JP2000328706A - 屋根ユニット - Google Patents
屋根ユニットInfo
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- JP2000328706A JP2000328706A JP11141687A JP14168799A JP2000328706A JP 2000328706 A JP2000328706 A JP 2000328706A JP 11141687 A JP11141687 A JP 11141687A JP 14168799 A JP14168799 A JP 14168799A JP 2000328706 A JP2000328706 A JP 2000328706A
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- JP
- Japan
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- ridge
- roof unit
- slope
- cross
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Abstract
(57)【要約】
【課題】少ない種類の部材を用いて任意のデザインにし
て容易に組立て・施工ができると共に、安価な屋根ユニ
ットを提供する。 【解決手段】アルミニウム合金からなる棟用形材1,2
0と、その両側において対称に接合されるアルミニウム
合金からなる斜面用形材10,10とを含み、上記棟用
形材1,20は、その押出方向と直交する断面の中央に
屈曲する頂部3又は断面の略全体がカーブしたカーブ片
26,28と、この断面における両端に対称に設けた雌
型嵌合(接合)部4,4とを有すると共に、上記斜面用形
材10は、その押出方向と直交する断面の一端に上記棟
用形材の嵌合部4に嵌合(接合)される雄型嵌合(接合)部
14を、他端に該嵌合部14と嵌合(接合)する上記と同
じ雌型嵌合部4を有する屋根ユニット30,38。
て容易に組立て・施工ができると共に、安価な屋根ユニ
ットを提供する。 【解決手段】アルミニウム合金からなる棟用形材1,2
0と、その両側において対称に接合されるアルミニウム
合金からなる斜面用形材10,10とを含み、上記棟用
形材1,20は、その押出方向と直交する断面の中央に
屈曲する頂部3又は断面の略全体がカーブしたカーブ片
26,28と、この断面における両端に対称に設けた雌
型嵌合(接合)部4,4とを有すると共に、上記斜面用形
材10は、その押出方向と直交する断面の一端に上記棟
用形材の嵌合部4に嵌合(接合)される雄型嵌合(接合)部
14を、他端に該嵌合部14と嵌合(接合)する上記と同
じ雌型嵌合部4を有する屋根ユニット30,38。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばバス停留所
の上を覆うために用いられる屋根ユニットであって、ア
ルミニウム合金からなる棟用形材とその両側に接合され
る複数のアルミニウム合金からなる斜面用形材とを含む
屋根ユニットに関する。
の上を覆うために用いられる屋根ユニットであって、ア
ルミニウム合金からなる棟用形材とその両側に接合され
る複数のアルミニウム合金からなる斜面用形材とを含む
屋根ユニットに関する。
【0002】
【従来の技術】バス停留所等の上を覆う屋根ユニット8
0は、図10(A)に示すように、路面GLに立設した支柱
81とステイ82の上に固定される。屋根ユニット80
は、水平な枠体83と上向きの湾曲枠材84と両者の間
に垂設した縦枠材85とを有する。尚、枠体83や枠材
84等はアルミニウム合金の押出形材から形成される。
図10(B)の垂直断面に示すように、上記枠体83を形
成する軒用枠材87と、湾曲枠材84同士の中央に架け
渡した棟用枠材88との間には、同様に湾曲した半透明
の樹脂板86が嵌め込まれている。また、図示で前後方
向の両端における枠体83と湾曲枠材84と縦枠85と
の間にも樹脂板86が嵌め込んである。
0は、図10(A)に示すように、路面GLに立設した支柱
81とステイ82の上に固定される。屋根ユニット80
は、水平な枠体83と上向きの湾曲枠材84と両者の間
に垂設した縦枠材85とを有する。尚、枠体83や枠材
84等はアルミニウム合金の押出形材から形成される。
図10(B)の垂直断面に示すように、上記枠体83を形
成する軒用枠材87と、湾曲枠材84同士の中央に架け
渡した棟用枠材88との間には、同様に湾曲した半透明
の樹脂板86が嵌め込まれている。また、図示で前後方
向の両端における枠体83と湾曲枠材84と縦枠85と
の間にも樹脂板86が嵌め込んである。
【0003】しかしながら、屋根ユニット80では、各
枠材84,87,88は、それらの間に湾曲した樹脂板8
6を予め嵌合した後、互いにネジ止めしている。また、
枠体83と枠材84,85もそれらの間に平坦な樹脂板
86を予め嵌合した後、互いにネジ止めして組立てい
る。即ち、断面形状や外形状等が互いに異なる枠材8
4,85,87,88を必要とし、且つ組立に伴い樹脂板
86を湾曲して固定する等の煩雑な作業を必要とする。
このため、枠材84等の製造コストが嵩むのに加えて、
組立工数が多くなるため一層コスト高になる、という問
題点があった。
枠材84,87,88は、それらの間に湾曲した樹脂板8
6を予め嵌合した後、互いにネジ止めしている。また、
枠体83と枠材84,85もそれらの間に平坦な樹脂板
86を予め嵌合した後、互いにネジ止めして組立てい
る。即ち、断面形状や外形状等が互いに異なる枠材8
4,85,87,88を必要とし、且つ組立に伴い樹脂板
86を湾曲して固定する等の煩雑な作業を必要とする。
このため、枠材84等の製造コストが嵩むのに加えて、
組立工数が多くなるため一層コスト高になる、という問
題点があった。
【0004】図10(C)は、例えば商店街等の路面GL
上を覆うアーケードのようなシェルター90を示す。こ
のシェルター90は、左右の支柱91及びステイ92の
上に跨って固定したトラス梁94と、その上に固定した
互いに平行な複数の母屋96と、この母屋96の上に固
定した樹脂製の波板やスレート等からなる屋根板98と
を有する。係るシェルター90は、トラス梁94を用い
るため構造上の強度が高い反面、多数の部材と組立及び
施工工数を必要とし、施工期間も長くなるため、著しく
コストが嵩む。しかも、トラス梁94の形状によって屋
根板98全体のデザインも限定され易く、公共的スペー
スや商店街等における独自なデザインの屋根を設計しに
くいと共に、路面GL上からトラス梁94や母屋96が
見えるため、景観上の点からも煩雑な印象を与え好まし
くなかった。
上を覆うアーケードのようなシェルター90を示す。こ
のシェルター90は、左右の支柱91及びステイ92の
上に跨って固定したトラス梁94と、その上に固定した
互いに平行な複数の母屋96と、この母屋96の上に固
定した樹脂製の波板やスレート等からなる屋根板98と
を有する。係るシェルター90は、トラス梁94を用い
るため構造上の強度が高い反面、多数の部材と組立及び
施工工数を必要とし、施工期間も長くなるため、著しく
コストが嵩む。しかも、トラス梁94の形状によって屋
根板98全体のデザインも限定され易く、公共的スペー
スや商店街等における独自なデザインの屋根を設計しに
くいと共に、路面GL上からトラス梁94や母屋96が
見えるため、景観上の点からも煩雑な印象を与え好まし
くなかった。
【0005】
【発明が解決すべき課題】本発明は、以上において説明
した従来の技術における問題点を解決し、少ない種類の
部材を用いて任意のデザインにして容易に組立て・施工
ができると共に、安価な屋根ユニットを提供することを
課題とする。
した従来の技術における問題点を解決し、少ない種類の
部材を用いて任意のデザインにして容易に組立て・施工
ができると共に、安価な屋根ユニットを提供することを
課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するため、アルミニウム合金からなり、断面が偏平な
形状を有する数種類の押出形材を用意し、且つこれらを
互いに接合して全体を任意のデザインにした屋根を形成
することに着想して成されたものである。即ち、本発明
の屋根ユニットは、アルミニウム合金からなる棟用形材
と、その両側にそれぞれ接合されるアルミニウム合金か
らなる斜面用形材とを含み、上記棟用形材は、その押出
方向と直交する断面の中央において屈曲する頂部又は断
面の略全体がカーブしたカーブ片と、上記断面における
両端に対称に設けた接合部とを有すると共に、上記斜面
用形材は、その押出方向と直交する断面の一端に上記棟
用形材の接合部に接合される接合部を、他端に該接合部
と接合する接合部を有する、ことを特徴とする。
