JP2000326711A - レーダ反射板内蔵車輪 - Google Patents

レーダ反射板内蔵車輪

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JP2000326711A
JP2000326711A JP11137968A JP13796899A JP2000326711A JP 2000326711 A JP2000326711 A JP 2000326711A JP 11137968 A JP11137968 A JP 11137968A JP 13796899 A JP13796899 A JP 13796899A JP 2000326711 A JP2000326711 A JP 2000326711A
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JP
Japan
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radar
automobile
vehicle
radio wave
radar reflector
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JP11137968A
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English (en)
Inventor
Masanori Ogura
正紀 小椋
Yoshihiro Daito
良浩 大都
Mikihiro Ito
幹浩 伊藤
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Hitachi Cable Ltd
Original Assignee
Hitachi Cable Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】自動車用レーダを用いて前方車の走行に関する
情報を得る際に、前方にあるものが自動車かどうか正し
く判別し、且つ前方車の走行異常をも検知可能とするレ
ーダ反射板内蔵車輪を提供すること。 【解決手段】自動車用タイヤのトレッド部内に自動車用
レーダから発せられた電波を反射するレーダ反射板を具
備したことにある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車用レーダを
用いて前方車の走行に関する情報を得るためのレーダ反
射板内蔵車輪に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、自動車の前部に自動車用レーダを
搭載し、自車の前を走行する前方車の走行に関する情報
を得ようとする技術が進展している。これは、車に搭載
した自動車用レーダから電波を前方車に照射し、反射し
戻って来た電波から前方車の走行速度、車種などを知る
技術である。
【0003】走行速度はドップラ効果により知ることが
できる。反射し戻って来た電波の周波数が低くなってい
れば自車よりも速い速度で走行しており、その周波数の
低下分から自車との相対速度を計算することができ、こ
れに自車の走行速度を加えることで前方車の速度が分か
る。
【0004】車種は、反射して来た電波の強度から判断
することができる。一般に、自動車は金属で構成されて
いるため電波を良く反射する。大型の車種ほど電波を反
射する面積が大きいので、反射して来た電波の強度は一
般に強い。種々の自動車について反射強度を予め測定し
ておくことで車種を判別することが可能である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の、自動車の前部
に自動車用レーダを搭載し、自車の前を走行する前方車
の走行に関する情報を得る技術には以下の問題点があっ
た。
【0006】(1) 反射し戻って来た電波の強度によ
り判断しているために、前方車が自動車か自動車以外の
ものかを区別することができなかった。
【0007】(2) 同様な理由で、前方車がタイヤの
ロックによりスリップなどの走行異常を起こしていても
分からなかった。
【0008】従って本発明の目的は、前記した従来技術
の欠点を解消し、自動車用レーダを用いて前方車の走行
に関する情報を得る際に、前方にあるものが自動車かど
うか正しく判別し、且つ前方車の走行異常をも検知可能
とするレーダ反射板内蔵車輪を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の目的を実
現するため、自動車用タイヤのトレッド部内に自動車用
レーダから発せられた電波を反射するレーダ反射板を具
備した。
【0010】そして、レーダ反射板は前記タイヤの表面
に垂直に埋め込んだ。
【0011】
【発明の実施の形態】図1は、本発明のレーダ反射板内
蔵車輪の一実施例を示した一部断面斜視図である。自動
車用車輪のタイヤの部分のみを示している。1はビード
部、2はカーカス部、3はトレッド部、4はレーダ反射
板である。
【0012】タイヤは通常、ビード部1とカーカス部2
