JP2000324884A - ブラシレスモータ減速方式 - Google Patents
ブラシレスモータ減速方式Info
- Publication number
- JP2000324884A JP2000324884A JP11126625A JP12662599A JP2000324884A JP 2000324884 A JP2000324884 A JP 2000324884A JP 11126625 A JP11126625 A JP 11126625A JP 12662599 A JP12662599 A JP 12662599A JP 2000324884 A JP2000324884 A JP 2000324884A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- brushless motor
- speed
- circuit
- motor
- pulse
- Prior art date
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- Pending
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- Control Of Motors That Do Not Use Commutators (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ブラシレスモータの速度を減速する場合、従
来の方式で軸負荷が小さく減速の量が大きい場合には、
初期の速度から減速後の速度に到るまで長時間かかり減
速の効率が悪いという課題があった。 【解決手段】 ブラシレスモータの減速信号Sを用いて
パルスを発生させ、前記パルスの発生している間のみブ
ラシレスモータ4の各相間を相間短絡により制動をかけ
ブラシレスモータの減速をより効率よく行うことを特徴
とするブラシレスモータ減速方式としたものである。
来の方式で軸負荷が小さく減速の量が大きい場合には、
初期の速度から減速後の速度に到るまで長時間かかり減
速の効率が悪いという課題があった。 【解決手段】 ブラシレスモータの減速信号Sを用いて
パルスを発生させ、前記パルスの発生している間のみブ
ラシレスモータ4の各相間を相間短絡により制動をかけ
ブラシレスモータの減速をより効率よく行うことを特徴
とするブラシレスモータ減速方式としたものである。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はブラシレスモータを
効率よく減速するのに好適なブラシレスモータ減速方式
に関するものである。
効率よく減速するのに好適なブラシレスモータ減速方式
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のブラシレスモータにおいて、その
速度を減速する場合は、単にブラシレスモータへの電源
を供給を停止するなどして、軸負荷、空気抵抗などによ
り自然に減速させる、あるいはモータを一旦制動により
停止させ、その後減速時の速度に起動させるのが一般的
であった。
速度を減速する場合は、単にブラシレスモータへの電源
を供給を停止するなどして、軸負荷、空気抵抗などによ
り自然に減速させる、あるいはモータを一旦制動により
停止させ、その後減速時の速度に起動させるのが一般的
であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の方式で軸負荷が小さく減速の量が大きい場合には、
初期の速度から減速後の速度に到るまで長時間かかり減
速の効率が悪い、あるいは一旦停止させた後起動させる
ため減速後の速度にするのに長時間かかり減速の効率が
悪いという課題があった。
来の方式で軸負荷が小さく減速の量が大きい場合には、
初期の速度から減速後の速度に到るまで長時間かかり減
速の効率が悪い、あるいは一旦停止させた後起動させる
ため減速後の速度にするのに長時間かかり減速の効率が
悪いという課題があった。
【0004】本発明は、このような従来の課題を解決す
るものであり、ブラシレスモータを効率よく減速するの
に好適なブラシレスモータ減速方式を提供することを目
的とする。
るものであり、ブラシレスモータを効率よく減速するの
に好適なブラシレスモータ減速方式を提供することを目
的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は、ブラシレスモータの減速信号を用いてパル
スを発生させ、前記パルスの発生している間のみブラシ
レスモータの各相間を相間短絡することにより制動をか
ける、あるいは逆転制動により制動をかけることを特徴
とするブラシレスモータ減速方式としたものである。
に本発明は、ブラシレスモータの減速信号を用いてパル
スを発生させ、前記パルスの発生している間のみブラシ
レスモータの各相間を相間短絡することにより制動をか
ける、あるいは逆転制動により制動をかけることを特徴
とするブラシレスモータ減速方式としたものである。
【0006】これにより、ブラシレスモータの減速時間
が短縮され、より効率よくブラシレスモータを減速する
ことができる。
が短縮され、より効率よくブラシレスモータを減速する
ことができる。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、ブラシレスモータ減速方式であって、前記ブラシレ
スモータの減速信号を用いてパルスを発生させ、前記パ
ルスの発生している間のみブラシレスモータの各相間を
相間短絡することにより制動をかけブラシレスモータの
減速をより効率よく行うという作用を有する。
は、ブラシレスモータ減速方式であって、前記ブラシレ
スモータの減速信号を用いてパルスを発生させ、前記パ
ルスの発生している間のみブラシレスモータの各相間を
相間短絡することにより制動をかけブラシレスモータの
減速をより効率よく行うという作用を有する。