決するため、アルミニウム合金からなり、断面が偏平な
形状を有する数種類の押出形材を用意し、且つこれらを
互いに接合して全体を任意のデザインにした屋根を形成
することに着想して成されたものである。即ち、本発明
の屋根ユニットは、アルミニウム合金からなる棟用形材
と、その両側にそれぞれ接合されるアルミニウム合金か
らなる斜面用形材とを含み、上記棟用形材は、その押出
方向と直交する断面の中央において屈曲する頂部又は断
面の略全体がカーブしたカーブ片と、上記断面における
両端に対称に設けた接合部とを有すると共に、上記斜面
用形材は、その押出方向と直交する断面の一端に上記棟
用形材の接合部に接合される接合部を、他端に該接合部
と接合する接合部を有する、ことを特徴とする。
【0007】これによれば、例えば一つの棟用形材と、
その両側に接合する互いに同一断面形状の斜面用形材と
の二種類の押出形材により、切妻屋根や蒲鉾形の屋根
等、或いはこれらの屋根等の一部を一体のユニットと
し、且つ精度良く容易に組立てられる屋根ユニットを安
価に得ることができる。また、棟用形材の断面形状に応
じて、切妻屋根における傾斜角度を自在に設定できる。
或いは、棟用形材と斜面用形材の断面における互いに連
続するカーブの曲率を調整することにより、蒲鉾形の屋
根における湾曲面の曲率を自由に設計することができ
る。従って、任意のデザインを有する屋根ユニットを提
供することが可能となる。尚、各形材の接合部同士間
は、後述する接着により一体に接合するが、この他にビ
ス止めやボルト止め、或いは溶接やロウ付け等により、
棟用形材と斜面用形材、又は斜面用形材同士を一体に接
合することも可能である。
その両側に接合する互いに同一断面形状の斜面用形材と
の二種類の押出形材により、切妻屋根や蒲鉾形の屋根
等、或いはこれらの屋根等の一部を一体のユニットと
し、且つ精度良く容易に組立てられる屋根ユニットを安
価に得ることができる。また、棟用形材の断面形状に応
じて、切妻屋根における傾斜角度を自在に設定できる。
或いは、棟用形材と斜面用形材の断面における互いに連
続するカーブの曲率を調整することにより、蒲鉾形の屋
根における湾曲面の曲率を自由に設計することができ
る。従って、任意のデザインを有する屋根ユニットを提
供することが可能となる。尚、各形材の接合部同士間
は、後述する接着により一体に接合するが、この他にビ
ス止めやボルト止め、或いは溶接やロウ付け等により、
棟用形材と斜面用形材、又は斜面用形材同士を一体に接
合することも可能である。
【0008】また、前記棟用形材又は斜面用形材におけ
る接合部に、該接合部と接合する斜面用形材の接合部の
上側面を覆う水切片、及び/又は、上記接合部と接合す
る斜面用形材の接合部の下側に断面略L字形の樋部が形
成されている、屋根ユニットも含まれる。これによれ
ば、隣接する二つの形材の接合部同士の上側面に水切片
が配置されるので、接合部同士の間からの雨水の進入を
防止し易くできる。また、万一接合部間に雨水が進入し
下側に浸透しても、係る雨水は上記樋部に受け入れられ
るので、下側の空間への漏水を確実に予防することが可
能となる。
る接合部に、該接合部と接合する斜面用形材の接合部の
上側面を覆う水切片、及び/又は、上記接合部と接合す
る斜面用形材の接合部の下側に断面略L字形の樋部が形
成されている、屋根ユニットも含まれる。これによれ
ば、隣接する二つの形材の接合部同士の上側面に水切片
が配置されるので、接合部同士の間からの雨水の進入を
防止し易くできる。また、万一接合部間に雨水が進入し
下側に浸透しても、係る雨水は上記樋部に受け入れられ
るので、下側の空間への漏水を確実に予防することが可
能となる。
【0009】更に、前記棟用形材の接合部と前記斜面用
形材の接合部との間、及び、前記斜面用形材同士の接合
部間が、接着剤により接合されている、屋根ユニットも
含まれる。これによれば、各形材同士を接着剤を介して
一体に接合しているので、予め工場内で所要数の棟用・
斜面用・谷部用形材を接合して所定の屋根ユニットを強
固に形成でき、現場における施工工数を減らし且つ簡便
化にすることが可能となる。尚、上記接着剤には、構造用
接着剤(JIS K 6800)を用いることが望ましい。また、前
記棟用形材の接合部と前記斜面用形材の接合部との間、
及び、前記斜面用形材同士の接合部間に、前記接着剤の
余剰分を受け入れる凹部が形成されている、屋根ユニッ
トも含まれる。これによれば、隣接する各形材の接合部
間において余剰分となる接着剤を凹部内に受け入れて吸
収でき、且つ接合部同士の間に薄く延ばされた接着剤に
より強固な接合を得ることができる。
形材の接合部との間、及び、前記斜面用形材同士の接合
部間が、接着剤により接合されている、屋根ユニットも
含まれる。これによれば、各形材同士を接着剤を介して
一体に接合しているので、予め工場内で所要数の棟用・
斜面用・谷部用形材を接合して所定の屋根ユニットを強
固に形成でき、現場における施工工数を減らし且つ簡便
化にすることが可能となる。尚、上記接着剤には、構造用
接着剤(JIS K 6800)を用いることが望ましい。また、前
記棟用形材の接合部と前記斜面用形材の接合部との間、
及び、前記斜面用形材同士の接合部間に、前記接着剤の
余剰分を受け入れる凹部が形成されている、屋根ユニッ
トも含まれる。これによれば、隣接する各形材の接合部
間において余剰分となる接着剤を凹部内に受け入れて吸
収でき、且つ接合部同士の間に薄く延ばされた接着剤に
より強固な接合を得ることができる。
【0010】更に、互いに対称に傾斜して近接する一対
の前記斜面用形材の下端側における各接合部同士の間
に、これらの接合部とそれぞれ接合する接合部を両端に
有する谷部用形材を更に接合した、屋根ユニットも含ま
れる。これによれば、複数の棟用形材の間に上記谷部用
形材を配置し、これらの間に斜面用形材を接合(嵌合)す
ることにより、連続した三角波形の屋根ユニット、或い
は連続した丸い波形の屋根ユニットを容易に得ることが
できる。従って、例えば建物間の通路、或いは街路や歩
道の上方を覆う長いスパンの屋根ユニットを形成するこ
とができる。
の前記斜面用形材の下端側における各接合部同士の間
に、これらの接合部とそれぞれ接合する接合部を両端に
有する谷部用形材を更に接合した、屋根ユニットも含ま
れる。これによれば、複数の棟用形材の間に上記谷部用
形材を配置し、これらの間に斜面用形材を接合(嵌合)す
ることにより、連続した三角波形の屋根ユニット、或い
は連続した丸い波形の屋根ユニットを容易に得ることが
できる。従って、例えば建物間の通路、或いは街路や歩
道の上方を覆う長いスパンの屋根ユニットを形成するこ
とができる。
【0011】また、前記接合部は、隣接する棟用形材、
斜面用形材、又は谷部用形材の接合部と互いに嵌合する
嵌合部により形成されている、屋根ユニットも含まれ
る。これによれば、各接合部を例えば互いに出入りして
一個所で雄・雌嵌合する雄形・雌形嵌合部、或いは、複
数個所で互いに雄・雌嵌合する雄形・雌形嵌合部とする
ことにより、各形材を容易且つ精度良く接合することが
できる。尚、棟用形材の両側に設ける接合部は同じ断面
形状の嵌合部にするが、防水性の観点から雌形嵌合部を
用いることが望ましい。加えて、前記屋根ユニットの用
途が、バス停留所、街路、又は通路の上を覆うシェルタ
ーである、屋根ユニットも含まれる。これにより、バス
停留所の利用者を雨水から保護することは勿論、長いス
パンの市街地や商店街の街路や歩道、又は建物間の通路
の上を覆って雨水を遮断し、通行する人や車両等を防護
できる。
斜面用形材、又は谷部用形材の接合部と互いに嵌合する
嵌合部により形成されている、屋根ユニットも含まれ
る。これによれば、各接合部を例えば互いに出入りして
一個所で雄・雌嵌合する雄形・雌形嵌合部、或いは、複
数個所で互いに雄・雌嵌合する雄形・雌形嵌合部とする
ことにより、各形材を容易且つ精度良く接合することが
できる。尚、棟用形材の両側に設ける接合部は同じ断面
形状の嵌合部にするが、防水性の観点から雌形嵌合部を
用いることが望ましい。加えて、前記屋根ユニットの用
途が、バス停留所、街路、又は通路の上を覆うシェルタ
ーである、屋根ユニットも含まれる。これにより、バス
停留所の利用者を雨水から保護することは勿論、長いス
パンの市街地や商店街の街路や歩道、又は建物間の通路
の上を覆って雨水を遮断し、通行する人や車両等を防護
できる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下において本発明の実施に好適
な形態を図面と共に説明する。図1(A)は本発明の屋根
ユニットに用いる棟用形材1と、その両側に対称に接合
する斜面用形材10とを嵌合(接合)した状態を示す。各
形材1,10は例えばJIS:A6063−T5等のアルミ
