JP2000325632A - 弾球遊技機 - Google Patents

弾球遊技機

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JP2000325632A
JP2000325632A JP11136077A JP13607799A JP2000325632A JP 2000325632 A JP2000325632 A JP 2000325632A JP 11136077 A JP11136077 A JP 11136077A JP 13607799 A JP13607799 A JP 13607799A JP 2000325632 A JP2000325632 A JP 2000325632A
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JP
Japan
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main board
lock
board case
game machine
rom
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JP11136077A
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English (en)
Inventor
Kunio Matsumoto
邦夫 松元
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Fuji Shoji Co Ltd
Original Assignee
Fuji Shoji Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 主に遊技盤の制御を司る主基板に配設されて
いるROMやCPUが不正に取り替えられている可能性
があることを把握することができ、セキュリティ性を高
めることが可能な弾球遊技機を提供する。 【解決手段】 主基板ケース50の開閉を規制するロッ
クバー10を着状態に固定するためのロックユニット2
0の開閉操作を、リミットスイッチ30によって検出
し、該リミットスイッチ30からの情報をカウンタ表示
器40によってカウントして出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パチンコ機、アレ
ンジボール機、雀球機等の弾球遊技機に関するものであ
り、特に、遊技板の制御を司る主基板のセキュリティの
向上を図る技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、弾球遊技機では、遊技板の制御を
司る主基板をカバーする主基板ケースが設けられてお
り、該主基板ケースがシールなどによって封印されるこ
とで、前記主基板のセキュリティが保持されている。特
に、前記主基板に配設されているROMやCPUが、不
正に取り替えられた場合には、その弾球遊技機の遊技性
が変えられてしまう虞があるため、前記主基板のセキュ
リティを保持することは特に重要なものとなっている。
そのため、前記主基板ケースの開閉を規制する着脱用手
段を配設するとともに、該着脱用手段を着状態に固定す
る錠手段を設けて、前記主基板ケースの開閉を規制する
技術が開示されている(例えば、特開平10−2490
25号公報、特開平11−4947号公報)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記着脱用手
段を着状態に固定する錠手段を設けて、前記主基板ケー
スの開閉を規制するのみにおいては、前記錠手段を解除
可能な合い鍵が用いられたり鍵が盗難された場合など
に、前記主基板に配設されているROMやCPUが不正
に取り替えられていても、そのことを把握することがで
きない場合が想定される。特に、前記封印用のシール
は、特殊な薬品を用いて痕跡が残らないように貼り直せ
るため、前記封印用のシールでは見分けられない場合も
ある。
【0004】そこで、本発明は、前記着脱用手段を着状
態に固定する錠手段の操作を検出することによって、前
記主基板に配設されているROMやCPUが不正に取り
替えられている可能性があることを把握することがで
き、セキュリティ性を高めることが可能な弾球遊技機を
