
材とを離間させて換気口を形成し、該換気口を閉塞可能
な揺動板を上記上側部材又は下側部材のいずれか一方に
取り付けてなる換気框を備えてなる扉体の換気構造であ
って、上記上側部材及び下側部材の長手方向両端にこれ
ら上側部材と下側部材とを連結する連結部材を取り付
け、上記連結部材は扉体の縦框に凹設されたパネル溝に
挿嵌可能な案内片を備えてなることを特徴として構成さ
れている。
【0005】また、請求項2に記載の本発明は、上記上
側部材及び下側部材の長手方向両端にこれら上側部材と
下側部材とを連結する連結部材を取り付け、上記換気口
を閉塞する閉塞位置と換気口を開口する開口位置との間
で上記揺動板を揺動可能な開閉手段を備えると共に、上
記連結部材は上記揺動板を閉塞位置側に付勢する付勢部
を備えてなることを特徴として構成されている。
【0006】更に、請求項3に記載の本発明は、上記請
求項2に記載の付勢部は樹脂にて連結部材と一体的に形
成されてなることを特徴として構成されている。
【0007】また、請求項4に記載の本発明は、上記請
求項1乃至請求項3に記載の連結部材は上記上側部材及
び下側部材の長手方向に延出する結合部を備え、上記上
側部材及び下側部材は上記連結部材の結合部を係脱自在
とする係合部をそれぞれ備えてなることを特徴として構
成されている。
【0008】更に、請求項5に記載の本発明は、上記請
求項1乃至請求項4に記載の連結部材は楔状の係止部を
備えてなり、上記上側部材及び下側部材は上記連結部材
の係止部を係止する係止孔をそれぞれ備えてなることを
特徴として構成されている。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。図1は本実施形態に
おける扉体(浴室折戸)の正面図、図2は図1の換気框
付近の縦断面図、図3は本実施形態における連結部材を
含む換気框の縦断面図である。なお本実施形態において
は、浴室折戸に本発明たる換気構造を適用する場合を例
にとって説明するが、これに限られるものではない。
【0010】図1に示すように、浴室折戸1は、浴室A
の出入り口開口に設置される上下枠2、3及び左右の縦
枠4、4から構成される枠材内に、扉体たる一対の折戸
障子5、5を納めてなるものである。この折戸障子5
は、上下の框6、7と縦框8とを方形状に組んだ框体に
磨りガラス板、半透明のアクリル材などのパネル体9を
納めて構成されている。なお、以下の説明において左右
というときは、浴室A側から見た場合を基準とする。
【0011】ここで、折戸障子5の下框7の上部には浴
室内外の換気を行うための換気框20が据え付けられて
いる。図2及び図3に示すように、この換気框20は框
部材を上下に分割した一対の上側部材30と下側部材4
0とを後述する連結部材50によって連結して形成した
ものである。
【0012】換気框20の上側部材30及び下側部材4
0は後述する連結部材50を介して互いに上下に離間さ
せて配置されており、この離間してできた空間により浴
室A側に換気口21が、脱衣室B側には通気口22がそ
れぞれ形成されている。これにより浴室A側の換気口2
1と脱衣室B側の通気口22との間で空気が通過可能と
され、浴室内外の換気が可能とされる。
【0013】換気框20の下側部材40は、断面略コ字
状の底溝41から上方に延びると共に換気口21より高
く延出する起立片42を備え、底溝41の換気口21側
には内部が中空で断面が円環状のビスホール43が設け
られる。上記下側部材40のビスホ−ル43には、上記
換気口21と略同形長尺状の揺動板60が該ビスホ−ル
43を中心として回動自在に取り付けられている。な
お、上記換気口21から通気口22に至る通路の途中で
起立片42は、浴室A側から脱衣室B側に浸入しようと
する水を阻止する。そして、起立片42によって阻止さ
れた水は、底溝41に開けられた排水孔(図示せず)か
ら流れ落ち浴室A側に戻される。
【0014】換気框20の上側部材30の上面には該換
気框20の上に配置されるパネル体9を支持するための
パネル溝32が断面凹状に設けられている。また上側部
材30には、図2に示すように浴室A側に開閉手段たる
開閉つまみ31が取り付けられている。この開閉つまみ
31はスクリュー状のカム31aを有しており、該カム
31aが上記揺動板60の上部に噛合している。従っ
て、開閉つまみ31を回転させることにより、揺動板6
0がその軸部61を軸心として回転し、換気口21が開
口又は閉塞される。以下、揺動板60が換気口21を開
口する位置を開口位置といい、換気口21を閉塞する位
置を閉塞位置ということとする。図2はの実線は開口位
置、点線は閉塞位置をそれぞれ示している。なお上側部