【0008】請求項2に記載の発明は、ブラシレスモー
タを逆回転させる逆転制動により制動をかけることを特
徴としたものであり、制動力の大きい逆転制動を用いる
ためさらに効率よくブラシレスモータの減速を行うこと
ができるという作用を有する。
タを逆回転させる逆転制動により制動をかけることを特
徴としたものであり、制動力の大きい逆転制動を用いる
ためさらに効率よくブラシレスモータの減速を行うこと
ができるという作用を有する。
【0009】請求項3に記載の発明はパルスを時限回路
の出力としたことを特徴としたものであり、時限回路の
出力によりブラシレスモータに制動をかけることができ
るため、制動をかける時間を容易に調節でき、より効率
よくブラシレスモータの減速を行うことができるという
作用を有する。
の出力としたことを特徴としたものであり、時限回路の
出力によりブラシレスモータに制動をかけることができ
るため、制動をかける時間を容易に調節でき、より効率
よくブラシレスモータの減速を行うことができるという
作用を有する。
【0010】
【実施例】以下本発明の実施例について、図面を参照し
て説明する。
て説明する。
【0011】(実施例1)図1においてパルス発生回路
1には、減速信号Sが入力され相間短絡回路2に接続さ
れている。前記相間短絡回路2はブラシレスモータ駆動
回路3に接続され、前記ブラシレスモータ駆動回路3に
はブラシレスモータ4が接続されている。また、前記ブ
ラシレスモータ4には速度検出回路5が接続され、前記
速度検出回路5は速度制御回路6に接続されている。前
記速度制御回路6は前記駆動回路3に接続されており前
記ブラシレスモータ5を一定速度で回転させる。また、
前記速度制御回路5には前記減速信号Sが接続され、前
記減速信号Sが入力されると前記ブラシレスモータ4を
減速後の所定速度で制御する。
1には、減速信号Sが入力され相間短絡回路2に接続さ
れている。前記相間短絡回路2はブラシレスモータ駆動
回路3に接続され、前記ブラシレスモータ駆動回路3に
はブラシレスモータ4が接続されている。また、前記ブ
ラシレスモータ4には速度検出回路5が接続され、前記
速度検出回路5は速度制御回路6に接続されている。前
記速度制御回路6は前記駆動回路3に接続されており前
記ブラシレスモータ5を一定速度で回転させる。また、
前記速度制御回路5には前記減速信号Sが接続され、前
記減速信号Sが入力されると前記ブラシレスモータ4を
減速後の所定速度で制御する。
【0012】上記構成により減速信号Sが入力されると
パルス発生回路1より一定時間のパルスが発生し相間短
絡回路2を作動させブラシレスモータ4にパルス発生時
間制動をかける、それによりブラシレスモータ4の速度
は短時間で減速し、所定の速度で回転させることができ
る。
パルス発生回路1より一定時間のパルスが発生し相間短
絡回路2を作動させブラシレスモータ4にパルス発生時
間制動をかける、それによりブラシレスモータ4の速度
は短時間で減速し、所定の速度で回転させることができ
る。
【0013】図2は本発明のブラシレスモータ減速方式
による速度特性のグラフ及び減速信号S、パルス発生回
路1の出力信号の状態を示す。縦軸はブラシレスモータ
4の速度及び減速信号S、パルス発生回路1の出力信号
の状態を表し、横軸は時間を表している。N1は減速前
のブラシレスモータ4の速度、N2は減速後の速度であ
る。初期ブラシレスモータ4は速度N1で回転している
が減速信号Sがのように変化すると速度N2で回転す
るよう速度制御回路5は動作する。その際従来のブラシ
レスモータ4の速度はのように変化し速度N2になる
が、本発明のブラシレスモータ減速方式では減速信号S
が変化すると、パルス発生回路1よりのような信号が
出力されAの区間のみ相間短絡回路2を作動させる。相
間短絡回路2が作動することによりブラシレスモータ4
の速度はのように変化する。以上のように動作し、ブ
ラシレスモータ4の速度は短時間で減速後の速度N2に
移行することができる。
による速度特性のグラフ及び減速信号S、パルス発生回
路1の出力信号の状態を示す。縦軸はブラシレスモータ
4の速度及び減速信号S、パルス発生回路1の出力信号
の状態を表し、横軸は時間を表している。N1は減速前
のブラシレスモータ4の速度、N2は減速後の速度であ
る。初期ブラシレスモータ4は速度N1で回転している
が減速信号Sがのように変化すると速度N2で回転す
るよう速度制御回路5は動作する。その際従来のブラシ
レスモータ4の速度はのように変化し速度N2になる
が、本発明のブラシレスモータ減速方式では減速信号S
が変化すると、パルス発生回路1よりのような信号が
出力されAの区間のみ相間短絡回路2を作動させる。相
間短絡回路2が作動することによりブラシレスモータ4
の速度はのように変化する。以上のように動作し、ブ
ラシレスモータ4の速度は短時間で減速後の速度N2に
移行することができる。
【0014】(実施例2)図3においてパルス発生回路
1,ブラシレスモータ駆動回路3,ブラシレスモータ
4、速度検出回路5,速度制御回路6は、実施例1と同
様なのでここでの説明は省略する。パルス発生回路1は
逆転制動回路7が接続され前記逆転制動回路7はブラシ
レスモータ駆動回路3に接続され、以上のように本実施
例2は構成されている。
1,ブラシレスモータ駆動回路3,ブラシレスモータ
4、速度検出回路5,速度制御回路6は、実施例1と同
様なのでここでの説明は省略する。パルス発生回路1は
逆転制動回路7が接続され前記逆転制動回路7はブラシ
レスモータ駆動回路3に接続され、以上のように本実施
例2は構成されている。
【0015】そしてこの実施例によれば、相間短絡回路
より制動力の大きい逆転制動回路を用いているためブラ
シレスモータ4の減速をさらに短時間で行うことがで
き、さらに効率よくブラシレスモータの減速を行うこと
ができる。
より制動力の大きい逆転制動回路を用いているためブラ
シレスモータ4の減速をさらに短時間で行うことがで
き、さらに効率よくブラシレスモータの減速を行うこと