提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は前記問題点を解
決するために創作されたものであって、第1には、電気
的制御で動作し、遊技機の裏面に、主に遊技盤の制御を
司る主基板を所定方法により配した遊技機であって、前
記主基板を被うおおむね樹脂製の主基板ケースを遊技機
に着脱自在に取付ける着脱用手段と、前記基板ケースを
離脱不可能なロック状態と離脱可能な解除状態とに切換
可能な錠手段と、該錠手段の開閉操作を検出する錠検出
手段と、該錠検出手段からの情報を出力する出力手段
と、を有することを特徴とするものである。
【0006】前記第1の構成の弾球遊技機においては、
前記主基板を被うおおむね樹脂製の主基板ケースを遊技
機に着脱自在に取付ける着脱用手段と、前記基板ケース
を離脱不可能なロック状態と離脱可能な解除状態とに切
換可能な錠手段と、該錠手段の開閉操作を検出する錠検
出手段と、該錠検出手段からの情報を出力する出力手段
とを有しているため、前記着脱用手段を着状態に固定す
る錠手段の操作を検出して出力可能となる。そのため、
前記主基板に配設されているROMやCPUが不正に取
り替えられている可能性があることを把握することがで
き、セキュリティ性を高めることが可能になる。
【0007】また、第2には、電気的制御で動作し、遊
技機の裏面に、主に遊技盤の制御を司る主基板を所定方
法により配した遊技機であって、前記主基板を被うおお
むね樹脂製の主基板ケースが、被取付部材に取付けら
れ、前記主基板ケースの少なくとも一部が該被取付部材
から取り外されたことを検出する主基板検出手段と、該
主基板検出手段からの情報を出力する出力手段と、を有
することを特徴とする。
【0008】前記第2の構成の弾球遊技機においては、
前記主基板を被うおおむね樹脂製の主基板ケースが、被
取付部材に取付けられ、前記主基板ケースの少なくとも
一部が該被取付部材から取り外されたことを検出する主
基板検出手段と、該主基板検出手段からの情報を出力す
る出力手段と、を有しているため、前記主基板に配設さ
れているROMやCPUが不正に取り替えられている可
能性があることを、確実に把握することができ、セキュ
リティ性を高めることが可能になる。
【0009】また、第3には、第1又は2の構成におい
て、前記出力手段とは、前記遊技機に具備されたカウン
ター表示手段であることを特徴とする。
【0010】前記第3の構成の弾球遊技機においては、
前記出力手段とは、前記遊技機に具備されたカウンター
表示手段であるため、前記検出手段からの検出信号をカ
ウントして前記主基板の脱着回数を報知することができ
るため、該脱着回数とそれまでに正当に行われた前記主
基板の脱着回数とを比較することによって、前記主基板
に配設されているROMやCPUが不正に取り替えられ
ている可能性があることを、容易に把握することがで
き、セキュリティ性を高めることが可能になる。
【0011】また、第4には、第1又は2の構成におい
て、前記出力手段とは、遊技機から機外へ出力される外
部出力手段であることを特徴とする。
【0012】前記第4の構成の弾球遊技機においては、
前記出力手段とは、遊技機から機外へ出力される外部出
力手段であるため、遊技機外部から前記検出手段による
検出信号を認知することが可能になり、各遊技機の前記
主基板に配設されているROMやCPUが不正に取り替
えられている可能性があるかどうかを、遊技機外部にお
いて把握することができ、多数の遊技機を同時に監視す
ることが可能になる。
【0013】また、第5には、第1又は2又は3又は4
の構成において、前記着脱用手段、前記錠手段、前記錠
検出手段、前記主基板検出手段、前記出力手段のうち少
なくとも一つが、前記主基板ケースの内部に配設されて
いることを特徴とする。
【0014】前記第5の構成の弾球遊技機においては、
前記着脱用手段、前記錠手段、前記錠検出手段、前記主
基板検出手段、前記出力手段のうち少なくとも一つが、
前記主基板ケースの内部に配設されているため、それら
の手段が前記主基板ケースによって防護され、主基板ケ
ースを開放しない限りそれらの手段を外部から不正に操
作したり、新しいものと交換したりすることが不可能と
なり、セキュリティ性を更に高めることが可能になる。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態としての第1