ニウム合金の押出形材からなり、図1(A)ではそれぞれ
押出方向と直交する断面形状を示している。棟用形材1
は、図1(A)に示すように、断面の中央に略ヘ字形に屈
曲する頂部3とウェブ3aを有し、その左右に傾斜した
一対の偏平な中空部2とその両端に雌型嵌合(接合)部
4,4を対称に有する。雌型嵌合部4は、その厚み方向
の中央の凸条5と、その上下の凹溝6,6と、これに続
く屈曲片7,7、及び各屈曲片7の外端から上・下片1
a,1bに沿って延びる水切片8,8とを有する。
な形態を図面と共に説明する。図1(A)は本発明の屋根
ユニットに用いる棟用形材1と、その両側に対称に接合
する斜面用形材10とを嵌合(接合)した状態を示す。各
形材1,10は例えばJIS:A6063−T5等のアルミ
ニウム合金の押出形材からなり、図1(A)ではそれぞれ
押出方向と直交する断面形状を示している。棟用形材1
は、図1(A)に示すように、断面の中央に略ヘ字形に屈
曲する頂部3とウェブ3aを有し、その左右に傾斜した
一対の偏平な中空部2とその両端に雌型嵌合(接合)部
4,4を対称に有する。雌型嵌合部4は、その厚み方向
の中央の凸条5と、その上下の凹溝6,6と、これに続
く屈曲片7,7、及び各屈曲片7の外端から上・下片1
a,1bに沿って延びる水切片8,8とを有する。
【0013】また、斜面用形材10は、棟用形材1の上
・下片1a,1bに平行で偏平な略矩形の断面の本体1
1と中空部12を有し、図1(B)及び(C)にも示すよう
に、棟用形材1寄りの端部には、上記雌型嵌合部4と嵌
合(接合)する雄型嵌合(接合)部14を有する。雄型嵌合
部14は、その厚み方向における中央の凹溝15と、そ
の上下の凸条16,16と、これに続く屈曲片17,17
と、各屈曲片17の外端に隣接する段部18,18とを
有する。尚、各斜面用形材10における図示しない軒先
寄りの端部には、上記雄型嵌合部14と嵌合(接合)する
前記と同じ雌型嵌合部4が一体に形成されている。図1
(A)において、棟用形材1の各嵌合部4に左右から対称
に一対の斜面用形材10を接近させ、それぞれの雄型嵌
合部14を嵌合部4に嵌合(接合)する。
・下片1a,1bに平行で偏平な略矩形の断面の本体1
1と中空部12を有し、図1(B)及び(C)にも示すよう
に、棟用形材1寄りの端部には、上記雌型嵌合部4と嵌
合(接合)する雄型嵌合(接合)部14を有する。雄型嵌合
部14は、その厚み方向における中央の凹溝15と、そ
の上下の凸条16,16と、これに続く屈曲片17,17
と、各屈曲片17の外端に隣接する段部18,18とを
有する。尚、各斜面用形材10における図示しない軒先
寄りの端部には、上記雄型嵌合部14と嵌合(接合)する
前記と同じ雌型嵌合部4が一体に形成されている。図1
(A)において、棟用形材1の各嵌合部4に左右から対称
に一対の斜面用形材10を接近させ、それぞれの雄型嵌
合部14を嵌合部4に嵌合(接合)する。
【0014】すると、図1(B),(C)に示すように、雄
型嵌合部14の凹溝15には雌型嵌合部4の凸条5が嵌
入し、雌型嵌合部4の各凹溝6には雄型嵌合部14の各
凸条16が嵌入する。また、雄型嵌合部14の各段部1
8内には雌型嵌合部4の水切片8が進入する。更に、各
凹溝6,15の底部には凸条5,16の先端との間に間
隙たる凹部19が形成され、予め雄・雌嵌合部4,14
間に塗布した接着剤Sの余剰分が溜まる。且つ、各屈曲
片7,17との間に形成される凹部19にも余剰分の接
着剤Sが溜まる。以上の接着を伴う嵌合(接合)により、
図1(A)のように棟用形材1の左右両側に連続して傾斜
する斜面用形材10が嵌合(接合)され、断面全体が略∧
形状の屋根ユニットを形成することが可能となる。接着
された各形材1,10の雄・雌嵌合部4,14は、上側
の水切片8により雨水の進入から保護されると共に、紫
外線等の直射を防ぐので、両者を強固に接合する接着剤
Sの劣化を防止できるため、高い耐久性が得られる。
型嵌合部14の凹溝15には雌型嵌合部4の凸条5が嵌
入し、雌型嵌合部4の各凹溝6には雄型嵌合部14の各
凸条16が嵌入する。また、雄型嵌合部14の各段部1
8内には雌型嵌合部4の水切片8が進入する。更に、各
凹溝6,15の底部には凸条5,16の先端との間に間
隙たる凹部19が形成され、予め雄・雌嵌合部4,14
間に塗布した接着剤Sの余剰分が溜まる。且つ、各屈曲
片7,17との間に形成される凹部19にも余剰分の接
着剤Sが溜まる。以上の接着を伴う嵌合(接合)により、
図1(A)のように棟用形材1の左右両側に連続して傾斜
する斜面用形材10が嵌合(接合)され、断面全体が略∧
形状の屋根ユニットを形成することが可能となる。接着
された各形材1,10の雄・雌嵌合部4,14は、上側
の水切片8により雨水の進入から保護されると共に、紫
外線等の直射を防ぐので、両者を強固に接合する接着剤
Sの劣化を防止できるため、高い耐久性が得られる。
【0015】図2(A)は図1に示した棟用形材1の変形
形態である棟用形材1′を示す。棟用形材1′は、左右
の雌型嵌合部4,4における上側の水切片9を外側に偏
位して設けたものである。これにより、各雌型嵌合部4
に嵌合する斜面用形材10の雄型嵌合部14の上側面を
広く覆うので、防水性を一層向上させ得る。また、図2
(B)は異なる棟用形材20を示す。棟用形材20もアル
ミニウム合金の押出形材からなり、その押出方向と直交
する断面における両端付近を除いた略全体がカーブし、
中央に垂直なウェブ22を有し、その左右に中空部24
と上下のカーブ片26,28とを有する。且つ、カーブ
片26,28の左右の先端間には、前記雌型嵌合部4,
4を有する。これらに嵌合する斜面用形材10及びその
雄型嵌合部14、並びに接着剤Sや凹部19は図1の形
態と同じである。更に、図2(C)は上記棟用形材20の
変形形態である棟用形材20′を示す。棟用形材20′
は、左右の雌型嵌合部4,4における上側の水切片9を
外側に偏位して設けたものであり、各雌型嵌合部4に嵌
合する斜面用形材10の雄型嵌合部14の上側面を広く
覆うので、防水性を一層向上させることが可能となる。
形態である棟用形材1′を示す。棟用形材1′は、左右
の雌型嵌合部4,4における上側の水切片9を外側に偏
位して設けたものである。これにより、各雌型嵌合部4
に嵌合する斜面用形材10の雄型嵌合部14の上側面を
広く覆うので、防水性を一層向上させ得る。また、図2
(B)は異なる棟用形材20を示す。棟用形材20もアル
ミニウム合金の押出形材からなり、その押出方向と直交
する断面における両端付近を除いた略全体がカーブし、
中央に垂直なウェブ22を有し、その左右に中空部24
と上下のカーブ片26,28とを有する。且つ、カーブ
片26,28の左右の先端間には、前記雌型嵌合部4,
4を有する。これらに嵌合する斜面用形材10及びその
雄型嵌合部14、並びに接着剤Sや凹部19は図1の形
態と同じである。更に、図2(C)は上記棟用形材20の
変形形態である棟用形材20′を示す。棟用形材20′
は、左右の雌型嵌合部4,4における上側の水切片9を
外側に偏位して設けたものであり、各雌型嵌合部4に嵌
合する斜面用形材10の雄型嵌合部14の上側面を広く
覆うので、防水性を一層向上させることが可能となる。
【0016】図3(A)は、前記棟用形材1とその両側に
対称に傾斜する複数の前記斜面用形材10,10,…とを
互いに接着剤Sを介して嵌合(接合)して形成した屋根ユ
ニット30を示す。即ち、図3(A)に示すように、屋根
ユニット30は、棟用形材1の各雌型嵌合部4に隣接す
る斜面用形材10の雄型嵌合部14を嵌合し、更に、こ
の斜面用形材10の軒先寄りに位置する雌型嵌合部4
に、更に軒先寄りに隣接する別の斜面用形材10の雄型
嵌合部14を順次嵌合したものである。尚、各斜面用形
材10の中空部12はウェブ12aにより2分割されて
いる。
対称に傾斜する複数の前記斜面用形材10,10,…とを
互いに接着剤Sを介して嵌合(接合)して形成した屋根ユ
ニット30を示す。即ち、図3(A)に示すように、屋根
ユニット30は、棟用形材1の各雌型嵌合部4に隣接す
る斜面用形材10の雄型嵌合部14を嵌合し、更に、こ
の斜面用形材10の軒先寄りに位置する雌型嵌合部4
に、更に軒先寄りに隣接する別の斜面用形材10の雄型
嵌合部14を順次嵌合したものである。尚、各斜面用形
材10の中空部12はウェブ12aにより2分割されて
いる。
【0017】また、図3(A)に示すように、軒先を形成
する両端に位置する斜面用形材10には、その外端の雄
型嵌合部14に雨樋32が固定される。この雨樋32
は、例えばアルミニウム合金の押出形材からなり、雌型
嵌合部4を外部から目隠しする外側片33と、その下側
に位置する通水部34と、その一端から斜め上に延びる
固定片36とを一体に有する。そして、図3(A)のよう
に固定片36を斜面用形材10の下側面にブラインドリ
ベットやネジ等により固定している。尚、図示で前後方
