JP2000324991A - 釣り具用電気浮子 - Google Patents

釣り具用電気浮子

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JP2000324991A
JP2000324991A JP11137930A JP13793099A JP2000324991A JP 2000324991 A JP2000324991 A JP 2000324991A JP 11137930 A JP11137930 A JP 11137930A JP 13793099 A JP13793099 A JP 13793099A JP 2000324991 A JP2000324991 A JP 2000324991A
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JP
Japan
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float
light
electric
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resin material
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JP11137930A
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English (en)
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Minoru Tanio
実 谷尾
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GOJI KOGYO KK
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GOJI KOGYO KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 光の照射面積を大きくして視認性を高め、ま
た、繰り返し使用のできる釣り具用電気浮子を提供する
こと。 【解決手段】 浮子本体11に備えた発光ダイオ−ド1
5の点灯光を導光して光を照射するトップ部体12を備
えると共に、このトップ部体12は、透光性の合成樹脂
材で形成した浮子トップ17と、この浮子トップ17に
被せた透光性のパイプ18とより構成し、さらに、上記
浮子トップ17には、長手方向に連続形成したプリズム
を設けた構成となっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、釣り具として使
用する電気浮子に関する。
【0002】
【従来の技術】魚の夜釣りに使用する電気浮子には、豆
電球や発光ダイオ−ドを光源として備え、この光源の光
を浮子トツプから照射させる構成のものと、浮子トツプ
を化学反応により発光する樹脂材で形成し、浮子トップ
を照射させる構成のものとがある。
【0003】このような電気浮子は、夜釣りの暗い中で
浮子の動きを光学的に視認するために使用される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】豆電球を光源に備える
電気浮子は、豆電球を点灯させるための電池が大嵩とな
ることから、太径の大形浮子となる。
【0005】したがって、細長形の電気浮子には光源と
して発光ダイオ−ドが備えられているが、ただ、このタ
イプの電気浮子は照射面積が小さいため、視認性が悪
く、夜釣りを長く続けると、目の疲労が大きくなる。
【0006】一方、浮子トップが化学反応により発光す
る構成の電気浮子は、一度発光させると、化学反応が終
わるまで発光を続けるために、一回の使用で廃棄しなれ
けばならない。
【0007】そこで、本発明では上記した実情にかんが
み、照射面積を大きくして視認性を高め、また、繰り返
し使用のできる電気浮子を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ため、本発明は、発光素子と、この発光素子を点灯させ
るための電池とを内装させた浮子本体と、この浮子本体
に固着し、上記発光素子の点灯光を導光して照射する長
形の浮子トップとからなる釣り具用電気浮子に関する。
【0009】そして、第1の発明では、浮子トップを透
光性材で形成すると共に、この浮子トップにはその長手
方向に沿って形成したプリズムを設け、導光した光を浮
子トップの外周面より照射させる構成とした釣り具用電
気浮子を提案する。
【0010】第2の発明は、第1の発明の電気浮子にお
いて、導光した光を照射する浮子トップの照射面をレン
ズ面に形成した電気浮子を提案する。
【0011】第3の発明は、第1の発明の電気浮子にお
いて、浮子トップを嵌入させてその外周面を覆うように
した透光性材からなるチュ−ブ状のパイプを設けた電気
浮子を提案する。
【0012】第4の発明は、浮子トップを光拡散系樹脂
材で形成すると共に、この浮子トップには先端側に向か
って縮小径となるようにしたテ−パ−を形成し、導光し
た光を浮子トップの外周面より照射させる構成とした電
気浮子を提案する。
【0013】第5の発明は、第1、第2の発明の電気浮
子において、浮子トップをゴム系樹脂材で形成した電気