実施例を図面を利用して説明する。本発明に基づく弾球
遊技機A1は、図1に示されるように、ロックバー(着
脱用手段)10と、ロックユニット(錠手段)20と、
リミットスイッチ(錠検出手段)30と、カウンタ表示
器(出力手段、カウンター表示手段)40と、主基板ケ
ース50、鍵60、遊技盤70、外部出力端子80と、
ベニヤ裏カバー100とを有している。
【0016】前記ロックバー10は、図1及び図2に示
すように、前記主基板ケース50の横幅分の長さよりも
若干長い平板状に形成されて、前記弾球遊技機A1の遊
技盤70の裏側に固定された回動軸12によって回動自
在に枢支されている。
【0017】前記ロックユニット20は、図2〜図4に
示すように、前記ベニヤ裏カバー100裏面に固着さ
れ、キーシリンダ22、一対のコイル24、一対の可動
鉄心26、略半月状のトリガ28、前記リミットスイッ
チ30を内包している。
【0018】前記キーシリンダ22は、下端部に前記ト
リガ28が固着されており、前記キーシリンダ22が前
記鍵60によって回動されると、それに連動して前記ト
リガ28が回動する。そのため、図4に示すように、前
記トリガ28が回動すると、前記リミットスイッチ30
のスイッチレバー32が押し上げられるため、前記リミ
ットスイッチ30がONとなる。
【0019】一対の前記コイル24は、前記可動鉄心2
6に間隙を有して巻装されるとともに、前記リミットス
イッチ30に連動しており、前記リミットスイッチ30
がONとなると励磁されて、一対の前記可動鉄心26を
吸引する。なお、一対の前記可動鉄心26は、図示略の
スプリングによって常時突出方向に付勢されている。
【0020】前記カウンタ表示器40は、図示略のカウ
ンタ回路、及び3桁程度の表示が可能に複数の7セグメ
ント方式の10進表示用LED42を有しており、前記
リミットスイッチ30がON状態になると、これを検出
した図示略の検出回路は、図示略のカウント回路へON
信号を出力する。このカウント回路は、このON信号の
回数をカウントし、そのカウント値を前記LED42に
常時表示する。なお、この場合の前記リミットスイッチ
30のON状態のカウント値は、リセットができないよ
うにリセットボタンなどは設定されておらず、また、図
示略のバックアップ電源が接続されて、電源が切られて
もリセットされないようになされている。
【0021】前記主基板ケース50は、樹脂などによっ
て略箱状に形成されて、内部に遊技板の制御を司るRO
MやCPUが配設された図示略の主基板が内包され、前
記ベニヤ裏カバー100に取付られる。そして、前記遊
技盤70に対して下方へ回動させることによって、前記
主基板ケース50の取付け、取り外し、交換などが可能
になされている。前記遊技盤70は、木材によって平板
状に形成されて、図示略の前枠の取付部により着脱自在
に取付られる。
【0022】また、前記外部出力端子80は、該外部出
力端子80に外部からのハーネスの端子を接続すること
によって、前記カウント回路のデータ信号を、外部へ出
力する。
【0023】次に、本第1実施例の作用及び効果を説明
する。図1及び図2に示す前記ロックバー10のロック
状態では、一対の前記可動鉄心26が前記主基板ケース
50の表面まで突出しているため、前記ロックバー10
は、左右いずれの方向にも回動することができない。そ
のため、前記ロックバー10によって前記主基板ケース
50が固定された状態となっている。
【0024】そして、図1及び図2に示す前記ロックバ
ー10のロック状態から、図3に示すように前記キーシ
リンダ22に前記鍵60が差し込まれて、図4に示すよ
うに前記キーシリンダ22が回動されると、上述したよ
うに、それに連動して前記トリガ28が回動する。
【0025】そのため、図4に示すように、前記リミッ
トスイッチ30のスイッチレバー32が、前記トリガ2
8の回動によって押し上げられるため、前記リミットス
イッチ30がONとなって、一対の前記コイル24が励
磁され、一対の前記可動鉄心26を吸引する。それによ
って、前記ロックバー10の回動が可能になるため、前
記ロックバー10が前記回動軸12を中心として下方に
回動させることによって、前記主基板ケース50の固定
が解除される。そのため、図5に示すように、前記主基