向における各形材1,10の妻側の両端には、図示しな
い化粧材が固定され、形材1,10の断面を被覆してい
る。また、雨樋32はその固定片36に替えて、前記雄
型嵌合部14をその一端に形成し、当該雨樋32に隣接
する形材10の雌型嵌合部4に接着剤Sを介して嵌合し
ても良い。
する両端に位置する斜面用形材10には、その外端の雄
型嵌合部14に雨樋32が固定される。この雨樋32
は、例えばアルミニウム合金の押出形材からなり、雌型
嵌合部4を外部から目隠しする外側片33と、その下側
に位置する通水部34と、その一端から斜め上に延びる
固定片36とを一体に有する。そして、図3(A)のよう
に固定片36を斜面用形材10の下側面にブラインドリ
ベットやネジ等により固定している。尚、図示で前後方
向における各形材1,10の妻側の両端には、図示しな
い化粧材が固定され、形材1,10の断面を被覆してい
る。また、雨樋32はその固定片36に替えて、前記雄
型嵌合部14をその一端に形成し、当該雨樋32に隣接
する形材10の雌型嵌合部4に接着剤Sを介して嵌合し
ても良い。
【0018】一方、図3(B)は、カーブする断面の前記
棟用形材20とその両側に対称に傾斜する複数の斜面用
形材10,10,…を互いに接着剤Sを介して嵌合(接合)
して形成した屋根ユニット38を示す。即ち、図3(B)
に示すように、この屋根ユニット38は、棟用形材20
の各雌型嵌合部4に隣接する斜面用形材10の雄型嵌合
部14を嵌合し、これら斜面用形材10の軒先寄りに位
置する雌型嵌合部4に、更に軒先寄りに隣接する斜面用
形材10の雄型嵌合部14を順次嵌合したものである。
軒先を形成する位置には、平坦な端面10aを有する斜
面用形材10′が配置されると共に、これに雨樋32が
上記と同様に固定されている。
棟用形材20とその両側に対称に傾斜する複数の斜面用
形材10,10,…を互いに接着剤Sを介して嵌合(接合)
して形成した屋根ユニット38を示す。即ち、図3(B)
に示すように、この屋根ユニット38は、棟用形材20
の各雌型嵌合部4に隣接する斜面用形材10の雄型嵌合
部14を嵌合し、これら斜面用形材10の軒先寄りに位
置する雌型嵌合部4に、更に軒先寄りに隣接する斜面用
形材10の雄型嵌合部14を順次嵌合したものである。
軒先を形成する位置には、平坦な端面10aを有する斜
面用形材10′が配置されると共に、これに雨樋32が
上記と同様に固定されている。
【0019】係る屋根ユニット30,38は、一つの棟
用形材1,20と、その両側に対称に嵌合(接合)し且つ
互いに嵌合し合う傾斜する複数の斜面用形材10,(1
0′)とを接着剤Sを介して一体化したものである。即
ち、二・三種類の押出形材のみにより図3(A),(B)に
示した断面を有する屋根ユニットを精度良く容易且つ迅
速に組立てることができ、現場における柱や梁等の支持
用構造材の上に少ない工数で取付けることも可能とな
る。また、構造用接着剤Sを用い且つ形材1,10の断
面強度を大きく設計することにより、屋根ユニット3
0,38全体に構造体としての強度を持たせることも可
能である。
用形材1,20と、その両側に対称に嵌合(接合)し且つ
互いに嵌合し合う傾斜する複数の斜面用形材10,(1
0′)とを接着剤Sを介して一体化したものである。即
ち、二・三種類の押出形材のみにより図3(A),(B)に
示した断面を有する屋根ユニットを精度良く容易且つ迅
速に組立てることができ、現場における柱や梁等の支持
用構造材の上に少ない工数で取付けることも可能とな
る。また、構造用接着剤Sを用い且つ形材1,10の断
面強度を大きく設計することにより、屋根ユニット3
0,38全体に構造体としての強度を持たせることも可
能である。
【0020】従って、屋根ユニット30,38によれ
ば、従来のものに比べて少ない種類の形材により容易且
つ安価に組立及び施工ができると共に、棟用形材1,2
0、又はこれらの傾斜角度や湾曲度を選択することによ
り任意の傾斜を有するデザインの屋根を自在に形成する
こともできる。尚、棟用形材1,20に替えて前記棟用
形材1′,20′を用いたり、各斜面用形材10,1
0′の軒先寄りの端部に位置する雌型嵌合部4の上側
に、外側に偏位する前記水切片9を設けても良い。
ば、従来のものに比べて少ない種類の形材により容易且
つ安価に組立及び施工ができると共に、棟用形材1,2
0、又はこれらの傾斜角度や湾曲度を選択することによ
り任意の傾斜を有するデザインの屋根を自在に形成する
こともできる。尚、棟用形材1,20に替えて前記棟用
形材1′,20′を用いたり、各斜面用形材10,1
0′の軒先寄りの端部に位置する雌型嵌合部4の上側
に、外側に偏位する前記水切片9を設けても良い。
【0021】図4(A)は、前記棟用形材20とその両側
に対称にカーブして傾斜する複数の斜面用形材10″,
10″を互いに接着剤Sを介して嵌合(接合)して形成し
た蒲鉾(アーチ)形の屋根ユニット40を示す。斜面用形
材10″は、押し出し方向と直交する断面の略全体が棟
用形材20と同様にカーブする本体11を有し、両端に
雄・雌嵌合部14,4を有する。また、図示で左右の軒
先側には、基端に雄型嵌合部14を有し且つ先端に平坦
な端面10aを有する軒先を形成する斜面用形材10b
が配置されている。そして、図4(A)に示すように、形
材20,10″,10aを前記と同様に接着剤Sを介して
嵌合することにより、一体に接合した屋根ユニット40
が得られる。尚、斜面用形材10bには、前記同様に雨
樋32が固定されている。但し、この形材10bを省略
し斜面用形材10″の軒先側に雨樋32を直かに固定し
ても良い。
に対称にカーブして傾斜する複数の斜面用形材10″,
10″を互いに接着剤Sを介して嵌合(接合)して形成し
た蒲鉾(アーチ)形の屋根ユニット40を示す。斜面用形
材10″は、押し出し方向と直交する断面の略全体が棟
用形材20と同様にカーブする本体11を有し、両端に
雄・雌嵌合部14,4を有する。また、図示で左右の軒
先側には、基端に雄型嵌合部14を有し且つ先端に平坦
な端面10aを有する軒先を形成する斜面用形材10b
が配置されている。そして、図4(A)に示すように、形
材20,10″,10aを前記と同様に接着剤Sを介して
嵌合することにより、一体に接合した屋根ユニット40
が得られる。尚、斜面用形材10bには、前記同様に雨
樋32が固定されている。但し、この形材10bを省略
し斜面用形材10″の軒先側に雨樋32を直かに固定し
ても良い。
【0022】一方、図4(B)は、上記と同様に棟用形材
20とその両側に対称にカーブして傾斜する複数の斜面
用形材10″,10″を互いに接着剤Sを介して嵌合し
て接合した蒲鉾形の屋根ユニット40′を示す。左右の
軒先側には、基端に雄型嵌合部14を有し且つ先端に平
坦な端面10a及び断面が略半円形の樋部10dを一体
に有する斜面用形材10cが配置されている。
20とその両側に対称にカーブして傾斜する複数の斜面
用形材10″,10″を互いに接着剤Sを介して嵌合し
て接合した蒲鉾形の屋根ユニット40′を示す。左右の
軒先側には、基端に雄型嵌合部14を有し且つ先端に平
坦な端面10a及び断面が略半円形の樋部10dを一体
に有する斜面用形材10cが配置されている。
【0023】以上のように、屋根ユニット40,40′
は、一つ棟用形材20の両側に対称に同様に連続してカ
ーブする複数の斜面用形材10″を嵌合(接合)し接着材
Sを介して一体化したものである。即ち、少なくとも二
種類の形材20,10″により蒲鉾形の屋根を精度良く
容易且つ迅速に組立てることができ、現場における柱や
梁等の支持用構造体の上方に少ない工数にて取付けるこ
とも可能となる。従って、屋根ユニット40,40′に
よれば、従来のものに比べて少ない種類の形材により容
易且つ安価に組立及び施工ができる。また、棟用形材2
0や斜面用形材10″のカーブする曲率を選択すること
により任意の湾曲面を有する蒲鉾形デザインの屋根を自
在に形成することもできる。尚、棟用形材20に替え前
記棟用形材20′を用いたり、各斜面用形材10″の軒
先寄りの端部に位置する雌型嵌合部4の上側に、外側に
偏位する前記水切片9を設けても良い。
は、一つ棟用形材20の両側に対称に同様に連続してカ
ーブする複数の斜面用形材10″を嵌合(接合)し接着材
Sを介して一体化したものである。即ち、少なくとも二
種類の形材20,10″により蒲鉾形の屋根を精度良く
容易且つ迅速に組立てることができ、現場における柱や
梁等の支持用構造体の上方に少ない工数にて取付けるこ
とも可能となる。従って、屋根ユニット40,40′に
よれば、従来のものに比べて少ない種類の形材により容
易且つ安価に組立及び施工ができる。また、棟用形材2
0や斜面用形材10″のカーブする曲率を選択すること
により任意の湾曲面を有する蒲鉾形デザインの屋根を自