ができる。
【0016】(実施例3)図4において相間短絡回路
2,ブラシレスモータ駆動回路3,ブラシレスモータ
4、速度検出回路5,速度制御回路6は実施例1と同様
なのでここでの説明は省略する。時限回路8には、減速
信号Sが入力され相間短絡回路2に接続されている。
2,ブラシレスモータ駆動回路3,ブラシレスモータ
4、速度検出回路5,速度制御回路6は実施例1と同様
なのでここでの説明は省略する。時限回路8には、減速
信号Sが入力され相間短絡回路2に接続されている。
【0017】上記構成により減速信号Sが入力されると
時限回路8より一定時間相間短絡回路2を作動させブラ
シレスモータ4に制動をかける、それによりブラシレス
モータ4の速度は短時間で減速し、所定の速度で回転さ
せることができる。
時限回路8より一定時間相間短絡回路2を作動させブラ
シレスモータ4に制動をかける、それによりブラシレス
モータ4の速度は短時間で減速し、所定の速度で回転さ
せることができる。
【0018】時限回路の出力によりブラシレスモータに
制動をかけることができるため、制動をかける時間を容
易に調節できより効率よくブラシレスモータの減速を行
うことができる。
制動をかけることができるため、制動をかける時間を容
易に調節できより効率よくブラシレスモータの減速を行
うことができる。
【0019】
【発明の効果】上記実施例の記載から明らかなように、
請求項1記載の発明によれば、ブラシレスモータの減速
をより効率よく行うことができるという有利な効果が得
られる。
請求項1記載の発明によれば、ブラシレスモータの減速
をより効率よく行うことができるという有利な効果が得
られる。
【0020】請求項2記載の発明によれば、さらに効率
よくブラシレスモータの減速を行うことができるという
効果が得られる。
よくブラシレスモータの減速を行うことができるという
効果が得られる。
【0021】請求項3記載の発明によれば制動をかける
時間を容易に調節できるためより効率よくブラシレスモ
ータの減速を行うことができるという有利な効果を奏す
るものである。
時間を容易に調節できるためより効率よくブラシレスモ
ータの減速を行うことができるという有利な効果を奏す
るものである。
【図1】本発明の実施例1による電気的構成を示すブロ
ック図
ック図
【図2】本発明の実施例1における動作説明のためのタ
イミングチャート
イミングチャート
【図3】本発明の実施例2による電気的構成を示すブロ
ック図
ック図
【図4】本発明の実施例3による電気的構成を示すブロ
ック図
ック図
1 パルス発生回路 2 相関短絡回路 3 駆動回路 4 ブラシレスモータ 5 速度検出回路 6 速度制御回路 7 逆転制動回路 8 時限回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 塩 幸広 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 5H560 BB12 DB01 HB03 HB05 UA10 XA04
Claims (3)
- 【請求項1】 ブラシレスモータの減速信号を用いてパ
ルスを発生させ、前記パルスの発生している間のみブラ
シレスモータの各相間を相間短絡により制動をかけるこ
とを特徴とするブラシレスモータ減速方式。 - 【請求項2】 ブラシレスモータの減速信号を用いてパ
ルスを発生させ、前記パルスの発生している間のみブラ
シレスモータを逆回転させる逆転制動により制動をかけ
ることを特徴とするブラシレスモータ減速方式。 - 【請求項3】 パルスを時限回路の出力としたことを特
徴とする請求項1、2のいずれか1項に記載のブラシレ
スモータ減速方式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11126625A JP2000324884A (ja) | 1999-05-07 | 1999-05-07 | ブラシレスモータ減速方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11126625A JP2000324884A (ja) | 1999-05-07 | 1999-05-07 | ブラシレスモータ減速方式 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000324884A true JP2000324884A (ja) | 2000-11-24 |
Family
ID=14939832
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11126625A Pending JP2000324884A (ja) | 1999-05-07 | 1999-05-07 | ブラシレスモータ減速方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000324884A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7804261B2 (en) | 2006-12-01 | 2010-09-28 | Honda Motor Co., Ltd | Motor control method and motor control apparatus |
-
1999
- 1999-05-07 JP JP11126625A patent/JP2000324884A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7804261B2 (en) | 2006-12-01 | 2010-09-28 | Honda Motor Co., Ltd | Motor control method and motor control apparatus |
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