JP2000325475A - 点滴器具 - Google Patents

点滴器具

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JP2000325475A
JP2000325475A JP11141152A JP14115299A JP2000325475A JP 2000325475 A JP2000325475 A JP 2000325475A JP 11141152 A JP11141152 A JP 11141152A JP 14115299 A JP14115299 A JP 14115299A JP 2000325475 A JP2000325475 A JP 2000325475A
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drip
tube
floating
supply port
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Yoshikiyo Amagi
嘉清 天木
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 点滴を自動的に終了させ、点滴器具の中に多
量な空気が入り込まぬようにし、煩雑な手間なく点滴器
具を反復使用可能にする。 【解決手段】 チューブ1の途中にある点滴筒2の中
に、水よりも比重の小さい浮き体7を上下動自在に収納
する。浮き体7は、浮き部13と閉塞部14とによって
構成してもよい。 【作用】 補液11が残り少なくなり、点滴筒2の中の
補液11面が下がるにつれて浮き体7も下降して供給口
を閉塞する。点滴が自動的に終了して、それ以上器具の
中に空気が入り込まず、そのまま器具を反復使用可能と
なる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】この発明は医療器具に関する
ものであり、特に静脈を経由して血液や栄養液などの補
液を被治療者に供給するための点滴器具に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】人体に投薬や栄養供給する方法のひとつ
として、血液、栄養液、電解質液などを静脈を経由して
被治療者に供給する、一般に点滴という方法が採用され
ている。この点滴は、正式には経静脈補液投与と呼び、
人体に必要な液体を数百ミットルから数リットルという
単位で被治療者に与えるための方法であって、一度に大
量の液体を与えるのを避けるため、長時間かけて少しづ
つ与える方法である。
【0003】具体的には図10に示すように、ボトルや
パックaに入った液体(補液)を静脈よりも高い位置に
吊るし、そのパックaに繋いだチューブ(管)bの先端
は注射針cと連結されている。注射針cは被治療者の静
脈dに刺入れられ、補液はここから静脈内に供給され
る。補液は、パックaの高さAと静脈dの位置Eとの間
の落差によって流れ落ちる力によって供給されるのであ
る。この補液が一気に流れ落ちないように、パックaと
注射針cとの間に点滴筒eと調整部材(クランプ)fが
設けられている。点滴筒eは補液を溜めるためのもの
で、この筒の目的はパックaとチューブb内の空気が図
10で示すBのライン以下に混入するのを防ぐためと、
点滴速度を観察するために設けられている。点滴の滴下
の速度の調節は、調整部材fによって行われる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】点滴中、パックaの中
の液体が全てその下に流れ落ちた時点で、パックaを新
しいものと交換するのであるが、煩雑極まりない医療現
場においては、補液パックaを交換する作業が遅れてし
まうことがある。新しいパックaとの交換が遅れると、
液体はチューブbを流れ落ちて、チューブbの下までそ
の最上面が下がってしまう。つまりはチューブb内の大
部分と滴下パイプeの中には、もともとパックaの中に
入っていた空気が充満することになってしまう。静脈d
には静脈圧というものがあって、この静脈圧は気圧で言
えば1気圧よりも0.01気圧ほど高く、液体の最上面
は静脈よりも10cmほど高い位置、つまり図10でD
の高さで止まり、点滴の終了時間を忘れて放置しておい
てもチューブb内の空気が静脈dに入ることはない。
【0005】しかし、パックaなどを交換して引き続き
点滴を続ける場合、取り替えたパックa内の液体が落下
する際に、チュープbやパイプe内に既にある空気を押
して、大量の空気を静脈d内に送り込んでしまうという
危険がある。このために、従来は交換の際に外したチュ
ーブbを一旦静脈dの高さよりも低くして、静脈d内の
血液を逆流させて空気をチューブbから押し出すなどの
作業が必要であった。しかしながら、これらの手間は煩
雑であって、忙しい医療現場では問題がある。また点滴
が終了してもパックaが交換されないと、チューブb内