板ケース50の下方への回動が可能となって、前記主基
板ケース50の取付け、取り外し、交換などが可能とな
る。
【0026】また、同時に、前記リミットスイッチ30
がONとなると、その信号が前記カウンタ表示器40に
入力されてカウンタ回路によってカウントされる。そし
て、上述したように、そのカウンタ回路によって計数さ
れた、前記リミットスイッチ30がONとなった累積の
回数、つまり、前記主基板ケース50の固定が解除され
た累積回数が、前記LED42によって、常時表示され
る。つまり、前記主基板の脱着回数を、間接的に前記リ
ミットスイッチ30が検出することになる。
【0027】このように構成することによって、前記主
基板に配設されているROMやCPUが不正に取り替え
られている可能性があることを把握することができ、セ
キュリティ性を高めることが可能になる。また、前記L
ED42によって、前記主基板の脱着回数を報知するこ
とができるため、該脱着回数とそれまでに正当に行われ
た前記主基板の脱着回数との差を算出することによっ
て、前記主基板に配設されているROMやCPUが不正
に取り替えられている可能性があることを、容易に把握
することができ、セキュリティ性を高めることが可能に
なる。
【0028】また、前記外部出力端子80は、該外部出
力端子80に外部からのハーネスの端子を接続すること
によって、前記カウント回路のデータ信号を、外部へ出
力することができるため、遊技機外部から前記カウント
回路のデータ信号を認知することが可能になり、各遊技
機の前記主基板に配設されているROMやCPUが不正
に取り替えられている可能性があるかどうかを、遊技機
外部において把握することができ、多数の遊技機を同時
に監視することが可能になる。
【0029】なお、上述したように、カウンタ回路によ
って計数された、前記リミットスイッチ30がONとな
った累積の回数はリセットができないようになされるた
め、確実に前記主基板に配設されているROMやCPU
が不正に取り替えられている可能性があることを、把握
することができる。
【0030】次に、本発明の実施の形態としての第2実
施例を図面を利用して説明する。本発明に基づく弾球遊
技機A2は、図6及び図7に示されるように、ベニヤ裏
カバー100(被取付部材)、フック(着脱用手段)1
10と、キーシリンダ120、ロックレバー(錠手段)
122と、スイッチ(主基板検出手段)130と、複数
の7セグメント方式の10進表示用LED(出力手段、
カウンター表示手段)140と、主基板ケース50、鍵
60、遊技盤70、外部出力端子(外部出力手段)8
0、とを有している。
【0031】前記主基板ケース50は、樹脂などによっ
て略箱状に形成されて、内部に遊技板の制御を司るRO
MやCPUが配設された図示略の主基板が内包され、前
記ベニヤ裏カバー100に取付られる。そして、前記遊
技盤70に対して下方へ回動させることによって、前記
主基板ケース50の取付け、取り外し、交換などが可能
になされている。前記遊技盤70は、木材によって平板
状に形成されて、図示略の前枠の取付部により着脱自在
に取付られる。
【0032】前記フック110は、略L字状に形成され
て、前記主基板ケース50の背面側の前記ベニヤ裏カバ
ー100に先端部を下方に向けて固着される。前記キー
シリンダ120は、キー挿入口120aのみが前記主基
板ケース50の外側に出ているとともに、本体側は前記
主基板ケース50の内部となるように、前記主基板ケー
ス50に係止されている。
【0033】また、前記キーシリンダ120には、ロッ
クレバー122が固着されており、前記キーシリンダ1
20が前記鍵60によって回動されると、その動きに連
動して前記ロックレバー122が回動する。このロック
レバー122も主基板ケース50の内部に設けられてい
る。
【0034】前記スイッチ130は、図7に示すよう
に、前記ベニヤ裏カバー100に取り付けられ、前記主
基板ケース50が固定された状態では、前記主基板ケー
ス50にスイッチボタン132が当接して押し下げられ
るため前記スイッチ130がOFF状態となっており、
また前記主基板ケース50が取付部から開放された状態
となると、前記主基板ケース50とスイッチボタン13
2が離間して、前記スイッチ130がON状態となり、
これを検出した図示略の検出回路は、図示略のカウント