材30、下側部材40、及び揺動板60はアルミニウム
の押出し型材よりなる。
【0015】ここで連結部材50について図3及び図4
〜図7を参照して詳細に説明する。図4は図3に係る連
結部材の正面図、図5は図4の平面図、図6は図4の右
側面図、図7は図3に連結部材の斜視図である。なお、
左右の連結部材は左右対称に形成されており、これ以外
の点については両者は共通する。従って、以下の説明に
おいては左の連結部材を中心に説明し、右の連結部材に
ついては適宜説明を省略する。
【0016】上述したように、連結部材50は上側部材
30と下側部材40とを連結するものであり、上側部材
30及び下側部材40のそれぞれ長手方向両端に結合さ
れ、これら両者を連結する。図4〜図7に示すように、
左の連結部材50は、扁平状に上下に延びる案内片51
と、該案内片51の略上下端からそれぞれ右側に延びる
上結合部52及び下結合部53と、上結合部52の略中
央から下方に弓状に延出する付勢部たる付勢片54とか
ら構成される。
【0017】ここで連結部材50の上結合部52の上面
には上方に延出する扁平状の挿嵌片52aと係止部たる
楔状の係止突起52bが設けられ、また上結合部52の
浴室A側面には挿嵌溝52cが設けられている。更に連
結部材50の下結合部53の下面にも係止部たる楔状の
係止突起53aが設けられている。なお、この連結部材
50全体は合成樹脂により一体的に成型されるものであ
る。
【0018】次に(左の)連結部材50と上側部材30
との結合について説明する。換気框20の上側部材30
の上部には係合溝33が下方に開口して形成されてお
り、更に浴室A側には係合片34が脱衣室B側に突出し
て形成されている。また上側部材30のパネル溝32の
底面には、上記連結部材50の上結合部52の係止突起
52bに略対応する大きさの係止孔35がその左端から
所定の位置に設けられている。
【0019】ここで、連結部材50と上側部材30との
結合は、上記連結部材50の上結合部52の挿嵌片52
a及び挿嵌溝52cと上側部材30の係合部としての係
合溝33及び係合片34とのそれぞれの係合によって実
現される。即ち連結部材50の上結合部52の挿嵌片5
2aを上側部材30の係合溝33の左側から挿嵌し、連
結部材50の上結合部52の挿嵌溝52cに上側部材3
0の係合片34を左側から挿嵌させることにより、連結
部材50の上結合部52が上側部材30に対して係脱自
在とされ両者が結合される。更に連結部材50を所定の
位置まで挿嵌すると、連結部材50の上結合部52の係
止突起52bが上側部材30のパネル溝32の係止孔3
5に係止し、連結部材50が上側部材30に確実に結合
されることとなる。
【0020】次に(左の)連結部材50と下側部材40
との結合について説明する。換気框20の下側部材40
の底溝41の開口部には突起41aが設けられ、この底
溝41の断面形状は連結部材50の下結合部53の断面
形状に略対応して形成されている。また底溝41の底面
には、上記連結部材50の下結合部53の係止突起53
aに略対応する大きさの係止孔44がその左端から所定
の位置に設けられている。
【0021】ここで、連結部材50と下側部材40との
結合は、上記連結部材50の下結合部53と下側部材4
0の係合部としての底溝41(及びその突起41a)と
の係合によって実現される。即ち、連結部材50の下結
合部53を下側部材40の底溝41に左側から挿嵌する
ことにより、連結部材50の下結合部53が下側部材4
0に対して係脱自在とされ両者が結合される。更に連結
部材50を所定の位置まで挿嵌すると、連結部材50の
下結合部53の係止突起53aが下側部材40の底溝4
1の係止孔44に係止し、連結部材50が下側部材40
に確実に結合されることとなる。
【0022】右の連結部材50についても上述と同様に
上側部材30及び下側部材40に結合することができ
る。これにより換気框20の上側部材30と下側部材4
0を左右の連結部材50を介して連結し、換気框20を
組立てることができる。従って扉体5への据え付けに先
立って換気框20を一体化しておくことが可能となる。
【0023】次に(左の)連結部材50の案内片51に
ついて説明する。図8は図1に係る換気框を含む縦框の
横断面図である。上述のように左の連結部材50が上側
部材30及び下側部材40それぞれに結合されると、図
8に示すように上側部材30及び下側部材40の左端か
ら連結部材50の案内片51が突出することとなる。一
方、換気框20が取り付けられる扉体5の框体6〜8の
内側の四周にはパネル体9を支持するためのパネル溝1
0が断面凹状に設けられており、扉体5の縦框8にもこ
のパネル溝10が設けられている。