在に形成することもできる。尚、棟用形材20に替え前
記棟用形材20′を用いたり、各斜面用形材10″の軒
先寄りの端部に位置する雌型嵌合部4の上側に、外側に
偏位する前記水切片9を設けても良い。
【0024】図5(A)は前記棟用形材1に接合された斜
面用形材10,10間にこれらと嵌合する谷部用形材4
2を接合した状態を示す。即ち、谷部用形材42は、ア
ルミ押出形材からなり、図5(A)に示すように、押出方
向と直交する断面の中央に凹部43とウェブ44を有
し、その左右両側に斜め上向きの傾斜片45,46と中
空部47を有し、且つ両端に雄型嵌合(接合)部14,1
4を対称に有する。そして、図5(B)にも示すように、
左右の棟用形材1,1に前記同様にして嵌合(接合)され
た近接する斜面用形材10,10の雌型嵌合部4,4に、
谷部用形材42の各雄型嵌合部14を接着剤Sを介して
嵌合し一体に接合する。その結果、図5(B)に示すよう
に、複数の棟用形材1と谷部用形材42の間に傾斜方向
が交互に異なる斜面用形材10が一体に接合され、断面
全体が連続する低い三角波形状を呈する屋根ユニット4
8を得ることができる。尚、棟用形材1と谷部用形材4
2との間に複数の斜面用形材10を嵌合して配置できる
ことも明らかである。
面用形材10,10間にこれらと嵌合する谷部用形材4
2を接合した状態を示す。即ち、谷部用形材42は、ア
ルミ押出形材からなり、図5(A)に示すように、押出方
向と直交する断面の中央に凹部43とウェブ44を有
し、その左右両側に斜め上向きの傾斜片45,46と中
空部47を有し、且つ両端に雄型嵌合(接合)部14,1
4を対称に有する。そして、図5(B)にも示すように、
左右の棟用形材1,1に前記同様にして嵌合(接合)され
た近接する斜面用形材10,10の雌型嵌合部4,4に、
谷部用形材42の各雄型嵌合部14を接着剤Sを介して
嵌合し一体に接合する。その結果、図5(B)に示すよう
に、複数の棟用形材1と谷部用形材42の間に傾斜方向
が交互に異なる斜面用形材10が一体に接合され、断面
全体が連続する低い三角波形状を呈する屋根ユニット4
8を得ることができる。尚、棟用形材1と谷部用形材4
2との間に複数の斜面用形材10を嵌合して配置できる
ことも明らかである。
【0025】上述した屋根ユニット48によれば、押出
方向の長さが数メートル〜約10メートルの押出形材1,10,4
2を連続的に嵌合(接合)して、長いスパンを有する例え
ば街路の上に設置するアーケード等のシェルターを容易
に形成することができる。しかも、三種類の押出形材
1,10,42により連続する波形の屋根を精度良く容易
且つ迅速に組立てることができ、現場における柱や梁等
の支持用構造体の上方に少ない工数で迅速に取付けるこ
とも可能となる。従って、従来のシェルター90に比べ
少ない種類の形材により容易且つ安価に組立及び施工が
できる。
方向の長さが数メートル〜約10メートルの押出形材1,10,4
2を連続的に嵌合(接合)して、長いスパンを有する例え
ば街路の上に設置するアーケード等のシェルターを容易
に形成することができる。しかも、三種類の押出形材
1,10,42により連続する波形の屋根を精度良く容易
且つ迅速に組立てることができ、現場における柱や梁等
の支持用構造体の上方に少ない工数で迅速に取付けるこ
とも可能となる。従って、従来のシェルター90に比べ
少ない種類の形材により容易且つ安価に組立及び施工が
できる。
【0026】また、図6(A),(B)に示すように、断面
全体が連続してカーブする丸い波形の屋根ユニット50
を得ることもできる。即ち、先ず、略断面全体がカーブ
する前記棟用形材20を複数用意し、隣接する形材2
0,20の間に断面略U字形の谷部用形材20′を間隔
を置いて配置する。次に、係る形材20,20′の間に
前記断面の略全体がカーブする複数の斜面用形材10″
を、棟用形材20寄りには上向きカーブ形に、谷用形部
材20′寄りには下向きカーブ形にして接着剤Sを介し
て接合することにより、シェルターたる屋根ユニット5
0が形成される。屋根ユニット50は、図6(A),(B)
に示すように、路面GL上に高さが僅かに異なる一対ず
つの支柱52を植設し、このらの上端に長手方向に跨っ
て固定した互いに平行な一対の梁54の上に一側にやや
傾斜して固定されている。
全体が連続してカーブする丸い波形の屋根ユニット50
を得ることもできる。即ち、先ず、略断面全体がカーブ
する前記棟用形材20を複数用意し、隣接する形材2
0,20の間に断面略U字形の谷部用形材20′を間隔
を置いて配置する。次に、係る形材20,20′の間に
前記断面の略全体がカーブする複数の斜面用形材10″
を、棟用形材20寄りには上向きカーブ形に、谷用形部
材20′寄りには下向きカーブ形にして接着剤Sを介し
て接合することにより、シェルターたる屋根ユニット5
0が形成される。屋根ユニット50は、図6(A),(B)
に示すように、路面GL上に高さが僅かに異なる一対ず
つの支柱52を植設し、このらの上端に長手方向に跨っ
て固定した互いに平行な一対の梁54の上に一側にやや
傾斜して固定されている。
【0027】これにより、商店街のアーケードを構成す
るシェルター、或いはバス停又は遊歩道の上方を覆うシ
ェルターを、連続してカーブする波形を持たせたデザイ
ンで精度良く容易に組立てることができ、現場において
も少ない工数により取付けることも可能となる。従っ
て、従来の前記シェルター90に比べ少ない種類の形材
により安価に組立及び施工ができる。尚、形材20,1
0″,20′を接着剤Sによって接合する場合には、工
場内等の管理された環境で接着作業を行うことが、接合
強度を維持する等の点において望ましい。
るシェルター、或いはバス停又は遊歩道の上方を覆うシ
ェルターを、連続してカーブする波形を持たせたデザイ
ンで精度良く容易に組立てることができ、現場において
も少ない工数により取付けることも可能となる。従っ
て、従来の前記シェルター90に比べ少ない種類の形材
により安価に組立及び施工ができる。尚、形材20,1
0″,20′を接着剤Sによって接合する場合には、工
場内等の管理された環境で接着作業を行うことが、接合
強度を維持する等の点において望ましい。
【0028】図6(C)は、前記屋根ユニット30と同様
な屋根ユニット30′を利用したバス停留所55を示
す。即ち、停留所55は、プラットフォームPF上に植
設した一対の支柱57上に梁58を水平で且つ略T字形
に固定し、各梁58の両端で屋根ユニット30をその下
側から支持して固定したものである。また、屋根ユニッ
ト30′は、図6(C)に示すように、棟用形材1の両側
に対称に複数の斜面用形材10と、両端の軒先に平坦な
端面10aを有する前記斜面用形材10′とをそれぞれ
接着剤Sを介して嵌合し、予め工場等で一体に接合した
ものである。尚、形材1,10,10′の妻側の各端面に
は、化粧用の端板56が固着されている。従って、現場
における作業は、屋根ユニット30′を数人の作業者又
は小型クレーンにより、一対の梁58上に載置した後、
各梁58の両端とユニット30′との間で、直かに又は
適宜の金具を介してボルトナット等により、容易且つ迅
速に取り付けることにより、屋根ユニット30′を設置
することが可能となる。
な屋根ユニット30′を利用したバス停留所55を示
す。即ち、停留所55は、プラットフォームPF上に植
設した一対の支柱57上に梁58を水平で且つ略T字形
に固定し、各梁58の両端で屋根ユニット30をその下
側から支持して固定したものである。また、屋根ユニッ
ト30′は、図6(C)に示すように、棟用形材1の両側
に対称に複数の斜面用形材10と、両端の軒先に平坦な
端面10aを有する前記斜面用形材10′とをそれぞれ
接着剤Sを介して嵌合し、予め工場等で一体に接合した
ものである。尚、形材1,10,10′の妻側の各端面に
は、化粧用の端板56が固着されている。従って、現場
における作業は、屋根ユニット30′を数人の作業者又
は小型クレーンにより、一対の梁58上に載置した後、
各梁58の両端とユニット30′との間で、直かに又は
適宜の金具を介してボルトナット等により、容易且つ迅
速に取り付けることにより、屋根ユニット30′を設置
することが可能となる。
【0029】図7(A),(B)は、更に異なる形態の棟用
形材60と、これに接合(嵌合)する斜面用形材70を示
す。棟用形材60は、前記同様のアルミニウム合金の押
出形材からなり、図7(A)に示すように、押出方向と直
交する断面の中央に略ヘ字形に屈曲する頂部61とウェ
ブ62を有し、その左右に一対の中空部63と上・下片
60a,60b、及びこれらの両端に雌型嵌合(接合)部
64を対称に有する。雌型嵌合部64は、その厚み方向
の中央の凹溝65と、その上下に隣接する屈曲片67
と、上側の屈曲片67の上端から傾斜して延びる水切片
66と、下側の屈曲片67の下端から傾斜して延びる断