回路へON信号を出力する。前記カウント回路は、この
ON信号の数をカウントする。なお、このカウント回路
には、リセットができないようにリセットボタンなどは
設定されておらず、また、図示略のバックアップ電源が
接続されて、電源が切られてもリセットされないように
なされている。
【0035】前記LED140は、7セグメント方式の
10進表示用LEDであり、複数配設されて3桁程度の
表示が可能になされ、前記カウント回路からの入力によ
って所定のアラビア数字を表示する。また前記LED1
40は、図6に示すように、前記主基板ケース50の内
部側に前記主基板ケース50正面側に向けて配設され、
前記主基板ケース50が透明であるため、外部から容易
に前記LED140に表示された数字を確認可能である
とともに、前記主基板ケース50によって防護されるた
め、前記主基板ケース50を開放しない限り外部から不
正に操作したり、新しいものと交換したりすることが不
可能になされている。
【0036】また、前記主基板ケース50には、前記主
基板ケース50が固定されたときに、前記フック110
が前記主基板ケース50の内部側へ入り込むのを可能と
すべく、開口52が前記フック110と対応する位置に
形成されている。また、前記遊技盤70は、木材によっ
て平板状に形成されて、図示略の前枠の取付部に着脱自
在に取付られる。前記外部出力端子80は、該外部出力
端子80に外部からのハーネスの端子を接続することに
よって、前記カウント回路のデータ信号を、外部へ出力
する。
【0037】次に、本第2実施例の作用及び効果を説明
する。図6に示す前記ロックレバー122のロック状態
では、前記フック110が前記主基板ケース50の前記
開口52から内部側へ入り込んでおり、前記フック11
0の内側に前記ロックレバー122が嵌り込むため、前
記主基板ケース50の開閉が不可能な固定された状態と
なっている。そして、図6に示す前記ロックレバー12
2のロック状態から、前記キー挿入口120aに前記鍵
60が差し込まれて、前記キーシリンダ120が回動さ
れると、上述したように、それに連動して前記ロックレ
バー122が下方に回動する。
【0038】そのため、前記フック110と前記ロック
レバー122との係合が解除されて、前記主基板ケース
50の固定が解除され、図7に示すように、前記主基板
ケース50が前記ベニヤ裏カバー100から下方への回
動が可能となって、前記主基板ケース50の取付、取り
外し、交換などが可能となる。また、同時に、前記主基
板ケース50が前記ベニヤ裏カバー100から開放され
た状態となると、前記主基板ケース50とスイッチボタ
ン132が離間して、前記スイッチ130がON状態と
なり、図示略のカウント回路へON信号を出力して、そ
の信号が前記カウンタ回路によってカウントされる。
【0039】そして、そのカウンタ回路によって計数さ
れた、前記スイッチボタン132がONとなった累積の
回数、つまり、前記主基板ケース50の固定が解除され
た累積回数が、前記LED140によって、常時表示さ
れる。つまり、前記主基板の脱着回数を、間接的に前記
スイッチボタン132が検出することになる。
【0040】このように構成することによって、前記ベ
ニヤ裏カバー100から前記主基板ケース50の少なく
とも一部が取り外されたことを検出することによって、
前記主基板に配設されているROMやCPUが不正に取
り替えられている可能性があることを把握することがで
き、セキュリティ性を高めることが可能になる。また、
前記LED140によって、前記主基板の脱着回数を報
知することができるため、該脱着回数とそれまでに正当
に行われた前記主基板の脱着回数とを比較することによ
って、前記主基板に配設されているROMやCPUが不
正に取り替えられている可能性があることを、容易に把
握することができ、セキュリティ性を高めることが可能
になる。
【0041】また、前記外部出力端子80は、該外部出
力端子80に外部からのハーネスの端子を接続すること
によって、前記カウント回路のデータ信号を、外部へ出
力することができるため、遊技機外部から前記カウント
回路のデータ信号を認知することが可能になり、各遊技
機の前記主基板に配設されているROMやCPUが不正
に取り替えられている可能性があるかどうかを、遊技機
外部において把握することができ、多数の遊技機を同時