に充満した空気が体内に入り込んでしまうのではないか
との危惧を患者にいだかせてしまうことがあった。補液
が流れ終わってチューブb内に空気が入ってきたことを
センサーにて感知して警報にて知らせる装置も開発され
ているが、装置の価格が高く、点滴全てに取り付けられ
る数を揃えるのは容易でない。結局医療現場では、パッ
クaなどの交換の際に点滴器具まで交換して危険を回避
していたのであるが、点滴器具は使い捨てのために、そ
のコストは膨大な額に昇り、医療費を押し上げる一因と
もなっていた。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明にかかる点滴器
具は、液体が滴下する点滴筒内に、水よりも比重の小さ
い浮き体を配しておき、点滴が終了近くなって点滴筒内
の液面が下がったとき浮き体も下降して、その浮き体に
よって液体が流れ落ちる供給口を塞ぐようにし、チュー
ブやパイプ内に多量の空気が充満する前に点滴を自動的
に終了させて、液体の最上面が、図10に示す滴下パイ
プの高さCよりも下に下がることがないようにするもの
である。
【0007】
【発明の実施の形態】この発明にかかる点滴器具は、ボ
トルやパックから静脈に液体を送る透明の合成樹脂製の
チューブの途中に、ガラスや合成樹脂製の透明な点滴筒
が設けられている。点滴筒の一端には、ボトルなどに繋
ぐチューブと連通する液体の侵入口である滴下口が開口
し、他端には液体を静脈側に送り出すチューブと連通す
る供給口が開口している。この点滴筒内に、自在に上下
動可能な浮き体が収納されている。浮き体は投与する液
体に浮くものでなくてはならないが、人体に供給する液
体は、血液を含めてほとんどの成分が水であり、水より
も比重が小さければ補液に対しても浮くと考えてよい。
【0008】浮き体は水よりも比重が小さくなければな
らないが、その形状や部材は様々なものが考えられる。
例えば発泡樹脂などの発泡材料を球形に成形したもので
もよいが、供給口を確実に塞ぐようにするため、水より
も少しだけ比重が小さな材料によって形成することも好
ましい。点滴筒内の液体が少なくなって浮き体が下降し
たとき、その自重によって浮き体が供給口に圧着して隙
間をなくすものである。その他発泡樹脂の中に、芯材と
して中心に水よりも比重の大きな部材を入れて、全体と
して水よりも比重が小さくなってはいるが、その重量を
多少重くすることも採用できる。或いは硬質ゴムなどに
よって、内部が空隙となったボール状に形成したもので
もよい。
【0009】浮き体は、上部と下部に分け、上部を比重
の小さな材料によって形成した浮き部とし、下部は供給
口を塞ぐための比重の大きな閉塞部としてもよい。浮き
部は合成樹脂を円柱状にし、その下に下に行くにつれて
先が細くなる円錐形状などの閉塞部とする。液体が少な
くなり、浮き部が浮力を受けなくなると全体に沈んで、
閉塞部の先が供給口に入り込んで閉塞するものである。
先端が細くなっていることによって、供給口内に入り込
んで隙間が生じて液体が漏れる可能性が少なくなる。
【0010】浮き体は、同じく上部と下部に分け、上部
を比重の小さな材料によって形成した浮き部とし、下部
は供給口を塞ぐための比重の大きな閉塞部とし、浮き部
と閉塞部を棒状体で連結して一体化したものでもよい。
浮き部と閉塞部が離れている分、点滴筒内の液体は高い
位置で止まって空気がそれだけ入り込まない。また供給
口から液体が漏れて液面が更に下がった場合、浮き部が
浮力を受けなくなって、浮き部の重量が閉塞部にかか
り、より閉塞部と供給口との密着が増す。浮き部の形状
は様々であるが、リング状に成形しておき、点滴筒の内
壁に沿って真っ直ぐに上下動し、浮き体が傾かないで下
降し、正確に供給口を閉塞するようにすることも可能で
ある。
【0011】点滴筒の中に更にパイプを設け、その中を
浮き体が上下動するように配してもよい。ガイドパイプ
の上面よりも空気が点滴筒の中に入り込まず、浮き体も
正確に供給口の上に降下して閉塞可能となる。浮き体と
しては、水よりも比重の小さな材料で形成した蓋状のも
のでもよい。
【0012】浮き体の一部、例えば閉塞部を鋼製にし
て、補液の流れ出る供給口の近傍に磁石を取付けておく
ことも考えられる。点滴筒の中の補液が少なくなって浮
き体が沈んできたとき、磁石が浮き体の鋼製部分を引き
付けて、浮き体が供給口に密着するようにし、より完全
に補液がそれ以上流れないようにするものである。これ
は逆に浮き体の一部を磁石にして、供給口近傍を鋼製と
することも考えられる。また、浮き体の供給口を塞ぐ部
分表面に、パラフィルムと呼ばれる密着性の良好な樹脂
製材料を貼るなり被覆なりしておけば、浮き体と供給口
との密着が良好となる。
【0013】
【実施例】以下、図に示す実施例に基づきこの発明を詳
細に説明する。図1及び図2において1は補液を人体に
送るためのチューブであり、チューブ1の途中には、チ
ューブ1よりも径が大きな合成樹脂製の点滴筒2が設け
てある。つまりパックなどに連結するチューブ1aが点