浮子を提案する。
【0014】
【作用】第1の発明の電気浮子は、発光ダイオ−ドから
導光された光が長形の浮子トップの外周面から照射され
ることから、光の照射面積が大きく、視認性の良い電気
浮子となる。
【0015】また、第2の発明のように、照射面をレン
ズ面に形成すれば、視認性を一層高めることができる。
さらに、第3の発明では、パイプによってプリズムに付
着する水が防止されるので、プリズム効果が損なわれな
い。
【0016】第4の発明の電気浮子は、長形の浮子トッ
プの全体から照射光が発生するため、照射面積が大き
く、視認性の良い電気浮子となる。また、第5の発明の
電気浮子は、浮子トップがゴム系樹脂材で形成されてい
るので、耐衝撃性の高い電気浮子となる。
【0017】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施形態について
図面に沿って説明する。図1は電気浮子の一部切欠き正
面図であり、浮子本体11とトツプ部体12とから構成
してある。
【0018】浮子本体11は、トップ部体12を固着し
たトツプ支持部体13をその先端側に嵌着し、また、そ
の下端側には電池キャップ14が着脱自在に嵌着してあ
る。
【0019】さらに、この浮子本体11には、トップ部
体12の下端面を対接させるように配設した発光ダイオ
−ド15、この発光ダイオ−ド15を給電して点灯させ
るための電池16、発光ダイオ−ド15と電池16とを
電気接続するためのリ−ド線などが内装させてある。
【0020】トップ部体12は、図2、図3に拡大部分
図として示した如く、透光性の合成樹脂材(透明または
半透明の合成樹脂材)で細長い棒状体に形成した浮子ト
ップ17と、また、透光性のある合成樹脂材(透明また
は半透明の合成樹脂材)で形成し、浮子トップ17に被
せたチュ−ブ状のパイプ18とより構成してある。
【0021】なお、図2はトツプ部体12を拡大して示
した部分的な縦断面図、図3は図2上のA−A線に沿っ
て切断したトップ部体12の横断拡大図である。
【0022】そして、上記浮子トップ17には、長手方
向に沿って連続に形成した角形凹凸のプリズム19が設
けてある。なお、この実施形態では、プリズム19が浮
子トップ17の周囲三等分位置に縦長連続の3つのプリ
ズムとして形成してあるが、このプリズム19は必ずし
も三等分位置とする必要はなく、また、プリズムを設け
る位置の増減は任意である。
【0023】また、浮子トップ17にプリズム19を設
けることにより、浮子トップ17によって導光された光
がトップ部体12の周囲方向、つまり、図3に示したP
方向に照射される。したがって、この実施形態では、浮
子トップ17のP方向となる照射面20をレンズ面とな
るように湾曲形成し、照射光の視認性を高めている。
【0024】上記のように構成した電気浮子は、発光ダ
イオ−ド15を点灯させると、その点灯光が浮子トップ
17によって導光され、プリズム19によって反射され
ない光は浮子トップ内を反射しながら進み、プリズム1
9によって反射された光が図3のP方向、つまり、トッ
プ部体12の周囲方向に照射される。
【0025】この結果、細長いトップ部体12の長手方
向全体から照射光が発光し、その上、照射面20がレン
ズ面となっていることから、照射光が集光されるため、
照射面積が大きく、明るい照射光の電気浮子となる。ま
た、浮子トップ17にはパイプ18が被せてあるので、
プリズム19は水が付着せず、プリズム効果が損なわれ
ない。
【0026】図4、図5は上記した浮子トップ17の光
の反射を説明するための説明図である。この説明図では
浮子トップ17をアクリル樹脂材で形成し、アクリル樹
脂材の中に光源Qがあるものと仮定する。
【0027】図4において、光線Q−d1は、(Sin
i/Sinr)=1/nとなる。ただし、nはアクリル
樹脂材の屈折率である。したがって、境界面のd1点で
は、光線が空気中に屈折して射出するが、その一部は光
線d1−P1としてアクリル樹脂材内に反射する。
【0028】しかし、境界面のd2点では、光線Q−d
2が空気中には射出されず、光線d2−P2のようにア
クリル樹脂材内にすべて反射し、屈折角90°では光線
が境界面に沿って進む。
【0029】すなわち、(Sinθ/Sin90°)=
1/n、Sinθ=1/n、θ=Sin−1(1/n)
となり、アクリル樹脂材の屈折率を1.49とすると、
θ=42.2°となる。このことから、入射角θ=4
2.2°以上となる光線は全てアクリル樹脂材内に反射
する。
【0030】したがって、浮子トップ17に導光された
光はプリズム19に入射しないかぎり、浮子トップ17
より外部には射出せず、この浮子トップ内を進むことに
なる。
【0031】また、図5に示した如く、光線Q−d3の
ようにプリズム19に入射するときは、入射角θ1が4
2°近傍となるため、光線d3−Pのようにアクリル樹
脂材内を通って水平方向に反射する。
【0032】したがって、浮子トップ17に導光された
光のうちプリズム19によって反射される光が浮子トッ
プ17の周囲方向に照射される。
【0033】一方、浮子トップ17は、図6に示したよ
うに、先端側を縮小させるようにテ−パ−形成すること
が好ましい。すなわち、浮子トップ17に導光される光
は先端側に進むほど減衰するため、上記のようにテ−パ