【0024】ここで上記連結部材50の案内片51は扉
体5の縦框8のパネル溝10に挿嵌可能に形成されてお
り、該案内片51を縦框8のパネル溝10に挿嵌するこ
とで換気框20を扉体5に取り付けることができる。即
ち、下框7及び縦框8、8を框組みした後、パネル体9
を扉体5内に取り付ける前に連結部材50の案内片51
を縦框8、8のパネル溝10に挿嵌させ、上述の一体化
された換気框20をそのまま下方に移動させるだけで、
換気框20を扉体5内に据え付けることができる。
【0025】次に(左の)連結部材50の付勢片54に
ついて説明する。図9は図3に係る換気框の左の連結部
材付近の一部断面斜視図である。上述したように連結部
材50の付勢片54は、上結合部52の略中央から下方
に弓状に延出するものである。図3及び図9に示すよう
に、連結部材50が下側部材40に結合された状態にお
いて、上記連結部材50の付勢片54の先端54aは、
下側部材40に取り付けられた揺動板60の閉塞位置に
おける脱衣室B側面に接触可能とされている。
【0026】ここで連結部材50及びこの付勢片54は
弾力性を有する樹脂で形成されているため、揺動板60
が閉塞位置から開口位置側に回転した場合には、該揺動
片を閉塞位置側に付勢することとなる。従って連結部材
50は、上側部材30と下側部材40とを連結すると同
時に、従来別途バネ等を設けることにより行っていた揺
動板60の付勢を可能としている。
【0027】さてこれまで本発明の一実施形態について
説明したが、本発明は上述の実施形態に限定されず、そ
の技術的思想の範囲内において種々異なる形態にて実施
されてよいものであり、以下、これら異なる形態につい
て説明する。本実施形態では、浴室折戸の折戸障子に納
められる換気框の換気構造について説明したが、本発明
は折戸障子に限られずどのような扉体にも適用できるも
のである。例えば、引き違い式の障子であっても、ある
いは開き窓であってもよい。更に、浴室扉に限られずど
のような用途の扉にも本発明を適用できることは言うま
でもない。
【0028】また本実施形態では、換気框を下框の上部
に設置する換気構造としたが、これに限られず換気框を
上框に下部に設置することとしてもよい。更に下框(又
は上框)と別途に換気框を設ける必要はなく、換気框自
体を下框(又は上框)に組み込んだ換気構造としてもよ
い。
【0029】また、連結部材50やその案内片51、上
結合部52、下結合部53、付勢部たる付勢片54の形
状及び大きさは図示のものに限られないことはいうまで
もない。更に連結部材は、案内片及び付勢部の双方を有
する必要はなく、案内片あるいは付勢部の一方のみを有
することとしてもよい。なお本実施形態においては、揺
動板60を回転式の開閉つまみによって開閉することと
したが、これに限られずどのような開閉装置を用いても
よい。例えば左右又は上下にスライドする開閉つまみに
より揺動板60を開閉することとしてもよい。
【0030】
【発明の効果】上述したように請求項1に記載の本発明
は、上下に分割してなる一対の上側部材と下側部材とを
離間させて換気口を形成し、該換気口を閉塞可能な揺動
板を上記上側部材又は下側部材のいずれか一方に取り付
けてなる換気框を備えてなる扉体の換気構造であって、
上側部材及び下側部材の長手方向両端にこれら上側部材
と下側部材とを連結する連結部材を取り付け、連結部材
は扉体の縦框に凹設されたパネル溝に挿嵌可能な案内片
を備えてなることとしたため、扉体に換気框を据え付け
る前に換気框を一体的に組み立てておくことができるの
で、換気框の据え付け作業が容易になるという効果があ
る。また同時に、その換気框の据え付けは連結部材の案
内片を縦框のパネル溝に挿嵌するだけで可能となり、換
気框の据え付け作業が更に容易になるという効果があ
る。
【0031】また請求項2に記載の本発明は、上側部材
及び下側部材の長手方向両端にこれら上側部材と下側部
材とを連結する連結部材を取り付け、換気口を閉塞する
閉塞位置と換気口を開口する開口位置との間で揺動板を
揺動可能な開閉手段を備えると共に、連結部材は揺動板
を閉塞位置側に付勢する付勢部を備えてなることとした
ため、上側部材と下側部材との連結に用いる連結部材を
用いて揺動板を付勢することできるので、別途バネ等の
弾性体を換気框内に取り付ける必要がなく、換気框の組
立てが容易になるという効果がある。
【0032】更に請求項3に記載の本発明は、付勢部は
樹脂にて連結部材と一体的に形成されてなることとした
ため、容易かつ安価に連結部材を製作することができる
という効果がある。
【0033】また請求項4に記載の本発明は、連結部材
は上側部材及び下側部材の長手方向に延出する結合部を