に監視することが可能になる。
【0042】また、前記フック110、前記キーシリン
ダ120、前記スイッチ130、前記LED140が、
それぞれ、前記主基板ケース50の内部に配設されてい
るため、それらの部材が前記主基板ケース50によって
防護され、前記主基板ケース50を開放しない限りそれ
らの部材を外部から不正に操作したり、新しいものと交
換したりすることが不可能となり、セキュリティ性を更
に高めることが可能になる。
【0043】なお、上述したように、カウンタ回路によ
って計数された、前記スイッチ130がONとなった累
積の回数はリセットができないようになされるため、確
実に前記主基板に配設されているROMやCPUが不正
に取り替えられている可能性があることを、把握するこ
とができる。
【0044】以上述べたように、前記第1実施例及び第
2実施例の構成による弾球遊技機A1、A2によれば、
前記着脱用手段を着状態に固定する錠手段の操作を検出
することによって、前記主基板に配設されているROM
やCPUが不正に取り替えられている可能性があること
を把握することができ、セキュリティ性を高めることが
可能となる。
【0045】なお、本発明は、前記第1実施例及び第2
実施例の構成のみに限定されるものではなく、多様な態
様が可能である。例えば、前記着脱用手段においても、
第1実施例における前記ロックバー10、第2実施例に
おける前記フック110の構成のみに限定されるもので
はなく、略L字状に形成されて前記主基板ケース50の
側面部も保持する構成、また、スライド移動によってロ
ック状態となる構成、或いはチェーン状部材など、前記
主基板ケース50を拘束して前記主基板ケース50の取
付、取り外し、交換などを不可能とすることができるも
のであれば、全て含まれる。
【0046】また、前記錠手段においても、キーシリン
ダによる構成のみに限定されるものではなく、南京錠な
どであってもよい。また、前記カウンター表示手段にお
いても、前記7セグメント方式の10進表示用LEDの
みに限定されるものではなく、LEDの点灯個数によっ
て表示する構成、LEDの点灯位置によって表示する構
成など、任意でよい。
【0047】また、主基板ケース本体の開放状態の検出
のみではなく、前記主基板ケースの固定、開放回数をそ
れぞれ検出してカウントしても良く、このようにすれば
前記主基板ケースの固定回数と開放回数を照合すること
によって、より信頼性が高くセキュリティ性の高いもの
とすることができる。また前記カウンター表示手段のバ
ックアップ電源についても、2系統や或いはそれ以上の
系統を設定して、さらに信頼性が高くセキュリティ性の
高いものとすることができる。
【0048】また、前記第1実施例、及び第2実施例
は、通常のパチンコ遊技機に用いた例を示しているが、
それのみに限定されるものではなく、いわゆる「アレン
ジボール機」、「雀球遊技機」など、遊技の制御を司る
主基板を有するものであれば全て含まれる。
【0049】
【発明の効果】本発明に基づく請求項1に記載の弾球遊
技機によれば、前記主基板を被うおおむね樹脂製の主基
板ケースを遊技機に着脱自在に取付ける着脱用手段と、
前記基板ケースを離脱不可能なロック状態と離脱可能な
解除状態とに切換可能な錠手段と、該錠手段の開閉操作
を検出する錠検出手段と、該錠検出手段からの情報を出
力する出力手段とを有しているため、前記着脱用手段を
着状態に固定する錠手段の操作を検出して出力可能とな
る。そのため、前記主基板に配設されているROMやC
PUが不正に取り替えられている可能性があることを把
握することができ、セキュリティ性を高めることが可能
になる。
【0050】また、特に、請求項2に記載の弾球遊技機
によれば、前記主基板を被うおおむね樹脂製の主基板ケ
ースが、被取付部材に取付けられ、前記主基板ケースの
少なくとも一部が該被取付部材から取り外されたことを
検出する主基板検出手段と、該主基板検出手段からの情
報を出力する出力手段と、を有しているため、前記主基
板に配設されているROMやCPUが不正に取り替えら
れている可能性があることを、確実に把握することがで
き、セキュリティ性を高めることが可能になる。
【0051】また、特に、請求項3に記載の弾球遊技機
によれば、前記出力手段とは、前記遊技機に具備された
カウンター表示手段であるため、前記検出手段からの検