−形成することにより、トップ部体12の全体から照射
される照射光を均一化させることができる。
【0034】また、浮子トップ17のプリズム19は連
続して形成することなく、図7に示した如く、必要に応
じて一定間隔に形成してもよい。
【0035】以上、本発明の一実施形態について説明し
たが、本発明を実施するに際しては、必ずしもパイプ1
8を浮子トップ17に被せた構成のトップ部体12とす
ることなく、パイプ18を設けずに、浮子トップ17を
そのまま使用するように実施することができる。
【0036】また、浮子トップ17は上記した実施形態
の他に、光拡散系の樹脂材によって形成することができ
る。このように構成した浮子トップは、プリズム19を
形成することなく上記した電気浮子と同様に視認性のよ
うものとなる。
【0037】上記の浮子トップ17についてはゴム系樹
脂材(ゴム入り樹脂材)で形成することによって、強度
を高めることができる。
【0038】なお、上記した実施形態では、浮子トップ
17の照射面20をレンズ面として形成したが、このレ
ンズ面を形成するか否かは任意である。
【0039】
【発明の効果】上記した通り、本発明の電気浮子は、長
形の浮子トップの全体から光を照射する構成であること
から、光の照射面積が広く、視認性の高い電気浮子とな
る。また、本発明の電気浮子は、光源としてダイオ−ド
を備えているため、繰り返し使用することができる電気
浮子となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施形態を示す電気浮子の一部切欠き正面図
である。
【図2】上記電気浮子のトップ部体を拡大して示した部
分的な縦断面図である。
【図3】図2上のA−A線に沿って切断したトップ部体
の横断拡大図である。
【図4】浮子トップに導光された光の進行状態を説明す
るための説明図である。
【図5】浮子トップのプリズムによって反射された照射
光を説明するための説明図である。
【図6】浮子トップを示す部分図である。
【図7】プリズムを一定間隔に形成した浮子トップを示
す図6同様の部分図である。
【符号の説明】
11 浮子本体 12 トップ部体 15 発光ダイオ−ド 16 電池 17 浮子トップ 18 パイプ 19 プリズム

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発光素子と、この発光素子を点灯させる
    ための電池とを内装させた浮子本体と、この浮子本体に
    固着し、上記発光素子の点灯光を導光して照射する長形
    の浮子トップとからなる釣り具用電気浮子において、上
    記浮子トップを透光性材で形成すると共に、この浮子ト
    ップにはその長手方向に沿って形成したプリズムを設
    け、導光した光を浮子トップの外周面より照射させる構
    成としたことを特徴とする釣り具用電気浮子。
  2. 【請求項2】 導光した光を照射する浮子トップの照射
    面をレンズ面に形成したことを特徴とする請求項1記載
    の釣り具用電気浮子。
  3. 【請求項3】 浮子トップを嵌入させてその外周面を覆
    うようにした透光性材からなるチュ−ブ状のパイプを設
    けたことを特徴とする請求項1記載の釣り具用電気浮
    子。
  4. 【請求項4】 発光素子と、この発光素子を点灯させる
    ための電池とを内装させた浮子本体と、この浮子本体に
    固着し、上記発光素子の点灯光を導光して照射する長形
    の浮子トップとからなる釣り具用電気浮子において、上
    記浮子トップを光拡散系樹脂材で形成すると共に、この
    浮子トップには先端側に向かって縮小径となるようにし
    たテ−パ−を形成し、導光した光を浮子トップの外周面
    より照射させる構成としたことを特徴とする釣り具用電
    気浮子。
  5. 【請求項5】 浮子トップをゴム系樹脂材で形成したこ
    とを特徴とする請求項1または4に記載した釣り具用電
    気浮子。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100854095B1 (ko) 2008-03-11 2008-08-25 홍웅차 낚시용 다단 발광체 및 이를 이용한 낚시용 전자찌
KR20190087762A (ko) * 2018-01-17 2019-07-25 박열림 전자발광 기능을 갖춘 낚시찌
JP2021136963A (ja) * 2020-03-06 2021-09-16 崇人 今井 電気浮子

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100854095B1 (ko) 2008-03-11 2008-08-25 홍웅차 낚시용 다단 발광체 및 이를 이용한 낚시용 전자찌
KR20190087762A (ko) * 2018-01-17 2019-07-25 박열림 전자발광 기능을 갖춘 낚시찌
KR102148501B1 (ko) * 2018-01-17 2020-08-26 박열림 전자발광 기능을 갖춘 낚시찌
JP2021136963A (ja) * 2020-03-06 2021-09-16 崇人 今井 電気浮子
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