滴筒2の上端に開口しており、その開口は点滴筒2内に
補液を滴下させる滴下口3となる。チューブ1aの他端
にはパックなどに刺す注射針状の供給針22が取り付け
てある。点滴筒2下端にはチューブ1bが連結して開口
しており、その下に補液を送り出す供給口4となってい
る。チューブ1bの他端には人体の皮下に射す注射針5
が取りつけられるよう接続口がある。
【0014】点滴筒2の中には、水よりも比重が小さい
浮き体7が上下動可能に収納されている。図1の実施例
では、硬質ゴムによって内部が空洞となった球形の浮き
体7が使用されている。点滴筒2の供給口4側の底面8
は円弧状曲面となっている。供給口4はその底面8の下
に段差9を設けて更に低くなっている。
【0015】以上のような点滴器具による補液投与を述
べると、チューブ1aの供給針4を高い位置に吊るした
ボトル10の下部に刺して、収納された補液11を導
く。補液11は滴下口3から点滴筒2の中に滴となって
滴下し、点滴筒2の中に溜まる。浮き体7はその浮力に
よって点滴筒2内に浮き、下の供給口4から少しづつチ
ューブ1bへ送り出されて静脈12に刺された注射針5
から、静脈12内に流れ込む。ボトル10内の補液11
が無くなり、滴下パイプ2内に溜まった補液11も流れ
落ちて補液11上面が下がると、それに浮いていた浮き
体7も下降する。やがて浮き体7は点滴筒2の底面8の
段差に入って、供給口4を閉塞することになる。それ以
上補液11は流れず点滴が自動的に終了し、チューブ1
bの中に空気が入り込まない。点滴器具をそのまま使用
して補液ボトル10のみ交換すると、再び補液11がチ
ューブ1を伝って流れ落ちるが、チューブ1aと点滴筒
2の中にしか空気が入っておらず、送り出される空気は
僅かで人体には何ら悪影響がない。浮き体7は段差8に
一部が嵌まっており、多少点滴筒2が傾いても外れず、
底面8との間に隙間が生じ難い。
【0016】図3に示す浮き体7は、上部を発砲樹脂で
形成した浮き部13と、ステンレス鋼などの金属で形成
した閉塞部14から成っており、閉塞部14は下にいく
につれて細くなる円錐形状に形成してある。点滴筒2内
の補液11の液面が下がると浮き体7も下降して、閉塞
部14の下端が供給口4に入り込んで、閉塞する。先端
が細い分隙間が生じ難い。
【0017】図4に示す浮き体7は、内部が空洞のリン
グ形状の浮き部13と、金属で形成した閉塞部14から
成っており、その両者が連結部15によって連結されて
いる。リング状浮き部13が点滴筒2内壁に沿って上下
動するため、閉塞部14先端が傾かずに正確に供給口4
に嵌まることになる。浮き部13が閉塞部14よりも高
い位置にある分、補液11が点滴筒2内に残った状態で
点滴を終了するため、入り込む空気はより少なくなる。
また、もし供給口4から補液11が漏れて補液11面が
更に下がって浮き体7よりも下となると、浮き部13の
重さによって閉塞部14が供給口4に圧接して、より隙
間を小さくする。図5に示すのは、浮き部13の形状を
球形にした場合である。
【0018】図6に示すのは、点滴筒2の中の供給口4
を囲むようにガイドパイプ16を設けた場合である。ガ
イドパイプ16の中には上下動可能なように蓋状の浮き
体7が収納してある。浮き体7は上面に発泡樹脂を貼っ
て浮力を得るようになっている。ガイドパイプ16の上
端は網材17によって封じされている。点滴筒2内の補
液11が少なくなると、浮き体7が下降して供給口4を
閉塞する。ガイドパイプ16の外側に残った補液11
は、ガイドパイプ16の上端よりは下がらず、その分点
滴筒2の中には空気が入り込まない。
【0019】図7に示すのは、上部の浮き部13と下部
の蓋状の閉塞部14を、その上下に貫通する棒状のガイ
ド軸18によって一体化したものである。ガイド軸18
は、点滴筒2内壁から突き出たブラケット20・20に
貫通してあって上下動可能である。浮き体7がガイド軸
18とブラケット20・20によってガイドされている
ため、点滴筒2が傾いたりしても閉塞部14が供給口4
から離れることがなく、空気がそれ以上点滴筒2の中に
入り込まない。
【0020】図8に示すのは、点滴筒2の供給口4を囲
むように器を逆さにしたようなカバー21が設けられて
おり、そのカバー21内に浮き体7が収納されている。
カバー21内の補液11が少なくなると、浮き体7が下
降して供給口4を塞ぐ。
【0021】図9に示すのは、閉塞部14をステンレス
鋼にて形成し、供給口4の近傍に磁石22を取り付けた
場合である。補液11が少なくなって浮き体7が下降す
ると、磁石22が閉塞部14を吸引して、閉塞部14を
供給口4に密着させるものである。補液ボトル10を交
換して点滴筒2の中に補液11が溜まると、浮き体7は
浮き部13の浮力によって磁力に抗して浮き上がり、再
び供給口4から補液11が流れ出す。図9では磁石22
は供給口4下の内周に取付けられているが、外周に取り
付けても磁力が発揮されるため、外周に取り付けた方が
補液11の通り路が狭くならなくなる。