出信号をカウントして前記主基板の脱着回数を報知する
ことができるため、該脱着回数とそれまでに正当に行わ
れた前記主基板の脱着回数とを比較することによって、
前記主基板に配設されているROMやCPUが不正に取
り替えられている可能性があることを、容易に把握する
ことができ、セキュリティ性を高めることが可能にな
る。
【0052】また、特に、請求項4に記載の弾球遊技機
によれば、前記出力手段とは、遊技機から機外へ出力さ
れる外部出力手段であるため、遊技機外部から前記検出
手段による検出信号を認知することが可能になり、各遊
技機の前記主基板に配設されているROMやCPUが不
正に取り替えられている可能性があるかどうかを、遊技
機外部において把握することができ、多数の遊技機を同
時に監視することが可能になる。
【0053】また、特に、請求項5に記載の弾球遊技機
によれば、前記着脱用手段、前記錠手段、前記錠検出手
段、前記主基板検出手段、前記出力手段のうち少なくと
も一つが、前記主基板ケースの内部に配設されているた
め、それらの手段が前記主基板ケースによって防護さ
れ、主基板ケースを開放しない限りそれらの手段を外部
から不正に操作したり、新しいものと交換したりするこ
とが不可能となり、セキュリティ性を更に高めることが
可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に基づく弾球遊技機の構成
をを示す斜視図である。
【図2】図1におけるP−P断面図である。
【図3】第1実施例のロックユニットのロック状態を示
す要部拡大図である。
【図4】第1実施例のロックユニットの解除状態を示す
要部拡大図である。
【図5】第1実施例の主基板が開いた状態を示す斜視図
である。
【図6】本発明の第2実施例に基づく弾球遊技機の構成
をを示す斜視図である。
【図7】第2実施例の主基板が開いた状態を示す斜視図
である。
【符号の説明】
10 ロックバー 20 ロックユニット 30 リミットスイッチ 40 カウンタ表示器 42、140 LED 50 主基板ケース 60 鍵 70 遊技盤 80 外部出力端子 100 ベニヤ裏カバー 110 フック 122 ロックレバー 130 スイッチ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電気的制御で動作し、遊技機の裏面に、
    主に遊技盤の制御を司る主基板を所定方法により配した
    遊技機であって、 前記主基板を被うおおむね樹脂製の主基板ケース(5
    0)を遊技機に着脱自在に取付ける着脱用手段(10)
    と、 前記主基板ケース(50)を離脱不可能なロック状態と
    離脱可能な解除状態とに切換可能な錠手段(20)と、 該錠手段の開閉操作を検出する錠検出手段(30)と、 該錠検出手段からの情報を出力する出力手段(40、8
    0)と、 を有することを特徴とする弾球遊技機。
  2. 【請求項2】 電気的制御で動作し、遊技機の裏面に、
    主に遊技盤の制御を司る主基板を所定方法により配した
    遊技機であって、 前記主基板を被うおおむね樹脂製の主基板ケース(5
    0)が、被取付部材(100)に取付けられ、前記主基
    板ケース(50)の少なくとも一部が該被取付部材(1
    00)から取り外されたことを検出する主基板検出手段
    (130)と、 該主基板検出手段(130)からの情報を出力する出力
    手段(80、140)と、 を有することを特徴とする弾球遊技機。
  3. 【請求項3】 前記出力手段とは、前記遊技機に具備さ
    れたカウンター表示手段(40、140)であることを
    特徴とする請求項1又は2に記載の弾球遊技機。
  4. 【請求項4】 前記出力手段とは、遊技機から機外へ出
    力される外部出力手段(80)であることを特徴とする
    請求項1又は2に記載の弾球遊技機。
  5. 【請求項5】 前記着脱用手段、前記錠手段、前記錠検
    出手段、前記主基板検出手段、前記出力手段のうち少な
    くとも一つが、前記主基板ケースの内部に配設されてい
    ることを特徴とする請求項1又は2又は3又は4に記載
    の弾球遊技機。
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