面略L字形の樋部68を有する。水切片66と樋部68
は、上・下片60a,60bとそれぞれ平行に突設され
ている。
形材60と、これに接合(嵌合)する斜面用形材70を示
す。棟用形材60は、前記同様のアルミニウム合金の押
出形材からなり、図7(A)に示すように、押出方向と直
交する断面の中央に略ヘ字形に屈曲する頂部61とウェ
ブ62を有し、その左右に一対の中空部63と上・下片
60a,60b、及びこれらの両端に雌型嵌合(接合)部
64を対称に有する。雌型嵌合部64は、その厚み方向
の中央の凹溝65と、その上下に隣接する屈曲片67
と、上側の屈曲片67の上端から傾斜して延びる水切片
66と、下側の屈曲片67の下端から傾斜して延びる断
面略L字形の樋部68を有する。水切片66と樋部68
は、上・下片60a,60bとそれぞれ平行に突設され
ている。
【0030】一方、斜面用形材70も、上記同様の押出
形材からなり、図7(B)に示すように、押出方向と直交
する断面が偏平な略矩形を呈し、上・下片70a,70
bとこれらの略中央を繋ぐするウェブ71と、ウェブ7
1の両側に中空部72,73と、両端の雄・雌型嵌合
(接合)部74,64を有する。上片70aは下片70b
に対して、図示で右側から左側に沿ってやや離れるよう
に僅かに傾斜している。また、図7(B)で右端に位置す
る雄型嵌合部74は、その厚み方向の略中央に位置する
凸条75と、その上下に隣接する屈曲片77と、下側の
屈曲片77の下端と下片70bとの間に位置する段部7
6とを有する。尚、図7(B)にて斜面用形材70の左端
には、上記と同じ雌型嵌合(接合)部64が配設されてい
る。
形材からなり、図7(B)に示すように、押出方向と直交
する断面が偏平な略矩形を呈し、上・下片70a,70
bとこれらの略中央を繋ぐするウェブ71と、ウェブ7
1の両側に中空部72,73と、両端の雄・雌型嵌合
(接合)部74,64を有する。上片70aは下片70b
に対して、図示で右側から左側に沿ってやや離れるよう
に僅かに傾斜している。また、図7(B)で右端に位置す
る雄型嵌合部74は、その厚み方向の略中央に位置する
凸条75と、その上下に隣接する屈曲片77と、下側の
屈曲片77の下端と下片70bとの間に位置する段部7
6とを有する。尚、図7(B)にて斜面用形材70の左端
には、上記と同じ雌型嵌合(接合)部64が配設されてい
る。
【0031】そして、図7(A)に示すように、棟用形材
60の各嵌合部64に左右から対称に一対の斜面用形材
70を対称に接近させ、各々の雄型嵌合部74を雌型嵌
合部64に嵌合(接合)する。すると、図7(A)に示すよ
うに、雌型嵌合部64の凹溝65には雄型嵌合部74の
凸条75が嵌入し、雄・雌型嵌合部74,64の各屈曲
部77,67は互いに接触する。また、雌型嵌合部64
の水切片66は接合した形材70の上片70aの端縁に
接触する。更に、雄型嵌合部74の段部76内には雌型
嵌合部64の樋部68が進入し、両者の間に空隙78が
形成される。加えて、上記凸条75と各屈曲部77,6
7との間に間隙たる凹部79が形成され、予め雄・雌嵌
合部74,64の凸条75と凹溝65間に塗布した接着
剤Sの余剰分が押し出されて各凹部79内に溜まる。
60の各嵌合部64に左右から対称に一対の斜面用形材
70を対称に接近させ、各々の雄型嵌合部74を雌型嵌
合部64に嵌合(接合)する。すると、図7(A)に示すよ
うに、雌型嵌合部64の凹溝65には雄型嵌合部74の
凸条75が嵌入し、雄・雌型嵌合部74,64の各屈曲
部77,67は互いに接触する。また、雌型嵌合部64
の水切片66は接合した形材70の上片70aの端縁に
接触する。更に、雄型嵌合部74の段部76内には雌型
嵌合部64の樋部68が進入し、両者の間に空隙78が
形成される。加えて、上記凸条75と各屈曲部77,6
7との間に間隙たる凹部79が形成され、予め雄・雌嵌
合部74,64の凸条75と凹溝65間に塗布した接着
剤Sの余剰分が押し出されて各凹部79内に溜まる。
【0032】従って、上記接着を伴う嵌合(接合)によ
り、図8に示すように、棟用形材60の左右両側に連続
して傾斜する斜面用形材70,70が嵌合(接合)され、
屋根ユニット69を形成することが可能となる。このユ
ニット69では、各斜面用形材70の上側に水切片66
の肉厚分による筋状の段差を軒先方向に等間隔に付した
デザインを形成できる。また、接合された各形材60,
70の雄・雌嵌合部74,64は、上側の水切片66に
より雨水や紫外線等の進入から保護され、両者を強固に
接合する接着剤Sの劣化を防ぐので、高い耐久性が得ら
れる。
り、図8に示すように、棟用形材60の左右両側に連続
して傾斜する斜面用形材70,70が嵌合(接合)され、
屋根ユニット69を形成することが可能となる。このユ
ニット69では、各斜面用形材70の上側に水切片66
の肉厚分による筋状の段差を軒先方向に等間隔に付した
デザインを形成できる。また、接合された各形材60,
70の雄・雌嵌合部74,64は、上側の水切片66に
より雨水や紫外線等の進入から保護され、両者を強固に
接合する接着剤Sの劣化を防ぐので、高い耐久性が得ら
れる。
【0033】しかも、経年変化等により接着剤Sが劣化
し、万一雨水が雄・雌嵌合部74,64間を浸透して
も、係る雨水は下側の樋部68に受け止められ、空隙7
8内に溜まることなく、図8で奥行き方向に樋部68上
を通って両端の妻側から外部に排水される。従って、か
なり長期間に渉り防水性を維持することが可能となる。
尚、棟用形材60を前記棟用形材20のように、嵌合部
64,74を除いた断面全体をカーブさせた形材にして
も良い。また、斜面用形材70も前記斜面用形材10″
のように同様にカーブした形材とし、上記カーブした棟
用形材60と接合することにより、断面アーチ形で全体
が蒲鉾形状を呈すると共に、棟と軒の間に筋状の段差を
複数平行に有する屋根ユニットを形成することも可能で
ある。
し、万一雨水が雄・雌嵌合部74,64間を浸透して
も、係る雨水は下側の樋部68に受け止められ、空隙7
8内に溜まることなく、図8で奥行き方向に樋部68上
を通って両端の妻側から外部に排水される。従って、か
なり長期間に渉り防水性を維持することが可能となる。
尚、棟用形材60を前記棟用形材20のように、嵌合部
64,74を除いた断面全体をカーブさせた形材にして
も良い。また、斜面用形材70も前記斜面用形材10″
のように同様にカーブした形材とし、上記カーブした棟
用形材60と接合することにより、断面アーチ形で全体
が蒲鉾形状を呈すると共に、棟と軒の間に筋状の段差を
複数平行に有する屋根ユニットを形成することも可能で
ある。
【0034】図9(A)は、前記斜面用形材70の変形形
態である斜面用形材70′の断面を示す。この形材7
0′は、上・下片70a,70bが互いに平行で、図示で
左端の雌型嵌合部64の上端には、外側寄りに偏位部し
た水切片66aが上片70aと平行に突設されている。
また、図9(A)で右端の雄型嵌合部74には、その下側
に傾斜した段部76′と、その先端から垂下する突起7
6aが設けられている。上記水切片66aは、その斜面
用形材70′の軒先寄りに隣接する斜面用形材70′と
嵌合(接合)した際、その上片70aに接触する。また、
上記段部76′と突起76aは、その斜面用形材70′
を次述する棟用形材60′又は棟寄りに隣接する斜面用
形材70′に嵌合(接合)した際、それらの雌型嵌合部6
4における樋部68の上に配設され、両者の間に空隙7
8が形成する。
態である斜面用形材70′の断面を示す。この形材7
0′は、上・下片70a,70bが互いに平行で、図示で
左端の雌型嵌合部64の上端には、外側寄りに偏位部し
た水切片66aが上片70aと平行に突設されている。
また、図9(A)で右端の雄型嵌合部74には、その下側
に傾斜した段部76′と、その先端から垂下する突起7
6aが設けられている。上記水切片66aは、その斜面
用形材70′の軒先寄りに隣接する斜面用形材70′と
嵌合(接合)した際、その上片70aに接触する。また、
上記段部76′と突起76aは、その斜面用形材70′
を次述する棟用形材60′又は棟寄りに隣接する斜面用
形材70′に嵌合(接合)した際、それらの雌型嵌合部6
4における樋部68の上に配設され、両者の間に空隙7
8が形成する。
【0035】図9(B)は、上記斜面用形材70′と棟用
形材60′とを併用した屋根ユニット69′の断面を示
す。この棟用形材60′は、前記棟用形材60の変形形
態であり、左右両端の雌型嵌合部64の上端には、外側
寄りに偏位した水切片66aを上片60aと平行に突設
したものである。先ず、棟用形材60′の各雌型嵌合部
64に、左右から対称に斜面用形材70′の雄型嵌合部
74を接着剤Sを介して嵌合する。すると、棟用形材6
0′の各水切片66aは、当該形材60′に隣接する斜
面用形材70′の上片70aに接触する。また、棟用形