備え、上側部材及び下側部材は連結部材の結合部を係脱
自在とする係合部をそれぞれ備えてなることとしたた
め、連結部材の結合部を上側部材又は下側部材の係合部
に係合させるだけで連結部材を上側部材又は下側部材に
結合することができるので、換気框の組立てが容易にな
るという効果がある。
【0034】更に請求項5に記載の本発明は、連結部材
は楔状の係止部を備えてなり、上側部材及び下側部材は
連結部材の係止部を係止する係止孔をそれぞれ備えてな
ることとしたため、連結部材の係止部を上側部材又は下
側部材の係止孔に係止させるだけで連結部材を上側部材
又は下側部材に確実に結合することができるので、換気
框の組立てが容易になると同時に、連結部材の離脱を防
止することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態における扉体の正面図であ
る。
【図2】図1の換気框付近の縦断面図である。
【図3】本発明の一実施形態における連結部材を含む換
気框の縦断面図である。
【図4】図3に係る連結部材の正面図である。
【図5】図4の平面図である。
【図6】図4の右側面図である。
【図7】図3に係る連結部材の斜視図である。
【図8】図1に係る換気框を含む縦框の横断面図であ
る。
【図9】図3に係る換気框の左の連結部材付近の一部断
面斜視図である。
【符号の説明】
A 浴室 B 脱衣室 1 浴室折戸 5 折戸障子 8 縦框 10 パネル溝 20 換気框 21 換気口 30 上側部材 31 開閉つまみ 33 係合溝 34 係合片 35 係止孔 40 下側部材 41 底溝 44 係止孔 50 連結部材 51 案内片 52 上結合部 52a 挿嵌片 52b 係止突起 52c 挿嵌溝 53 下結合部 53a 係止突起 54 付勢片 60 揺動板

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上下に分割してなる一対の上側部材と下
    側部材とを離間させて換気口を形成し、該換気口を閉塞
    可能な揺動板を上記上側部材又は下側部材のいずれか一
    方に取り付けてなる換気框を備えてなる扉体の換気構造
    であって、 上記上側部材及び下側部材の長手方向両端にこれら上側
    部材と下側部材とを連結する連結部材を取り付け、 上記連結部材は扉体の縦框に凹設されたパネル溝に挿嵌
    可能な案内片を備えてなることを特徴とする扉体の換気
    構造。
  2. 【請求項2】 上下に分割してなる一対の上側部材と下
    側部材とを離間させて換気口を形成し、該換気口を閉塞
    可能な揺動板を上記上側部材又は下側部材のいずれか一
    方に取り付けてなる換気框を備えてなる扉体の換気構造
    であって、 上記上側部材及び下側部材の長手方向両端にこれら上側
    部材と下側部材とを連結する連結部材を取り付け、 上記換気口を閉塞する閉塞位置と換気口を開口する開口
    位置との間で上記揺動板を揺動可能な開閉手段を備える
    と共に、上記連結部材は上記揺動板を閉塞位置側に付勢
    する付勢部を備えてなることを特徴とする請求項1に記
    載の扉体の換気構造。
  3. 【請求項3】 上記付勢部は樹脂にて連結部材と一体的
    に形成されてなることを特徴とする請求項2に記載の扉
    体の換気構造。
  4. 【請求項4】 上記連結部材は上記上側部材及び下側部
    材の長手方向に延出する結合部を備え、 上記上側部材及び下側部材は上記連結部材の結合部を係
    脱自在とする係合部をそれぞれ備えてなることを特徴と
    する請求項1乃至請求項3に記載の扉体の換気構造。
  5. 【請求項5】 上記連結部材は楔状の係止部を備えてな
    り、 上記上側部材及び下側部材は上記連結部材の係止部を係
    止する係止孔をそれぞれ備えてなることを特徴とする請
    求項1乃至請求項4に記載の扉体の換気構造。
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JP14124899A Expired - Fee Related JP3434468B2 (ja) 1999-05-21 1999-05-21 扉体の換気構造

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010261276A (ja) * 2009-05-11 2010-11-18 Shin Nikkei Co Ltd 換気装置及びそれを有するサッシ

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