【0022】
【発明の効果】この発明は以上のような構成を有し、以
下の効果を得ることができる。 点滴筒の中に収納した浮き体が、補液が少なくなると
ともに下降して供給口を閉塞して自動的に点滴を終了す
るため、チューブや点滴筒内にそれ以上の空気が入り込
まない。したがって補液パックやボトルだけを変え、点
滴器具はそのまま継続使用しても人体に多量の空気を送
り込むことはなく、空気を抜くなどの煩雑な作業も省力
化でき、またひとつの点滴器具を反復して使用するため
コストを低減できる。 点滴が自動的に終了した時点で、チューブ内には液体
がまだ多く残った状態であるため、被投与者が空気が体
内に入り込むなどという危惧を抱くことがない。 浮き体を、浮き部と閉塞部とによって構成し、先端が
細くなった閉塞部が供給口に入り込むようにすることに
よってより確実に隙間を塞ぎ、補液が流れ落ちるのを防
ぐことができる。 浮き体を、上方の浮き部と下方の閉塞部とによって構
成し、両者を連結部によって連結することによって、補
液がより多く残っている状態で点滴を終了可能にし、入
り込む空気をより少なくすることができる。 点滴筒の中にガイドパイプを設け、ガイドパイプの中
に上下動可能に浮き体を収納したため、補液はガイドパ
イプの外側にも残り、それだけ入り込む空気が少なくな
る。 浮き体の少なくとも一部を鋼製若しくは磁石製とし、
供給口近傍には磁石若しくは鋼製部材を設けたため、浮
き体が下降してきたときに磁石が吸引して浮き体が供給
口により密着して、補液が漏れ落ちることがなくなる。 点滴筒の中に浮き体を収納しただけであるから、構成
が簡易で、点滴器具自体を安価に提供可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明を実施した点滴器具の全体図である。
【図2】点滴筒の一実施例の断面図である。
【図3】点滴筒の他の実施例の断面図である。
【図4】点滴筒の他の実施例の断面図である。
【図5】点滴筒の他の実施例の断面図である。
【図6】点滴筒の他の実施例の断面図である。
【図7】点滴筒の他の実施例の断面図である。
【図8】点滴筒の他の実施例の断面図である。
【図9】点滴筒の他の実施例の断面図である。
【図10】従来の点滴器具の全体図である。
【符号の説明】
1 チューブ 2 点滴筒 3 滴下口 4 供給口 5 注射針 7 浮き体 8 底面 9 段差 10 補液ボトル 11 補液 12 静脈 13 浮き部 14 閉塞部 15 連結部 16 ガイドパイプ 17 網材 18 ガイド軸 20 ブラケット 21 カバー 22 磁石

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液体を送るチューブの途中に設けられて
    おり、上方の滴下口から液体が滴下して下方の供給口か
    ら液体を送り出す点滴筒内に、水よりも比重の小さい浮
    き体を上下動自在に収納し、当該浮き体が液体の液面が
    下がるにつれて下降し、供給口を浮き体によって閉塞可
    能にしてなる点滴器具。
  2. 【請求項2】 浮き体は、上部を水よりも比重が小さな
    材料によって浮き部として形成し、下部が水よりも比重
    が大きな材料によって下に行くにつれて先端が細くなる
    円錐形状の閉塞部として形成し、浮き体全体として水よ
    りも比重が小さくなるよう形成したことを特徴とする請
    求項1記載の点滴器具。
  3. 【請求項3】 浮き体は、上部を水よりも比重が小さな
    材料によって浮き部として形成し、下部を水よりも比重
    が大きな材料によって閉塞部として形成し、浮き部と閉
    塞部とを連結部によって連結し、浮き体全体として水よ
    りも比重が小さくなるよう形成したことを特徴とする請
    求項1記載の点滴器具。
  4. 【請求項4】 点滴筒の中にはガイドパイプを設け、ガ
    イドパイプの中を上下動可能に浮き体を配したことを特
    徴とする請求項1記載の点滴器具。
  5. 【請求項5】 浮き体表面の少なくとも一部は鋼製若し
    くは磁石とし、供給口近傍には、浮き体表面を鋼製にし
    た場合は磁石、或いは浮き体表面を磁石とした場合は鋼
    製材料を取付けたことを特徴とする請求項1,2,3又
    は4項記載の点滴器具。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015159853A (ja) * 2014-02-26 2015-09-07 テルモ株式会社 血液バッグシステム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2015159853A (ja) * 2014-02-26 2015-09-07 テルモ株式会社 血液バッグシステム

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