材60′の各樋部68は、隣接する斜面用形材70′の
段部76′と突起76aの下方を覆う。
形材60′とを併用した屋根ユニット69′の断面を示
す。この棟用形材60′は、前記棟用形材60の変形形
態であり、左右両端の雌型嵌合部64の上端には、外側
寄りに偏位した水切片66aを上片60aと平行に突設
したものである。先ず、棟用形材60′の各雌型嵌合部
64に、左右から対称に斜面用形材70′の雄型嵌合部
74を接着剤Sを介して嵌合する。すると、棟用形材6
0′の各水切片66aは、当該形材60′に隣接する斜
面用形材70′の上片70aに接触する。また、棟用形
材60′の各樋部68は、隣接する斜面用形材70′の
段部76′と突起76aの下方を覆う。
【0036】次に、図9(B)で左側の斜面用形材70′
の雌型嵌合部64に、その軒先寄りに隣接する図示で左
端の斜面用形材70′の雄型嵌合部74を接着剤Sを介
して嵌合する。これにより、上記斜面用形材70′の水
切片66aは、図示で左端に位置する斜面用形材70′
の上片70aに接触し、その樋部68も左端の斜面用形
材70′の段部76′と突起76aの下方を覆う。各嵌
合部64,74間では、突起76aが樋部68の内側に
進入した納まりとなる。従って、係る接合構造を有する
屋根ユニット69′では、各水切片66a及び嵌合部6
4,74間の接着剤Sにより、高い防水性能を有する。
また、万一雨水が嵌合部64,74間を浸透しても、突
起76aから樋部68内に係る雨水を確実に落下せし
め、且つ該樋部68を図9(B)で前後方向に送って外部
に排水することができるので、下側に居る利用者を雨水
から容易に保護することができる。
の雌型嵌合部64に、その軒先寄りに隣接する図示で左
端の斜面用形材70′の雄型嵌合部74を接着剤Sを介
して嵌合する。これにより、上記斜面用形材70′の水
切片66aは、図示で左端に位置する斜面用形材70′
の上片70aに接触し、その樋部68も左端の斜面用形
材70′の段部76′と突起76aの下方を覆う。各嵌
合部64,74間では、突起76aが樋部68の内側に
進入した納まりとなる。従って、係る接合構造を有する
屋根ユニット69′では、各水切片66a及び嵌合部6
4,74間の接着剤Sにより、高い防水性能を有する。
また、万一雨水が嵌合部64,74間を浸透しても、突
起76aから樋部68内に係る雨水を確実に落下せし
め、且つ該樋部68を図9(B)で前後方向に送って外部
に排水することができるので、下側に居る利用者を雨水
から容易に保護することができる。
【0037】本発明は、以上において説明した各形態に
限定されるものではない。例えば、棟用形材1,20の
一側に直線断面の前記斜面用形材10,10を、他側に
カーブした断面の斜面用形材10″,10″を接合する
ことにより、棟を挟んで平坦面と湾曲面とを併有する屋
根ユニットを形成することもできる。また、棟用形材2
0,20′の両側にカーブする曲率が異なる複数の前記
斜面用形材10″を接合することにより、例えば断面が
サイクロイド曲線等を呈する蒲鉾状デザインの屋根ユニ
ットを形成することも可能である。更に、前記各形材
1,1′,10,10″,20,20′は、断面の全体に中空
部を有するが、両端の嵌合(接合)部及び中央の屈曲部又
は上側のカーブ片を前記同様に有する断面形状であれ
ば、断面の一部又は略全部を上側の直線の上片又はカー
ブ片のみにより形成するオープン形材によって形成する
ことも可能である。
限定されるものではない。例えば、棟用形材1,20の
一側に直線断面の前記斜面用形材10,10を、他側に
カーブした断面の斜面用形材10″,10″を接合する
ことにより、棟を挟んで平坦面と湾曲面とを併有する屋
根ユニットを形成することもできる。また、棟用形材2
0,20′の両側にカーブする曲率が異なる複数の前記
斜面用形材10″を接合することにより、例えば断面が
サイクロイド曲線等を呈する蒲鉾状デザインの屋根ユニ
ットを形成することも可能である。更に、前記各形材
1,1′,10,10″,20,20′は、断面の全体に中空
部を有するが、両端の嵌合(接合)部及び中央の屈曲部又
は上側のカーブ片を前記同様に有する断面形状であれ
ば、断面の一部又は略全部を上側の直線の上片又はカー
ブ片のみにより形成するオープン形材によって形成する
ことも可能である。
【0038】また、前記各形材1,10,20等の中空部
内に一体にビスホールを押出時に予め成形することによ
り、屋根ユニットとした際の両端の妻側を覆う端板を固
定するビスを受け入れることもできる。更に、前記各形
態では斜面用形材は、屋根ユニットに組込んだ際、傾斜
する下(軒)側に雌型嵌合部を、上(棟)側に雄型嵌合部を
配置したが、逆に傾斜する方向の下(軒)側に雄型嵌合部
を、上(棟)側に雌型嵌合部を配置しても良い。或いは、
雄・雌嵌合形態以外の互いに嵌合し合う嵌合部や接合部
を用いることもできる。尚、前記谷部用形材42の両側
に複数の斜面用形材10を接合することで、断面が略V
字形の所謂Y形屋根を呈する屋根ユニットを形成するこ
ともできる。
内に一体にビスホールを押出時に予め成形することによ
り、屋根ユニットとした際の両端の妻側を覆う端板を固
定するビスを受け入れることもできる。更に、前記各形
態では斜面用形材は、屋根ユニットに組込んだ際、傾斜
する下(軒)側に雌型嵌合部を、上(棟)側に雄型嵌合部を
配置したが、逆に傾斜する方向の下(軒)側に雄型嵌合部
を、上(棟)側に雌型嵌合部を配置しても良い。或いは、
雄・雌嵌合形態以外の互いに嵌合し合う嵌合部や接合部
を用いることもできる。尚、前記谷部用形材42の両側
に複数の斜面用形材10を接合することで、断面が略V
字形の所謂Y形屋根を呈する屋根ユニットを形成するこ
ともできる。
【0039】
【発明の効果】以上において説明した本発明の屋根ユニ
ットによれば、少ない種類の押出形材により、切妻屋
根、又は蒲鉾形の屋根等を一体のユニットとし、且つ精
度良く容易に組立てた屋根ユニットを安価に提供でき
る。また、棟用形材の断面形状に応じて、屋根の傾斜角
度やカーブする曲率を自在に設定できる。従って、任意
のデザインを有する屋根ユニットを提供することが可能
となる。また、請求項3,4の屋根ユニットによれば、
各形材同士を接着剤を介して一体に接合するで、予め工
場内で棟用形材と所要数の斜面用形材を接合して所定の
屋根ユニットを強固に形成でき、現場における施工工数
を減らし且つ簡便にすることができる。しかも、余剰分
の接着剤を凹部内に受け入れて吸収でき、且つ接合部間
に薄く延ばされた接着剤により強固な接合を得ることが
できる。更に、請求項5の屋根ユニットによれば、複数
の棟用形材の間に上記谷部用形材を配置し、これらの間
に斜面用形材を接合することにより、連続した三角波
形、或いは連続した丸い波形の屋根ユニットを容易に得
られる。従って、例えば通路や街路の上方を覆う長いス
パンの屋根ユニットを形成することができる。
ットによれば、少ない種類の押出形材により、切妻屋
根、又は蒲鉾形の屋根等を一体のユニットとし、且つ精
度良く容易に組立てた屋根ユニットを安価に提供でき
る。また、棟用形材の断面形状に応じて、屋根の傾斜角
度やカーブする曲率を自在に設定できる。従って、任意
のデザインを有する屋根ユニットを提供することが可能
となる。また、請求項3,4の屋根ユニットによれば、
各形材同士を接着剤を介して一体に接合するで、予め工
場内で棟用形材と所要数の斜面用形材を接合して所定の
屋根ユニットを強固に形成でき、現場における施工工数
を減らし且つ簡便にすることができる。しかも、余剰分
の接着剤を凹部内に受け入れて吸収でき、且つ接合部間
に薄く延ばされた接着剤により強固な接合を得ることが
できる。更に、請求項5の屋根ユニットによれば、複数
の棟用形材の間に上記谷部用形材を配置し、これらの間
に斜面用形材を接合することにより、連続した三角波
形、或いは連続した丸い波形の屋根ユニットを容易に得
られる。従って、例えば通路や街路の上方を覆う長いス
パンの屋根ユニットを形成することができる。
【図1】(A)は本発明に用いる棟用形材と斜面用形材の
接合状態を示す断面図、(B),(C)は(A)中における各
接合部同士付近の拡大図。
接合状態を示す断面図、(B),(C)は(A)中における各
接合部同士付近の拡大図。
【図2】(A)〜(C)は異なる形態の棟用形材と斜面用形
材の接合状態を示す断面図。
材の接合状態を示す断面図。
【図3】(A),(B)は本発明の屋根ユニットの概略を示
す断面図。
す断面図。
【図4】(A),(B)は異なる形態の屋根ユニットの概略
を示す断面図。
を示す断面図。
【図5】(A)は本発明に用いる谷部用形材と斜面用形材
の接合状態を示す断面図、(B)はこれらを用いた更に異
なる形態の屋根ユニットの概略を示す断面図。
の接合状態を示す断面図、(B)はこれらを用いた更に異