とトレッド部3とから成り、ビード部1は自動車用車輪
のホイールの内側の溝に合致し、タイヤ内部からの空気
圧により気密が保たれるように成っている。そして、ワ
イヤなどを含む強靭なカーカス部2の上に路面と密着し
て安全且つ快適な走行を可能にするトレッド部3が設け
られている。
【0013】トレッド部3の一部に、タイヤの表面と垂
直にレーダ反射板4が埋め込まれている。このレーダ反
射板4は、自動車用レーダから発せられた電波を効率良
く反射する金属である。なお、レーダ反射板4をタイヤ
に垂直に埋め込む理由は自動車用レーダから発せられた
電波を効率良く反射させるためであり、レーダ反射板4
を埋め込んだことによる自動車用車輪のバランスの狂い
はホイールに鉛の錘(バランサ)打ち込むことで調整可
能である。
【0014】図2は、図1のレーダ反射板内蔵車輪の使
用法についての説明図である。5は自車、6は前方車、
7は自動車用レーダ、8はレーダ反射板内蔵車輪であ
る。自車5は路面に対して速度Vaで走行している。前
方を走行している前方車6は路面に対して速度Vbで走
行している。前方車6の後輪の何れか一方の車輪がレー
ダ反射板内蔵車輪8である。レーダ反射板内蔵車輪8の
回転数はその直径により異なるが、車輪表面の回転速度
は前方車6の速度Vbと同じである。
【0015】自車5に搭載された自動車用レーダ7から
発せられた電波は、レーダ反射板内蔵車輪8内のレーダ
反射板4及び前方車6の車体にぶつかり反射し、自車5
側に戻って来る。レーダ反射板4は回転しており、ちょ
うど自車5側に面した時に電波を反射する。そこで横軸
に時間、縦軸に反射されて来た電波の強度をとり測定す
ると、レーダ反射板4から反射し戻って来た電波には強
度の強い部分と弱い部分が周期的に現れることになる。
この周期より、前方にあるものは自動車であることを正
しく判別することができる。そして、周期が現れている
間は、前方車6は正常な走行を行なっていることが分か
る。仮に、前方車6の車輪がロックしてスリップした場
合には、この周期は突然見られなくなり、自車5側では
前方車6が非常事態になったことを察知することがで
き、事故を未然に回避することができる。
【0016】また、前方車6の車体から反射して来た電
波の周波数からドップラ効果により前方車6と自車5の
相対速度が分かり、自車5の路面に対する速度に加算す
ることで前方車6の路面に対する速度を知ることができ
る。さらに、レーダ反射板4から反射し戻って来た電波
の周期から、レーダ反射板内蔵車輪8の回転数が分か
り、すでに既知である前方車6の速度を考慮するなら
ば、前方車6の車輪の大きさや車種を判断することも可
能である。
【0017】なお、レーダ反射板をトレッド部内に複数
枚埋め込んでも、また自動車にレーダ反射板内蔵車輪を
複数装着しても同様の効果があることは言うまでもな
い。
【0018】
【発明の効果】本発明のレーダ反射板内蔵車輪は、タイ
ヤのトレッド部にレーダ反射板を内蔵したので、自動用
レーダを用いて前方車の走行に関する情報を得る際に、
前方にあるものが自動車かどうか正しく判別し、且つ前
方車の走行異常をも検知可能となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のレーダ反射板内蔵車輪の一実施例を示
した一部断面斜視図である。
【図2】図1のレーダ反射板内蔵車輪の使用法について
の説明図である。
【符号の説明】
1 ビード部 2 カーカス部 3 トレッド部 4 レーダ反射板 5 自車 6 前方車 7 自動車用レーダ 8 レーダ反射板内蔵車輪

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】自動車用タイヤのトレッド部内に、自動車
    用レーダから発せられた電波を反射するレーダ反射板が
    具備されて成ることを特徴とするレーダ反射板内蔵車
    輪。
  2. 【請求項2】レーダ反射板は、前記タイヤの表面に垂直
    に埋め込まれたものであることを特徴とする請求項1記
    載のレーダ反射板内蔵車輪。
JP11137968A 1999-05-19 1999-05-19 レーダ反射板内蔵車輪 Pending JP2000326711A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103245944A (zh) * 2012-02-13 2013-08-14 株式会社电装 车载雷达设备
RU2561188C2 (ru) * 2013-12-31 2015-08-27 Федеральное государственное бюджетное образовательное учреждение высшего профессионального образования "Московский автомобильно-дорожный государственный технический университет (МАДИ)" Городская машина

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