なる形態の屋根ユニットの概略を示す断面図。
【図6】(A),(B)は別形態の屋根ユニットを示す正面
図又は側面図、(C)は本発明の屋根ユニットを用いたバ
ス停留所を示す斜視図。
図又は側面図、(C)は本発明の屋根ユニットを用いたバ
ス停留所を示す斜視図。
【図7】(A)は別異の形態の棟用形材と斜面用形材の接
合状態を示す断面図、(B)はその斜面用形材の断面図。
合状態を示す断面図、(B)はその斜面用形材の断面図。
【図8】図7の棟用形材と斜面用形材とを接合して得ら
れる別個の形態の屋根ユニットを示す部分断面図。
れる別個の形態の屋根ユニットを示す部分断面図。
【図9】(A)は図7(B)の棟用形材の変形形態を示す棟
用形材の断面図、(B)はこれを用いた屋根ユニットを示
す部分断面図。
用形材の断面図、(B)はこれを用いた屋根ユニットを示
す部分断面図。
【図10】(A)は従来のバス停留所を示す側面図、(B)
はこれに用いた従来の屋根ユニットの概略を示す垂直断
面図、(C)は従来のシェルターの概略を示す垂直断面
図。
はこれに用いた従来の屋根ユニットの概略を示す垂直断
面図、(C)は従来のシェルターの概略を示す垂直断面
図。
1,1′,20,20′,60,60′………………………
…棟用形材 3,61………………………………………………………
…頂部 4,64………………………………………………………
…雌型嵌合部(接合部) 8,9,66,66a…………………………………………
…水切片 10,10′,10″,10b,10c,70,70′………
…斜面用形材 14,74……………………………………………………
…雄型嵌合部(接合部) 19,79……………………………………………………
…凹部 26,28……………………………………………………
…カーブ片 30,30′,38,40,40′,48,50,69,69′
…屋根ユニット 42,20′…………………………………………………
…谷部用形材 68……………………………………………………………
…樋部 S………………………………………………………………
…接着剤
…棟用形材 3,61………………………………………………………
…頂部 4,64………………………………………………………
…雌型嵌合部(接合部) 8,9,66,66a…………………………………………
…水切片 10,10′,10″,10b,10c,70,70′………
…斜面用形材 14,74……………………………………………………
…雄型嵌合部(接合部) 19,79……………………………………………………
…凹部 26,28……………………………………………………
…カーブ片 30,30′,38,40,40′,48,50,69,69′
…屋根ユニット 42,20′…………………………………………………
…谷部用形材 68……………………………………………………………
…樋部 S………………………………………………………………
…接着剤
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 紀伊 周久 東京都品川区東品川2丁目2番20号 日本 軽金属株式会社内 (72)発明者 石川 博光 静岡県庵原郡蒲原町蒲原1丁目34番1号 日本軽金属株式会社グループ技術センター 内 (72)発明者 小堀 健 静岡県庵原郡蒲原町蒲原1丁目34番1号 日本軽金属株式会社グループ技術センター 内 (72)発明者 三橋 利夫 東京都品川区東品川2丁目2番20号 日本 軽金属株式会社内 (72)発明者 椎名 洋史 東京都品川区東品川2丁目2番20号 日本 軽金属株式会社内 Fターム(参考) 2E108 AA02 AA05 AS04 AS07 BB01 BN02 BN08 CC05 DD03 GG15 GG19 HH01
Claims (7)
- 【請求項1】アルミニウム合金からなる棟用形材と、そ
の両側にそれぞれ接合されるアルミニウム合金からなる
斜面用形材とを含み、 上記棟用形材は、その押出方向と直交する断面の中央に
おいて屈曲する頂部又は断面の略全体がカーブしたカー
ブ片と、上記断面における両端に対称に設けた接合部と
を有すると共に、 上記斜面用形材は、その押出方向と直交する断面の一端
に上記棟用形材の接合部に接合される接合部を、他端に
該接合部と接合する接合部を有する、 ことを特徴とする屋根ユニット。 - 【請求項2】前記棟用形材又は斜面用形材における接合
部に、該接合部と接合する斜面用形材の接合部の上側面
を覆う水切片、及び/又は、上記接合部と接合する斜面
用形材の接合部の下側に断面略L字形の樋部が形成され
ている、 ことを特徴とする請求項1に記載の屋根ユニット。 - 【請求項3】前記棟用形材の接合部と前記斜面用形材の
接合部との間、及び、前記斜面用形材同士の接合部間
が、接着剤により接合されている、 ことを特徴とする請求項1又は2に記載の屋根ユニッ
ト。 - 【請求項4】前記棟用形材の接合部と前記斜面用形材の
接合部との間、及び、前記斜面用形材同士の接合部間
に、前記接着剤の余剰分を受け入れる凹部が形成されて
いる、ことを特徴とする請求項3に記載の屋根ユニッ
ト。 - 【請求項5】互いに対称に傾斜して近接する一対の前記
斜面用形材の下端側における各接合部同士の間に、これ
らの接合部とそれぞれ接合する接合部を両端に有する谷
部用形材を更に接合した、 ことを特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載の屋根
ユニット。 - 【請求項6】前記接合部は、隣接する棟用形材、斜面用
形材、又は谷部用形材の接合部と互いに嵌合する嵌合部
により形成されている、 ことを特徴とする請求項1乃至5の何れかに記載の屋根
ユニット。 - 【請求項7】前記屋根ユニットの用途が、バス停留所、
街路、又は通路の上を覆うシェルターである、 ことを特徴とする請求項1乃至6の何れかに記載の屋根
ユニット。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11141687A JP2000328706A (ja) | 1999-05-21 | 1999-05-21 | 屋根ユニット |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11141687A JP2000328706A (ja) | 1999-05-21 | 1999-05-21 | 屋根ユニット |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000328706A true JP2000328706A (ja) | 2000-11-28 |
Family
ID=15297893
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11141687A Pending JP2000328706A (ja) | 1999-05-21 | 1999-05-21 | 屋根ユニット |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000328706A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006097256A (ja) * | 2004-09-28 | 2006-04-13 | Sumikei-Nikkei Engineering Co Ltd | 屋根ユニット |
| JP2018123649A (ja) * | 2017-02-03 | 2018-08-09 | 株式会社Lixil | 屋根構造体 |
| JP2018123650A (ja) * | 2017-02-03 | 2018-08-09 | 株式会社Lixil | 屋根構造体 |
-
1999
- 1999-05-21 JP JP11141687A patent/JP2000328706A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006097256A (ja) * | 2004-09-28 | 2006-04-13 | Sumikei-Nikkei Engineering Co Ltd | 屋根ユニット |
| JP2018123649A (ja) * | 2017-02-03 | 2018-08-09 | 株式会社Lixil | 屋根構造体 |
| JP2018123650A (ja) * | 2017-02-03 | 2018-08-09 | 株式会社Lixil | 屋根構造体 |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20080108 |
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